JPH0544672B2 - - Google Patents

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JPH0544672B2
JPH0544672B2 JP58033224A JP3322483A JPH0544672B2 JP H0544672 B2 JPH0544672 B2 JP H0544672B2 JP 58033224 A JP58033224 A JP 58033224A JP 3322483 A JP3322483 A JP 3322483A JP H0544672 B2 JPH0544672 B2 JP H0544672B2
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Masahiro Tomosada
Yukio Kasuya
Hideki Adachi
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to DE19843407064 priority patent/DE3407064A1/de
Priority to GB08405108A priority patent/GB2138582B/en
Publication of JPS59159180A publication Critical patent/JPS59159180A/ja
Priority to US07/309,975 priority patent/US4922296A/en
Publication of JPH0544672B2 publication Critical patent/JPH0544672B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動原稿露光(以下、AEと言う)
装置を有する複写装置、特に自動原稿給送装置
(以下、ADFと言う)を使用する場合に関するも
のである。従来、この種の装置は、AEの為の予
備走査を行なう際に光学系が前進するがその間に
AE測定を実行し原稿濃淡を読み取りその値を保
持し、定常状態におけるホームポジシヨン(以
下、ホームポジシヨンAと言う)とは異なる地点
にあるホームポジシヨン(以下、ホームポジシヨ
ンBと言う)において光学系が折り返し前進から
後進へと変わる。そしてホームポジシヨンAに再
び戻り、そこからAE測定で得られた原稿濃淡に
応じて原稿露光ランプの発光量を制御し点灯させ
像形成を行なう場合が多い。
しかし、この場合は、ADFにおける原稿の給
紙及び排紙が行なわれている間は、AE測定の為
の予備走査を行なうことはできない。
従つて、ADFの給紙及び排紙、或いはAEの予
備走査に要する時間がコピースピードの低下を招
く恐れがあつた。
本発明は上述した従来の欠点を除去するもの
で、原稿給送装置を使用した場合の原稿濃度検知
を含む像形成に要する時間をできるだけ短くし、
効率的な像形成を可能とする複写装置を提供する
ことを目的とするものである。
即ち、本発明は原稿を露光位置へ搬送し、停止
させ、露光終了後排出させる搬送手段と、露光位
置の原稿を第1の位置から露光走査するための往
復動する露光走査手段と、上記露光走査手段によ
り露光走査される原稿の濃度を検出する濃度検出
手段と、1枚の原稿に対する像形成回数を設定す
る設定手段と、上記露光走査手段により露光走査
される原稿の画像を形成する像形成手段と、上記
濃度検出手段により検出された原稿の濃度に応じ
て上記像形成手段により形成される画像の濃度を
調整する濃度調整手段と、上記設定手段により設
定された像形成回数分の最後の露光動作の前まで
は、上記露光走査手段が1回の露光動作を終了す
る毎に上記露光走査手段を直ちに上記第1の位置
へ復動させ、上記第1の位置へ到達すると直ちに
次の露光動作を開始させ、上記設定手段により設
定された像形成回数分の最後の露光動作を終了す
ると上記露光走査手段を上記第1の位置へ復動さ
せ、上記第1の位置へ到達すると直ちに上記第1
の位置よりも露光走査方向に関して下流側の所定
位置まで移動させて待機させるとともに、上記原
稿搬送手段に対して露光済の原稿の排出と露光位
置へ次の原稿の供給を行わせるための信号を出力
し、上記原稿搬送手段から上記原稿搬送手段が露
光済の原稿を排出し次の原稿を露光位置へ停止さ
せたことを示す信号を受け取ると、上記露光走査
手段を上記所定位置から上記第1の位置まで復動
させながら露光位置の原稿の濃度を検出させる制
御手段と、を有する複写装置の提供にある。
第1図は、本実施例である。
100は複写機の本体であり200は、これに
接続された外部付加装置(この場合は、ADF)
である。複写機本体とADFとは、第2図に示す
信号によつて結合されている。
33は感光ドラムであり矢印の時計回りに回転
している。50はメインモータであり、33をは
じめ、44定着器や、41搬送部、38給紙ロー
ラ等、又21原稿照明ランプをを含めた光学系駆
動を含め、全ての駆動をチエーン(不図示)によ
つて行なつている。
又31は、高圧帯電器である。これによつて3
3感光ドラム上に電荷がチヤージされる。そし
て、A点において露光され静電潜像が形成された
後に29の現象器内の現象ローラ34にてトナー
が付着し可視像化される。そして、転写帯電器4
0において転写紙にトナー像が転写される訳であ
るが、これに先立つて、トナー像の先端と転写紙
の先端とが一致する様なタイミングでカセツト3
7から給紙ローラ38の回転によつて給紙され、
レジストローラ39によつて、紙が送り出され
る。この時、原稿の露光は21原稿照明ランプに
よつて照光されており、21を含む光学系は矢印
方向に原稿を走査しながら反射ミラー24,2
5,27、及び28、そしてレンズ26を経て3
3感光ドラム上のA点に結像し、露光が原稿の全
面にわたり行なわれる。48はレジストセンサで
ある。このセンサによつてレジストローラ39が
回転を開始し、前述の如く画像の先端が一致させ
る様になつている。22及び23は、反転センサ
であるが、22Bは、AE測定時における予備走
査のホームポジシヨンBであると同時に、カセツ
ト37がスモールサイズ(例えばB5、A4サイズ
等)の光学系反転位置でもある。一方23はラー
ジサイズ(例えば、A3サイズ等)の光学系反転
位置である。
転写を終えた感光ドラム33は、35クリーナ
部のクリーナブラシ36によつて清掃された後に
イレーサ32によつて静電的にクリーニングされ
次の帯電に備える。一方、トナー像が転写された
転写紙は、感光ドラムと分離され紙搬送部41に
よつて搬送された定着器に向う。
この時、吸引フアン42によつて下向きに引き
付けられながら搬送を続ける。定着ローラ44に
よつて定着され、やがて完成されたコピーが排紙
コロ46によつて排紙トレー47に排出される。
45は、定着ローラ44を清掃する為のウエブ
を巻き取るウエブモータである。43は電源トラ
ンスであり、30は21照明ランプの熱を逃がす
排熱フアンである。
次に、ADF側の各部の名称と動作の説明を行
なう。先ず、操作者が原稿を原稿載置トレイ1に
載置するとAF原稿センサ10が原稿を感知する。
ここでAFとは、ADFを構成する機構の一つであ
り第1図における300に相当するものであり、
200と共に一つの機能を果たすもので、200
をDFと呼んでおり、AF+DFで、一つのシステ
ム機能、すなわち、ADFとして、呼ぶことにし
ている。AFは、オートフイーダーの略であり、
DFは、ドキユメントフイーダーの略である。こ
の様な機構において、原稿を載置し、操作表示部
内にあるADFスタートスイツチDがオンされる
と、ピツクアツプローラ2が降下する。所定時間
経過後にAFモータ(不図示)が回転し、積載さ
れた原稿のうち最上部の原稿が搬送され始める。
矢印の方向に動作する分離ベルト3,4間を搬送
される原稿先端がAFタイミングセンサ11によ
り検知されると、ピツクアツプローラ2は上方へ
移動する。そして原稿はAF部300からDF部2
00へと搬送される。原稿先端がDF原稿センサ
12で検知されると分離ベルト4を押し下げる。
又、分離ベルト3,4の動作が停止する。そし
て、所定時間が経過した後AF部の動作は停止す
る。
又、DF部において、DF原稿センサ12が原稿
先端を検知すると、押えローラ5が下方に移動し
原稿を押える。そして、DFモータ(不示図)が
回転を開始しDF部押えローラ5、搬送ローラ6、
ベルト駆動ローラ15、ターンローラ16、排出
ローラ8が回転する。これにより、原稿はAF部
よりも速い速度で搬送され始める。
原稿が搬送ローラ6を通過すると原稿の先端が
入口センサ13により検知され、この時点から
DFモータに同期したクロツク発生器(不示図)
により発生するクロツクパルスをカウントする。
そして、押えローラ5は上方へ移動する。次に原
稿は全面ベルト7と原稿プラテンガラス20の間
に入り込み、全面ベルト7により搬送される。
原稿の後端を入口センサ13が検知するとAF
部に次に給送すべき原稿があれば、前述の如く次
の原稿の給送を開始する。この原稿はDF原稿セ
ンサ12の位置で待機している。又、クロツク発
生器から発生するパルス数が所定値になるとDF
モータを停止し、複写機本体にCOPY START
信号を送出する。
ところで49は、感光ドラム33の表面電位を
測定する為の電位センサーである。一般に感光ド
ラムの表面電位は、第3図の様になつている。コ
ロナ放電によつてドラム表面電位はVoまで帯電
される、そして露光ポイントAまでの間に暗滅衰
してしまう。露光ポイントAは、原稿照明ランプ
21によつて原稿が照射され反射によつて生じた
原稿濃度に応じた光が露光される。この時に原稿
が淡い場合には、反射光量も多く従つて第3図に
示すVL付近まで表面電位は下がる。又反対に原
稿が濃い場合には、反射光量は少なくなり、表面
電位は余り下らない。従つてこの表面電位を読み
取ることにより原稿の濃淡を判定することが可能
となる。次にドラム表面電位の測定から原稿照明
ランプの光量制御に至るまでの回路図を第5−1
図に示す。第5−1図においてQ525はオペア
ンプでありR501及びC501と共に積分器を
構成している。これによりドラム表面電位を一定
時間積分を行ない、この値によつて第4図に示す
様がカーブを得て、原稿照明ランプの光量を制御
する為のランプ制御電圧VLiNTを作る。又、5
30はトランジスタであり、523は、FETで
ある。これらは、ゲート回路を構成しており、第
6図に示すe信号が入力される。又、531はト
ランジスタであり、524はFETである。これ
らは、C501にチヤージされた電荷をリセツト
する為のリセツト回路を構成している。ここに
は、第6図に示すf信号が入力される。第4図に
示す様に本実施例に用いたAE装置には、
VLiNT maxとVLiNT minという2つのリミツ
タ機能を有している。この機能を実現するが、オ
ペアンプ526、定電流回路527,528、リ
ミツタ529、バツフア532の各素子による構
成である。第5−2図の表に示す様に濃い原稿の
時のドラム表面電位出力V1は、10Vとなり淡い
原稿の時は、ドラム表面電位出力V1は12Vとな
る。さらにこれに対応した積分器出力V2は濃い
場合は16V、濃い場合は12Vとなる。次に差動増
巾器526の利得はA=2である。原稿濃淡が予
め定められた濃さより濃い場合には、例えばV2
=16Vとする時、526の出力は4Vとなり定電
流回路を流れる電流i5は0となりVLiNT=16V
であるから原稿を飛ばし、(淡くなる方向へもつ
ていく)適正な露光量が得られる様、原稿照明ラ
ンプを点灯する。
反対に、原稿が淡い場合、例えばドラム表面電
位出力V1が11V以上で第5−2図の表に示す12V
である場合、差動増幅器526の出力は8Vとな
りリミツタ529によつて8Vにリミツトされる。
V4出力は、8Vとなる。従つてVLiNT=10Vであ
る。さらに、ドラム表面電位が10Vから11Vの間
では、次式の傾きを持つグラフで示される。この
様子を第4図に示す。
VLiNT=16−(R504×R505)/(V4−4)
……式(1) 以上示した様に、上限及び下限にリミツタを設
けることによつて必要以上に複写画像を濃くした
り或いは淡くしたりすることを防ぐことが、可能
となる。
ところで、後述するが、本実施例では、感光ド
ラム33の回転速度が変化している。これはメイ
ンモータ50の回転速度を高速回転及び低速回転
の二種類に使い分けている為であり、等倍のコピ
ーを行なう場合は、高速回転を選択し、又縮小、
拡大を行なう場合は、低速回転を選択する。この
時の積分器の時定数を変化させる為に第5図に示
す点線部分の回路を有しており、R501とパラ
レルに抵抗を接続させる様にしている。
又プロセススピードの変化に伴い、第8図に示
す原稿面上の斜線部分を常に読み取る為には、
AE測定時間、t2を可変にしなければならない。
詳細については、後述する。
以上の様にして、第8図に示す、原稿の特定の
部分について濃淡を読み取り、像形成時における
原稿照明ランプの光量を制御している。
又、前述の如く、上限及び下限にリミツタを設
けているが、できる限り多種の原稿に対応させる
為に調整個所を3ケ所について設けてある。
第5図において、第1の方法として、526に
ついてのレベルシフトである。これは、VR10
1によつて行なう。次は第2の方法として濃淡制
御の傾きである。これはR505(これをVR1
02として可変抵抗器と見なす)によつて行な
う。式(1)に示すカーブである。第3の方法として
リミツタ529におけるVR103である。これ
は、グラフで示すと、第4図において点に相当
する。ここで第4図を用いて調整方法を説明する
と、前述の第1の方法によつて点を決定する。
次に第2の方法での傾きを決定する。次に第3
の方法で点を決定して調整を完了する。
なお、第5図に示す109は高圧トランスであ
り、31は、高圧帯電器である。これは、原稿濃
淡を測定する以前に、やはりドラム表面電位を4
9センサによつて測定し、109高圧トランスを
介して制御する、いわゆる、電位制御を実行して
いる。これは装置のメインパワースイツチを投入
した後コピーキーの投入前ウエイト中又はスタン
バイ中の時間帯でドラムを所定時間回転させ1次
帯電器31を動作させセンサにより表面電位を一
定電位に収束させ、装置を標準状態にセツトする
のである。この場合、ホーム位置22A(第1図)
付近に標準白色板を設け、ランプ21をスライド
レバー907のレベル5で点灯しその時の白色板
からの反射光により作られた明潜像の電位をセン
サ49により検知して、ランプ21の光量を制御
し明電位を所定値に収束させることができる。ラ
ンプ21を消灯した状態で測定し帯電器31を制
御することで暗部電位の安定化が可能となる。
尚、第6図にてAE測定時のランプ光量は濃度
選択レバー907における5の位置の特定光量に
相当するが、前後近辺の光量でも可能である。
次に、本実施例における各ユニツト部の動作タ
イミングチヤート及びフローチヤートを第6図、
第7図、第8図に示す。説明の順序は、操作者が
ADFを使用し原稿を2枚コピーする場合につい
て、ADFの動きとこれに続く本体の複写シーケ
ンスの順になつている。
前述の如く操作者がADFのうちAF部にある原
稿載置トレイ1に原稿をセツトした後、ADFス
タートスイツチを押すことによりADFは動作状
態に入る。そして原稿の中から上側より一枚づつ
分離しDF部によつて所定の位置に原稿が到達す
ると(第1図では、C点)ADFから本体にし対
COPY START信号を送出する。これは、第7
図におけるステツプ701に相当しており複写機本
体では、このCOPY START信号を受けてコピ
ー動作を開始する。先ず、ADFが誤動作しない
様にADF STRT信号をリセツトしておく。これ
は、コピー動作終了の反転時までリセツトされた
ままの状態である。次にAEの測定の為、光学系
の前進が始まるが、この時AEの測定に備えて第
5図に示すAE測定回路のピークホールド回路の
リセツトする為第6図に示すAEリセツト信号を
発生させる。又、このAEリセツト信号は、コピ
ー動作が開始する前に発生されており、コピー中
にトナーや転写紙が無くなつて、連続コピー動作
が中断した場合でコピーを再開する場合は、この
リセツト回路が働かない様にしているので、この
様な場合のコピー再開は、AE測定を実行しない
様なシーケンスになつている。さて、前進動作を
開始した光学系はステツプ702に示すとおり、ホ
ームポジシヨンBをセンスするまで前進を続け
る。そして、ホームポジシヨンBをセンスした
時、光学系は、前進から後進へと変わり、原稿照
明ランプ21は標準の明るさで点灯される。
この様子は、タイムチヤート第6図のh,iに
示される。なお、この標準の明るさは、AE測定
毎に変化することはなく、常に一定である。又こ
の場合のホームポジシヨンBは、第1図の22B
である。
光学系が後進動作を開始してからT1時間経過
した時、AE測定を開始する為に第6図に示す(e)
AE測定信号を発生する。これは、第7図ステツ
プ703に相当する。そして、ステツプ704では、さ
らにT2時間経過してからAE測定信号は発生を止
められる。これは、第8図に示す斜線部分を測定
する為である。又、第8図の中で+αとあるのは
第1図に示した露光点Aと表面電位の測定点Bま
での距離的なずれを補正する為である。ところで
AE測定信号は、光学系後進が開始してから、時
間T1及びT2で決定されるが、本実施例の様にメ
インモータ50から全ての駆動源を得ている場
合、メインモータの回転速度が変化する様な場合
には当然のことに光学系の後進の速さも変化す
る。このことは、AE測定信号の幅にも影響を与
えることになる。例えば、高速回転と低速回転の
二通りモータ回転速度がある場合、第8図に示し
た斜線部分の原稿濃度を読み込みたい場合におい
てはモータ高速回転時は、AE測定幅t2は短かく
又反対に、低速回転時にt2を長く設定する必要が
ある。これは、第5図に示した、AE測定回路の
“AE測定”端子に入力されるが高速又は低速の判
断はソフトウエアによつてなされており、本実施
例では、等倍コピー時には、高速回転、縮小及び
拡大時には、低速回転となつている。ステツプ7
05においては、後進動作中の光学系がホームポ
ジシヨンAに達したかを判断しており、もし、ホ
ームポジシヨンAに到達したならば、AE測定で
得られた画像濃淡に対応したVLiNT信号で原稿
照明ランプの光量を決定し点灯し、原稿露光及び
静電潜像形成の為の光学系前進に入る。又、この
時、給紙も行なわれる。ステツプ706以降は、通
常の複写コピーシーケンスと同じであるが、第1
図に示した37紙カセツトサイズがラージサイズ
か又は、スモールサイズかのいずれかで反転の位
置が変わる。
つまりラージサイズの場合は23反転センサで
光学系が前進から後進へと変わり、スモールサイ
ズでは22B反転センサで反転する。
22B反転センサは、前述の如くホームポジシ
ヨンでもある。ステツプ707では、所定のコピー
枚数の終了かどうかを見てもし、所定の枚数に達
していればADF START信号を送出してADFに
対して、原稿の取替えを指示する。
これを受けてADFにおいては、原稿の給紙、
或いは、排紙動作に入る。本実施例では、第6図
に示す様に、原稿2枚に対しコピー枚数は1枚で
あるのでステツプ707においては、直ちにADF
START信号が発生する。ここでもし、コピー枚
数が複数枚設定であるならば、次のコピーに備え
てハロゲンランプを点灯することになるが点灯す
るタイミングは、ハロゲンランプ等の立ち上がり
時間を孝りよして早めに点灯することになる。し
かし、反転センサ22Bと23とでは反転してか
らハロゲンが点灯するまでの時間は当然違つてく
る。そこでステツプ706において紙カセツトサイ
ズによつてタイマー値T3及びT4を選択させるこ
とによりこの問題が解決できる。
ステツプ708においは、所定の枚数が終了した
かどうかを判断して、もし終了していなければコ
ピー動作を繰り返す為にへジヤンプする。も
し、コピー枚数が所定の数に達していれば光学系
前進を開始し、ホームポジシヨンBに向う。そし
てホームポジシヨンBに到達すると光学系前進は
停止してADFからのCOPY START信号を見
る。(ステツプ709)もし、COPY START信号
がT5時間以内に来ればADFにおいて原稿の給排
紙が完了したことになるので、AE測定の為の光
学系後進を始める様ににジヤンプする。一方ス
テツプ710においては所定の時間T5が経過しても
ADFからCOPY START信号が無い場合は、ホ
ームポジシヨンBにいる光学系をホームポジシヨ
ンAに引き戻す為に光学系後進を開始させる。そ
して、ホームポジシヨンAに戻つたならば光学系
の後進を停止させ一連のコピーシーケンスを終了
させる。
尚、変倍コピー時測定時間t2(第6,8図)を
長くした場合は第5−1図のAE回路の積分時定
数を大きくして等倍コピー時の積分量と同等にす
る。又短くした場合は小さくする。これにより等
倍、変倍に係らずAE制御を正確に実行できる。
この点は走査速度、ドラム速度が変化する他の複
写モードであつても適用できる。又、AEによる
制御対象は現象バイアス電圧であつても可能であ
り、又測定対象は一部原稿光であつても可能であ
る。又AEその他の本願実施例の一部は、原稿、
被写体等のオリジナル像をCCDを読取つて電気
信号に変換しそれを処理してプリント又は伝送す
る装置に於いても有効なものである。
尚、t2の時間を走査系の移動の又はドラムの回
転の速度と同期的に発生するパルスで決める場合
は倍率に関係なく所定数のカウント(パルスの)
によつて決めることができる。t1も同様である。
ところで走査方法に関して延べると、第9図は
操作部である。900は操作部パネル、901は
カセツトサイズ表示部、902は手差し表示部、
903,905は上段、下段の選択キー、90
4,906は上段、下段のカセツト選択表示、9
07はコピー濃度レバー、908AE選択キー、
909はクリアーキー、910はテンキーであ
る。911はジヤム表示部、912は7セグメン
ト表示器、913は割込表示であり、916は割
込選択キー、917はストツプキー、914はウ
エイト表示ランプ、918は節電選択キーであり
節電選択表示部である。
割込に関して述べると、通常の使用方法では、
連続コピー中に緊急にコピーをしたい場合につい
て現在コピー中の動作を停止させて、緊急コピー
を実行させる機能である。しかしこの操作方法に
関して、ADFを使用せず本体コピーのみの場合
は余り問題はないが前述の如くADFを使用した
場合については、次の様な場合、使用上不都合が
生ずる恐れがある。例えば、複数の原稿を、
ADFを使用してコピーを行なつている時に、一
連のコピーが終了しない時、割込コピーの要求が
あり、916割込キーを押した場合複合機本体の
コピーシーケンスは停止となり、割込み状態に入
る。しかしコピー済の原稿は排紙され、第1図に
示す原稿排紙部9に積み上げられている。一方、
未コピー原稿については原稿載置トレイ1に残つ
たままである。この状態において緊急割込コピー
を実行する訳であるが、割込状態以前の原稿を途
中で、ページ順序を狂わせない為には、原稿載置
トレイ1に残つた未コピー原稿を取り除く訳には
いかない。従つて、割込状態時においてはADF
の使用を禁止させる方が良い。本実施例において
は、割込状態である時には、ADFの使用は禁止
し、第1図に示すADFスタートスイツチDの動
作は禁止されている。
918は節電選択キーであり、919は節電モ
ード表示部である。節電モードとは通常の定着温
度設定例えば180℃を下げて、例えば150℃で温度
制御をして省電力化を図る為の機能である。第1
図に示す44は、一般に熱定着方式と呼ばれる方
式の定着ローラである。
上述の如く節電モード選択時は、定着ローラ4
4の温度が例えば180℃から150℃に下がつてい
る。これと同時に、第9図に示した操作部の表示
部は、節電選択表示部919を残し全て消してい
る。これによつて省電力化に貢献している。しか
し、常時、節電選択キー918を受け付けている
訳ではない。例えばコピー中は、節電選択キーの
入力は禁止されているし、その他、ジヤム発生時
や電源投入後のウオームアツプ時、或いは、節電
モード選択解除後のウオームアツプ時等は、節電
選択キーの入力は禁止されている。
従つて、節電選択キーの入力が許可されている
のは、複写機がスタンバイ状態の時のみである。
さらに、918は、オルタネートキーであり、押
して選択され、再び押して解除される。
次に、908は、AE選択キーである。通常は、
優先的にAEモードが選択される。例えば、電源
投入時などは、優先的にAEモードとなる。又、
908は、選択キーであると同時に表示もできる
様な構造になつている。このAE選択キーも前述
の節電選択キーと同様に、オルタネートキーであ
る。又、AE選択キーの入力は、ジヤム発生時、
コピー中、エラー発生時(エラーとは複写機の異
状検知であるが、詳細な説明は省略)は禁止され
る。又、禁止されているコピー中において、連続
コピーの最終紙コピーで光学系が前進から後進に
切り替わる、いわゆる反転時に、許可に替わる。
従つて、ADF使用中においては、第6図に示し
たb信号で、最終紙の反転時(この場合は、一枚
コピー)ADFは、原稿の給紙、排紙を実行中、
AE測定の為予備操作の光学系前進が始まる以前
には許可される。
902は、手差し表示部である。手差しは、第
1図において、上段カセツト51にある転写紙以
外の紙、例えば、ハガキやワラ判紙等を1枚コピ
ーしたい場合に手差しガイド54の上にハガキ等
を載置してコピーを行なう機能のことである。そ
の場合、手差しカバー53を下方に下げて、カセ
ツト51内の転写紙が上段給紙ローラによつて給
紙されない様に阻止している。又、55は、手差
し検知器であり、手差しレバー53が下方に押さ
れ手差しモードを選択した場合に、検知するもの
である。ここで、もし手差しモードを選択した場
合、第9図において902手差し表示部が点灯す
る。例えば、下段カセツトが選択されている場合
当然、下段カセツト選択表示器906が点灯して
いるが、この場合でも手差しレバー53が手差し
を選択した場合は、906下段選択表示から、9
04上段選択表示に自動的に切替り、同時に手差
し表示部902を点灯させる。もちろん、上段に
切替つた後は、上段、下段選択キー903,90
5のキー入力は許可される。又、53手差しレバ
ーを選択した場合、前述の如く902手差し表示
部を表示すると同時に、912のセグメント表示
部におけるコピー枚数表示を、強制的に“1”枚
に表示する。これを手差しコピーは、1枚が原則
であるからである。さらに、手差しモード選択時
は置数入力のテンキー910は、入力が禁止され
ている。レバー53を手さし側に切換えると表示
の数が何であつても1に切換える。レバーを戻す
とテンキーの入力が可能となる。AEは手さし選
択、割込みコピー選択に関係なく可能である。
尚割込みキーのオン後ストツプキーのオンによ
る割込信号の解除迄又は割込みコピーの完了迄
ADFスタートキーは禁止されるが、ADF不使用
のコピー中割込みキーをオンした場合、セツト数
のコピー完了前にコピー中断しADFスタートキ
ーが許容され、ADFの割込コピーが実行できる。
この場合、プリセツト数の割込みが完了すると自
動的に割込前のコピーモードを復帰する通常の制
御を原稿が供給部に失くなる迄禁止し、失くなる
と自動的に前のコピーモードに復帰し、前のモー
ドの残りコピー数を表示し前のモードがAEの場
合はAE表示をする。ところで前のコピーを非AE
モードで実行中割込コピーキーをオンした場合、
コピー数表示を1にセツト(自動的に)しても
AE表示のAEモードにはセツトされない。従つて
操作性に良い。尚AEキーを含む全てのキーは紙
なし時は禁止されない。
前述ウオームアツプ時とはコピー可能温度に定
着ヒータが達する迄のウエイト時間であり、スタ
ンバイ状態とは少なくともドラム回転開始前、ド
ラム回転停止後のマシン状態をさす。尚節電キー
をオンすると定着ヒータの温度制御回路の電源と
後述マイコンの電源以外は全てカツトされる。
第6図において1枚目の原稿操作を開始する迄
ドラムはクリーナにより前クリーニングされ、ラ
ンプ32により前露光されドラムを安定化させ
る。この間転写帯電器40は不作動状態にあり、
従つてドラムの疲労を防止できる原稿操作開始後
最終原稿の走査終了迄各帯電器は作動するがその
後はAE測定開始迄不作動となり、ランプ32に
よりドラムは均一化電位にされる。又ドラムはク
リーニングされた後放置されると停止する。更に
2時間経過するとメインパワースイツチがオフと
なりマイコンだけが電源付与されている。尚節電
スイツチ投入後2時間放置されても同様である。
ジヤム時放置されるとAEモード、コピー数の非
AE、1への復帰は禁止されるが、2時間経過し
た場合は前述の如くパワオフとなり表示等が消え
る。非AE、1への復帰とはメインモータ停止後
一定時間(30sec)経過して後行なわれる制御で
ある。尚メインモータによるドラム停止に同期し
てこの復帰制御することもできる。
第9図に示す915コピーキーを押すと、複写
機本体は、コピーシーケンスに入る。光学系が予
備操作を開始してから実際の露光を開始に到るま
でには、ある程度の時間を必要とする。この間に
コピー動作を中止させたい場合が生じた時は、9
17ストツプキーを押せばコピー動作は中止でき
る。つまり、第7図に示すステツプ701、702、
703、704、705は給紙が始まるまでは、コピー動
作を中止させることが可能であるが、但し、給紙
が始まると転写紙が複写機内部に入り込むのでコ
ピー動作は進行してしまう。この場合AEによる
コピーが行なわれるが、中止可能な場合は光学系
(走査系)をホーム位置22Bの位置に停止して
待期する。所定時間放置されると前述の如くホー
ム位置22Aに復帰する。22Aの復帰に同期し
てAE表示は消え非AEモードになる。待期中AE
を解除した場合はAE表示は消えるが走査系は2
2Bは位置のままであり、コピーキーをオンして
後22Aに復帰する。前クリーニング、前露光の
為のドラム回転中にそれを行なう。
以上、第1図の複写機について、動作タイミン
グを説明してきたがこれらの負荷を動かしている
制御部について説明すると、第10図が制御部の
ブロツク図である。102はマイクロコンピユー
タである。102の動作の基本として第7図に示
している通りである。また、AE測定に関するタ
イミングチヤートは、第6図に示している。第1
0図において、101は制御板である。101基
板上に前述のマイコンがあり、その他の入力保護
として103バツフアー、又ドライバとして10
4,107がある。105は温調回路である。こ
れは、前述の如く定着ローラ44を温度制御する
為の回路であり、57がローラヒータである。5
33は、ローラヒータをドライブするドライバー
である。116は、電源プラグである。115
は、電源スイツチで、115を投入することによ
り複写機はウエイトタイムに入る。これは、44
定着ローラが所定の温度に達するまで、コピーは
実行できない様になつている為である。この時、
一般にウエイトアツプタイムと呼んでおり、これ
を知らせる為に第9図に示した914ウエイトラ
ンプが点灯していることになる。又、電源スイツ
チ115を投入すると43電源トランスを経て、
電源回路114に電力を供給している。そして
24VDC、及び5VDCが各負荷、及び制御基板1
01に供給される。113はDC負荷、112は
AC負荷であり111はその駆動の為のACドライ
バーである。又、106は第5図を含めた、照明
ランプ光量制御部108は、ドラム表面電位の測
定結果を演算し、高圧トランスのコロナ電流を制
御している。これは、電位制御回路と呼ばれてい
る。
当然、AE測定も含めて、106照明ランプ光
量制御部へと送られている。
以上説明した様に、本発明によれば、設定され
た像形成回数分の最後の露光動作の前までは、露
光走査手段が1回の露光動作を終了する毎に露光
走査手段を直ちに第1の位置へ復動させ、第1の
位置へ到達すると直ちに次の露光動作を開始さ
せ、設定された像形成回数分の最後の露光動作を
終了すると露光走査手段を第1の位置へ復動さ
せ、第1の位置へ到達すると直ちに第1の位置よ
りも露光走査方向に関して下流側の所定位置まで
移動させて待機させるとともに、原稿搬送手段に
対して露光済の原稿の排出と露光位置へ次の原稿
の供給を行わせるための信号を出力し、原稿搬送
手段から原稿搬送手段が露光済の原稿を排出し次
の原稿を露光位置へ停止させたことを示す信号を
受け取ると、露光走査手段を所定位置から第1の
位置まで復動させながら露光位置の原稿の濃度を
検出させることにより、原稿給送装置を使用して
複数の原稿の複写を行う場合でも原稿濃度検知を
含む像形成に要する時間をできるだけ短くでき、
効率的な像形成を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用できる複写機の断面図、
第2図は制御信号説明図、第3,4図は電位特性
図、第5−1図はAE制御回路図、第5−2図は
その出力説明図、第6図は動作タイムチヤート
図、第7−1図〜第7−5図は制御フローチヤー
ト図、第8図は濃淡測定領域図、第9図は操作部
平面図、第10図は制御ブロツク図であり、図中
33は感光ドラム、21は原稿照明ランプ、49
は電位センサ、200はADF、106はランプ
制御回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿を露光位置へ搬送し、停止させ、露光終
    了後排出させる搬送手段と、 露光位置の原稿を第1の位置から露光走査する
    ための往復動する露光走査手段と、 上記露光走査手段により露光走査される原稿の
    濃度を検出する濃度検出手段と、 1枚の原稿に対する像形成回数を設定する設定
    手段と、 上記露光走査手段により露光走査される原稿の
    画像を形成する像形成手段と、 上記濃度検出手段により検出された原稿の濃度
    に応じて上記像形成手段により形成される画像の
    濃度を調整する濃度調整手段と、 上記設定手段により設定された像形成回数分の
    最後の露光動作の前までは、上記露光走査手段が
    1回の露光動作を終了する毎に上記露光走査手段
    を直ちに上記第1の位置へ復動させ、上記第1の
    位置へ到達すると直ちに次の露光動作を開始さ
    せ、 上記設定手段により設定された像形成回数分の
    最後の露光動作を終了すると上記露光走査手段を
    上記第1の位置へ復動させ、上記第1の位置へ到
    達すると直ちに上記第1の位置よりも露光走査方
    向に関して下流側の所定位置まで移動させて待機
    させるとともに、上記原稿搬送手段に対して露光
    済の原稿の排出と露光位置へ次の原稿の供給を行
    わせるための信号を出力し、上記原稿搬送手段か
    ら上記原稿搬送手段が露光済の原稿を排出し次の
    原稿を露光位置へ停止させたことを示す信号を受
    け取ると、上記露光走査手段を上記所定位置から
    上記第1の位置まで復動させながら露光位置の原
    稿の濃度を検出させる制御手段と、 を有することを特徴とする複写装置。
JP58033224A 1983-02-28 1983-02-28 複写装置 Granted JPS59159180A (ja)

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DE19843407064 DE3407064A1 (de) 1983-02-28 1984-02-27 Bildreproduktionsgeraet
GB08405108A GB2138582B (en) 1983-02-28 1984-02-28 Image reproducing apparatus
US07/309,975 US4922296A (en) 1983-02-28 1989-02-13 Image reproducing apparatus controlled in response to detected density of an original image

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