JPH0539933U - 合成樹脂製容器の溶接構造 - Google Patents

合成樹脂製容器の溶接構造

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JPH0539933U JP10584991U JP10584991U JPH0539933U JP H0539933 U JPH0539933 U JP H0539933U JP 10584991 U JP10584991 U JP 10584991U JP 10584991 U JP10584991 U JP 10584991U JP H0539933 U JPH0539933 U JP H0539933U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下部材2A、2Bの一方の対向端部に環状
の凸部10が形成され、上下部材2A、2Bの他方の対
向端部に環状の凹部11が形成される。その凸部10と
凹部11の嵌合により上下部材2A、2Bが互いに横方
向にずれるのが阻止される。上下部材2A、2Bの少な
くとも一方に一体形成された溶融代12の溶融により上
下部材2A、2Bが超音波溶接される。 【効果】 容器を構成する上下部材の横方向のずれを防
止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製のオイルタンク等の容器を構成する上下部材の溶接構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば合成樹脂製のタンクにあっては、有底筒状の下部材と筒状の上部材とを 超音波溶接することで構成されるものがある。このような合成樹脂製容器の溶接 構造として図9および図10に示されるものがある。すなわち、上下部材101 、102の一方に環状の溶接代103を形成し、この溶接代103を介して図9 に示すように上下部材101、102を接合し、しかる後に超音波振動により溶 接代103を溶融することで図10に示すように上下部材101、102を溶接 する。
【0003】 また、上部材と下部材とを横方向に比較的低周波かつ大きな振幅で相対振動さ せることで、溶接代を溶融させて溶接する振動溶接構造のものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような超音波溶接構造にあっては、溶接の際に上下部材101、102 が互いに横方向にずれてしまうことがあった。また、超音波振動の振幅は小さい ために上部材と下部材の接合強度が小さく、上下部材の間における容器の密閉性 が他の溶接構造に比べ一般的に低かった。また、溶接後に内側にバリが生じ、容 器の内部に侵入することもあった。
【0005】 上記のような振動溶接構造にあっては、上部材と下部材を横方向に相対振動さ せるものであるため、上部材と下部材が互いに横方向にずれてしまう割合が高く 、また、振幅が大きいために溶接装置が大型で高価であり、小型化すると同時に 複数の容器を溶接することができなくなるので生産性が低下するという問題があ る。
【0006】 本考案は上記従来技術の問題を解決することのできる合成樹脂製容器の溶接構 造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本件第1考案の特徴とするところは、筒状の上部材と下部材とを溶接すること で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方の対向端部に環状の凸部 が形成され、上下部材の他方の対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹 部の嵌合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止され、上下部材の少な くとも一方に一体形成された溶融代の溶融により上下部材が超音波溶接されてい る点にある。
【0008】 本件第2考案の特徴とするところは、筒状の上部材と下部材とを溶接すること で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方の対向端部に環状の凸部 が形成され、上下部材の他方の対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹 部の嵌合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止され、上下部材の間に 環状のシール部材が介在され、上下部材の少なくとも一方に一体形成された溶融 代の溶融により上下部材が超音波溶接されている点にある。
【0009】 本件第3考案の特徴とするところは、筒状の上部材と下部材とを溶接すること で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方の対向端部に環状の凸部 が形成され、上下部材の他方の対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹 部の嵌合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止され、この凹凸嵌合部 の外方において上下部材の少なくとも一方に一体形成された溶融代の溶融により 上下部材が超音波溶接され、この溶接により生じるばりを溜める環状の空洞が溶 接部の外方に隣接して形成されている点にある。
【0010】
【作用】 本件各考案の構成によれば、上下部材の対向端部に形成される環状の凹凸部を 嵌合させることにより、上下部材が互いに横方向にずれるのを阻止できる。
【0011】 本件第2考案の構成によれば、上下部材の間に環状のシール部材が介在される ので、上下部材の間における容器の密閉性の低下を防止できる。
【0012】 本件第3考案の構成によれば、凹凸嵌合部の外方が溶接部とされるので、溶接 の際にバリが内方に向かうのが凹凸嵌合部により阻止され、また、その溶接部の 外方に溶接により生じるバリを溜める環状の空洞が形成されることによっても、 バリが容器の内側に生じるのが防止される。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の第1実施例を説明する。
【0014】 図2に示すオイルタンク1は例えば油圧パワーステアリング装置の油圧回路中 に設けられるものであって、オイルを貯留するタンク本体2と、このタンク本体 2へのオイルの流入口を形成する流入パイプ3と、タンク本体2からのオイルの 流出口を形成する流出パイプ4と、その流入パイプ3に取り付けられるオイルフ ィルター60と、タンク本体2の上部の給油口5を開閉するキャップ6と、その 給油口5と流出口との間に介在するオイルフィルター30を備えている。
【0015】 図1に示すように、その下部材2Bの上端に環状の凸部10が形成され、この 凸部10に嵌合する環状の凹部11が上部材2Aの下端に形成されている。その 凸部10の内周面10aと凹部11の外周面11aとの接合により、上部材2A と下部材2Bとが互いに横方向にずれるのが阻止されている。すなわち、凸部1 0と凹部11との嵌合はいわゆるインロー嵌合とされている。この凹凸嵌合部の 外方において、図3に示すように溶接前の上部材2Aの下端に環状の溶融代12 が一体形成される。この溶融代12が上下方向の超音波振動により溶融されるこ とで、図1に示すように上部材2Aと下部材2Bとが溶接される。そして、溶融 代12の溶融により生じるバリを溜めるため、この溶接部の外方に隣接して環状 の空洞14が形成されている。この空洞14は、上部材2Aの下端に形成された 環状の周溝14aと下部材2Bの上端に形成された環状の周溝14bとで構成さ れている。また、環状の溶融代12の下端面12aは外方に向かうに従い上方に 向かうよう傾斜し、溶接時に生じるバリが外方の空洞14に向かうのを促進する 。
【0016】 そのキャップ6は外周部材6aと内周部材6bとを連結することで形成され、 内周部材6bにはレベルケージ20が一体化されている。また、外周部材6aと 内周部材6bの間には板バネ22が取り付けられ、この板バネ22は給油口5を 囲む内向フランジ25に形成された切欠23を介しタンク本体2内に挿入される 。このタンク本体2内への挿入後にキャップ6を回転させることで、板バネ22 と内周部材6bとにより内向フランジ25が挟まれ、これによりキャップ6が固 定される。なお、内周部材6bと内向フランジ25との間にはシールリング21 が介在する。
【0017】 その給油口5から給油されるオイルをろ過するオイルフィルター30は、ナイ ロン製のメッシュにより構成される筒状のフィルター本体31を、外枠32と内 枠33とにより挟み込むことで形成されている。また、給油口5の下方には環状 凸部35がタンク本体2に一体成形され、この環状凸部35に環状部材36が溶 接され、この環状部材36にオイルフィルター30が外枠32の上端フランジ3 2aを介し支持されている。
【0018】 上記第1実施例の構成によれば、凹部11と凸部10の嵌合により上部材2A と下部材2Bとが溶接の際に横方向に互いにずれるのが阻止される。また、溶接 時に生じるバリが内方に向かうのは凹部11と凸部10の嵌合により阻止され、 また、そのバリが環状の空洞14に溜められることによってもタンク1の内側に バリが生じるのが防止される。
【0019】 図5は本考案の第2実施例を示し、第1実施例と同様のタンク本体の筒状上部 材2Aと有底筒状の下部材2Bとの溶接構造を示し、図5の(1)は溶接後の状 態を示し、図5の(2)は溶接前の状態を示す。
【0020】 その下部材2Bの上端に環状の凸部40が形成され、この凸部40に嵌合する 環状の凹部41が上部材2Aの下端に形成されている。その凸部40の内周面4 0aと凹部41の外周面41aとの接合により、上部材2Aと下部材2Bとが互 いに横方向にずれるのが阻止されている。すなわち凸部40と凹部41との嵌合 はいわゆるインロー嵌合とされている。この凹凸嵌合部の外方において、図5の (2)に示すように溶接前の上部材2Aの下端に環状の溶融代42が一体形成さ れる。また、環状の凹部41内にOリング43が配置される。その溶融代42が 上下方向の超音波振動により溶融されることで、図5の(1)に示すように上部 材2Aと下部材2Bとが溶接される。また、Oリング43が上部材2Aと下部材 2Bとに挟まれて圧縮され、上下部材間の密閉性を向上する。そして、溶融代4 2の溶融により生じるバリを溜めるため、この溶接部の外方に隣接して環状の空 洞44が形成されている。この空洞44は、上部材2Aの下端に形成された環状 の周溝44aと下部材2Bの上端に形成された環状の周溝44bとで構成されて いる。また、環状の溶融代42の下端面42aは外方に向かうに従い上方に向か うよう傾斜し、溶接時に生じるバリが外方の空洞44に向かうのを促進する。他 は第1実施例と同様の構成とされる。
【0021】 上記第2実施例の構成によれば、第1実施例と同様の作用効果を奏し、さらに Oリング43により上部材2Aと下部材2Bの間の密閉性が向上する。
【0022】 図6は本考案の第3実施例を示し、第1実施例と同様のタンク本体の筒状上部 材2Aと有底筒状の下部材2Bとの溶接構造を示す。
【0023】 その下部材2Bの上端に環状の凸部50が形成され、この凸部50に嵌合する 環状の凹部51が上部材2Aの下端に形成されている。その凸部50の内外周面 50a、50bと凹部51の内外周面51a、51bとの隙間δが僅かなものと されることにより、上部材2Aと下部材2Bとが互いに横方向にずれるのが阻止 されている。この凹凸嵌合部の内外方において、図中破線で示すように溶接前の 上部材2Aの下端に環状の溶融代52a、52bが一体形成される。また、環状 の凹部51内にOリング53が配置される。その溶融代52a、52bが上下方 向の超音波振動により溶融されることで上部材2Aと下部材2Bとが溶接される 。また、Oリング53が上部材2Aと下部材2Bとに挟まれて圧縮され、上下部 材間の密閉性を向上する。そして、溶融代12の溶融により生じるバリを溜める ため、この溶接部の内外方に隣接して環状の空洞54a、54bが形成されてい る。この空洞54a、54bは、上部材2Aの下端に形成された環状の周溝54 a′、54b′と下部材2Bの上端に形成された環状の周溝54a′′、54b ′′とで構成されている。また、内方側の環状溶融代52aの下端面52a′は 内方に向かうに従い上方に向かうよう傾斜し、溶接時に生じるバリが内方の空洞 54aに向かうのを促進し、外方側の環状溶融代52bの下端面52b′は外方 に向かうに従い上方に向かうよう傾斜し、溶接時に生じるバリが外方の空洞に向 かうのを促進する。他は第1実施例と同様の構成とされる。
【0024】 上記第3実施例の構成によれば第2実施例と同様の作用効果を生じる。
【0025】 図7は本考案の第4実施例を示し、第1実施例と同様のタンク本体の筒状上部 材2Aと有底筒状の下部材2Bとの溶接構造を示す。
【0026】 その下部材2Bの上端に環状の凸部60が形成され、この凸部60に嵌合する 環状の凹部61が上部材2Aの下端に形成されている。その凸部60の内外周面 60a、60bと凹部61の内外周面61a、61bとの隙間δが僅かなものと されることにより、上部材2Aと下部材2Bとが互いに横方向にずれるのが阻止 されている。この凹凸嵌合部の内外方において、図中破線で示すように溶接前の 上部材2Aの下端に環状の溶融代62a、62bが一体形成される。また、環状 の凹部61内にOリング63が配置される。その溶融代62a、62bが上下方 向の超音波振動により溶融されることで上部材2Aと下部材2Bとが溶接される 。また、Oリング63が上部材2Aと下部材2Bとに挟まれて圧縮され、上下部 材間の密閉性を向上する。他は第1実施例と同様の構成とされる。
【0027】 上記第4実施例の構成によれば、凹部61と凸部60との嵌合により上部材2 Aと下部材2Bとが溶接の際に横方向に互いにずれるのが防止される。また、O リング63により上部材2Aと下部材2Bとの間の密閉性が向上する。
【0028】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば上記第1〜第3 実施例では溶融代の下端面を傾斜面としてバリが空洞に向かうのを促進したが、 図4に示すように溶融代12の下端面を水平面としてもよい。また、上部材に凸 部を形成して下部材に凹部を形成してもよい。また、溶融代を下部材に形成し、 あるいは上下部材の両方に形成してもよい。また、上下部材間のシール部材はO リングに限定されるものではない。また、オイルタンク以外の容器の溶接構造に も本考案は適用できる。
【0029】 図8は本考案に対する比較例を示し、上記実施例と同様のタンク本体の筒状上 部材2Aと有底筒状の下部材2Bとの溶接構造を示す。図8の(1)に示す溶接 構造は、その上下部材の対向部にそれぞれ凹部71、72が形成され、この凹部 71、72内にOリング73が配置されている。このOリング73の外方におい て、図中破線で示すように溶接前の上部材2Aの下端に環状の溶融代74が一体 形成される。この溶融代74が上下方向の超音波振動により溶融される。また、 Oリング73が上下部材に挟まれて圧縮され、上下部材間の密閉性を向上する。 図8の(2)に示す比較例の図8の(1)に示す比較例との相違は、凹部71、 72内に突出する環状の突起71a、72aが上下部材に一体成形され、その突 起71a、72aによりOリング73の圧縮応力が局所的に大きくされることで 、上下部材間の密閉性がさらに向上されている点にある。図8の(3)に示す比 較例の図8の(1)に示す比較例との相違は、上部材2Aの凹部71内に突出す る環状の突起71aが上部材2Aに一体成形され、その突起71aによりOリン グ73の圧縮応力が局所的に大きくされると共に、下部材2Bの凹部72′の内 面形状がOリング73の外面形状に沿うものとされることで、上下部材間の密閉 性がさらに向上されている点にある。
【0030】 図8に示す比較例によれば、上部材2Aと下部材2Bとの横方向の芯ずれ防止 手段がないため、上部材2Aと下部材2Bとが互いに横方向にずれた状態で溶接 されてしまうおそれがある。なお、第2〜第4実施例においてOリングによる密 閉性をさらに向上するため、上記比較例と同様に凹部内に突出する突起を設けた り、凹部の内周面をOリングの外周面に沿うようにしてもよい。
【0031】
【考案の効果】
本件各考案よる合成樹脂製容器の溶接構造によれば、超音波振動により容器を 構成する上下部材を溶接するものなので、溶接装置を小型で低コストなものとで きる。また、その上下部材を凹凸嵌合部を介し溶接するので、上下部材の横方向 のずれを防止できる。また、上下部材の間に環状のシール部材を介在させること で容器の密閉性を向上することができる。また、溶接部を凹凸嵌合部の外方とす ると共に、その溶接部の外方に環状の空洞を形成してバリを溜めることで、容器 の内側にバリが生じるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る溶接構造の断面図
(図2のI部拡大図)
【図2】本考案の第1実施例に係るオイルタンクの断面
【図3】本考案の第1実施例に係る溶接構造の溶接前の
状態を示す断面図
【図4】変形例に係る溶接構造の溶接前の状態を示す断
面図
【図5】本考案の第2実施例に係る溶接構造の断面図
【図6】本考案の第3実施例に係る溶接構造の断面図
【図7】本考案の第4実施例に係る溶接構造の断面図
【図8】比較例に係る溶接構造の断面図
【図9】従来例に係る溶接構造の溶接前の状態を示す断
面図
【図10】従来例に係る溶接構造の断面図
【符号の説明】
1 オイルタンク 2A 上部材 2B 下部材 10 凸部 11 凹部 12 溶融代 14 空洞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 椎名 晶彦 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の上部材と下部材とを溶接すること
    で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方
    の対向端部に環状の凸部が形成され、上下部材の他方の
    対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹部の嵌
    合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止さ
    れ、上下部材の少なくとも一方に一体形成された溶融代
    の溶融により上下部材が超音波溶接されていることを特
    徴とする合成樹脂製容器の溶接構造。
  2. 【請求項2】 筒状の上部材と下部材とを溶接すること
    で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方
    の対向端部に環状の凸部が形成され、上下部材の他方の
    対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹部の嵌
    合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止さ
    れ、上下部材の間に環状のシール部材が介在され、上下
    部材の少なくとも一方に一体形成された溶融代の溶融に
    より上下部材が超音波溶接されていることを特徴とする
    合成樹脂製容器の溶接構造。
  3. 【請求項3】 筒状の上部材と下部材とを溶接すること
    で形成される合成樹脂製容器において、上下部材の一方
    の対向端部に環状の凸部が形成され、上下部材の他方の
    対向端部に環状の凹部が形成され、その凸部と凹部の嵌
    合により上下部材が互いに横方向にずれるのが阻止さ
    れ、この凹凸嵌合部の外方において上下部材の少なくと
    も一方に一体形成された溶融代の溶融により上下部材が
    超音波溶接され、この溶接により生じるばりを溜める環
    状の空洞が溶接部の外方に隣接して形成されていること
    を特徴とする合成樹脂製容器の溶接構造。
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