JP6602680B2 - オイルストレーナ - Google Patents
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Description
オイルを濾過する網目部(10a)が筒を形成するように設けられた筒状フィルタ(10)と、
上記フィルタ(10)を収容する筒状ケーシング(20)とを備え、
上記ケーシング(20)には、オイル流入孔(43)とオイル流出孔(33)とが該ケーシング(20)の軸線方向に互いに離れて形成され、該オイル流入孔(43)から該ケーシング(20)に流入したオイルが上記フィルタ(10)を通過して該オイル流出孔(33)から流出するように構成されたオイルストレーナ(1)において、
上記ケーシング(20)は、該ケーシング(20)の軸線の径方向に分割された第1ケーシング部材(30)と第2ケーシング部材(40)とを備え、該第1ケーシング部材(30)と第2ケーシング部材(40)とが接合されており、
上記フィルタ(10)は、該フィルタ(10)の軸線の径方向に突出する被固定部(10e)が設けられ、
上記フィルタ(10)には、上記網目部(10a)を構成している孔よりも大きな開口面積を有する第1開口部(10d)及び第2開口部(10h)が該網目部(10a)とは別に形成されており、
上記第1開口部(10d)は上記ケーシング(20)の内面(30a、40a)によって閉鎖され、
上記第2開口部(10h)は上記ケーシング(20)のオイル流入孔(43)に連通するように配置され、
上記第1ケーシング部材(30)の内面には、上記フィルタ(10)の上記被固定部(10e)が嵌合する第1嵌合部(36、38)が形成され、
上記第2ケーシング部材(40)の内面には、上記フィルタ(10)の上記被固定部(10e)が嵌合する第2嵌合部(46、48)が形成されていることを特徴とする。
上記フィルタ(10)の上記第2開口部(10h)の周縁部には、該フィルタ(10)の外方へ突出する筒部(10i)が形成され、
上記筒部(10i)は、上記ケーシング(10)に嵌合して上記オイル流入孔(43)と連通していることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係るオイルストレーナ1を示すものである。このオイルストレーナ1は、図示しないが、例えば自動車のエンジンのオイルパンの内部や自動変速機のオイルパンの内部に設けられるものであり、オイルパンの内部に貯留されているオイルを濾過した後、オイルポンプ(図示せず)に供給するためのものである。尚、オイルストレーナ1は、エンジンや自動変速機以外にも各種機械が有しているオイルパンの内部に設けることもできる。オイルストレーナ1は、図5に示すように、筒状フィルタ10と、フィルタ10を収容する筒状ケーシング20とを少なくとも備えている。
フィルタ10は樹脂材を射出成型してなるものであり、図4にも示すように、角筒状をなしており、オイルストレーナ1の内部のオイル流れ方向(図5に示す)を基準としたとき、上流側から下流側へ向かって長く延びている。これにより、広い濾過面積が確保される。フィルタ10の軸線は、該フィルタ10の長手方向に延びている。フィルタ10は、例えば、上下方向の寸法が幅方向の寸法よりも短く設定された扁平形状となっている。これにより、フィルタ10の高さを低くしながら広い濾過面積を確保することが可能になる。尚、フィルタ10は、例えば、円筒状であってもよいし、扁平な筒状であってもよく、その形状は特に限定されない。
ケーシング20は、全体として筒状に形成されており、図1〜図3に示すように上下方向、即ち、該ケーシング20の軸線の径方向に分割された上側ケーシング部材(第1ケーシング部材)30と下側ケーシング部材(第2ケーシング部材)40とを備えている。上側ケーシング部材30及び下側ケーシング部材40は共に樹脂材を射出成型してなるものであり、互いに接合されている。
次に、オイルストレーナ1の製造方法について説明する。フィルタ10、上側ケーシング部材30及び下側ケーシング部材40の成型後、フィルタ10を例えば下側ケーシング部材40に仮保持させる。このとき、フィルタ10の被固定部10eの下側を下側ケーシング部材40の下側嵌合溝46に差し込んで嵌合させる。その後、上側ケーシング部材30を下側ケーシング部材40と重ね、このときにフィルタ10の被固定部10eの上側を上側ケーシング部材30の上側嵌合溝36に差し込んで嵌合させる。そして、上側ケーシング部材30の接合フランジ35の接合面35aと、下側ケーシング部材40の接合フランジ45の接合面45aとを接合する。両接合面35a、45aを接合する際には、周知の超音波溶着法や振動溶着法等を使用することができる。超音波溶着法を使用することで設備費を低減することができる。
次に、実施形態の作用効果について説明する。オイルはオイル流入孔43からケーシング20の内部においてその上流側に吸い込まれる。ケーシング20の上流側に吸い込まれたオイルは、フィルタ10の開口部10dが上流側に向かって開口しているので、開口部10dからフィルタ10の内部にスムーズに流入する。フィルタ10の内部に流入したオイルは、各網目部10aを通過して濾過された後、フィルタ10の外部へ流出し、ケーシング20の内部を下流側へ流れてオイル流出孔33から流出する。
図7及び図8は、本発明の実施形態2に係るオイルストレーナ1及びフィルタ10を示している。実施形態2は、フィルタ10の構造及びケーシング20の形状が実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図9〜図11は、本発明の実施形態3に係るオイルストレーナ1及びフィルタ10を示している。実施形態3は、フィルタ10の構造及びケーシング20の形状が実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
10 フィルタ
10a 網目部
10d 開口部(第1開口部)
10e 被固定部
10h、10f 下側開口部(第2開口部)
10i 筒部
20 ケーシング
30 上側ケーシング部材(第1ケーシング部材)
33 オイル流出孔
36 上側嵌合溝
38 上側突出部
40 下側ケーシング部材(第2ケーシング部材)
43 オイル流入孔
46 下側嵌合溝
48 下側突出部
Claims (2)
- オイルを濾過する網目部(10a)が筒を形成するように設けられた筒状フィルタ(10)と、
上記フィルタ(10)を収容する筒状ケーシング(20)とを備え、
上記ケーシング(20)には、オイル流入孔(43)とオイル流出孔(33)とが該ケーシング(20)の軸線方向に互いに離れて形成され、該オイル流入孔(43)から該ケーシング(20)に流入したオイルが上記フィルタ(10)を通過して該オイル流出孔(33)から流出するように構成されたオイルストレーナ(1)において、
上記ケーシング(20)は、該ケーシング(20)の軸線の径方向に分割された第1ケーシング部材(30)と第2ケーシング部材(40)とを備え、該第1ケーシング部材(30)と第2ケーシング部材(40)とが接合されており、
上記フィルタ(10)は、該フィルタ(10)の軸線の径方向に突出する被固定部(10e)が設けられ、
上記フィルタ(10)には、上記網目部(10a)を構成している孔よりも大きな開口面積を有する第1開口部(10d)及び第2開口部(10h)が該網目部(10a)とは別に形成されており、
上記第1開口部(10d)は上記ケーシング(20)の内面(30a、40a)によって閉鎖され、
上記第2開口部(10h)は上記ケーシング(20)のオイル流入孔(43)に連通するように配置され、
上記第1ケーシング部材(30)の内面には、上記フィルタ(10)の上記被固定部(10e)が嵌合する第1嵌合部(36、38)が形成され、
上記第2ケーシング部材(40)の内面には、上記フィルタ(10)の上記被固定部(10e)が嵌合する第2嵌合部(46、48)が形成されていることを特徴とするオイルストレーナ(1)。 - 請求項1に記載のオイルストレーナ(1)において、
上記フィルタ(10)の上記第2開口部(10h)の周縁部には、該フィルタ(10)の外方へ突出する筒部(10i)が形成され、
上記筒部(10i)は、上記ケーシング(20)に嵌合して上記オイル流入孔(43)と連通していることを特徴とするオイルストレーナ(1)。
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