JPH05313224A - カメラ用自動露出決定装置 - Google Patents
カメラ用自動露出決定装置Info
- Publication number
- JPH05313224A JPH05313224A JP4118925A JP11892592A JPH05313224A JP H05313224 A JPH05313224 A JP H05313224A JP 4118925 A JP4118925 A JP 4118925A JP 11892592 A JP11892592 A JP 11892592A JP H05313224 A JPH05313224 A JP H05313224A
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- Japan
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- brightness
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、朝日や夕日などの風景に対して露
出を決定する際に撮影者が特に意識することなく適正な
露出を得ることを目的とする。 【構成】 この発明は、撮影画面を均等に複数の領域に
分割して各領域の輝度平均値を測光する測光手段51,
52,53・・・と、この測光手段51,52,53・・・
からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度の
しきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満た
ない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値信
号を得る比較手段6と、この比較手段6からの選別した
領域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換して
この値により露出を決定する露出決定手段7,8とを備
えたものである。
出を決定する際に撮影者が特に意識することなく適正な
露出を得ることを目的とする。 【構成】 この発明は、撮影画面を均等に複数の領域に
分割して各領域の輝度平均値を測光する測光手段51,
52,53・・・と、この測光手段51,52,53・・・
からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度の
しきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満た
ない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値信
号を得る比較手段6と、この比較手段6からの選別した
領域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換して
この値により露出を決定する露出決定手段7,8とを備
えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム感光式カメラや
CCDビデオスチルカメラなどに用いられるカメラ用自
動露出決定装置に関する。
CCDビデオスチルカメラなどに用いられるカメラ用自
動露出決定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ用自動露出決定装置として
は、平均測光式露出決定装置や中央重点式露出決定装
置、スポット測光式露出決定装置、マルチパターン測光
式露出決定装置がある。平均測光式露出決定装置は、1
個の測光素子を用いて撮影画面全体の輝度の平均を測光
して露出を決定する。また、中央重点式露出決定装置
は、平均測光式露出決定装置において、被写体が撮影画
面の中央に位置することを想定して測光を行う際に撮影
画面の中央部分に重みをかける。また、スポット測光式
露出決定装置は、撮影者が撮影画面内のごく狭い測光位
置を被写体に合わせて測光して露出を決定する。さら
に、マルチパターン測光式露出決定装置は、撮影画面を
3〜5つ程度の領域に分割して各領域の明るさを測光
し、各領域の輝度比に関する情報をもとにコンピュータ
のプログラムによるパターン認識処理を行い、平均測光
方式,中央重点測光方式,低輝度重点測光方式のいずれ
かを選択して露出を決定する。
は、平均測光式露出決定装置や中央重点式露出決定装
置、スポット測光式露出決定装置、マルチパターン測光
式露出決定装置がある。平均測光式露出決定装置は、1
個の測光素子を用いて撮影画面全体の輝度の平均を測光
して露出を決定する。また、中央重点式露出決定装置
は、平均測光式露出決定装置において、被写体が撮影画
面の中央に位置することを想定して測光を行う際に撮影
画面の中央部分に重みをかける。また、スポット測光式
露出決定装置は、撮影者が撮影画面内のごく狭い測光位
置を被写体に合わせて測光して露出を決定する。さら
に、マルチパターン測光式露出決定装置は、撮影画面を
3〜5つ程度の領域に分割して各領域の明るさを測光
し、各領域の輝度比に関する情報をもとにコンピュータ
のプログラムによるパターン認識処理を行い、平均測光
方式,中央重点測光方式,低輝度重点測光方式のいずれ
かを選択して露出を決定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、カメラで写真
撮影を行う際に撮影する画面が朝日や夕日などの光源を
含んでいる場合には、カメラの露出決定装置で空の赤味
などの色彩を重視して露出を決定しようとすると、撮影
画面上の光源以外の領域の平均的な明かるに対する露出
を適正値とすることが多い。上記平均測光式露出決定装
置及び中央重点式露出決定装置では、光源の輝度が光源
以外の領域の輝度に対して大幅に高いことから、測光値
が光源の輝度により全体の輝度平均値に大きく影響して
光源以外の領域に対して過大になる。そして、この過大
な測光値をもとに露出を決定するので、光源以外の領域
が露出不足となって黒くつぶれてしまう。
撮影を行う際に撮影する画面が朝日や夕日などの光源を
含んでいる場合には、カメラの露出決定装置で空の赤味
などの色彩を重視して露出を決定しようとすると、撮影
画面上の光源以外の領域の平均的な明かるに対する露出
を適正値とすることが多い。上記平均測光式露出決定装
置及び中央重点式露出決定装置では、光源の輝度が光源
以外の領域の輝度に対して大幅に高いことから、測光値
が光源の輝度により全体の輝度平均値に大きく影響して
光源以外の領域に対して過大になる。そして、この過大
な測光値をもとに露出を決定するので、光源以外の領域
が露出不足となって黒くつぶれてしまう。
【0004】また、上記マルチパターン測光式露出決定
装置では、撮影画面を3〜5つ程度の領域に分割して各
領域の明るさを測光し、各領域の輝度比に関する情報を
もとにコンピュータのプログラムによるパターン認識処
理を行い、平均測光方式,中央重点測光方式,低輝度重
点測光方式のいずれかを選択して露出を決定するが、撮
影者が普通は被写体を特定して被写体のみに対する適正
な露出を得ようとするので、光源を含むような輝度差の
大きい撮影画面では低輝度領域に重みをかけて測光する
低輝度重点測光方式が選択される。このため、画面内の
暗い領域に対しては適正な露出が得られるが、その他の
領域に対しては露出過多となり、特に朝日や夕日を撮影
する際に重視される空の領域の赤い色彩がフィルムある
いはCCDのS/N特性の悪化によって黄色から白色が
かった色に撮影されてしまうことがある。また、上記ス
ポット測光式露出決定装置では、撮影者が意識的に撮影
画面上の最も重視する一点を意識的に測光する作業を伴
い、完全な自動露光決定が実現されていない。
装置では、撮影画面を3〜5つ程度の領域に分割して各
領域の明るさを測光し、各領域の輝度比に関する情報を
もとにコンピュータのプログラムによるパターン認識処
理を行い、平均測光方式,中央重点測光方式,低輝度重
点測光方式のいずれかを選択して露出を決定するが、撮
影者が普通は被写体を特定して被写体のみに対する適正
な露出を得ようとするので、光源を含むような輝度差の
大きい撮影画面では低輝度領域に重みをかけて測光する
低輝度重点測光方式が選択される。このため、画面内の
暗い領域に対しては適正な露出が得られるが、その他の
領域に対しては露出過多となり、特に朝日や夕日を撮影
する際に重視される空の領域の赤い色彩がフィルムある
いはCCDのS/N特性の悪化によって黄色から白色が
かった色に撮影されてしまうことがある。また、上記ス
ポット測光式露出決定装置では、撮影者が意識的に撮影
画面上の最も重視する一点を意識的に測光する作業を伴
い、完全な自動露光決定が実現されていない。
【0005】本発明は、上記欠点を改善し、朝日や夕日
などの風景に対して露出を決定する際に撮影者が特に意
識することなく適正な露出を得ることができるカメラ用
自動露出決定装置を提供することを目的とする。
などの風景に対して露出を決定する際に撮影者が特に意
識することなく適正な露出を得ることができるカメラ用
自動露出決定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、撮影画面を均等に複数の領域に分割して
各領域の輝度平均値を測光する測光手段と、この測光手
段からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度
のしきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満
たない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値
信号を得る比較手段と、この比較手段からの選別した領
域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換してこ
の値により露出を決定する露出決定手段とを備えたもの
である。
め、本発明は、撮影画面を均等に複数の領域に分割して
各領域の輝度平均値を測光する測光手段と、この測光手
段からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度
のしきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満
たない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値
信号を得る比較手段と、この比較手段からの選別した領
域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換してこ
の値により露出を決定する露出決定手段とを備えたもの
である。
【0007】
【作用】測光手段が撮影画面を均等に複数の領域に分割
して各領域の輝度平均値を測光し、比較手段が測光手段
からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度の
しきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満た
ない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値信
号を得る。そして、露出決定手段が比較手段からの選別
した領域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換
し、この値により露出を決定する。
して各領域の輝度平均値を測光し、比較手段が測光手段
からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度の
しきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満た
ない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値信
号を得る。そして、露出決定手段が比較手段からの選別
した領域の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換
し、この値により露出を決定する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す。フィルム感
光式カメラやCCDビデオスチルカメラなどのカメラに
おいて、レンズからなる光学入力部1を通して入力され
た入力光は、一部がハーフプリズム2を透過して他の一
部がハーフプリズム2で反射されることにより2つに分
割され、ハーフプリズム2を透過した入力光がフィル
ム、あるいはCCDセンサ等の感光面3に結像されるこ
とにより撮影が行われる。
光式カメラやCCDビデオスチルカメラなどのカメラに
おいて、レンズからなる光学入力部1を通して入力され
た入力光は、一部がハーフプリズム2を透過して他の一
部がハーフプリズム2で反射されることにより2つに分
割され、ハーフプリズム2を透過した入力光がフィル
ム、あるいはCCDセンサ等の感光面3に結像されるこ
とにより撮影が行われる。
【0009】また、ハーフプリズム2で反射された入力
光は測光面4に結像され、この測光面4は複数の領域に
均等に分割されて各領域にシリコン・フォトダイオード
等の測光素子51,52,53・・・が配置されている。
これらの測光素子51,52,53・・・はハーフプリズ
ム2からの入力光を受光して測光面4の各領域の輝度平
均値(各測光素子51,52,53・・・付近の領域の輝
度平均値)を測定することにより撮影画面の均等に分割
された複数の領域の各輝度平均値を測定する。なお、測
光面4上に設けられる測光素子51,52,53・・・の
数は撮影画面が太陽を含む場合に測光面4上で太陽の占
める面積に対して1個の測光素子が配置される割合を目
安として決定される。
光は測光面4に結像され、この測光面4は複数の領域に
均等に分割されて各領域にシリコン・フォトダイオード
等の測光素子51,52,53・・・が配置されている。
これらの測光素子51,52,53・・・はハーフプリズ
ム2からの入力光を受光して測光面4の各領域の輝度平
均値(各測光素子51,52,53・・・付近の領域の輝
度平均値)を測定することにより撮影画面の均等に分割
された複数の領域の各輝度平均値を測定する。なお、測
光面4上に設けられる測光素子51,52,53・・・の
数は撮影画面が太陽を含む場合に測光面4上で太陽の占
める面積に対して1個の測光素子が配置される割合を目
安として決定される。
【0010】比較器6は、ローパスフィルタが用いら
れ、測光素子51,52,53・・・からの各輝度信号が
入力されて予め設定されたしきい値に対して輝度が小さ
い信号のみを出力する。ここに、しきい値は順光状態で
照らされる拡散反射率の最も大きい物体を測光した際に
測光素子51,52,53・・・から出力される輝度信号
の値に設定され、比較器6の出力信号は測光面4上の光
源が結像されない領域の測光素子からの輝度信号のみに
なる。
れ、測光素子51,52,53・・・からの各輝度信号が
入力されて予め設定されたしきい値に対して輝度が小さ
い信号のみを出力する。ここに、しきい値は順光状態で
照らされる拡散反射率の最も大きい物体を測光した際に
測光素子51,52,53・・・から出力される輝度信号
の値に設定され、比較器6の出力信号は測光面4上の光
源が結像されない領域の測光素子からの輝度信号のみに
なる。
【0011】比較器6の出力信号は平滑器7により各輝
度信号の平均値に変換され、すなわち、測光面4上の光
源が結像されない領域の輝度平均値に変換される。この
平滑器7の出力信号は露光決定器8に入力され、露光決
定器8は平滑器7からの入力信号をEV値として次の式
を満たす絞り値とシャッタースピード値に変換すること
により露出の決定を行って出力する。
度信号の平均値に変換され、すなわち、測光面4上の光
源が結像されない領域の輝度平均値に変換される。この
平滑器7の出力信号は露光決定器8に入力され、露光決
定器8は平滑器7からの入力信号をEV値として次の式
を満たす絞り値とシャッタースピード値に変換すること
により露出の決定を行って出力する。
【0012】EV値+フィルム感度値あるいはCCD感
度値=絞り値+シャッタースピード値 この式の各項のパラメータは図2〜図5に示す関係を満
たすものとする。すなわち、図2に示すように測光面4
上の各領域の輝度とEV値とは直線的に比例し、図3に
示すようにフィルムの感度と上記フィルム感度値とは直
線的に比例する。また、図4に示すようにカメラの絞り
と露光決定器8からの絞り値とは直線的に比例し、図5
に示すようにカメラのシャッタースピードと露光決定器
8からのシャッタースピード値とは直線的に比例する。
度値=絞り値+シャッタースピード値 この式の各項のパラメータは図2〜図5に示す関係を満
たすものとする。すなわち、図2に示すように測光面4
上の各領域の輝度とEV値とは直線的に比例し、図3に
示すようにフィルムの感度と上記フィルム感度値とは直
線的に比例する。また、図4に示すようにカメラの絞り
と露光決定器8からの絞り値とは直線的に比例し、図5
に示すようにカメラのシャッタースピードと露光決定器
8からのシャッタースピード値とは直線的に比例する。
【0013】この実施例では、朝日や夕日などの光源を
含んだシーンをカメラで撮影する際に露出決定に用いる
EV値を撮影画面内の光源以外の領域の輝度平均値の測
光により得ているので、撮影画面内でフィルムあるいは
CCDのS/N特性が悪化する領域を光源付近の狭い領
域に抑制することができる。また、測光領域の選択を比
較器(ローパスフィルタ)6によって行うので、スポッ
ト測光式露出決定装置で必要とされた、撮影者が意識的
に測光を行う作業を必要としない。
含んだシーンをカメラで撮影する際に露出決定に用いる
EV値を撮影画面内の光源以外の領域の輝度平均値の測
光により得ているので、撮影画面内でフィルムあるいは
CCDのS/N特性が悪化する領域を光源付近の狭い領
域に抑制することができる。また、測光領域の選択を比
較器(ローパスフィルタ)6によって行うので、スポッ
ト測光式露出決定装置で必要とされた、撮影者が意識的
に測光を行う作業を必要としない。
【0014】図6は撮影シーンの一例を示す。この撮影
シーンは極めて輝度の高い光源の領域A、空などの輝度
の高い領域B、その他の輝度の低い領域Cに分けられ
る。ただし、A,B,Cの面積比と,A,B,Cの配置
は撮影時のトリミングによって任意に変化するものであ
る。
シーンは極めて輝度の高い光源の領域A、空などの輝度
の高い領域B、その他の輝度の低い領域Cに分けられ
る。ただし、A,B,Cの面積比と,A,B,Cの配置
は撮影時のトリミングによって任意に変化するものであ
る。
【0015】図7〜図9はA,B,Cに対するフィルム
(あるいはCCD)のS/N特性の関係と、測光値並び
に各領域について平均測光式露出決定装置、マルチパタ
ーン測光式露出決定装置(低輝度重点測光方式)と本実
施例とを比較したものである。平均測光式露出決定装置
では図7に示すようにBとCについてS/N特性が悪化
し、マルチパターン測光式露出決定装置(低輝度重点測
光方式)では図8に示すようにAとBについてS/N特
性が悪化する。これに対して本実施例では図9に示すよ
うにB,Cの双方についてS/N特性の悪化が抑制され
る。すなわち、光源が太陽である限りAの面積は一定で
あり、その画面全体に対して占める面積の比率はカメラ
で望遠レンズを使用しない限り小さいためにBとCにつ
いてS/N特性の悪化を抑制することができて画面全体
にわたって平均的にS/N特性を改善できる。
(あるいはCCD)のS/N特性の関係と、測光値並び
に各領域について平均測光式露出決定装置、マルチパタ
ーン測光式露出決定装置(低輝度重点測光方式)と本実
施例とを比較したものである。平均測光式露出決定装置
では図7に示すようにBとCについてS/N特性が悪化
し、マルチパターン測光式露出決定装置(低輝度重点測
光方式)では図8に示すようにAとBについてS/N特
性が悪化する。これに対して本実施例では図9に示すよ
うにB,Cの双方についてS/N特性の悪化が抑制され
る。すなわち、光源が太陽である限りAの面積は一定で
あり、その画面全体に対して占める面積の比率はカメラ
で望遠レンズを使用しない限り小さいためにBとCにつ
いてS/N特性の悪化を抑制することができて画面全体
にわたって平均的にS/N特性を改善できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影画面
を均等に複数の領域に分割して各領域の輝度平均値を測
光する測光手段と、この測光手段からの各領域の輝度平
均値信号を予め設定された輝度のしきい値信号により輝
度平均値が輝度のしきい値に満たない領域のみ選別して
この選別した領域の輝度平均値信号を得る比較手段と、
この比較手段からの選別した領域の輝度平均値信号を露
出決定に用いる値に変換してこの値により露出を決定す
る露出決定手段とを備えたので、朝日や夕日などの風景
に対して露出を決定する際に撮影者が特に意識すること
なく適正な露出を得ることができる。
を均等に複数の領域に分割して各領域の輝度平均値を測
光する測光手段と、この測光手段からの各領域の輝度平
均値信号を予め設定された輝度のしきい値信号により輝
度平均値が輝度のしきい値に満たない領域のみ選別して
この選別した領域の輝度平均値信号を得る比較手段と、
この比較手段からの選別した領域の輝度平均値信号を露
出決定に用いる値に変換してこの値により露出を決定す
る露出決定手段とを備えたので、朝日や夕日などの風景
に対して露出を決定する際に撮影者が特に意識すること
なく適正な露出を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例における画面上の輝度とEV値との関
係を示す特性図である。
係を示す特性図である。
【図3】フィルムの感度とフィルム感度値との関係を示
す特性図である。
す特性図である。
【図4】カメラの絞りと露光決定器からの絞り値との関
係を示す特性図である。
係を示す特性図である。
【図5】カメラのシャッタースピードと露光決定器から
のシャッタースピード値との関係を示す特性図である。
のシャッタースピード値との関係を示す特性図である。
【図6】撮影シーンの一例を示す図である。
【図7】平均測光式露出決定装置のS/N特性を示す特
性図である。
性図である。
【図8】マルチパターン測光式露出決定装置のS/N特
性を示す特性図である。
性を示す特性図である。
【図9】上記実施例のS/N特性を示す特性図である。
4 測光面 51,52,53・・・ 測光素子 6 比較器 7 平滑器 8 露光決定器
Claims (1)
- 【請求項1】撮影画面を均等に複数の領域に分割して各
領域の輝度平均値を測光する測光手段と、この測光手段
からの各領域の輝度平均値信号を予め設定された輝度の
しきい値信号により輝度平均値が輝度のしきい値に満た
ない領域のみ選別してこの選別した領域の輝度平均値信
号を得る比較手段と、この比較手段からの選別した領域
の輝度平均値信号を露出決定に用いる値に変換してこの
値により露出を決定する露出決定手段とを備えたことを
特徴とするカメラ用自動露出決定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118925A JPH05313224A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | カメラ用自動露出決定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118925A JPH05313224A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | カメラ用自動露出決定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313224A true JPH05313224A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14748598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4118925A Pending JPH05313224A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | カメラ用自動露出決定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05313224A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08240833A (ja) * | 1995-03-02 | 1996-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用カメラの露光制御装置 |
JP2007251258A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Fujitsu Ten Ltd | 画像認識装置 |
US7398016B2 (en) | 2005-11-04 | 2008-07-08 | Seiko Epson Corporation | Backlight compensation using threshold detection |
JP2009276560A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置および撮像方法 |
WO2013027455A1 (ja) | 2011-08-25 | 2013-02-28 | オリンパス株式会社 | 自動露光制御装置、制御装置、内視鏡装置及び自動露光制御方法 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP4118925A patent/JPH05313224A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08240833A (ja) * | 1995-03-02 | 1996-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用カメラの露光制御装置 |
US7398016B2 (en) | 2005-11-04 | 2008-07-08 | Seiko Epson Corporation | Backlight compensation using threshold detection |
JP2007251258A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Fujitsu Ten Ltd | 画像認識装置 |
JP2009276560A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置および撮像方法 |
WO2013027455A1 (ja) | 2011-08-25 | 2013-02-28 | オリンパス株式会社 | 自動露光制御装置、制御装置、内視鏡装置及び自動露光制御方法 |
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