JPH0528508Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0528508Y2
JPH0528508Y2 JP1987106285U JP10628587U JPH0528508Y2 JP H0528508 Y2 JPH0528508 Y2 JP H0528508Y2 JP 1987106285 U JP1987106285 U JP 1987106285U JP 10628587 U JP10628587 U JP 10628587U JP H0528508 Y2 JPH0528508 Y2 JP H0528508Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
roller
road
dynamometer
road surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987106285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6415938U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987106285U priority Critical patent/JPH0528508Y2/ja
Publication of JPS6415938U publication Critical patent/JPS6415938U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0528508Y2 publication Critical patent/JPH0528508Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は自動車のエンジン性能やブレーキ性能
等の試験をするためのシヤシダイナモメータに関
するものである。
B 考案の概要 ダイナモメータ用ローラに路面状態の異なる複
数の環状路面を回転軸心と平行な方向に沿つて形
成し、ローラを被試験車両に対しローラの回転軸
心と平行な方向に沿つて移動することにより、単
一のローラによつて複数の路面状態での試験を4
輪独立で可能とし、試験効率の向上および作業工
数の低減を図つたものである。
C 従来の技術 ダイナモメータに駆動されて被試験車両のタイ
ヤを回転させたり、前記タイヤに駆動されてダイ
ナモメータを回転させたりするものにダイナモメ
ータ用ローラがある。このローラの外周面には、
実際の走行状態をシユミレートするため、平坦路
やフロードを模した路面等が形成されていた。そ
して、路面の形成にあたつては、ローラに直接加
工を行つたり、凹凸が加工されたセグメントを貼
り付けたりといつた方法が取られていた。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来のダイナモメータでは試験の都
合上、異つた路面が必要となつた場合には、路面
が形成されたローラ自体を交換するか、外周面に
貼られたセグメントを所望のものに交換するしか
なく、その度に装置が長時間に亙つて休止され、
また作業工数も多大なものとなつていた。
E 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では自動車の前輪及び後輪に各
一箇宛当接回転自在でかつ路面状態の異なる複数
の環状路面を回転軸心と平行な方向に沿つて形成
した四箇のローラと、これら各ローラの回転軸間
に設けられて各ローラを独立した状態と二以上連
結した状態で選択的に回転させる複数のクラツチ
と、同ローラを独立して左右に移動させる移動機
構とを備えたことを特徴とするシヤシダイナモメ
ータを提供するものである。
F 作用 ダイナモメータ用ローラを被検査車両に対しロ
ーラの回転軸心に平行な方向に移動すると、被試
験車のタイヤが対面する環状路面の種類が変り、
所望の路面状態を得ることができる。
G 実施例 第1図には本考案の一実施例の模式的概念を、
第2図には第1図中A矢視を、第3図にはローラ
スライド機構の断面を、第4図〜第7図には各種
ラフロード用セグメントを各々示し、本考案の構
成と作用を説明する。尚、説明にあたつては前後
等の位置を被検査車両の設置方向を基準にして記
す。
第1図および第2図において、被検査車両1の
下には前後左右のタイヤ2a,2b,2c,2d
に対し各一本ずつ、計四本のローラ3a,3b,
3c,3dが設置され、そのローラ3a〜3dを
支持する回転軸4a,4b,4c,4dには各々
外側に向つてダイナモメータ5a,5b,5c,
5dとブレーキ6a,6b,6c,6dとが連結
されている。そして、前側2本の回転軸4a,4
bと後側2本の回転軸4c,4dの各々はクラツ
チ7a,7cにより連結されており、ロータ4a
〜4dが左右独立して回転したり、左右一体的に
回転したりできるようになつている。また、右側
前後のブレーキ6b,6dの外側にはクラツチ7
b,7dが連結されており、このクラツチ7b,
7dにより、ギヤボツクス8と伸縮軸継手9から
なる前後軸連結装置を介して右側前後のローラ3
b,3dが一体的に回転したり、独立して回転し
たりできるようになつている。さらに以上の四個
のクラツチ7a〜7dをすべて継ぐと四本のロー
ラ3a〜3dが一体的に回転するようになつてい
る。加えて、後側のローラ3c,3d、ダイナモ
メータ5c,5d等はベツト10に一括して搭載
されており、図示しない移動装置によりベツド1
0が前後にスライドすることにより、被試験車両
1のホイールベースに対応して、前側ローラ3
a,3bと後側ローラ3c,3dの間隔を合わせ
られるようになつている。
ところで、本実施例の装置ではローラ3a〜3
d外周面の内側部分が第4図に示したような網目
状のラフロード用セグメント3xを取り付けたラ
フロード、外側部分が平坦路に形成されており、
さらにこれらが左右にスライドするようになつて
いる。このラフロード用セグメント3xには第4
図に示すものの他、第5図に示す石畳状、第6図
と第7図に示す突起状のもの等があり適宜使いわ
ける。
次に、第3図を併用してローラ3a〜3dのス
ライド機構を前側のローラ3a,3bを例に説明
する。左側回転軸4aには左側ローラ3aがキー
11aに案内されて摺動自在に嵌合している。ま
た、左側回転軸4aは左側がフレーム12に軸受
13を介して支持され、右側が右側回転軸4bの
中空部に二個の軸受14,15を介して支持され
ている。フレーム12には油圧シリンダ16が複
数個取り付けられている。そして、ローラ3aの
ボス部にはデイスク17が軸受18を介して回転
自在に嵌合していて、油圧シリンダ16がデイス
ク17を介してローラ3aを左右にスライドさせ
るようになつている。また、右側回転軸4bにも
右側ローラ3bがキー11bに案内されて摺動自
在に嵌合しており、右側回転軸4bは右側がフレ
ーム12に軸受19を介して支持されている。そ
して、左側と同様に右側ローラ3bも軸受20で
右側ローラ3bに回転自在に嵌合したデイスク2
1を介して油圧シリンダ16により左右にスライ
ドするようになつている。尚、後側ローラ3c,
3dも前側ローラ3a,3bと同一の構成でスラ
イドするようになつている。
ここで、本実施例の作動を説明する。
図の状態では、左右のロール3a,3bは内側
に寄つており、被試験車両1のタイヤ2a,2b
は平坦路の部分に位置している。ここで、油圧シ
リンダ16を作動させると左右のローラ3a,3
bが図中破線で示すように外側に開いてゆき、ラ
フロードの部分が前記タイヤ2a,2bの下に位
置するようになるのである。この時、ローラ3
a,3bの動きはマグネスケール(図示せず)等
によつて検知されるため、高精度の位置合せが可
能である。
尚、本実施例は四本のローラを独立して制御で
きるシヤシダイナモメータに本考案を適用した
が、タイヤの載せられるローラを持つダイナモメ
ータであれば、ローラ本数が異なる等の差異に拘
らず本考案は適用可能である。
また、本実施例ではローラをスライドさせる構
成をとつたが、ローラを固定して被試験車両の方
を移動させるようにしてもよい。
さらに、ローラに形成される路面の種類を平坦
路とラフロードの二種としたが、三種類以上の路
面を設けることも当然可能である。
H 考案の効果 本考案によれば、路面状態の異なる複数の環状
路面をローラが有しているため、一組のローラで
複数の路面状態での試験が4輪独立で行え、試験
効率の向上と作業工数の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の模式的概念図、第
2図は第1図中A矢視図、第3図はローラスライ
ド機構の断面図、第4図〜第7図はラフロード用
セグメントの斜視図である。 図中、1は被試験車両、2a〜2dはタイヤ、
3a〜3dはローラ、3xはラフロード用セグメ
ント、4a〜4dは回転軸、5a〜5dはダイナ
モメータ、6a〜6dはブレーキ、7a〜7dは
クラツチ、8はギヤボツクス、9は伸縮軸継手、
10はべツド、12はフレーム、16は油圧シリ
ンダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の前輪及び後輪に各一箇宛当接回転自在
    でかつ路面状態の異なる複数の環状路面を回転軸
    心と平行な方向に沿つて形成した四箇のローラ
    と、これら各ローラの回転軸間に設けられて各ロ
    ーラを独立した状態と二以上連結した状態で選択
    的に回転させる複数のクラツチと、同ローラを独
    立して左右に移動させる移動機構とを備えたこと
    を特徴とするシヤシダイナモメータ。
JP1987106285U 1987-07-13 1987-07-13 Expired - Lifetime JPH0528508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987106285U JPH0528508Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987106285U JPH0528508Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415938U JPS6415938U (ja) 1989-01-26
JPH0528508Y2 true JPH0528508Y2 (ja) 1993-07-22

Family

ID=31339652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987106285U Expired - Lifetime JPH0528508Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528508Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082709A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ性能測定装置およびレース用タイヤの性能測定方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145336A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Kanto Auto Works Ltd 自動車用走行検査装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115537B2 (ja) * 1979-07-13 1986-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115537U (ja) * 1984-07-03 1986-01-29 トヨタ自動車株式会社 シヤシダイナモメ−タ構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115537B2 (ja) * 1979-07-13 1986-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082709A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ性能測定装置およびレース用タイヤの性能測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6415938U (ja) 1989-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9109973B2 (en) Test wheel arrangement with rotary mounting blocking device
US5337600A (en) Flat belt type drive chassis dynamometer with compact construction
JPH08507152A (ja) フォーカスド・リンクを有するタイヤ試験装置
JPH0446197Y2 (ja)
JPH0528508Y2 (ja)
JP2001050834A (ja) タイヤの横力測定装置及び横力測定方法
JP2961403B2 (ja) 昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置
GB2101341A (en) Chassis dynamometer
CN213902881U (zh) 高速高刚度试验台
KR101256999B1 (ko) 섀시 다이나모미터
JPH0714850Y2 (ja) シャーシダイナモメータのクラッチ内蔵式ローラ
JPS6251413B2 (ja)
JP2520964B2 (ja) 複数ロ―ラ式シャシ―ダイナモメ―タ
JPH0643716Y2 (ja) 複数ローラ式シャシーダイナモメータにおけるローラ旋回用案内装置
JPS647296Y2 (ja)
JP2004037211A (ja) シャシダイナモメータ
JP2572868Y2 (ja) タイヤ試験機
US20230003618A1 (en) Apparatus and method for testing automated vehicles
JPH0643718Y2 (ja) ローラ表面位相変化装置
JPS6311613B2 (ja)
JPS63286744A (ja) 回転物体スラスト吸収装置
JPH06103244B2 (ja) ドラム装置
JPH0972829A (ja) ブレーキテスターのローラ及びその製造方法
JP2583016Y2 (ja) タイヤ試験機
JPS6232468Y2 (ja)