JPH06103244B2 - ドラム装置 - Google Patents
ドラム装置Info
- Publication number
- JPH06103244B2 JPH06103244B2 JP1157413A JP15741389A JPH06103244B2 JP H06103244 B2 JPH06103244 B2 JP H06103244B2 JP 1157413 A JP1157413 A JP 1157413A JP 15741389 A JP15741389 A JP 15741389A JP H06103244 B2 JPH06103244 B2 JP H06103244B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- road surface
- drum
- peripheral side
- drum device
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車等の車両の走行性能試験を行うのにシ
ャーシダイナモメータを使用するドラム装置に関するも
のである。
ャーシダイナモメータを使用するドラム装置に関するも
のである。
第4図は例えば特開昭52−102079号に開示された従来の
ドラム装置を示し、図において、(1)は走行性能試験
を行う例えば自動車等の駆動輪、(2)はダイナモメー
タ、(3)はこのダイナモメータ(2)の回転軸、
(4)はこの回転軸(3)を回転自在に支承する軸受
台、(5)は回転軸(3)に連結され、自動車の駆動輪
(1)を載置するドラムであり、外表面がローレット加
工されている。
ドラム装置を示し、図において、(1)は走行性能試験
を行う例えば自動車等の駆動輪、(2)はダイナモメー
タ、(3)はこのダイナモメータ(2)の回転軸、
(4)はこの回転軸(3)を回転自在に支承する軸受
台、(5)は回転軸(3)に連結され、自動車の駆動輪
(1)を載置するドラムであり、外表面がローレット加
工されている。
次に動作について説明する。自動車の動的な走行性能試
験を行うとき、道路の代わりにドラム装置を無限平担路
として使用する。ドラム(5)上に自動車の駆動輪
(1)を載置させて走行させ、自動車の動的な走行性能
試験を行う。
験を行うとき、道路の代わりにドラム装置を無限平担路
として使用する。ドラム(5)上に自動車の駆動輪
(1)を載置させて走行させ、自動車の動的な走行性能
試験を行う。
従来のドラム装置は以上のように構成されているので、
ドラム(5)と自動車の駆動輪(1)との摩擦抵抗を路
面と同じ程度にするように、ドラム(5)の外表面をロ
ーレット加工することにより対処していた。したがっ
て、1個のドラム装置では一つの路面状態しか模擬する
ことができなかった。
ドラム(5)と自動車の駆動輪(1)との摩擦抵抗を路
面と同じ程度にするように、ドラム(5)の外表面をロ
ーレット加工することにより対処していた。したがっ
て、1個のドラム装置では一つの路面状態しか模擬する
ことができなかった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
ものであり、各種路面状態を模擬することができるドラ
ム装置を得ることを目的とする。
ものであり、各種路面状態を模擬することができるドラ
ム装置を得ることを目的とする。
この発明に係るドラム装置は、ドラムの外周側に、路面
を模擬する第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置
され且つその第1の基材より軽い材料からなる第2の基
材とから構成された路面模擬体を着脱自在に装着したも
のである。
を模擬する第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置
され且つその第1の基材より軽い材料からなる第2の基
材とから構成された路面模擬体を着脱自在に装着したも
のである。
この発明におけるドラム装置は、走行性能試験に応じた
第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置され且つそ
の第1の基材より軽い材料からなる第2の基材とから構
成された路面模擬体をドラムの外周側に装着して走行性
能試験を行う。
第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置され且つそ
の第1の基材より軽い材料からなる第2の基材とから構
成された路面模擬体をドラムの外周側に装着して走行性
能試験を行う。
以下、この発明の一実施例を第1図,第2図に基づいて
説明する。これら各図において、(3)はダイナモメー
タ(2)の回転軸、(6)はこの回転軸(3)に連結さ
れ、自動車の駆動輪(1)を載置するドラム、(7)は
ドラム(6)の外周側に着脱自在に装着され、予め設定
された路面を模擬した表面形状に形成された例えば金属
材料からなる第1の基材(7a)と、この第1の基材(7
a)の内周側、即ち、ドラム(6)側に配置され且つそ
の第1の基材(7a)より軽い材料、例えばモールド樹脂
体からなる第2の基材(7b)とから構成された路面模擬
体であり、この路面模擬体(7)の第1の基材(7a)は
各種路面状態に応じたものが用意されている。(8)は
第1の基材(7a)と第2の基材(7b)とから構成された
路面模擬体(7)の取付け取り外しを行うボルトであ
る。
説明する。これら各図において、(3)はダイナモメー
タ(2)の回転軸、(6)はこの回転軸(3)に連結さ
れ、自動車の駆動輪(1)を載置するドラム、(7)は
ドラム(6)の外周側に着脱自在に装着され、予め設定
された路面を模擬した表面形状に形成された例えば金属
材料からなる第1の基材(7a)と、この第1の基材(7
a)の内周側、即ち、ドラム(6)側に配置され且つそ
の第1の基材(7a)より軽い材料、例えばモールド樹脂
体からなる第2の基材(7b)とから構成された路面模擬
体であり、この路面模擬体(7)の第1の基材(7a)は
各種路面状態に応じたものが用意されている。(8)は
第1の基材(7a)と第2の基材(7b)とから構成された
路面模擬体(7)の取付け取り外しを行うボルトであ
る。
次に動作について説明する。ドラム(6)の外周側に走
行性能試験に応じた路面を模擬したある一つの路面模擬
体(7)の第1の基板(7a)を第2の基材(7b)を介し
てボルト(8)により取付けた後、ドラム(6)上に、
即ち、路面模擬体(7)の第1の基材(7a)上に自動車
の駆動輪(1)を載置させて走行させ、自動車の動的な
走行性能試験を行う。また、違った別の路面状態を模擬
したい場合は、試験済みの路面模擬体(7)の第1の基
材(7a)を取り外し、新たに模擬しいた他の路面模擬体
(7)の第1の基材(7a)の第1の基材(a)をドラム
(6)の外周側に取付けて自動車の動的な走行性能試験
を行う。このように、各種路面状態を模擬した複数の路
面模擬体(7)の第1の基材(7a)の第1の基材(7a)
を用意し、走行性能試験を行いたい路面模擬体(7)の
第1の基材(7a)の第1の基材(7a)をドラム(6)の
外周側に取付けるだけでよく、1個のドラム装置で各種
路面状態を模擬することができる。したがつて、従来の
ものと比し、種々の路面変化を模擬した精度の高い走行
性能試験が行うことができ、信頼性が向上する。また、
路面模擬体(7)の第2の基材(7b)の材料を第1の基
材(7a)の材料より軽い材料としたので、GD2の低減を
図ることができる。
行性能試験に応じた路面を模擬したある一つの路面模擬
体(7)の第1の基板(7a)を第2の基材(7b)を介し
てボルト(8)により取付けた後、ドラム(6)上に、
即ち、路面模擬体(7)の第1の基材(7a)上に自動車
の駆動輪(1)を載置させて走行させ、自動車の動的な
走行性能試験を行う。また、違った別の路面状態を模擬
したい場合は、試験済みの路面模擬体(7)の第1の基
材(7a)を取り外し、新たに模擬しいた他の路面模擬体
(7)の第1の基材(7a)の第1の基材(a)をドラム
(6)の外周側に取付けて自動車の動的な走行性能試験
を行う。このように、各種路面状態を模擬した複数の路
面模擬体(7)の第1の基材(7a)の第1の基材(7a)
を用意し、走行性能試験を行いたい路面模擬体(7)の
第1の基材(7a)の第1の基材(7a)をドラム(6)の
外周側に取付けるだけでよく、1個のドラム装置で各種
路面状態を模擬することができる。したがつて、従来の
ものと比し、種々の路面変化を模擬した精度の高い走行
性能試験が行うことができ、信頼性が向上する。また、
路面模擬体(7)の第2の基材(7b)の材料を第1の基
材(7a)の材料より軽い材料としたので、GD2の低減を
図ることができる。
又、第3図に示すように、路面模擬体(7)を例えば金
属材料からなる第1の基材(7a)と、この第1の基材
(7a)の内周側、即ち、ドラム(6)側に配置され且つ
その第1の基材(7a)より軽い材料、例えばモールド樹
脂体からなる第2の基材(7b)とから構成するようにし
てもよく、この場合にはGD2の低減を図ることができ
る。
属材料からなる第1の基材(7a)と、この第1の基材
(7a)の内周側、即ち、ドラム(6)側に配置され且つ
その第1の基材(7a)より軽い材料、例えばモールド樹
脂体からなる第2の基材(7b)とから構成するようにし
てもよく、この場合にはGD2の低減を図ることができ
る。
尚、上記実施例では第1の基材(7a)が金属材料、第2
の基材(7b)がモールド樹脂体からなる場合について述
べたが、第2の基材(7b)は必ずしもモールド樹脂体で
なくてもよく、例えば硬質のゴム体からなる第2の基材
(7b)としてもよく、要するに第1の基材(7a)の材料
を決定すれば、第2の基材(7b)の材料をその第1の基
材(7a)より軽い材料のものを使用すればよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
の基材(7b)がモールド樹脂体からなる場合について述
べたが、第2の基材(7b)は必ずしもモールド樹脂体で
なくてもよく、例えば硬質のゴム体からなる第2の基材
(7b)としてもよく、要するに第1の基材(7a)の材料
を決定すれば、第2の基材(7b)の材料をその第1の基
材(7a)より軽い材料のものを使用すればよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
この発明は以上説明した通り、ドラムの外周側に、路面
を模擬する第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置
され且つその第1の基材より軽い材料からなる第2の基
材とから構成された路面模擬体を着脱自在に装着するよ
うにしたことにより、1個のドラム装置で各種路面状態
を模擬することができる。また、路面模擬体(7)の第
2の基材(7b)を第1の基材(7a)より軽い材料とした
ので、GD2の低減を図ることができる。
を模擬する第1の基材とこの第1の基材の内周側に配置
され且つその第1の基材より軽い材料からなる第2の基
材とから構成された路面模擬体を着脱自在に装着するよ
うにしたことにより、1個のドラム装置で各種路面状態
を模擬することができる。また、路面模擬体(7)の第
2の基材(7b)を第1の基材(7a)より軽い材料とした
ので、GD2の低減を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例によるドラム装置を示す正
面図、第2図はこの発明に係る要部拡大断面図、第3図
は従来のドラム装置を示す正面図である。 図において、(3)は回転軸、(6)はドラム、(7)
は路面模擬体、(7a)は第1の基材、(7b)は第2の基
材である。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
面図、第2図はこの発明に係る要部拡大断面図、第3図
は従来のドラム装置を示す正面図である。 図において、(3)は回転軸、(6)はドラム、(7)
は路面模擬体、(7a)は第1の基材、(7b)は第2の基
材である。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−166240(JP,A) 実開 昭59−89139(JP,U) 実開 昭59−120449(JP,U) 実開 平2−32035(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ダイナモメータの回転軸に連結され、車両
の駆動輪を載置するドラムと、上記ドラムの外周側に着
脱自在に装着され、路面を模擬する第1の基材とこの第
1の基材の内周側に配置され且つその第1の基材より軽
い材料からなる第2の基材とから構成された路面模擬体
とを備えたことを特徴とするドラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1157413A JPH06103244B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1157413A JPH06103244B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | ドラム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321844A JPH0321844A (ja) | 1991-01-30 |
JPH06103244B2 true JPH06103244B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15649097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1157413A Expired - Fee Related JPH06103244B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | ドラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103244B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4343791B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2009-10-14 | 株式会社ブリヂストン | 加硫ゴムの摩耗試験方法 |
DE102013205248A1 (de) * | 2013-03-25 | 2014-10-09 | Maha-Aip Gmbh & Co. Kg | Prüfstandrolle mit einem Fahrbahnbelagelement |
DE102015220674A1 (de) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | Zf Friedrichshafen Ag | Lauftrommel eines Reifen-, Rad- und/oder Fahrwerksprüfstandes |
CN113074960A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-07-06 | 合肥市极点科技有限公司 | 一种机动车制动性检测装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166240A (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤの動的特性試験装置 |
JPS59120449U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-14 | ダイハツ工業株式会社 | 車輌の耐久試験装置 |
JPH0217321Y2 (ja) * | 1984-11-15 | 1990-05-15 | ||
JPH0617062Y2 (ja) * | 1988-08-24 | 1994-05-02 | 株式会社明電舎 | ラフロードブロック |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP1157413A patent/JPH06103244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321844A (ja) | 1991-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
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R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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