JP2961403B2 - 昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置 - Google Patents
昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置Info
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Description
た整備車両の速度計の測定、制動力の測定および車両の
横滑り量であるサイドスリップ量の検出・測定を行うた
めの複合型の車検装置であって、特に、フリーローラと
するサイドスリップローラによってサイドスリップ量を
検出するサイドスリップテスタにおいて、ブレーキテス
タのブレーキローラの駆動により測定対象車両の両輪を
駆動させ、この両輪の回動駆動によりサイドスリップテ
スタのサイドスリップローラによるサイドスリップ量の
検出を行う、昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型
車検装置に関するものである。
は、一定期間を経過したものについて、定期的にその車
両の所属する運輸省管轄のいわゆる「車検場」で車両の
検査を受けることを義務付けられているが、この検査を
受けるにあたり車検整備が行える整備工場等で事前に整
備終了後の車両の車検検査が行われている。
備工場と称されているが、その敷地や工場等の面積は限
られたものであり、従って有効的な敷地の利用が常に考
慮されており、その一環として、従来個別とされていた
スピードメータテスタやブレーキテスタ等の車検機器を
一体型とした複合型の車検機器が開発され、限られた敷
地の工場の合理化が図られている。
23207号公報には、複合型の車検装置としてスピー
ドメータテスタとサイドスリップテスタの集約型車検装
置が開示されており、この集約型車検装置は、従来、規
定距離の踏板上を通過する車両の左右の車輪の横滑り量
であるサイドスリップ量を検出することにより車両の直
進性の判定を行う装置とするものを、この踏板と同距離
もしくは一定の距離の円周長とするサイドスリップロー
ラ上でタイヤを回動させることにより車両のサイドスリ
ップ量を検出して判定を行う装置とするものであって、
この装置を前記スピードメータテスタの前後の検出ロー
ラ間に生ずる隙間に設置を図るものである。
77号によって出願済の「複合型車検装置」によれば、
特公平4−23207号公報に開示されたスピードメー
タテスタとサイドスリップテスタの集約型車検装置にブ
レーキテスタを組み込むことにより、サイドスリップロ
ーラを組み込んだ左右各々のベース部が基底部上で左右
方向の摺動を自在に載置され、この左右のベース部を連
結機構によりリンクさせて両輪のサイドスリップ量を検
出する「複合型車検装置」とするものである。このよう
な「複合型車検装置」とすることによって、工場スペー
スの効率的な使用や車両の検査や整備に費やす作業効率
の向上を図ることができ、さらに、機械的な摩擦抵抗に
よる機械的損失値の発生が起きにくいサイドスリップテ
スタのローラ構造としたために、正確なサイドスリップ
量の測定や検出ができ、また、その構造を複雑なものと
しないためにテスタの点検や保守を容易に行うことを可
能とするものである。
「複合型車検装置」においては、スピードメータテスタ
のスピードメータローラを除き、ブレーキテスタの制動
力を検出するブレーキローラおよびサイドスリップテス
タのサイドスリップローラはそれぞれ独立した駆動機構
を備えており、従ってこれらの駆動機構を備えた各ロー
ラにはそれぞれ駆動源となる駆動モータが配備され、そ
れぞれ制御機構によって作動制御が行われている。
ップテスタのサイドスリップローラの駆動源をブレーキ
テスタのブレーキローラと共用させることにより制御機
構の簡素化と、装置自体の小型化およびコストダウンを
図ることを目的として「複合型車検装置」の改良を図っ
たものであり、さらに昇降式ブレーキテスタを組み込ん
だ複合型車検装置と従来よりの「複合型車検装置」若し
くは本願の昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車
検装置を測定対象車両のホイルベースに対応させて調整
を可能とするホイルベース調整機構を装備することによ
って、異なるホイルベースの車両に対しても同一位置に
おいて前輪、後輪若しくは前・後輪同時に車両の車検検
査を可能とする複合型車検装置の提供を目的とするもの
である。
ため本発明の昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型
車検装置の第一の特徴としては、フレーム部材に組み込
まれ、車両に取付けられた速度指示計の誤差の測定を行
うためのスピードメータテスタ部と、車両の制動力の測
定を行うためのブレーキテスタ部と、規定距離内を通過
する際の車両の横滑り量の測定を行うためのサイドスリ
ップテスタ部とからなる複合型車検装置において、前記
サイドスリップテスタ部は、測定対象車両の測定車輪を
その円周面上に載置する左右一対のサイドスリップロー
ラと、左右一対のサイドスリップローラを載置する左右
各々のベース部と、 この左右各々のベース部が水平方向
にその摺動を自在とするとともに、前記左右各々のベー
ス部を連結部材により連結することにより測定対象車両
の左右の車輪の横滑り量を検出するサイドスリップ量検
出手段と、 前記左右各々のベース部を載置するととも
に、この左右のベース部を昇降自在とするリフト機構を
配備する基底部とからなり、前記ブレーキテスタは測定
対象車両の制動力の検出を行うための左右一対のブレー
キローラと、この左右一対のブレーキローラを回動駆動
する駆動モータと、前記左右一対のブレーキローラと駆
動モータを格納するベース部と、このベース部の昇降を
自在とする昇降機構とからなり、測定対象車両の制動力
を測定する際には前記駆動モータの作動によりブレーキ
ローラを回動させて制動力の検出を行うとともに、サイ
ドスリップ量の検出に際しては、前記昇降機構の上昇作
用によりブレーキローラを測定対象車両の左右の測定車
輪に当接させ、前記駆動モータの作動に伴い左右の測定
車輪を回転させて走行状態とすることによりサイドスリ
ップ量の検出を図る機構による構成とすることである。
スタの昇降機構は、フレーム部材の左右の両端に立設さ
れた軸受け部と、一端部は前記ベース部の両側面を挟持
状態に固着して他端部を前記軸受け部に回動自在に軸支
する揺動アームと、前記軸受け部に軸支された前記ベー
ス部を昇降自在に駆動させるシリンダユニットよる構成
とすることである。
測定対象車両の前軸部には前記の昇降式ブレーキテスタ
を組み込んだ複合型車検装置を設置し、測定対象車両の
後軸部にはブレーキテスタ部とスピードメータテスタ部
による複合車検機器若しくは前記の昇降式ブレーキテス
タを組み込んだ複合型車検装置を設置するとともに、こ
の後軸部を測定する複合車検機器若しくは昇降式ブレー
キテスタを組み込んだ複合型車検装置が測定対象車両の
ホイルベースに対応して摺動自在にホイルベース調整を
可能とするホイルベース調整機構を備える複合型車検装
置とすることである。
昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置の実
施の形態について、添付図面に沿って説明を行う。
キテスタを組み込んだ複合型車検装置の平面図を示し、
図2は図1のX方向から見た本発明の昇降式ブレーキテ
スタを組み込んだ複合型車検装置の正面図を示し、図3
は図1のY方向から見たこの装置のブレーキテスタ部の
側面図を示すものである。
明に係る昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検
装置1を構成するサイドスリップテスタ部を示し、符号
10はブレーキテスタ部を示し、符号30はスピードメ
ータテスタ部をそれぞれ示すものであり、符号10a,
10bはブレーキテスタ部10の左右それぞれの車輪の
制動力の検出を行うブレーキローラを示し、符号20
a,20bはサイドスリップテスタ部20の左右それぞ
れのサイドスリップ量の検出を行うサイドスリップロー
ラを示し、符号30a,30bはスピードメータテスタ
部30の左右のスピードメータローラを示すものであ
る。
ーラ10a,10bの外周面には複数の凹条溝が形設さ
れているが、この凹条溝によって左右の車輪が通常路面
と接地する際に生ずる路面の摩擦係数に近似した係数
(参考として通常路面の摩擦係数μ≒0.6に設定され
ている)、すなわち一般的な路面に近似した状態に製作
されている。
車両の車軸の両輪を載置してサイドスリップ量の検出を
行う左右一対の駆動源を持たないフリーローラであるサ
イドスリップローラ20a,20bと、このサイドスリ
ップローラ20a,20bを回転自在に軸支する軸受2
8a,28bと、このサイドスリップローラ20a,2
0bをそれぞれ載置する左右各々のベース部22a,2
2bと、このベース部22a,22bの底面部に取り付
けられこのベース部22a,22bが基底部23上での
摺動を自在とする摺動部材である摺動ローラ(図示せ
ず)と、左右各々のベース部22a,22bの端部を連
結し独立して摺動する左右各々のベース部を一連の摺動
とする連結部材のリンク機構であるベルクランク部24
と、サイドスリップ検出部25とによって構成されてい
る。なお、前記基底部23の底面にはリフト機構(図示
はせず)が配置されているが、このリフト機構は後述す
る複合型車検装置の一連の作動に伴ってその昇降の制御
が行われている。
面に複数の凹形条溝を形設するブレーキローラ10a,
10bと、このブレーキローラ10a,10bの軸受1
8a,18bと、前記ブレーキローラ10a,10bを
回転駆動させる駆動モータMと、これらの機構を載置す
るベース部11と、一端部をこのベース部11の両側面
に固着するとともに他端部をこの複合型車検装置のフレ
ーム部材100にに形設された軸受け部101に軸支す
る揺動アーム13と、この揺動アーム13により前記軸
受け部101を軸心として回動するベース部材11の昇
降機構である昇降シリンダユニットSと、制動力を検出
するための制動力検出部(図示はせず)とによって構成
されている。 なお、前記昇降シリンダユニットSは、
サイドスリップテスタ部20によるサイドスリップ量の
検出の際にはこの昇降シリンダユニットSが伸長方向に
作動してブレーキローラ10a,10bを測定対象車輪
に当接させ、このブレーキローラ10a,10bの駆動
により測定対象車輪を自走状態とすることによってサイ
ドスリップ量の測定検出がおこなわれるものであるが、
その作動工程については後述する。
ム部材100上に左右一対のスピードメータローラ30
a,30bがそれぞれ軸受38a,38bによって回動
自在に軸支され、左右のスピードメータローラ30a,
30bはカップリング31によって連結される構造とし
ている。
レーキテスタを組み込んだ複合型車検装置1により車両
検査を行う場合のブレーキテスタ部10、サイドスリッ
プテスタ部20、スピードメータテスタ部30の作動に
ついて説明する。
示す進行方向(矢印方向)に本発明の昇降式ブレーキテ
スタを組み込んだ複合型車検装置1の台上に入車する
が、その際測定対象車両の入車を容易とするために図5
の(c−1)に示す状態にサイドスリップテスタ部20
のリフト部(図示せず)を上昇方向に作動して基底部2
3を上昇させ、サイドスリップローラ20a,20bを
スピードメータ部30のスピードメータローラ12a,
12bとブレーキテスタ部10のブレーキローラ10
a,10bと同一の高さまで上昇させる。
スタを組み込んだ複合型車検装置1への入車が完了する
と、前記サイドスリップテスタ部20のリフト部(図示
せず)が図5の(a)に示すように下降して、スピード
メータテスタ部30とブレーキテスタ部10による検査
対象車軸を対象として検査が開始されるが、一般に、車
両の駆動軸を後輪とするいわゆるFR車の場合には、検
査対象車軸は後輪であるが、近年は駆動軸を前輪とする
いわゆるFF車も多くなり、その場合には検査対象車軸
は前輪となる。
象車両に装備された速度計の検査を行う場合について説
明するが、測定対象車両の対象車軸の両輪は前記したサ
イドスリップテスタ部20のリフト部の下降によりスピ
ードメータ部30のスピードメータローラ30a,30
bとブレーキテスタ部10のブレーキローラ10a,1
0bによって形成される凹部形状の隙間に保持された態
様となるが、測定対象車両の対象車軸を自走により駆動
させ、測定車両に装備される速度計を法定の規定速度に
保持を行い、その際に検出されるスピードメータローラ
30a、30bから得た検出値との差異によりその測定
車両の速度計の判定が行われる。
対象車両の制動力の測定について説明を行うと、ブレー
キテスタ部10における検査対象車軸についての制動力
測定は、対象車軸の両輪は前記したスピードメータ部3
0と同様に左右のスピードメータローラ30a,30b
とブレーキテスタ部10のブレーキローラ10a,10
bにより形成される隙間に保持された態様で検査が開始
され、ブレーキテスタ部10のブレーキローラ10a、
10bは駆動モータMにより回動駆動される。このブレ
ーキローラ10a、10bが駆動モータMにより回動さ
れると当接する対象車軸の両輪はこのブレーキローラ1
0a、10bに連動して回動するが、測定対象車両に装
備されるブレーキペダルを踏み込んで制動力を負荷させ
ることにより、両輪に生ずる制動力をこのブレーキロー
ラ10a、10bに負荷されたトルクを検知することに
よりこの車両の制動力の検出が行われる。
定対象車両の横滑り量であるサイドスリップ量の測定に
ついて説明を行うと、サイドスリップテスタ部20にお
ける測定対象車両の検査対象車軸の両輪が前記したリフ
ト部のが上昇方向へ作用により基底部23を上昇させ、
この上昇に伴いサイドスリップローラ20a,20bを
図5の(c−1)に示すように対象車軸の両輪に当接
し、さらにこの両輪を検査開始位置まで上昇させるが、
この時検査対象の車軸と異なる他の車軸は、ハンドブレ
ーキ若しくは車止め金具等の器具によって固定が図られ
るために検査対象車軸の両輪はサイドスリップローラ2
0a,20bの外周面上への載置が可能となる。
ラ20a,20bの外周面上への載置が完了すると、検
査対象車軸の両輪を走行状態とするため、図3に示すブ
レーキテスタ部10の昇降機構の昇降シリンダユニット
Sがブレーキテスタ部10のブレーキローラ10a、1
0bを図5の(c−2)若しくは図3の符号Aで示す位
置まで伸長作動が行われて、測定対象車軸の両輪に当接
状態とさせる。ブレーキテスタ部10のブレーキローラ
10a、10bを測定対象車軸の両輪に当接状態とした
後に、ブレーキテスタ部10の駆動モータMの作動が開
始され、この駆動モータMの作動によって測定対象車軸
の両輪が回動して走行状態となるために、前記の駆動源
を持たないフリーローラであるサイドスリップローラ2
0a,20bを図5の(c−2)で示すように回動がな
され、サイドスリップ量の測定検出がおこなわれる。サ
イドスリップ量の検出は従来の「複合型車検装置」の説
明でも述べたように、規定距離を通過する際の車両の左
右の車輪の横滑り量によって求められるが、検出ローラ
20a,20bの円周長はこの規定距離に比例した円周
長として製作されたものである。
レーキテスタを組み込んだ複合型車検装置と従来の「複
合型車検装置」を組み合わせた車検ラインの実施例を示
すものであり、図6の(a)は測定対象車両の前軸に昇
降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置を固定
配置し、後軸には従来の「複合型車検装置」若しくは昇
降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置を車両
の進行方向に対してその配置位置の摺動を自在とするホ
イルベース調整機構Kを組み込んで、ホイルベースの異
なる車両に対しても同一の車両位置における前軸、後軸
または前・後軸同時測定を可能とする複合型車検ライン
の平面図を示すものである。また、図6の(b)は
(a)の設置断面を示す説明図であり、図7はこの前
軸、後軸または全輪の測定を可能とする複合型車検ライ
ンに測定対象車両が入場した状態を示す説明図である。
込んだ複合型車検装置は、測定対象となる車両の軸重が
大きなもの、すなわち、大型車両の場合にはその軸重に
対応した部品構成とすることにより対応が図れるのは勿
論であるとともに、後軸にアライメント調整の必要のあ
る車両に対してもその測定は可能であり、また、サイド
スリップテスタ部20、スピードメータテスタ部30、
ブレーキテスタ部10の測定順序についても、再検査や
再測定等の事情に対応して単独・複合の測定を問わずに
車両の測定・検査を可能とするのは勿論である。
ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置によれば次
のような効果を奏する。車両の測定対象車軸のサイドス
リップ量の検出に際しては、左右独立したベース部上に
それぞれの検出ローラを載置し、この左右検出ローラで
検出した車輪のサイドスリップ量を摺動自在とするベー
ス部の摺動量に置換して左右両輪のサイドスリップ量の
検出を行う装置とするために、スピードメータの測定や
ブレーキテスタによる制動力の検出測定の機能をもつ装
置に組み込むことによって、工場スペースの効率的な使
用を可能とするとともに、車両の検査や整備の作業効率
の向上を図ることを可能とする。
失値の発生が起きにくいサイドスリップテスタのローラ
構造としたために、正確なサイドスリップ量の測定や検
出ができるとともに、その構造を複雑なものとしないた
めに各テスタ部の点検や保守の点においても、これらの
処理を容易に行うことが可能とする効果を奏する。
合型車検装置の平面図である。
テスタを組み込んだ複合型車検装置の正面図である。
タ部の側面図である。
合型車検装置の作動説明図である。
テスタを組み込んだ複合型車検装置 と後軸に従来の
「複合型車検装置」若しくは昇降式ブレーキテスタを組
み込んだ複合型車検装置を複合型車検ラインの平面図で
あり、(b)は(a)の設置断面を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
置 10 ブレーキテスタ部 10a ブレーキローラ 10b ブレーキローラ 11 ベース部 13 揺動アーム 18a 軸受 18b 軸受 20 サイドスリップテスタ部 20a サイドスリップローラ 20b サイドスリップローラ 22a ベース部 22b ベース部 23 基底部 24 ベルクランク部 25 サイドスリップ検出部 28a 軸受 28b 軸受 30 スピードメータテスタ部 30a スピードメータローラ 30b スピードメータローラ 31 カップリング 38a 軸受 38b 軸受 100 フレーム部材 101 軸受部材 K ホイルベース調整機構 M 駆動モータ S 昇降シリンダユニット T 測定対象車両の両輪(タイヤ)
Claims (3)
- 【請求項1】 フレーム部材に組み込まれ、車両に取付
けられた速度指示計の誤差の測定を行うためのスピード
メータテスタ部と、車両の制動力の測定を行うためのブ
レーキテスタ部と、規定距離内を通過する際の車両の横
滑り量の測定を行うためのサイドスリップテスタ部とか
らなる複合型車検装置において、 前記サイドスリップテスタ部は、測定対象車両の測定車
輪をその円周面上に載置する左右一対のサイドスリップ
ローラと、 左右一対のサイドスリップローラを載置する左右各々の
ベース部と、 この左右各々のベース部が水平方向にその摺動を自在と
するとともに、前記左右各々のベース部を連結部材によ
り連結することにより測定対象車両の左右の車輪の横滑
り量を検出するサイドスリップ量検出手段と、 前記左右各々のベース部を載置するとともに、この左右
のベース部を昇降自在とするリフト機構を配備する基底
部とからなり、 前記ブレーキテスタは測定対象車両の制動力の検出を行
うための左右一対のブレーキローラと、この左右一対の
ブレーキローラを回動駆動する駆動モータと、 前記左右一対のブレーキローラと駆動モータを格納する
ベース部と、このベース部の昇降を自在とする昇降機構
とからなり、 測定対象車両の制動力を測定する際には前記駆動モータ
の作動によりブレーキローラを回動させて制動力の検出
を行うとともに、 サイドスリップ量の検出に際しては、前記昇降機構の上
昇作用によりブレーキローラを測定対象車両の左右の測
定車輪に当接させ、前記駆動モータの作動に伴い左右の
測定車輪を回転させて走行状態とすることによりサイド
スリップ量の検出を図る機構とすることを特徴とする、 昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置。 - 【請求項2】 前記ブレーキテスタの昇降機構は、フレ
ーム部材の左右の両端に立設された軸受け部と、一端部
は前記ベース部の両側面を挟持状態に固着して他端部を
前記軸受け部に回動自在に軸支する揺動アームと、前記
軸受け部に軸支された前記ベース部を昇降自在に作動さ
せるシリンダユニットとからなることを特徴とする、請
求項1記載の昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型
車検装置。 - 【請求項3】 測定対象車両の前軸部には請求項1記載
の昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置を
設置し、測定対象車両の後軸部にはブレーキテスタ部と
スピードメータテスタ部による複合車検機器若しくは請
求項1記載の昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型
車検装置を設置するとともに、 この後軸部を測定する複合車検機器または、昇降式ブレ
ーキテスタを組み込んだ複合型車検装置が測定対象車両
のホイルベースに対応して摺動自在にホイルベース調整
を可能とするホイルベース調整機構を備えることを特徴
とする、複合型車検装置。
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