JPH0694581A - ホイールアライメント測定調整装置 - Google Patents
ホイールアライメント測定調整装置Info
- Publication number
- JPH0694581A JPH0694581A JP4265628A JP26562892A JPH0694581A JP H0694581 A JPH0694581 A JP H0694581A JP 4265628 A JP4265628 A JP 4265628A JP 26562892 A JP26562892 A JP 26562892A JP H0694581 A JPH0694581 A JP H0694581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rollers
- wheel
- wheel alignment
- thrust force
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両を実走行状態に近い状態においてホイー
ルアライメントを高精度に調整する。 【構成】 前後部のローラ１及び４と該ローラ１及び４
を駆動する駆動手段７ａ、７ｂとホイールアライメント
測定手段８、９とからなるホイールアライメント測定装
置において、車輪Ｔ1 〜Ｔ4 の外側面に当接押圧するセ
ンタリングローラ１０、１１を設けると共に、前記ロー
ラ１及び４にスラスト力を検出する検出手段１２とを設
け、各車輪Ｔ1 〜Ｔ4 の各ローラ１及び４のスラスト力
を検出手段１２により検出しながら、アライメント測定
して各車輪Ｔ1 〜Ｔ4 のトー角及びキャンバー角を調整
する。
ルアライメントを高精度に調整する。 【構成】 前後部のローラ１及び４と該ローラ１及び４
を駆動する駆動手段７ａ、７ｂとホイールアライメント
測定手段８、９とからなるホイールアライメント測定装
置において、車輪Ｔ1 〜Ｔ4 の外側面に当接押圧するセ
ンタリングローラ１０、１１を設けると共に、前記ロー
ラ１及び４にスラスト力を検出する検出手段１２とを設
け、各車輪Ｔ1 〜Ｔ4 の各ローラ１及び４のスラスト力
を検出手段１２により検出しながら、アライメント測定
して各車輪Ｔ1 〜Ｔ4 のトー角及びキャンバー角を調整
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両の車輪の
トー角、キャンバーを測定し、車輪を調整するのに好適
なホイールアライメント測定調整装置に関する。
トー角、キャンバーを測定し、車輪を調整するのに好適
なホイールアライメント測定調整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の装置としては、車両の前後
輪をそれぞれ２本の平行なローラ上に載置し、これら前
後輪を駆動する駆動手段を設けると共に、これら前後輪
に当接してトー角、キャンバー角を測定する測定手段を
設け、該測定手段の指示が規定値以下になるように前記
トー角、キャンバー角等を調整する式のものが知られて
いる。
輪をそれぞれ２本の平行なローラ上に載置し、これら前
後輪を駆動する駆動手段を設けると共に、これら前後輪
に当接してトー角、キャンバー角を測定する測定手段を
設け、該測定手段の指示が規定値以下になるように前記
トー角、キャンバー角等を調整する式のものが知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置によれば、車輪のトー角、キャンバー角の測定のみに
よる調整のため、実際に路上走行状態において発生する
路面からのスラスト力が測定されてなく、従って車両の
ホイールアライメントを高精度に調整することができな
い問題点を有していた。
置によれば、車輪のトー角、キャンバー角の測定のみに
よる調整のため、実際に路上走行状態において発生する
路面からのスラスト力が測定されてなく、従って車両の
ホイールアライメントを高精度に調整することができな
い問題点を有していた。
【０００４】本発明は上記の問題点を解消し、車両を実
走行状態に極めて近い状態でローラのスラスト力を検出
しながらトー角、キャンバー角を測定することによりホ
イールアライメントを高精度に測定調整できるホイール
アライメント測定調整装置を提供することを目的とす
る。
走行状態に極めて近い状態でローラのスラスト力を検出
しながらトー角、キャンバー角を測定することによりホ
イールアライメントを高精度に測定調整できるホイール
アライメント測定調整装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、車両の車輪を載置する前部及び後部ローラ
と、該ローラを駆動する車輪駆動手段と、ホイールアラ
イメント測定手段とからなるホイールアライメント測定
装置において、前記前部及び後部ローラの側方に前記車
輪の外側面に当接押圧して車両を前記測定装置の中心線
に調整するセンタリングローラを設けると共に、前記前
部及び後部ローラにスラスト力を検出するスラスト力検
出手段をそれぞれ設けたことを特徴とする。
め本発明は、車両の車輪を載置する前部及び後部ローラ
と、該ローラを駆動する車輪駆動手段と、ホイールアラ
イメント測定手段とからなるホイールアライメント測定
装置において、前記前部及び後部ローラの側方に前記車
輪の外側面に当接押圧して車両を前記測定装置の中心線
に調整するセンタリングローラを設けると共に、前記前
部及び後部ローラにスラスト力を検出するスラスト力検
出手段をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】車両の前輪後輪を前部及び後部のローラ上に載
置し、これら前部及び後部のローラを回転駆動し左右の
センタリングローラを内方へ進出作動させると車両の車
軸中心線が装置の中心線に一致する。その後左右のセン
タリングローラを外方へ後退させてから前部及び後部の
ローラを回転させると、車両は実走行状態に近い状態に
支持され、左右の前後輪がホイールアライメントのアン
バランスなどにより前部及び後部のローラ上をその軸芯
方向のいづれか一方に動くとこれらローラにスラスト力
を発生させる。そこでホイールアライメント測定手段に
より前後輪のトー角、キャンバー角を測定すると共にス
ラスト力検出手段により前部及び後部のローラの軸芯方
向のスラスト力を測定し、これらスラスト力が零になる
ように前後輪のトー角及びキャンバー角を調整する。
置し、これら前部及び後部のローラを回転駆動し左右の
センタリングローラを内方へ進出作動させると車両の車
軸中心線が装置の中心線に一致する。その後左右のセン
タリングローラを外方へ後退させてから前部及び後部の
ローラを回転させると、車両は実走行状態に近い状態に
支持され、左右の前後輪がホイールアライメントのアン
バランスなどにより前部及び後部のローラ上をその軸芯
方向のいづれか一方に動くとこれらローラにスラスト力
を発生させる。そこでホイールアライメント測定手段に
より前後輪のトー角、キャンバー角を測定すると共にス
ラスト力検出手段により前部及び後部のローラの軸芯方
向のスラスト力を測定し、これらスラスト力が零になる
ように前後輪のトー角及びキャンバー角を調整する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図１及び図２によ
り説明する。
り説明する。
【０００８】１、１は前部ローラを示し、これら前部ロ
ーラ１、１は平行な２本のローラ１ａ…１ａからなり、
箱形の前部受台１ｂ、１ｂ内に設けたボールベアリング
（図示せず）を有する前部支持体１ｃ…１ｃにより支承
され、更に該前部受台１ｂ、１ｂはその中央下面におい
て回転可能な支持部材１ｄ、１ｄを有した同形の枠体
２、２により支持されると共に、該枠体２、２は前後方
向に移動自在にレール３…３上に載置されている。
ーラ１、１は平行な２本のローラ１ａ…１ａからなり、
箱形の前部受台１ｂ、１ｂ内に設けたボールベアリング
（図示せず）を有する前部支持体１ｃ…１ｃにより支承
され、更に該前部受台１ｂ、１ｂはその中央下面におい
て回転可能な支持部材１ｄ、１ｄを有した同形の枠体
２、２により支持されると共に、該枠体２、２は前後方
向に移動自在にレール３…３上に載置されている。
【０００９】尚、１ｅ、１ｅは前記前部受台１ｂ、１ｂ
の回転を係止する枠体２、２に設けた回転係止シリンダ
ー、２ａ、２ａは前記レール３…３に固設され前記枠体
２、２を係止する固定シリンダーである。
の回転を係止する枠体２、２に設けた回転係止シリンダ
ー、２ａ、２ａは前記レール３…３に固設され前記枠体
２、２を係止する固定シリンダーである。
【００１０】４、４は後部ローラを示し、これら後部ロ
ーラ４、４はそれぞれ一本のローラからなり、箱形の後
部受台４ａ、４ａ内に設けた後部支持体４ｂ、４ｂによ
り支承されると共に、これら後部受台４ａ、４ａは前後
方向に移動自在にレール５…５上に載置されている。
ーラ４、４はそれぞれ一本のローラからなり、箱形の後
部受台４ａ、４ａ内に設けた後部支持体４ｂ、４ｂによ
り支承されると共に、これら後部受台４ａ、４ａは前後
方向に移動自在にレール５…５上に載置されている。
【００１１】６…６は前記後部受台４ａ、４ａの前方及
び後方に設けたエアシリンダー６ａ…６ａのロッド６ｂ
…６ｂの端部に軸支されたセッティングローラであり、
該後部ローラ４、４の軸芯線に対し対称的に進退する。
び後方に設けたエアシリンダー６ａ…６ａのロッド６ｂ
…６ｂの端部に軸支されたセッティングローラであり、
該後部ローラ４、４の軸芯線に対し対称的に進退する。
【００１２】尚、６ｃ、６ｃは前記後部ローラ４、４を
前後方向に移動してセッティングするエアシリンダー、
７ａ、７ａ及び７ｂ、７ｂは前記前部ローラ１…１及び
後部ローラ４、４の駆動手段であるモータを示す。
前後方向に移動してセッティングするエアシリンダー、
７ａ、７ａ及び７ｂ、７ｂは前記前部ローラ１…１及び
後部ローラ４、４の駆動手段であるモータを示す。
【００１３】８、８及び９、９はそれぞれ前輪Ｔ1 、Ｔ
2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のホイールアライメント測定手段
を示し、これら測定手段８、８及び９、９は検出ローラ
８ａ…８ａ、９ａ…９ａと、これら検出ローラ８ａ及び
９ａを進退するシリンダー８ｂ、８ｂ及び９ｂ、９ｂ
と、前記検出ローラ８ａ…８ａ、９ａ…９ａが前輪
Ｔ1、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 にそれぞれ接触したとき
のこれら検出ローラ８ａ…８ａ、９ａ…９ａの傾きから
それぞれの車輪のトー角及びキャンバー角を検出する従
来公知の角度センサー８ｃ…８ｃ、９ｃ…９ｃと、これ
らトー角及びキャンバー角を指示する各車輪用の第１指
示計８ｄ、８ｄ及び９ｄ、９ｄとからなる。
2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のホイールアライメント測定手段
を示し、これら測定手段８、８及び９、９は検出ローラ
８ａ…８ａ、９ａ…９ａと、これら検出ローラ８ａ及び
９ａを進退するシリンダー８ｂ、８ｂ及び９ｂ、９ｂ
と、前記検出ローラ８ａ…８ａ、９ａ…９ａが前輪
Ｔ1、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 にそれぞれ接触したとき
のこれら検出ローラ８ａ…８ａ、９ａ…９ａの傾きから
それぞれの車輪のトー角及びキャンバー角を検出する従
来公知の角度センサー８ｃ…８ｃ、９ｃ…９ｃと、これ
らトー角及びキャンバー角を指示する各車輪用の第１指
示計８ｄ、８ｄ及び９ｄ、９ｄとからなる。
【００１４】１０、１０及び１１、１１はセンタリング
ローラを示し、これらセンタリングローラ１０、１０及
び１１、１１はＵ字状の保持部材１０ａ及び１１ａを介
してシリンダー１０ｂ及び１１ｂのロッドの先端に支着
され前記前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のタイヤの
下方側面に当接する位置に設置されている。
ローラを示し、これらセンタリングローラ１０、１０及
び１１、１１はＵ字状の保持部材１０ａ及び１１ａを介
してシリンダー１０ｂ及び１１ｂのロッドの先端に支着
され前記前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のタイヤの
下方側面に当接する位置に設置されている。
【００１５】１２…１２はスラスト力を検出する検出手
段であるセンサーを示し該センサー１２は例えば半導体
ストレンゲージ等からなり、前記前部支持体１ｃ、１ｃ
及び後部支持体４ｂ、４ｂの側面に固設され、該センサ
ー１２からの検出信号は図示していない信号変換回路を
介して減算回路１３で減算されて第２指示計１４ａ、１
４ｂに指示される。
段であるセンサーを示し該センサー１２は例えば半導体
ストレンゲージ等からなり、前記前部支持体１ｃ、１ｃ
及び後部支持体４ｂ、４ｂの側面に固設され、該センサ
ー１２からの検出信号は図示していない信号変換回路を
介して減算回路１３で減算されて第２指示計１４ａ、１
４ｂに指示される。
【００１６】次に、上記実施例の作動を説明する。
【００１７】先づ、車両を搬入する前に後部受台４ａ、
４ａのエアシリンダー６ｃ、６ｃを作動して該車両の後
輪Ｔ3 、Ｔ4 が後部ローラ４、４上に載置可能になるよ
うにこれら後部受台４ａ、４ａを移動する。
４ａのエアシリンダー６ｃ、６ｃを作動して該車両の後
輪Ｔ3 、Ｔ4 が後部ローラ４、４上に載置可能になるよ
うにこれら後部受台４ａ、４ａを移動する。
【００１８】次に、車両を搬入して該車両の前輪Ｔ1 、
Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 をそれぞれ前部ローラ１、１及
び後部ローラ４、４上に載置する。
Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 をそれぞれ前部ローラ１、１及
び後部ローラ４、４上に載置する。
【００１９】このとき前部受台１ｂ、１ｂは前後方向及
び左右回転が自由に移動可能になっている。
び左右回転が自由に移動可能になっている。
【００２０】次にエアシリンダー６ａ…６ａを作動させ
るとセッティングローラ６…６が後部ローラ４、４の軸
芯と平行状態で傾斜して伸長し後輪Ｔ3 、Ｔ4 を該後部
ローラ４、４の軸芯の真上（実線で示す）に載置する。
るとセッティングローラ６…６が後部ローラ４、４の軸
芯と平行状態で傾斜して伸長し後輪Ｔ3 、Ｔ4 を該後部
ローラ４、４の軸芯の真上（実線で示す）に載置する。
【００２１】このとき前輪Ｔ1 、Ｔ2 が例えば後方に移
動すると前記前部枠体２、２が後方に移動すると共に前
記受台１ｂ、１ｂが左又は右方向に少許回転する。
動すると前記前部枠体２、２が後方に移動すると共に前
記受台１ｂ、１ｂが左又は右方向に少許回転する。
【００２２】そこで、回転係止シリンダー１ｅ、１ｅ及
び固定シリンダー２ａ、２ａを作動させ前記前部受台１
ｂ、１ｂの回転と前記枠体２、２の前後方向の移動を制
止すると共にエアシリンダー６ａ…６ａを作動しセッテ
ィングローラ６…６を進退させる。
び固定シリンダー２ａ、２ａを作動させ前記前部受台１
ｂ、１ｂの回転と前記枠体２、２の前後方向の移動を制
止すると共にエアシリンダー６ａ…６ａを作動しセッテ
ィングローラ６…６を進退させる。
【００２３】次に、アライメント測定装置８、８及び
９、９のシリンダー８ｂ、８ｂと９ｂ、９ｂを作動して
検出ローラ８ａ、８ａ及び９ａ、９ａを進出させると共
に、センタリングローラ１０、１０及び１１、１１のシ
リンダー１０ｂ、１０ｂと１１ｂ、１１ｂを作動させ
て、これら検出ローラ８ａ、８ａ及び９ａ、９ａかセン
タリングローラ１０、１０及び１１、１１のいずれかの
一方又は両方を前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のい
ずれかに当接させる。
９、９のシリンダー８ｂ、８ｂと９ｂ、９ｂを作動して
検出ローラ８ａ、８ａ及び９ａ、９ａを進出させると共
に、センタリングローラ１０、１０及び１１、１１のシ
リンダー１０ｂ、１０ｂと１１ｂ、１１ｂを作動させ
て、これら検出ローラ８ａ、８ａ及び９ａ、９ａかセン
タリングローラ１０、１０及び１１、１１のいずれかの
一方又は両方を前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のい
ずれかに当接させる。
【００２４】次に、モータ７ａ、７ａ及び７ｂ、７ｂを
駆動し、前部ローラ１、１及び後部ローラ４、４を回転
させ且つ前記センタリングローラ１０、１０及び１１、
１１のシリンダー１０ｂ、１０ｂ及び１１ｂ、１１ｂを
それぞれ作動させ、該センタリングローラ１０、１０及
び１１、１１が前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 の側
面に当るまで前進させる。
駆動し、前部ローラ１、１及び後部ローラ４、４を回転
させ且つ前記センタリングローラ１０、１０及び１１、
１１のシリンダー１０ｂ、１０ｂ及び１１ｂ、１１ｂを
それぞれ作動させ、該センタリングローラ１０、１０及
び１１、１１が前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 の側
面に当るまで前進させる。
【００２５】かくて車両の中心ラインＣＬは測定装置の
中心線ＭＬと一致する。その後センタリングローラ１
０、１０及び１１、１１を少許後退した状態にする。
中心線ＭＬと一致する。その後センタリングローラ１
０、１０及び１１、１１を少許後退した状態にする。
【００２６】次にホイールアライメント測定装置８、８
及び９、９のシリンダー８ｂ、８ｂ及び９ｂ、９ｂを作
動させて前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のトー角、
キャンバー角を第１指示計８ｄ、８ｄ及び９ｄ、９ｄに
それぞれ表示させホイールアライメントを測定する。
及び９、９のシリンダー８ｂ、８ｂ及び９ｂ、９ｂを作
動させて前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 のトー角、
キャンバー角を第１指示計８ｄ、８ｄ及び９ｄ、９ｄに
それぞれ表示させホイールアライメントを測定する。
【００２７】他方前記前部ローラ１、１及び後部ローラ
４、４には前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 からのス
ラスト力が作用し各センサー１２がそれぞれのスラスト
力を検知し前輪及び後輪のそれぞれにおいて減算回路１
３で減算して左右の前輪スラスト力の差を第２指示計１
４ａに、又左右の後輪のスラスト力の差を第２指示計１
４ｂにそれぞれ指示する。
４、４には前輪Ｔ1 、Ｔ2 及び後輪Ｔ3 、Ｔ4 からのス
ラスト力が作用し各センサー１２がそれぞれのスラスト
力を検知し前輪及び後輪のそれぞれにおいて減算回路１
３で減算して左右の前輪スラスト力の差を第２指示計１
４ａに、又左右の後輪のスラスト力の差を第２指示計１
４ｂにそれぞれ指示する。
【００２８】かくて、前輪Ｔ1 、Ｔ2 において第２指示
計１４ａのスラスト力の差及び第１指示計８ｄ、８ｄの
トー角とキャンバー角に基き前輪Ｔ1 、Ｔ2 の傾斜角を
調整し再度スラスト力の差とトー角とキャンバー角を測
定して前輪Ｔ1 、Ｔ2 の傾斜角を再度調整し、以上の測
定及び調整を繰り返してスラスト力の差を零にする。
計１４ａのスラスト力の差及び第１指示計８ｄ、８ｄの
トー角とキャンバー角に基き前輪Ｔ1 、Ｔ2 の傾斜角を
調整し再度スラスト力の差とトー角とキャンバー角を測
定して前輪Ｔ1 、Ｔ2 の傾斜角を再度調整し、以上の測
定及び調整を繰り返してスラスト力の差を零にする。
【００２９】又、後輪Ｔ3 、Ｔ4 についても第２指示計
１４ｂのスラスト力の差及び第２指示計９ｄ、９ｄのト
ー角とキャンバー角を測定して前輪Ｔ1 、Ｔ2 と同様に
調整しながらスラスト力の差を零にする。
１４ｂのスラスト力の差及び第２指示計９ｄ、９ｄのト
ー角とキャンバー角を測定して前輪Ｔ1 、Ｔ2 と同様に
調整しながらスラスト力の差を零にする。
【００３０】尚、後輪Ｔ3 、Ｔ4 が後部ローラ４、４の
真上に位置しているためハンドル操作が実走行状態に近
似して行われ測定が正しく行われる。
真上に位置しているためハンドル操作が実走行状態に近
似して行われ測定が正しく行われる。
【００３１】又、スラスト力の検出手段については前記
実施例に限るものでなく、ローラに作用するスラスト力
を検出し得るものであればいずれの手段でもよい。
実施例に限るものでなく、ローラに作用するスラスト力
を検出し得るものであればいずれの手段でもよい。
【００３２】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、センタリ
ングローラにより車両をその中心線が測定中心線に一致
させてから、各車両をそれぞれ載置した各ローラのスラ
スト力を測定しながらアライメント測定して各車輪のト
ー角及びキャンバー角を調整するようにしたので、車両
を実走行状態に極めて近い状態でホイールアライメント
を高精度に調整することができる効果を有する。
ングローラにより車両をその中心線が測定中心線に一致
させてから、各車両をそれぞれ載置した各ローラのスラ
スト力を測定しながらアライメント測定して各車輪のト
ー角及びキャンバー角を調整するようにしたので、車両
を実走行状態に極めて近い状態でホイールアライメント
を高精度に調整することができる効果を有する。
【図１】本発明の１実施例の平面図である。
【図２】図１のII-II 線截断面図である。
【図３】図１のIII-III 線截断面図である。
【符号の説明】 １ 前部ローラ ４ 後部ローラ ６ セッティングローラ 7a、7b 車輪駆動手段 8、9 ホイールアライメント測定手段 10、11 センタリングローラ 12 スラスト力検出手段
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の車輪を載置する前部及び後部ロー
ラと、該ローラを駆動する車輪駆動手段と、ホイールア
ライメント測定手段とからなるホイールアライメント測
定装置において、前記前部及び後部ローラの側方に前記
車輪の外側面に当接押圧して車両を前記測定装置の中心
線に調整するセンタリングローラを設けると共に、前記
前部及び後部ローラにスラスト力を検出するスラスト力
検出手段をそれぞれ設けたことを特徴とするホイールア
ライメント測定調整装置。 - 【請求項２】 前記後部ローラを単一のローラで形成す
ると共に該後部ローラにその軸芯中心線上に車輪を載置
するセッティングローラを設けたことを特徴とする請求
項１に記載のホイールアライメント測定調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265628A JPH0694581A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ホイールアライメント測定調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265628A JPH0694581A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ホイールアライメント測定調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694581A true JPH0694581A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17419779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4265628A Pending JPH0694581A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ホイールアライメント測定調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694581A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100680712B1 (ko) * | 2005-05-23 | 2007-02-08 | 현대자동차주식회사 | 케이블을 이용한 차량의 센터링 장치 |
| KR20070039650A (ko) * | 2005-10-10 | 2007-04-13 | 현대자동차주식회사 | 차량의 차륜정렬장치 |
| DE19952152B4 (de) * | 1999-03-01 | 2007-08-30 | Volkswagen Ag | Achskinematikmeßstand für ein Fahrzeug mit einem Radersatz |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4265628A patent/JPH0694581A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19952152B4 (de) * | 1999-03-01 | 2007-08-30 | Volkswagen Ag | Achskinematikmeßstand für ein Fahrzeug mit einem Radersatz |
| KR100680712B1 (ko) * | 2005-05-23 | 2007-02-08 | 현대자동차주식회사 | 케이블을 이용한 차량의 센터링 장치 |
| KR20070039650A (ko) * | 2005-10-10 | 2007-04-13 | 현대자동차주식회사 | 차량의 차륜정렬장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102144144B (zh) | 用于确定和调整一辆汽车的底盘几何结构的设备和方法 | |
| US6209209B1 (en) | Rolling run-out measurement apparatus and method | |
| EP0685724B1 (en) | Car stability measuring equipment and stability regulation method | |
| JP4000153B2 (ja) | ラテラルフォース測定装置 | |
| US5105547A (en) | Method of and apparatus for measuring the wheel alignment of automotive vehicles | |
| JPH0694581A (ja) | ホイールアライメント測定調整装置 | |
| JP2961403B2 (ja) | 昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置 | |
| JPH0361888B2 (ja) | ||
| JPH06129950A (ja) | ホイールアライメント測定装置 | |
| JPS6141913A (ja) | 車輪の傾斜度測定方法及びその装置 | |
| JP2566150Y2 (ja) | タイヤ試験機 | |
| JP3333598B2 (ja) | シャシダイナモメータの検証装置 | |
| JPH06294709A (ja) | タイヤの残留コーナリングフォースの測定方法および装置 | |
| JP4100764B2 (ja) | 車両のホイールアライメント測定装置 | |
| JP3497261B2 (ja) | 車両のスタビリティ調整方法 | |
| JP2880251B2 (ja) | 車両のホイールアライメント調整方法 | |
| JPH045938B2 (ja) | ||
| JPS601509A (ja) | 車輪の傾斜度測定装置 | |
| JP2754783B2 (ja) | ラジアルフォースバリエーション調整支援装置 | |
| JP3690880B2 (ja) | 接触式アライメント測定装置 | |
| JP2801244B2 (ja) | 車輌サスペンション特性測定方法 | |
| RU2219513C2 (ru) | Стенд для регулирования углов установки колес автомобиля | |
| JPH09210863A (ja) | 車両の直進調整方法およびその装置 | |
| JP3504473B2 (ja) | ホイールアライメント測定装置 | |
| JPH06347378A (ja) | ホイールアライメント測定装置 |