JP3333598B2 - シャシダイナモメータの検証装置 - Google Patents

シャシダイナモメータの検証装置

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JP3333598B2
JP3333598B2 JP22966993A JP22966993A JP3333598B2 JP 3333598 B2 JP3333598 B2 JP 3333598B2 JP 22966993 A JP22966993 A JP 22966993A JP 22966993 A JP22966993 A JP 22966993A JP 3333598 B2 JP3333598 B2 JP 3333598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の模擬走行試
験を行うシャシダイナモメータの負荷の検証装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】駆動装置を具備しないエディツクダイナ
モメータ、水ダイナモメータような自動車の模擬走行試
験を行うシャシダイナモメータの負荷の検証を行う場
合、シャシダイナモメータ自体の機械的損失を測定する
のに当っては、定速度法や惰行法が採られている。
【0003】自動車の前後輪間隔と同一間隔をもって平
行に回転自在に機台に支承されている前輪側ローラ及び
後輪側ローラ、トルク吸収駆動装置を備えたシャーシダ
イナモメータのトルク吸収回転ローラ上に自動車を搭載
して、自動車を所定の走行駆動状態にした後、ジャッキ
アップして、タイヤをシャシダイナモメータのローラか
ら離すことによりシャシダイナモメータに所定の駆動状
態からの惰性走行を行わせ、その惰行走行状態の測定に
基づいてシャシダイナモメータ自体の機械的損失を算出
するのである。
【0004】そして、シャシダイナモメータ自体の慣性
モーメントを測定するのに当っては、被測定側であるシ
ャシ系のトルクセンサによる測定で求められている。
又、ホイルトルクセンサを備えた測定用の特殊自動車を
用いてジャキアップすることなく、自動車の所定の走行
駆動状態において、シャシダイナモメータ自体の機械的
損失や慣性モーメントを測定する方法も行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の駆動装置を具備
しないシャシダイナモメータの負荷の検証における惰行
法は、シャシダイナモメータの機械的損失測定に必要な
惰性走行を得るために、高速運転中の一般自動車をシャ
シダイナモメータから離すように急に上方に扛重しなけ
ればならない。しかし、それは極めて困難な作業であ
る。
【0006】しかも、惰行法で得られる検証において
は、実際の走行試験におけるタイヤ部の損失が押付圧も
含め考慮されないし、シャシ系のトルクセンサによるシ
ャシダイナモメータ自体の慣性モーメントの測定値に
は、被測定側のトルクセンサによるので、即ち被制御側
のトルクセンサによるので、制御系の応答遅れも含まれ
ている。いずれにせよ検証は不正確となる。
【0007】ホイルトルクセンサを備えた機械的損失・
慣性モーメント測定用の特殊自動車を用いる方法は、自
動車の部品メーカ、オイルメーカ、整備工場のようなよ
うな大規模な自動車メーカでないシャシダイナモメータ
の使用者にとっては、特殊自動車を用意することは困難
である。しかも、自動車のモード運転は、運転者による
ので不正確であり、試験自動車の車種に対応する測定用
特殊自動車のタイヤの押付力、タイヤ径等の交換が容易
ではない。この発明は、上記の従来の技術によるシャシ
ダイナモメータの検証装置の欠点を解消した装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のシャシダイナ
モメータの検証装置は、搬送自在、且つ被検証シャシダ
イナモメータに着脱自在の基台、基台に設けられ、車輪
をシャシダイナモメータのローラから少なくとも離脱さ
せる接離手段を備えた可動部に取付けられた車輪、車輪
を回転駆動するように基台に直接的又間接的に設けられ
たモータ、車輪とモータとの伝動系に介在する軸トルク
計、車輪とモータとの伝動系に、又は被検証シャシダイ
ナモメータの回転系に設けられた回転速度計、車輪をシ
ャシダイナモメータのローラに対して押圧するように基
台に設けられた押圧手段、押圧手段による押圧負荷を検
出するように基台に設けられた押圧負荷検出手段、並び
にモータ、軸トルク計及び回転速度計が接続され、モー
タを制御速度又は制御速度及び加速度で駆動するよう制
御する共に回転速度計及び軸トルク計の検出信号に基づ
いて各車速値における機械損失、ダイナモ実吸収負荷、
慣性量及びR/L値+慣性負荷の少なくとも一つを演算
する制御・測定装置から構成されている。
【0009】そして、可動部は基台に回動自在に設けら
れた揺動梁であり、車輪はタイヤ付きであり、揺動梁の
先端側の支持部に取付けられており、モータ、軸トルク
計、回転速度計は、車輪と共に揺動梁の支持部に取付け
られていてもよい。その場合、接離手段は、揺動梁の先
端側扛重手段であり、押圧手段は、揺動梁を回動する基
台に設けられた押圧手段である。
【0010】
【作用】シャシダイナモメータの負荷の検証に際して
は、シャシダイナモメータ検証装置を被検証装置である
シャシダイナモメータの上に搬送位置決めし、基台をシ
ャシダイナモメータの上面枠板に固定する。そして上記
のシャシダイナモメータ検証装置によりシャシダイナモ
メータの負荷の検証操作について述べる。
【0011】(1)シャシダイナモメータの機械損失の
計測 先ず、タイヤ付き車輪を無負荷状態にしたままで、
扛重手段によりタイヤ付き車輪をシャシダイナモメータ
のローラから離れた状態に揺動梁を維持したままで、制
御・測定装置から所定の多種値の各回転速度の指令に基
づいてモータを回転駆動する。モータの回転速度は、回
転速度計で検出され、その検出信号は制御・測定装置に
フィードバックされ、タイヤ付き車輪は、所定の各回転
速度で回転される。その所定の各回転速度でタイヤ付き
車輪が回転している状態における各トルク値が軸トルク
計により検出され、その検出信号は、回転速度計で検出
される所定の各回転速度の検出信号と共に制御・測定装
置に入力され、試験自動車の所定の各車速値における検
証装置であるシャシダイナモメータ自体の機械損失とし
て測定される。
【0012】 次に扛重手段を作動して、揺動梁を逆
に回動し、タイヤ付き車輪をローラ上に降ろすと共に、
押圧手段でタイヤ付き車輪をローラに押し付ける。その
押圧負荷は押圧負荷検出手段で検出されるので、タイヤ
付き車輪のローラに対する押圧負荷が試験自動車の軸荷
重と同一になるように押圧手段を調節する。即ち、シャ
シダイナモメータのローラには、実際に試験自動車の車
輪が載置された状態が模擬的に再現される。
【0013】 その状態で且つシャシダイナモメータ
のダイナモメータを吸収無負荷状態にし、上記と同様に
して先の所定の各速度でとタイヤ付き車輪を回転駆動
し、その各回転速度でタイヤ付き車輪が回転している状
態における各トルク値が軸トルク計により検出される
が、その検出信号は、それは、回転速度計で検出される
所定の各回転速度の検出信号と共に制御・測定装置に入
力される。即ち、試験自動車の各所定車速値における試
験自動車軸荷重負荷状態の検出トルク値が得られる。
【0014】その値と、上記の操作で得られた試験自動
車の各所定車速値に対応したシャシダイナモメータの検
証装置自体の機械損失との差が演算され、その差は、試
験自動車の所定の各車速値における被検証装置であるシ
ャシダイナモメータの機械損失とタイヤ損失との和とし
て考えられる。
【0015】(2)シャシダイナモメータの吸収負荷
(R/L値)の検証 上記の(1)の状態にした上で、試験自動車に相
当するR/L値のダイナモ吸収負荷値をシャシダイナモ
メータに設定する。(この場合の設定方法は、シャシダ
イナモメータにおける自動車の実際の試験時に行われる
設定方法でよい。)
【0016】 上記のの状態において、で上記の
(1)の操作と同様の操作を行う。その結果、制御・
測定装置には、試験自動車軸荷重負荷状態で検出された
試験自動車の所定の各車速値とそれに対応する検出トル
ク値、即ち検証装置自体の機械損失とシャシダイナモメ
ータの機械損失とタイヤ損失とシャシダイナモメータの
吸収負荷値(R/L値)との和が検出トルク値として入
力される。そして、試験自動車の各所定車速値における
上記(1)で得られたシャシダイナモメータの機械損
失とタイヤ損失との和と、上記の検出トルク値との差が
演算され、その差が試験自動車の所定の各車速値におけ
る実R/L値として得られる。
【0017】(3)シャシダイナモメータの慣性量(機
械慣性及び電気慣性)の検証 前記(1)の状態にして、先ず、制御・測定装置から
の所定の多種値の各加減速度指令に基づいてモータが所
定の回転速度(低速)で回転駆動されると共に所定の各
加減速度で加減速される。
【0018】それによりタイヤ付き車輪は、所定の回転
速度(低速)で回転駆動されると共に所定の各加減速度
で加減速される。そのタイヤ付き車輪の加減速回転状態
における各トルク値が軸トルク計により検出され、その
検出信号は、制御・測定装置に入力される。それと共
に、タイヤ付き車輪が加減速回転している状態における
回転速度が回転速度計で検出され、その回転速度の検出
信号は、制御・測定装置で微分され、加減速度dω/d
tが得られ、更にI=T/(dω/dt)によりシャシ
ダイナモメータの慣性量Iが算出される。
【0019】(4)モード運転時の車両負荷(R/L値
+慣性負荷)の検証 上記の(2)と同様にして、先ず、上記の(1)
の状態にした上で、試験自動車に相当するR/L値の
ダイナモ吸収負荷値をシャシダイナモメータに設定す
る。そして、制御・測定装置の所定の種々の試験モード
に基づく速度指令に基づいてモータが所定の各モードで
回転駆動される。それによりタイヤ付き車輪は、所定の
各試験試験モードの回転速度で回転駆動され、そのタイ
ヤ付き車輪の各試験モードの回転状態におけるトルク値
が軸トルク計により検出され、その検出トルク信号は、
逐次、制御・測定装置に入力される。
【0020】 他方、制御・測定装置において、所定
の試験モードに基づく逐次の速度指令に基づく加減速度
が算出され、それとシャシダイナモメータの慣性量Iと
からの慣性負荷の算出及び算出慣性負荷と設定R/L値
との加算が逐次行われる。即ち、演算トルクが逐次算出
される。 更に同時点の検出トルク値と演算トルク値とが比較
される。
【0021】
【実施例】この発明の実施例におけるシャシダイナモメ
ータ検証装置を図面に従って説明する。図1、図2及び
図3に示すように、被検証装置であるシャシダイナモメ
ータにおけるローラAの上方のみを開放した上面枠板F
に軸線方向に設けられた取付けレールRに係合する移動
用ローラ1を下面に備えていると共に搬送吊上げ用のア
イボルト2を上面四隅に植設した基台3は、ローラAの
上方のみを開放したシャシダイナモメータの上面枠板F
に軸線方向に設けられたT溝Sに取付けボルト4によっ
て適宜の位置に固定されるようになっている。
【0022】基台3の上面に立設された支持脚5,5に
は、支軸6でH形鋼からなる揺動梁7の中間部が回転自
在に支承され、揺動梁7にも搬送吊上げ用のアイボルト
2が植設されている。揺動梁7の先端には横方向伸びた
支持梁8が固着されており、揺動梁7の先端部、即ち支
持梁8の基端部には、タイヤ付き車輪9の車軸が回転自
在に支承されている。支持梁8と平行に伸びる車軸は、
支持梁8の先端部に装着されたASR(自動速度制御)
モータ10のモータ軸に結合されているが、両者の間に
は、継手11を介して結合された軸トルク計12及び回転速
度計13が介在している。
【0023】回転速度計がシャシダイナモメータの回転
軸に設けられている場合には、その回転速度計をもって
回転速度計13に代用される。モータ10、軸トルク計12及
び回転速度計13には、適宜設けられた図4に示すような
制御・測定装置30が適宜接続されている。
【0024】基台3上の揺動梁7の基端部に対応する位
置には、門形支承部14が立設され、揺動梁7の基端部の
上部と門形支承部14との間にジャッキ15が嵌装されてい
る。支持脚5,5と門型支承部14との間で揺動梁7の上
を跨設された固定梁16は、揺動梁7の両側で、基台3上
に枢着されたショックアブソーバ17,17で両端が支承さ
れている。揺動梁7にロードセル18を介して植設された
タイヤ押付け用ボルト19は、固定梁16に回転自在に設け
られたナット20に螺合している。揺動梁7上に固定され
たブラケット21と固定梁16とは、弾性材の連結片22,22
で連結されている。
【0025】タイヤ付き車輪9を接離自在に支持する構
成は、揺動梁の形式とは限らず、例えば単に上下動させ
る枠構体でもよく、扛重用のジャッキ15やタイヤ押付け
用ボルト19・ナット20機構を適宜の上下動手段にするこ
と、更には共通の手段にし得ることは容易に理解できよ
う。
【0026】制御・測定装置30においては、モータ速度
・加速度指令部31がモータ速度・加速度指令値信号を入
力するようにモータ速度制御部32に接続され、モータ速
度制御部32は、モータ10、即ちタイヤ付き車輪9を制御
速度・加速度で駆動するようにモータ10に接続されてい
る。回転速度計13は、回転速度検出信号をモータ速度制
御部32と計測部33とに入力するように接続されており、
又、場合によっては、計測部33に直接でなく、微分器37
を介して計測部33に接続され、回転速度検出信号が微分
されて回転加速度検出信号となって入力されるようにな
っている。軸トルク計12は、トルク検出信号を計測部33
に入力するように接続されている。
【0027】計測部33は、入力された検出信号に基づく
ローラAの周速、即ち試験自動車の車速値(場合によっ
ては、加減速値)とその車速値(加減速値)に対応した
トルク値を演算部34に入力するように接続され、演算部
34は、車速値に基づく機械損失、ダイナモ実吸収負荷、
慣性量及びR/L値+慣性負荷を演算するようになって
いる。そして、表示・記録部35及びメモリ36は、その演
算結果等の演算部34からの情報が入力されるように演算
部34に接続されており、メモリ36は、記憶情報を演算部
34に再び入力するようになっている。
【0028】シャシダイナモメータの負荷の検証に際し
ては、シャシダイナモメータ検証装置をアイボルト1,
1‥で吊上げて被検証装置であるシャシダイナモメータ
の上面枠板Fの上に搬送し、移動用ローラ1を取付けレ
ールRに係合させ、シャシダイナモメータ検証装置をタ
イヤ付き車輪9がシャシダイナモメータのローラA上に
なる位置に移動位置決めし、取付けボルト4でシャシダ
イナモメータの上面枠板Fに固定する。
【0029】上記のシャシダイナモメータ検証装置によ
りシャシダイナモメータの検証操作について述べる。 (1)シャシダイナモメータの機械損失の計測 先ず、タイヤ付き車輪9を無負荷状態にしたまま
で、即ちジヤッキ15によりタイヤ付き車輪9をローラA
から離れた状態に揺動梁7を維持したままで、速度・加
速度指令部31から所定の多種値の各回転速度の指令がモ
ータ速度制御部32に入力され、それに基づいてモータ10
を回転駆動する。モータ10の回転速度は、回転速度計13
で検出され、その検出信号はモータ速度制御部32にフィ
ードバックされ、タイヤ付き車輪9は、所定の各回転速
度で回転される。
【0030】その所定の各回転速度でタイヤ付き車輪9
が回転している状態における各トルク値が軸トルク計12
により検出され、その検出信号は、回転速度計13で検出
される所定の各回転速度の検出信号と共に計測部33に入
力され、試験自動車の所定の各車速値における検証装置
であるシャシダイナモメータ自体の機械損失として表示
・記録部35で記録表示されると共にメモリ36に入力され
る。
【0031】 次にジヤッキ15を短縮して、揺動梁7
を図2で時計回りに回動し、タイヤ付き車輪9をローラ
A上に降ろすと共に、ナット20を回して揺動梁7の左側
を引上げ、即ちタイヤ付き車輪9をローラAに押し付け
る。その押圧力はロードセル18で検出されるので、タイ
ヤ付き車輪9のローラAに対する押圧力が試験自動車の
軸荷重と同一になるようにナット20を調節する。即ち、
シャシダイナモメータのローラAには、実際に試験自動
車の車輪が載置された状態が模擬的に再現される。
【0032】 その状態で且つシャシダイナモメータ
のダイナモメータ(動力吸収装置:PAU(POWER ABSO
LUTION UNIT ))を吸収無負荷状態にし、上記と同様に
して先の所定の各速度でとタイヤ付き車輪9を回転駆動
し、その各回転速度でタイヤ付き車輪9が回転している
状態における各トルク値が軸トルク計12により検出され
るが、その検出信号は、それは、回転速度計13で検出さ
れる所定の各回転速度の検出信号と共に計測部33に入力
される。
【0033】演算部34には、計測部33から試験自動車軸
荷重負荷状態で検出された試験自動車の所定の各車速値
とそれに対応する検出トルク値とが入力されると共に、
メモリ36から上記で入力記憶された試験自動車の各所
定車速値とそれに対応したシャシダイナモメータの検証
装置自体の機械損失、即ちトルク値とが入力され、演算
部34において、試験自動車の各所定車速値における試験
自動車軸荷重負荷状態の検出トルク値と検証装置自体の
機械損失のトルク値との差が演算される。その差は、表
示・記録部35に入力されると共に、メモリ36に入力され
るが、それが試験自動車の所定の各車速値における被検
証装置であるシャシダイナモメータの機械損失とタイヤ
損失との和として考えられる。
【0034】(2)シャシダイナモメータの吸収負荷
(R/L値)の検証 上記の(1)の状態にした上で、試験自動車に相
当するR/L値のダイナモ吸収負荷値をシャシダイナモ
メータに設定する。(この場合の設定方法は、シャシダ
イナモメータにおける自動車の実際の試験時に行われる
設定方法でよい。)
【0035】 上記のの状態において、で上記の
(1)の操作と同様の操作を行う。その結果、演算部
34には、計測部33から試験自動車軸荷重負荷状態で検出
された試験自動車の所定の各車速値とそれに対応する検
出トルク値、即ち検証装置自体の機械損失とシャシダイ
ナモメータの機械損失とタイヤ損失とシャシダイナモメ
ータの吸収負荷値(R/L値)との和が検出トルク値と
して入力される。
【0036】そして、メモリ36から上記(1)で入力
記憶されたシャシダイナモメータの機械損失とタイヤ損
失との和も演算部34に入力され、演算部34において、試
験自動車の各所定車速値における前記両者の差が演算さ
れる。その差は、表示・記録部35に入力されるが、それ
が試験自動車の所定の各車速値における実R/L値とな
る。
【0037】(3)シャシダイナモメータの慣性量(機
械慣性及び電気慣性)の検証 前記(1)の状態にして、先ず、モータ速度・加速度
指令部31からの所定の速度指令(機械損失の影響を小さ
くするために低速度指令が好ましい。)及び所定の加減
速度指令、即ち関数発生器からの指令に基づく所定の多
種値の各加減速度指令がモータ速度制御部32に入力さ
れ、それに基づいてモータ10を所定の回転速度(低速)
で回転駆動すると共に所定の各加減速度で加減速する。
【0038】それによりタイヤ付き車輪9は、所定の回
転速度(低速)で回転駆動されると共に所定の各加減速
度で加減速される。そのタイヤ付き車輪9の加減速回転
状態における各トルク値Tが軸トルク計12により検出さ
れ、その検出信号は、計測部33に入力される。それと共
に、タイヤ付き車輪9が加減速回転している状態におけ
る回転速度が回転速度計13で検出され、その回転速度の
検出信号は、微分器37で微分され、加減速度dω/dt
の検出信号として計測部33を介して演算部34に入力され
る。演算部34においては、I=T/(dω/dt)によ
りシャシダイナモメータの慣性量Iが算出される。その
シャシダイナモメータの慣性量Iは、メモリ36に入力さ
れると共に及び表示・記録部35で記録表示される。
【0039】(4)モード運転時の車両負荷(R/L値
+慣性負荷)の検証 上記の(2)と同様にして、先ず、上記の(1)
の状態にした上で、試験自動車に相当するR/L値の
ダイナモ吸収負荷値をシャシダイナモメータに設定す
る。そして、モータ速度・加速度指令部31からの所定の
種々の試験モード(10モード、LA−4等)に基づく
速度指令がモータ速度制御部32に入力され、それに基づ
いてモータ10を所定の各モードで回転駆動する。
【0040】それによりタイヤ付き車輪9は、所定の各
試験試験モードの回転速度で回転駆動され、そのタイヤ
付き車輪9の各試験モードの回転状態におけるトルク値
が軸トルク計12により検出され、その検出トルク信号
は、逐次計測部33を介して演算部34に入力される。
【0041】 他方、演算部34には、設定R/L値及
びモータ速度・加速度指令部31からの所定の試験モード
(10モード、LA−4等)に基づく速度指令が逐次入
力されると共にメモリ36からシャシダイナモメータの慣
性量Iが入力され、演算器34において、逐次入力される
速度指令に基づく加減速度の算出、更には、シャシダイ
ナモメータの慣性量と算出加減速度とからの慣性負荷の
算出及び算出慣性負荷と設定R/L値との加算が逐次行
われる。即ち、演算トルクが逐次算出される。 更に演算部34においては、同時点の検出トルク値と
演算トルク値とが比較される。その結果が、表示・記録
部35で記録表示される。
【0042】
【発明の効果】この発明のシャシダイナモメータの検証
装置によれば、駆動装置を具備しないエディツクダイナ
モメータ、水ダイナモメータような自動車の模擬走行試
験を行うシャシダイナモメータの検証を行う場合、従来
の技術において用いられている定速度法や惰行法のよう
な高速運転中の一般自動車をシャシダイナモメータから
離すように急に上方に扛重するという極めて困難な作業
が必要としない。更に惰行法で得られる検証と異なり、
実際の走行試験におけるタイヤ部の損失が押付圧も含め
考慮され、シャシ系のトルクセンサによるシャシダイナ
モメータ自体の慣性モーメントの測定は、被測定側のト
ルクセンサによらないので、応答遅れも含まれない。従
って、この発明のシャシダイナモメータの検証装置によ
る検証結果は正確である。
【0043】しかも、この発明のシャシダイナモメータ
の検証装置によれば、従来の技術におけるホイルトルク
センサを備えた機械的損失・慣性モーメント測定用の特
殊自動車を用いる検証方法と同様にシャシダイナモメー
タの性能評価が正確であるにも拘らず、そのような特殊
自動車を用いることがないので、自動車の部品メーカ、
オイルメーカ、整備工場のようなような大規模な自動車
メーカでないシャシダイナモメータの使用者にとっても
便利である上、更に特殊自動車の使用におけるような自
動車のモード運転が運転者による不正確や、試験自動車
の車種に対応する測定用特殊自動車のタイヤの押付力、
タイヤ径等の交換の困難性が解消され、作業効率がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タの検証装置の平面図である。
【図2】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タの検証装置の正面図である。
【図3】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タの検証装置の側面図である。
【図4】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タの検証装置の制御・測定装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 移動用ローラ 2 搬送吊上げ
用のアイボルト 3 基台 4 取付けボル
ト 5 支持脚 6 支軸 7 揺動梁 8 支持梁 9 タイヤ付き車輪 10 モータ 11 継手 12 軸トルク計 13 回転速度計 14 門形支承部 15 ジャッキ 16 固定梁 17 ショックアブソーバ 18 ロードセル 19 タイヤ押付け用ボルト 20 ナット 21 ブラケット 22 連結片 30 制御・測定装置 31 モータ速度
・加速度指令部 32 モータ速度制御部 33 計測部 34 演算部 35 表示・記録
部 36 シャシダイナモ機械損失メモリ 37 微分器 F シャシダイナモメータの上面枠板 R 取付けレー
ル S T溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−113342(JP,A) 特開 昭57−137838(JP,A) 特開 昭58−71426(JP,A) 実開 平4−55539(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送自在、且つ被検証シャシダイナモメ
    ータに着脱自在の基台、 基台に設けられ、車輪をシャシダイナモメータのローラ
    から少なくとも離脱させる接離手段を備えた可動部に取
    付けられた車輪、 車輪を回転駆動するように基台に直接的又間接的に設け
    られたモータ、 車輪とモータとの伝動系に介在する軸トルク計、 車輪とモータとの伝動系に、又は被検証シャシダイナモ
    メータの回転系に設けられた回転速度計、 車輪をシャシダイナモメータのローラに対して押圧する
    ように基台に設けられた押圧手段、 押圧手段による押圧負荷を検出するように基台に設けら
    れた押圧負荷検出手段、 並びにモータ、軸トルク計及び回転速度計が接続され、
    モータを制御速度又は制御速度及び加速度で駆動するよ
    う制御する共に回転速度計及び軸トルク計の検出信号に
    基づいて各車速値における機械損失、ダイナモ実吸収負
    荷、慣性量及びR/L値+慣性負荷の少なくとも一つを
    演算する制御・測定装置から構成されているシャシダイ
    ナモメータの検証装置
  2. 【請求項2】 搬送自在、且つ被検証シャシダイナモメ
    ータに着脱自在の基台、 基台に回動自在に設けられた揺動梁、 揺動梁の先端側の支持部に取付けられた車輪、 車輪を回転駆動するように基台に直接的又間接的に設け
    られたモータ、 車輪とモータとの伝動系に介在する軸トルク計、 車輪とモータとの伝動系に、又は被検証シャシダイナモ
    メータの回転系に設けられた回転速度計、 揺動梁の先端側扛重手段、 車輪をシャシダイナモメータのローラに対して押圧する
    ように揺動梁を回動する基台に設けられた押圧手段、 押圧手段による押圧負荷を検出する基台に設けられた押
    圧負荷検出手段、 並びにモータ、軸トルク計及び回転速度計が接続され、
    モータを制御速度又は制御速度及び加速度で駆動するよ
    う制御する共に回転速度計及び軸トルク計の検出信号に
    基づいて各車速値における機械損失、ダイナモ実吸収負
    荷、慣性量及びR/L値+慣性負荷の少なくとも一つを
    演算する制御・測定装置から構成されているシャシダイ
    ナモメータの検証装置
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