JPH05276815A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

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JPH05276815A
JPH05276815A JP11222992A JP11222992A JPH05276815A JP H05276815 A JPH05276815 A JP H05276815A JP 11222992 A JP11222992 A JP 11222992A JP 11222992 A JP11222992 A JP 11222992A JP H05276815 A JPH05276815 A JP H05276815A
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drive system
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planting
shaft
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Tadashi Kondo
藤 忠 司 近
Takeshi Shiraishi
石 武 白
Shuichi Shimizu
水 修 一 清
Toshiro Wada
田 俊 郎 和
Hideo Nakajima
島 英 夫 中
Masatoshi Hiasa
朝 正 俊 日
Masahiro Kanezaki
崎 雅 弘 兼
Yoshiaki Kuraya
屋 芳 明 蔵
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Yanmar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 走行輪4を駆動する走行駆動系104を本機
一方側に配設させると共に、苗載台14の左右移動など
を行う苗取駆動系91を本機他方側に設けた。 【効果】 例えば本機中央部を中心として左側前方に走
行駆動系104を、また右側後方に苗取駆動系91を振
分けることにより、駆動構造の簡略化並びに動力伝達効
率の向上などを容易に行うことができ、保守などを容易
とし、また軽量化なども容易に図ることができると共
に、本機左右バランスを良好とし、また各駆動系毎のユ
ニット化などを容易に図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は苗載台の苗トレイから苗
取出爪によって取出した1株分のポット苗を植付爪に受
取って順次圃場に植付ける野菜移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本機前側にエンジンを、また本機
後側に苗載台を夫々配設させ、走行輪、植付爪、苗取出
爪、及び苗載台にエンジン出力を伝達させて各部を駆動
する野菜移植機を開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、各部
の駆動系が機体前後方向に延設されるから、駆動系の簡
略化並びに動力伝達効率の向上などを容易に行い得ない
と共に、本機の左右バランスの向上並びに各部駆動系の
ユニット化なども容易に行い得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
輪を駆動する走行駆動系を本機一方側に配設させると共
に、苗載台の左右移動などを行う苗取駆動系を本機他方
側に設けたもので、例えば本機中央部を中心として左側
前方に走行駆動系を、また右側後方に苗取駆動系を振分
けることにより、駆動構造の簡略化並びに動力伝達効率
の向上などを容易に行い得、保守などを容易とし、また
軽量化なども容易に図り得ると共に、本機左右バランス
を良好とし、また各駆動系毎のユニット化などを容易に
図り得るものである。
【0005】また、走行輪を駆動する走行駆動系を本機
一方側に、また苗載台の左右移動などを行う苗取駆動系
を本機他方側に設けると共に、植付爪を作動させる植付
駆動系を本機中央に設けたもので、本機中央部を中心に
各駆動系をバランス良く配置させ得、各駆動系毎のユニ
ット化などにより駆動構造の簡略化並びに取扱い操作性
の向上などを容易に図り得るものである。
【0006】また、苗載台の左右移動などを行う苗取駆
動系と、植付爪を作動させる植付駆動系とに、安全クラ
ッチを夫々設けたもので、各駆動系毎に適正なトルクを
各安全クラッチによって設定し得、取扱い操作性並びに
保守性などの向上を容易に図り得るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は移植機体の平面図、図2は全体側面図、図
3は同全体平面図であり、図中(1)はエンジン(2)
を搭載するベースフレーム、(3)は前記フレーム
(1)後端に連設するミッションケース、(4)は前記
ミッションケース(3)に左右スイングケース(5)を
介し上下揺動可能に支持する左右の走行輪である後輪、
(6)は前記前フレーム(1)の前端側にスイングアー
ム(7)を介し上下揺動可能に支持する左右の前輪、
(8)は前記ミッションケース(3)の後方にシャーシ
フレーム(9)を介し装設する苗供給装置、(10)は
左右の後輪(4)(4)間で前記ミッションケース
(3)に植付伝動ケース(11)を介して装設する苗植
付部、(12)は畝面(A)を鎮圧する鎮圧ローラ、
(13)は前記苗植付部(10)を上下揺動可能に支持
するゲージ輪であり、前記苗供給装置(8)における左
右往復移動する苗載台(14)上の苗トレイ(15)よ
り1株分のポット苗を苗取出爪(16)でもって取出す
と共に、この取出されたポット苗を前記苗植付部(1
0)のホッパ形植付爪(18)に供給し、操向ハンドル
(19)操作による機体の走行中畝面(A)に一定間隔
毎のポット苗の植付けつまり移植を行うように構成して
いる。
【0008】また、(20)は車高調節レバー、(2
1)は植付クラッチレバー、(22)は走行変速レバ
ー、(23)は株間変速レバー、(24)は植深調節レ
バー、(25)は左右サイドクラッチレバー、(26)
は上面ボンネット、(27)は燃料タンク、(28)は
予備苗台である。
【0009】さらに、図4及び図5に示す如く、機体を
昇降させて車高調節を行う油圧シリンダである昇降シリ
ンダ(29)と、機体の左右方向傾斜角度を修正する水
平制御用油圧ローリングシリンダ(30)を備えるもの
で、前記ミッションケース(3)の走行出力軸(31)
の左右両端に遊転支持する左右スイングケース(5)
(5)の基端ボス(32a)(32b)に左右の固定枢
着板(33a)(33b)を設け、各枢着板(33a)
(33b)にターンバックル(34a)付き連結リンク
(34b)を介してローリング支点軸(35)両端の揺
動アーム(36a)(36b)を連結させ、前記支点軸
(35)中間を回転自在に貫挿させるスイング軸(3
7)を前記昇降シリンダ(21)のピストンロッド(3
8)先端に連結させると共に、前記支点軸(35)にロ
ーリングアーム(39)を介してローリングシリンダ
(30)のピストンロッド(40)を連結させるもの
で、前記スイング軸(37)にブラケット(41)を介
して前記ローリングシリンダ(30)を取付けると共
に、前記ミッションケース(3)上側にシリンダフレー
ム(42)を固設させ、シリンダフレーム(42)に前
記昇降シリンダ(29)を取付け、シリンダフレーム
(42)の長溝(43)によってスイング軸(37)を
往復摺動案内するように構成している。
【0010】そして、前記支点軸(35)の左右両端に
下及び上方向に左右揺動アーム(27a)(27b)を
突設させ、前記昇降シリンダ(29)のピストンロッド
(38)を進退時、スイング軸(37)を摺動させ、左
右のスイングケース(5)(5)を一体的に同一方向に
上下動させ、機体を昇降させて車高調節を行う一方、前
記ローリングシリンダ(30)のピストンロッド(4
0)を進退時、前記支点軸(35)を回転させ、左右の
スイングケース(5)(5)を上下逆方向に上下動させ
て機体の左右傾斜角度を修正する水平制御を行うように
構成している。
【0011】さらに、ベースフレーム(1)前面に前バ
ンパ(44)付きの前フレーム(45)をボルト止め固
定し、前フレーム(45)に固定軸(46)を設け、該
軸(46)両端に左右スイング支点軸(47)(47)
を回転自在に取付け、各軸(47)(47)に一端を固
定する左右スイングアーム(7)(7)他端に前車軸
(48)(48)を介して左右前輪(6)(6)を遊転
軸支させると共に、左右スイング支点軸(47)(4
7)にリンク(49)(49)を介して左右スイングロ
ッド(50)(50)前端を連結させ、各ロッド(5
0)(50)後端を前記各枢着板(33a)(33b)
に連結させ、前輪(6)及び後輪(4)の各支点(4
7)(32a)(32b)よりも上方に前記ロッド(5
0)を配設させるもので、後輪(4)を駆動し、前輪
(6)を従動させると共に、スイング軸(37)を押引
して機体を昇降させる油圧昇降シリンダ(29)と、前
記スイング軸(37)に支持させてローリング支点軸
(35)を回転させて機体を左右に傾斜させるローリン
グシリンダ(30)とを備え、畝(A)を跨ぐように側
溝(B)に前後輪(6)(4)を配置させ、前記昇降シ
リンダ(29)制御により左右の前後輪(6)(4)を
同一方向に昇降させ、車高調節する一方、前記ローリン
グシリンダ(30)制御により左右の前後輪(6)
(4)を逆方向に昇降させ、機体を左右傾斜調節するも
ので、エンジン(2)を前側に装設するミッションケー
ス(3)の上側にシリンダフレーム(42)を固設さ
せ、苗載台(14)などを設けるシャーシフレーム
(9)を前記シリンダフレーム(42)後側に連結させ
る一方、該シリンダフレーム(42)後側にシャーシフ
レーム(9)を介して操向ハンドル(19)を連設させ
ると共に、前記シリンダフレーム(42)を前低後高に
傾斜させている。
【0012】さらに、図6、図7に示す如く、エンジン
(2)の出力プーリ(51)にベルト(52)を介して
連結させる入力プーリ(53)と、苗供給装置(8)な
どにエンジン(2)駆動力を伝える苗出力プーリ(5
4)とを、ミッションケース(3)の入力軸(55)に
軸支させる。そして、中間軸(56)(57)及び植付
タイミングクラッチ(58)を介して入力軸(55)に
植付爪駆動軸(59)を連結させ、植付伝動ケース(1
1)に取付ける植付爪(18)の植付動作を駆動軸(5
9)を介して行わせるように構成している。また、前進
1速及び2速と後進の切換を行う走行変速ギヤ(60)
を介して入力軸(55)に走行変速軸(61)を連結さ
せると共に、ファイヤルギヤ(62)及び左右サイドク
ラッチ(63)(63)を介して走行変速軸(61)に
左右走行出力軸(31)(31)を連結させ、各出力軸
(31)(31)にチェン(64)(64)などを介し
て左右車軸(65)(65)を連結させ、左右後輪
(4)(4)を駆動するように構成している。
【0013】また、走行変速軸(61)を制動するブレ
ーキ体(66)をミッションケース(3)に内設させる
もので、変速軸(61)に円板形のブレーキ体(66)
を固定軸支させると共に、ミッションケース(3)にカ
ム軸(67)を設け、カム軸(67)の半割り形カム面
(68)をブレーキ体(66)外周に対設させる。そし
て、走行クラッチであるテンションローラ(69)を操
作する走行クラッチレバー(70)に、前記カム軸(6
7)のブレーキアーム(71)を連結させると共に、前
記レバー(70)を操向ハンドル(19)部に取付けて
運転作業者が手元操作可能にしたもので、走行クラッチ
を入から切にしてブレーキを入にする走行クラッチレバ
ー(70)の操作により、ブレーキ体(66)周面にカ
ム面(68)が圧着し、走行変速軸(61)を制動し、
サイドクラッチ(63)入状態で後輪(4)の転動を阻
止するように構成している。
【0014】また、前記走行クラッチレバー(70)に
よって後輪(4)を制動するとき、レバー(70)を走
行クラッチ入から切にした後または略同時にブレーキ入
になり、ブレーキ体(66)にカム面(68)が圧着す
ると共に、ブレーキが切になった後または略同時に走行
クラッチが入になるようにレバー(70)操作が行われ
るもので、前記レバー(70)の支点軸(72)と別に
アーム支点軸(73)を設け、アーム支点軸(73)に
設ける操作アーム(74)に、レバー(70)に一体固
定するローラ(75)を当接させ、レバー(70)の揺
動によりローラ(75)を介してアーム(74)を揺動
させると共に、前記テンションローラ(69)を設ける
クラッチアーム(76)にクラッチワイヤ(77)を介
して前記アーム(74)を連結させ、また前記ブレーキ
アーム(71)にブレーキワイヤ(78)を介して前記
アーム(74)を連結させている。
【0015】さらに、図6に示す如く、前記エンジン
(2)の出力軸(2a)に油圧ポンプ(79)の入力軸
(79a)と、走行駆動系である前記ミッションケース
(3)の入力軸(55)とを各伝達ベルト(26)(5
2)を介して連動連結させ、前記後輪(4)を駆動する
走行出力軸(31)に左右サイドクラッチ(63)及び
変速軸(61)を介して前記入力軸(55)を連動連結
させると共に、安全クラッチ(80a)を介して前記植
付爪(18)の駆動を行う植付爪駆動系(80)に出力
する植付出力駆動軸(59)に、スプライン噛合せ式1
回転クラッチ(58)及び減速カウンタ中間軸(56)
(57)を介して前記入力軸(55)を連動連結させ
て、前記エンジン(2)からの出力をミッションケース
(3)の入力軸(55)に伝達して左右後輪(4)と植
付爪(18)の駆動をそれぞれ行うように構成してい
る。
【0016】また、前記苗取出爪(16)のロータリケ
ース(81)を駆動する苗取出爪駆動軸(82)と、前
記苗載台(14)の横送り軸(83)の変速切替えを行
う横送り切替ギヤケース(84)と、前記苗載台(1
4)の左右横送り終端時に苗トレイ縦送り搬送チェン
(85)の縦送り駆動を行う縦送りクラッチ軸(86)
と、前記苗取出爪(16)の苗取出時に苗載台(14)
下方から作用させる苗押出ピン(87)の苗押出カム
(88)及び前記クラッチ軸(86)を間欠回転する縦
送りカム(89)の駆動カム軸(90)などを有する苗
取駆動系(91)を備え、前記ミッションケース(3)
の上方に配設する植付クラッチケース(92)の植付ク
ラッチ軸(93)に前記苗取出駆動系(91)を連動連
結させると共に、植付クラッチケース(92)の入力軸
(92a)を伝達チェン(94)及び変速プーリ軸(9
5)及び無段変速手段である無段変速ベルト(96)を
介して前記ミッションケース(3)の入力軸(55)に
連動連結させて、前記苗取出爪(16)や苗載台(1
4)など苗取出駆動系(91)のそれぞれの駆動を行う
もので、図10、図11の如く、入力軸(92a)を中
心に揺動させるアーム(92b)にプーリ軸(95)を
介して割プーリ(95a)を軸支させ、プーリ(95
a)にベルト(96)を掛回し、アーム(92b)にロ
ッド(23a)を介してレバー(23)を連結させ、レ
バー(23)によるアーム(92b)揺動によりプーリ
(95a)を変速動作させるように構成している。
【0017】さらに、前記ミッションケース(3)内の
1回転クラッチ(58)を操作するクラッチ操作カム
(97)のカム軸(98)に植付タイミング手段である
植付タイミングロッド(99)を介して前記植付クラッ
チケース(92)のクラッチ軸(93)を連動連結させ
るもので、前記植付クラッチケース(92)は入力軸
(92a)に第1及び第2減速ギヤ及びカウンタ軸(1
00)を介し植付クラッチ軸(93)を連動連結させ、
安全クラッチである植付クラッチ(101)と植付爪タ
イミングカム(102)とを該植付クラッチ軸(93)
に備え、前記植付クラッチ(101)を操作するクラッ
チカムを前記植付クラッチレバー(21)に連動連結さ
せる一方、該クラッチケース(92)のタイミングカム
軸(103)にカム軸(98)及びロッド(99)を介
してカム(97)を連結させるもので、前記カム(10
2)の揺動時、操作カム(97)を揺動させて1回転ク
ラッチ(58)を入とさせる「植付入」信号を出力する
一方、ロッド(99)を引張り上げる状態時には、操作
カム(97)先端をクラッチ(58)側に突入させる状
態とさせて該クラッチ(58)を切とするように構成し
ている。
【0018】さらに図1、図6、図8、図9に示す如
く、後輪(14)を駆動するベルト(52)などを備え
る走行駆動系(104)を本機左側に配設させ、また苗
載台(14)の左右移動並びに苗取出爪(16)の駆動
などを行う苗取駆動系(91)を本機右側に設けると共
に、植付爪(18)を作動させる植付駆動系(80)を
本機中央に設け、また苗載台(14)の左右移動などを
行う苗取駆動系(91)と、植付爪(18)を作動させ
る植付駆動系(80)とに、安全クラッチ(101)
(80a)を夫々設けるもので、図4及び図5のよう
に、前面視門形に形成するシリンダフレーム(42)の
門形囲内に昇降シリンダ(29)を取付け、図8のよう
にシリンダフレーム(42)の門形上面に植付クラッチ
ケース(92)を固設させ、図1及び図9のようにシャ
ーシフレーム(9)に延設させる苗台フレーム(10
5)の最右側部に横送り切替ギヤケース(84)を取付
けると共に、右側の苗台フレーム(105)の前側に横
軸(106)を軸支させている。
【0019】そして、本機前部左側の走行駆動系(10
4)を形成するベルト(52)(26)を介してエンジ
ン(2)出力をミッションケース(3)と油圧ポンプ
(79)に伝達させ、本機中央部の植付駆動系を形成す
る植付伝動ケース(11)にミッションケース(3)を
介して走行駆動系(104)からのエンジン(2)出力
を伝達させ、後輪(4)及び植付爪(18)を作動させ
ると共に、ローリングシリンダ(30)取付位置と反対
のシリンダフレーム(42)左側を介して走行駆動系
(104)からのエンジン(2)出力を植付クラッチケ
ース(92)に伝達させ、前記ロータリケース(81)
と横軸(106)にチェン(107)を介して前記クラ
ッチケース(92)を出力連結させ、横軸(106)に
チェン(108)を介して前記ギヤケース(84)を出
力連結させ、苗取駆動系(91)を形成する前記各チェ
ン(107)(108)を本機後部右側形状に沿わせて
延設させ、苗載台(14)及び苗取出爪(16)を作動
させるもので、植付爪(18)の駆動トルクを安全クラ
ッチ(80a)によって設定し、また苗載台(14)及
び苗取出爪(16)の駆動トルクを植付クラッチ(10
1)によって設定し、苗載台(14)を左右往復移動さ
せ、苗載台(14)の苗トレイ(15)の縦送りを行
い、苗トレイ(15)のポット苗を苗取出爪(16)に
よって植付爪(18)に供給し、後輪(4)の走行駆動
により移動し乍ら植付爪(18)によって畦(A)上面
にポット苗を移植するものである。
【0020】さらに、図8に示す如く、畦(A)上面に
被せるマルチフィルム(109)に熱を利用して移植孔
(110)を形成するマルチカットヒータ(111)を
備え、植付部(10)のカム(112)によって揺動さ
せるリンク(113)に前記ヒータ(111)を取付
け、植付爪(18)の植付位置前側で前記ヒータ(11
1)を昇降させるように構成し、図8のようにエンジン
(2)及びミッションケース(3)を挾んでこれらの前
方側に燃料タンク(27)を、また後方側にマルチカッ
トヒータ(111)を振分けて設けている。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行輪(4)を駆動する走行駆動系(104)を本
機一方側に配設させると共に、苗載台(14)の左右移
動などを行う苗取駆動系(91)を本機他方側に設けた
もので、例えば本機中央部を中心として左側前方に走行
駆動系(104)を、また右側後方に苗取駆動系(9
1)を振分けることにより、駆動構造の簡略化並びに動
力伝達効率の向上などを容易に行うことができ、保守な
どを容易とし、また軽量化なども容易に図ることができ
ると共に、本機左右バランスを良好とし、また各駆動系
毎のユニット化などを容易に図ることができるものであ
る。
【0022】また、走行輪を駆動する走行駆動系を本機
一方側に、また苗載台の左右移動などを行う苗取駆動系
を本機他方側に設けると共に、植付爪を作動させる植付
駆動系を本機中央に設けたもので、本機中央部を中心に
各駆動系をバランス良く配置させ得、各駆動系毎のユニ
ット化などにより駆動構造の簡略化並びに取扱い操作性
の向上などを容易に図り得るものである。
【0023】また、苗載台の左右移動などを行う苗取駆
動系と、植付爪を作動させる植付駆動系とに、安全クラ
ッチを夫々設けたもので、各駆動系毎に適正なトルクを
各安全クラッチによって設定でき、取扱い操作性並びに
保守性などの向上を容易に図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機体の平面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行部の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】全体の駆動説明図。
【図7】ブレーキ体部の説明図。
【図8】本機の側面説明図。
【図9】同平面説明図。
【図10】植付クラッチケース部の左側面図。
【図11】同右側面図。
【符号の説明】
(4) 後輪(走行輪) (14) 苗載台 (18) 植付爪 (80) 植付駆動系 (80a)安全クラッチ (91) 苗取駆動系 (101)植付クラッチ(安全クラッチ) (104)走行駆動系
フロントページの続き (72)発明者 和 田 俊 郎 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 中 島 英 夫 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 日 朝 正 俊 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 兼 崎 雅 弘 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 蔵 屋 芳 明 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行輪を駆動する走行駆動系を本機一方
    側に配設させると共に、苗載台の左右移動などを行う苗
    取駆動系を本機他方側に設けたことを特徴とする野菜移
    植機。
  2. 【請求項2】 走行輪を駆動する走行駆動系を本機一方
    側に、また苗載台の左右移動などを行う苗取駆動系を本
    機他方側に設けると共に、植付爪を作動させる植付駆動
    系を本機中央に設けたことを特徴とする野菜移植機。
  3. 【請求項3】 苗載台の左右移動などを行う苗取駆動系
    と、植付爪を作動させる植付駆動系とに、安全クラッチ
    を夫々設けたことを特徴とする野菜移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010075067A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2016067215A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 井関農機株式会社 歩行型苗移植機
JP2017112904A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社クボタ 移植機

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