JPH05264164A - 高湿度貯蔵装置 - Google Patents

高湿度貯蔵装置

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JPH05264164A
JPH05264164A JP4065076A JP6507692A JPH05264164A JP H05264164 A JPH05264164 A JP H05264164A JP 4065076 A JP4065076 A JP 4065076A JP 6507692 A JP6507692 A JP 6507692A JP H05264164 A JPH05264164 A JP H05264164A
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JP
Japan
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closing
storage
unit
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Application number
JP4065076A
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English (en)
Inventor
Shigeo Miyazaki
茂雄 宮崎
Retsu Kioka
烈 木岡
Makoto Handa
誠 半田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵室内に被貯蔵品を収納し、その被貯蔵品
を高湿度に維持させて冷却保存するための貯蔵室加湿装
置を、給水の必要性を無くすことが出来、しかも、つね
に一定の高湿度状態を保持できる高湿度貯蔵装置を提供
する。 【構成】 ユニット内部に吸湿材20およびこの吸湿材
20の加熱再生用ヒータ21を配置し、ユニット内と前
記貯蔵室との間を第1の開閉蓋23を介して連通し、ユ
ニット内と貯蔵装置外部との間を第2の開閉蓋25を介
して連通するよう構成した貯蔵室加湿ユニットを備え、
この第1,第2の開閉蓋のうち一方が開き、他方が閉じ
るよう交互に開閉させ、この第1,第2の開閉蓋の開閉
状態を切り換える操作を所定の時間間隔で繰り返すと共
に前記第1の開閉蓋を開いた時に前記再生用ヒータの加
熱を行なうように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵室内に被貯蔵品を
収納し、高湿度状態で冷却保存する高湿度貯蔵装置に関
し、特に、その貯蔵室内の被貯蔵品を高湿度に維持させ
るための貯蔵室加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵室内に洋菓子等の被貯蔵品を収納
し、この被貯蔵品を高湿度状態で冷却保存するための高
湿度貯蔵装置は、内部に圧縮機、凝縮器等を配置した機
械室と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室と、貯蔵
室内と吹出口および吸込口を介して連通し、内部の通風
路中に冷却器、貯蔵室内送風ファンを配置して、貯蔵室
を冷却させるための冷却室を備えると共に、貯蔵室内を
所定の高湿度に保つための手段を備えている。
【0003】従来、この高湿度に保つための手段として
は、加湿タンクによる加湿手段を備え、水蒸気を強制的
に貯蔵室内に送り込む方法、または、冷却器の運転制御
により貯蔵室内の湿度低下を防ぐ方法が採用されてい
る。
【0004】上記、加湿手段を備えたものの構成は、冷
却室内又は貯蔵室の冷気循環路内に連通する部分に電気
ヒータ付の加湿タンクを備え、このタンク内に水を補給
して電気ヒータを通電することで水を加熱し、発生した
水蒸気を貯蔵室内送風ファンを利用して冷却器を介して
冷却された空気に混入させて貯蔵室内に導き、貯蔵室内
を所定の湿度に保つようにしている。
【0005】また、冷却器の運転制御による方式では、
冷却器の冷却運転のON/OFF時間間隔を短く制御し
て、冷却運転ON中の冷却器への着霜を少なくすること
で、OFF中に冷却器での自然除霜を行い、除霜された
水を冷却室底面に溜め、送風ファンの送風を利用してこ
の水を自然蒸発させて貯蔵室内に導くことで貯蔵室内の
湿度低下を抑えるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の高湿度
貯蔵装置において、電気ヒータ付の加湿タンクを使用し
て貯蔵室内の加湿を行うものでは、貯蔵室内を所定の高
湿度に維持できるといった利点があるものの、加湿タン
クへの水の補給を定期的に行う必要があり、手間が掛か
り、また、これを忘れた場合は、貯蔵室内の高湿度状態
が保てないといった問題がある。
【0007】また、冷却器の冷却運転のON/OFF時
間間隔制御による方式では、上記加湿タンクのような水
の補給の手間はないものの、高湿度貯蔵装置が設置され
た室内が低湿度である場合、貯蔵室内も低湿度となって
しまい、所定の高湿度状態に維持することができないと
いった問題があった。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決し、
給水の必要性を無くすことが出来、しかも、つねに一定
の高湿度状態を保持できる高湿度貯蔵装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1の高湿度貯蔵装置では、内部に圧縮機およ
び凝縮器を配置した機械室と、被貯蔵品を収納し冷却保
存する貯蔵室と、貯蔵室と吹出口および吸込口とにより
連通し、内部に冷却器、貯蔵室内送風ファンを配置して
貯蔵室を冷却させるための冷却室を備えた貯蔵装置にお
いて、ユニット内部に吸湿材およびこの吸湿材の加熱再
生用ヒータを配置し、ユニット内と前記貯蔵室との間を
第1の開閉蓋を介して連通し、ユニット内と貯蔵装置外
部との間を第2の開閉蓋を介して連通するよう構成した
貯蔵室加湿ユニットと、この第1,第2の開閉蓋のうち
一方が開き、他方が閉じるよう交互に開閉させる開閉蓋
制御手段と、この第1,第2の開閉蓋の開閉状態を切り
換える操作を所定の時間間隔で繰り返すと共に前記第1
の開閉蓋を開いた時に前記再生用ヒータの加熱を行なう
加湿ユニット制御手段とを備える。
【0010】また、請求項2の高湿度貯蔵装置では、内
部に圧縮機および凝縮器を配置した機械室と、被貯蔵品
を収納し冷却保存する貯蔵室と、貯蔵室と吹出口および
吸込口とにより連通し、内部に冷却器、貯蔵室内送風フ
ァンを配置して貯蔵室を冷却させるための冷却室を備え
た貯蔵装置において、ユニット内部に吸湿材およびこの
吸湿材の加熱再生用ヒータを配置し、ユニット内と前記
貯蔵室との間を第1の開閉蓋を介して連通し、ユニット
内と貯蔵装置外部との間を第2の開閉蓋を介して連通す
るようそれぞれ構成した複数の貯蔵室加湿ユニットと、
この各第1,第2の開閉蓋のうち一方が開き、他方が閉
じるよう交互に開閉させる開閉蓋制御手段と、この第
1,第2の開閉蓋の開閉状態を切り換える操作を所定の
時間間隔で繰り返すと共に前記第1の開閉蓋を開いた時
に前記再生用ヒータの加熱制御を行なう加湿ユニット制
御手段と、この複数の貯蔵室加湿ユニットの第1の開閉
蓋の開放動作時間帯を異ならせて動作させる運転制御手
段とを備える。
【0011】
【作用】請求項1の高湿度貯蔵装置では、まず貯蔵室加
湿ユニットの第2の開閉蓋を開き、第1の開閉蓋を閉じ
て加湿ユニット内と貯蔵装置外部とを連通させること
で、加湿ユニット内の吸湿材が貯蔵装置外部の湿気を吸
収させる。所定時間後、第2の開閉蓋を閉じ、第1の開
閉蓋を開いて加湿ユニット内と貯蔵室内とを連通させる
と共に、加熱再生用ヒータにより吸湿材を加熱して吸湿
材に吸収された水分を蒸発させて吸湿材の再生を図るこ
とで、放出した水蒸気は貯蔵室内に導かれ、貯蔵室内が
加湿され高湿度を維持する。所定時間後、再び、第2の
開閉蓋を開き、第1の開閉蓋を閉じて、前記した運転制
御が所定時間間隔で繰り返されるよう作用する。
【0012】請求項2の高湿度貯蔵装置では、複数の貯
蔵室加湿ユニットにより上記した作用を相互に時間帯を
ずらして繰り返すことで、第1の開閉蓋を開いてユニッ
ト内と貯蔵室内との間を連通させ貯蔵室内の加湿作用を
行う時間帯を増加させるように作用する。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0014】第1図において、1は高湿度貯蔵装置であ
る高湿度ショーケース本体である。この本体1の上部に
は、洋菓子等の被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室2
を備えている。この貯蔵室2内には被貯蔵品を収納展示
するための載置棚2aが複数段上下に配置される。ま
た、貯蔵室2の周囲側壁3及び天井面4を、透明ガラス
あるいは断熱体等により形成すると共に、商品の出し入
れを行うための扉(図示せず)を備えている。
【0015】この貯蔵室2下部には冷却室5を形成し、
この冷却室5は底面および周囲面を断熱壁6で形成した
通風路を形成し、この通風路内部に冷却器7および貯蔵
室内送風ファン8を配置している。この冷却室5の上方
は、仕切板9により貯蔵室2と区画され、その貯蔵室2
の対向するそれぞれの側壁側に近接する部分に、貯蔵室
2と連通する吹出口10および吸込口11を形成してい
る。
【0016】また、本体1下部には、機械室12を形成
し、内部に前記冷却室5の冷却器7と配管接続して冷凍
サイクルを構成する圧縮機13および凝縮器14と凝縮
器用送風ファン15などを配置している。
【0017】さらにまた、上記冷却室5の吹出口10に
近接した位置の本体1内には、加湿用吹出口16が形成
されている。この加湿用吹出口16は、一方側が貯蔵室
2内に設けられたこの加湿用吹出口16に連通し、他方
側がこの貯蔵装置の外部に連通するように設けられた連
通路17が設けられ、この連通路17内に、貯蔵室加湿
ユニット18を配設している。
【0018】この貯蔵室加湿ユニット18は、図2に示
すように、周囲を密閉されたケース19で構成し、この
ケース19の内部にゼオライト等の再生可能な吸湿材2
0と、この吸湿材20が吸湿状態となったときに加熱
し、含まれた水分を蒸発させて再生するためのPTCヒ
ータ等で構成する加熱再生用ヒータ21を配置する。
【0019】また、このケース19の貯蔵室2の加湿用
吹出口16と連通する面には第1の開口22と、この開
口22を開閉させる第1の開閉蓋23とを形成し、さら
に、ケース19のショーケース本体1外部と連通する面
には第2の開口24と、この開口24を開閉させる第2
の開閉蓋25とを形成している。
【0020】この第1および第2の開閉蓋23,25
は、モータ26および図示しないカム機構より構成する
蓋開閉制御手段により、一方を開き、他方を閉じるよう
に関連して開閉動作されるように構成している。なお、
27はこのケース19の外面と連通路17内壁との間の
隙間を塞ぐシール部材である。
【0021】上記貯蔵室加湿ユニット18は、貯蔵室加
湿ユニット制御手段により運転を制御される。この貯蔵
室加湿ユニット制御手段は、前記再生用ヒータ21の加
熱を第1の開閉蓋23を開いた時に行ない、第2の開閉
蓋25を開いた時に停止するよう制御するヒータ通電制
御手段と、この第1,第2の開閉蓋23,25の開閉状
態を切り換えるそれぞれの開放時間帯を設定し、設定さ
れた時間ごとにモータ26を駆動して第1および第2の
開閉蓋23,25の開閉状態を切り換えるタイマーを備
えたユニット開閉蓋制御手段とを備えている。この加湿
ユニット制御手段は、一般的には第2の開閉蓋25を開
いている時間を、第1の開閉蓋23を開いている時間よ
り長く,すなわち吸湿材20をショーケース本体1外部
と連通させて吸湿作用を行わせている時間帯を、吸湿材
20を加熱再生して水分を蒸発させて貯蔵室内に放出さ
せている時間帯より長くなるようにユニット制御タイマ
ーを設定している。この時間帯は、例えば、吸湿材20
の容量、加熱再生用ヒータ21の熱量、あるいは設置さ
れる場所の湿度条件等により異なるが、この実施例で
は、第2の開閉蓋25を開いて吸湿作用を行なう時間帯
を2〜3時間、第1の開閉蓋23を開いて吸湿材20を
加熱再生して水分を蒸発させる貯蔵室内の加湿作用を行
なう時間帯を30分程度に設定して、上記した二つの動
作を繰り返すように制御している。なお、28は、ショ
ーケース本体1の貯蔵室2内部に設置され、貯蔵室内の
湿度を検知する湿度センサである。
【0022】上記した貯蔵室加湿ユニット18は、ショ
ーケース本体1に1台設置して行なっても貯蔵室内の加
湿を行なえるが、貯蔵室加湿ユニット18の吸湿作用を
行なっている時間帯は、貯蔵室内の加湿作用を行なえな
いため、貯蔵室内の湿度状態に若干の変動が生じる。貯
蔵室内の湿度状態を一定に保つためには、この貯蔵室加
湿ユニット18をショーケース本体に並列的に複数台設
置するほうが、より効果的である。
【0023】図3は、貯蔵室加湿ユニットを2台で構成
した場合の制御機能ブロック図で、貯蔵室加湿ユニット
制御手段は、ユニット制御用タイマ、第1加湿ユニット
と第2加湿ユニットとを時間的にずらして作動させると
共に、貯蔵室内湿度センサにより、その運転間隔を調節
するように構成する制御部の機能を備える。また、第1
および第2加湿ユニットはそれぞれ、ヒータ通電制御
部、および開閉蓋制御部を備え、それぞれ加熱再生用ヒ
ータ、および開閉蓋の開閉駆動用モータの通電を制御す
る機能を備える。次に、上記実施例の動作を説明する。
【0024】貯蔵室2内は、冷凍サイクルの運転によ
り、冷却室5内の冷却器7が冷却されるため、貯蔵室内
送風ファン8を運転することで、冷却器7を通過して冷
却された空気は吹出口10より貯蔵室2内に送風され、
貯蔵室2内に収納された被貯蔵品を冷却すると共に、循
環した空気は再び吸込口11から冷却室5内に吸い込ま
れ、冷却運転が行なわれるとともに、貯蔵室2内の温度
センサ(図示せず)により冷凍サイクルの運転が制御さ
れ、所望の温度に維持される。
【0025】また、貯蔵室2内は、湿度センサ31によ
り、貯蔵室内の湿度を検出し、設定された湿度より低湿
度となると、モータ26が通電されて第1の加湿ユニッ
ト18aの第2の開閉蓋25が閉じ、第1の開閉蓋23
が開くよう動作されると共に、加熱再生用ヒータ21が
通電されて、吸湿材20に含まれた水分が蒸発して貯蔵
室内に導かれ、貯蔵室内の加湿を行う。また、第2の加
湿ユニットは、第2の開閉蓋25が開き、第1の開閉蓋
23が閉じると共に、加熱再生用ヒータ21が通電され
ないため、ショーケース本体1外と連通し、室内の空気
から、水分を吸収する作用を行なう。そして、所定の時
間が経過すると、第1の加湿ユニット18aの吸湿材2
0に含まれた水分の蒸発が完了し、モータ26が通電さ
れて第2の開閉蓋25が開き、第1の開閉蓋23が閉じ
ると共に、加熱再生用ヒータ21が通電を停止するた
め、ショーケース本体1外と連通し、室内の空気から、
水分を吸収する作用を行なう。このとき、第2の加湿ユ
ニット18bも、上記の状態を維持し、室内の空気か
ら、水分を吸収する作用を継続して行なう。
【0026】そして、再び、湿度センサ31が設定湿度
より低湿度を検知すると、今度は、上記第2の加湿ユニ
ット18bのモータ26が通電されて第2の加湿ユニッ
ト18bの第2の開閉蓋25が閉じ、第1の開閉蓋23
が開くと共に、加熱再生用ヒータ21が通電されて吸湿
材20に含まれた水分が蒸発し貯蔵室内に導かれ、貯蔵
室内の加湿を行なう。このとき第1の加湿ユニット18
aは、上記の状態を維持し、室内の空気から、水分を吸
収する作用を継続して行う。この動作を交互に繰り返す
ことで、貯蔵室内は、所定の高湿度を維持することがで
きる。
【0027】なお、上記実施例では、1台または2台の
加湿ユニットを用いたものを示したが、さらに多くの加
湿ユニットを配列させて上記した運転を互いに時間をず
らして行なえば、より安定した湿度管理が行なえる利点
がある。
【0028】また、加湿ユニットの第1および第2の開
閉蓋の開閉機構は、上記実施例のものに限らず、マグネ
ットを利用した機構あるいは、直接モータとギアで駆動
する方法などのものでも良い。またさらに、加湿ユニッ
トの吸湿作用を促進させるために、ユニット内に送風フ
ァンを内蔵させるようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1の高湿度貯蔵装置では、まず貯蔵室加湿ユニッ
トの第2の開閉蓋を開き、第1の開閉蓋を閉じて加湿ユ
ニット内と貯蔵装置外部とを連通させることで、加湿ユ
ニット内の吸湿材が貯蔵装置外部の湿気を吸収させる。
所定時間後、第2の開閉蓋を閉じ、第1の開閉蓋を開い
て加湿ユニット内と貯蔵室内とを連通させると共に、加
熱再生用ヒータにより吸湿材を加熱して吸湿材に吸収さ
れた水分を蒸発させて吸湿材の再生を図ることで、放出
した水蒸気は貯蔵室内に導かれ、貯蔵室内が加湿され高
湿度を維持する。所定時間後、再び、第2の開閉蓋を開
き、第1の開閉蓋を閉じて、前記した運転制御が所定時
間間隔で繰り返されることで、加湿タンクへの水の補給
を定期的に行なうといったメンテナンスを必要とするこ
となく、常に貯蔵室内の高湿度を維持できる効果を有す
る。
【0030】また、請求項2の高湿度貯蔵装置では、複
数台設置した貯蔵室加湿ユニットにより上記した作用を
相互に時間帯をずらして繰り返すことで、第1の開閉蓋
を開いてユニット内と貯蔵室内との間を連通させ、貯蔵
室内の加湿作用を行う時間帯を増加させることができ、
より一層安定した貯蔵室の高湿度状態の管理が行なえる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の高湿度貯蔵装置の構成を
示す側断面図。
【図2】この発明の一実施例の高湿度貯蔵装置の要部の
構成を示す側断面図。
【図3】この発明の一実施例の高湿度貯蔵装置の貯蔵室
加湿ユニット制御回路を示す構成図。
【図4】この発明の一実施例の高湿度貯蔵装置の貯蔵室
加湿ユニット制御動作を示すチャート図。
【符号の説明】
1:高湿度ショーケース本体、2:貯蔵室、5:冷却
室、7:冷却器、16:加湿用吹出口、17連通路、1
8:貯蔵室加湿ユニット、19:ケース、20:吸湿
材、21:加熱再生用ヒータ、22:第1の開口、2
3:第1の開閉蓋、24:第2の開口、25:第2の開
閉蓋、26:モータ、27:シール部材、28:湿度セ
ンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧縮機および凝縮器を配置した機
    械室と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室と、貯蔵
    室と吹出口および吸込口とにより連通し、内部に冷却
    器、貯蔵室内送風ファンを配置して貯蔵室を冷却させる
    ための冷却室を備えた貯蔵装置において、ユニット内部
    に吸湿材およびこの吸湿材の加熱再生用ヒータを配置
    し、ユニット内と前記貯蔵室との間を第1の開閉蓋を介
    して連通し、ユニット内と貯蔵装置外部との間を第2の
    開閉蓋を介して連通するよう構成した貯蔵室加湿ユニッ
    トと、この第1,第2の開閉蓋のうち一方が開き、他方
    が閉じるよう交互に開閉させる開閉蓋制御手段と、この
    第1,第2の開閉蓋の開閉状態を切り換える操作を所定
    の時間間隔で繰り返すと共に前記第1の開閉蓋を開いた
    時に前記再生用ヒータの加熱を行なう加湿ユニット制御
    手段とを備えたことを特徴とする高湿度貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 内部に圧縮機および凝縮器を配置した機
    械室と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室と、貯蔵
    室と吹出口および吸込口とにより連通し、内部に冷却
    器、貯蔵室内送風ファンを配置して貯蔵室を冷却させる
    ための冷却室を備えた貯蔵装置において、ユニット内部
    に吸湿材およびこの吸湿材の加熱再生用ヒータを配置
    し、ユニット内と前記貯蔵室との間を第1の開閉蓋を介
    して連通し、ユニット内と貯蔵装置外部との間を第2の
    開閉蓋を介して連通するようそれぞれ構成した複数の貯
    蔵室加湿ユニットと、この各第1,第2の開閉蓋のうち
    一方が開き、他方が閉じるよう交互に開閉させる開閉蓋
    制御手段と、この第1,第2の開閉蓋の開閉状態を切り
    換える操作を所定の時間間隔で繰り返すと共に前記第1
    の開閉蓋を開いた時に前記再生用ヒータの加熱制御を行
    なう加湿ユニット制御手段と、この複数の貯蔵室加湿ユ
    ニットの第1の開閉蓋の開放動作時間帯を異ならせて動
    作させる運転制御手段とを備えたことを特徴とする高湿
    度貯蔵装置。
JP4065076A 1992-03-23 1992-03-23 高湿度貯蔵装置 Pending JPH05264164A (ja)

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JP2009281912A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Espec Corp 断熱パネル及び環境試験装置

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