JPS6216600Y2 - - Google Patents

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JPS6216600Y2
JPS6216600Y2 JP4817481U JP4817481U JPS6216600Y2 JP S6216600 Y2 JPS6216600 Y2 JP S6216600Y2 JP 4817481 U JP4817481 U JP 4817481U JP 4817481 U JP4817481 U JP 4817481U JP S6216600 Y2 JPS6216600 Y2 JP S6216600Y2
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JP
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cooler
compressor
storage room
refrigeration cycle
cold air
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JP4817481U
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JPS57160081U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば食品、洋菓子等を対象と
し、比較的高い湿度を保持して冷凍保存するため
の冷凍庫に関する。
たとえば食品、洋菓子等を冷凍保存するために
は低温であることは勿論、湿度をある程度高く保
持する必要がある。ところが従来より用いられる
冷凍庫は、冷凍サイクルを利用するため、単に低
温による保存のみであり、湿度は低く押えられて
いる。すなわち冷却器が貯蔵室内の空気と熱交換
する際に水分を凝縮し乾燥状態となる。このため
上記被貯蔵物を保存する場合は乾燥防止のため、
箱に詰めたまま、あるいは包装紙にくるんだまま
収容して乾燥防止を図らなければならない。した
がつて収容スペースをとるばかりでなく、冷却時
間を長く必要とし経済的でない。
湿度を上げるために、たとえば貯蔵室内に加湿
器を収容したり、自然対流式の貯蔵室を備えた
り、ダンパによる循環冷気の定期的遮断などが採
用されるが、いずれも貯蔵室の温度分布や湿度の
バラツキが大であり、長期保存には不適である。
そこで一般の冷凍庫の約1.5〜2度の冷凍能力
を有し、圧縮機の運転・停止時間をそれぞれ短く
設定するとともに冷気の循環用送風機を常時駆動
する手段が開発された。この場合は比較的高い湿
度が確保できるが、その幅は50〜90%と非常に広
い。各運転時間を短くすれば湿度幅も狭くできる
が、約10%幅に押えるためには、運転・停止時間
を2分と1分弱の割合で行わなければならず、圧
縮機に高負担をかけ、圧力バランスが悪くなり再
起動ができなくなる虞れがある。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、比較的簡単な構造
でありながら、圧縮機に負担をかけることなく低
温で高湿変化が得られ、信頼性の向上を図れる冷
凍庫を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面にもとずいて説明
する。図中1は上部に貯蔵室2、下部に機械室3
を区画してなる冷凍庫本体である。上記貯蔵室2
は、その前面に開口部4を備え、扉体5が開閉自
在に枢着される。開口部4を除く周囲は断熱材6
で覆われ、かつ内部には図示しない被貯蔵物を載
置するための複数段の棚7……が設けられる。貯
蔵室2の上部は吹出口8、吸込口9が開口する仕
切板10にて区画され、その上部には冷却器11
と循環用送風機12とが相対向して配設される。
この循環用送風機12を駆動することにより、貯
蔵室2内の空気を冷却器11に送風するとともに
貯蔵室2内周面に沿つて循環する循環通風路13
を形成できるようになつている。このとき開口部
4に沿つてエアーカーテンができ、扉体5を開放
しても貯蔵室2内の空気が外部へ洩れることは少
い。上記機械室3には圧縮機14、凝縮器15お
よび凝縮器冷却用送風機16が配設される。
このようにして構成される冷凍庫は第3図に示
すような冷凍サイクルを有する。すなわち上記圧
縮機14、凝縮器15、電磁開閉弁17、減圧装
置である自動膨張弁18、冷却器11が冷媒管P
を介して順次連通する。
第4図に冷凍庫の電気回路を示す。すなわち2
0は電源スイツチ、21はドアスイツチ、22は
温度調節器、23は電磁開閉器である。12aは
上記循環用送風機12のフアンモータ、14aは
上記圧縮機14のモータ、17aは上記電磁開閉
弁17の電磁部、16aは上記凝縮器冷却用送風
機16のフアンモータである。なお上記温度調節
器22の感熱部22aは第2図に示すように冷却
器11の近傍でかつ循環通風路13の吹出側に位
置する。
つぎに上記実施例の作用について説明する。電
源スイツチ20を閉成することによりフアンモー
タ12aに通電して循環用送風機12の駆動が開
始される。貯蔵室2内には循環通風路13が形成
される。また貯蔵室2は高温状態であるため温度
調節器22を閉成し、モータ14a、電磁部17
aおよびフアンモータ16aに通電される。圧縮
機14は冷凍サイクル運転を開始するとともに電
磁開閉弁17は開放される。したがつて冷却器1
1は循環用送風機12から導びかれる貯蔵室2内
空気と熱交換してこれを冷気に換え、棚7……上
の図示しない被貯蔵物を冷却できる。感熱部22
aが設定温度を感知すると、温度調節器22に信
号を送り、これは開放する。圧縮機14および凝
縮器冷却用送風機16は停止するとともに電磁開
閉弁17は閉成する。電磁開閉弁17の閉成によ
り、冷凍サイクル運転停止中は少しの冷媒も冷却
器11に流れなくなり、この温度変化を小さくす
るとともに冷凍サイクルの圧力バランスを安定さ
せる。なお循環用送風機12は常時駆動を継続す
る。
貯蔵室2内温度が設定温度にまで上昇すると感
熱部22aはこれを感知し、再び冷凍サイクル運
転が行われて貯蔵室2を冷却する。再び設定温度
を感知すれば、冷凍サイクル運転を停止する。以
下このように運転・停止を繰返えすこととなる
が、このことにより第5図に示すように冷却器温
度を−30℃〜−20℃の範囲内に保持し、貯蔵室2
内の温度を−21℃〜−19℃という2℃の範囲内に
保持できる。貯蔵室2内の温度は略均一状態にあ
ると言つて良く、また湿度は70〜85%の高湿度状
態にできる。なお上記感熱部22aはビニールチ
ユーブのごとき保護チユーブで被覆され冷却器1
1の冷気吹出側に位置しているから、感熱部22
aの熱保有率(保温性)が高く、かつ位置的に温
度のバラツキが小さくて安定している。またこの
場合の圧縮機14の運転・停止時間はそれぞれ約
2分間ずつであり、運転率は約40〜60%に押えら
れる。被貯蔵物の出し入れのための扉体5を開放
するとドアスイツチ21が開放し、循環用送風機
12のフアンモータ12aが断電する。したがつ
て扉体5を開放しても貯蔵室2の冷気が勢いよく
外部へ放出されることはない。
なお上記実施例においては、冷却器11と循環
用送風機12とを貯蔵室2の上部に配設したが、
これに限定されるものではなく、たとえば第6図
に示すように貯蔵室2の下部に冷却器11と循環
用送風機12とを配設し、仕切板10にて仕切つ
ても良い。(その他の構成は全て上記実施例と同
様のため同番号を付して説明を省略する。)この
構成においても同作用を行うことができ、所期の
効果が得られる。
以上説明したように本考案によれば、冷凍サイ
クルの凝縮器と減圧装置との間に圧縮機の運転・
停止に合せて開閉する電磁開閉弁を設け、貯蔵室
内に冷気を強制循環する循環通風路を設け、冷却
器の冷気吹出側に感熱部を設けた温度調節器によ
つて冷凍サイクルを駆動するようにしたから、恒
温恒湿状態が得られ食品等の被貯蔵物の長期保存
に最適となる。さらに冷凍サイクル停止中の圧力
バランスを電磁開閉弁によつて安定でき、感熱部
の位置を選択することによつて感熱精度の向上化
を図れる。さらに圧縮機の運転率を無理のない範
囲内で低くして省電力化を図り、経済的な冷凍庫
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷凍庫の斜視
図、第2図はその概略的縦断正面図、第3図は冷
凍サイクルの構成図、第4図は電気回路図、第5
図は貯蔵室内の相対湿度と温度および冷却器の温
度変化図、第6図は本考案の他の実施例を示す冷
凍庫の概略的縦断正面図である。 2……貯蔵室、14……圧縮機、15……凝縮
器、18……減圧装置、11……冷却器、17…
…電磁開閉弁、13……循環通風路、22a……
感熱部、22……温度調節器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被貯蔵物を収容する貯蔵室と、圧縮機、凝縮
    器、減圧装置、冷却器を順次連通してなるととも
    に凝縮器と減圧装置との間に上記圧縮機の運転・
    停止に合せて開閉する電磁開閉弁を備えた冷凍サ
    イクルと、上記冷却器から冷気を貯蔵室内へ強制
    循環する循環通風路と、この循環通風路の冷却器
    冷気吹出側位置に感熱部を配設し上記冷凍サイク
    ルの駆動制御をする温度調節器とを具備したこと
    を特徴とする冷凍庫。
JP4817481U 1981-04-03 1981-04-03 Expired JPS6216600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817481U JPS6216600Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817481U JPS6216600Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57160081U JPS57160081U (ja) 1982-10-07
JPS6216600Y2 true JPS6216600Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=29844923

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JP4817481U Expired JPS6216600Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4523743B2 (ja) * 2001-09-06 2010-08-11 三菱電機株式会社 冷蔵庫、冷蔵庫の運転方法

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JPS57160081U (ja) 1982-10-07

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