JP2575250Y2 - 保存庫 - Google Patents

保存庫

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JP2575250Y2
JP2575250Y2 JP1992065013U JP6501392U JP2575250Y2 JP 2575250 Y2 JP2575250 Y2 JP 2575250Y2 JP 1992065013 U JP1992065013 U JP 1992065013U JP 6501392 U JP6501392 U JP 6501392U JP 2575250 Y2 JP2575250 Y2 JP 2575250Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、保存庫に関し、特に、
収納箱の外周に冷風や温風などの熱媒を循環せしめて間
接的に同収納箱内を冷却したり加温させる保存庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保存庫である冷蔵庫とし
て、特開昭第63−185359号公報に開示されたも
のが知られている。同公報に開示されたものは、断熱箱
内に上下二段に収納箱を配設するとともに、同断熱箱と
収納箱との間に冷却機構のエバポレータと同エバポレー
タにて冷却された空気を送風する冷却ファンを配設して
構成されている。かかる構成において、冷却ファンがエ
バポレータで冷却された空気を収納箱の外周に送風する
と、収納箱内の空気は当該収納箱の壁材を介して冷却さ
れ、収納箱内に収容された生鮮物などは間接的に冷却さ
れる。
【0003】また、特開平第2−157576号公報に
開示された冷蔵庫は、断熱箱内に収納箱を配設するとと
もに、同断熱箱と収納箱との間に冷却機構のエバポレー
タと同エバポレータにて冷却された空気を送風する冷却
ファンを配設し、かつ、収納箱内には下方の冷却空気を
上方に向けて送風して対流せしめる対流ファンとを備え
て構成されている。かかる構成において、冷却ファンが
エバポレータで冷却された空気を収納箱の外周に送風す
ると、収納箱内の空気は当該収納箱の壁材を介して冷却
され、収納箱内に収容された生鮮物などは間接的に冷却
される。そして、自然状態で収納箱内の下方に滞りがち
な冷風を対流ファンが上方に向けて送風し、収納箱内の
温度を均一化せしめる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】複数の収納箱を有する
場合に、一方の収納箱内に大型の冷凍物を収納すると、
同冷凍物の冷熱が収納箱の外周にて循環されている空気
に伝えられ、当該空気を冷却させる。同空気は他の収納
箱の外周にも循環されているため、冷凍物から伝えられ
た冷熱は当該他の収納箱内にも伝えられる。従って、冷
凍物の冷熱が大きいときには、他の収納箱内を冷却しす
ぎることになり、この収納箱内の冷蔵物に冷凍障害を起
こしかねない。一方、食品などを温かい状態で保持する
保存庫においても、これと同様に、熱すぎる食品の熱量
で他の収納箱内の食品が熱し過ぎられてしまうことがあ
る。
【0005】ところで、このように収納箱内を間接的に
冷却する冷蔵庫においては、同収納箱内が高湿度に保持
されるという特徴を有し、特に、庫内の空気を送風して
循環せしめると大型の冷凍物を解凍するのに時間が短縮
できて好適であることが分かった。しかるに、解凍時間
を促進できるということは冷熱の単位時間あたりの放散
熱量が多いということであるから、複数の収納箱がある
ときに一方の収納箱に収容した冷凍物の冷熱量が大きい
と他方の収納箱内が冷却され過ぎ、冷蔵保存すべき生鮮
物などが凍結してしまうことがある。一方、食品などを
温かい状態で保持する保存庫においても、これと同様
に、一方の収納箱に収容した熱い食品の熱量を短時間に
放散することができるので、他方の収納箱内に同熱量が
伝わりすぎ、食品が熱し過ぎられてしまうことが起き
る。
【0006】本考案は、上記課題にかんがみてなされた
もので、冷凍物や熱い食品の熱量で他の保存物に悪影響
を与えてしまうことを防止することが可能な保存庫の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる考案は、温度制御手段による制御
のもとで熱交換機構にて熱媒を所定温度にし、熱媒循環
機構にて同熱媒を収納箱の外周に循環せしめて同収納箱
内を所定温度に保持する保存庫において、上記収納箱を
複数の収納室を備えて構成するとともに、上記温度制御
手段による上記熱交換機構の運転に合わせて上記熱媒循
環機構の運転を停止させる停止手段を備えた構成として
ある。
【0008】また、請求項2にかかる考案は、熱媒循環
機構にて熱媒を熱交換機構と収納箱の周囲とで循環させ
て同収納箱内を所定温度に保持する保存庫において、上
記収納箱を複数の収納室を備えて構成するとともに、上
記収納室のいずれかに保持温度範囲を基準として常温側
より反対の側に外れた温度の収納物を収納したときに他
の収納室の庫内温度を検出して同庫内温度が保持温度範
囲を基準として常温側より反対の側に所定値以上だけ外
れたら上記熱媒循環機構を停止させる停止制御手段を備
えた構成としてある。さらに、請求項3にかかる考案
は、熱交換機構にて熱媒を所定温度にし、熱媒循環機構
にて同熱媒を収納箱の外周に循環せしめて同収納箱内を
所定温度に保持する保存庫において、上記収納箱を複数
の収納室を備えて構成するとともにいずれかの収納室内
に庫内の空気を循環させる庫内ファンを配設し、かつ、
上記庫内ファンの作動を指示する指示手段を備えるとと
もにこの指示手段にて庫内ファンの作動が指示されたと
きに上記熱交換機構と上記熱媒循環機構の運転を停止さ
せる停止手段を配設した構成としてある。
【0009】そして、請求項4にかかる考案は、上記請
求項3に記載の保存庫において、上記指示手段を、作動
開始を指示する操作手段と、この操作手段による作動開
始指示時から所定時間だけ上記庫内ファンを作動せしめ
る時限手段とを備えた構成としてある。
【0010】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる考案に
おいては、熱交換機構と熱媒循環機構が作動していると
きに収納室の一室に冷凍物や熱い食品を収容すると、収
納室の周囲にて循環されている熱媒にこれらの収容物の
熱量が伝えられるので、同熱媒は熱交換機構により与え
られる熱量と収納物から与えられる熱量とを他の収納室
の周囲を循環するときに当該室内に伝える。本来の保持
温度範囲から外れて熱交換機構が停止しても、熱媒が循
環していれば冷凍物などを収容した収納室から他の収納
室に熱量が伝わってさらに保持温度範囲から外れてしま
うことになりかねない。このため、熱交換機構が作動す
る必要のないときには熱媒の循環を停止させ、熱量が伝
わらないようにする。
【0011】また、上記のように構成した請求項2にか
かる考案においては、収納室の一室に冷凍物や熱い食品
を収容すると、収納室の周囲にて循環されている熱媒に
これらの収容物の熱量が伝えられるので、同熱媒は他の
収納室の周囲を循環するときに当該室内に伝え、収納物
の熱量で他の収納室を保持温度範囲内に維持させようと
作用する。しかし、必要以上に熱量が伝えられると他の
収納室の温度が本来の保持温度範囲よりも冷却されすぎ
たり熱せられすぎたりするので、このときには停止制御
手段が熱媒循環機構を停止させて熱媒の循環を停止さ
せ、熱量が伝わらないようにする。
【0012】さらに、上記のように構成した請求項3に
かかる考案においては、複数の収納室のいずれかに庫内
ファンを備えており、当該庫内ファンを備えた収納室に
冷凍物や熱い食品を収容して指示手段にて同庫内ファン
を作動せしめると冷凍物の解凍を促進したり熱い食品を
素早く冷ます。また、庫内ファンは冷凍物により冷却さ
れたり熱い食品で温められた空気を当該収納室内で循環
せしめ、同循環された空気にて収納室の周囲の壁材を冷
却したり加温して熱量を周囲の熱媒に放散して伝える。
当該熱媒が他の収納室の周囲に循環していくと当該収納
室内を冷却しすぎたり温めすぎたりしかねないため、指
示手段にて庫内ファンを作動せしめたときには停止手段
が熱交換機構と送風機構の運転を停止させてこのような
事態を防止する。
【0013】そして、請求項4にかかる考案において
は、請求項3に記載の保存庫において、上記指示手段に
おける操作手段にて作動開始を指示すると、時限手段は
この操作手段による作動開始指示時から所定時間だけ上
記庫内ファンを作動せしめる。この時限手段の経時時間
を冷凍物の解凍や熱い食品を冷ますのに要するに時間と
しておくことにより、解凍などが終了するころに熱交換
機構と送風機構が作動して通常の保存状態に移行する。
また、熱交換機構などは収納箱の庫内温度が保持温度範
囲よりも常温側に外れたときに作動を開始するものが多
いが、解凍などの終了前に収納室に通じる扉を開けると
庫内温度が常温側に外れて作動を開始してしまうことが
ある。かかる場合に、少なくとも所定時間は庫内ファン
を作動し続けて熱交換機構と熱媒循環機構の作動を停止
させるため、これらが作動して他の収納室内が冷却され
すぎたり温めされすぎたりすることがない。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、一方の収
納室における収納物の熱量により、他方の収納室の庫内
温度が本来の保持温度範囲を外れすぎてしまうことを防
止して良好な状態で保持することが可能な保存庫を提供
することができる。ここにおいて、請求項1にかかる発
明によれば、温度制御において熱交換機構が作動する必
要のないときには熱媒が循環しないようにしたため、一
の収納室に収納した収納物の熱量が不必要に他の収納室
に伝えられて保持温度範囲から外れてしまうのを防止す
ることができる。また、従来の保存庫であれば庫内温度
を一方向のみから保持温度範囲に近づけるように温度制
御するが、請求項2にかかる発明によれば、本来外れる
はずのない方向に温度が外れたときにも積極的に温度制
御を行うので、良好な保持状態を実現できる。
【0015】さらに、請求項3及び請求項4にかかる発
明によれば、空気を送風して冷凍物の解凍を促進したり
熱い食品を冷ますとともに、かつ、他の収納室内の保存
物を良好な状態で保持することができる。
【0016】
【実施例】<第一実施例> 以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。図
1は本考案の一実施例にかかる冷蔵庫の正面図、図2は
一部破断正面図、図3は一部破断上面図である。図にお
いて、冷蔵庫本体は断熱箱10と収納箱20とを備えて
おり、断熱箱10は外箱11の内壁と内箱12の外壁と
の間に発泡ウレタン等の断熱材料13を充填して構成さ
れ、その前面には左右一対の開口14a,14bが形成
されるとともに当該開口14a,14bを開放及び閉塞
せしめる断熱扉15a,15bがヒンジにより開閉可能
に取り付けられている。
【0017】収納箱20は熱良導部材であるステンレス
などの金属板材により一面に開口部21を有する筺体状
に形成され、当該収納箱20は開口部21が断熱箱10
の開口14a,14bに共に望むように位置合わせして
断熱箱10の前壁内面外周縁部に固着して支持されてい
る。このとき、収納箱20の左右側壁22,23と上壁
24と底壁25と後壁26はそれぞれ断熱箱10におけ
る内箱12の内壁と所定の間隔を空けて保持され、当該
間隙は空気流循環通路Wを形成している。収納箱20内
では熱良導部材であるステンレスの金属板材で製造され
た隔壁27が上辺と下辺にて当該収納箱20の上壁24
と底壁25とに固定され、収納箱20内を図示右方の室
(無風室)RM1と図示左方の室(有風室)RM2に区分し
ている。なお、同隔壁27と収納箱20とは必ずしも密
閉状態にする必要はない。また、本実施例では隔壁27
を平板で形成しているが、波板などの表面積の大きな板
材で形成し、熱交換効率を向上せしめるようにしてもよ
い。
【0018】二つの庫内ファン30(30a,30b)
はそれぞれファンモータ31の回転軸心にファン32を
固定して構成され、上記隔壁27に対面するように支持
部材を介して左側壁22に対して取り付けられている。
また、当該庫内ファン30a,30bの前面には空気流
路を形成するためのカバー40が取り付けられており、
同カバー40は上記ファン32に面する部分に排気口4
1が形成されるとともに下部には吸入口42が形成され
ている。すなわち、同カバー40の上辺の端部は上壁2
4に接し、断面L字型として屈曲された左辺の端部は収
納箱の左側壁22に接し、右辺の端部は収納箱20の後
壁26に接し、下辺は上記左側壁22と所定の間隙を空
けて上記吸入口42を形成している。
【0019】断熱箱10における収納箱20の左側壁2
2と面する壁部には冷却機構(熱交換機構)50のエバ
ポレータ51がその空気流路を上下方向に向けて固定さ
れ、かつ、当該エバポレータ51と収納箱20の左側壁
22との間には、上部に空気流通孔61が形成されると
ともに同空気流通孔61に送風ファン(熱媒循環機構機
構)62を配設した遮蔽板60がその上片にて断熱箱1
0における内箱12の上壁より垂下するように固定され
ている。同遮蔽板60の下辺と内箱12における下壁と
の間には十分な間隙が形成され、当該間隙からエバポレ
ータ51の空気流路を介して上部の空気流通孔61へ連
通する空気冷却流路を形成している。
【0020】冷却機構50は、図4に示すように、冷媒
を圧縮するコンプレッサ52と、同圧縮された圧縮冷媒
を空冷ファン53による空冷作用の下に凝縮するコンデ
ンサ54と、同凝縮された凝縮冷媒を除湿するドライヤ
55と、同除湿凝縮冷媒を低温低圧の冷媒に変換するキ
ャピラリチューブ56と、同低温低圧冷媒の気化熱によ
り冷却を行なうとともに同気化した冷媒を上記コンプレ
ッサ52に供給する上記エバポレータ51とにより構成
され、エバポレータ51以外は断熱箱10の左方に形成
された補助箱10aに収納されている。また、コンプレ
ッサ52の出力側とエバポレータ51の入力側との間に
はホットガス弁57が介在されており、このホットガス
弁57を開くとコンプレッサ52にて圧縮された高温の
圧縮冷媒がエバポレータ51に供給され、このエバポレ
ータ51を加熱する。なお、ホットガス弁57は通電時
に開き、非通電時に閉じる。
【0021】コンプレッサ52はコンプレッサモータ5
2aと同コンプレッサモータ52aの回転軸心に連結さ
れて駆動される圧縮機構とから構成されており、同コン
プレッサモータ52aは図5に示すように電気制御回路
70によりその駆動を制御されている。電気制御回路7
0は商用交流電源に接続され、同商用交流電源と内部の
電力供給路PW1,PW2との開閉を行なう主電源スイ
ッチ72を備えており、電力供給路PW1,PW2間に
は温度制御と送風機構の停止などを行なう以下の電気回
路S1〜S4が並列に接続されている。電気回路S1に
おいては、空冷ファン53のモータM2はリレーR2の
ブレーク接点R2−1と直列に接続された状態でコンプ
レッサモータ52aのモータM1と並列に接続され、か
つ、この並列回路と直列にリレーR1のメーク接点R1
−1が直列に接続されている。
【0022】また、電気回路S2においては、エバポレ
ータ51に配設された温度センサTh2とリレーR2の
電磁コイルとを直列に接続するとともに、当該直列回路
と並列にホットガス弁HVを接続し、この並列回路と直
列にカムタイマTM1を接続している。なお、カムタイ
マTM1は電力供給路PW2の側に接続される可動接点
cと上記ホットガス弁HVの側に接続される固定接点b
とどこにも接続されない固定接点aとを備えており、通
常時、可動接点cは固定接点aに接続されており、7時
間ごとに10分間づつ同可動接点cは固定接点bに接続
する。カムタイマTM1の駆動モータMにおける一方の
電源端子は電力供給路PW2に接続され、他方の電源端
子はリレーR2のブレーク接点R2−2を介して電力供
給路PW1に接続されている。また、送風ファン62の
モータM3とリレーR1のメーク接点R1−2とからな
る直列回路がカムタイマTM1のモータMと並列に接続
されている。
【0023】室RM1内に配設された温度センサTh1は
当該室RM1の庫内温度Tを検出するものであり、上限設
定温度T1で導通して下限設定温度B1で非導通となるよう
にヒステリシス的にオン状態及びオフ状態となる。電気
回路S3において当該温度センサTh1はリレーR1の
電磁コイルと直列に上記電力供給路PW1,PW2間に
接続されている。なお、温度センサTh1とリレーR1
とメーク接点R1−1とは導通状態に応じて上記冷却機
構50のコンプレッサモータ52aと空冷ファン53へ
の給電を制御するように作用し、本実施例において温度
制御手段を構成する。また、リレーR1とメーク接点R
1−2とは所定時にモータM3への給電路を絶つため、
本実施例において停止手段を構成する。
【0024】電気回路S4においては、庫内ファン30
a,30bのモータM4,M5と通電時から所定時間後
にオンとなる接点STM3を備えたタイマスイッチTM3と
を並列に接続するとともに、クラッチコイルを備えて上
記庫内ファン30a,30bを始動せしめる切替スイッ
チ34であるスイッチSWを当該並列回路と直列に接続
した直列回路を電力供給路PW1,PW2間に接続して
いる。また、上記タイマスイッチTM3のタイマ接点ST
M3と上記スイッチSWのクラッチコイルを直列に接続し
て上記電力供給路PW1,PW2間に接続している。こ
こで、切替スイッチ34は押下されるとオン状態を保持
し、クラッチコイルに通電するとオフ状態に復帰する。
また、タイマスイッチTM3の計時時間は平均的な解凍
時間に対応した時間としてある。
【0025】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。冷蔵庫を据え付けた直後は庫内温度Tが室内
温度と同等となっているはずなので、温度センサTh1
は導通しており、主電源スイッチ72をオンにするとリ
レーR1の電磁コイルに通電され、メーク接点R1−1
が導通する。リレーR2は除霜中に通電されるようにな
っているため、この時点では通電されていない。従っ
て、上記メーク接点R1−1が導通すると、同メーク接
点R1−1を介してコンプレッサモータ52aのモータ
M1に通電するとともに、同メーク接点R1−1とブレ
ーク接点R2−1を介して空冷ファン53のモータM2
に通電することになり、冷却機構50が作動する。
【0026】また、リレーR1のメーク接点R1−2も
導通しているので、ブレーク接点R2−2を介して送風
ファン62のモータM3に通電し、冷却機構50が作動
してエバポレータ51を冷却せしめる一方で、同エバポ
レータ51に送風ファン62が空気流循環通路W内の空
気を送風する。このようにして、空気流循環通路W内の
空気は冷却され、収納箱20の外周より間接的に同収納
箱20内を冷却する。収納箱20内が徐々に冷却されて
庫内温度Tが下限設定温度B1よりも低くなると、温度セ
ンサTh1が非導通となるので、リレーR1への通電が
解除され、メーク接点R1−1,R1−2も非導通とな
る。メーク接点R1−1が非導通となると、コンプレッ
サモータ52aと空冷ファン53への通電が解除されて
冷却機構50は運転を停止し、また、メーク接点R1−
2も非導通となるので送風ファン62への通電が解除さ
れて送風を停止する。従って、空気流循環通路Wの空気
は送風も冷却もされなくなり、断熱箱外部からの浸入熱
によって徐々に収納箱20内の庫内温度Tが上昇する。
そして、庫内温度Tが上限設定温度T1を越えると上述し
たようにして冷却機構50と送風ファン62が作動して
冷却を再開する。
【0027】一方、カムタイマTM1では7時間ごとに
10分間だけ可動接点cが固定接点bに接続し、ホット
ガス弁HVに通電する。このときに、庫内温度Tが上昇
して冷却機構50が始動すると、コンプレッサ52にて
圧縮された高温の圧縮冷媒はエバポレータ51に供給さ
れ、このエバポレータ51に付着した氷塊を加熱して融
解せしめるとともに、氷塊の融解後には当該エバポレー
タ51で加熱された空気が温風となって空気流循環通路
W内を循環して収納箱20内に付着した霜も融解させ
る。本冷蔵庫においては、上述した制御により、図6に
示すように、その庫内温度Tが概ね上限設定温度T1と下
限設定温度B1との間の範囲内で推移し、収納箱20内に
収納された冷蔵物は鮮度を保持している。なお、上記上
限設定温度T1と上記下限設定温度B1は摂氏0度ぐらいを
基準として数度の範囲内で調整されている。ところで、
室RM2はその庫内ファン30a,30bを作動させるこ
とによって解凍室を兼用する。同庫内ファン30a,3
0bを作動させるためには、切替スイッチ34の操作子
34aを押下する。するとスイッチSWの接点が導通
し、庫内ファン30a,30bのモータM4,M5とタ
イマスイッチTM3に通電する。
【0028】タイマスイッチTM3は通電されると所定
時間の計時を開始する。この間、タイマ接点STM3は非導
通となっているのでクラッチコイルには通電されず、ス
イッチSWはオン状態を保持する。従って、庫内ファン
30a,30bは室RM2内の空気を強制的に循環させ
る。いま、図6に示す、タイミングeにて室RM2内に冷
凍された肉塊である冷凍塊を収納し、上記切替スイッチ
34をオンにしたとする。すると、庫内ファン30a,
30bが室RM2内における高湿度の空気を冷凍塊の表面
に送風するため、空気中の水分は冷凍塊の表面にて結
露、氷結し、霜となる。霜は庫内ファン30a,30b
の送風によって吹き飛ばされ、新たな水分の氷結をし易
くするため、以上のサイクルが連続的に繰り返され、冷
凍塊は水蒸気の潜熱によって加温される。
【0029】一方、室RM2内の空気は冷凍塊の表面で冷
却されるため、図6に示すように、温度が急激に低下す
る。この冷却された空気は庫内ファン30a,30bに
よって室RM2内で循環されるため、周囲の壁22,2
4,25,26を介して空気流循環通路Wの空気を冷却
せしめるとともに、隔壁27を介して室RM1内の空気を
冷却せしめる。空気流循環通路Wの空気はエバポレータ
51による冷却と上記冷凍塊の冷熱による冷却とを受
け、室RM1の周囲を循環するときに当該室RM1内を冷却
させる。このため、室RM1内の庫内温度Tも徐々に低下
していき、下限設定温度B1を下回った時点fで上述した
ように冷却機構50と送風ファン62への給電路が絶た
れ、同冷却機構50と送風ファン62は停止する。冷却
機構50の運転が停止されても室RM2は冷凍物が収容さ
れているので、同室RM2の庫内温度は低下し、周囲の壁
22,24,25,26を介して空気流循環通路Wの空
気を冷却する。
【0030】しかし、同送風ファン62が停止すること
により、空気流循環通路Wにて冷却された空気が積極的
には室RM1の周囲に送り込まれなくなるので、当該室RM
1内は隔壁27を介してのみ室RM2側から冷却され、送
風ファン62の停止前と比較すれば、室RM1はあまり冷
却されなくなる。このため、断熱箱外部からの浸入熱に
よって徐々に室RM1内の庫内温度Tは上昇し始める。し
ばらくは、室RM1の庫内温度は徐々に上昇し、これと平
行して冷凍塊の解凍も進んで室RM2内の庫内温度も徐々
に上昇する。一方、タイマスイッチTM3が所定時間の
計時を終了すると、接点STM3がオンとなって切替スイッ
チ34におけるクラッチコイルに通電するため、同切替
スイッチ34はオフ状態に復帰する。すると、庫内ファ
ン30a,30bは停止して室RM2内は無風状態となっ
て解凍を促進しなくなる。しかし、この頃には、室RM1
の庫内温度Tが上限設定温度T1を越えて温度センサTh
1が導通するので、リレーR1の電磁コイルへの通電が
再開されてメーク接点R1−1,R1−2が導通し、冷
却機構50と送風ファン62は運転を再開される。同冷
却機構50と送風ファン62が作動を開始すると、エバ
ポレータ51と室RM2の周囲の壁22,24,25,2
6を介して冷却された空気流循環通路Wの空気が室RM1
の周囲に送風されて当該室RM1内を冷却するものの、概
ね解凍は終了しており、通常の庫内温度制御を行って冷
蔵保存を再開する。
【0031】冷凍塊の冷熱量が大きい場合には、冷却機
構50と送風ファン62の運転が再開されたときから、
再度、室RM1内を冷却させ、その庫内温度Tを下限設定
温度B1以下に冷却させることがある。しかし、この場合
には上述したように冷却機構50と送風ファン62の運
転と停止を繰り返しながら解凍が徐々に進行し、最終的
には通常の冷蔵保存のようになる。なお、室RM1内が冷
却されすぎないようにするためにヒータなどを別に付加
して強制的に加温することも可能であるが、本実施例の
ようにすればかかる加熱手段を要することなく室RM1内
が冷却されすぎてしまう事態を防止して冷蔵物を良好な
状態で保持することができる。特に、本実施例において
は、冷却機構50の温度制御に使用されているリレーR
1のメーク接点R1−2を送風ファン62の給電路に介
在させるだけで構成できる。
【0032】上述した実施例は、保存庫として冷蔵庫の
例をあげたが、冷却機構50の代わりに加熱機構を配設
し、温蔵庫とした場合であっても同様に適用できる。す
なわち、庫内温度Tが下限設定温度と上限設定温度の範
囲内となるように加熱機構の運転と送風ファン62の運
転を制御すればよい。また、上記実施例においては、カ
ムタイマTM1や温度センサTh1,Th2を使用した
シーケンス制御を行なっているが、マイクロコンピュー
タによるソフトウェア制御で除霜制御や温度制御を行な
うようにしてもよい。一方、上述した実施例において
は、室RM2内に庫内ファン30a,30bを配設してい
るが、室RM1内に庫内ファン30a,30bを配設して
解凍室としてもよい。また、同庫内ファン30a,30
bは上下に二個を配置してあるが、下方に一個のみ配置
して空気を上方に向けて吹き出すようにして配置しても
よい。さらに、その吹き出し方向を隔壁27に向け、同
隔壁27による熱交換を促進せしめるようにしてもよ
い。
【0033】さらに、上述した実施例においては、収納
箱内を二つに区分けしているが、区分けしていないもの
においても適用できるし、また、中央に解凍箱を配置し
て三つに区分けするなど、その区分け数については任意
である。また、左右に区分けするのではなく、上下方向
に区分けするなど、区分け方向についても任意である。 <第二実施例> 本実施例に示す冷蔵庫は、電気制御回路70を図7に示
すように構成してある点で上述した第一実施例の冷蔵庫
とは相違している。電気回路S3内には室RM1内に配設
されて当該室RM1の庫内温度Tを検出する温度センサT
h1が配設されており、同温度センサTh1は、第一の
上限設定温度T1で導通して第一の下限設定温度B1で非導
通となるようにヒステリシス的にオン状態及びオフ状態
となる接点a−bと、第二の上限設定温度T2で非導通と
なって第二の下限設定温度B2で導通するようにヒステリ
シス的にオン状態及びオフ状態となる接点c−dとを備
えている。また、上記接点a−bはリレーR1の電磁コ
イルと直列に上記電力供給路PW1,PW2間に接続さ
れ、上記接点c−dはリレーR3の電磁コイルと直列に
上記電力供給路PW1,PW2間に接続されている。な
お、温度センサTh1とリレーR1とメーク接点R1−
1とは導通状態に応じて上記冷却機構50のコンプレッ
サモータ52aと空冷ファン53への給電を制御するよ
うに作用し、本実施例において温度制御手段を構成す
る。
【0034】一方、電気回路S2においては、第一実施
例におけるメーク接点R1−2の代わりにリレーR3の
ブレーク接点R3−1が配設されている。従って、上記
接点c−dとリレーR3は所定時に送風ファン62のモ
ータM3への給電路に介在されたブレーク接点R3−1
を開いて給電を絶たせるように作用し、本実施例におい
て停止制御手段を構成する。次に、上記構成からなる本
実施例の動作を説明する。通常時においては、温度セン
サTh1におけるa−b接点が、第一実施例における温
度センサTh1と同様に作用する。この結果、図8に示
すように、その庫内温度Tが概ね第一の上限設定温度T1
と第一の下限設定温度B1との間の範囲内で推移し、収納
箱20内に収納された冷蔵物は鮮度を保持している。
【0035】図8に示す、タイミングeにて室RM2内に
冷凍された肉塊である冷凍塊を収納し、上記切替スイッ
チ34をオンにすると、室RM1内の庫内温度Tは徐々に
低下していき、第一の下限設定温度B1を下回った時点f
で上述したように冷却機構50の運転が停止し、さらに
低下して第二の下限設定温度B2を下回った時点gで温度
センサTh1における接点c−dが導通する。接点c−
dが導通するとリレーR3の電磁コイルに通電されてそ
のブレーク接点R3−1が非導通するので、送風ファン
62のモータM3への給電路が絶たれ、同送風ファン6
2は停止する。送風ファン62が作動しているときは、
室RM2の周囲の壁22,24,25,26を介して空気
流循環通路Wの空気が冷却され、この冷却された空気が
室RM1の周囲に送風されて当該室RM1内を冷却してい
た。しかし、同送風ファン62が停止することにより、
空気流循環通路Wにて冷却された空気が積極的には室RM
1の周囲に送り込まれなくなるので、当該室RM1内は隔
壁27を介してのみ室RM2側から冷却される。
【0036】従って、送風ファン62の停止前と比較す
れば、室RM1はあまり冷却されなくなり、断熱箱外部か
らの浸入熱によって徐々に室RM1内の庫内温度Tが上昇
し始める。そして、タイマスイッチTM3が所定時間の
計時を終了すると、切替スイッチ34はオフ状態に復帰
するため、庫内ファン30a,30bは停止するが、こ
の頃には、室RM1の庫内温度Tが第二の上限設定温度T2
を越えて温度センサTh1における接点c−dが非導通
となる。このため、リレーR3の電磁コイルへの通電が
停止されてブレーク接点R3−1が導通し、送風ファン
62は運転を再開される。
【0037】なお、第二の上限設定温度T2が第一の上限
設定温度T1よりも低く設定してあるため、室RM1が冷却
されすぎるのを防止すべく送風ファン62を停止させた
にもかかわらず、送風ファン62の運転再開後に、再
度、室RM1の庫内温度Tが低下した場合には冷却機構5
0の運転は再開されない。従って、解凍の継続中に冷却
機構50の運転が開始されず、冷却機構50を作動させ
ることなく室RM1内を冷蔵保存に適した温度範囲内に保
つとともに、解凍の促進を図ることもできる。一方、温
蔵庫とした場合には、庫内温度Tが第三の下限設定温度
と第三の上限設定温度の範囲内となるように加熱機構の
運転を制御するとともに、上記第三の上限設定温度より
も高い第四の上限設定温度を越えたときには送風ファン
62の運転を停止し、上記第三の下限設定温度よりも高
い第四の下限設定温度以下となったときに送風ファン6
2の運転を再開するようにすればよい。 <第三実施例> 本実施例に示す冷蔵庫は、電気制御回路70を図9に示
すように構成してある点で上述した第一実施例の冷蔵庫
とは相違している。
【0038】本実施例においては、電気回路S4内に
て、リレーR3の電磁コイルをモータM4,M5とタイ
マスイッチTM3とを並列に接続するとともに、電気回
路S2におけるメーク接点R1−2の代わりにリレーR
3のブレーク接点R3−1を配設し、さらに、温度セン
サTh1とリレーR1の電磁コイルとの間にリレーR3
のブレーク接点R3−2を配設してある。なお、ブレー
ク接点R3−2は所定時にリレーR1の電磁コイルに対
する給電を停止し、メーク接点R1−1を非導通として
冷却機構50のコンプレッサモータ52aと空冷ファン
53への給電を停止させ、また、電気回路S2における
ブレーク接点R3−1は送風ファン62への給電路を絶
って同送風ファン62を停止させる。従って、ブレーク
接点R3−1,R3−2は本実施例において停止手段を
構成する。
【0039】一方、本実施例において、切替スイッチ3
4は操作手段を構成し、タイマスイッチTM3は時限手
段を構成する。そして、これらの切替スイッチ34とタ
イマスイッチTM3とリレーR3とで庫内ファン30
a,30bの作動に合わせてブレーク接点R3−1,R
3−2を非導通とするので指示手段を構成する。次に、
上記構成からなる本実施例の動作を説明する。切替スイ
ッチ34を操作していないときには、ブレーク接点R3
−2が導通しているおり、上述した第一実施例と同様の
温度制御が実施される。従って、本冷蔵庫の庫内温度T
は、図10に示すように、概ね上限設定温度T1と下限設
定温度B1との間の範囲内で推移している。
【0040】図10に示すタイミングeにて室RM2内に
冷凍された肉塊である冷凍塊を収納し、上記切替スイッ
チ34をオンにしたとすると、スイッチSWの接点が導
通し、リレーR3の電磁コイルと庫内ファン30a,3
0bのモータM4,M5とタイマスイッチTM3に通電
する。リレーR3の電磁コイルに通電されると、ブレー
ク接点R3−1が非導通となって送風ファン62の給電
路を絶ち、同送風ファン62を停止させるとともに、ブ
レーク接点R3−2も非導通となるのでリレーR1の給
電路を絶ち、そのメーク接点R1−1を非導通とさせて
冷却機構50を停止させる。従って、以後は、上記切替
スイッチ34がオフとなるまで空気流循環通路W内の空
気を冷却したり送風したりしなくなる。
【0041】室RM2内にて冷凍塊の表面で冷却された空
気は庫内ファン30a,30bによって室RM2内で循環
され、周囲の壁22,24,25,26を介して空気流
循環通路Wの空気を冷却せしめるとともに、隔壁27を
介して室RM1内の空気を冷却せしめる。しかし、切替ス
イッチ34をオンにした時点から送風ファン62が停止
しているので、積極的には室RM1の周囲に送られず、冷
凍塊の冷熱は唯一隔壁27を介してのみ室RM2に伝えら
れることになる。このため、室RM1内が冷却され過ぎて
しまうことはない。そして、タイマスイッチTM3に設
定された所定時間が経過すると、クラッチコイルに通電
されてスイッチSWはオフ状態となり、リレーR3の電
磁コイルと庫内ファン30a,30bへの通電を停止さ
せる。この結果、庫内ファン30a,30bが停止する
とともに、ブレーク接点R3−1,R3−2が導通し、
通常の冷蔵保存状態へと移行する。
【0042】なお、室RM1内が冷却されすぎないように
するために、本実施例においては、庫内ファン30a,
30bと並列にリレーR3を配設し、そのブレーク接点
を冷却機構50と送風ファン62の給電路に介在させる
だけで構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例にかかる冷蔵庫の正面図で
ある。
【図2】 同冷蔵庫の一部破断正面図である。
【図3】 同冷蔵庫の一部破断上面図である。
【図4】 冷却機構の構成を示す図である。
【図5】 電気制御回路の回路図である。
【図6】 庫内温度の変化を示す図である。
【図7】 第二実施例における電気制御回路の回路図で
ある。
【図8】 第二実施例における庫内温度の変化を示す図
である。
【図9】 第三実施例における電気制御回路の回路図で
ある。
【図10】 第三実施例における庫内温度の変化を示す
図である。
【符号の説明】
<第一実施例>10…断熱箱、20…収納箱、50…冷
却機構、62…送風ファン、70…電気制御回路、S1
〜S4…電気回路、Th1…温度センサ、W…空気流循
環通路、R1…リレー、R1−2…メーク接点 <第二実施例>R3…リレー、R3−1…ブレーク接点 <第三実施例>34…切替スイッチ、R3…リレー、R
3−1,R3−2…ブレーク接点、TM3…タイマスイ
ッチ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度制御手段による制御のもとで熱交換
    機構にて熱媒を所定温度にし、熱媒循環機構にて同熱媒
    を収納箱の外周に循環せしめて同収納箱内を所定温度に
    保持する保存庫において、 上記収納箱を複数の収納室を備えて構成するとともに、 上記温度制御手段による上記熱交換機構の運転に合わせ
    て上記熱媒循環機構の運転を停止させる停止手段を具備
    する構成としたことを特徴とする保存庫。
  2. 【請求項2】 熱媒循環機構にて熱媒を熱交換機構と収
    納箱の周囲とで循環させて同収納箱内を所定温度に保持
    する保存庫において、 上記収納箱を複数の収納室を備えて構成するとともに、 上記収納室のいずれかに保持温度範囲を基準として常温
    側より反対の側に外れた温度の収納物を収納したときに
    他の収納室の庫内温度を検出して同庫内温度が保持温度
    範囲を基準として常温側より反対の側に所定値以上だけ
    外れたら上記熱媒循環機構を停止させる停止制御手段を
    具備する構成としたことを特徴とする保存庫。
  3. 【請求項3】 熱交換機構にて熱媒を所定温度にし、熱
    媒循環機構にて同熱媒を収納箱の外周に循環せしめて同
    収納箱内を所定温度に保持する保存庫において、 上記収納箱を複数の収納室を備えて構成するとともにい
    ずれかの収納室内に庫内の空気を循環させる庫内ファン
    を配設し、 かつ、上記庫内ファンの作動を指示する指示手段を備え
    るとともにこの指示手段にて庫内ファンの作動が指示さ
    れたときに上記熱交換機構と上記熱媒循環機構の運転を
    停止させる停止手段を配設した構成としたことを特徴と
    する保存庫。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の保存庫において、
    上記指示手段を、作動開始を指示する操作手段と、この
    操作手段による作動開始指示時から所定時間だけ上記庫
    内ファンを作動せしめる時限手段とを備えて構成したこ
    とを特徴とする保存庫。
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