JP2003279230A - 冷蔵庫の加湿装置 - Google Patents
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
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- F25D2317/066—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
- F25D2317/0665—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top
Abstract
(57)【要約】
【課題】 野菜室には前面開口を開閉する扉と共に引き
出し自在に野菜容器を設け、野菜容器内を野菜室を循環
する冷気によって間接冷却するものも、閉扉状態でも野
菜容器の上面開口は若干の隙間が存在し野菜が乾燥す
る。冷気の一部を野菜容器内へ導入する直接・間接折衷
方式では、更に野菜が乾燥する。本発明は、野菜容器内
の湿度状況に応じて湿度補給装置によって所定の湿度を
維持し、野菜の鮮度維持が長く行える冷蔵庫を提供する
ものである。 【解決手段】 野菜容器の上面開口がその上方部材によ
って覆われ、野菜容器内には冷蔵庫の外気をポンプによ
って導入する外気導入パイプが設けられ、ポンプは野菜
容器内の湿度が所定値よりも低下したときに駆動され、
外気導入パイプには導入外気を殺菌する殺菌装置が設け
られたものである。
出し自在に野菜容器を設け、野菜容器内を野菜室を循環
する冷気によって間接冷却するものも、閉扉状態でも野
菜容器の上面開口は若干の隙間が存在し野菜が乾燥す
る。冷気の一部を野菜容器内へ導入する直接・間接折衷
方式では、更に野菜が乾燥する。本発明は、野菜容器内
の湿度状況に応じて湿度補給装置によって所定の湿度を
維持し、野菜の鮮度維持が長く行える冷蔵庫を提供する
ものである。 【解決手段】 野菜容器の上面開口がその上方部材によ
って覆われ、野菜容器内には冷蔵庫の外気をポンプによ
って導入する外気導入パイプが設けられ、ポンプは野菜
容器内の湿度が所定値よりも低下したときに駆動され、
外気導入パイプには導入外気を殺菌する殺菌装置が設け
られたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面開口の冷蔵庫
本体内に野菜室を形成した冷蔵庫に関する。
本体内に野菜室を形成した冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】前面開口の冷蔵庫本体内に冷蔵室とその
下方に野菜室を形成した冷蔵庫が存在する。この冷蔵庫
において、野菜室には野菜室の前面開口を開閉する扉と
共に引き出し自在に野菜容器が設けられ、冷却器で冷却
した冷気を送風機によって前記冷蔵室へ供給し、冷蔵室
を通過した冷気が野菜室へ供給され、野菜容器を周囲か
ら冷却する間接冷却方式と、冷気を一部野菜容器内へ供
給する直接・間接折衷方式とがある。このいずれの方式
も、野菜容器内の野菜が乾燥し難い状況で所定温度に冷
却するものである。
下方に野菜室を形成した冷蔵庫が存在する。この冷蔵庫
において、野菜室には野菜室の前面開口を開閉する扉と
共に引き出し自在に野菜容器が設けられ、冷却器で冷却
した冷気を送風機によって前記冷蔵室へ供給し、冷蔵室
を通過した冷気が野菜室へ供給され、野菜容器を周囲か
ら冷却する間接冷却方式と、冷気を一部野菜容器内へ供
給する直接・間接折衷方式とがある。このいずれの方式
も、野菜容器内の野菜が乾燥し難い状況で所定温度に冷
却するものである。
【０００３】しかし、前者の間接冷却方式でも、野菜容
器は扉と共に引き出し自在であるため、扉を閉めた状態
でも野菜容器の上面開口は若干の隙間が存在し、この隙
間から野菜の乾燥が行われる。後者の直接・間接折衷方
式では循環冷気が野菜容器内に侵入するため、更に野菜
が乾燥する。
器は扉と共に引き出し自在であるため、扉を閉めた状態
でも野菜容器の上面開口は若干の隙間が存在し、この隙
間から野菜の乾燥が行われる。後者の直接・間接折衷方
式では循環冷気が野菜容器内に侵入するため、更に野菜
が乾燥する。
【０００４】またこの後者の直接・間接折衷方式におい
て、冷蔵室が所定温度に低下したときに冷蔵室用冷却器
への冷媒供給を停止して、その期間中にこの冷却器に付
着した霜の融解によって加湿される空気を冷蔵室と野菜
室へ循環して野菜室の加湿を行う方式を採用した冷蔵庫
が存在する。この場合にも、冷蔵室の冷却期間中は循環
冷気が野菜容器内に侵入するため、野菜が乾燥する。
て、冷蔵室が所定温度に低下したときに冷蔵室用冷却器
への冷媒供給を停止して、その期間中にこの冷却器に付
着した霜の融解によって加湿される空気を冷蔵室と野菜
室へ循環して野菜室の加湿を行う方式を採用した冷蔵庫
が存在する。この場合にも、冷蔵室の冷却期間中は循環
冷気が野菜容器内に侵入するため、野菜が乾燥する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、野菜容器内の湿度状況に応じて湿度補給装
置によって所定の湿度を維持し、野菜容器内の野菜の乾
燥を抑制して野菜の鮮度維持が長く行える冷蔵庫を提供
するものである。
点に鑑みて、野菜容器内の湿度状況に応じて湿度補給装
置によって所定の湿度を維持し、野菜容器内の野菜の乾
燥を抑制して野菜の鮮度維持が長く行える冷蔵庫を提供
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の加湿装
置は、前面開口の冷蔵庫本体内に野菜室を形成し、冷却
器で冷却した冷気が送風機によって前記野菜容器の周囲
へ供給される冷蔵庫において、前記野菜容器は上面開口
がその上方部材によって覆われ、前記野菜容器内には冷
蔵庫の外気をポンプによって導入する外気導入パイプが
設けられたものである。また、前記ポンプは、前記野菜
容器内を湿度範囲にするような駆動方式とする。
置は、前面開口の冷蔵庫本体内に野菜室を形成し、冷却
器で冷却した冷気が送風機によって前記野菜容器の周囲
へ供給される冷蔵庫において、前記野菜容器は上面開口
がその上方部材によって覆われ、前記野菜容器内には冷
蔵庫の外気をポンプによって導入する外気導入パイプが
設けられたものである。また、前記ポンプは、前記野菜
容器内を湿度範囲にするような駆動方式とする。
【０００７】これによって、野菜容器内の湿度状況に応
じてポンプを含む湿度補給装置によって所定の湿度を維
持し、野菜容器内の野菜の乾燥を抑制して野菜の鮮度維
持が長く行える。また、ポンプは湿度センサの検知に基
づき駆動されるため、ポンプ運転による電力消費も抑制
できる。
じてポンプを含む湿度補給装置によって所定の湿度を維
持し、野菜容器内の野菜の乾燥を抑制して野菜の鮮度維
持が長く行える。また、ポンプは湿度センサの検知に基
づき駆動されるため、ポンプ運転による電力消費も抑制
できる。
【０００８】また、前記外気導入パイプには導入外気を
殺菌する殺菌装置が設けられることによって、野菜容器
内に補給される湿度は殺菌した外気の導入によって行う
ことができ、野菜容器内に収納した野菜等の鮮度維持が
長く行える。
殺菌する殺菌装置が設けられることによって、野菜容器
内に補給される湿度は殺菌した外気の導入によって行う
ことができ、野菜容器内に収納した野菜等の鮮度維持が
長く行える。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の冷蔵庫について説
明する。図１乃び図２は本発明の冷蔵庫の実施形態を示
しており、図１は冷蔵庫の縦断側面図、図２は野菜容器
への湿度補給装置の説明図である。
明する。図１乃び図２は本発明の冷蔵庫の実施形態を示
しており、図１は冷蔵庫の縦断側面図、図２は野菜容器
への湿度補給装置の説明図である。
【００１０】これらの図において、１は冷却貯蔵庫の一
つである冷蔵庫であり、全面開口の本体２内を区画して
複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開
閉できる構成である。冷蔵庫本体２は、外箱（外壁板）
と内箱（内壁板）との間に発泡断熱材を充填した断熱構
造である。冷蔵庫本体２内には、上から冷蔵室３、野菜
室４、上冷凍室５、下冷凍室６が区画して設けられ、冷
蔵室３内の底部にはその上方の冷蔵室３と区画板（区画
壁）８にて区画された特定低温室９が設けられている。
上冷凍室５は冷気量調節装置を手動操作して冷蔵室とす
ることもできるので、切り替え室と称することもでき
る。
つである冷蔵庫であり、全面開口の本体２内を区画して
複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開
閉できる構成である。冷蔵庫本体２は、外箱（外壁板）
と内箱（内壁板）との間に発泡断熱材を充填した断熱構
造である。冷蔵庫本体２内には、上から冷蔵室３、野菜
室４、上冷凍室５、下冷凍室６が区画して設けられ、冷
蔵室３内の底部にはその上方の冷蔵室３と区画板（区画
壁）８にて区画された特定低温室９が設けられている。
上冷凍室５は冷気量調節装置を手動操作して冷蔵室とす
ることもできるので、切り替え室と称することもでき
る。
【００１１】冷蔵室３の前面開口は、冷蔵庫本体２の一
側部にヒンジ装置にて横方向に回動して開閉される回動
式の冷蔵室扉１０にて閉塞される。野菜室４の前面開口
は、野菜室４内に設けた左右のレール又はローラ装置３
８によって前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容器
１５と共に前方へ引き出される引き出し式扉１１にて閉
塞されている。上冷凍室５と下冷凍室６はそれぞれ野菜
室４と同様に、冷凍室内に設けた左右のレールに対し
て、それぞれ前後方向へ引き出し可能に支持した容器１
６、１７と共に前方へ引き出される引き出し式扉１２、
１３にて閉塞されている。
側部にヒンジ装置にて横方向に回動して開閉される回動
式の冷蔵室扉１０にて閉塞される。野菜室４の前面開口
は、野菜室４内に設けた左右のレール又はローラ装置３
８によって前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容器
１５と共に前方へ引き出される引き出し式扉１１にて閉
塞されている。上冷凍室５と下冷凍室６はそれぞれ野菜
室４と同様に、冷凍室内に設けた左右のレールに対し
て、それぞれ前後方向へ引き出し可能に支持した容器１
６、１７と共に前方へ引き出される引き出し式扉１２、
１３にて閉塞されている。
【００１２】野菜容器１５の上面開口は、冷蔵室３と野
菜室４との間の仕切り６０に取り付けた上方部材６３に
よって覆われ、主として野菜容器１５を周囲から冷却す
る間接冷却方式である。野菜容器１５の上面開口は上方
部材６３によって完全密閉とする構成でもよいが、野菜
容器１５は前方へ引き出し自在であるため、上方部材６
３との間には若干の隙間が存在するので、厳密には完全
な密閉ではないが、主として野菜容器１５内は周囲の冷
気によって間接冷却される構成であればよい。上方部材
６３は仕切り６０とは別に設けずに、仕切り６０の下面
そのものであってもよい。
菜室４との間の仕切り６０に取り付けた上方部材６３に
よって覆われ、主として野菜容器１５を周囲から冷却す
る間接冷却方式である。野菜容器１５の上面開口は上方
部材６３によって完全密閉とする構成でもよいが、野菜
容器１５は前方へ引き出し自在であるため、上方部材６
３との間には若干の隙間が存在するので、厳密には完全
な密閉ではないが、主として野菜容器１５内は周囲の冷
気によって間接冷却される構成であればよい。上方部材
６３は仕切り６０とは別に設けずに、仕切り６０の下面
そのものであってもよい。
【００１３】２４は冷凍システムの冷媒の圧縮機、２５
は冷凍システムの冷媒の凝縮器である。２６は凝縮器２
５の熱によって後述の除霜水を蒸発させるための蒸発皿
であり、凝縮器２５上に載置して冷凍冷蔵庫本体２の前
面下部から引き出し自在である。圧縮機２４、凝縮器２
５、蒸発皿２６は、冷蔵庫本体２の下部に設けた機械室
２８に設置されている。２９、３０は冷凍システムの冷
媒の蒸発器（冷却器）である。３１は第１蒸発器（冷却
器）２９で冷却した冷気を上冷凍室５及び下冷凍室６へ
循環する第１送風機、３２は第２蒸発器（冷却器）３０
で冷却した冷気を冷蔵室３、野菜室４及び特定低温室９
へ循環する第２送風機である。３３は第１蒸発器（冷却
器）２９の除霜用ガラス管ヒータ、３４は第２蒸発器
（冷却器）３０の除霜用ガラス管ヒータである。第１蒸
発器（冷却器）２９及び第２蒸発器（冷却器）３０の除
霜水は排水管を通って蒸発皿２６へ導かれてそこで蒸発
する。
は冷凍システムの冷媒の凝縮器である。２６は凝縮器２
５の熱によって後述の除霜水を蒸発させるための蒸発皿
であり、凝縮器２５上に載置して冷凍冷蔵庫本体２の前
面下部から引き出し自在である。圧縮機２４、凝縮器２
５、蒸発皿２６は、冷蔵庫本体２の下部に設けた機械室
２８に設置されている。２９、３０は冷凍システムの冷
媒の蒸発器（冷却器）である。３１は第１蒸発器（冷却
器）２９で冷却した冷気を上冷凍室５及び下冷凍室６へ
循環する第１送風機、３２は第２蒸発器（冷却器）３０
で冷却した冷気を冷蔵室３、野菜室４及び特定低温室９
へ循環する第２送風機である。３３は第１蒸発器（冷却
器）２９の除霜用ガラス管ヒータ、３４は第２蒸発器
（冷却器）３０の除霜用ガラス管ヒータである。第１蒸
発器（冷却器）２９及び第２蒸発器（冷却器）３０の除
霜水は排水管を通って蒸発皿２６へ導かれてそこで蒸発
する。
【００１４】第２蒸発器（冷却器）３０で冷却された冷
気は、第２送風機３２によって冷蔵室上部冷気供給通路
３５Ａと冷蔵室背部冷気供給通路３５Ｂを通ってそれぞ
れ対応する冷気吹き出し口３６、３９から冷蔵室３へ供
給され、冷気吸込み口から再び第２蒸発器（冷却器）３
０へ帰還する循環をする。第１蒸発器（冷却器）２９で
冷却した冷気は、第１送風機３１によって矢印のように
循環して上冷凍室５と下冷凍室６を所定温度に冷却す
る。冷蔵室３と野菜室４との間の仕切り６０に形成した
通路６１を通って冷蔵室３の冷気が野菜室４へ供給さ
れ、野菜容器１５は、主として周囲から冷却する間接冷
却方式である。
気は、第２送風機３２によって冷蔵室上部冷気供給通路
３５Ａと冷蔵室背部冷気供給通路３５Ｂを通ってそれぞ
れ対応する冷気吹き出し口３６、３９から冷蔵室３へ供
給され、冷気吸込み口から再び第２蒸発器（冷却器）３
０へ帰還する循環をする。第１蒸発器（冷却器）２９で
冷却した冷気は、第１送風機３１によって矢印のように
循環して上冷凍室５と下冷凍室６を所定温度に冷却す
る。冷蔵室３と野菜室４との間の仕切り６０に形成した
通路６１を通って冷蔵室３の冷気が野菜室４へ供給さ
れ、野菜容器１５は、主として周囲から冷却する間接冷
却方式である。
【００１５】このような構成において、各室の温度は、
冷蔵室３が約３〜４℃、野菜室４及び野菜容器１５内が
約４〜６℃に保たれ、上冷凍室８と下冷凍室９が約−１
８℃〜−２０℃である。また、冷蔵室扉１０の内側に設
けた貯蔵棚３７上は５〜８℃である。特定低温室９は、
０℃よりも高い約１℃のチルド室であったり、０℃より
も低く食品の凍結温度よりも高い約０〜−１℃の氷温室
であったり、また、食品の表面に薄い氷の層が形成され
る程度の約−４℃の部分凍結室であったりする。
冷蔵室３が約３〜４℃、野菜室４及び野菜容器１５内が
約４〜６℃に保たれ、上冷凍室８と下冷凍室９が約−１
８℃〜−２０℃である。また、冷蔵室扉１０の内側に設
けた貯蔵棚３７上は５〜８℃である。特定低温室９は、
０℃よりも高い約１℃のチルド室であったり、０℃より
も低く食品の凍結温度よりも高い約０〜−１℃の氷温室
であったり、また、食品の表面に薄い氷の層が形成され
る程度の約−４℃の部分凍結室であったりする。
【００１６】４０は湿度補給装置であり、野菜容器１５
内に冷蔵庫１の外気をポンプ４１によって導入する外気
導入パイプ４２と、野菜容器１５内の湿度に応じてポン
プ４１の駆動と停止の制御をする制御部４３と、導入外
気を殺菌する殺菌装置４４を備える。外気導入パイプ４
２、ポンプ４１及び殺菌装置４４は仕切り６０の断熱材
内に設けられ、外気導入パイプ４２の外気導入口は後方
へ延びて冷蔵庫本体２の背面に開口し、野菜容器１５へ
の外気供給口４９は上方部材６３に開口している。
内に冷蔵庫１の外気をポンプ４１によって導入する外気
導入パイプ４２と、野菜容器１５内の湿度に応じてポン
プ４１の駆動と停止の制御をする制御部４３と、導入外
気を殺菌する殺菌装置４４を備える。外気導入パイプ４
２、ポンプ４１及び殺菌装置４４は仕切り６０の断熱材
内に設けられ、外気導入パイプ４２の外気導入口は後方
へ延びて冷蔵庫本体２の背面に開口し、野菜容器１５へ
の外気供給口４９は上方部材６３に開口している。
【００１７】制御部４３は野菜容器１５内の湿度を検知
する湿度センサ４５を備える。制御部４３は冷蔵庫本体
２の背面側に開口した凹所に収納されて冷蔵庫本体２の
断熱材で覆われており、この凹所の開口は蓋４８で覆わ
れている。湿度センサ４５は野菜容器１５の上面開口に
臨むように上方部材６３に取り付けられている。外気導
入パイプ４２は、冷蔵庫本体２の背面に外気導入口を開
口しており、この外気導入口にはＨＥＰＡフィルタ４６
が取り付けられて、導入される外気をきれいな状態で野
菜容器１５内に導入している。
する湿度センサ４５を備える。制御部４３は冷蔵庫本体
２の背面側に開口した凹所に収納されて冷蔵庫本体２の
断熱材で覆われており、この凹所の開口は蓋４８で覆わ
れている。湿度センサ４５は野菜容器１５の上面開口に
臨むように上方部材６３に取り付けられている。外気導
入パイプ４２は、冷蔵庫本体２の背面に外気導入口を開
口しており、この外気導入口にはＨＥＰＡフィルタ４６
が取り付けられて、導入される外気をきれいな状態で野
菜容器１５内に導入している。
【００１８】ＨＥＰＡフィルタ４６は、通常０．３ｉｍ
の粒子の捕集率が９９．９７％以上である高性能フィル
タである。殺菌装置４４は、外気導入パイプ４２の紫外
線透過率の高い透明部分４７に対して取り付けた紫外線
ランプで構成される。
の粒子の捕集率が９９．９７％以上である高性能フィル
タである。殺菌装置４４は、外気導入パイプ４２の紫外
線透過率の高い透明部分４７に対して取り付けた紫外線
ランプで構成される。
【００１９】湿度補給装置４０は、野菜容器１５内の湿
度が所定値（たとえば相対湿度が６０％）以下になると
それを湿度センサ４５が検知して制御部４３が動作し、
ポンプ４１を駆動すると共に紫外線ランプ４４を点灯す
る。これによって、冷蔵庫１の湿気を含む外気は、ＨＥ
ＰＡフィルタ４６を通して外気導入パイプ４２へ導入さ
れ、紫外線ランプ４４で殺菌された空気が野菜容器１５
内に導入される。外気導入パイプ４２から野菜容器１５
に外気が導入されることに伴い、野菜容器１５の空気の
オーバーフローは、野菜容器１５と上方部材６３との間
に存在する若干の隙間から行われる。この湿気を含む外
気によって野菜容器１５内の湿度が上昇する。
度が所定値（たとえば相対湿度が６０％）以下になると
それを湿度センサ４５が検知して制御部４３が動作し、
ポンプ４１を駆動すると共に紫外線ランプ４４を点灯す
る。これによって、冷蔵庫１の湿気を含む外気は、ＨＥ
ＰＡフィルタ４６を通して外気導入パイプ４２へ導入さ
れ、紫外線ランプ４４で殺菌された空気が野菜容器１５
内に導入される。外気導入パイプ４２から野菜容器１５
に外気が導入されることに伴い、野菜容器１５の空気の
オーバーフローは、野菜容器１５と上方部材６３との間
に存在する若干の隙間から行われる。この湿気を含む外
気によって野菜容器１５内の湿度が上昇する。
【００２０】この野菜容器１５内の湿度の上昇によっ
て、野菜容器１５内の湿度が所定値（たとえば相対湿度
が８０％）以上になるとそれを湿度センサ４５が検知し
て制御部４３が動作し、ポンプ４１を停止すると共に紫
外線ランプ４４を消灯する。このようにして、野菜容器
１５内は、所定の平均湿度（たとえば相対湿度が７０
％）の範囲に保たれる。このため、水を電気ヒータにて
蒸発させる加湿装置を特別に設けなくても野菜容器内の
加湿効果が得られる。
て、野菜容器１５内の湿度が所定値（たとえば相対湿度
が８０％）以上になるとそれを湿度センサ４５が検知し
て制御部４３が動作し、ポンプ４１を停止すると共に紫
外線ランプ４４を消灯する。このようにして、野菜容器
１５内は、所定の平均湿度（たとえば相対湿度が７０
％）の範囲に保たれる。このため、水を電気ヒータにて
蒸発させる加湿装置を特別に設けなくても野菜容器内の
加湿効果が得られる。
【００２１】上記において、ポンプ４１の停止中に若干
でも外気導入パイプ４２から外気が流入するようであれ
ば、紫外線ランプ４４を連続点灯状態にしておくことに
より、常に野菜容器１５内に流入する空気をきれいにで
きる。
でも外気導入パイプ４２から外気が流入するようであれ
ば、紫外線ランプ４４を連続点灯状態にしておくことに
より、常に野菜容器１５内に流入する空気をきれいにで
きる。
【００２２】上記において、外気導入パイプ４２、ポン
プ４１及び殺菌装置４４は仕切り６０の断熱材内に設け
られ、外気導入パイプ４２は後方へ延びて冷蔵庫本体２
の背面に開口している。また制御部４３は冷蔵庫本体２
の背面側に開口した凹所に収納されて冷蔵庫本体２の断
熱材で覆われている。このため、湿度補給装置４０の発
熱が冷蔵室３や野菜室４へ悪影響を及ぼさない。
プ４１及び殺菌装置４４は仕切り６０の断熱材内に設け
られ、外気導入パイプ４２は後方へ延びて冷蔵庫本体２
の背面に開口している。また制御部４３は冷蔵庫本体２
の背面側に開口した凹所に収納されて冷蔵庫本体２の断
熱材で覆われている。このため、湿度補給装置４０の発
熱が冷蔵室３や野菜室４へ悪影響を及ぼさない。
【００２３】また、湿度センサ４５は野菜容器１５の上
面開口に臨むように上方部材６３に取り付けられてい
る。また、外気導入パイプ４２から野菜容器１５へ外気
を供給する供給口４９は、上方部材６３に開口してい
る。このため、湿度センサ４５も外気供給口４９も野菜
容器１５の前方への引き出しの支障にならない。
面開口に臨むように上方部材６３に取り付けられてい
る。また、外気導入パイプ４２から野菜容器１５へ外気
を供給する供給口４９は、上方部材６３に開口してい
る。このため、湿度センサ４５も外気供給口４９も野菜
容器１５の前方への引き出しの支障にならない。
【００２４】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲を逸脱しない部分における種種
の実施形態を包含するものであり、野菜容器内は主とし
て周囲から冷却する冷却方式であればよく、野菜容器内
の冷却不足を補うために野菜室へ冷気が一部流入する形
態をも包含する。
はなく、特許請求の範囲を逸脱しない部分における種種
の実施形態を包含するものであり、野菜容器内は主とし
て周囲から冷却する冷却方式であればよく、野菜容器内
の冷却不足を補うために野菜室へ冷気が一部流入する形
態をも包含する。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、野菜容器内の湿度状況
に応じてポンプを含む湿度補給装置によって野菜容器内
に外気を導入して所定の湿度を維持するため、野菜容器
内の野菜の乾燥を抑制して野菜の鮮度維持が長く行え
る。そして、ポンプは湿度センサの検知に基づき駆動さ
れるため、ポンプ運転による電力消費も抑制できる。ま
た、野菜容器内に補給される湿度は殺菌した外気の導入
によって行うため、収納した野菜等を衛生的に維持でき
る。
に応じてポンプを含む湿度補給装置によって野菜容器内
に外気を導入して所定の湿度を維持するため、野菜容器
内の野菜の乾燥を抑制して野菜の鮮度維持が長く行え
る。そして、ポンプは湿度センサの検知に基づき駆動さ
れるため、ポンプ運転による電力消費も抑制できる。ま
た、野菜容器内に補給される湿度は殺菌した外気の導入
によって行うため、収納した野菜等を衛生的に維持でき
る。
【図１】本発明冷蔵庫の縦断側面図である。
【図２】本発明冷蔵庫の野菜容器への湿度補給装置の説
明図である。
明図である。
１……冷蔵庫
２……冷蔵庫本体
３……冷蔵室
４……野菜室
１５……野菜容器
３０……冷却器
３２……送風機
４０……湿度補給装置
４１……ポンプ
４２……外気導入パイプ
４３……制御部
４４……殺菌装置
４５……湿度センサ
４６……ＨＥＰＡフィルタ
６３……上方部材
Claims (3)
- 【請求項１】 前面開口の冷蔵庫本体内に野菜室を形成
し、冷却器で冷却した冷気が送風機によって前記野菜容
器の周囲へ供給される冷蔵庫において、前記野菜容器は
上面開口がその上方部材によって覆われ、前記野菜容器
内には冷蔵庫の外気をポンプによって導入する外気導入
パイプを設けてなる冷蔵庫の加湿装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ポンプは前記野
菜容器内の湿度を検知する湿度センサによって、前記野
菜容器内の湿度を所定の範囲に維持するように駆動され
ることを特徴とする冷蔵庫の加湿装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記外気導入パイプ
には導入外気を殺菌する殺菌装置が設けられたことを特
徴とする冷蔵庫の加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002078826A JP2003279230A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 冷蔵庫の加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002078826A JP2003279230A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 冷蔵庫の加湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003279230A true JP2003279230A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29228567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002078826A Pending JP2003279230A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 冷蔵庫の加湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003279230A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266539A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| JP2006308232A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| JP2008256257A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| CN106642885A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-10 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
| CN107850373A (zh) * | 2015-07-28 | 2018-03-27 | Bsh家用电器有限公司 | 用于家用制冷器具的、具有用于识别箱上的盖的装置的加湿设备，家用制冷器具和方法 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002078826A patent/JP2003279230A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266539A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
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| JP2008256257A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| JP4619379B2 (ja) * | 2007-04-04 | 2011-01-26 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| CN107850373A (zh) * | 2015-07-28 | 2018-03-27 | Bsh家用电器有限公司 | 用于家用制冷器具的、具有用于识别箱上的盖的装置的加湿设备，家用制冷器具和方法 |
| CN106642885A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-10 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
| CN106642885B (zh) * | 2016-11-29 | 2019-04-02 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
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