JPH08152245A - 貯蔵庫 - Google Patents
貯蔵庫Info
- Publication number
- JPH08152245A JPH08152245A JP32157794A JP32157794A JPH08152245A JP H08152245 A JPH08152245 A JP H08152245A JP 32157794 A JP32157794 A JP 32157794A JP 32157794 A JP32157794 A JP 32157794A JP H08152245 A JPH08152245 A JP H08152245A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage chamber
- cooling
- chamber
- storage
- fluorescent lamp
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貯蔵室内において生花等の植物をそれらに適
した良好な環境にて休眠保存でき、且つ、開花・発芽ま
でも制御することができる貯蔵庫を提供する。 【構成】 断熱性の箱体2と、この箱体2の天壁下方に
間隔を存して配設され、上下に冷却室19と貯蔵室とを
区画形成する前天板18と、冷却器9と冷却ファン12
とを具備して冷却室19内に配設され、冷却器9と熱交
換した冷気を冷却室19内に吐出する冷却ユニット11
と、前天板18に形成された複数の小孔22と、冷却ユ
ニット11の冷気吸込側における冷却室19と貯蔵室内
下部とを連通する帰還ダクト24と、常時運転されて帰
還ダクト24より貯蔵室内の冷気を吸い込み、冷却室1
9内に吐出する循環ファン26と、前天板18の下方に
架設された取付板56と、この取付板56下面に取り付
けられた蛍光灯57とを具備する。
した良好な環境にて休眠保存でき、且つ、開花・発芽ま
でも制御することができる貯蔵庫を提供する。 【構成】 断熱性の箱体2と、この箱体2の天壁下方に
間隔を存して配設され、上下に冷却室19と貯蔵室とを
区画形成する前天板18と、冷却器9と冷却ファン12
とを具備して冷却室19内に配設され、冷却器9と熱交
換した冷気を冷却室19内に吐出する冷却ユニット11
と、前天板18に形成された複数の小孔22と、冷却ユ
ニット11の冷気吸込側における冷却室19と貯蔵室内
下部とを連通する帰還ダクト24と、常時運転されて帰
還ダクト24より貯蔵室内の冷気を吸い込み、冷却室1
9内に吐出する循環ファン26と、前天板18の下方に
架設された取付板56と、この取付板56下面に取り付
けられた蛍光灯57とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生花や球根、苗等の植
物を低温で保存する貯蔵庫に関するものである。
物を低温で保存する貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりワイン等の恒温高湿状態で保存
する必要のある物品を冷却保存する場合、例えば特開昭
62−210379号公報(F25D21/08)の如
く、冷気を貯蔵室内に吹き出して循環させると、貯蔵室
内の循環風によって貯蔵物品の水分が奪われ、品質が劣
化してしまう問題がある。そこで、従来では例えば特開
平6−74630号公報(F25D11/00)に示さ
れる如く、冷却装置から吐出された冷気を貯蔵室に循環
させる循環ファンを設け、更に、この循環ファンの吐出
側には複数の小孔を備えた区画部材を取り付けて吐出風
速を抑えるようにしていた。
する必要のある物品を冷却保存する場合、例えば特開昭
62−210379号公報(F25D21/08)の如
く、冷気を貯蔵室内に吹き出して循環させると、貯蔵室
内の循環風によって貯蔵物品の水分が奪われ、品質が劣
化してしまう問題がある。そこで、従来では例えば特開
平6−74630号公報(F25D11/00)に示さ
れる如く、冷却装置から吐出された冷気を貯蔵室に循環
させる循環ファンを設け、更に、この循環ファンの吐出
側には複数の小孔を備えた区画部材を取り付けて吐出風
速を抑えるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の生花
市場の活発化に伴い、切り花や球根、苗等をそれらに適
した環境にて休眠保存し、所定のタイミングにて効率良
く開花・発芽させる必要が高まってきたが、前述の如き
従来の貯蔵庫では植物の生成に必要な光源とそれら制御
する装置が無く、係る要望に十分答えられるものではな
かった。
市場の活発化に伴い、切り花や球根、苗等をそれらに適
した環境にて休眠保存し、所定のタイミングにて効率良
く開花・発芽させる必要が高まってきたが、前述の如き
従来の貯蔵庫では植物の生成に必要な光源とそれら制御
する装置が無く、係る要望に十分答えられるものではな
かった。
【0004】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、貯蔵室内において生花等の
植物をそれらに適した良好な環境にて休眠保存でき、且
つ、開花・発芽までも制御することができる貯蔵庫を提
供することを目的とする。
ために成されたものであり、貯蔵室内において生花等の
植物をそれらに適した良好な環境にて休眠保存でき、且
つ、開花・発芽までも制御することができる貯蔵庫を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の貯蔵庫
は、断熱性の箱体と、この箱体の天壁下方に間隔を存し
て配設され、上下に冷却室と貯蔵室とを区画形成する天
部区画部材と、冷却器と送風機とを具備して冷却室内に
配設され、冷却器と熱交換した冷気を冷却室内に吐出す
る冷却装置と、この冷却装置の冷気吐出側に位置する天
部区画部材に形成された複数の小孔と、冷却装置の冷気
吸込側における冷却室と貯蔵室内下部とを連通するダク
トと、常時運転されてダクトより貯蔵室内の冷気を吸い
込み、冷却室内に吐出する循環ファンと、天部区画部材
の下方に架設された支持部材と、この支持部材下面に取
り付けられた蛍光灯とを具備しているものである。
は、断熱性の箱体と、この箱体の天壁下方に間隔を存し
て配設され、上下に冷却室と貯蔵室とを区画形成する天
部区画部材と、冷却器と送風機とを具備して冷却室内に
配設され、冷却器と熱交換した冷気を冷却室内に吐出す
る冷却装置と、この冷却装置の冷気吐出側に位置する天
部区画部材に形成された複数の小孔と、冷却装置の冷気
吸込側における冷却室と貯蔵室内下部とを連通するダク
トと、常時運転されてダクトより貯蔵室内の冷気を吸い
込み、冷却室内に吐出する循環ファンと、天部区画部材
の下方に架設された支持部材と、この支持部材下面に取
り付けられた蛍光灯とを具備しているものである。
【0006】請求項2の発明の貯蔵庫は、圧縮機、冷却
器及び送風機とを具備し、冷却器と熱交換した冷気を送
風機により吐出する冷却装置と、この冷却装置から吐出
された冷気を貯蔵室内に循環させる循環ファンと、貯蔵
室内を照明する蛍光灯と、貯蔵室内を加湿する加湿装置
と、貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを
備えており、この制御装置は、送風機及び循環ファンを
連続運転し、蛍光灯及び除湿用ヒータの動作を停止させ
ると共に、貯蔵室内の温度及び湿度に基づき圧縮機及び
加湿装置の運転を制御する休眠覚醒モードを備えている
ものである。
器及び送風機とを具備し、冷却器と熱交換した冷気を送
風機により吐出する冷却装置と、この冷却装置から吐出
された冷気を貯蔵室内に循環させる循環ファンと、貯蔵
室内を照明する蛍光灯と、貯蔵室内を加湿する加湿装置
と、貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを
備えており、この制御装置は、送風機及び循環ファンを
連続運転し、蛍光灯及び除湿用ヒータの動作を停止させ
ると共に、貯蔵室内の温度及び湿度に基づき圧縮機及び
加湿装置の運転を制御する休眠覚醒モードを備えている
ものである。
【0007】請求項3の発明の貯蔵庫は、圧縮機、冷却
器及び送風機とを具備し、冷却器と熱交換した冷気を送
風機により吐出する冷却装置と、この冷却装置から吐出
された冷気を貯蔵室内に循環させる循環ファンと、貯蔵
室内を照明する蛍光灯と、貯蔵室内を加湿する加湿装置
と、貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを
備えており、この制御装置は、循環ファンを連続運転
し、加湿装置を停止させると共に、貯蔵室内の温度に基
づき圧縮機と送風機及び除湿用ヒータの運転を制御する
開花モードを備え、且つ、この開花モード中に貯蔵室内
の温度設定が異なり、設定が高い方では蛍光灯を点灯
し、低い方では消灯する少なくとも2つのモードを有
し、温度設定が高い方のモードにおいて貯蔵室内の温度
が所定値以上に上昇した場合には、蛍光灯を消灯するも
のである。
器及び送風機とを具備し、冷却器と熱交換した冷気を送
風機により吐出する冷却装置と、この冷却装置から吐出
された冷気を貯蔵室内に循環させる循環ファンと、貯蔵
室内を照明する蛍光灯と、貯蔵室内を加湿する加湿装置
と、貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを
備えており、この制御装置は、循環ファンを連続運転
し、加湿装置を停止させると共に、貯蔵室内の温度に基
づき圧縮機と送風機及び除湿用ヒータの運転を制御する
開花モードを備え、且つ、この開花モード中に貯蔵室内
の温度設定が異なり、設定が高い方では蛍光灯を点灯
し、低い方では消灯する少なくとも2つのモードを有
し、温度設定が高い方のモードにおいて貯蔵室内の温度
が所定値以上に上昇した場合には、蛍光灯を消灯するも
のである。
【0008】
【作用】請求項1の発明の貯蔵庫によれば、冷却装置か
ら吹き出された冷気は冷却室内に一旦流入し、天部区画
部材に形成された複数の小孔から貯蔵室内に流下して行
く。これによって、貯蔵室への冷気吐出風速が抑えら
れ、貯蔵室内の循環冷気の風速が低下して生花や球根、
苗等の除湿作用が抑制される。また、冷気は天部区画部
材の複数の小孔から分散されて貯蔵室に流入するので、
局所的な冷却が解消されると共に、循環ファンは常時運
転されてダクトより貯蔵室下部の冷気を冷却室に帰還さ
せるので、吐出風速を抑えたことによる貯蔵室内の冷気
循環量の低下が補われ、総じて貯蔵室内を万遍なく冷却
できるようになる。
ら吹き出された冷気は冷却室内に一旦流入し、天部区画
部材に形成された複数の小孔から貯蔵室内に流下して行
く。これによって、貯蔵室への冷気吐出風速が抑えら
れ、貯蔵室内の循環冷気の風速が低下して生花や球根、
苗等の除湿作用が抑制される。また、冷気は天部区画部
材の複数の小孔から分散されて貯蔵室に流入するので、
局所的な冷却が解消されると共に、循環ファンは常時運
転されてダクトより貯蔵室下部の冷気を冷却室に帰還さ
せるので、吐出風速を抑えたことによる貯蔵室内の冷気
循環量の低下が補われ、総じて貯蔵室内を万遍なく冷却
できるようになる。
【0009】特に、天部区画部材の下方には支持部材を
架設してその下面に蛍光灯を取り付けたので、貯蔵室内
の温度制御と合わせてこの蛍光灯の点・消灯を制御する
ことにより、生花や球根、苗等の植物をそれらに適した
十分な環境にて休眠保存し、且つ、所望のタイミングに
て開花・発芽させることが可能となるものである。
架設してその下面に蛍光灯を取り付けたので、貯蔵室内
の温度制御と合わせてこの蛍光灯の点・消灯を制御する
ことにより、生花や球根、苗等の植物をそれらに適した
十分な環境にて休眠保存し、且つ、所望のタイミングに
て開花・発芽させることが可能となるものである。
【0010】また、請求項2の発明の貯蔵庫によれば、
制御装置が、送風機及び循環ファンを連続運転し、蛍光
灯及び除湿用ヒータの動作を停止させると共に、貯蔵室
内の温度及び湿度に基づき圧縮機及び加湿装置の運転を
制御する休眠覚醒モードを実行するので、貯蔵室内にお
いて生花や球根、苗等の植物をそれらに適した十分な環
境にて休眠させることが可能となる。従って、これら植
物を効率良く保存し、市場に提供することが可能となる
ものである。
制御装置が、送風機及び循環ファンを連続運転し、蛍光
灯及び除湿用ヒータの動作を停止させると共に、貯蔵室
内の温度及び湿度に基づき圧縮機及び加湿装置の運転を
制御する休眠覚醒モードを実行するので、貯蔵室内にお
いて生花や球根、苗等の植物をそれらに適した十分な環
境にて休眠させることが可能となる。従って、これら植
物を効率良く保存し、市場に提供することが可能となる
ものである。
【0011】更に、請求項3の発明の貯蔵庫によれば、
制御装置が、循環ファンを連続運転し、加湿装置を停止
させると共に、貯蔵室内の温度に基づき圧縮機と送風機
及び除湿用ヒータの運転を制御する開花モードを備えて
おり、且つ、この開花モード中に貯蔵室内の温度設定が
異なり、設定が高い方では蛍光灯を点灯し、低い方では
消灯する少なくとも2つのモードを有しているので、蛍
光灯の点・消灯と温度管理を行うことにより、貯蔵室内
に生花や球根、苗等の植物の開花に必要な所望の昼・夜
の環境を構成することが可能となる。従って、これら植
物を所定のタイミングにて開花させ、適宜に市場に提供
することが可能となる。
制御装置が、循環ファンを連続運転し、加湿装置を停止
させると共に、貯蔵室内の温度に基づき圧縮機と送風機
及び除湿用ヒータの運転を制御する開花モードを備えて
おり、且つ、この開花モード中に貯蔵室内の温度設定が
異なり、設定が高い方では蛍光灯を点灯し、低い方では
消灯する少なくとも2つのモードを有しているので、蛍
光灯の点・消灯と温度管理を行うことにより、貯蔵室内
に生花や球根、苗等の植物の開花に必要な所望の昼・夜
の環境を構成することが可能となる。従って、これら植
物を所定のタイミングにて開花させ、適宜に市場に提供
することが可能となる。
【0012】特に、温度設定が高い方のモード、即ち、
昼の環境において貯蔵室内の温度が所定値以上に上昇し
た場合には、蛍光灯を消灯するようにしたので、冷却装
置の故障等により、貯蔵室内の温度が異常に高くなった
場合には、蛍光灯を消灯させることができ、蛍光灯及び
その関連部品からの発熱を無くして、異常過熱を防止
し、植物に損傷が生じる不都合を未然に回避することが
できるようになる。
昼の環境において貯蔵室内の温度が所定値以上に上昇し
た場合には、蛍光灯を消灯するようにしたので、冷却装
置の故障等により、貯蔵室内の温度が異常に高くなった
場合には、蛍光灯を消灯させることができ、蛍光灯及び
その関連部品からの発熱を無くして、異常過熱を防止
し、植物に損傷が生じる不都合を未然に回避することが
できるようになる。
【0013】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷
蔵庫1の一部切欠平面図、図2はプレハブ冷蔵庫1の斜
視図、図3はプレハブ冷蔵庫1の縦断側面図、図4及び
図5はプレハブ冷蔵庫1の制御装置50の電気回路図を
それぞれ示している。
る。図1は本発明の貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷
蔵庫1の一部切欠平面図、図2はプレハブ冷蔵庫1の斜
視図、図3はプレハブ冷蔵庫1の縦断側面図、図4及び
図5はプレハブ冷蔵庫1の制御装置50の電気回路図を
それぞれ示している。
【0014】プレハブ冷蔵庫1は、複数枚の断熱パネル
から組み立てられた箱体2より構成されており、この箱
体2の前壁2Aには開閉自在の断熱扉3が取り付けられ
ている。箱体2の天壁2B上面後部右隅部には、冷却装
置4の凝縮ユニット6が設けられている。凝縮ユニット
6は圧縮機7及び凝縮器8等から構成されており、後述
する冷却器9と共に周知の冷凍サイクルを構成する。冷
却装置4の冷却ユニット11は前記冷却器9及び送風機
としての2台の冷却ファン12、12とから構成され、
凝縮ユニット6の下方に位置する天壁2Bの下面に取り
付けられている。
から組み立てられた箱体2より構成されており、この箱
体2の前壁2Aには開閉自在の断熱扉3が取り付けられ
ている。箱体2の天壁2B上面後部右隅部には、冷却装
置4の凝縮ユニット6が設けられている。凝縮ユニット
6は圧縮機7及び凝縮器8等から構成されており、後述
する冷却器9と共に周知の冷凍サイクルを構成する。冷
却装置4の冷却ユニット11は前記冷却器9及び送風機
としての2台の冷却ファン12、12とから構成され、
凝縮ユニット6の下方に位置する天壁2Bの下面に取り
付けられている。
【0015】前記冷却ユニット11の下方及び前壁2A
の内面上端には箱体2の左右に渡ってフレーム13、1
4及び16が差し渡されており、これらフレーム13、
14及び16に天部区画部材を構成する後天板17及び
前天板18が架設される。即ち、後天板17はフレーム
13と14間に渡って天壁2B下方に間隔を存して架設
されると共に、前天板18はフレーム14と16間に渡
り、天壁2B下方に前部が高く傾斜するかたちで架設さ
れる。これら前後天板18、17によって箱体2内は上
下に区画され、これらの上方に前記冷却ユニット11が
存在する冷却室19と、下方に生花、球根及び苗等の植
物を収納するための貯蔵室21が構成される。
の内面上端には箱体2の左右に渡ってフレーム13、1
4及び16が差し渡されており、これらフレーム13、
14及び16に天部区画部材を構成する後天板17及び
前天板18が架設される。即ち、後天板17はフレーム
13と14間に渡って天壁2B下方に間隔を存して架設
されると共に、前天板18はフレーム14と16間に渡
り、天壁2B下方に前部が高く傾斜するかたちで架設さ
れる。これら前後天板18、17によって箱体2内は上
下に区画され、これらの上方に前記冷却ユニット11が
存在する冷却室19と、下方に生花、球根及び苗等の植
物を収納するための貯蔵室21が構成される。
【0016】前天板18はステンレス等の熱良導性の金
属板にて構成されており、前記冷却ユニット11の冷気
吐出側となる前下方に位置している。また、その略全域
に渡ってスリット状の小孔22が複数個穿設されてお
り、この小孔22によって冷却室19と貯蔵室21上部
とを連通している。また、これら前後天板17、18下
方の前壁2A及び後壁2C内面には左右に支持部材とし
てのフレーム51、52が差し渡されており、これらフ
レーム51、52間に渡って、左右側壁2D、2E内面
にも支持部材としてのフレーム53、54が差し渡され
ている。そして、このフレーム53、54間に渡り、相
互に所定の間隔を存して支持部材としての取付板56・
・が架設され、各取付板56の下面には蛍光灯57が複
数本左右に渡り取り付けられている。
属板にて構成されており、前記冷却ユニット11の冷気
吐出側となる前下方に位置している。また、その略全域
に渡ってスリット状の小孔22が複数個穿設されてお
り、この小孔22によって冷却室19と貯蔵室21上部
とを連通している。また、これら前後天板17、18下
方の前壁2A及び後壁2C内面には左右に支持部材とし
てのフレーム51、52が差し渡されており、これらフ
レーム51、52間に渡って、左右側壁2D、2E内面
にも支持部材としてのフレーム53、54が差し渡され
ている。そして、このフレーム53、54間に渡り、相
互に所定の間隔を存して支持部材としての取付板56・
・が架設され、各取付板56の下面には蛍光灯57が複
数本左右に渡り取り付けられている。
【0017】上記前後天板17、18はネジによってフ
レーム13、14、16に着脱可能に取り付けられ、取
付板56・・もネジによってフレーム53、54に取り
付けられており、冷却室19内の冷却ユニット11等の
故障時には、これら取付板56・・及び天板17、18
を取り外して貯蔵室21側より保守点検できるように構
成されている。
レーム13、14、16に着脱可能に取り付けられ、取
付板56・・もネジによってフレーム53、54に取り
付けられており、冷却室19内の冷却ユニット11等の
故障時には、これら取付板56・・及び天板17、18
を取り外して貯蔵室21側より保守点検できるように構
成されている。
【0018】箱体2の後壁2C内面には断面コ字状のダ
クト部材23、23が上下に取り付けられており、両ダ
クト部材23、23の下端は貯蔵室21の下部に開口
し、上端はフレーム13を通過して冷却室19の後端部
にて開口している。また、各ダクト部材23、23の内
部にはダクトとしての帰還ダクト24、24が構成さ
れ、これら帰還ダクト24、24は貯蔵室21の下部
と、冷却ユニット11の後ろ側の冷却室19とを連通す
る。そして、各ダクト部材23、23の上端開口部には
循環ファン26、26が設けられる。
クト部材23、23が上下に取り付けられており、両ダ
クト部材23、23の下端は貯蔵室21の下部に開口
し、上端はフレーム13を通過して冷却室19の後端部
にて開口している。また、各ダクト部材23、23の内
部にはダクトとしての帰還ダクト24、24が構成さ
れ、これら帰還ダクト24、24は貯蔵室21の下部
と、冷却ユニット11の後ろ側の冷却室19とを連通す
る。そして、各ダクト部材23、23の上端開口部には
循環ファン26、26が設けられる。
【0019】前記ダクト部材23、23間に位置する箱
体2の後壁2C上部及び下部には貯蔵室21と箱体2外
を連通する外気導入口28及び排気口29がそれぞれ穿
設されている。また、冷却ユニット11前方の天壁2B
下面には、冷却室19内に位置して除湿用ヒータ31及
び除湿用ファン30(図1乃至図3では図示せず)が取
り付けられると共に、冷却ユニット11の反対側に位置
する冷却室19内左隅部には冷却ユニット11から離間
して、フレーム13、14に渡り加湿装置33が取り付
けられている。
体2の後壁2C上部及び下部には貯蔵室21と箱体2外
を連通する外気導入口28及び排気口29がそれぞれ穿
設されている。また、冷却ユニット11前方の天壁2B
下面には、冷却室19内に位置して除湿用ヒータ31及
び除湿用ファン30(図1乃至図3では図示せず)が取
り付けられると共に、冷却ユニット11の反対側に位置
する冷却室19内左隅部には冷却ユニット11から離間
して、フレーム13、14に渡り加湿装置33が取り付
けられている。
【0020】この加湿装置33は受け皿34と、この受
け皿34の後端上方において前方に向けて取り付けられ
た2台の加湿用ファン36、36等から構成されてい
る。一方、箱体2の左側壁2D外面上部には、給水タン
ク39が取り付けられている。この給水タンク39内に
は水道管40が接続された給水口を開閉するボールタッ
プ42が取り付けられており、給水タンク39内部と受
け皿34とは連通管43によって連通されている。前記
ボールタップ42は給水タンク39内の水位が上昇した
ら前記給水口を閉じ、降下したら開くことにより、受け
皿34内の加湿用水の水位を所定の値に維持する。ま
た、44は給水タンク39に取り付けられたオーバーフ
ロー管である。上記のように加湿装置33は冷却室19
内に、給水タンク39は箱体2外面にそれぞれ取り付け
たことにより、水道管40の接続等が極めて容易とな
る。
け皿34の後端上方において前方に向けて取り付けられ
た2台の加湿用ファン36、36等から構成されてい
る。一方、箱体2の左側壁2D外面上部には、給水タン
ク39が取り付けられている。この給水タンク39内に
は水道管40が接続された給水口を開閉するボールタッ
プ42が取り付けられており、給水タンク39内部と受
け皿34とは連通管43によって連通されている。前記
ボールタップ42は給水タンク39内の水位が上昇した
ら前記給水口を閉じ、降下したら開くことにより、受け
皿34内の加湿用水の水位を所定の値に維持する。ま
た、44は給水タンク39に取り付けられたオーバーフ
ロー管である。上記のように加湿装置33は冷却室19
内に、給水タンク39は箱体2外面にそれぞれ取り付け
たことにより、水道管40の接続等が極めて容易とな
る。
【0021】箱体2の断熱扉3側方の前壁2Aには、貯
蔵室21内の温度・湿度の設定や表示を行う制御装置5
0を内蔵したコントローラ46が取り付けられており、
貯蔵室21内の湿度を検出する湿度センサ48は後壁2
Cの内面適所に配設されている。また、箱体2の天壁2
B上には前記蛍光灯57・・を点灯させるための安定器
を内蔵した安定器ボックス58が配設されている。
蔵室21内の温度・湿度の設定や表示を行う制御装置5
0を内蔵したコントローラ46が取り付けられており、
貯蔵室21内の湿度を検出する湿度センサ48は後壁2
Cの内面適所に配設されている。また、箱体2の天壁2
B上には前記蛍光灯57・・を点灯させるための安定器
を内蔵した安定器ボックス58が配設されている。
【0022】次に、図4の制御装置50において、冷却
装置4の入出力基板61には図示しないマイコンサーモ
(貯蔵室内温度(庫内温度)設定−1℃)が内蔵されて
おり、このマイコンサーモの接点と直列にパワーリレー
X1の常開接点S1、リレーX3の常閉接点S3及びリ
レーX5の常閉接点S5が接続されている。これらの接
点は冷却装置4の圧縮機7と電源に対して直列に接続さ
れ、圧縮機7の運転を制御する。
装置4の入出力基板61には図示しないマイコンサーモ
(貯蔵室内温度(庫内温度)設定−1℃)が内蔵されて
おり、このマイコンサーモの接点と直列にパワーリレー
X1の常開接点S1、リレーX3の常閉接点S3及びリ
レーX5の常閉接点S5が接続されている。これらの接
点は冷却装置4の圧縮機7と電源に対して直列に接続さ
れ、圧縮機7の運転を制御する。
【0023】一方、交流電源(AC200V)には電源
ランプ62、24時間タイマ63、前記湿度センサ48
が接続された湿度コントローラ64、貯蔵室21内の温
度(庫内温度)を検出して動作する電子サーモ(庫内温
度表示を兼ねる)67及び、前記循環ファン26が並列
に接続されている。前記24時間タイマ63は、例えば
8時間〜10時間後述する常開接点74を開き、残りの
時間(14時間〜16時間)は接点74を閉じる。各時
間接点は上記範囲で任意に変更可能である。
ランプ62、24時間タイマ63、前記湿度センサ48
が接続された湿度コントローラ64、貯蔵室21内の温
度(庫内温度)を検出して動作する電子サーモ(庫内温
度表示を兼ねる)67及び、前記循環ファン26が並列
に接続されている。前記24時間タイマ63は、例えば
8時間〜10時間後述する常開接点74を開き、残りの
時間(14時間〜16時間)は接点74を閉じる。各時
間接点は上記範囲で任意に変更可能である。
【0024】また、前記湿度コントローラ64は湿度セ
ンサ48が検出する貯蔵室21内の湿度(庫内湿度)に
基づき、例えば設定湿度90%となるように後述する接
点73を開閉する。更に、前記電子サーモ67は貯蔵室
21内の温度(庫内温度)に基づき、設定温度(0〜+
7℃の範囲で温度設定可。ここでは+3℃に設定されて
いるものとする。)に維持するように接点68を開閉す
るものであり、この接点68と直列に前記リレーX1が
電源に接続されている。
ンサ48が検出する貯蔵室21内の湿度(庫内湿度)に
基づき、例えば設定湿度90%となるように後述する接
点73を開閉する。更に、前記電子サーモ67は貯蔵室
21内の温度(庫内温度)に基づき、設定温度(0〜+
7℃の範囲で温度設定可。ここでは+3℃に設定されて
いるものとする。)に維持するように接点68を開閉す
るものであり、この接点68と直列に前記リレーX1が
電源に接続されている。
【0025】更にまた、電源には二連の切換接点を備え
たトグルスイッチ71が接続されており、このトグルス
イッチ71がa,a接点に閉じられたときに制御装置5
0は休眠覚醒モードとなり、b,b接点に閉じられたと
きに制御装置50は開花モードとなる。そして、a−a
接点間には休眠覚醒ランプ72が接続されると共に、前
記湿度コントローラ64の常開接点73と直列に前記加
湿用ファン36が接続される。また、上記接点73には
前記パワーリレーX1のもう一つの常開接点S1が並列
接続されている。
たトグルスイッチ71が接続されており、このトグルス
イッチ71がa,a接点に閉じられたときに制御装置5
0は休眠覚醒モードとなり、b,b接点に閉じられたと
きに制御装置50は開花モードとなる。そして、a−a
接点間には休眠覚醒ランプ72が接続されると共に、前
記湿度コントローラ64の常開接点73と直列に前記加
湿用ファン36が接続される。また、上記接点73には
前記パワーリレーX1のもう一つの常開接点S1が並列
接続されている。
【0026】他方、トグルスイッチ71のb−b接点間
には前記24時間タイマ63の常開接点74と直列にリ
レーX2が接続され、更に、リレー接点X4及びX6の
常開接点S4、S6の並列回路二組と直列にオーバーロ
ードリレー77と除湿用ヒータ31が直列に接続されて
いる。また、このオーバーロードリレー77と除湿用ヒ
ータ31には並列に前記除湿用ファン30が接続され
る。
には前記24時間タイマ63の常開接点74と直列にリ
レーX2が接続され、更に、リレー接点X4及びX6の
常開接点S4、S6の並列回路二組と直列にオーバーロ
ードリレー77と除湿用ヒータ31が直列に接続されて
いる。また、このオーバーロードリレー77と除湿用ヒ
ータ31には並列に前記除湿用ファン30が接続され
る。
【0027】また、上記b−b接点間には更にリレーX
2の二連の接点S2が接続されている。そして、接点S
2のa−a接点(常閉)間には開花Aランプ78が接続
され、更に、リレーX3及びX4の並列回路とメカサー
モAの直列回路が接続されている。また、接点S2のb
−b接点(常開)間には開花Bランプ79が接続され、
更に、リレーX5及びX6の並列回路とメカサーモBの
直列回路が接続されている。
2の二連の接点S2が接続されている。そして、接点S
2のa−a接点(常閉)間には開花Aランプ78が接続
され、更に、リレーX3及びX4の並列回路とメカサー
モAの直列回路が接続されている。また、接点S2のb
−b接点(常開)間には開花Bランプ79が接続され、
更に、リレーX5及びX6の並列回路とメカサーモBの
直列回路が接続されている。
【0028】前記メカサーモAは貯蔵室21内の温度と
して例えば+20℃が設定され、例えば+21℃以上と
なったら接点を開き、例えば+19℃に低下したら接点
を閉じる。また、メカサーモBは貯蔵室21内の温度と
して例えば+15℃(+10℃〜+15℃の間で設定
可)が設定され、例えば+16℃以上となったら接点を
開き、例えば+14℃に低下したら接点を閉じるもので
ある。
して例えば+20℃が設定され、例えば+21℃以上と
なったら接点を開き、例えば+19℃に低下したら接点
を閉じる。また、メカサーモBは貯蔵室21内の温度と
して例えば+15℃(+10℃〜+15℃の間で設定
可)が設定され、例えば+16℃以上となったら接点を
開き、例えば+14℃に低下したら接点を閉じるもので
ある。
【0029】次に、図5の制御装置50の回路におい
て、交流電源(AC100V)にはマグネットスイッチ
82の接点82Sを介して前記蛍光灯57・・が並列に
接続されている。そして、図4のリレーX2の端子間に
はマグネットスイッチ82、蛍光灯メカサーモ81及び
前記トグルスイッチ71のもう一つの接点71Sが直列
に接続され、マグネットスイッチ82には並列に蛍光灯
ランプ83が接続される。
て、交流電源(AC100V)にはマグネットスイッチ
82の接点82Sを介して前記蛍光灯57・・が並列に
接続されている。そして、図4のリレーX2の端子間に
はマグネットスイッチ82、蛍光灯メカサーモ81及び
前記トグルスイッチ71のもう一つの接点71Sが直列
に接続され、マグネットスイッチ82には並列に蛍光灯
ランプ83が接続される。
【0030】前記接点71Sはトグルスイッチ71がb
−b接点に閉じたときに閉じると共に、蛍光灯メカサー
モ81は通常は閉じており、貯蔵室21内の温度が例え
ば+35℃以上に上昇したときに接点を開く。
−b接点に閉じたときに閉じると共に、蛍光灯メカサー
モ81は通常は閉じており、貯蔵室21内の温度が例え
ば+35℃以上に上昇したときに接点を開く。
【0031】以上の構成で本発明のプレハブ冷蔵庫1の
動作を説明する。尚、トグルスイッチ71はa−a接点
に閉じられ、制御装置50は休眠覚醒モードとなってい
るものとする。従って、接点71Sは開くのでマグネッ
トスイッチ82は非通電となり、接点81Sは開いて蛍
光灯57・・は不動作となると共に、除湿用ヒータ3
1、メカサーモA、Bは不動作となる。また、プレハブ
冷蔵庫1の貯蔵室21内には生花、球根或いは苗などの
植物を収納する。そして、電源(AC200V及び10
0V)を投入すると、休眠覚醒ランプ72が点灯し、循
環ファン26、26は常時運転され、帰還ダクト24、
24から貯蔵室21下部の冷気を吸引して前方の冷却室
19内に吐出する。
動作を説明する。尚、トグルスイッチ71はa−a接点
に閉じられ、制御装置50は休眠覚醒モードとなってい
るものとする。従って、接点71Sは開くのでマグネッ
トスイッチ82は非通電となり、接点81Sは開いて蛍
光灯57・・は不動作となると共に、除湿用ヒータ3
1、メカサーモA、Bは不動作となる。また、プレハブ
冷蔵庫1の貯蔵室21内には生花、球根或いは苗などの
植物を収納する。そして、電源(AC200V及び10
0V)を投入すると、休眠覚醒ランプ72が点灯し、循
環ファン26、26は常時運転され、帰還ダクト24、
24から貯蔵室21下部の冷気を吸引して前方の冷却室
19内に吐出する。
【0032】また、電子サーモ67は貯蔵室21内の温
度が例えば+4℃に上昇したら接点68を閉じ、パワー
リレーX1に通電して接点S1を閉じると共に、+2℃
に低下したら接点68を開き、パワーリレーX1を非通
電として接点S1を開く。一方、前記マイコンサーモ
(設定温度−1℃)の接点は結果的に常時閉じており
(ON)、また、接点S3、S5も閉じている。従っ
て、冷却装置4の圧縮機7は電子サーモ67の制御によ
り貯蔵室21内の温度が平均として前記+3℃の設定温
度となるように運転・起動制御される。尚、冷却ファン
12、12は連続運転される。
度が例えば+4℃に上昇したら接点68を閉じ、パワー
リレーX1に通電して接点S1を閉じると共に、+2℃
に低下したら接点68を開き、パワーリレーX1を非通
電として接点S1を開く。一方、前記マイコンサーモ
(設定温度−1℃)の接点は結果的に常時閉じており
(ON)、また、接点S3、S5も閉じている。従っ
て、冷却装置4の圧縮機7は電子サーモ67の制御によ
り貯蔵室21内の温度が平均として前記+3℃の設定温
度となるように運転・起動制御される。尚、冷却ファン
12、12は連続運転される。
【0033】冷却ファン12、12が運転されると、冷
却器9と熱交換した冷気が冷却室19内に吐出され、循
環ファン26から吐出される空気と共に前天板18上方
に移動して小孔22から図3中実線矢印で示すように取
付板56、56の間を通過して貯蔵室21内に流下す
る。
却器9と熱交換した冷気が冷却室19内に吐出され、循
環ファン26から吐出される空気と共に前天板18上方
に移動して小孔22から図3中実線矢印で示すように取
付板56、56の間を通過して貯蔵室21内に流下す
る。
【0034】ここで、冷却ユニット11から吐出される
際の冷気の風速は1.5m/s程であるが、前天板18
の小孔22の開口面積が小さいことによりせき止めら
れ、その抵抗によって小孔22から貯蔵室21内に吐出
される冷気の風速は0.5m/s程まで落とされる。こ
れによって、貯蔵室21内を循環する冷気の風速は抑え
られ、貯蔵室21内の植物の乾燥が抑制される。
際の冷気の風速は1.5m/s程であるが、前天板18
の小孔22の開口面積が小さいことによりせき止めら
れ、その抵抗によって小孔22から貯蔵室21内に吐出
される冷気の風速は0.5m/s程まで落とされる。こ
れによって、貯蔵室21内を循環する冷気の風速は抑え
られ、貯蔵室21内の植物の乾燥が抑制される。
【0035】一方、循環ファン26、26は帰還ダクト
24、24から貯蔵室21下部の冷気を冷却室19内の
冷却ユニット11の冷気吸込側に吸い上げているので、
冷気が貯蔵室21内下部に滞ることが無く、前述の如く
吐出風速が減少しても、貯蔵室21内の冷気循環量は確
保される。また、小孔22は前天板18の程全域に渡っ
て穿設されており、冷気は貯蔵室21の前部上方の左右
略全域より降下することになるので、貯蔵室21内の温
度が均一化される。
24、24から貯蔵室21下部の冷気を冷却室19内の
冷却ユニット11の冷気吸込側に吸い上げているので、
冷気が貯蔵室21内下部に滞ることが無く、前述の如く
吐出風速が減少しても、貯蔵室21内の冷気循環量は確
保される。また、小孔22は前天板18の程全域に渡っ
て穿設されており、冷気は貯蔵室21の前部上方の左右
略全域より降下することになるので、貯蔵室21内の温
度が均一化される。
【0036】一方、前記加湿装置33の加湿用ファン3
6、36は、パワーリレーX1の接点S1によって圧縮
機7の運転に同期して運転され、冷却室19内の空気を
受け皿34内に設けた図示しない給水フィルターにに吹
き付ける。このフィルターに吸い上げられた加湿用水は
係る流通空気によって容易に蒸発し、それによって高湿
となた空気は循環ファン26からの空気に乗って冷却室
19より貯蔵室21に降下し、貯蔵室21内を加湿す
る。これによって、従来の如く超音波発生装置等の機械
部品は不要となり、構造が簡素化されることにより、コ
ストが低減され、且つ、故障の発生率も低下する。ま
た、前記湿度コントローラ64は湿度センサ48の出力
に基づき、貯蔵室21内の湿度が設定された90%未満
となったら接点73を閉じ、圧縮機7の運転(パワーリ
レーX1)に係わらず前記加湿用ファン36を運転す
る。それによって貯蔵室21内を平均として上記設定湿
度に制御する。
6、36は、パワーリレーX1の接点S1によって圧縮
機7の運転に同期して運転され、冷却室19内の空気を
受け皿34内に設けた図示しない給水フィルターにに吹
き付ける。このフィルターに吸い上げられた加湿用水は
係る流通空気によって容易に蒸発し、それによって高湿
となた空気は循環ファン26からの空気に乗って冷却室
19より貯蔵室21に降下し、貯蔵室21内を加湿す
る。これによって、従来の如く超音波発生装置等の機械
部品は不要となり、構造が簡素化されることにより、コ
ストが低減され、且つ、故障の発生率も低下する。ま
た、前記湿度コントローラ64は湿度センサ48の出力
に基づき、貯蔵室21内の湿度が設定された90%未満
となったら接点73を閉じ、圧縮機7の運転(パワーリ
レーX1)に係わらず前記加湿用ファン36を運転す
る。それによって貯蔵室21内を平均として上記設定湿
度に制御する。
【0037】また、係る運転中、外気導入口28からは
図3中破線矢印の如く外気が導入され、また、排気口2
9からは貯蔵室21内の空気が外部に一部排気される。
これによって水分を含んだ外気が冷却室19内に侵入
し、貯蔵室21内の加湿効果を促進すると共に、貯蔵室
21内の植物から発散されたガス(例えばエチレンガ
ス)を換気することができる。
図3中破線矢印の如く外気が導入され、また、排気口2
9からは貯蔵室21内の空気が外部に一部排気される。
これによって水分を含んだ外気が冷却室19内に侵入
し、貯蔵室21内の加湿効果を促進すると共に、貯蔵室
21内の植物から発散されたガス(例えばエチレンガ
ス)を換気することができる。
【0038】これによって、休眠覚醒モードでは貯蔵室
21内に収納した生花や球根、苗等の植物をそれらに適
した十分な低温・高湿環境にて休眠させることが可能と
なる。従って、これら植物を効率良く保存し、市場に提
供することが可能となる。
21内に収納した生花や球根、苗等の植物をそれらに適
した十分な低温・高湿環境にて休眠させることが可能と
なる。従って、これら植物を効率良く保存し、市場に提
供することが可能となる。
【0039】次に、トグルスイッチ71をb−b接点に
閉じると、接点71Sも閉じると共に、加湿装置33
(加湿用ファン36)は不動作となる。後述する如くメ
カサーモA若しくはBにより接点S3、或いはS5が開
閉される関係上、各メカサーモA、Bよりも設定の低い
電子サーモ67の接点S1は閉じたままとなり、実質的
に不動作となる。更に、24時間タイマ63には例えば
午前6時〜午後2時までの8時間接点74を開き、その
他の16時間は閉じるよう設定したものとする。そし
て、現時点で午前6時になったものとすると、接点74
が開くので、リレーX2の接点S2はa−a接点に閉
じ、開花Aモードとなって開花Aランプ78が点灯す
る。
閉じると、接点71Sも閉じると共に、加湿装置33
(加湿用ファン36)は不動作となる。後述する如くメ
カサーモA若しくはBにより接点S3、或いはS5が開
閉される関係上、各メカサーモA、Bよりも設定の低い
電子サーモ67の接点S1は閉じたままとなり、実質的
に不動作となる。更に、24時間タイマ63には例えば
午前6時〜午後2時までの8時間接点74を開き、その
他の16時間は閉じるよう設定したものとする。そし
て、現時点で午前6時になったものとすると、接点74
が開くので、リレーX2の接点S2はa−a接点に閉
じ、開花Aモードとなって開花Aランプ78が点灯す
る。
【0040】この開花Aモードでは、前述の如くメカサ
ーモAが貯蔵室21内の温度に基づき、例えば+21℃
以上となったら接点を開くので、リレーX3、X4が非
通電となり、接点S3が閉じて接点S4が開く。これに
よって、圧縮機7が運転されると共に、除湿用ヒータ3
1は非通電となる。また、+19℃に低下したら接点を
閉じるので、リレーX3及びX4が通電され、接点S3
が開くと共に、接点S4が閉じる。これによって、圧縮
機7が停止し、除湿用ヒータ31は通電される。
ーモAが貯蔵室21内の温度に基づき、例えば+21℃
以上となったら接点を開くので、リレーX3、X4が非
通電となり、接点S3が閉じて接点S4が開く。これに
よって、圧縮機7が運転されると共に、除湿用ヒータ3
1は非通電となる。また、+19℃に低下したら接点を
閉じるので、リレーX3及びX4が通電され、接点S3
が開くと共に、接点S4が閉じる。これによって、圧縮
機7が停止し、除湿用ヒータ31は通電される。
【0041】そして、この場合冷却ファン12は圧縮機
7と同期して運転されると共に、循環ファン26は常時
運転され、前述同様に貯蔵室21内に冷気が循環されて
貯蔵室21内は平均として+20℃の設定温度に維持さ
れる。また、加湿装置33も停止しており、圧縮機7の
停止中除湿用ヒータ31が通電されて貯蔵室21内の温
度上昇を促し、圧縮機7の運転率を上げるので、貯蔵室
21内の湿度は開花に適した40%〜50%以下に低下
する。
7と同期して運転されると共に、循環ファン26は常時
運転され、前述同様に貯蔵室21内に冷気が循環されて
貯蔵室21内は平均として+20℃の設定温度に維持さ
れる。また、加湿装置33も停止しており、圧縮機7の
停止中除湿用ヒータ31が通電されて貯蔵室21内の温
度上昇を促し、圧縮機7の運転率を上げるので、貯蔵室
21内の湿度は開花に適した40%〜50%以下に低下
する。
【0042】更に、接点74が閉じ、且つ、接点71S
も閉じることにより(蛍光灯メカサーモ81も閉じてい
る)、蛍光灯ランプ83が点灯すると共に、マグネット
スイッチ82も通電されるので、接点82Sが閉じて蛍
光灯57が点灯する。これによって、貯蔵室21内には
植物の開花(或いは発芽)に適した昼の環境が作られ
る。
も閉じることにより(蛍光灯メカサーモ81も閉じてい
る)、蛍光灯ランプ83が点灯すると共に、マグネット
スイッチ82も通電されるので、接点82Sが閉じて蛍
光灯57が点灯する。これによって、貯蔵室21内には
植物の開花(或いは発芽)に適した昼の環境が作られ
る。
【0043】そして、午後2時になると24時間タイマ
63が接点74を閉じるので、リレーX2の接点S2は
b−b接点に閉じ、開花Bモードとなって開花Bランプ
79が点灯する。
63が接点74を閉じるので、リレーX2の接点S2は
b−b接点に閉じ、開花Bモードとなって開花Bランプ
79が点灯する。
【0044】この開花Bモードでは、前述の如くメカサ
ーモBが貯蔵室21内の温度に基づき、例えば+16℃
以上となったら接点を開くので、リレーX5、X6が非
通電となり、接点S5が閉じて接点S6が開く。これに
よって、圧縮機7が運転されると共に、除湿用ヒータ3
1は非通電となる。また、+14℃に低下したら接点を
閉じるので、リレーX5及びX6が通電され、接点S5
が開くと共に、接点S6が閉じる。これによって、圧縮
機7が停止し、除湿用ヒータ31は通電される。
ーモBが貯蔵室21内の温度に基づき、例えば+16℃
以上となったら接点を開くので、リレーX5、X6が非
通電となり、接点S5が閉じて接点S6が開く。これに
よって、圧縮機7が運転されると共に、除湿用ヒータ3
1は非通電となる。また、+14℃に低下したら接点を
閉じるので、リレーX5及びX6が通電され、接点S5
が開くと共に、接点S6が閉じる。これによって、圧縮
機7が停止し、除湿用ヒータ31は通電される。
【0045】そして、この場合同様に冷却ファン12は
圧縮機7と同期して運転されると共に、循環ファン26
は常時運転され、前述同様に貯蔵室21内に冷気が循環
されて貯蔵室21内は平均として+15℃の設定温度に
維持される。また、加湿装置33も停止しており、圧縮
機7の停止中除湿用ヒータ31が通電されて貯蔵室21
内の温度上昇を促し、圧縮機7の運転率を上げるので、
貯蔵室21内の湿度は同様に開花に適した40%〜50
%以下に低下する。
圧縮機7と同期して運転されると共に、循環ファン26
は常時運転され、前述同様に貯蔵室21内に冷気が循環
されて貯蔵室21内は平均として+15℃の設定温度に
維持される。また、加湿装置33も停止しており、圧縮
機7の停止中除湿用ヒータ31が通電されて貯蔵室21
内の温度上昇を促し、圧縮機7の運転率を上げるので、
貯蔵室21内の湿度は同様に開花に適した40%〜50
%以下に低下する。
【0046】一方、接点74が開くことにより図5の回
路のマグネットスイッチ82への通電が断たれるので、
蛍光灯ランプ83は消灯すると共に、蛍光灯57も消灯
する。これによって、貯蔵室21内には植物の開花(或
いは発芽)に適した夜の環境が作られる。
路のマグネットスイッチ82への通電が断たれるので、
蛍光灯ランプ83は消灯すると共に、蛍光灯57も消灯
する。これによって、貯蔵室21内には植物の開花(或
いは発芽)に適した夜の環境が作られる。
【0047】このように、開花モードにおいては植物の
開花(或いは、発芽)に必要な昼(開花Aモード)と夜
(開花Bモード)の環境を構成することが可能となり、
これら植物を所定のタイミングにて開花(或いは、発
芽)させ、適宜に市場に提供することが可能となる。
開花(或いは、発芽)に必要な昼(開花Aモード)と夜
(開花Bモード)の環境を構成することが可能となり、
これら植物を所定のタイミングにて開花(或いは、発
芽)させ、適宜に市場に提供することが可能となる。
【0048】ここで、昼の環境を作る開花Aモードにお
いて、貯蔵室21内の温度が+35℃以上に上昇した場
合には、蛍光灯メカサーモ81が接点を開くので、マグ
ネットスイッチ82の通電が断たれ、蛍光灯57は消灯
する。従って、冷却装置4の故障等により、貯蔵室21
内の温度が異常に高くなった場合には、蛍光灯57を消
灯させることができるので、蛍光灯57及びその関連部
品からの発熱を無くして、異常過熱を防止し、植物に損
傷が生じる不都合を未然に回避することができるように
なる。
いて、貯蔵室21内の温度が+35℃以上に上昇した場
合には、蛍光灯メカサーモ81が接点を開くので、マグ
ネットスイッチ82の通電が断たれ、蛍光灯57は消灯
する。従って、冷却装置4の故障等により、貯蔵室21
内の温度が異常に高くなった場合には、蛍光灯57を消
灯させることができるので、蛍光灯57及びその関連部
品からの発熱を無くして、異常過熱を防止し、植物に損
傷が生じる不都合を未然に回避することができるように
なる。
【0049】尚、実施例ではプレハブ冷蔵庫に本発明を
適用したが、それに限らず、貯蔵室内において植物の休
眠覚醒・開花(発芽)を行う倉庫等を含む種々の貯蔵庫
に本発明は有効である。
適用したが、それに限らず、貯蔵室内において植物の休
眠覚醒・開花(発芽)を行う倉庫等を含む種々の貯蔵庫
に本発明は有効である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、冷却装置から吹き出された冷気は冷却室内に一旦流
入し、天部区画部材に形成された複数の小孔から貯蔵室
内に流下して行く。これによって、貯蔵室への冷気吐出
風速が抑えられ、貯蔵室内の循環冷気の風速が低下して
生花や球根、苗等の除湿作用が抑制される。また、冷気
は天部区画部材の複数の小孔から分散されて貯蔵室に流
入するので、局所的な冷却が解消されると共に、循環フ
ァンは常時運転されてダクトより貯蔵室下部の冷気を冷
却室に帰還させるので、吐出風速を抑えたことによる貯
蔵室内の冷気循環量の低下が補われ、総じて貯蔵室内を
万遍なく冷却できるようになる。
ば、冷却装置から吹き出された冷気は冷却室内に一旦流
入し、天部区画部材に形成された複数の小孔から貯蔵室
内に流下して行く。これによって、貯蔵室への冷気吐出
風速が抑えられ、貯蔵室内の循環冷気の風速が低下して
生花や球根、苗等の除湿作用が抑制される。また、冷気
は天部区画部材の複数の小孔から分散されて貯蔵室に流
入するので、局所的な冷却が解消されると共に、循環フ
ァンは常時運転されてダクトより貯蔵室下部の冷気を冷
却室に帰還させるので、吐出風速を抑えたことによる貯
蔵室内の冷気循環量の低下が補われ、総じて貯蔵室内を
万遍なく冷却できるようになる。
【0051】特に、天部区画部材の下方には支持部材を
架設してその下面に蛍光灯を取り付けたので、貯蔵室内
の温度制御と合わせてこの蛍光灯の点・消灯を制御する
ことにより、生花や球根、苗等の植物をそれらに適した
十分な環境にて休眠保存し、且つ、所望のタイミングに
て開花・発芽させることが可能となるものである。
架設してその下面に蛍光灯を取り付けたので、貯蔵室内
の温度制御と合わせてこの蛍光灯の点・消灯を制御する
ことにより、生花や球根、苗等の植物をそれらに適した
十分な環境にて休眠保存し、且つ、所望のタイミングに
て開花・発芽させることが可能となるものである。
【0052】また、請求項2の発明によれば、制御装置
が、送風機及び循環ファンを連続運転し、蛍光灯及び除
湿用ヒータの動作を停止させると共に、貯蔵室内の温度
及び湿度に基づき圧縮機及び加湿装置の運転を制御する
休眠覚醒モードを実行するので、貯蔵室内において生花
や球根、苗等の植物をそれらに適した十分な環境にて休
眠させることが可能となる。従って、これら植物を効率
良く保存し、市場に提供することが可能となるものであ
る。
が、送風機及び循環ファンを連続運転し、蛍光灯及び除
湿用ヒータの動作を停止させると共に、貯蔵室内の温度
及び湿度に基づき圧縮機及び加湿装置の運転を制御する
休眠覚醒モードを実行するので、貯蔵室内において生花
や球根、苗等の植物をそれらに適した十分な環境にて休
眠させることが可能となる。従って、これら植物を効率
良く保存し、市場に提供することが可能となるものであ
る。
【0053】更に、請求項3の発明によれば、制御装置
が、循環ファンを連続運転し、加湿装置を停止させると
共に、貯蔵室内の温度に基づき圧縮機と送風機及び除湿
用ヒータの運転を制御する開花モードを備えており、且
つ、この開花モード中に貯蔵室内の温度設定が異なり、
設定が高い方では蛍光灯を点灯し、低い方では消灯する
少なくとも2つのモードを有しているので、蛍光灯の点
・消灯と温度管理を行うことにより、貯蔵室内に生花や
球根、苗等の植物の開花に必要な所望の昼・夜の環境を
構成することが可能となる。従って、これら植物を所定
のタイミングにて開花させ、適宜に市場に提供すること
が可能となる。
が、循環ファンを連続運転し、加湿装置を停止させると
共に、貯蔵室内の温度に基づき圧縮機と送風機及び除湿
用ヒータの運転を制御する開花モードを備えており、且
つ、この開花モード中に貯蔵室内の温度設定が異なり、
設定が高い方では蛍光灯を点灯し、低い方では消灯する
少なくとも2つのモードを有しているので、蛍光灯の点
・消灯と温度管理を行うことにより、貯蔵室内に生花や
球根、苗等の植物の開花に必要な所望の昼・夜の環境を
構成することが可能となる。従って、これら植物を所定
のタイミングにて開花させ、適宜に市場に提供すること
が可能となる。
【0054】特に、温度設定が高い方のモード、即ち、
昼の環境において貯蔵室内の温度が所定値以上に上昇し
た場合には、蛍光灯を消灯するようにしたので、冷却装
置の故障等により、貯蔵室内の温度が異常に高くなった
場合には、蛍光灯を消灯させることができ、蛍光灯及び
その関連部品からの発熱を無くして、異常過熱を防止
し、植物に損傷が生じる不都合を未然に回避することが
できるようになるものである。
昼の環境において貯蔵室内の温度が所定値以上に上昇し
た場合には、蛍光灯を消灯するようにしたので、冷却装
置の故障等により、貯蔵室内の温度が異常に高くなった
場合には、蛍光灯を消灯させることができ、蛍光灯及び
その関連部品からの発熱を無くして、異常過熱を防止
し、植物に損傷が生じる不都合を未然に回避することが
できるようになるものである。
【図1】本発明の貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷蔵
庫の一部切欠平面図である。
庫の一部切欠平面図である。
【図2】プレハブ冷蔵庫の斜視図である。
【図3】プレハブ冷蔵庫の縦断側面図である。
【図4】プレハブ冷蔵庫の制御装置の電気回路図であ
る。
る。
【図5】同じくプレハブ冷蔵庫の制御装置の電気回路図
である。
である。
【図6】プレハブ冷蔵庫の各機器の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
1 プレハブ冷蔵庫 2 箱体 4 冷却装置 9 冷却器 11 冷却ユニット 12 冷却ファン(送風機) 18 前天板(天部区画部材) 19 冷却室 21 貯蔵室 22 小孔 24 帰還ダクト(ダクト) 26 循環ファン 31 除湿用ヒータ 33 加湿装置 50 制御装置 56 取付板 57 蛍光灯
Claims (3)
- 【請求項1】 断熱性の箱体と、この箱体の天壁下方に
間隔を存して配設され、上下に冷却室と貯蔵室とを区画
形成する天部区画部材と、冷却器と送風機とを具備して
前記冷却室内に配設され、前記冷却器と熱交換した冷気
を前記冷却室内に吐出する冷却装置と、この冷却装置の
冷気吐出側に位置する前記天部区画部材に形成された複
数の小孔と、前記冷却装置の冷気吸込側における冷却室
と前記貯蔵室内下部とを連通するダクトと、常時運転さ
れて前記ダクトより前記貯蔵室内の冷気を吸い込み、前
記冷却室内に吐出する循環ファンと、前記天部区画部材
の下方に架設された支持部材と、この支持部材下面に取
り付けられた蛍光灯とを具備したことを特徴とする貯蔵
庫。 - 【請求項2】 圧縮機、冷却器及び送風機とを具備し、
前記冷却器と熱交換した冷気を前記送風機により吐出す
る冷却装置と、この冷却装置から吐出された冷気を貯蔵
室内に循環させる循環ファンと、前記貯蔵室内を照明す
る蛍光灯と、前記貯蔵室内を加湿する加湿装置と、前記
貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを備
え、この制御装置は、前記送風機及び循環ファンを連続
運転し、前記蛍光灯及び除湿用ヒータの動作を停止させ
ると共に、前記貯蔵室内の温度及び湿度に基づき前記圧
縮機及び加湿装置の運転を制御する休眠覚醒モードを備
えていることを特徴とする貯蔵庫。 - 【請求項3】 圧縮機、冷却器及び送風機とを具備し、
前記冷却器と熱交換した冷気を前記送風機により吐出す
る冷却装置と、この冷却装置から吐出された冷気を貯蔵
室内に循環させる循環ファンと、前記貯蔵室内を照明す
る蛍光灯と、前記貯蔵室内を加湿する加湿装置と、前記
貯蔵室内を加熱する除湿用ヒータと、制御装置とを備
え、この制御装置は、前記循環ファンを連続運転し、前
記加湿装置を停止させると共に、前記貯蔵室内の温度に
基づき前記圧縮機と送風機及び除湿用ヒータの運転を制
御する開花モードを備え、且つ、この開花モード中に前
記貯蔵室内の温度設定が異なり、設定が高い方では前記
蛍光灯を点灯し、低い方では消灯する少なくとも2つの
モードを有し、前記温度設定が高い方のモードにおいて
前記貯蔵室内の温度が所定値以上に上昇した場合には、
前記蛍光灯を消灯することを特徴とする貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32157794A JPH08152245A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32157794A JPH08152245A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08152245A true JPH08152245A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18134121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32157794A Pending JPH08152245A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08152245A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000188957A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-07-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 植物苗貯蔵方法および装置 |
ES2285954A1 (es) * | 2007-02-13 | 2007-11-16 | Universidad Politecnica De Madrid | Modulo portatil para simulacion de heladas y para refrigeracion en campo. |
JP2009014295A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Japan Tobacco Inc | たばこ用収納装置 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP32157794A patent/JPH08152245A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000188957A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-07-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 植物苗貯蔵方法および装置 |
ES2285954A1 (es) * | 2007-02-13 | 2007-11-16 | Universidad Politecnica De Madrid | Modulo portatil para simulacion de heladas y para refrigeracion en campo. |
JP2009014295A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Japan Tobacco Inc | たばこ用収納装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040329 |