JPS59129335A

JPS59129335A - 恒温恒湿装置

Info

Publication number: JPS59129335A
Application number: JP167683A
Authority: JP
Inventors: Kiyotaka Sekiguchi; 関口　清隆; Toshiya Mochida; 持田　稔也; Masahiko Nakamura; 雅彦中村; Noboru Takasaki; 高崎　昇; Takeshi Fukushiro; 福代　毅
Original assignee: Hitachi Cable Ltd; Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Cable Ltd; Hitachi Ltd
Priority date: 1983-01-11
Filing date: 1983-01-11
Publication date: 1984-07-25
Also published as: JPH0136010B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、環境試験を行なうための恒温恒湿装置に関す
るものである。

〔従来技術〕

従来の恒温恒湿装置には、ｋとえばミ特公昭４７−２９
２６５に示すようなものがある。これによれば蒸気通路
と空気の加熱あるいは冷却除湿通路が一通路で共用され
ている。そして、加湿皿の水を加熱して水蒸気を蒸発さ
せ加湿しながら、冷却、除ケ行なうものである。しかし
、上記のものによれば湿温度を平衡させるために条件に
よっては蒸気を加えた後で冷却するために加えた蒸気の
大部分が冷却除湿器に露結し、加湿効率か低くなる。ま
た、露結時の潜熱を吸収するために冷却除湿器の冷凍能
力を大きくしなければならないなどの欠点を有していた
。

〔発明の目的〕

本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、。

加湿効率が良く、省エネルギー化した恒温恒湿装置を提
供することを目的とするものである。

〔発明の概要〕

本発明は、上記の目的を達成するために、送風機、加熱
器、冷却除湿器および加湿器を設けた恒温恒湿装置に訃
いて、送風機の空気吸込側通風路を二連路に仕切って分
割し、この一方の通路に空気加熱器と冷却除湿器を直列
に配して空気の加熱あるいは冷却除湿通路とし、他方の
通路に加湿器を配して蒸気供給通路とすることにより、
せっかく加湿した蒸気を冷却除湿器によって露結し加湿
効率を下げることのないようにしたことを特徴とするも
のである。この結果、冷却除湿器も余分のり凍能力を持
たせる必要がなく、該冷却除湿器に冷媒配管によって連
結される冷凍サイクルの能力も少なくて済むようになり
省エネルギー化ができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第１図乃至第２図に示す一実施例により
詳細に説明する。

断熱材１を挟むように外壁２と内壁３により槽を形成し
、前部に試験品等の出入れ用の開閉扉４を設けている。

５は隔壁で、試験室６と調温調湿室７を仕切るように区
画しており、該調温調湿室７は上記槽の奥まった所に形
成されている。８は送風機で、上記調温調湿室７の上部
に配設されており、駆動軸９は槽外に突出し電動機１０
に連結されている。そして、該送風機８の空気吸込側通
風路は１１と１２に分割されており、一方の通路１１に
は空気加熱器】３と冷却除湿器】４が直列に配設され、
空気の加熱あるいは冷却除湿通路としてｉ−１’）、他
方の通路１２には加湿器１５ヲ配設して蒸気供給通路と
している。

上記空気加熱器１３はニクロム線を使用し図示してない
電気配線によって電源部に接続されており、試験室６の
上部に方付けられている温度検出器１６の信号を受けて
電源部から電力を供給される。また、冷却除湿器１４は
図示してない槽外の冷凍装置と冷媒配管により接続され
冷凍ザイクルを構成しており、冷凍装置内の圧縮機、凝
縮器および膨張弁により低温冷媒を上記冷却除湿器１４
に送って空気を冷却除湿作用を行なう。上記の蒸気供給
通路１２は内壁３に沿って中間部はＵ字状の樋２２ヲ接
着して固定しておジ、送風機８の吸込側開口部１７と下
部の加湿器側開口部１８の面積は上記中間部の通路面積
よシ大きく形成し、中間部内での空気の速度２速くする
ようにしている。これは蒸発した蒸気乞吸上げやすくす
るためである。また、加湿器１５は調温調湿室７の床に
凹設して内壁３と一体的に形成されており、加湿器１５
の一部は上記冷却除湿器１４の直下に位置するように形
成されている。

１９はシーズヒータで、加湿器Ｊ５内に溜めである水中
に水没するように配設されており、図示してない電源部
に電線屑により接続されている。そして、該シーズヒー
タ１９ニ上記試験室６の上部に取付けである温度検出器
茄の信号によって制御される。

２１は取外し自在な蓋で、下部に開口部１８乞有するよ
うにすると共に、上部に配設しである冷却除湿器１４か
ら落下する水滴２受け、この水分を加湿器１５の水溜部
に戻すように湾曲して形成されている。

′２３は水位調節器で、外部の給水装置と連結している
。

次にその作用を説明する。

図示してない冷凍サイクルと冷媒配管に接続されている
冷却除湿器１４は常時運転されており、試験室６内の空
気乞送風機８によって循環させて冷却と除湿を行ないな
がら、一定の湿温度に保つに必要な量だけ加熱器１３と
加湿器１５を駆動するように設定されている。加湿器１
５は温度検出器加によってシーズヒータ１９を制御する
こ・とにより行なわれる。加湿器１５から発生した蒸気
は開口部１８が流入する空気と混合して蒸気供給通路１
２乞流通して開口部１７から送風機８の吸込側に導かれ
る。したがって、冷却あるいは加熱された空気の加湿は
送風機８の吸込側直前で混合され、試験室６内に吹出さ
れる。上記の運転中は温度検出器１６によって加熱器１
３と冷却除湿器］４が制御される。また、Ｕ字状のる１
η２２内は通路面積が小さくなっているので、空気の流
通速度が増し、発生した蒸発の運搬が容易である。そし
て、送風機８の吸込側お工び加湿器１５０通路は広く通
路が広っているので、充分な罎の蒸気を吸込むことがで
きる。除湿した水分は蓋２１の上に落下するので、落下
した水分は直−ちに加湿器１５内に流入し水の消費量を
少なくできるので、給水量は少なくてよい。また、加湿
器１５は内槽の底を一体的に凹状に形成しているので、
水漏れの危険がない。蓋２Ｊは取外しができるので、加
湿器１５内部の清掃が容易にできる。上記のように加湿
が必要なときは加湿器１５内のシーズヒータ１９に加熱
して蒸気を発生させるが、この発生した蒸気は冷却除湿
器１４には接触せず別の通路から直ちに送風機８に吸込
まれるので、冷却除湿器Ｊ４の冷却能力を余分に大きく
する必要がないので省エネルギー化を計ることができる
と共に、加湿効果が向上する。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く構成したので、加〆ｍｌ効率が良く
なり、省エネルギー化を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の恒温恒湿装置の断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図である。１・・・断熱材、２・・・外壁、３・・・内壁、４・・
・開閉扉、５・・・隔壁、６・・・試験室、７・・・調
温調湿室、８用送風機、９・・・駆動軸、１ｏ・・・電
動機、１１　、１２・・・通路、１３・・・加熱器、１
４・・・冷却除湿器、１５・・・加湿器、１６・・・温
度検出器、１７・・・吸込側開口部、１８・・・加湿器
側開口部、１９・・・シーズヒータ、加用湿度検出器、
２】・・・蓋、２２・・・樋、る・・・水位調節器、列
・・・電線。代理人弁理士　　秋　本　正　　実

Claims

【特許請求の範囲】１、室内を調温調湿室と試験室に分け、調温調湿室内に
送風機、加熱器、冷却除湿器および加湿器を設けた恒温
恒温装置において、送風機の空気吸込側通風路？二連路
に仕切って分割し、一方の通路に空気加熱器と冷却除湿
器を直列に配して空気の加熱あるいは冷却除湿通路とし
、他方の通路に加湿器を配して蒸気供給通路としたこと
ケ特徴とする恒温恒湿装置。２、蒸気供給通路がｇＩＡＩ温調湿温調内室に沿って形
成され、加湿器を上記調温調湿室の床に凹設した特許請
求の範囲第１項記載の恒温恒湿装置。３、蒸気供給通路の送風機吸込側開口部と加湿器側開口
部面積を大きく、中間部の通路面積を小さくした特許請
求の範囲第２項記載の恒温恒湿装置。４、調温調温室の床に凹設し・た加湿器の一部分ると共
に、該加湿器上部の蒸気供給通路部が湾曲して形成され
ている特許請求の範囲第２項記載の恒温恒温装置。５、湾曲して形成されている蒸気供給通路部が取外し自
在な蓋により形成されている特許請求の範囲第４項記載
の恒温恒湿装置。６、蒸気供給通路の中間部通路がＵ字状の樋を調温調湿
室の内壁に接着して固定した特許請求の範囲第３項記載
の恒温恒湿装置。