JPH0353019B2 - - Google Patents

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JPH0353019B2
JPH0353019B2 JP62060067A JP6006787A JPH0353019B2 JP H0353019 B2 JPH0353019 B2 JP H0353019B2 JP 62060067 A JP62060067 A JP 62060067A JP 6006787 A JP6006787 A JP 6006787A JP H0353019 B2 JPH0353019 B2 JP H0353019B2
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JP
Japan
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dehumidification
humidity
dehumidifier
humidification
control signal
Prior art date
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JP62060067A
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JPS63229151A (ja
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Osamu Shimizu
Masao Teshigawara
Mitsunobu Azuma
Masaaki Wakamatsu
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OOKURA DENKI KK
YASHIMA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOKURA DENKI KK
YASHIMA SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、湿度制御装置に関し、とくに加湿器
と除湿機とを有する恒湿槽の湿度を自動的に制御
する装置に関する。 従来の技術 バイオ技術関連産業や計測器の試験・評価設備
の環境装置として恒温恒湿槽若しくは制御可能な
変温変湿槽が使われる。第1図を参照するに従来
の恒温恒湿槽1においては、槽内温度計2の出力
に接続された温度調節計3の出力Ptに基づき加
熱器4を制御することによつて温度制御を行なう
と共に、槽内湿度計5の出力に接続された湿度調
節計6の出力Phに基づき加湿器7を制御するこ
とによつて湿度制御を行なつている。加熱器4の
一例は電熱器であり、加湿器7の一例は電気加熱
式の水蒸気発生器である。 さらに除湿機8として、冷凍除湿機又は吸湿剤
除湿機が恒温恒湿槽に設けられる。第1図の例で
は複数の冷凍除湿機8a,8bが恒温恒湿槽内に
配置される。典型的な冷凍除湿機はフロン冷媒の
気化潜熱によつて槽内空気を冷却することにより
その空気中の水分を結露させて除湿するものであ
る。一旦気化した冷媒を再凝縮させるためのコン
プレツサ9a,9bを設け、除湿制御信号D1,
D2によつて制御される開閉装置10a,10b
を介してそれらのコンプレツサを電源11に接続
する。吸湿剤除湿機は、槽内空気を吸湿剤に接触
させることにより除湿するものであり、例えば適
当の送風機により槽内空気を吸湿剤に接触させな
がら循環させる。 このような恒温恒湿槽1に対する従来の湿度制
御方法の一例を第2図に示す。同図の横軸は温度
設定値T(℃)を示し縦軸は湿度設定値H(%)を
示す。この例では除湿機8の固定運転域として高
除湿域S、低除湿域W、及び無除湿域Nが設けら
れる。高除湿域Sは、湿度設定値Hが比較的低く
湿度計5の出力とは無関係に強い除湿を行なう設
定領域である。無除湿域Nは、温度設定値T及び
湿度設定値Hが共に高く湿度計出力とは無関係に
除湿を全くしない領域である。低除湿域Wは、温
度設定値T及び湿度設定値Hが上記両域S,Nの
中間にあり、湿度計出力とは無関係に弱い除湿を
行なう領域である。 これらの固定除湿動作域S,W,Nは経験的に
選ばれたもので、例えば湿度設定値Hが非常に低
いときは環境とは無関係な高除湿動作が通常は好
都合であることが見出されている。上記高除湿域
S、低除湿域W、及び無除湿域Nにおける除湿機
8の高除湿動作、低除湿動作、及び無除湿動作と
上記除湿制御信号D1,D2からなる除湿信号D
との関係を第1表に示す。
【表】 実際の湿度制御においては、上記固定動作域の
境界領域である低又は無除湿域W/Nや高又は低
除湿域S/Wで制御が手動によつて行なわれてお
り問題が生じていた。即ちこれらの境界領域にお
ける除湿制御は、操作員が湿度の設定値と測定値
を考慮したうえで自己の経験に基づき手動にて複
数台の冷凍除湿機8a,8b等を選択的に運転又
は停止することに頼つていた。このため操作員に
対して、湿度設定値、加湿器の特性、恒温恒湿槽
内外の温度・湿度条件、冷凍除湿機の特性及び槽
内における被処理品の吸・発熱や水分発生・吸収
状況等を迅速に総合判断する高度の能力が要求さ
れてきた。しかもその能力の習得にはかなり長期
の訓練と経験が不可欠であつた。 さらに上記従来の湿度制御方法には、複数の冷
凍除湿器8a,8b等を並列運転して高出力の除
湿をしながら加湿器7を高出力で動作させてエネ
ルギー浪費を招くおそれがあること、自動化によ
る省力化が困難であること等の問題があつた。 発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明が解決しようとする問題点は、
恒温恒湿槽における加湿及び除湿の関連制御の自
動化にある。 問題点を解決するための手段 第1図を参照するに、本発明の湿度制御装置に
よれば、恒温恒湿槽1内の湿度計5及び加湿器7
に湿度調節計6を接続する。湿度調節計6は、湿
度設定値及び上記湿度計5の出力を処理し所要の
大きさの加湿用湿度制御信号Phを加湿器7に与
える。また、湿度調節計6及びこの場合複数の冷
凍除湿機8a,8bからなる除湿機8を除湿制御
手段12に接続する。 除湿制御手段12は、好ましくはマイクロコン
ピユータのソフトウエアによつて構成され、湿度
調節計6からの加湿用湿度制御信号Phの大きさ
に応じ、加湿量が大きい時に除湿量を小さくする
除湿制御信号を除湿機8に与える。第1図の実施
例の場合、駆動信号D1,D2からなる除湿制御
信号Dを発生しこれを除湿機8に与える。第1図
の例においは、上記の駆動信号D1,D2を上記
複数の冷凍除湿機8a,8bの電源回路に印加し
て冷凍除湿機8a,8bを選択的に運転・停止す
ることにより除湿動作を制御する。 図示例は2台の冷凍除湿機8a,8bからなる
除湿機8を示すが、本発明の湿度制御装置で使わ
れる除湿機は2台の冷凍除湿機に制限されるもの
ではない。他の形式の除湿機8を使用した場合に
は、除湿制御信号Dが電源回路だけでなく弁(図
示せず)その他適当な制御機器を介して除湿機8
の出力を制御することができる。 作 用 第2図、第3A図及び第3B図に示される制御
モータ並びに第5図の流れ図を参照して本発明に
よる湿度制御装置の作用を説明する。第2図の例
では除湿機8の除湿動作が第1表に示される3段
階に制御され、さらに三つの上記固定除湿域S,
W,Nが設けられる。 即ち、無除湿動作は除湿制御手段12から駆動
信号D1及びD2が存在せず開閉装置10a及び
10bが遮断され冷凍除湿機8a,8bが全部停
止している状態に対応する。低除湿動作は、除湿
制御手段12からの駆動信号D1又はD2中の一
方だけが存在し、従つて一方の開閉装置10a又
は10bが投入され1台の冷凍除湿機8a又は8
bのみが運転されている状態に対応する。さらに
高除湿動作は、除湿制御手段12から駆動信号D
1及びD2がともに存在し、従つて両方の開閉装
置10a及び10bが投入され両冷凍除湿機8a
及び8bが運転されている状態に対応する。 第5図の流れ図を参照して除湿制御手段12の
作用を説明する。動作が始まると、ステツプに
おいて温度設定値T及び湿度設定値Hが高除湿域
Sに属するか否かを調べる。例えば、第2図の例
において温度設定値が90℃である場合の判断は次
のようになる。 高除湿域S…湿度設定値0〜30%の時 高又は低除湿域S/W…湿度設定値30〜50%
の時 低除湿域W…湿度設定値50〜70%の時 低又は無除湿域W/N…湿度設定値70〜90%
の時 無除湿域N…湿度設定値90〜100%の時 高除湿域Sに属する場合には、第1表の除湿信
号2Dを発生して高除湿動作を固定的に行なう。 高除湿域Sに属しない場合には、ステツプに
おいて温度設定値T及び湿度設定値Hが低除湿域
Wに属するか否か調べる。低除湿域Wに属する場
合には、第1表の除湿信号1Dを発生して低除湿
動作を固定的に行なう。 高除湿域Sにも低除湿域Wにも属しない場合に
は、ステツプにおいて温度設定値T及び湿度設
定値Hが無除湿域Nに属するか否か調べる。無除
湿域Nに属する場合には、第1表に従つてD信号
なしの動作即ち除湿信号を発生せず無除湿動作を
固定的に行なう。 上記三つの固定除湿域S,W,Nのいずれにも
属しない場合には、ステツプにおいて温度設定
値T及び除湿設定値Hが高又は低除湿域S/Wに
属するか否か調べる。高又は低除湿機S/Wに属
する場合には、その時点における除湿調節計6か
らの加湿用湿度制御信号Phを読込み、読込まれ
た信号Phを第3A図に示される様に限界値Pa、
Pbと比較する。ステツプにおいて加湿用湿度
制御信号Phが大なる限界値Pb以上であると認ら
れた場合には第3A図に従つて低除湿動作を選択
し、第1表における除湿信号1Dを発生すること
により除湿機8に低除湿動作を行なわせる。 ステツプにおいて加湿用湿度制御信号Phが
大なる限界値Pbよりも小であると認られた場合
において、ステツプで加湿用湿度制御信号Ph
が小なる限界値Pa以下であると認られたときは、
第3A図に従つて高除湿動作を選択し、第1表に
おける除湿信号2Dを発生することにより除湿機
8に高除湿動作を行なわせる。ステツプにおい
て加湿用湿度制御信号Phが小なる限界値Pa以下
であると認られなかつた場合には、第3A図に従
つて前回の除湿制御手段12による低除湿動作又
は高除湿動作を選択し、その選択に従つて第1表
における除湿信号1D又は2Dを発生することに
より除湿機8に低除湿動作又は高除湿動作を続行
させる。 ステツプにおいて温度設定値T及び湿度設定
値Hが高又は低除湿域S/Wに属しないと判断さ
れた場合には、その時点における湿度調節計6か
らの加湿用湿度制御信号Phを読込み、読込まれ
た信号Phを第3B図に示される様に限界値Pc、
Pdと比較する。ステツプにおいて加湿用湿度
制御信号Phが大なる限界値Pd以上であると認ら
れた場合には第3B図に従つて無除湿動作を選択
し、第1表におけるD信号なしに従い除湿信号を
発生せずに除湿機8の除湿動作を行なわない。 ステツプにおいて加湿用湿度制御信号Phが
大なる限界値Pdより小であると認られた場合に
おいて、ステツプで加湿用湿度制御信号Phが
小なる限界値Pc以下であると認られたときは、
第3B図に従つて低除湿動作を選択し、第1表に
おける低湿信号1Dを発生することにより除湿機
8に低除湿動作を行なわせる。ステツプにおい
て加湿用湿度制御信号Phが小なる限界値Pc以下
であると認られなかつた場合には、第3B図に従
つて前回の除湿制御手段12による無除湿動作又
は低除湿動作を選択し、その選択に従つて第1表
におけるD信号なしを選択するか又は除湿信号1
Dを発生することにより無除湿動作又は除湿機8
による低除湿動作を続行させる。 こうして、除湿制御手段12による制御の1サ
イクルを終了する。 上記の中間的な除湿動作領域S/W及びW/N
における無除湿動作、低除湿動作、高除湿動作の
選択は、除湿制御手段12に読込まれた加湿用湿
度制御信号Phの大きさと予め定められた限界値
Pa、Pb、Pc、Pdとの大小関係に基づいて行なわ
れるが、これらの限界値Pa、Pb、Pc、Pdは実験
的に定めることができる。 以上説明した様に上記例の除湿制御信号D1,
D2等の除湿制御信号Dの発生を自動化すること
は、湿度制御の自動化即ち本発明の目的の達成を
意味する。また第3A図から明らかな様に、加湿
器7による加湿が大きいとき即ち加湿用湿度制御
信号Phが大きいときは無除湿とし、加湿器7に
よる加湿が小さいときのみ即ち加湿用湿度制御信
号Phが小さいときのみ高除湿とするので、高除
湿と高加湿の同時進行によるエネルギー浪費を防
止することができる。 上記例においては、除湿機8の動作に固定除湿
域、即ち高除湿域S、低除湿域W、及び無除湿域
Nが設けられ、これらの固定除湿域では除湿機8
の出力が湿度計5の出力と無関係に固定されてい
るとした。本発明はこれらの固定除湿域に限定さ
れものではなく、全ての湿度設定値Hに対して湿
度計5の出力に応答した除湿制御信号Dを発生す
ることにより固定除湿域なしで除湿機8を制御す
ることもできる。 本発明における冷凍除湿機8a,8b等の制御
は、上記の無除湿動作、低除湿動作、高除湿動作
の3段階に制限されるものではなく、除湿動作レ
ベルの段階数を増すことも可能である。 第2図の例において両冷凍除湿機8a,8bの
動作は除湿制御手段12によつて選択されたレベ
ルでのみ行なわれ、温度制御は加熱器4によつて
行なわれる方式とした。しかし、省エネルギーの
立場から冷凍除湿機8a,8b等の運転を温度調
節計3に連動させ、除湿機8を吸湿剤によるもの
とすることも可能である。 実施例 第4図は湿度計5として、恒温恒湿槽1内に配
置された乾球温度計2及び湿球温度計5aに接続
されたものを使つた湿度制御装置の例を示す。 第3A図及び第3B図における限界値Pa、Pb、
Pc、Pdを一例を示せば次の通りである。 Pa=20% Pb=60% Pc=40% Pd=100% 即ち、温度設定値T及び湿度設定値Hが第2図
における高又は低除湿域S/Wにある場合におい
て、除湿制御手段12からの除湿制御信号Phの
大きさが20%以下のときは高除湿動作をし、その
大きさが60%以上のときは低除湿動作をし、その
大きさが20−60%の間にあるときは現在制御時の
除湿動作の継続として高又は低除湿動作をする。 温度設定値T及び湿度設定値Hが第2図におけ
る低又は無除湿域W/Nある場合において、除湿
制御手段12からの除湿制御信号Phの大きさが
40%以下のときは低除湿動作をし、その大きさが
100%であれば無除湿動作をし、その大きさが40
−100%の間にあるときは現在制御時の除湿動作
の継続として低又は無除湿動作をする。 上記の限界値Pa、Pb、Pc、Pdの数値はあくま
で一例に過ぎず、他の任意の適当な数値を制御の
切換点として使用することができる。また湿度制
御手段12からの加湿用湿度制御信号Phが大幅
に変動する場合には、ある期間における加湿用湿
度制御信号Phの値を平均した上で上記切換の判
断を行う方が実用的である。 発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明による湿度制
御装置によれば、冷凍除湿機等の除湿機の運転を
自動制御するので次の効果を奏する。 (イ) 恒温恒湿槽の湿度制御の完全自動化が可能と
なるので、豊富な経験と高度の判断力を要する
操作員の問題を解決することができる。 (ロ) 加湿と除湿の調和を図り省エネルギー運転を
することができる。 (ハ) 槽外の温湿度の影響及び槽内の吸発熱・蒸気
発生・吸湿等の影響要因を総合的に自動判定し
た最適湿度制御が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を図式的に示すブロツク
図、第2図は制御動作域を示す説明図、第3A図
及び第3B図は動作特性の説明図、第4図は一実
施例の説明図、第5図は流れ図である。 1……恒温恒湿槽、2……温度計、3……温度
調節計、4……加熱器、5……湿度計、6……湿
度調節計、7……加湿器、8……除湿機、8a,
8b……冷凍除湿機、9a,9b……コンプレツ
サ、10a,10b……開閉装置、11……電
源、12……除湿制御手段、Pt……温度制御信
号、Ph……加湿用湿度制御信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加湿器と除湿機とにより恒湿槽の湿度を制御
    する装置において、恒湿槽内の湿度計に接続され
    湿度設定値と上記湿度計の出力との差に応じた大
    きさの加湿用湿度制御信号を上記加湿器に与える
    湿度調節計、及び上記加湿用湿度制御信号に接続
    され加湿量が大きい時に除湿量を小さくする除湿
    制御信号を上記除湿機に与える除湿制御手段を備
    えてなる湿度制御装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の湿度制御装置に
    おいて、上記加湿用湿度制御信号の大きさに応答
    する可変除湿域及び温度と湿度との設定値により
    段階的に定まる複数の固定除湿域を上記除湿制御
    手段に設けてなる湿度制御装置。
JP6006787A 1987-03-17 1987-03-17 湿度制御装置 Granted JPS63229151A (ja)

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JPH082737Y2 (ja) * 1989-09-20 1996-01-29 ティーディーケイ株式会社 湿度制御付電源供給装置
JPH04122458A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Sanyo Electric Co Ltd 温度及び湿度制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129335A (ja) * 1983-01-11 1984-07-25 Hitachi Ltd 恒温恒湿装置

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