JPH063340Y2 - 高鮮度保冷庫 - Google Patents

高鮮度保冷庫

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JPH063340Y2
JPH063340Y2 JP6400889U JP6400889U JPH063340Y2 JP H063340 Y2 JPH063340 Y2 JP H063340Y2 JP 6400889 U JP6400889 U JP 6400889U JP 6400889 U JP6400889 U JP 6400889U JP H063340 Y2 JPH063340 Y2 JP H063340Y2
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JP
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duct
air flow
flow passage
outer box
blower
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隆 町田
栄 中島
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍食品の解凍、生鮮食品の保存等を行う高鮮
度保冷庫に関するものである。
(従来の技術) 従来、多量の凍結食品を解凍する際、解凍庫を用いて解
凍を行っている。この場合、解凍庫内の温度を凍結食品
の解凍に適した所定の温度に設定すると共に、所定の風
力にて解凍庫内の空気を循環させている。このときの風
力は、解凍対象となる凍結食品の全てに空気が循環する
ように、保冷時に比べて強い風力に設定されている。
また、付随機能として保冷を行うことが可能な解凍庫も
知られているが、一般的に解凍庫と例えば氷温庫や高湿
冷蔵庫等の高鮮度保冷庫とは別々に設けられて使用され
ている。
(考案が解決しようとする課題) 前述したように解凍庫と高鮮度保冷庫を別々に設置した
場合、広い設置スペースが必要となると共に、解凍した
食品を高鮮度保冷庫に移す際、食品を外気に晒すため食
品が傷んでしまう。
また、保冷機能を有した従来の解凍庫を用いた場合、解
凍した食品を外気に晒すことなく、保冷を行うことがで
きるが、保冷時においても解凍時と同様の風力にて庫内
の空気を循環させているため、食品の表面が乾燥し易
く、長時間の保存ができないという問題点を有してい
る。
本考案の目的は上記の問題点に鑑み、多量の凍結食品を
解凍することが可能な高鮮度保冷庫を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、冷凍食品を収納
する断熱構造の外箱と、前記外箱の一側壁の内側に沿っ
て形成され、前記外箱内部に連通する複数の通気口を有
する第1の空気流通路と、前記外箱の他側壁の内側に沿
って形成され、前記外箱内部に連通する複数の通気口を
有する第2の空気流通路と、前記外箱の内側上部に形成
され、前記第1の空気流通路と前記第2の空気流通路と
を連結する第1のダクトと、前記外箱の内側上部に形成
され、前記第1の空気流通路と前記第2の空気流通路と
を連結し、前記外箱内部に連通する少なくとも一の通気
口を有する第2のダクトと、前記第1のダクト内に配設
された少なくとも一の送風機と、前記第2のダクトの通
気口に配設された少なくとも一の送風機と、解凍運転時
に前記第1のダクトを前記第1の空気流通路を前記第2
の空気流通に連通し、保冷運転時に前記第2のダクトを
前記第1の空気流通路と前記第2の空気流通路に連通す
る流路切替え手段と、前記第1のダクトと前記第2のダ
クト内を流通する空気の温度を所定の温度に維持する温
度制御手段と、前記外箱内の湿度を所定の湿度に繊維す
る加湿手段と、前記解凍運転時に前記第1のダクト内の
空気の流通方向が所定時間毎に反転するように前記第1
のダクト内の送風機を駆動し、前記保冷運転時に前記第
2のダクトの通気口に配設された送風機を駆動する送風
機駆動手段とを備えた高鮮度保冷庫を提案する。
(作用) 本考案によれば、解凍運転時には流路切替え手段により
第1のダクトが第1の空気流通路と第2の空気流通路に
連通される。また、温度制御手段により前記第1のダク
ト内を流通する空気の温度が、連結食品の解凍に適した
所定の温度に維持されると共に、、加湿手段により外箱
内の湿度が前記食品を乾燥させない湿度に維持される。
さらに、送風機駆動手段により前記第1のダクト内の空
気の流通方向が所定時間毎に反転するように、前記第1
のダクト内の送風機が、例えば解凍対象の凍結食品の全
てに空気が循環するように駆動される。前記第1のダク
ト内の空気が第1の空気流通路から第2の空気流通路に
流れる場合、前記第2の空気流通路内に流入した空気
は、該第2の空気流通路の複数の通気口を介して前記外
箱の内部に流入する。このとき前記外箱の内部に流入し
た空気と凍結食品との間で熱交換が行われ、該凍結食品
は加温される。この熱交換によって冷却された空気は複
数の通気口を介して前記第1の空気流通路に流入し、前
記第1のダクトに導かれる。また、前記第1のダクト内
の空気が前記第2の空気流通路から前記第1の空気流通
路に流れる場合は、前述した循環経路が反転される。
また、保冷運転時には、流路切替え手段により第2のダ
クトが前記第1の空気流通路と前記第2の空気流通路に
連通される。また、温度制御手段により前記第2のダク
ト内を流通する空気の温度が、保冷対象の食品に適した
所定の温度に維持されると共に、加湿手段により外箱内
の温度が前記食品を乾燥させない湿度に維持される。さ
らに、送風機駆動手段により、例えば、前記第2のダク
トの通気口から空気が流出するように、該通気口に配設
された送風機が駆動される。これにより、前記第2のダ
クトから前記外箱内部に流入した空気は保冷対象となる
食品と熱交換を行った後、前記第1及び第2の空気流通
路に流入し、前記第2のダクトに導かれる。これにより
前記保冷対象となる食品は前記所定の温度に維持されて
保存される。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図である。図
において、1は断熱部材からなる外箱で、その内部には
多数の通気口2aを有するパンチング板からなる内箱2
が設けられている。この内箱2は凍結食品等を積載した
台車20を複数台収容できる広さを有している。また、
この内箱2と外箱1の左側壁との間に第1の空気流通路
3が、内箱2と外箱1の右側壁との間に第2の空気流通
路4がそれぞれ形成されている。また、外箱1の内側上
部には第1のダクト5が設けられ、この第1のダクト5
と内箱2の上面との間に第2のダクト6が設けられてい
る。第1のダクト5の両端部には連通口5a,5bが、
第2のダクト6の両端部には連通口6a,6bがそれぞ
れ設けられ、第1及び第2のダクト5,6は連通口5
a,5b,6a,6bを介して第1及び第2の空気流通
路3,4と連通可能になっている。また、連通口5a,
6aには第1のダンパ7が、連通口5b,6bには第2
のダンパ8が設けられている。第1及び第2のダンパ
7,8を閉鎖したときに、第1のダクト5が連通口5
a,5bを介して第1及び第2の空気流通路3,4に連
通し、第1及び第2のダンパ7,8を開放したときに、
第2のダクト6が連通口6a,6bを介して第1及び第
2の空気流通路3,4に連通する。第1及び第2のダン
パ7,8は図示せぬダンパ駆動部によって開閉され、こ
のダンパ駆動部は後述する制御部によって駆動制御され
る。
第1のダクト5の両端部には第1及び第2の送風機1
0,11が配設されている。第1の送風機10は連通口
5aから連通口5bへ向う方向に空気を流通させ、第2
の送風機11は連通口5bから連通口5aへ向う方向に
空気を流通させる。また、第1のダクト5の中央には第
1の蒸発器32が配設され、この第1の蒸発器32と第
1の送風機10との間には第3のダンパ12が、第1の
蒸発器32と第2の送風機11との間には第4のダンパ
13がそれぞれ設けられている。
第2のダクト6の中央上部には第2の蒸発器33が配設
されている。また、第2のダクト6の底面中央には連通
口6cが設けられ、この連通口6cには第3及び第4の
送風機15,16が配設されている。第3及び第4の送
風機15,16は、第1及び第2の送風機10,11よ
りも弱い風力にて連通口6cを介して第2のダクト6の
内部から空気を流出させると共に、この空気を内箱2の
上面の多数の通気口2aを介して内箱2の内部に流入さ
せる。
また、外箱1の外側上部には機械収納室40が設けられ
ている。この機械収納室40には、冷凍装置本体31、
凝縮器34、送風機35、第1及び第2の加湿器41,
42が配設されている。
冷凍装置本体31は圧縮器、切替え弁等からなり、第1
及び第2の蒸発器32,33、凝縮器34と供に、冷凍
装置を構成している。第1の加湿器41は、第2の加湿
器42よりも多量の水蒸気を発生するもので、この第1
の加湿器41から発生した水蒸気は配気管41aによっ
て第1のダクト5内に導かれるようになっている。ま
た、第2の加湿器42から発生した水蒸気は配気管42
aによって第2のダクト6内に導かれるようになってい
る。
また、内箱2の側壁内側に温度センサ51と湿度センサ
52が配設され、内箱2の内部温度と湿度を検出できる
ようになっている。さらに、内箱2の内部には、例えば
実願昭63−46857号及び実願昭63−46858
号に記載されているガス吸着体(図示せず)が配置さ
れ、生鮮食品から放出されるエチレンガスやアミン系ガ
ス等を吸着し、これらのガスによる生鮮食品の劣化を防
止している。
第2図は一実施例における電気系回路のブロック図であ
る。図において、51は温度センサ、52は湿度セン
サ、53は保冷温度設定スイッチ、54は解凍時間設定
スイッチ、55は解凍温度設定スイッチ、56は運転切
替えスイッチで、保冷運転のみを行うか、又は解凍運転
を行った後保冷運転を行うかを切替えるものである。前
述した各センサの出力信号及び各スイッチの設定値は制
御部60に入力される。
制御部60は周知のCPU等から構成され、前述した冷
凍装置本体31、第1及び第2の蒸発器32,33、凝
縮器34、及び送風機35からなる冷凍装置30の駆動
を制御すると共に、第1及び第2の加湿器41,42の
駆動を制御する。さらに、制御部60は送風機駆動部7
0とダンパ駆動部80のそれぞれに制御信号を出力し、
前述した第1乃至第4の送風機10,11,15,16
の駆動及び第1乃至第4のダンパ7,8,12,13の
開閉を制御する。
前記流路切替え手段は、第1及び第2のダンパ7,8と
制御部60とダンパ駆動部80によって構成され、前記
温度制御手段は、冷凍装置30と制御部60と温度セン
サ51により構成される。また、前記加湿手段は、第1
及び第2の加湿器41,42と制御部60と湿度センサ
52により構成され、前記送風機駆動手段は制御部60
と送風機駆動部70によって構成される。
次に、前述の構成よりなる本実施例の動作を第3図の制
御フローチャートに基づいて説明する。
例えば、凍結食品を解凍させる場合、解凍対象の凍結食
品を台車20に積載して内箱2の内部に収容する。次
に、保冷温度設定スイッチ53に、前記凍結食品解凍後
の保冷温度C1を設定する。また、解凍時間設定スイッ
チ54に解凍運転を行わせる時間T1を設定し、解凍温
度設定スイッチ55に解凍運転中の庫内の温度C2を設
定する。この後、運転切替スイッチ56を解凍運転に設
定する。これにより、制御部60は前記解凍時間T1の
間、解凍運転を行い、この解凍運転終了後に保冷運転を
行う。
即ち、制御部60は、保冷温度C1を読込んだ後(S
1)、運転切替えスイッチ56が解凍運転に設定されて
いるか否かを判定する(S2)。この判定の結果、保冷
運転に設定されているときは後述するS21の処理に移
行し、解凍運転に設定されているときは、解凍時間T1
と解凍温度C2を読込む(S3,S4)。次いで、第1
及び第2のダンパ7,8を閉鎖し(S5)、第3及び第
4のダンパ12,13を開放する(S6)。これによ
り、第1のダクト5は連通口5a,5bのそれぞれを介
して第1及び第2の空気流通路3,4に連通され、強風
回路が形成される。
次に、制御部60は、該制御部60に備わる第1のタイ
マをセットし(S7)、この後第1の送風機10を駆動
する(S8)。これにより、第1のダクト5内の空気は
第1の空気流通路3の側から第2の空気流通路4に流
れ、第2の空気流通路4内に流入した空気は内箱2の多
数の通気口2aを介して内箱2の内部に流入する。この
とき内箱2に流入した空気と台車20に積載された凍結
食品との間で熱交換が行われ、この凍結食品は加温され
て解凍される。熱交換が行われた内箱2の内部の空気は
通気口2aを介して第1の空気流通路3に流入し、第1
のダクト5に導かれる。
次いで、制御部60は、該制御部60に備わる第2のタ
イマをセットし(S9)、温度センサ51から検出温度
C3を読込む(S10)。この後、検出温度C3が解凍
温度C2より高いか否かを判定する(S11)。この判
定の結果、検出温度C3が解凍温度C2よりも高いとき
は冷凍装置30の駆動を制御して第1の蒸発器32を駆
動する(S12)。また、検出温度C3が解凍温度C2
以下のときは、第1の蒸発器32の駆動を停止する(S
13)。この後、湿度センサ52から検出湿度m1を読
込み(S14)、この検出湿度m1が予め設定された所
定の湿度以上であるか否かを判定する(S15)。この
判定の結果、検出湿度m1が前記所定の湿度よりも低い
ときは第1の加湿器41を駆動し(S16)、配気管4
1aを介して第1のダクト5の内部に水蒸気を流入させ
る。また検出湿度m1が前記所定の湿度以上のときは第
1の加湿器41の駆動を停止する(S17)。これによ
り、庫内の湿度は解凍に適した所定の湿度に維持され
る。
次に、制御部60は前述した第1のタイマの計時時間T
Aが解凍時間T1に至ったか否かを判定する(S1
8)。この判定の結果、計時時間TAが解凍時間T1以
上になったときは後述するS21の処理に移行する。ま
た、計時時間TAが解凍時間T1に至らないときは、前
述した第2のタイマの計時時間TBが風向き切替え時
間、即ち第1のダクト5の内部に第1の空気流通路3か
ら第2の空気流通路4への風向きと、第2の空気流通路
4から第1の空気流通路3への風向きを切替える時間、
例えば5分に至ったか否かを判定する(S19)。この
判定の結果、計時時間TBが5分に至らないときは前述
したS10の処理に移行し、計時時間TBが5分以上に
なったときは第1の送風機10と第2の送風機11の駆
動を切替える(S20)。即ち、第1の送風機10が動
作していたときは第1の送風機10の駆動を停止し、第
2の送風機11を駆動する。また、第2の送風機11が
動作していたときは第2の送風機11の駆動を停止し、
第1の送風機10を駆動する。前記風向き切替え時間毎
に風向きを反転させることによって、凍結食品の解凍斑
の発生を防止している。この後、前述したS9の処理に
移行する。
前記S2の判定の結果が保冷運転のとき、又は前記S1
8の判定の結果、第1のタイマの計時時間TAが解凍時
間T1以上になったときは保冷運転を行う。即ち、制御
部60は、第1及び第2の送風機10,11の駆動を停
止すると共に(S21)、第3及び第4のダンパ12,
13を閉鎖する(S22)。また、第1の加湿器41と
第1の蒸発器32の駆動を停止する(S23,S2
4)。さらに、第1及び第2のダンパ7,8を開放する
と共に(S25)、第3及び第4の送風機15,16を
駆動する(S26)。これにより第2のダクト6が連通
口6a,6bを介して第1及び第2の空気流通路3,4
に連通し、微風回路が形成される。第2のダクト6には
連通口6a,6bのそれぞれを介して第1及び第2の空
気流通路から空気が流入し、この空気は連通口6c及び
内箱2の上面の多数の通気口2aを介して内箱2の内部
に流入する。さらにこの空気は台車20に積載された食
品と熱交換を行った後、内箱2の両側の多数の通気口2
aを介して第1及び第2の空気流通路3,4に流入す
る。
次いで、制御部60は温度センサ51から検出温度C3
を読込み(S27)、この検出温度C3が保冷温度C1
よりも高いか否かを判定する(S28)。この判定の結
果、検出温度C3が保冷温度C1よりも高いときは、冷
凍装置30の駆動を制御して第2の蒸発器33を駆動す
る(S29)。また、検出温度C3が保冷温度C1以下
のときは、第2の蒸発器33の駆動を停止する(S3
0)。これにより、庫内の空気は食品の保存に適した保
冷温度C1に維持される。この後、制御部60は湿度セ
ンサ52から検出湿度m1を読込み(S31)、この検
出湿度m1が予め設定された所定の湿度以上であるか否
かを判定する(S32)。この判定の結果、検出湿度m
1が前記所定の湿度よりも低いときは第2の加湿器42
を駆動し(S33)、配気管42aを介して第2のダク
ト6の内部が水蒸気を流入させる。また、検出湿度m1
が前記所定の湿度以上のときは第2の加湿器42の駆動
を停止する(S34)。これにより、庫内の湿度は食品
の保存に適した所定の湿度に維持される。前記S33又
はS34の処理の後、前述したS27の処理に移行す
る。
前述したように、解凍運転時と保冷運転時では、庫内を
循環する空気の流路が異なると共に、食品の解凍または
保冷に適した温度と湿度が維持されるので、解凍した食
品を外気に晒すことがないため、食品を劣化させずに解
凍を行い、引き続き保存を行うことができる。
尚、本実施例では、第1及び第2のダクト5,6のそれ
ぞれに対応して第1の蒸発器32、第2の蒸発器33を
設けたが、一つの蒸発器を用いて第1及び第2のダクト
内の空気を冷却するようにしてもよい。
また、本実施例では、第1のダクト5の内部に第1及び
第2の送風機10,11を設け、第1及び第2の送風機
10,11の駆動を切替えることによって、風向きを反
転するようにしたが、一つの送風機を反転させるように
しても同様の効果を得ることができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、解凍運転時と保冷
運転時では、庫内を循環する空気の流路が異なると共
に、食品の解凍又は保冷に適した温度と湿度が維持され
る。さらに、解凍した食品を外気に晒すことなく保存で
きるため、食品の表面を乾燥させることがなく、食品の
劣化を防止することができる。また、同じ庫内で食品の
解凍と保存を行えるので、解凍庫と高鮮度保冷庫を別々
に設ける必要がないため、設置スペースを従来の半分に
することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、第2図は
一実施例における電気系回路のブロック図、第3図は一
実施例における制御フローチャートである。 1…外箱、2…内箱、2a…通気口、3…第1の空気流
通路、4…第2の空気流通路、5…第1のダクト、6…
第2のダクト、7…第1のダンパ、8…第2のダンパ、
10…第1の送風機、11…第2の送風機、12…第3
のダンパ、13…第4のダンパ、15…第3の送風機、
16…第4の送風機、20…台車、30…冷凍装置、3
1…冷凍装置本体、32…第1の蒸発器、33…第2の
蒸発器、34…凝縮器、35…送風機、40…機械収納
室、41…第1の加湿器、42…第2の加湿器、51…
温度センサ、52…湿度センサ、53…保冷温度設定ス
イッチ、54…解凍時間設定スイッチ、55…解凍温度
設定スイッチ、56…運転切替えスイッチ、60…制御
部、70…送風機駆動部、80…ダンパ駆動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍食品を収納する断熱構造の外箱と、 前記外箱の一側壁の内側に沿って形成され、前記外箱内
    部に連通する複数の通気口を有する第1の空気流通路
    と、 前記外箱の他側壁の内側に沿って形成され、前記外箱内
    部に連通する複数の通気口を有する第2の空気流通路
    と、 前記外箱の内側上部に形成され、前記第1の空気流通路
    と前記第2の空気流通路とを連結する第1のダクトと、 前記外箱の内側上部に形成され、前記第1の空気流通路
    と前記第2の空気流通路とを連結し、前記外箱内部に連
    通する少なくとも一の通気口を有する第2のダクトと 前記第1のダクト内に配設された少なくとも一の送風機
    と、 前記第2のダクトの通気口に配設された少なくとも一の
    送風機と、 解凍運転時に前記第1のダクトを前記第1の空気流通路
    と前記第2の空気流通に連通し、保冷運転時に前記第2
    のダクトを前記第1の空気流通路と前記第2の空気流通
    路に連通する流路切替え手段と、 前記第1のダクトと前記第2のダクト内を流通する空気
    の温度を所定の温度に維持する温度制御手段と、 前記外箱内の湿度を所定の湿度に維持する加湿手段と、 前記解凍運転時に前記第1のダクト内の空気の流通方向
    が所定時間毎に反転するように前記第1のダクト内の送
    風機を駆動し、前記保冷運転時に前記第2のダクトの通
    気口に配設された送風機を駆動する送風機駆動手段とを
    備えた、 ことを特徴とする高鮮度保冷庫。
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