JP2726864B2 - 野菜、果実保存・熟成装置における保存・熟成室内雰囲気制御システム - Google Patents

野菜、果実保存・熟成装置における保存・熟成室内雰囲気制御システム

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JP2726864B2 JP14661092A JP14661092A JP2726864B2 JP 2726864 B2 JP2726864 B2 JP 2726864B2 JP 14661092 A JP14661092 A JP 14661092A JP 14661092 A JP14661092 A JP 14661092A JP 2726864 B2 JP2726864 B2 JP 2726864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜、果実保存・熟成
装置に係り、より詳細には、バナナ,胡瓜等の野菜・果
実の保存・熟成室内の空気温度等の室内雰囲気を簡単に
調整できるようにした野菜、果実保存・熟成装置におけ
る保存・熟成室内雰囲気制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】野菜・果実の保存・熟成装置としては、
種々のシステムがあり、本考案者は、先に、『野菜、果
実保存・熟成用ガスを供給するためのガス供給部と外気
導入口を備え、該外気導入口より導入される外気と該保
存・熟成用ガスを野菜、果実保存・熟成室内で循環させ
るようにした野菜、果実保存・熟成装置において、該野
菜、果実保存・熟成室の搬入口側の天井部に外気導入口
を設け、また該外気導入口と該搬入口との間で、かつ該
野菜、果実保存・熟成室上部に湿気供給部を設け、また
該湿気供給部の前方部位で、かつ該外気導入口を外れた
部位に送風機を設け、また該送風機の前方部位に冷却部
を介して加温部を設けた構成』(実願平3−92526
号、実願平4−2017号明細書参照)の野菜、果実保
存熟成装置を提供した。
【0003】そして、この野菜、果実保存熟成装置によ
れば、『野菜、果実保存・熟成室での空気の流れが保存
・熟成する野菜・果実に当たり難くすると共に、搬入口
側に保存する野菜・果実の保存・熟成を好ましい状態と
でき、かつシステム構成を簡略化できる。』という利点
を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した野
菜、果実保存熟成装置の場合、野菜、果実保存・熟成室
内に、室内空気冷却機構と室内空気加温機構とを設け
て、該室内空気の温度調整を行うようにした構成として
いるので、次のような問題がある。すなわち、 野菜、果実保存・熟成室内の空気温度をスムーズに
調整できない。 野菜、果実保存・熟成室が室内空気冷却機構と室内
空気加温機構の存在によって大きくなる。 等の問題がある。
【0005】本発明は、上述した課題に対処して創作し
たものであって、その目的とする処は、野菜・果実の保
存・熟成室内の空気温度を簡単に温度調整できるように
した野菜、果実保存・熟成装置における保存・熟成室内
雰囲気制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するための手段としての本発明の野菜、果実保存・熟成
装置における保存・熟成室内雰囲気制御システムは、外
気を導入するための空調ダクトと、野菜、果実保存・熟
成用ガスを供給するためのガス供給部とを備え、該空調
ダクトより導入される外気と該保存・熟成用ガスを野
菜、果実保存・熟成室内に供給し、該野菜、果実保存・
熟成室内の野菜・果実の保存・熟成を行うようにした野
菜、果実保存・熟成装置において、該野菜、果実保存・
熟成室に温度等の室内雰囲気検出センサーを設け、また
前記空調ダクト内に空気溜室を設けると共に、該空気溜
室にダクト内雰囲気調整部を設け、該室内雰囲気検出セ
ンサーによる温度等の検出雰囲気に応じて、該ダクト内
雰囲気調整部により該空気溜室内のダクト内雰囲気を調
整し、また前記野菜、果実保存・熟成室の野菜、果実搬
入口側の天井部に、該空気溜室で調整された調整雰囲気
導入口を設け、該調整雰囲気導入口から該調整雰囲気を
前記野菜、果実保存・熟成室に供給するようにし、また
前記野菜、果実保存・熟成室内に塩素分を除去した水を
供給する湿気供給部を含む保存・熟成室内雰囲気再調整
部を設け、前記空気溜室内で調整された調整雰囲気の湿
気調整することを特徴とする。ここで、保存・熟成室内
雰囲気再調整部は、通常、湿気供給部の他に、加温部、
冷却部を備えている。
【0007】
【作用】本発明の野菜、果実保存・熟成装置における保
存・熟成室内雰囲気制御システムは、空調ダクト内に空
気溜室を設けると共に、該空気溜室にダクト内雰囲気調
整部を設けているので、予め、該空気溜室で所定温度等
に調整した空気を蓄えておくことができ、該調整雰囲気
の空気を、野菜、果実保存・熟成室の室内雰囲気検出セ
ンサーの検出に応じて、該野菜、果実保存・熟成室に供
給できることにより、該野菜、果実保存・熟成室の湿気
供給部を含む保存・熟成室内雰囲気再調整部で、所定の
湿気を含んだ雰囲気にスムーズに調整できる。また該湿
気供給部で供給される水が塩素を除去した水(ミネラル
ウォーター、蒸留水等)であるので、野菜、果実保存・
熟成室の野菜、果実を早期に傷めることなく良好な保存
・熟成ができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図4は、
本考案の一実施例を示し、図1は断面図、図2は野菜、
果実保存・熟成室の搬入口側の側面図、図3は野菜、果
実保存・熟成室の奥側の側面図、図4は本実施例の野
菜、果実保存・熟成室を採用した建築物の平面図であ
る。
【0009】本実施例の野菜、果実保存・熟成装置は、
バナナの熟成装置であって、概略すると、バナナ熟成室
1と空調ダクト部2とより構成され、バナナ熟成室1と
空調ダクト部2との間に、空気供給調整用ダンパー3を
設けた構成よりなる。
【0010】バナナ熟成室1は、バナナを保存・熟成す
るための単位室であって、通路4を隔てて左右に複数、
設置されている。なお、図面においては、一列のみ設置
した構成とされている。そして、バナナ熟成室1は、通
路4側にバナナの搬入口5を有し、室内に搬入できる構
成とされている。搬入口5は、オーバスライダドア等よ
りなるシャッタにより形成され(開けた時のスライド方
向と、搬入口とが形成する角度が15°程度の角度とな
るようにしている)、該シャッタは、内部のバナナの熟
成状況を視覚により把握するための蓋付き覗き窓6を備
えている。ここで、該シャッタは、内部に断熱材が設け
られた構成とされている。また、搬入口5の左右下部に
はバナナ熟成室1の内部の空気を排出するための空気排
出口7が設けられている。空気排出口7は、ダンパーに
よって形成され、モーターの駆動で開閉する構成とされ
ている。また、バナナ熟成室1の天井部8には、外気を
導入するための空調ダクト部2が設けられている。
【0011】そして、バナナ熟成室1には、空調ダクト
部2より外気あるいは調整雰囲気空気を導入するための
空気供給調整用ダンパー3と、湿気供給部9、送風機1
0、加温部11、および冷却部12を備え、送風機10
でもって、空調ダクト部2より供給された空気を、加温
部11、冷却部12で加温・冷却すると共に、室内を循
環させ、かつ湿気供給部9より供給された湿気(水分)
により、該空気に湿気を付与・循環させることで、バナ
ナ熟成室1内に搬入しているバナナを熟成させ得るよう
にした構成よりなる。
【0012】湿気供給部9は、バナナ熟成室1内の湿度
を調整するための水分供給部で、スプリンクラーのよう
に噴射(通常、霧状に噴射)できるように構成され、複
数個野供給口を備えた加湿装置により構成されている。
該加湿装置は、湿気噴射部と加湿機本体および浄水器を
備え、該湿気噴射部が室奥壁に設けられ、水分(ミネラ
ルウォーター)をバナナ熟成室1に噴射供給できるよう
に設けられ、加湿機本体は室外に設置されている。ここ
で、湿気噴射部のみをバナナ熟成室1の内部に配置し、
加湿機本体を室該に設置するようにしたのは、結露を防
止することを考慮したことによる。
【0013】送風機10は、湿気供給部9の前方部位
で、空気供給調整用ダンパー(外気導入口)3を外れた
部位に設けられ、前方部位(搬入口側)の加温部11、
後方部位(奥側)の冷却部12で、空調ダクト部2にお
ける調整空気を吸入(引込み)し、該空気を加温または
冷却気体し、かつ湿気供給部9の湿気噴射部より噴射供
給される水分で湿度調整を行うように構成されている。
【0014】加温部11、冷却部12は、加温ユニット
13と冷却ユニット14とを有し、加温ユニット13
は、不凍液を熱媒として用い、該熱媒を温水ボイラーで
加温でき、かつ循環させる構成で、また冷却ユニット1
4は、コンプレッサー等よりなる冷却機よりの冷媒を循
環させる構成よりなる。そして、加温ユニット13と冷
却ユニット14とは、バナナ熟成室1内に設けられてい
る温度センサーによる温度検出で作動し、バナナ熟成室
1内の温度、湿度、ガス量等のガス雰囲気を調節できる
ように構成されている。ここで、温度センサー15は、
通常、バナナ熟成室1の上部、中間、下部とにそれぞれ
設けられ、これらのセンサー15は、切り換えスイッチ
により切り換えできる構成とされ、温度センサー用ツェ
ナーバリアが用いられ、加温ユニット13と冷却ユニッ
ト14を介して温度調整するように構成されている。そ
して、加温部11、冷却部12で温度調整された外気
は、その前方部位に設けられている熟成用ガス供給部1
6より供給される熟成用ガスと共に、バナナ熟成室1内
で循環し、該室内を一定の温度、湿度を保つようにされ
ている。ここで、熟成用ガス供給部16は、複数系統設
けられていて、複数種類のガスをバナナ熟成室1内に供
給できるようにされている。
【0015】すなわち、空調ダクト2、湿気供給部9、
送風機10、加温部11、冷却部12とは、バナナ熟成
室1の温度センサー15、(防爆)湿度センサー17に
よって検出された温度、湿度に対応し、空調ダクト2よ
りの調整空気(外気)導入、湿気供給部9よりの水分供
給、送風機10による送風力、加温部11、冷却部12
による温度の調整ができるように構成されている。とこ
ろで、バナナ熟成室1に供給されるガスとしては、エチ
レンガスあるいはライブレンガス(帝国酸素製)を用い
ている。また、水としては、ミネラルウォーター、蒸留
水、あるいは水道水等において、塩素を除去して浄水し
たものを用いる。
【0016】空調ダクト部2は、バナナ熟成室1の天井
部8の奥側壁面9より外気をバナナ熟成室1に導入でき
るように構成されている。すなわち、ダクトには、外部
に吸気(給気)フード18、吸気ファン19、フィルタ
ー(中性能フィルターを通常使用)20、空気溜室2a
およびダンパー21を有し、バナナ熟成室1の搬入口側
の天井部8に外気導入口22を備えている。そして、外
気導入口22は、バナナ熟成室1の幅方向に広がる形状
で、バナナ熟成室1の内部に均等に外気を供給できるよ
うにしている。また、空気溜室2aには、ダクト内空気
温度調整部23と湿度調整部24が設けられている。空
気溜室2aは、空調ダクト部2の中央部に設けられた拡
開部として形成されている。ダクト内空気温度調整部2
3は、熱交換パイプ25で形成され、不凍液を熱媒とし
て用い、該熱媒を外部の温水ボイラーで加温でき、かつ
循環させる構成とされている。また、ダクト内空気温度
調整部23は、必要に応じて、冷媒循環パイプ26も配
設し、外部のコンプレッサー等よりなる冷却機により冷
媒を循環させる構成よりなる。
【0017】空気溜室2aに設けられている湿度調整部
24は、空気溜室2a内の空気に湿気(水分)を供給す
るための水分供給部で、スプリンクラーのように噴射
(通常、霧状に噴射)できるように構成され、複数個の
供給口を備えた加湿装置により構成されている。該加湿
装置は、湿気噴射部(室内に設置)と加湿機本体および
浄水器(室外に設置)とより構成されている。そして、
バナナ熟成室1と空調ダクト部2とは、空気供給調整用
ダンパー3で連絡されていて、空気供給調整用ダンパー
3を介して空気溜室2aで温度調整された空気をバナナ
熟成室1に供給できる構成とされている。また、空気供
給調整用ダンパー3の部位には、該空気を攪拌し、また
バナナ熟成室1に供給するための送風機が設けられてい
る。また、本装置には、外気温度や、熟成室1や空気溜
2a内の温度センサー,湿度センサー、ガスセンサー
の検出温度等を表示する表示装置が設けられていて、そ
の確認もできるようにしてある。
【0018】本実施例のバナナの熟成システムは、バナ
ナ熟成室1の搬入口を開放し、内部の空気を入替えると
共に、熟成しようとするバナナを搬入・閉鎖した後、先
に確認した該バナナの生産地、種類、色彩、糖度等に応
じた熟成度より、適切な温度、湿度(通常、70〜80
%)となるように、熟成用ガスを用い、また、熟成室1
内の送風機を駆動させて、空調ダクト2より空気溜室
aに導入し、バナナ熟成室1の室内雰囲気検出センサー
による温度等の検出雰囲気に応じて、ダクト内空気温度
調整部23と湿度調整部24により、空気溜室2a内の
ダクト内雰囲気を調整して溜めておく。そして、この温
度、湿度調整した調整空気を天井部より外気導入口3を
介してバナナ熟成室1に導入すると共に、加温部11、
冷却部12によって、該調整空気を温度調整し、また湿
気供給部9により塩素を除いた水を噴射供給して湿度調
整(通常、85〜90%の湿度)し、かつその前方部位
にあるガス供給部16より供給される熟成用ガスと共
に、該調整空気を上部位より循環させる。あるいは、空
気排出口(モーターでダンパーを開閉)を開放状態とし
て熟成室1内の空気を最適状態に循環・保持させるよう
にしている。このように、外気を、一旦、空調ダクト2
内の空気溜室2aでバナナ熟成室1内に適する雰囲気に
調整し、更に、バナナ熟成室1内で再調整することで、
バナナ熟成に良好な雰囲気に微調整することができる
【0019】そして、該外気によって、バナナは全体的
に保存・熟成され、取り出しに際しては、搬入口を開け
て、あるいは空気(ガス)排出口7より内部のガスを出
した後、該搬入口8側より行えるように作用する。ここ
で、湿気供給部9は、防爆湿度センサー17による湿度
検出でもって、湿度調節器を介して、その水分噴射量を
調整できるようにされている。
【0020】次に、バナナ熟成室1をキウイ保存室とす
る場合、その保存温度が異なり、マイナス温度とする必
要がある。この場合、空調ダクト2内の空気溜室2a
における温度、湿度等の調整をして、この調整空気を熟
成室1内に供給し、冷却部12を稼働させて、室内温度
を下げることで、キウイの保存ができるように作用す
る。この場合において、冷却部12により霜が発生し、
その稼働が阻止される際には、加温部11を並行して作
動させることで、該霜を除去でき、スムーズに適正温度
とすることができる。このように、取り扱う果実・野菜
の種類を変える場合は、熟成室1内の湿気供給部等の雰
囲気調整部によって、スムーズな調整が行える。
【0021】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できるものを含む。因みに、上述した実施例で
は、バナナの熟成システムとして説明したが、キュウリ
等の保存システムとして使用することができることは当
然である。また、前述した実施例においては、室内天井
部壁面に送風機を設けた構成で説明したが、該天井部を
二重構造として、該二重構造部の内側に送風機(必要に
応じて、加温部と冷却部も)を設けると共に、内側天井
壁に送風口を設けるようにした構成としてもよい。この
構成とした場合、冷気等が天井部より微風として供給さ
れるので、保存中の果実・野菜に冷気等が直接触れるこ
とがない。
【0022】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものでなく、本考案の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できるものを含む。因みに、上述した実施例で
は、バナナの熟成システムとして説明したが、キュウリ
等の各種の保存・熟成システムとして使用することがで
きることは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の野菜・果実保存・熟成装置における空気温度制御シス
テムによれば、空調ダクト内に空気溜室を設けると共
に、該空気溜室にダクト内空気温度調整部を設けている
ので、予め、該空気溜室で所定温度、湿度等にに調整し
た空気を蓄えておくことができ、該調整雰囲気の空気
を、野菜、果実保存・熟成室のセンサーの検出に応じ
て、該野菜、果実保存・熟成室に供給できることより
該野菜、果実保存・熟成室内での湿気供給部を含む保存
・熟成室内雰囲気再調整部によって、該野菜、果実保存
・熟成室内の雰囲気をスムーズに良好な状態にすること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の野菜・果実保存・熟成室の断
面図である。
【図2】野菜、果実保存・熟成室の搬入口側の側面図で
ある。
【図3】野菜、果実保存・熟成室の奥側の側面図であ
る。
【図4】本実施例の野菜、果実保存・熟成室を採用した
建築物の平面図である。
【符号の説明】
1・・・バナナ熟成室、2・・・空調ダクト部、3・・
・空気供給調整用ダンパー、4・・・通路、5・・・バ
ナナの搬入口、6・・・蓋付き覗き窓、7・・・空気排
出口、8・・・バナナ熟成室1の天井部、9・・・湿気
供給部、10・・・送風機、11・・・加温部、12・
・・冷却部、13・・・加温ユニット、14・・・冷却
ユニット、15・・・温度センサー、16・・・熟成用
ガス供給部、17・・・(防爆)湿度センサー、18・
・・吸気(給気)フード、19・・・吸気ファン、20
・・・フィルター(中性能フィルターを通常使用)、2
1・・・ダンパー、22・・・外気導入口、23・・・
ダクト内空気温度調整部、24・・・湿度調整部、25
・・・熱交換パイプ、26・・・冷媒循環パイプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を導入するための空調ダクトと、野
    菜、果実保存・熟成用ガスを供給するためのガス供給部
    とを備え、該空調ダクトより導入される外気と該保存・
    熟成用ガスを野菜、果実保存・熟成室内に供給し、該野
    菜、果実保存・熟成室内の野菜・果実の保存・熟成を行
    うようにした野菜、果実保存・熟成装置において、該野
    菜、果実保存・熟成室に温度等の室内雰囲気検出センサ
    ーを設け、また前記空調ダクト内に空気溜室を設けると
    共に、該空気溜室にダクト内雰囲気調整部を設け、前記
    室内雰囲気検出センサーによる温度等の検出雰囲気に応
    じて、該ダクト内雰囲気調整部により該空気溜室内のダ
    クト内雰囲気を調整し、また前記野菜、果実保存・熟成
    室の野菜、果実搬入口側の天井部に、該空気溜室で調整
    された調整雰囲気導入口を設け、該調整雰囲気導入口か
    ら該調整雰囲気を前記野菜、果実保存・熟成室に供給す
    るようにし、また前記野菜、果実保存・熟成室内に塩素
    分を除去した水を供給する湿気供給部を含む保存・熟成
    室内雰囲気再調整部を設け、前記空気溜室内で調整され
    た調整雰囲気の湿気調整することを特徴とする野菜、果
    実保存・熟成装置における保存・熟成室内雰囲気制御シ
    ステム。
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