JPH0114868Y2 - - Google Patents

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JPH0114868Y2
JPH0114868Y2 JP1983044122U JP4412283U JPH0114868Y2 JP H0114868 Y2 JPH0114868 Y2 JP H0114868Y2 JP 1983044122 U JP1983044122 U JP 1983044122U JP 4412283 U JP4412283 U JP 4412283U JP H0114868 Y2 JPH0114868 Y2 JP H0114868Y2
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JP
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chamber
air
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heat treatment
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JPS59151083U (ja
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、食品等の冷凍品を解凍する解凍庫;
乾燥庫;冷凍・冷蔵庫、或いは建物の空調、プラ
ント等の加熱または冷却空気入れ替えに使用さ
れ、空気循環流の風向を適宜反転させるよう構成
してなる被処理品の気流反転循環熱処理装置に関
するものである。
従来、この種の反転ダンパーを備えた装置は構
造が複雑であり、空気循環流を切替装置によつて
分割された各室のどちらかに送風し、他方から排
風を排出するための反転につづいて、反転室で発
生して乱流を層流とするための整流室を設けてい
る等、装置全体が大型になり、操作性が悪いなど
の欠点があつた。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもの
であり、空気循環流を反転させる反転室の構造を
簡略化するとともに、小型コンパクトで操作性を
容易にし、均一な整流を熱交換器やヒーターで、
冷却または加熱、すなわち熱処理された均一な循
環風を格納庫や建物、プラント内へ供給するよう
構成してなる気流反転循環熱処理装置を提供する
ものである。
以下、本考案による実施例を添付した図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図は本考案の気流反転循環熱処理装置を解
凍庫に用いた概略構成図であり、1は保温効果を
高めるために周囲を断熱パネル等で形成した格納
庫で、上記格納庫1内には、開閉扉3寄りを除い
てその中央部長手方向に間仕切壁1aが設けら
れ、左右に2分割されている。
また、上記格納庫1の長手方向の一端面には、
被処理品を収納する多段の棚を設け、前後部が開
口した台車2を出し入れさせるための開閉扉3が
設けられており、他端面にはクーラーの蒸発器4
を設置し、このクーラーの蒸発器4に隣接して風
向反転室5が整流板6を介して設置されている。
上記風向反転室5は、断面ほぼ<字形状の仕切
板7にて上部の空気供給室8、下部の空気排出室
9及びクーラーの蒸発器4側に面した整流室10
とに分割され、しかも上記整流室10は、上記格
納庫1の間仕切壁と同様に長手方向の区画壁11
にて左右に分割した反転部10a,10bに2分
割されている。
また、上記<字形状の仕切板7の空気供給室8
側には、各反転部10a,10bと連通した一対
の開口部11a,11b及び空気排出室9側には
各反転部10a,10bに連通した一対の開口部
11c,11dが形成されている(第2図参照)。
さらに、上記<字形状仕切板7の内側で、空気
供給室8と空気排出室9の隣接部には、各反転部
10a,10bの上下開口部11a,11c及び
11b,11dを交互に開閉するダンパー板12
a,12bを固着した回転軸13a,13bが横
方向に回転自在に枢支されている。上記回転軸1
3a,13bは第3図に示すように、断面<字状
仕切板7の中央部で回転軸13a,13bに嵌合
された傘歯車14a,14b及びこれらと噛み合
う14cにより傘歯車14aと14bが互いに反
対方向に回転するよう噛合つており、一方の回転
軸13bの側端に固着したアーム15と油圧シリ
ンダ16等により回動させられ、ダンパー板12
a,12bが交互に回転して上下開口部11a,
11c及び11b,11dを開閉し、反転部10
a,10bの左右で対角位置の開口部が開、又は
閉のいずれか常に同期し得るように設定されてい
る。
一方、上記風向反転室5には、循環空気の供給
用ダクト17、排出用ダクト18を介して加温・
加湿された循環空気を調整する解凍手段19が接
続されており、上記供給用ダクト17又は排出用
ダクト18のいずれか一方に循環フアン20が設
置されている。
上記解凍手段19は循環空気を加温・加湿する
気−液接触塔21からなり、上記気−液接触塔2
1は下部が貯水槽22になつていて、一定量の水
が貯えられており、水を加温するヒータ23、又
はヒートポンプが設置されている。上記貯水槽2
2からは揚水ポンプ24を介して水を吸い上げ、
上方に取付けた散水パイプ25の散水孔より散水
されるようになつている。
また、上記散水パイプ25の下方には、複数の
多孔板を併設した加湿用の気−液接触部26が架
設され貯水槽22の水面より上方で加湿用気−液
接触部26の下方に位置する側壁に開口した空気
吸込口より排出用ダクト18を介して循環空気が
吸いこまれるとともに、気−液接触塔21の上方
からはミストエリミネータ27を経て供給用ダク
ト17から加温・加湿された循環空気が送り出さ
れるようになつている。
つぎに上述したように構成された解凍庫の作動
を説明する。
まず、台車2内の棚に被処理品が収納され、格
納庫1内に多数格納されてダクト状に連結され、
開閉扉3が閉じられ、解凍手段19の運転によ
り、所望の温度及び湿度に調整された循環空気が
格納庫1に隣接している風向反転室5に送風され
解凍用として用いられる。そして、所定の温度に
被処理品が達した後、解凍手段19が停止され、
その保冷の為クーラー4′が運転される。
これらの場合に於て、回転軸13aに固着され
たダンパー板12aが仕切板7の開口部11aを
閉塞した状態では、回転軸13bに固着されたダ
ンパー板12bは開口部11dを閉塞し、かつ開
口部11b,11cは開口しており、空気供給室
8に導入された循環空気は反転部10bを経て、
格納庫1の片側に送風されるとともに、還つてき
た循環空気は反転部10a側に戻り、開口部11
cより空気排出室9を経て排出用ダクト18より
解凍手段19へ戻される。
そこで、一方の通風が一定時間行なわれると、
タイマー等の時間制御又は温度を検知して制御す
る方式により、油圧シリンダー16の作動を介し
てダンパー板12a,12bの開閉を逆転させ格
納庫1内を均一な雰囲気に調整することができ
る。
また、循環空気はダンパー板12a,12bに
斜めに当つて、適当な乱流を生じ、風圧や風速の
均一な整流となつて隣接するクーラーの蒸発器4
を通過するので、保冷の場合、被処理品をムラな
く均一に保冷することができる。
第4図ないし第5図は本考案を解凍庫に用いた
他の実施例を示す一部破断した側面図及び要部の
斜視図であり、台車2が上、下2段に仕切られ、
上記台車2の上、下がそれぞれ循環空気の通風路
となつている。
また、風向反転室5は、第5図に示すように、
台車2の上、下に分割した通風路に対応して上、
下に分割された構造であり、本考案による風向反
転機構のダンパー板12a,12bの回転軸13
a,13bが垂直に設置されている。従つて、上
述した実施例では、格納庫1を含む循環冷却装置
は小型化可能であり、その作動は前述したと同様
に行なわれる。
尚、本考案を食品の冷蔵や冷凍処理する場合
や、建物の空調、プラントの冷却空気の入れ替え
に用いる場合も、解凍庫と同様の構成でよい。
また、本考案を乾燥庫に用いる場合には、前記
蒸発器(熱交換器)の代りに、電熱線や放熱器、
放熱パイプ等のヒーターを隣接して設ける。
以上詳細に説明したように、本考案による気流
反転循環熱処理装置によれば、反転室と別個に整
流室を設ける必要がなく、反転室を<字形状の仕
切板にて空気供給室、空気排出室及び整流室に区
分したので小型コンパクト化が可能で、クーラー
の蒸発器やヒーターが隣接して取付けられ、ダン
パー板の切換操作は回転軸を油圧シリンダーを介
して回転、反転させるだけでよく、回転角も小さ
く、操作性が容易である。
また、循環空気は風向反転室の仕切板に斜めに
当つて流通するため、風圧・風速が一定になり、
そのまま、蒸発器やヒーターを通過して、冷却ま
たは加熱されて台車内へ均一に調整された加熱空
気や保冷空気が安定して供給されるので処理ムラ
がなく、熱エネルギーが有効に利用され、解凍庫
に限らず、冷凍、冷蔵庫、乾燥庫、建物の空調、
プラントの冷却・加熱空気入れ替え装置等に適用
されて実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を用いた解凍庫の概略構成図、
第2図は第1図の要部を示す斜視図、第3図は本
考案による反転ダンパーの要部を示す斜視図、第
4図は本考案を用いた解凍庫の他の実施例を示す
概略構成図、第5図は第4図の要部を示す斜視図
である。 1……格納庫、2……台車、4……蒸発器、
4′……クーラー、5……風向反転室、6……整
流板、7……仕切板、8……空気供給室、9……
空気排出室、10……整流室、10a,10b…
…反転室、11a,11b,11c,11d……
開口部、12a,12b……ダンパー板、13
a,13b……回転軸、14a,14b,14c
……傘歯車、15……アーム、16……油圧シリ
ンダ、17……供給用ダクト、18……排出用ダ
クト、19……解凍手段、20……循環フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被処理品を収納する格納庫等の一端に熱交換
    器やヒーターを隣接して設け、上記熱交換器等
    に隣接して風向反転室を設け、上記風向反転室
    を断面<字形の仕切板にて空気供給室・空気排
    出室及び整流室に分割し、上記整流室を上下又
    は水平に区画し、かつ上記供給室と整流室及び
    排出室と整流室との仕切板にそれぞれ一対の開
    口部を形成し、上記各室の開口部に、それぞれ
    常に逆向きに動作するダンパー板を設けてなる
    ことを特徴とする気流反転循環熱処理装置。 (2) 上記風向反転室の一対のダンパー板を、それ
    ぞれの回転軸に隣接する端部に傘歯車を設け、
    上記傘歯車の噛合いを介して上記一対のダンパ
    ー板を常に交互に逆向きに動作させるよう構成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の気流反転循環熱処理装置。 (3) 前記熱交換器がクーラーの蒸発器である実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の気流反転循環
    熱処理装置。
JP1983044122U 1983-03-26 1983-03-26 気流反転循環熱処理装置 Granted JPS59151083U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983044122U JPS59151083U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 気流反転循環熱処理装置

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JP1983044122U JPS59151083U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 気流反転循環熱処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS59151083U JPS59151083U (ja) 1984-10-09
JPH0114868Y2 true JPH0114868Y2 (ja) 1989-04-28

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JP1983044122U Granted JPS59151083U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 気流反転循環熱処理装置

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JP6344232B2 (ja) * 2014-12-23 2018-06-20 株式会社デンソー 調温貯蔵装置
EP3444547B1 (en) * 2017-08-18 2022-09-14 Linde GmbH Food freezer and corresponding method of exhausting freezing gas

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JPS59151083U (ja) 1984-10-09

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