JPH0134067Y2 - - Google Patents

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JPH0134067Y2
JPH0134067Y2 JP19577982U JP19577982U JPH0134067Y2 JP H0134067 Y2 JPH0134067 Y2 JP H0134067Y2 JP 19577982 U JP19577982 U JP 19577982U JP 19577982 U JP19577982 U JP 19577982U JP H0134067 Y2 JPH0134067 Y2 JP H0134067Y2
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thawing
chamber
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gas
liquid contact
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JP19577982U
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JPS59103187U (ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、冷凍品等を収納する棚を多段に設け
るとともに、前後に開口部を有する通風可能な解
凍台車をダクト状に連接して収納した解凍庫に、
上記解凍台車内の循環空気を加温、加湿して循環
させる冷凍装置と、上記解凍庫内の空気を冷却す
る冷凍ユニツトとをそれぞれ別個に設置してなる
気流循環式解凍装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種解凍装置としては、例えば本出願
人による特願昭57−138880号(特公昭62−31903
号公報)に係るものが知られている。
該解凍装置は、所定の温・湿度に調整された循
環空気を一対の通風口より交互に吹出し、吸込み
する解凍機と、上記解凍機に多数連結される台車
群とからなり、上記各台車は対向する前後面に回
後部を有し、周囲を断熱構造とした複数の解凍台
車と、一方側のみ開口する断熱構造の風向転換台
車を含み、上記解凍機の一対の通風口に、解凍台
車を各開口部が連通するように連結し、その端面
の開口部に風向転換台車を連結して、上記循環空
気が一対の通風口と風向転換台車間で交互に正逆
向きに循環されるようにしたものである。
そして、上記解凍機には冷凍機、目皿式加湿
塔、フアンモータ、循環フアン及び操作用制御盤
等が設置され、各種のコントロール、例えば加湿
塔内の循環液の温度調整等を行なうように構成さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の解凍装置において
は、目皿式加湿塔に解凍用熱交換器、ヒータ、冷
凍機の蒸発器等が一体に組み込まれ、解凍機が複
雑で大型になり、特に各種操作用制御盤は複雑な
回路が必要になると共に、上記加湿塔内で循環し
て使用される水には不凍液等が使用されるので、
解凍庫内の食品衛生上好ましくなく、不凍液の組
成を維持するため定期的な点検が必要となつてい
た。また、前記解凍機が高価になり、その保守管
理も困難なるという不経済も問題となつていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記の問題点を解決するため、解凍
手段は解凍専用とし、解凍後の保冷は解凍庫に別
個に取り付けた冷凍ユニツトで直接行なうように
構成した。
即ち、本考案は、断熱性を有する解凍庫と、こ
の解凍庫内にダクト状に格納されて通風可能な循
環路を形成する解凍台車と、上記解凍庫の上部等
に取付けられて解凍庫内を冷却する冷凍ユニツト
と、上記解凍庫に連結された解凍手段とからな
り、上記解凍手段を風向反転室及び気一液接触塔
により構成し、上記気一液接触塔の下部に設けた
貯水槽にヒータを配設し、上記貯水槽内の水をポ
ンプを介して上記接触塔の中間部に設けた気液接
触部に上方から散水することにより循環空気の加
温、加湿を行なうよう構成した気流循環式解凍装
置を提供するものである。
[実施例] 以下、本考案による実施例を添付した図面にも
とづいて詳細に説明する。図は、本考案による解
凍装置の実施例を示す斜視図であり、1は断熱性
を有する解凍庫である。上記解凍庫1は長手方向
の一端側に解凍手段2が連接され、他端側には開
閉扉3が設置されている。
また、上記解凍庫1内は、両側端のガイドレー
ル4aと中央部のガイドレール4bとにより2列
に分割されており、このガイドレール4bで分割
された通路には、前後に開口部を有し、多段の収
納棚を設けた解凍台車5が前後方向にダクト状に
連接されて格納されるとともに場合により最後部
に反転台車(図示せず)が格納されて、解凍手段
2からの循環空気の正逆通風路が形成される。
さらに、上記解凍庫1の屋根上には解凍庫1内
を冷却するクーラー等の冷凍ユニツト6が設置さ
れている。上記冷凍ユニツト6は、解凍庫1内を
冷却するに十分な容量を保持するため数台設置さ
れてもよい。
一方、上記解凍手段2は、解凍庫1に連接され
た整流室7、循環空気の送風方向を一定時間毎に
反転させる風向反転室8、解凍用温湿風を送風す
る循環フアン9、空気の供給口及び排出口を有す
る一対のダクト10,11、及び解凍用空気を加
温、加湿する気一液接触塔12等から構成されて
いる。
上記循環フアン9は、フアンモータ13により
駆動され、風向反転室8内のダンパー(図示せ
ず)によつて、一定時間毎に循環空気の送風方向
が反転可能になつている。
また、上記気一液接触塔12は、下部が貯水槽
14になつていて、水が一定量貯えられており、
水を加温する3段階のヒータ15a,15b,1
5cが設置されている。上記貯水槽14からは揚
水ポンプ16を介して水を吸い上げ、上方に取付
けた散水パイプ17の散水孔より散水されるよう
になつている。また、上記散水パイプ17の下方
には加湿用多孔板18が水平状態に架設され、貯
水槽14の水面より上方で、加湿用多孔板18の
下方に位置する側壁に開口した空気供給口19か
ら吸入用ダクト10を介して循環空気が吸いこま
れる。
つぎに上述したように構成された気流循環式解
凍装置による解凍・保冷動作について説明する。
まず、解凍台車5の棚に被解凍品を収納した
後、解凍庫1の通路内にダクト状に多数格納され
て連結され、開閉扉3が閉じられる。そこで解凍
作業を行なう場合は、ヒータ15a,15b,1
5cがONして貯水槽14内の水を加温するとと
もに揚水ポンプ16が作動して上方の散水パイプ
17より散水を開始し、循環フアン9が回転を始
めると、所定の温度及び湿度に調整された循環空
気がダクト11、風向反転室8及び整流室7を会
して解凍庫1内の解凍台車5内に送風され、解凍
が行なわれる。このとき循環空気は風向反転室8
を経て解凍庫1内の片側より通風され、反対側を
通つて戻され、再び整流室7、風向反転室8及び
ダクト10を経て気一液接触塔12内で加温・加
湿される。上記一定方向の通風が一定時間行なわ
れると、解凍台車5内に解凍差が生じることにな
るので、タイマーその他の切替装置によりダンパ
ーが切替えられて循環空気の流路方向が反転し、
解凍台車5内が場所によつて解凍ムラが生じない
よう均一に解凍がなされる。
つぎに、所望の解凍工程が完了した後、過解凍
にならないように一定の温度に解凍庫1内を保冷
する必要があるが、この場合は、解凍用のヒータ
15a,15b,15cは停止され、循環フアン
9が適宜回転するとともに、解凍手段2とは別個
に設置されたクーラー等の冷凍ユニツト6が断続
的に運転されて保冷状態が保持されるものであ
る。
また、本考案による気流循環解凍装置の作動方
法は例えば被解凍品を循環空気の温度条件によつ
て3段階に解凍することができる。
すなわち、解凍工程では、ヒータ15a,1
5b,15cの3個とも作動し、揚水ポンプ16
及び循環フアン9が運転されて例えば約20℃で所
定の時間解凍がなされ、つづいて解凍工程では
ヒータ15aが停止して例えば約10℃で所定時間
解凍され、最後に解凍工程ではヒータ15bが
停止するとともにヒータ15cが断続的に運転さ
れて例えば約5℃で所定時間解凍がなされる。こ
うして解凍が完了した後はヒータ15a,15
b,15cが全部停止し、湿度を保持するために
揚水ポンプ16のみが断続的に運転されながら循
環ポンプが作動して解凍台車5内の被解凍品が所
定の湿度に保持されるとともに、別個に設けた冷
凍ユニツト6が運転されて例えば−3℃程度に保
冷される。
[考案の効果] 以上説明した本考案によれば、次のような効果
を達成することができる。
解凍時には水を加熱して循環空気の温度及び
湿度を調整し、保冷時には解凍庫に別個に取付
けた冷凍ユニツトにより直接庫内空気を冷却す
るよう構成されているので、解凍手段及び制御
手段の構成が簡単で、かつ製作及び組立が容易
である。
構成が簡略化、小型化されるので設備費が削
減され、かつ保守管理も容易となる。
気一液接触塔内における循環液として不凍液
を使用しないので、衛生的であり、またメンテ
ナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案による実施例を示す気流循環式解
凍装置の概略構成図である。 1……解凍庫、2……解凍手段、3……開閉
扉、4a,4b……ガイドレール、5……解凍台
車、6……冷凍ユニツト、7……整流室、8……
風向反転室、9……循環フアン、10,11……
ダクト、12……気一液接触塔、13……フアン
モータ、14……貯水槽、15a,15b,15
c……ヒータ、16……揚水ポンプ、17……散
水パイプ、18……加湿用多孔板、19……空気
供給口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断熱性を有する解凍庫1と、この解凍庫1内
    にダクト状に格納されて通風可能な循環路を形
    成する解凍台車5と、上記解凍庫1の上部等に
    取付けられて解凍庫1内を冷却する冷凍ユニツ
    ト6と、上記解凍庫1に連結された解凍手段2
    とからなり、上記解凍手段2を風向反転室8及
    び気一液接触塔12により構成し、上記気一液
    接触塔12の下部に設けた貯水槽14にヒータ
    15a,15b,15c、を配設し、上記貯水
    槽14内の水をポンプ16を介して上記接触塔
    12の中間部に設けた気液接触部に上方から散
    水することにより循環空気の加温、加湿を行な
    うよう構成したことを特徴とする気流循環式解
    凍装置。 (2) 上記解凍手段2の風向反転室8内に一定時間
    毎に風向を反転させるダンパーを設け、所定の
    温度、湿度に調整された循環空気の通風方向を
    交互に切替え可能にしたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の気流循環式解
    凍装置。
JP19577982U 1982-12-28 1982-12-28 気流循環式解凍装置 Granted JPS59103187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19577982U JPS59103187U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 気流循環式解凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19577982U JPS59103187U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 気流循環式解凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103187U JPS59103187U (ja) 1984-07-11
JPH0134067Y2 true JPH0134067Y2 (ja) 1989-10-17

Family

ID=30420328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19577982U Granted JPS59103187U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 気流循環式解凍装置

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JP (1) JPS59103187U (ja)

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JPS59103187U (ja) 1984-07-11

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