JPS608587Y2 - ダクト開閉装置 - Google Patents

ダクト開閉装置

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Publication number
JPS608587Y2
JPS608587Y2 JP10753180U JP10753180U JPS608587Y2 JP S608587 Y2 JPS608587 Y2 JP S608587Y2 JP 10753180 U JP10753180 U JP 10753180U JP 10753180 U JP10753180 U JP 10753180U JP S608587 Y2 JPS608587 Y2 JP S608587Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
spring
rod
pivotally connected
closing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP10753180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5732345U (ja
Inventor
賢庸 松下
浩三 榛葉
正弘 高橋
清 大村
Original Assignee
株式会社日軽技研
日本軽金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日軽技研, 日本軽金属株式会社 filed Critical 株式会社日軽技研
Priority to JP10753180U priority Critical patent/JPS608587Y2/ja
Publication of JPS5732345U publication Critical patent/JPS5732345U/ja
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Publication of JPS608587Y2 publication Critical patent/JPS608587Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、解凍庫などに用いるダクト開閉装置に関す
るもので、簡単な機構で確実な開閉操作を行えるように
したことを特徴とするものである。
従来、解凍庫、冷蔵庫や予冷庫等では、空調機器からの
循環ダクトを庫内の一端(及び他端)に接続しているた
め、被処理品の量の大小にかかわらず、定常運転を常に
行なわざるを得す、かつ、庫内の空気流にも風速むらが
大きく、均一な解凍や冷却が遠戚できないという欠点が
あった。
このため、庫内に分流用のダクトを延在させ、このダク
トから開口した複数の放出口から空気を庫内に循環させ
る方法が考えられている。
この考案は、このような構造の解凍庫等において、被処
理品への空気流接触を台車等の接続のみで、庫内ダクト
から簡単にできるようにしたものである。
すなわち、この考案の要旨とするところは、ダクトの一
部を構成する複数のルーバーをそれぞれ開閉可能にかつ
互いにほぼ平行に横設し、これらルーバーを連結ロンド
及び開閉用のロッド機構を介して操作用スプリングロッ
ドに連接及び枢着して成るもので、スプリングロッドの
進退操作によって各ルーバーを同時に開閉できるように
したことを特徴とするダクト開閉装置を提供しようとす
るものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面はこの考案のダクト開閉装置を冷凍肉用解凍庫に装
備した場合を示すもので、第1図及び第2図に示す概略
図において、1は解凍庫であって、その対向する両側壁
部には吸引ダクト2,2が形成され、これら各ダクト2
の庫内側壁は後述する多孔板3で構成されるとともに、
ダクト2内には複数のルーパー4,4・・・がそれぞれ
開閉可能にかつ互いにほぼ平行に横設されている。
この場合、ルーパー4は、羽根4aの長手方向における
端部の中央に支承軸4bを突設して戊り、この支承軸4
bがそれぞれ回転可能に支承されるようになっている。
上下方向に横設される前記ルーパー4は、左右方向にお
いて複数組同様に配設されており、ルーパー4より上方
におけるダクト2の上部には、例えばシロッコファン等
の換気装置5が装備され、この換気装置5によって前記
ルーパー4の開放時に庫内の空気循環をなさしめ解凍を
行なうようになっている。
また、両ダクト2,2の下部はそれぞれ解凍庫1の外部
に設置される循環空気に加温、加湿を行なう目皿塔6に
下部連通ダクト7を介して連結され、目皿塔6の上部か
ら再び上部連通ダクト8を介して解凍庫1内に循環され
ている。
なお、目皿塔6には循環ポンプ9が連結され、また、前
記下部連通ダクト7中にはダンパ10及び目皿塔ファン
11が配設されている。
更に、解凍庫1の外部には冷凍機12が設置されており
、この冷凍機12は冷媒配管13を介して解凍庫1に接
続されている。
なお、解凍庫1内の天井部には冷却器14が装備され、
また、解凍庫1内の床面上には冷凍肉を搭載する複数の
台車15.15・・・が前記ダクト2.2の対峙するル
ーバー4間を往復移動しうるように配置されており(第
2図参照)、これら台車15が当接する側のダクト2に
おいて、台車15と当接係合する操作部が作動し、開閉
用のロフト機構が作動してルーパー4が開放するように
なっている。
すなわち、第3図及び第4図に示すように、ダクト2の
下部に後述するスプリング16を介してほぼ水平に支承
され、かつスプリング16の弾発力によって、常時その
先端がダクト2の外部すなわち庫内に突出する操作用の
スプリングロッド17が台車15と当接係合した際、ル
ーパー4が開放し、スプリングロッド17と台車15と
の係合が解かれた際に、ルーパー4が閉塞するようにな
っている。
この場合、ルーパー4の開閉機構は、第5図ないし第7
図に示すように、ルーパー4の閉塞時における各羽根4
aの下端を連接する連結ロッド18と、この連結ロッド
18の下端に上端が枢着されかつその下端が前記スプリ
ングロッド17に枢着される斜行ロッド19と、その上
端が前記連結ロッド18の下端すなわち斜行ロッド19
の上端部に枢着されかつその下端が前記スプリングロッ
ド17の変位方向の基部固定側20に枢着される回転ロ
ッド21とで構成されている。
上記のように構成されるこの考案のダクト開閉装置は、
ダクト2の下部において、スプリング16の弾発力によ
って解凍庫1内に突出する゛スプリングロッド17が庫
内を往復移動する台車15と当接接合することによって
、第6図及び第7図に示すように、スプリングロッド1
7がスプリング16に抗して後退し、このスプリングロ
ッド17の後退に伴って斜行ロッド19が起立するとと
もに、回転ロッド21が時計方向に回転して連結ロッド
18を平行移動しながら上方へ移動して、ルーパー4を
開放するので、換気装置5によってダクト2と解凍庫1
内とで換気が行なわれ、この際、台車15上の冷凍肉が
解凍されるのである。
したがって各台車内の冷凍肉等を均一に効率よく解凍で
きる。
そして、台車15とスプリングロッド17との保合が解
かれると、第5図及び第7図に示すように、スプリング
ロッド17がスプリング16の弾発力によって復帰する
ので、このスプリングロッド17の復帰動作に伴って、
斜行ロッド19が伏すとともに、連結ロッド18が下降
して各ルーパー4が閉塞され、ダクト2と庫内との換気
を遮断する。
すなわち、この状態においては台車15上の冷凍肉は解
凍されずに、保冷される。
以上に説明したように、この考案のダクト開閉装置によ
れば、ダクトの一部を開閉可能に構成する複数のルーパ
ーを連結ロッドで連接するとともに、斜行ロッド及び回
転ロッド等の伝達機構を介して操作用スプリングロッド
と連接しであるので、操作用スプリングロッドの操作に
よって瞬時にかつ確実にルーパーの開閉を行なうことが
でき、しかも、ダクトから風速の均一な空気流が放出で
き、更に、その構造が簡単であるので、ダクト内に簡単
に組み込むことができ、例えば解凍庫に使用する場合、
各ダクトに接続される台車内の冷凍肉の均一解凍ができ
、解凍庫の使用面積を有効に設定することができるなど
の優れた効果を有し、その利用価値は顕著である。
なお、上記実施例では解凍庫のダクトにこの考案のダク
ト開閉装置を装備した場合について説明しであるが、解
凍庫以外、例えば温蔵庫、冷蔵庫等においても同様に装
備することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの考案の装置を装備する
解凍庫の概略的外部斜視図及び内部斜視図、第3図及び
第4図はそれぞれこの考案の装置の作動状態を示す概略
断面図、第5図及び第6図はそれぞれこの考案における
ルーバーの開閉状態を示す斜視図、第7図はルーバーの
開閉機構を示す側面図である。 図において、2・・・・・・ダクト、4・・・・・・ル
ーバー、4a・・・・・・羽根、4b・・・・・・回転
軸、5・・・・・・換気装置、16・・・・・・スプリ
ング、17・・曲操作用スプリングロッド、18・・曲
連結ロッド、19・・曲斜行ロッド、20・・・・・・
スプリングロンド17の基部固定側、21・・・・・・
回転ロンドである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダクトの一部を構成する複数のルーバーをそれぞれ開閉
    可能にかつ互いにほぼ平行に横設するとともに、これら
    各ルーバーの閉塞時における下端部を連結ロンドで連接
    し、前記ダクトの下部にスプリングを介してほぼ水平に
    支承されかつ前記スプリングの弾発力によって常時その
    先端がダクトの外部に突出する操作用スプリングロッド
    に斜行ロンドの下端が枢着され、その上端を前記連結ロ
    ンドの下端に枢着するとともに、この枢着部に回転ロッ
    ドの一端を枢着し、他端を前記スプリングロッドの移動
    方向の基部固定側に枢着されて成るダクト開閉装置。
JP10753180U 1980-07-31 1980-07-31 ダクト開閉装置 Expired JPS608587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10753180U JPS608587Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31 ダクト開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10753180U JPS608587Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31 ダクト開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732345U JPS5732345U (ja) 1982-02-20
JPS608587Y2 true JPS608587Y2 (ja) 1985-03-27

Family

ID=29468824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10753180U Expired JPS608587Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31 ダクト開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS608587Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6066925U (ja) * 1983-10-17 1985-05-13 株式会社マルゼン ガスバ−ナ−
JPS6367734U (ja) * 1986-10-17 1988-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5732345U (ja) 1982-02-20

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