JPH05250699A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JPH05250699A
JPH05250699A JP4343965A JP34396592A JPH05250699A JP H05250699 A JPH05250699 A JP H05250699A JP 4343965 A JP4343965 A JP 4343965A JP 34396592 A JP34396592 A JP 34396592A JP H05250699 A JPH05250699 A JP H05250699A
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JP
Japan
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optical
holder
laser beam
optical pickup
horizontal
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Pending
Application number
JP4343965A
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English (en)
Inventor
Chun-Dong Kim
金春東
Young-Bok Yu
兪永福
Hyeon-Sub Choi
崔顯燮
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0925Electromechanical actuators for lens positioning
    • G11B7/0932Details of sprung supports
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はスリムな光ピックアップを提供す
る。 【構成】 スリムな光ピックアップは、先端に垂直及び
水平ホールが形成され、その垂直及び水平ホールに対物
レンズと反射ミラーが設置され、後端にはレーザダイオ
ードとフォトダイオード等が集積されたハイブリッド光
学ユニットが一体に結合される光学ホルダを有する。ハ
イブリッド光学ユニットにはホログラムレンズが含ま
れ、光学要素がほぼ一直線上に集積されたものを用い
る。したがって、光学ホルダはそれに装着される光学要
素の全体を側面から見たとき、L形の配置をなし空間を
広く取らないので、スリム形として製作可能である。こ
れにより、光学ホルダを均衡に垂直移動及び水平方向の
回転移動が可能になるように支持し、駆動することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録ディスクの情報
を再生するためにディスクを光ビーム(lightbeam)で走
査し、それから反射する光ビームを検知して電気的信号
を出力する光ピックアップに関し、特に光発生素子と対
物レンズ及び光検出素子等の光学要素がスリム形ホルダ
に装着され、一体型に駆動される光ピックアップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光記録ディスクに光ビームを走査し、そ
れから反射される光ビームを検知して電気的信号を出力
する光ピックアップは、例えば、オーディオ/ビデオ用
レーザディスクプレイヤ等に採用される。レーザディス
クプレイヤは携帯用と自動車用に応用されるには軽くて
小型が要求される。このため、プレイヤ内で比較的広い
空間を占める光ピックアップを改善して、その体積と重
量を減らす必要がある。一般的に、体積が小さい光ピッ
クアップは、プレイヤの小型化を可能にするので携帯や
自動車への搭載に有利である。又、軽い光ピックアップ
を用いると、レーザディスクプレイヤは勿論コンピュー
タの周辺機器として用いられるコンパクトディスクロム
システムや光磁気ディスクドライブ等の高速情報処理に
寄与できる。
【0003】図1は従来の一番簡単な光ピックアップの
例である。その光学的構成は図1のように、レーザビー
ムを発生するレーザダイオード1、レーザビームを3本
のビームに回折させる回折格子2、入射されるレーザビ
ームの光量の一部を透過させ残りの一部を反射させるハ
ーフミラー3(half mirror) 、レーザビームをディスク
5に集束させる対物レンズ4、非点収差(astigmatism)
を利用してレーザビームの集束位置とその形を変化させ
る円筒型レンズ6、及びディスク5で反射されその円筒
型レンズ6により集束された反射レーザビームを検知し
て、再生信号フォーカス/トラック誤差信号等の電気的
信号を検出するフォトダイオード7からなる。
【0004】ここで対物レンズ4は、ディスク5の振動
によるフォーカス/トラック誤差の補償のため、そのデ
ィスク5に対して垂直及び水平方向に駆動されるように
アクチュエータコイル8に搭載される。又、光ピックア
ップ全体は、ディスク5上の所望の情報の探索のため、
図示されていないボイスコイルモータのような移送器具
によりそのディスク4の径方向に移送されるように設置
される。
【0005】前記のような光ピックアップの器具的構成
は、対物レンズ4の駆動方式により2種類の形態で構成
されてきた。その1つは対物レンズホルダ9が光ピック
アップ本体10と一体となり共に働く一体型であり、も
う1つは対物レンズホルダ9が本体10から分離し独立
的に動く分離型である。このうち一体形はフォーカス/
トラックサーボのエラーが少なく安定な動作を行う点で
理想的な形態といえよう。しかし、一体型の場合はアク
チュエータコイル8が光ピックアップ全体を駆動しなけ
ればならない負担があり、高速探索に多少不利である。
【0006】このため、コンピュータの周辺機器として
用いるコンパクトディスクロムシステムや光磁気ディス
クドライブ等では、アクチュエータの負荷が少ない分離
型光ピックアップが主に用いられている。分離型におけ
る主な短所は、対物レンズが動くときその光軸が本体側
の光軸とずれることにより、対物レンズの収差(aberrat
ion)が大きくなり、サーボエラーが頻繁に発生する点に
ある。
【0007】図1によると、基本的に備えなければなら
ないレーザダイオード1と対物レンズ4及びフォトダイ
オード7は、典型的にはハーフミラー3を中心に“┤”
形の配置をなすことが分る。このように配置は、不必要
な空間を取りすぎるので光ピックアップを小型化するの
に不利である。即ち、従来の光ピックアップはその光学
要素の配置構造上から空間を取りすぎるので、体積と重
量が大きくなり、プレイヤドライブの小型化やその情報
処理能力の増大を難しくする問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような従来の問題点を解決するため、光ピックアップを
構成する要素の配置に不必要な空間を減して、特にスリ
ムな製作が可能で、又対物レンズとレーザダイオードの
光軸のずれがなく安定な動作をすると同時に、高速探索
に有利な光ピックアップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明は、光記録ディスクにレーザビームを走査
し、反射するレーザビームを検知して電気的信号を出力
する光ピックアップにおいて、ベースと、レーザビーム
が通過できる先端部の垂直ホール及びこの垂直ホールと
通じる水平ホールが形成され、前記垂直ホール上端に対
物レンズが、前記垂直ホールと水平ホールが合う付近に
反射ミラーがそれぞれ設置され、後端部には前記水平ホ
ールを通じて反射ミラーに向ってレーザビームを照射
し、前記ディスクから反射されるレーザビームを検出す
る光学要素が集積されたハイブリッド光学ユニットが結
合されている光ホルダと、前記光ホルダを前記ベースか
ら浮上させると同時に、前記光ホルダの先端の対物レン
ズと後端のハイブリッド光学ユニットとが互いに均等を
保ち、垂直及び水平方向に動けるように弾力的に支持す
る支持手段と、前記光ホルダを垂直及び水平方向に駆動
するための駆動手段とが含まれることを特徴とする。
【0010】このような構成において、前記のハイブリ
ッド光学ユニットは、例えばレーザビームを放出するレ
ーザダイオードと、このレーザダイオードの横に所定距
離離れてディスクから反射されてくる反射レーザビーム
を検出するフォトダイオードと、レーザダイオードから
放出されたレーザビームを3本のビームに回折させる回
折格子と、反射されてくるレーザビームをフォトダイオ
ードの方に回折させるホログラムレンズ等が集積され、
前記光ホルダの水平ホールを通じてレーザビームを照射
し、反射レーザビームを検出するように構成される。
【0011】
【作用】このような本発明の光ピックアップにおいて
は、前記ハイブリッド光学ユニットから照射されたレー
ザビームが光ホルダの水平ホールを通じて反射ミラーで
反射され、垂直ホール上端の対物レンズに向い、対物レ
ンズによりディスクに集束される。ディスクから反射さ
れたレーザビームは再び対物レンズと反射ミラーを経由
してハイブリッド光学ユニットに向う。このような本発
明の光ピックアップにおいては、ハイブリッド光学ユニ
ット内の光学要素が集積されており、これを側面から見
たとき光ホルダに装着された対物レンズと反射ミラー等
と“L”形に配置されることになる。したがって、既存
の配置形態よりも空間を取らないので、スリム化及び小
型化にとても有利である。又本発明の光ピックアップに
おいては、ハイブリッド光学ユニットが光ホルダに一体
的に結合され、前記駆動手段により共に動くので、ハイ
ブリッド光学ユニットと対物レンズ間で光軸がずれるこ
とはない。したがって、極めて安定化した動作を行うの
は勿論全体を小型軽量化できるので、その分情報の高速
探索にも有利である。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を添付図面に従っ
て説明する。本発明の望ましい実施例による光ピックア
ップの構成は図2及び図3のようである。ベース11上
の光ホルダ12は、先端部の垂直ホール13との垂直ホ
ール13から後方に通じる水平ホール14とを有する。
その垂直ホール13の上端には対物レンズ18が、その
下端の水平ホール14と合う部分には反射鏡19がそれ
ぞれ設置され、後端部にハイブリッド光学ユニット20
が一体的に結合される。光ホルダ12は、又後述する支
持手段の連結ブロックが結合されるブロック結合部1
5,16と、同じく後述する駆動手段のアクチュエータ
コイルが付着されるコイル支持部17,17′を有す
る。
【0013】光ホルダ12の後端部に結合れるハイブリ
ッド光学ユニット20は、図4に示したようである。図
4は側方から見た光学配置図で、基板21に前記した水
平ホール14の前方の反射ミラー19に向いレーザビー
ムを照射するレーザダイオード22があり、このレーザ
ダイオード22の上に所定間隔で離隔されてディスクか
ら反射されてくるレーザビームを検出するフォトダイオ
ード23がある。そして、レーザダイオード22の前方
には照射されるレーザビームを3本のビームに回折させ
る回折格子24と、反射レーザビームをフォトダイオー
ド23の方に回折させるホログムレンズ25とが配置さ
れている。結果的にこれら光学要素は、前記反射ミラー
19の水平光軸上にほぼ一直線上に配列され、側面から
見たとき前記した対物レンズ18及び反射ミラー19と
共に“L”形の配置をなす。
【0014】再び図2及び図3を参照すると、光ホルダ
12をベース11から浮上させ、同時に均衡に支持する
ための支持手段は、ベース11の後部に固定設置される
支持ブロック26と、この前面中央部26a上下から前
方を向い平行に伸る板スプリング27,27′及びその
光ホルダ12と、板スプリング27,27′を連結する
連結ブロック28とからなる。
【0015】連結ブロック28は、板スプリング27,
27′先端部の固定穴27aに介在するウェルディング
突起29aが形成されているスプリング連結部29と、
光ホルダ12の片側結合スロット16にタイトを介して
固定結合されるホルダ連結部30、及びその連結部2
9,30が水平面上に互いに対して回転できるようにす
るヒンジ部31とを有する。また、連結ブロック28に
は、前記した光ホルダ12の水平ホール14と一致する
ビーム通過孔32が形成されている。連結ブロック28
のスプリング連結部29は、光ホルダ12の他側結合ス
ロット15に余裕を持って挿入され流動可能である。
【0016】ここで、光ホルダ12とスプリング連結部
29との間には波形のゴムパット33が挿入され、流動
時の接触による2次振動が予防されるようになってい
る。また、板スプリング27,27′を支持する支持ブ
ロック26の前面中央部26a両側には切欠部26b,
26b′を形成し、その切欠部26b,26b′に弾性
体34,34′を挿入し、外部から加わる衝撃がその弾
性体34,34′に吸収されて、消滅されるようにして
ある。
【0017】このような支持手段において、板スプリン
グ27,27′は面方向に伸縮して光ホルダ12の垂直
運動を可能にし、又伸縮後には水平状態に復元しようと
する作用をして、光ホルダ12が一定の高さに浮上され
るようにする。一方、光ホルダ12は、前記した連結ブ
ロック28のヒンジ部31を中心に若干回転できるよう
にしてあるが、これにより対物レンズ18の水平移動が
可能になる。即ち、後述する駆動手段を作動して光ホル
ダ12が垂直移動及び水平方向の回転移動をすることに
より、対物レンズ18のフォーカス及びトラック位置を
制御することができるのである。このとき光ホルダ12
の後端のハイブリッド光学ユニット20は、対物レンズ
18と相対的に移動することになる。
【0018】光ホルダ12を垂直及び水平方向に駆動さ
せるための駆動手段は、マグネット35,35′と、こ
の磁路を形成する内外一対のヨーク片36,36′及び
37,37′と、垂直駆動用アクチュエータコイル3
8,38′及び一対の水平駆動用アクチュエータコイル
39,39′とを備え、その内該一対のヨーク片36,
36′及び37,37′をベース11に設置し、マグネ
ット35,35′は外側ヨーク片37,37′に、垂直
駆動用アクチュエータコイル38,38′は前記した光
ホルダ12のコイル支持部17,17′に、そして一対
の水平駆動用アクチュエータコイル39,39′はコイ
ル38,38′にそれぞれ付着させた。ここで垂直駆動
用アクチュエータコイル38,38′は前記内側ヨーク
片36,36′の周囲を余裕を持って包む状態で位置
し、その一方のコイル片がマグネット35,35′の磁
束と鎖交するように設置される。
【0019】一方、ベース11上には薄い可撓性印刷回
路基板40が敷かれてあるが、これは前記したハイブリ
ッド光学ユニット20内のレーザダイオード22及びフ
ォトダイオード23、アクチュエータコイル38,3
8′及び39,39′等を外部の図示していない回路と
電気的に連結するためのものである。前記した実施例の
光ピックアップアセンブリは、図示していないディスク
ドライブ内でボイスコイルモータのような移送器具のキ
ャリッジに搭載され、移送可能に装着される。
【0020】図4は前記した光ピックアップの光学要素
の光学的配置を簡単に図示したものである。この図面に
よると、本実施例による光ピックアップの光学要素のう
ち、ハイブリッド光学ユニット20のレーザダイオード
22から光ホルダ12の対物レンズ18にいたる光軸が
“L”型になる、又反射レーザビームを検出するフォト
ダイオード23がホログラムレンズ25の使用によりレ
ーザダイオード22とほぼ一直線上に置かれ、全体的に
空間を広く取らず、スリム化されることが分かる。
【0021】このような本発明の望ましい実施例による
光ピックアップの作動を次に説明する。ハイブリッド光
学ユニット20に集積されたレーザダイオード22から
放出されたレーザビームは、回折格子24により3本の
ビームに回折される。回折された各ビームはホログラム
レンズ25を通過し、反射鏡19により反射されて対物
レンズ18に向う。対物レンズ18は回折された各ビー
ムをディスクDに集束させる。ディスクDにより反射さ
れた各回折ビームは対物レンズ18と反射鏡19を経由
してホログラム25に戻ってくる。ホログラムレンズ2
5は各回折ビームをフォトダイオード23に向わせる。
詳しく記述はしないが、フォトダイオード23は回折格
子24により発生された3回折ビームに基づき0次、±
次が検知される複数の領域を含む。したがって、フォト
ダイオード23は、当業界の通常の技術者によく知られ
た技術により、再生信号とフォーカス/トラック誤差信
号とを発生する。前記トラック誤差信号は、ディスクD
がプレイ作動中に水平垂直方向に動くとき検出される。
前記誤差信号は、所定の回路(図示せず)を経由してコ
イル38,38′,39,39′に印加され、対物レン
ズ18のフォーカス/トラック誤差を補償する。
【0022】垂直駆動用アクチュエータコイル38,3
8′にフォーカス誤差信号が印加されると、アクチュエ
ータコイル38,38′はマグネット35,35′との
間に垂直方向の力を発生する。したがって、光ホルダ1
2は図5で示したように、ディスクDと同じく振動し、
対物レンズ18はディスク41と一定の距離を保ち、そ
のフォーカス誤差が補償されるのである。
【0023】次いで、一対の水平駆動用アクチュエータ
コイル39,39′にトラック誤差信号が印加すると、
アクチュエータコイル39,39′はマグネット35,
35′との間に水平方向の力を発生することになる。こ
のとき、この2つのコイルそれぞれの力の強さと方向が
同一なら、光ホルダ12は動かない。したがって、この
場合にはこの2つのコイルの巻線方向を反対にしてそれ
ぞれに反対方向の力を作用させることにより、光ホルダ
12を動かすようにできる。すると、光ホルダ12は図
6で示したように、板スプリング27,27′に固定連
結された連結ブロック28のスプリング連結部29は動
かず、そのホルダ連結部30がヒンジ部31を中心に回
転移動することになる。このように光ホルダ12が回転
移動すると、その先端の対物レンズ18も水平方向に回
転移動し、ディスクの水平振動によるトラック誤差が補
償される。
【0024】このように、垂直移動及び水平方向の回転
移動をする光ホルダ12には、対物レンズ18とレーザ
ダイオード22及びフォトダイオード23等の光学要素
が一体に共に装着されていて一緒に動くので、それらの
間の光軸がすれずに常に一致する。したがって、その誤
差を補償するためのフォーカス/トラックサーボのエラ
ーはほとんど発生しない。
【0025】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の改
変をなし得ることは勿論ある。
【0026】
【効果】本発明は、レーザダイオードとフォトダイオー
ド及び解析格子等がホログラムレンズと共に集積された
ハイブリッド光学ユニットを用いて、その光学要素をL
字形に配置することにより、空間を広く取らず、特にス
リムな光ピックアップアセンブリを提供する発明とし
て、携帯用又は自動車搭載用レーザディスクプレイヤ等
の小型化に極めて効果的である。
【0027】また、本発明は、光ピックアップの小型軽
量化は勿論、そのハイブリッド光学ユニットを対物レン
ズが搭載された光ホルダに一体的に結合させることによ
り、エラーがない安定な動作を行う光ピックアップアセ
ンブリを提供して、コンピュータの周辺機器として大量
の情報を処理するコンパクトディスクロムシステムや光
磁気ディスクドライブの処理能力を増大させるにも極め
て効果的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ピックアップを説明するために示した
光学的配置図である。
【図2】本実施例の光ピックアップの外観斜視図であ
る。
【図3】図2で示した本実施例の光ピックアップの分解
斜視図である。
【図4】本実施例の光ピックアップの光学的配置図であ
る。
【図5】本実施例の光ピックアップにおいて、対物レン
ズのフォーカシング作動を説明するために示した側断面
図である。
【図6】本実施例の光ピックアップにおいて、対物レン
ズのトラッキング作動を説明するために示した平断面図
である。
【符号の説明】
11…ベース、12…光ホルダ、13…垂直ホール、1
4…水平ホール、15,16…ブロック結合部、17,
17′…コイル支持部、18…対物レンズ、19…反射
鏡、20…ハイブリッド光学ユニット、22…レーザダ
イオード、23…フォトダイオード、24…回折格子、
25…ホログラムレンズ、26…支持ブロック、27,
27′…板スプリング、28…連結ブロック、34…弾
性体、35,35′…マグネット、38,38′,3
9,39′…アクチュエータコイル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録ディスクにレーザビームを走査
    し、反射するレーザビームを検知して電気的信号を出力
    する光ピックアップにおいて、 ベースと、 レーザビームが通過できる先端部の垂直ホール及びこの
    垂直ホールと通じる水平ホールが形成され、前記垂直ホ
    ール上端に対物レンズが、前記垂直ホールと水平ホール
    が合う付近に反射ミラーがそれぞれ設置され、後端部に
    は前記水平ホールを通じて反射ミラーに向ってレーザビ
    ームを照射し、前記ディスクから反射されるレーザビー
    ムを検出する光学要素が集積されたハイブリッド光学ユ
    ニットが結合されている光ホルダと、 前記光ホルダを前記ベースから浮上させると同時に、前
    記光ホルダの先端の対物レンズと後端のハイブリッド光
    学ユニットとが互いに均等を保ち、垂直及び水平方向に
    動けるように弾力的に支持する支持手段と、 前記光ホルダを垂直及び水平方向に駆動するための駆動
    手段とが含まれることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記ハイブリッド光学ユニットは、レー
    ザビームを照射するレーザダイオードと、反射レーザビ
    ームを検知するフォトダイオードと、レーザダイオード
    で照射されるレーザビームを3本のビームで回折させる
    回折格子と、反射レーザビームをフォトダイオードの方
    に回折させるホログラムレンズとが集積されてなること
    を特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、ベース後部に固定設置
    される支持ブロックと、この支持ブロックの前面中央部
    から前方に向いて平行に伸びる板スプリングと、前記光
    ホルダの中央部分に結合され、光ホルダと板スプリング
    とを連結し、水平方向に若干の回転が可能な連結ブロッ
    クとから構成されることを特徴とする請求項1記載の光
    ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記支持ブロックの前面中央部の両側に
    切欠部を形成して、前面中央部が両側に伸縮できるよう
    にし、前記切欠部に弾性体を充填して外部から加わる衝
    撃が吸収消滅されるように構成することを特徴とする請
    求項3記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記連結ブロックが前記板スプリングと
    連結され、前記光ホルダには流動可能に挿入されたスプ
    リング連結部と、光ホルダにタイトに挿入され連結され
    るホルダ連結部と、前記2つの連結部を水平面上で互い
    に対して回転できるように連結するヒンジ部とを有し、
    前記光ホルダの水平ホールと一致するビーム通過孔が形
    成されてなることを特徴とする請求項3記載の光ピック
    アップ。
  6. 【請求項6】 前記光ホルダと前記スプリング連結部と
    の間にパットを介在して、流動時の相互間の接触による
    振動が防止されるように構成されることを特徴とする請
    求項5記載の光ピックアップ。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は、マグネットとこの磁路
    を形成する内外一対のヨーク片と、垂直駆動用アクチュ
    エータコイルと、一対の水平駆動用アクチュエータコイ
    ルとを備え、 前記内外一対のヨーク片を前記ベースに設置し、マグネ
    ットは外側ヨーク片に、垂直駆動用アクチュエータコイ
    ルは内側ヨーク片の周囲を余裕をもって包むように前記
    光ホルダの側部に、そして一対の水平駆動用アクチュエ
    ータコイルは垂直駆動用アクチュエータコイルにそれぞ
    れ付着して構成されることを特徴とする請求項1記載の
    光ピックアップ。
  8. 【請求項8】 光記録ディスクにレーザビームを走査
    し、それから反射するレーザビームを検知して電気的信
    号を出力する光ピックアップにおいて、 第1レーザビームを投射するためのレーザダイオード
    と、前記レーザダイオードから投射される前記第1レー
    ザビームを前記レーザビームに回折される回折格子と、
    ディスクからの前記レーザビームの反射で発生された前
    記反射レーザビームを検出するフォトダイオードと、前
    記反射レーザビームを前記フォトダイオードに回折させ
    るホログラムレンズとを備えるハイブリッド光学ユニッ
    トと、 片側先端部に位置した垂直ホールと、前記垂直ホールを
    交差する水平ホールと、前記垂直ホールの頂上に設置さ
    れた対物レンズと、前記垂直ホールと水平ホールの交差
    点に位置する反射鏡とを有し、前記垂直ホール,水平ホ
    ール,対物レンズ及び反射鏡は、前記レーザビームをデ
    ィスクに導くと共に、前記反射レーザビームを前記フォ
    トダイオードに導く両方向光学経路を設定し、前記ハイ
    ブリッド光学ユニットに固定される光ホルダと、 印加される第1の力に反応して前記光ホルダと前記ハイ
    ブリッド光学ユニットとの垂直的な運動を同時に制限的
    に許容するスプリングと、 前記回折格子と反射鏡との間に配置され、印加される第
    2の力に反応して、前記ハイブリッド光学ユニットと光
    ホルダとの水平回動を同時に許容するヒンジとを備える
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 ベースと、 前記ベースから前記光ホルダを浮上させるスプリングに
    連結された支持手段を更に備えたことを特徴とする請求
    項8記載の光ピックアップ。
  10. 【請求項10】 前記支持手段は前記ベースの方側先端
    に固定的に設置される支持ブロックを備え、前記スプリ
    ングは前記支持ブロックの前方中央部から前記対物レン
    ズに向い平行に延長される多数の板スプリングを備え、
    前記光ホルダの中央部と板スプリングとを連結する連結
    ブロックを更に備えることを特徴とする請求項9記載の
    光ピックアップ。
  11. 【請求項11】 前記支持ブロックは前方中央部の両側
    に置かれて、前記前方中央部が伸縮的で外部衝撃を吸収
    するようにする弾性体で埋められた切欠部を備えること
    を特徴とする請求項10記載の光ピックアップ。
  12. 【請求項12】 前記連結ブロックは、前記板スプリン
    グと連結されて前記光ホルダに流動可能に挿入されるス
    プリング連結部と、前記光ホルダにタイトに挿入される
    ホルダ連結部と、前記光ホルダの水平ホルダに対応する
    ビーム通過孔を更に備え、 前記ヒンジは前記スプリング連結部とホルダ連結部とを
    連結して相互間水平方向の回動を可能にすることを特徴
    とする請求項10記載の光ピックアップ。
  13. 【請求項13】 パットが前記光ホルダとスプリング連
    結部との間に挿入され、相互間の接触による振動を防止
    することを特徴とする請求項12記載の光ピックアッ
    プ。
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