JP2003168230A - 光ピックアップアクチュエータ及び光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップアクチュエータ及び光ディスク装置

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JP2003168230A JP2002208383A JP2002208383A JP2003168230A JP 2003168230 A JP2003168230 A JP 2003168230A JP 2002208383 A JP2002208383 A JP 2002208383A JP 2002208383 A JP2002208383 A JP 2002208383A JP 2003168230 A JP2003168230 A JP 2003168230A
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隆 春口
Junya Aso
淳也 麻生
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Matsushita Electric Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超薄型、小型且つ高精度で、制御特性上リニ
アリティーの高い光ピックアップアクチュエータ及び光
ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 対物レンズ24と、対物レンズ保持筒3
2と、フォーカスコイル33、34及びトラッキングコ
イル35、36を備えた可動部と、第1磁気回路と、第
2磁気回路と、可動部を支持するサスペンションワイヤ
39と有し、第1磁気回路には対物レンズ24に対し略
対称的に一対のフォーカスコイル33、34および一対
のフォーカスマグネット41、42を配設し、第2磁気
回路には対物レンズ24に対し略対称的に一対のトラッ
キングコイル35、36および一対のフォーカスマグネ
ット41、42を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD等の高密度
光ディスク、コンパクトディスク等の低密度光ディスク
から情報を再生し、あるいはこれらの光ディスクに情報
を記録する光ディスク装置であって、光ディスク装置に
使用される光ピックアップに搭載される光ピックアップ
アクチュエータ(以下アクチュエータと記載)に関する
ものである。また、本発明の光ピックアップアクチュエ
ータを用いた光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高密度光ディスク、コンパ
クトディスク等の低密度光ディスクから情報を再生し、
あるいはこれらの光ディスクに情報を記録する光ディス
ク装置に使用される光ピックアップについて説明する。
図12は従来の光ピックアップの正面図、図13は従来
の光ピックアップの断面図、図14は従来のアクチュエ
ータの正面図、図15は従来のアクチュエータの断面図
である。
【0003】従来の光ピックアップにおいて、対物レン
ズ55を駆動するアクチュエータについて説明する。図
12〜15において、対物レンズ55は接着等によって
対物レンズ保持筒59に固定されている。対物レンズ5
5をフォーカス方向に駆動するフォーカスコイル62
と、対物レンズ55をトラッキング方向に駆動するトラ
ッキングコイル63は、接着等によって対物レンズ保持
筒59に固定される。
【0004】マグネット60と、フォーカスコイル62
及びトラッキングコイル63に流す電流の大きさと方向
を制御することで、対物レンズ55を光ディスク1に対
してフォーカス方向とトラッキング方向に常に追従させ
ることができる。
【0005】フォーカスコイル62及びトラッキングコ
イル63に電力を供給する中継基板64は、同時に、対
物レンズ保持筒59をサスペンションワイヤ65サスペ
ンションホルダ66で中立位置に保持するためにも使用
される。サスペンションホルダ66は、キャリッジ67
に接着もしくは半田付け等で固定されている。
【0006】キャリッジ67は、支持シャフト68とガ
イドシャフト69上を光ディスク1の内周と外周との間
をに移動できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在、光ディスク1か
らの読み取りと書き込みの高速化が進み、記録密度もコ
ンパクトディスクからDVDへと高密度化へ進んでい
る。しかし、従来の光ピックアップでは、アクチュエー
タがフォーカス方向とトラッキング方向の2軸方向の制
御しか対応していない。このため、高倍速化、高密度化
の進んだ状態で光ディスクの反り等への対応ができず、
記録、再生できないなどの問題点を有している。
【0008】ハーフハイトタイプ(ドライブ厚み約45
mm)の光ピックアップではラジアル方向にチルト制御
可能なアクチュエータが開発され、量産化もされてい
る。しかし、これはノートパソコン等に搭載可能なサイ
ズの厚みではない。そこで、高密度光ディスクに対応で
き、ラジアル方向にチルト制御可能で、超薄型、小型且
つ高精度のアクチュエータが切望されている。
【0009】一般に、高密度光ディスクのような非常に
チルトマージンが狭い光ディスクに対して、ムービング
コイル(MC)型アクチュエータでラジアル方向にチル
ト制御を行うとき、レンズシフトによって発生するラジ
アルチルトはMC型アクチュエータのリニアリティーを
損なうものである。しかし、このような光ディスクに対
してチルト制御を高精度に行うためには、このレンズシ
フトしたとき発生するラジアルチルトを処理することが
必要である。
【0010】ラジアルチルトを処理しようとする技術の
一例が、特開平9−231595号公報に開示されてい
る。上記公報においては、対物レンズホルダ一方または
両方に角型コイルを備え、角型コイルの対辺に逆極に磁
界を印加し、レンズホルダの両側に逆方向に駆動力を発
生させてレンズをチルトさせている。しかし、上記従来
技術においては、チルト処理専用のコイル、マグネット
を必要とし、アクチュエータの寸法、重量が増大する課
題がある。
【0011】そこで本発明は、ラジアル方向にチルト制
御可能で3軸制御を行うことができ、しかもコイルシフ
トに伴う磁気回路特性の劣化を最小限に抑えることがで
き、超薄型、小型且つ高精度で、制御特性上リニアリテ
ィーの高いアクチュエータを提供することを目的とす
る。併せて、本発明のアクチュエータを用いることによ
り、薄型のノートパソコンに搭載が可能で、しかも、高
精度の制御特性を有し記録再生にあたり高い信頼性を有
する光ディスク装置を提供する事を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のアクチュエータ
は、対物レンズと、対物レンズ保持筒と、フォーカスコ
イル及びトラッキングコイルを備えた可動部と、フォー
カスコイルを駆動するためのフォーカスマグネットと磁
気ヨークとで構成される第1磁気回路と、トラッキング
コイルを駆動させるためのトラッキングマグネットと前
記磁気ヨークとで構成される第2磁気回路と、可動部を
支持する弾性部材を備えた光ピックアップアクチュエー
タであって、第1磁気回路には対物レンズに対し略対称
的に配置された一対のフォーカスコイルおよび一対のフ
ォーカスマグネットが配設されるとともに、第2磁気回
路には前記対物レンズに対し略対称的に配置された一対
のトラッキングコイルおよび一対のフォーカスマグネッ
トが配設されていることを特徴とする。一対のフォーカ
スマグネットおよび一対のトラッキングマグネットの各
々は複数個のマグネットを結合した分割マグネットから
構成されている。
【0013】本発明の構成により、ラジアル方向にチル
ト制御可能で3軸制御を行え、コイルシフトに伴う磁気
回路特性の劣化を最小限に抑えることができ、超薄型、
小型且つ高精度で、制御特性上リニアリティーの高いア
クチュエータが得られる。
【0014】さらに、本発明のアクチュエータを用いる
ことにより、薄型のノートパソコンに搭載が可能で、し
かも、高精度の制御特性を有し記録再生にあたり高い信
頼性を有する光ディスク装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するためになされ
た第1の発明は、対物レンズと、対物レンズを保持する
対物レンズ保持筒とフォーカスコイルとトラッキングコ
イルとを有する可動部と、フォーカスコイルを駆動する
ためのフォーカスマグネットと磁気ヨークとを有する第
1磁気回路と、トラッキングコイルを駆動するためのト
ラッキングマグネットと磁気ヨークとを有する第2磁気
回路と、可動部を支持する弾性部材とを有する光ピック
アップアクチュエータであって、第1磁気回路には対物
レンズに対し略対称的に配置された一対のフォーカスコ
イルおよび一対のフォーカスマグネットが配設されると
ともに、第2磁気回路には対物レンズに対し略対称的に
配置された一対のトラッキングコイルおよび一対のトラ
ッキングマグネットが配設されていることを特徴とする
光ピックアップアクチュエータである。本発明の構成に
よれば、フォーカス方向の制御とトラッキング方向の制
御がそれぞれ独立に制御可能になる。また、ラジアル方
向のチルト制御が対物レンズに対し対称に配置された一
対のフォーカスコイルへの逆向きの通電制御により可能
になる。対物レンズに対し対称の力が作用することでフ
ォーカス動作が安定した動作となり、トラッキング制御
時にフォーカス制御を行ってもトラッキング制御に無関
係に制御でき、チルト制御が可能になる。
【0016】特に、一対のフォーカスマグネットはフォ
ーカス方向に反対の磁極が現れるように分割し、一対の
トラッキングマグネットはトラッキング方向に反対の磁
極が現れるように分割し、それぞれの分割したマグネッ
トは互いに反対の極を相接して1個のマグネットに形成
したことを特徴とする光ピックアップアクチュエータで
ある。従来から使用されている多極着磁のマグネットを
使用した場合は極間にニュートラルゾーンが形成され
る。本発明のアクチュエータにおいては、マグネットを
複数個貼り合わせた分割マグネットを使用するためニュ
ートラルゾーンが発生しない。このため、制御特性上リ
ニアリティーが高い。
【0017】また、各々のフォーカスマグネットのトラ
ッキング方向の幅はフォーカスコイルのトラッキング方
向の幅より小さく形成して、一対のフォーカスマグネッ
トのトラッキング方向の幅の中心を一対のフォーカスコ
イルのトラッキング方向の幅の中心から外して配置し
た、ことを特徴とする光ピックアップアクチュエータで
ある。トラッキング動作をしてフォーカスマグネットと
フォーカスコイルの中心位置にズレが生じることにより
静的なラジアル方向のチルトが発生する。この状態が磁
気的なアンバランスを発生させ、フォーカスマグネット
がどの位置にあるかでフォーカス方向の力に差を生じさ
せることができる。
【0018】また、フォーカスマグネットの取付け位置
が、フォーカスコイル中心に対しディスク内周側の第1
磁気回路は内周寄りにずれて、まタでィスク外周側の第
1磁気回路は外周寄りにずれて取付けられている。この
構成によれば、トラッキング動作をしてフォーカスマグ
ネットとフォーカスコイルの中心位置にズレが生じたと
き、ディスク内周側にズレた場合は外周側の第1磁気回
路で発生する磁気力は内周側の第1磁気回路で発生する
磁気力より大きさが小さくなり、ディスク外周側にズレ
た場合は内周側の第1磁気回路で発生する磁気力は外周
側の第1磁気回路で発生する磁気力より大きさが小さく
なる。これにより、トラッキング及びフォーカス制御に
伴うチルトをキャンセルする磁気力を発生させることが
でき、制御特性上リニアリティーが高く、高精度のチル
ト制御が可能になる。
【0019】また、フォーカスコイルは略リング状に巻
回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向に
略平行に配置したことを特徴とする光ピックアップアク
チュエータである。
【0020】また、トラッキングコイルは略リング状に
巻回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向
に略平行に配置したことを特徴とする光ピックアップア
クチュエータである。
【0021】また、フォーカスコイルは、巻回面がフォ
ーカス方向に略平行になるように配置し、かつ、フォー
カス方向に反対の磁極が現れるように分割して互いに反
対の極を相接して1個に形成されたフォーカスマグネッ
トに巻回面が対向するように配置したことを特徴とする
光ピックアップアクチュエータである。
【0022】また、トラッキングコイルは、巻回面がフ
ォーカス方向に略平行になるように配置し、かつ、トラ
ッキング方向に反対の磁極が現れるように分割して互い
に反対の極を相接して1個に形成されたトラッキングマ
グネットに巻回面が対向するように配置したことを特徴
とする光ピックアップアクチュエータである。
【0023】また、弾性部材が対物レンズを挟んで対を
なすようにフォーカス方向に複数対設けられるととも
に、弾性部材は各対毎に異なった弾性係数を有すること
を特徴とする光ピックアップアクチュエータである。
【0024】また、弾性部材は3対の弾性部材からな
り、各々の対の弾性部材の弾性係数を光ディスク側から
順にK1、K2、K3とし、弾性係数K1の弾性部材の
フォーカス方向の位置を基準にして、可動部の重心位置
までの距離をX1、弾性係数K2の弾性部材までの距離
をX2、弾性係数K3の弾性部材までの距離をX3とし
たとき、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
K3 を満たすことを特徴とする光ピックアップアクチュエー
タである。
【0025】さらに、本発明の光ピックアップアクチュ
エータを使用したことを特徴とする光ディスク装置、で
ある。本発明のアクチュエータ装置を用いた光ピックア
ップに依れば、制御精度の向上によって正確で信頼性の
高い再生、あるいは記録の動作を行うことができる。ま
た、本発明の小型化軽量化されたアクチュエータ装置を
用いた光ピックアップに依れば、小型化され、低消費電
力で、しかも正確で高い信頼性のある光ピックアップを
提供することができる。
【0026】本発明のアクチュエータ装置を用いた光ピ
ックアップ、およびそれを用いた光ディスク装置に依れ
ば、正確で信頼性の高い再生、あるいは記録の動作を行
うことができる。さらに、モバイル型パソコン等にも搭
載可能な薄型、小型、低消費電力且つ高信頼性の光ディ
スク装置を提供することができる。
【0027】以下具体的な実施の形態により図面を参照
しながら説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるアクチュエータを搭載している光ピックア
ップモジュールの正面図、図2は図1のモジュールの詳
細正面図、図3は図1のモジュールの断面図である。図
4は本発明の実施の形態1におけるアクチュエータの拡
大正面図で、図5は図4のV−V線断面図である。図6
はトラッキング方向のレンズシフトを行っていない状態
の図4のアクチュエータ装置部を表し、図6(A)はそ
のW−W線矢視図、図6(B)はその部分拡大図、図6
(C)はそのY−Y線矢視図である。
【0029】図1において、デジタルデータを収納して
いる光ディスク1は、スピンドルモータ2により回転す
る。なお、図1においては光ディスク1を実線で示して
いる。スピンドルモータ2には、光ディスク1を保持す
るチャッキング部が設けられている。光ピックアップ3
はデジタルデータを光ディスク1から読みとって再生
し、あるいは、光ディスク1に記録する。
【0030】トラバースモータ4、減速ギア5、スクリ
ューシャフト6、ラック7、支持シャフト8、ガイドシ
ャフト9により光ディスク1の内周から外周の範囲を光
ピックアップ3は移動する。スクリューシャフト6には
螺旋溝が形成されており、光ピックアップ3に固定され
たラック7の歯が螺旋溝と係合している。トラバースモ
ータ4が減速ギア5を用いてスクリューシャフト6へ回
転力を伝達する。
【0031】光ピックアップ3は支持シャフト8、ガイ
ドシャフト9に摺動可能に支持されている。スクリュー
シャフト6の回転力は、ラック7を介して光ピックアッ
プ3を移動させる。トラバースモータ4の正転あるいは
逆転の回転方向によって、光ピックアップ3を光ディス
ク1の内外周の範囲を往復移動させる。光ピックアップ
モジュールベース10にはスピンドルモータ2、トラバ
ースモータ4、光ピックアップ3等が搭載されている。
【0032】図2、図3において、キャリッジ11は支
持シャフト8、ガイドシャフト9上でアクチュエータ装
置12と光学系を搭載している。レーザ部13は波長7
80nmと波長635〜650nmの2つの波長のレー
ザ光15を発光する。受光素子部14は光ディスク1か
らの光信号を受光し、レーザ光15の出力をモニターで
きる光モニターも設けられている。光分離手段であるプ
リズム16は、一方はレーザ光15を透過し、戻光を受
光素子部14に導く。プリズム16には、レーザ光15
をモニターするための回折格子(図示しない)が設けら
れるとともに、受光素子部14側に導いた位置にさらに
波長780nmの光を分割する回折格子(図示しない)
が設けられている。また、プリズム16のレーザ部13
側には、3本のビームを形成するための回折格子が作成
されており、一方のレーザ波長が他の波長から影響を受
けないようになっている。
【0033】波長635〜650nmの光を分割する回
折格子17はこの波長の光以外のレーザ光15には影響
が少なくなるようになっている。結合部材18はレーザ
部13と受光素子部14の位置を決めるための部材であ
る。受光素子部14にはフレキシブル基板(図示しな
い)が搭載され、レーザフレキ19に半田等で結合され
ている。コリメートレンズ20はレーザ部13から射出
された発散光を略並行光にしている。ビームスプリッタ
21は波長780nmと波長635〜650nmのレー
ザ光15を分離及び結合している。
【0034】図2に示すように、波長780nmのレー
ザ光15がビームスプリッタ21で反射され、波長63
5〜650nmのレーザ光15は透過する。反射ミラー
22はビームスプリッタ21を透過した波長635〜6
50nmの波長を反射する。
【0035】図3において、ミラー23は対物レンズ2
4への反射角度及び位置を調整できるようになってい
る。アオリ部材(光軸を調整するための光学調整部材)
25には、ミラー22が接着固定され、シフト部材26
に対しアオリ調整できるように球面等の形状で回動可能
になっている。
【0036】シフト部材26はスライドシャフト27に
嵌合し、キャリッジ11に対してスライド可能である。
シフト調整ねじ29はキャリッジ11に形成された貫通
穴に挿通された後、さらにシフト部材26に設けられた
メネジと螺合されており、シフト調整ねじ29を回転す
ることで、シフト部材26がキャリッジ11に対してス
ライドするようになっている。
【0037】このときシフト部材26とキャリッジ11
との間に配置されたシフトバネ28が両者を弾発状態で
保持する。また、シフト調整ねじ29とキャリッジ11
との当て面は、テーパ状に形成されており、これによっ
てスライドシャフト27とシフト部材26との間のクリ
アランスを吸収できるようになっている。ビーム成形プ
リズム30は波長635〜650nmのレーザ光15を
ラジアル方向にビーム成形している。
【0038】図5において、開口フィルター31はレー
ザ光15の異なる波長に対して異なる開口数を決定する
波長選択機能と、レーザ光15の直線偏光と円偏光とを
変換するλ/4板の機能とを有する。対物レンズ保持筒
32には対物レンズ24が接着剤等で固定されている。
【0039】図6(A)、および(C)において、フォ
ーカスコイル33、34はそれぞれ略リング状に巻線さ
れており、トラッキングコイル35と、36も同様にそ
れぞれ略リング状に巻線されている。これらフォーカス
コイル33、34、トラッキングコイル35、36も対
物レンズ保持筒32に接着剤等で固定されている。バネ
基板37、38は、それぞれ導電性を有するサスペンシ
ョンワイヤ39(本実施の形態の弾性部材)から電力を
供給され、また対物レンズ保持筒32と接合するための
中継基板として用いられる。
【0040】サスペンションワイヤ39の一端は、バネ
基板37とバネ基板38に半田等で接合され、フォーカ
スコイル33、34、およびトラッキングコイル35、
36もバネ基板37、38に半田付け等でサスペンショ
ンワイヤ39に固定される。サスペンションホルダ40
にはサスペンションワイヤ39の他の一端を半田等で固
定するため、フレキシブル基板が接着固定されている。
【0041】さらに、バネ基板37とバネ基板38は対
物レンズ保持筒32に対して接着剤等で固定される。サ
スペンションワイヤ39は、フォーカスコイル33、3
4のそれぞれと、また直列に接続されたトラッキングコ
イル35、36に対し電力を供給できるように、少なく
とも6本の丸ワイヤもしくは板バネ等で構成されてい
る。
【0042】フォーカスマグネット41、42はフォー
カスコイル33、34よりもトラッキング方向の幅を小
さく構成してある。さらに、フォーカスマグネット4
1、42の各々の中心が、フォーカスコイル33、34
の各々の中心とは外れて配置されている。すなわち、フ
ォーカスマグネット41はフォーカスコイル33よりデ
ィスク内周側に配置されており、フォーカスマグネット
42はフォーカスコイル34より外周側に配置されてい
る。
【0043】フォーカスマグネット41、42はフォー
カスコイル33、34に対向して配置される。また、ト
ラッキングマグネット43、44は、トラッキングコイ
ル35、36に対向して配置されている。即ち、図4、
図6(A)〜(C)において、フォーカスコイル33、
34の巻線を巻回して形成された巻回面はフォーカス方
向とトラッキング方向とに略平行で、巻線の巻回軸(巻
回面の垂直線)はフォーカス方向に対して略垂直でタン
ジェンシャル方向と略平行をなして配置する。さらに、
フォーカスコイル33とフォーカスマグネット41とで
構成される第1フォーカス磁気回路と、フォーカスコイ
ル34とフォーカスマグネット42とで構成される第2
フォーカス磁気回路とは、対物レンズ24の中心につい
て点対称に配置されている。
【0044】さらにまた、トラッキングコイル35、3
6もまた、巻線を巻回して形成された巻回面はフォーカ
ス方向とトラッキング方向とに略平行で、巻線の巻回軸
(巻回面の垂直線)はフォーカス方向に対して略垂直で
タンジェンシャル方向と略平行をなして配置する。さら
にトラッキングコイル35とトラッキングマグネット4
3とで構成される第1トラッキング磁気回路と、トラッ
キングコイル36とトラッキングマグネット44とで構
成される第2トラッキング磁気回路とは、対物レンズ2
4の中心について点対称に配置されている。
【0045】以上のように、第1フォーカス磁気回路と
第2フォーカス磁気回路とを対物レンズ24の中心につ
いて点対称に配置し、また併せて、第1トラッキング磁
気回路と第2トラッキング磁気回路とを対物レンズ24
の中心について点対称に配置したので、電磁力による駆
動力の中心を対物レンズ24の中心に一致させることが
できる。従って、正確なフォーカス制御とトラッキング
制御とを実現することができる。
【0046】図9は、本発明のアクチュエータ装置部の
フォーカスおよびトラッキングの駆動方向を示す図であ
って、図9(A)と図9(B)はそれぞれ異なる角度か
ら見た斜視図である。また、図10は、本発明のアクチ
ュエータ装置部のチルトの駆動方向を示すであって、図
10(A)と図10(B)はそれぞれ異なる角度から見
た斜視図である。本実施の形態においては、図9
(A)、図9(B)に示す様に、フォーカスマグネット
41、42はフォーカス方向に分割着磁され、トラッキ
ングマグネット43、44はトラッキング方向に分割着
磁されている。
【0047】さらに、図9(A)、(B)にN、Sの極
性で示す様に、フォーカスコイル33、34の一方の側
の線束に対向するフォーカスマグネット41、42の磁
極が、フォーカスコイル33、34の他の側の線束に対
向するフォーカスマグネット41、42の磁極と反対の
磁極となる様に配置されている。同様に、トラッキング
コイル35、36の一方の側の線束に対向するトラッキ
ングマグネット43、44の磁極が、トラッキングコイ
ル35、36の他の側の線束に対向するトラッキングマ
グネット43、44の磁極と反対の磁極となる様に配置
されている。
【0048】このとき、フォーカスマグネット41、4
2と磁気ヨーク45はフォーカス磁気回路(本発明の第
1磁気回路)を構成し、トラッキングマグネット43、
44と磁気ヨーク45はトラッキング磁気回路(本発明
の第2磁気回路)を構成する。フォーカス磁気回路の中
にはフォーカスコイル33、34、トラッキング磁気回
路の中にはトラッキングコイル35、36が1対ずつ配
設された構成が実現できる。また、図4に示すように、
第1磁気回路と第2磁気回路とは対物レンズ24の回り
に互いに交差するように配置されている。こうして、従
来対物レンズの四隅のコーナーにそれぞれ4個のコイル
を配置した構造に比べて、同等の機能を半数のコイルで
実現することができ、小型化軽量化を実現することがで
きる。
【0049】この構造により、フォーカスコイル33、
34にそれぞれ独立して通電することによりフォーカス
制御とチルト制御とをすることが可能になる。なお、本
実施の形態においてはフォーカスコイル33、34を独
立に制御しているが、フォーカスコイル33、34、ト
ラッキングコイル35、36をすべて独立に制御しても
よい。この場合サスペンションワイヤ39は8本必要と
なるが、どちらか一方のペア、例えばフォーカスコイル
33、34を制御した場合にはサスペンションワイヤ3
9は6本ですむ。
【0050】フォーカスマグネット41、42およびト
ラッキングマグネット43、44は、それぞれフォーカ
ス方向およびトラッキング方向に分割され、N、S極を
対向させて貼り合わせたものである。この構造にするこ
とにより極間に発生するニュートラルゾーンを抑えるこ
とができ、各コイルのシフトに伴う磁気回路特性の劣化
を最小限に抑えることができる。チルトマージンが狭い
高密度光ディスクのチルト制御を行うためには、このよ
うにマグネットを貼り合わせてニュートラルゾーンを調
整することにより高精度の制御を実現することができ
る。
【0051】再び、図4と図9とにおいて、磁気ヨーク
45はフォーカスマグネット41、42とトラッキング
マグネット43、44との磁気回路を形成する。このと
き、磁気ヨーク45から分岐したU字状の分岐ヨーク4
5a、45bをフォーカスコイル33とトラッキングコ
イル36との間、並びにフォーカスコイル34とトラッ
キングコイル35との間にそれぞれ延出して立設してい
る。すると、フォーカス磁気回路(第1磁気回路)を構
成する磁束は分岐ヨーク45aに集中し、トラッキング
磁気回路(第2磁気回路)を構成する磁束は分岐ヨーク
45bに集中する。
【0052】即ち、分岐ヨーク45a、45bを用いる
ことにより、フォーカス磁気回路(第1磁気回路)とト
ラッキング磁気回路(第2磁気回路)とを互いに独立さ
せることができる。従って、磁気回路とコイルの通電制
御とが共にフォーカス制御系とトラッキング制御系とで
独立しているから、正確なフォーカス制御とトラッキン
グ制御とを実現することができる。さらに、これに加え
て、フォーカスマグネット41、42およびトラッキン
グマグネット43、44をそれぞれ分割した磁極配置に
して極間に発生するニュートラルゾーンを抑えると共
に、分岐ヨーク45a、45bとの間に磁束ビームを集
中させてより精度の高い制御を実現することができる。
【0053】サスペンションワイヤ39は小型化とサス
ペンションワイヤ39の座屈方向の共振を低減(可撓性
とリニアリティを向上する)させるために逆ハの字(ア
クチュエータ装置12側を幅広く、サスペンションホル
ダ40側を幅狭く)になってテンションが加えられてい
る。磁気ヨーク45は、磁気的な観点からはフォーカス
マグネット41、42及びトラッキングマグネット4
3、44のヨークの役目を果たす。構造的な観点から
は、磁気ヨーク45はサスペンションホルダ40を保持
して固定する機能を担っており、接着剤等でサスペンシ
ョンホルダ40に固定されている。
【0054】磁気ヨーク45とサスペンションホルダ4
0とで形成されるボックス46(より詳しくは boxy sp
ace)には、サスペンションワイヤ39の一部が貫通
し、ダンピングを行うダンパーゲルが充填されている。
ダンパーゲルは紫外線照射等でゲル状になる材料を使用
している。
【0055】なお、以下、対物レンズ保持筒32、フォ
ーカスコイル33、34、トラッキングコイル35、3
6、バネ基板37、38、対物レンズ24、開口フィル
ター31とで構成される部分を総称して、アクチュエー
タ可動部(本発明の可動部)という。
【0056】図2に示すように、レーザドライバ47は
レーザ部13内に内蔵する波長780nmと波長635
〜650nmの波長の半導体レーザを発光させるため動
作し、さらに各波長に対しノイズ低減のために重畳を掛
ける機能(high frequency modulation 高周波重畳)を
有している。また、レーザドライバ47はキャリッジ1
1の下面側に配置され、キャリッジ11最下面に配置さ
れるカバー板金(図示しない)との間に保持され、キャ
リッジ11とカバー板金とに接触状態となるため、シー
ルドと放熱とが効果的に行われる。
【0057】次に、本実施の形態の光ピックアップの光
学構成について説明する。
【0058】レーザ部13から射出された波長780n
mのレーザ光15は、3ビームを形成する回折格子を通
過し、ビームを分離するプリズム16を介して、コリメ
ートレンズ20で略並行になり、ビームスプリッタ21
で方向を変え、ミラー23、開口フィルター31を通過
し、対物レンズ24によって集光されて光ディスク1上
に光スポットを形成する。光ディスク1から戻るレーザ
光15は往路を逆に通過し、プリズム16内の波長選択
膜により分離され、受光素子部14との間に構成される
回折格子により受光素子部14内の光検出器に導かれ
る。
【0059】続いて、レーザ部13から射出された波長
635〜650nmのレーザ光15は、3ビームを形成
する回折格子を通過し、ビームを分離するプリズム16
を介して、コリメートレンズ20で略並行になり、ビー
ムスプリッタ21を透過した後、反射ミラー22により
反射され、ビーム成形プリズム30により、ラジアル側
にビーム成形される。次に再度ビームスプリッタ21を
透過した後、ミラー23、開口フィルター31を透過
し、対物レンズ24により集光され光ディスク1に光ス
ポットを形成する。光ディスク1から戻るレーザ光15
は往路を逆に通過し、プリズム16の上部に位置する回
折格子17により、プリズム16を介して受光素子内の
光検出器に導かれる。この回折格子17は波長635〜
650nmの光を分割する回折格子で、波長780nm
のレーザ光15にはほとんど影響しないように格子を形
成している。
【0060】次に、本実施の形態のアクチュエータ可動
部の動作について図4、図9(A)および図9(B)を
用いて説明する。
【0061】図示しない電源より、サスペンションホル
ダ40に取り付けられたフレキシブル基板、これと接続
されたサスペンションワイヤ39、さらにバネ基板3
7、38を介して、フォーカスコイル33、34、トラ
ッキングコイル35、36に電力が供給される。サスペ
ンションワイヤ39は少なくとも6本以上設けられてお
り、そのうち2本は、直列に接続されたトラッキングコ
イル35、36に接続され、残り4本のうちの2本はフ
ォーカスコイル33に接続され、残り2本がフォーカス
コイル34に接続されている。これによって、フォーカ
スコイル33、34はそれぞれ独立に通電制御すること
が可能になる。
【0062】図9(A)および図9(B)において、フ
ォーカスコイル33とフォーカスコイル34にいずれも
正方向(または負方向)に電流を流すと、フォーカスコ
イル33、34とフォーカスマグネット41、42の配
置関係と、2分割した磁極の極性の関係からフォーカス
方向に可動にできるフォーカス磁気回路が形成され、電
流を流す方向及び量に応じてフォーカス方向の制御が可
能になる。
【0063】次に、トラッキングコイル35、36に正
方向(または負方向)に電流を流すと、トラッキングコ
イル35、36とトラッキングマグネット43、44の
配置関係と、2分割した磁極の極性の関係からトラッキ
ング方向に可動にできるトラッキング磁気回路が形成さ
れ、トラッキング方向の制御が可能になる。
【0064】ところで、本実施の形態においては、上述
したようにフォーカスコイル33とフォーカスコイル3
4にはそれぞれ独立して電流を流すことができるように
なっている。従って、図10(A)および図10(B)
に示す様に、一方のコイルに流す電流の向きを反転する
と、フォーカスコイル33には光ディスク1へ近づく方
向への力が働き、フォーカスコイル34には光ディスク
1から離れる方向へ力が働く。この結果、相反する力に
より、アクチュエータ可動部にはラジアル方向に回転す
るモーメントが発生し、6本のサスペンションワイヤ3
9に働く捻りモーメントとの力が釣り合う位置までチル
トする。このフォーカスコイル33、フォーカスコイル
34に流す方向及び量に応じてラジアル方向のチルト制
御が可能になる。
【0065】まったく同様に、トラッキングコイル3
5、トラッキングコイル36にそれぞれ独立して電流を
流すことができる場合は、一方のコイルに流す電流の向
きを反転すると、アクチュエータ可動部にラジアル方向
に回転するモーメントが発生し、6本のサスペンション
ワイヤ39に働く捻りモーメントとの力が釣り合う位置
までチルトさせることができ、ラジアル方向のチルト制
御が可能になる。このように、フォーカスコイル33、
34とトラッキングコイル35、36の双方を使ってチ
ルト制御することもできるし、どちらか一方だけを使っ
てチルト制御することもできる。
【0066】次に、レンズシフトによって引き起こされ
たアクチュエータ部のチルトをキャンセルするセルフキ
ャンセラーの動作について説明する。前述の図6は本発
明の実施の形態1におけるトラッキング方向のレンズシ
フトを行っていない(ニュートラルな)状態のアクチュ
エータ装置を表している。<重複のため中略>フォーカ
スコイル33、34の斜線領域はフォーカス方向に駆動
力を発生させるフォーカス磁気回路の磁束が存在する領
域を示したものである。レンズシフトを行ってない場合
は、図6(A)、(C)に示すようにフォーカスコイル
33、フォーカスコイル34のフォーカス方向の力を発
生させたるための斜線領域は同じであることから、この
状態でのフォーカス動作を行った場合ラジアル方向のチ
ルトは発生しない。
【0067】図7は、ディスク内周側にレンズシフトし
た状態のアクチュエータ装置部を表し、図7(A)はそ
の状態における図4のW−W線矢視図、図7(B)は部
分拡大図、図7(C)はその状態における図4のY−Y
線矢視図である。図中、図7(A)、(C)に示す斜線
領域はフォーカス方向に駆動力を発生させるフォーカス
磁気回路の磁束が存在する領域を示したものである。
【0068】ところで、MC型の光ピックアップアクチ
ュエータの問題点として、図7(B)に示すトラッキン
グ方向にレンズシフトしてフォーカス動作を行った場
合、マグネットの位置は変らないことからレンズシフト
した方向とは反対の位置にフォーカス駆動点が移動し、
対物レンズ24中心位置よりズレが生じる。この状態で
対物レンズ24側にフォーカス動作させた場合、MC型
アクチュエータの場合図7(A)、(C)の破線矢印方
向のラジアルチルトが発生する。
【0069】しかし、本実施の形態のアクチュエータに
おいては、図7(A)、(C)のようにフォーカスマグ
ネット41、42をフォーカスコイル33、34よりト
ラッキング方向の幅を小さく構成している。且つ、フォ
ーカスマグネットの取付け位置をフォーカスコイル33
に対しフォーカスマグネット41はディスク内周側に、
またフォーカスコイル34に対しフォーカスマグネット
42はディスク外周側に配置している。
【0070】これにより、図7(B)のように内周側に
レンズシフトした場合フォーカス方向に駆動力を発生さ
せる領域はフォーカスコイル33の方がフォーカスコイ
ル34より広くなる。これにより、対物レンズ24側に
フォーカス動作させた場合は実線矢印方向のラジアルチ
ルトが発生し、破線矢印方向のラジアルチルトをキャン
セルする。逆のフォーカス動作した場合はすべて逆向き
のラジアルチルトが発生しチルトをキャンセルする。な
お、フォーカスマグネット41、42のトラッキング方
向の幅と上述の領域設定、各取付け位置は、ラジアルチ
ルトとモーメントがバランスするように調整する。
【0071】図8は、逆に、ディスク外周側にレンズシ
フトした状態のアクチュエータ装置部を表し、図8
(A)はその状態における図4のW−W線矢視図、図8
(B)は部分拡大図、図8(C)はその状態における図
4のY−Y線矢視図である。図中、図8(A)、(B)
の斜線領域はフォーカス方向に駆動力を発生させる領域
を示したものである。図8(B)に示すようにMC型ア
クチュエータをディスク外周側にレンズシフトしてフォ
ーカス動作を行った場合、マグネットの位置は変らない
ことからレンズシフトした方向とは反対の位置にフォー
カス駆動点が移動し、対物レンズ24中心位置よりズレ
が生じる。この状態で対物レンズ24側にフォーカス動
作させた場合、MC型アクチュエータであれば、破線矢
印方向のラジアルチルトが発生する。
【0072】しかし、本実施の形態のアクチュエータに
おいては、フォーカスマグネット41、42をフォーカ
スコイル33、34よりトラッキング方向の幅を小さく
構成している。且つフォーカスマグネットの取付け位置
をフォーカスコイル33対しフォーカスマグネット41
はディスク内周側に、またフォーカスコイル34に対し
フォーカスマグネット42はディスク外周よりに配置し
ているから、図8(B)のように外周側にレンズシフト
した場合フォーカス方向に駆動力を発生させる領域はフ
ォーカスコイル34の方がフォーカスコイル33より広
くなる。
【0073】これにより対物レンズ24側にフォーカス
動作させた場合は実線矢印方向のチルトが発生し、破線
矢印方向のラジアルチルトをキャンセルする。逆のフォ
ーカス動作した場合はすべて逆向きのラジアルチルトが
発生しチルトをキャンセルする。なお、フォーカスマグ
ネット41、42のトラッキング方向の幅と上述の領域
設定、各取付け位置は、ラジアルチルトとモーメントが
バランスするように調整する。
【0074】以上に説明したように、本発明のアクチュ
エータ装置に依れば、対物レンズ24をトラッキングシ
フトさせてフォースシフトさせた場合(広義にレンズシ
フトと総称する)に、引き起こされるアクチュエータ部
のチルトをセルフキャンセルすることができる。従っ
て、本来の制御目的であるフォーカス、トラッキング、
およびチルトの各制御の精度を向上させることができ
る。さらに、本発明のアクチュエータ装置を用いた光ピ
ックアップに依れば、制御精度の向上によって正確で信
頼性の高い再生、あるいは記録の動作を行うことができ
る。こうして、本発明のアクチュエータ装置を用いた光
ピックアップ、およびそれを用いた光ディスク装置に依
れば、正確で信頼性の高い再生、あるいは記録の動作を
行うことができる。
【0075】ところで、アクチュエータには、以上説明
した制御動作のほかに各部材に対する重力も作用し、こ
の重力による可動部の重心周りの回転が生じる。これを
図11に基づいて詳細に説明する。図11は、図4のZ
−Z線断面図である。
【0076】サスペンションワイヤ39a、39b、3
9cは対物レンズ24を挟んで対をなすように3対設け
られており、それぞれのワイヤの弾性係数はK1、K
2、K3である。ワイヤ39a、39b、39cは、ワ
イヤ39aのフォーカス方向の位置(高さ)を基準にし
て、ワイヤ39aからアクチュエータ可動部の重心位置
12aまでの距離をX1、ワイヤ39aからワイヤ39
bまでの距離をX2、ワイヤ39aからサスペンション
ワイヤ39cまでの距離をX3にした位置に配設されて
いる。線39dはワイヤ39aとワイヤ39cのセンタ
ーラインである。
【0077】また、本実施の形態では、トラッキングコ
イル35、36の駆動の中心がアクチュエータ可動部の
重心位置12aと一致するように設けられている。ラジ
アル方向面内のモーメントにはトラッキングコイル3
5、36の駆動力に基づくモーメントが作用する。すな
わち、トラッキングコイル35、36の駆動力は対物レ
ンズ保持筒32に作用し、ワイヤ39a、39b、39
cに分力となって支持されるから、この分力に基づく重
心位置12a周りのモーメントが釣り合えばよい。
【0078】ワイヤ39a、39b、39cの伸びは等
しいから、重心位置12a周りのモーメントが釣り合う
条件式は、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
K3 となる。
【0079】上記条件を満たすための第1の方法は、ワ
イヤ39a、39b、39cの距離X1、X2、X3が
設計上予め設定されるため、各々のワイヤの弾性係数K
1、K2、K3を、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
K3 を満たすように選択すれば良い。この手段はアクチュエ
ータの小型化のため距離X1、X2、X3が小さく設定
されたときに有効な方法である。
【0080】また、上記条件を満たすための第2の方法
は、ワイヤ39a、39b、39cの弾性係数K1、K
2、K3が材料設計上等で予め設定されたとき、距離X
1、X2、X3を、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
K3 を満たすように設計すれば良い。この方法でも重心12
a周りのモーメント消去を実現できる。ワイヤ39a、
39b、39cの材料が既に決められているときに、簡
単にモーメントを消去を実現できる方法である。
【0081】以上のように本発明によれば、第1磁気回
路と第2磁気回路とは対物レンズ24の回りに互いに交
差するように配置されている。これにより、コイルの配
置数を半分に削減することができ、小型化軽量化を実現
することができる。
【0082】さらに、第1フォーカス磁気回路と第2フ
ォーカス磁気回路とを対物レンズ24の中心について点
対称に配置し、また併せて、第1トラッキング磁気回路
と第2トラッキング磁気回路とを対物レンズ24の中心
について点対称に配置したので、電磁力による駆動力の
中心を対物レンズ24の中心に一致させることができ
る。従って、正確なフォーカス制御とトラッキング制御
とを実現することができる。
【0083】さらに、チルトマージンが非常に狭い高密
度光ディスクに対応できるラジアルチルト制御が可能な
3軸アクチュエータが実現できる。また、可動部を軽量
化することができるため、これに伴って高感度可能な光
ピックアップアクチュエータを実現でき、より低消費電
力の光ピックアップアクチュエータを提供することがで
きる。
【0084】特に、マグネットの着磁を多極着磁にせず
マグネットを分離し貼り合わせたタイプにすることによ
り、極間に発生するニュートラルゾーンを抑えることが
でき、各コイルのシフトに伴う磁気回路特性の劣化を最
小限に抑えることができる。
【0085】これによりリニアリティーの高いアクチュ
エータを提供することができる。
【0086】さらに、レンズシフトによって引き起こさ
れるラジアルチルトを、コイルとマグネットを適正に配
置したことにより、セルフキャンセルすることができ
る。こうして、レンズシフトによって引き起こされるア
クチュエータ部のチルトをセルフキャンセルすることが
できる。従って、本来の制御目的であるフォーカス、ト
ラッキング、およびチルトの各制御の精度を向上させる
ことができる。
【0087】特に、本発明によればサスペンションワイ
ヤ39a、39b、39cの弾性係数K1、K2、K3
と距離X1、X2、X3が、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
K3 を満たすように設定されているので、常に可動部の駆動
中心周りのモーメントがゼロとなり、不要なチルトが発
生しない。このため、また従来必要であったマスバラン
ス等を付加する必要がなく、光ピックアップアクチュエ
ータの可動部の軽量化を図ることが可能になる。
【0088】さらに、本発明のアクチュエータ装置を用
いた光ピックアップに依れば、制御精度の向上によって
正確で信頼性の高い再生、あるいは記録の動作を行うこ
とができる。また、本発明の小型化軽量化されたアクチ
ュエータ装置を用いた光ピックアップに依れば、小型化
され、低消費電力で、しかも正確で高い信頼性のある光
ピックアップアクチュエータを提供することができる。
【0089】こうして、本発明のアクチュエータ装置を
用いた光ピックアップ、およびそれを用いた光ディスク
装置に依れば、正確で信頼性の高い再生、あるいは記録
の動作を行うことができる。さらに、モバイル型パソコ
ン等にも搭載可能な薄型、小型、低消費電力且つ高信頼
性の光ディスク装置を提供することができる。
【0090】
【発明の効果】本発明のアクチュエータ装置を用いた光
ピックアップに依れば、制御精度の向上によって正確で
信頼性の高い再生、あるいは記録の動作を行うことがで
きる。また、本発明の小型化軽量化されたアクチュエー
タ装置を用いた光ピックアップに依れば、小型化され、
低消費電力で、しかも正確で高い信頼性のある光ピック
アップアクチュエータを提供することができる。
【0091】こうして、本発明のアクチュエータ装置を
用いた光ピックアップ、およびそれを用いた光ディスク
装置に依れば、正確で信頼性の高い再生、あるいは記録
の動作を行うことができる。さらに、モバイル型パソコ
ン等にも搭載可能な薄型、小型、低消費電力且つ高信頼
性の光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ
を搭載している光ピックアップモジュール(以下モジュ
ールと記載)の正面図
【図2】図1のモジュールの詳細正面図
【図3】図1のモジュールの断面図
【図4】本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ
の拡大正面図
【図5】図4のV−V線断面図
【図6】(A)トラッキング方向のレンズシフトを行っ
ていない状態の図4のアクチュエータ装置部のW−W線
矢視図 (B)図4の部分拡大図 (C)トラッキング方向のレンズシフトを行っていない
状態の図4のアクチュエータ装置部のY−Y線矢視図
【図7】(A)ディスク内周側にレンズシフトした状態
の図4のアクチュエータ装置部のW−W線矢視図 (B)ディスク内周側にレンズシフトした状態の図4の
アクチュエータ装置部の部分拡大図 (C)ディスク内周側にレンズシフトした状態の図4の
アクチュエータ装置部のY−Y線矢視図
【図8】(A)ディスク外周側にレンズシフトした状態
の図4のアクチュエータ装置部のW−W線矢視図 (B)ディスク外周側にレンズシフトした状態の図4の
アクチュエータ装置部の部分拡大図 (C)ディスク外周側にレンズシフトした状態の図4の
アクチュエータ装置部のY−Y線矢視図
【図9】(A)本発明のアクチュエータ装置部のフォー
カスおよびトラッキングの駆動方向を示す斜視図 (B)本発明のアクチュエータ装置部のフォーカスおよ
びトラッキングの駆動方向を示す斜視図
【図10】(A)本発明のアクチュエータ装置部のチル
トの駆動方向を示す斜視図 (B)本発明のアクチュエータ装置部のチルトの駆動方
向を示す斜視図
【図11】図4のZ−Z線断面図
【図12】従来の光ピックアップの正面図
【図13】従来の光ピックアップの断面図
【図14】従来のアクチュエータの正面図
【図15】従来のアクチュエータの断面図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 トラバースモータ 5 減速ギア 6 スクリューシャフト 7 ラック 8、68 支持シャフト 9、69 ガイドシャフト 10 光ピックアップモジュールベース 11、67 キャリッジ 12 光ピックアップアクチュエータ 13 レーザ部 14 受光素子部 15、49、51 レーザ光 16 プリズム 17 回折格子 18 結合部材 19 レーザフレキ 20、53 コリメートレンズ 21 ビームスプリッタ 22 反射ミラー 23、54 立ち上げミラー 24、55 対物レンズ 25 アオリ部材 26 シフト部材 27 スライドシャフト 28 シフトバネ 29 シフト調整ねじ 30 ビーム成形プリズム 31 開口フィルター及びλ/4板 32、59 対物レンズ保持筒 33、34 フォーカスコイル 35、36 トラッキングコイル 37、38 バネ基板 39、65 サスペンションワイヤ 40、66 サスペンションホルダ 41、42 フォーカスマグネット 43、44 トラッキングマグネット 45、61 磁気ヨーク 46 ボックス 47 レーザドライバ 48、50 光学ユニット 52 ウェッジビームスプリッタ 56 偏光ホログラム 57 重畳回路 58 シールドケース 60 永久磁石(マグネット) 62 フォーカスコイル 63 トラッキングコイル 64 中継基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA01 AA04 AA08 AA22 AA23 BA01 DC03 EA02 EB05 EB08 EB11 EB17 EC05 ED05 ED08 EE03 EE06 FA30 FB03 FB10 FB12 FB20

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持筒とフォーカ
    スコイルとトラッキングコイルとを有する可動部と、 前記フォーカスコイルを駆動するためのフォーカスマグ
    ネットと磁気ヨークとを有する第1磁気回路と、 前記トラッキングコイルを駆動するためのトラッキング
    マグネットと前記磁気ヨークとを有する第2磁気回路
    と、 前記可動部を支持する弾性部材とを有する光ピックアッ
    プアクチュエータであって、 前記第1磁気回路には前記対物レンズに対し略対称的に
    配置された一対の前記フォーカスコイルおよび一対の前
    記フォーカスマグネットが配設されるとともに、前記第
    2磁気回路には前記対物レンズに対し略対称的に配置さ
    れた一対の前記トラッキングコイルおよび一対の前記ト
    ラッキングマグネットが配設されていることを特徴とす
    る光ピックアップアクチュエータ。
  2. 【請求項2】前記一対のフォーカスマグネットおよび前
    記一対のトラッキングマグネットの各々は複数個のマグ
    ネットを結合した分割マグネットから構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の光ピックアップアクチュエ
    ータ。
  3. 【請求項3】前記一対のフォーカスマグネットはフォー
    カス方向に反対の磁極が現れるように分割し、前記一対
    のトラッキングマグネットはトラッキング方向に反対の
    磁極が現れるように分割し、それぞれのマグネットは反
    対の極を相接して1個のマグネットに形成したものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップア
    クチュエータ。
  4. 【請求項4】前記各々のフォーカスマグネットのトラッ
    キング方向の幅が前記フォーカスコイルのトラッキング
    方向の幅より小さいことを特徴とする請求項1に記載の
    光ピックアップアクチュエータ。
  5. 【請求項5】前記一対のフォーカスマグネットのトラッ
    キング方向の幅の中心が、前記一対のフォーカスコイル
    のトラッキング方向の幅の中心とは外れて配置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップア
    クチュエータ。
  6. 【請求項6】前記一対のフォーカスコイルの各々に対し
    て独立に電力供給できることを特徴とする請求項1に記
    載の光ピックアップアクチュエータ。
  7. 【請求項7】前記一対のトラッキングコイルの各々に対
    して独立に電力供給できることを特徴とする請求項1記
    載の光ピックアップアクチュエータ。
  8. 【請求項8】前記電力供給は前記可動部を支持する少な
    くとも6本の弾性部材によって行われることを特徴とす
    る請求項6に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  9. 【請求項9】前記電力供給は前記可動部を支持する少な
    くとも6本の弾性部材によって行われることを特徴とす
    る請求項7に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  10. 【請求項10】前記フォーカスコイルが略リング状巻線
    であることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアッ
    プアクチュエータ。
  11. 【請求項11】前記トラッキングコイルが略リング状巻
    線であることを特徴とする請求項1に記載の光ピックア
    ップアクチュエータ。
  12. 【請求項12】前記フォーカスコイルの一方の側の線束
    に対向する前記フォーカスマグネットの極が、前記フォ
    ーカスコイルの他の側の線束に対向する前記フォーカス
    マグネットの極と反対の極であることを特徴とする請求
    項3に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  13. 【請求項13】前記トラッキングコイルの一方の側の線
    束に対向する前記トラッキングマグネットの極が、前記
    トラッキングコイルの他の側の線束に対向する前記トラ
    ッキングマグネットの極と反対の極であることを特徴と
    する請求項3に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  14. 【請求項14】前記弾性部材が前記対物レンズを挟んで
    対をなすようにフォーカス方向に複数対設けられるとと
    もに、前記弾性部材は各対毎に異なった弾性係数を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップア
    クチュエータ。
  15. 【請求項15】前記弾性部材は3対の弾性部材からな
    り、各々の対の弾性部材の弾性係数を光ディスク側から
    順にK1、K2、K3とし、弾性係数K1の弾性部材の
    フォーカス方向の位置を基準にして、前記可動部の重心
    位置までの距離をX1、弾性係数K2の弾性部材までの
    距離をX2、弾性係数K3の弾性部材までの距離をX3
    としたとき、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
    K3 を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光ピックア
    ップアクチュエータ。
  16. 【請求項16】請求項1に記載の光ピックアップアクチ
    ュエータを使用したことを特徴とする光ディスク装置。
  17. 【請求項17】対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持筒とフォーカ
    スコイルとトラッキングコイルとを有し複数の導電性を
    有する弾性部材によって変位可能に支持された可動部
    と、 前記フォーカスコイルを駆動するためのフォーカスマグ
    ネットと磁気ヨークとを有する第1磁気回路と、 前記トラッキングコイルを駆動させるためのトラッキン
    グマグネットと前記磁気ヨークとを有する第2磁気回路
    と、 前記弾性部材とを有する光ピックアップアクチュエータ
    であって、 前記第1磁気回路には前記対物レンズの中心に対し点対
    称に配置した一対の前記フォーカスコイルと一対の前記
    フォーカスマグネットとを有し、前記第2磁気回路には
    前記対物レンズの中心に対し点対称に配置した一対の前
    記トラッキングコイルと一対の前記トラッキングマグネ
    ットとを有することを特徴とする光ピックアップアクチ
    ュエータ。
  18. 【請求項18】前記一対のフォーカスマグネットはフォ
    ーカス方向に反対の磁極が現れるように分割し、前記一
    対のトラッキングマグネットはトラッキング方向に反対
    の磁極が現れるように分割し、それぞれの分割したマグ
    ネットは互いに反対の極を相接して1個のマグネットに
    形成したことを特徴とする請求項17に記載の光ピック
    アップアクチュエータ。
  19. 【請求項19】前記各々のフォーカスマグネットのトラ
    ッキング方向の幅は前記フォーカスコイルのトラッキン
    グ方向の幅より小さく形成して、前記一対のフォーカス
    マグネットのトラッキング方向の幅の中心を前記一対の
    フォーカスコイルのトラッキング方向の幅の中心から外
    して配置したことを特徴とする請求項17に記載の光ピ
    ックアップアクチュエータ。
  20. 【請求項20】少なくとも6本の前記弾性部材を有し、
    前記一対のフォーカスコイルの各々に対して独立に電力
    を供給することを特徴とする請求項17に記載の光ピッ
    クアップアクチュエータ。
  21. 【請求項21】少なくとも6本の前記弾性部材を有し、
    前記一対のトラッキングコイルの各々に対して独立に電
    力を供給することを特徴とする請求項17に記載の光ピ
    ックアップアクチュエータ。
  22. 【請求項22】前記フォーカスコイルは略リング状に巻
    回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向に
    略平行に配置したことを特徴とする請求項17に記載の
    光ピックアップアクチュエータ。
  23. 【請求項23】前記トラッキングコイルは略リング状に
    巻回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向
    に略平行に配置したことを特徴とする請求項17に記載
    の光ピックアップアクチュエータ。
  24. 【請求項24】前記フォーカスコイルは、巻回面がフォ
    ーカス方向に略平行になるように配置し、かつ、フォー
    カス方向に反対の磁極が現れるように分割して互いに反
    対の極を相接して1個に形成された前記フォーカスマグ
    ネットに前記巻回面が対向するように配置したことを特
    徴とする請求項17に記載の光ピックアップアクチュエ
    ータ。
  25. 【請求項25】前記フォーカスコイルの一方の側の線束
    に対向する前記フォーカスマグネットの極が、前記フォ
    ーカスコイルの他の側の線束に対向する前記フォーカス
    マグネットの極と反対の極であることを特徴とする請求
    項24に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  26. 【請求項26】前記トラッキングコイルは、巻回面がフ
    ォーカス方向に略平行になるように配置し、かつ、トラ
    ッキング方向に反対の磁極が現れるように分割して互い
    に反対の極を相接して1個に形成された前記トラッキン
    グマグネットに前記巻回面が対向するように配置したこ
    とを特徴とする請求項17に記載の光ピックアップアク
    チュエータ。
  27. 【請求項27】前記トラッキングコイルの一方の側の線
    束に対向する前記トラッキングマグネットの極が、前記
    トラッキングコイルの他の側の線束に対向する前記トラ
    ッキングマグネットの極と反対の極であることを特徴と
    する請求項26に記載の光ピックアップアクチュエー
    タ。
  28. 【請求項28】前記弾性部材が前記対物レンズを挟んで
    対をなすようにフォーカス方向に複数対設けられるとと
    もに、前記弾性部材は各対毎に異なった弾性係数を有す
    ることを特徴とする請求項17に記載の光ピックアップ
    アクチュエータ。
  29. 【請求項29】前記弾性部材は3対の弾性部材からな
    り、各々の対の弾性部材の弾性係数を光ディスク側から
    順にK1、K2、K3とし、弾性係数K1の弾性部材の
    フォーカス方向の位置を基準にして、前記可動部の重心
    位置までの距離をX1、弾性係数K2の弾性部材までの
    距離をX2、弾性係数K3の弾性部材までの距離をX3
    としたとき、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
    K3 を満たすことを特徴とする請求項17に記載の光ピック
    アップアクチュエータ。
  30. 【請求項30】請求項17に記載の光ピックアップアク
    チュエータを使用したことを特徴とする光ディスク装
    置。
  31. 【請求項31】対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持筒とフォーカ
    スコイルとトラッキングコイルとを有し複数の導電性を
    有する弾性部材によって変位可能に支持された可動部
    と、 前記フォーカスコイルを駆動するためのフォーカスマグ
    ネットと磁気ヨークとを有する第1磁気回路と、 前記トラッキングコイルを駆動させるためのトラッキン
    グマグネットと前記磁気ヨークとを有する第2磁気回路
    と、 前記弾性部材とを有する光ピックアップアクチュエータ
    であって、 前記第1磁気回路には前記対物レンズの中心に対し点対
    称に配置した一対の前記フォーカスコイルと一対の前記
    フォーカスマグネットとを有し、前記第2磁気回路には
    前記対物レンズの中心に対し点対称に配置した一対の前
    記トラッキングコイルと一対の前記トラッキングマグネ
    ットとを有し、 前記第1磁気回路と前記第2磁気回路とは対物レンズの
    回りに互いに交差するように配置したことを特徴とする
    光ピックアップアクチュエータ。
  32. 【請求項32】前記一対のフォーカスマグネットはフォ
    ーカス方向に反対の磁極が現れるように分割し、前記一
    対のトラッキングマグネットはトラッキング方向に反対
    の磁極が現れるように分割し、それぞれの分割したマグ
    ネットは互いに反対の極を相接して1個のマグネットに
    形成したことを特徴とする請求項31に記載の光ピック
    アップアクチュエータ。
  33. 【請求項33】前記各々のフォーカスマグネットのトラ
    ッキング方向の幅は前記フォーカスコイルのトラッキン
    グ方向の幅より小さく形成して、前記一対のフォーカス
    マグネットのトラッキング方向の幅の中心を前記一対の
    フォーカスコイルのトラッキング方向の幅の中心から外
    して配置したことを特徴とする請求項31に記載の光ピ
    ックアップアクチュエータ。
  34. 【請求項34】前記磁気ヨークは、前記フォーカスコイ
    ルと前記トラッキングコイルとの間に延出した分岐ヨー
    クを有し、前記第1磁気回路と前記第2磁気回路とを互
    いに独立させたことを特徴とする請求項31に記載の光
    ピックアップアクチュエータ。
  35. 【請求項35】少なくとも6本の前記弾性部材を有し、
    前記一対のフォーカスコイルの各々に対して独立に電力
    を供給することを特徴とする請求項31に記載の光ピッ
    クアップアクチュエータ。
  36. 【請求項36】少なくとも6本の前記弾性部材を有し、
    前記一対のトラッキングコイルの各々に対して独立に電
    力を供給することを特徴とする請求項31に記載の光ピ
    ックアップアクチュエータ。
  37. 【請求項37】前記フォーカスコイルは略リング状に巻
    回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向に
    略平行で、かつ巻回軸がフォーカス方向に対して略垂直
    になるように配置すると共に、フォーカス方向に反対の
    磁極が現れるように分割して互いに反対の極を相接して
    1個に形成された前記フォーカスマグネットに前記巻回
    面が対向するように配置したことを特徴とする請求項3
    1に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  38. 【請求項38】前記フォーカスコイルの一方の側の線束
    に対向する前記フォーカスマグネットの極が、前記フォ
    ーカスコイルの他の側の線束に対向する前記フォーカス
    マグネットの極と反対の極であることを特徴とする請求
    項37に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  39. 【請求項39】前記トラッキングコイルは略リング状に
    巻回され、巻回して形成された巻回面はフォーカス方向
    に略平行で、かつ巻回軸がフォーカス方向に対して略垂
    直になるように配置すると共に、トラッキング方向に反
    対の磁極が現れるように分割して互いに反対の極を相接
    して1個に形成された前記トラッキングマグネットに前
    記巻回面が対向するように配置したことを特徴とする請
    求項31に記載の光ピックアップアクチュエータ。
  40. 【請求項40】前記トラッキングコイルの一方の側の線
    束に対向する前記トラッキングマグネットの極が、前記
    トラッキングコイルの他の側の線束に対向する前記トラ
    ッキングマグネットの極と反対の極であることを特徴と
    する請求項39に記載の光ピックアップアクチュエー
    タ。
  41. 【請求項41】前記弾性部材が前記対物レンズを挟んで
    対をなすようにフォーカス方向に複数対設けられるとと
    もに、前記弾性部材は各対毎に異なった弾性係数を有す
    ることを特徴とする請求項31に記載の光ピックアップ
    アクチュエータ。
  42. 【請求項42】前記弾性部材は3対の弾性部材からな
    り、各々の対の弾性部材の弾性係数を光ディスク側から
    順にK1、K2、K3とし、弾性係数K1の弾性部材の
    フォーカス方向の位置を基準にして、前記可動部の重心
    位置までの距離をX1、弾性係数K2の弾性部材までの
    距離をX2、弾性係数K3の弾性部材までの距離をX3
    としたとき、 X1・K1+(X1−X2)・K2=(X3−X1)・
    K3 を満たすことを特徴とする請求項31に記載の光ピック
    アップアクチュエータ。
  43. 【請求項43】請求項31に記載の光ピックアップアク
    チュエータを使用したことを特徴とする光ディスク装
    置。
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