JPH05240915A - 論理回路のテストに使用する半導体装置 - Google Patents

論理回路のテストに使用する半導体装置

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JPH05240915A
JPH05240915A JP3245411A JP24541191A JPH05240915A JP H05240915 A JPH05240915 A JP H05240915A JP 3245411 A JP3245411 A JP 3245411A JP 24541191 A JP24541191 A JP 24541191A JP H05240915 A JPH05240915 A JP H05240915A
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test
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module
output
circuit
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JP3245411A
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Yin-Chao Hwang
フワング イン−チャオ
Theo J Powell
ジエイ.ポウエル セオ
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Original Assignee
Texas Instruments Inc
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    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択された論理モジュールのみに直列データ
をスキャンインする半導体装置を提供する。 【構成】 論理モジュール(26a)内のポイントに直
列接続された直列レジスタラッチ(34)(36)(3
8)(40)が、外部から選択可能なシャントゲート
(66)により接続される。シャントゲート(66)が
選択された時のみ直列データがSDI入力28′より論
理モジュール(26a)内の直列レジスタラッチへスキ
ャンインする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、超LSI回
路のテストに関し、特に区分編成システム内の定義され
たテスト境界の走査テストに使用する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路の密度を増大させるため、いく
つかのプログラムが進行中である。これらのプログラム
の1つは、超高速集積回路(VHSIC)のプログラム
であって、それは超LSI(VLSI)技術を用いるエ
レクトロニクスを発展させて、より進んだ高性能の装置
を与えることになった。従来のVLSIプログラムには
5×1013ゲートHz /cm2 の機能スループット率の性
能仕様をもつものがある。この型式の性能を達成するた
めに、超微細の線を描くことができるリソグラフィ装置
が設定されなければならず、また必要なパッケージも製
造されなければならない。これらのチップは、0.25平
方インチ(0.635cm2 )の各チップ上に20000/
40000個のゲートと100000〜400000個
のトランジスタを有するチップを造ることができる0.5
μという特徴線巾を有している。また、これらのチップ
は150〜400ピンを有するキャリヤ上にマウントさ
れる。 高密度VLSI装置を開発するのに最も大きな
障害の一つはテスト(検査)である。VLSI回路また
はVLSI回路を用いるシステム(装置)に存在する複
雑な回路機能、大量の回路機能の一方または両方のため
に、テスト方法はそれ自身が非常に複雑なものになって
しまった。また複雑なテスト方法は一般にソフトウェア
を含む対応した複雑な装置を必要とし、さらに実施する
のがますます費用がかかりかつめんどうになってきてい
る。しかし、所定のチップ設計に対して比較的に高度の
信頼性を確保するためには、テストによって故障が高い
率で検出可能なように設計することが必要である。故障
検出率の現在の目標は98%以上である。
【0003】LSI回路をテストするための最もよく知
られた方法の1つは文献によく記載されているレベル高
感度走査設計 (level sensitive scan design: LSSD)で
ある。LSSDの一般的な説明については Donald Komo
nytskyに発行され、StorageTechnology Corporationに
譲受された米国特許第4519078号参照。また電子
構造のテストの特許および刊行物の総合リストのために
は A. Blumに発行され、International Business Machi
nes に譲受された米国特許第4428060号および
E. J. McCluskey著“A Survey of Design for Testabil
ity Scan Techniques”参照。基本的に、LSSDはL
SI回路内にある複数個の制御可能/観察可能点を用い
る。複数個のシフトレジスタラッチ(SRL)が直列態
様で含まれているこれらの点にデータがシフトできるよ
うにすることによって制御可能性が得られる。そしてテ
ストが行なわれ、データはSRLに格納され、その観察
のためにシフトバックアウトされる。したがって、LS
I回路の制御/観察はもはやパッケージ内のピンの数に
依存しない。また、ラッチ自身は内部回路の一部である
から、それらを順次回路内のフィードバック路を破壊す
るのに用いることができ、それによってSRL間の組合
せ回路のテストが自動的に発生できるようになる。
【0004】典型的な走査設計では、シフトレジスタは
設計機能のために必要な特定点に配置されるが、テスト
目的のために走査チェーンで一緒に接続される。その走
査チェーンによってテストのためにレジスタに任意のテ
スト状態が実現される。次に、テストパターンがコンピ
ュータ上に発生される。発生されたテストパターンはS
RLにシルトインされ、テストベクトル(ディジタルデ
ータの選択された語またはグループ)がチップの主入力
またはピンに与えられ、システムクロックがテストを実
行するために供給され、主出力ピンが期待されたベクト
ル出力と比較され、データはそれと既知の良好なテスト
ベクトルと比較するためにSRLからスキャンアウトさ
れる。このテストを行なうには、多数の直列のテストベ
クトルがそれらをSRLにシフトインし、供給し、結果
をシフトバックアウトのために通常必要である。これに
よって、これらのテストを従来のテスタに応用する場合
には幾分時間がかかり過ぎることになる。
【0005】従来のい走査設計では、SRLは、米国特
許第4519078に示されているように、連続ストリ
ングで接続されるか、または、William McAnney に発行
され、International Business Machines Corporation
に譲受された米国特許第4503537号に示されるよ
うに並列状態で実現される。順次設計では、所定のチッ
プをテストするために所定の量の時間が必要である。テ
ストを行なうためにSRLにデータをシフトインし、そ
のデータをシフトアウトするのに必要な時間の量は直列
チェーン内のSRLの数によって決定される。チップの
たった1つの機能だけがテストされるべきであるとすれ
ば、データは、この機能をテストするためにチェーン内
の全てのシフトレジスタを介してシフトされなければな
らないだろう。たとえば、あるチップが複数の機能を有
し、適当なテストを行なうのに6回のSRLのロード、
アンロードを必要とした他方の機能と比較して一方の機
能が4回のSRLのロード、アンロードを必要とする場
合、第1の機能用のシフトレジスタは、第2の機能のテ
ストパターンに対して最後の2つのパスを実行するため
には、それのロード、アンロードを2回追加的に行なわ
なければならいだろう。これら追加的な2つのパスに対
して第1機能用のレジスタを介してのシフトに要する時
間は浪費時間である。追加的な時間の他に、レジスタを
一緒に接続するためには追加的な論理が必要である。こ
のことは、通常の論理フローを用いてレジスタがより簡
単にロード、アンロードできる場合にもあてはまる。こ
の特別の論理は、特にレジスタがバスに接続される場合
致命的な欠点となるだろう。
【0006】上記の欠点を考えると、データを制御/観
察点に走査するのに要する時間を減少し、またテストパ
ターンの発生に要する時間を減少する走査技術を用いる
テスト方法が要請される。
【0007】
【発明の概要】ここに開示され、「特許請求の範囲」に
画定される本発明は論理回路上の周辺ポートのテストを
容易にするシフトレジスタラッチを備えている。このシ
フトレジスタラッチは周辺ポートの1つとインタフェー
ス接続された動作入力と周辺ポートの他のものとインタ
フェース接続された出力を有する。走査データ入力が内
部直列データリンクから直列データを受信するために備
えられている。動作ゲートが、動作クロック信号の受信
に応答して動作入力からラッチノードへデータをクロッ
ク入力するために備えられている。走査ゲートが、テス
トクロック信号の受信に応答して走査データ入力からラ
ッチノードへデータをクロック入力するために備えられ
ている。ラッチノードに格納すなわちストアされたデー
タを出力から分離するために分離モードで動作し、また
論理回路への入力のためにラッチノードから出力へデー
タを転送するために非分離モードで動作する第1の分離
回路がラッチノードと出力との間に配置される。テスト
中に周辺ポートから論理回路へのデータの入力を禁止す
るためにシフトレジスタラッチの出力とそれに関連した
周辺ポートの間に第2の分離回路が配置される。ラッチ
ノードからシフトレジスタラッチの出力へデータを転送
し、また外部テストイネーブル信号の受信に応答してテ
スト中のデータの入力を禁止するように上記分離回路を
制御するために制御回路が備えられる。通常動作ゲート
では、ラッチノードはシフトレジスタの出力から分離さ
れ、データは周辺ポートを通って論理回路に入力される
ことが許される。
【0008】ここに開示され、特許請求された本発明は
テスト可能な論理モジュールを含む。この論理モジュー
ルは、一緒に動作可能で、一定のモジュール機能を与え
る複数個の定義論理回路からなる。各論理回路はそれの
テストを可能にする複数個の埋込み制御/観察位置を有
する。論理回路は並列レジスタを介して共通内部バスに
インタフェースされる。各並列レジスタは並列の制御/
観察位置を有する。テストの間、各並列レジスタは別々
にアドレス指定され、並列のテストベクトルでロードさ
れ、次に埋込み制御/観察位置はテストベクトルを直列
的にシフトするための直列チェーンで接続される。ロー
ド後、テストベクトルは関連した論理回路に与えられ、
その結果は並列レジスタおよび直列制御/観察位置の両
方に記憶される。並列レジスタは次に、各レジスタを選
択的にアドレス指定し結果をバス上に出力することによ
って共通バスを介してアンロードされる。次に直列制御
/観察位置が直列データリンクを介してアンロードされ
これらの結果の観察を可能にする。
【0009】本発明の別の実施例では、各並列レジスタ
はそのロードまたはアンロードの間に関連した論理回路
から分離するように動作できる。この分離によって並列
レジスタがテストベクトルでロードされ、全ての直列制
御/観察位置がロードされるまでテストベクトルが維持
されることを可能にする。これによってロードの間に並
列レジスタの内容が変化するのを防止する。
【0010】ここに開示され、特許請求された本発明は
区分可能な組合せ論理回路を有している。この回路は動
作モード、テストモードの両方を有する複数の論理モジ
ュールを有する。これらのモジュールの各々は、複数個
の制御/観察位置をもった定義テスト境界を形成するよ
うテストモードで動作可能である。これらのモジュール
は動作モードでインタフェースされ所定の動作形式に従
がった一体論理機能を与える。テストモードでは、テス
トモジュールの各々はテスト境界を定義し、お互いから
分離するように構成される。各モジュールはテスト境界
が定義された後テストのために選択可能である。次に所
定のパターンのテストベクトルが選択モードの制御/観
察位置に与えられてテストを実施する。テストの結果は
観察のために取出すことができるように制御/観察位置
に記憶される。
【0011】本発明の別の実施例では、テストベクトル
は最初に、制御/観察位置で、各々が通常動作入力、テ
スト入力および出力を有するシフトレジスタに記憶され
る。これらのラッチは、1つのラッチの出力を隣接ラッ
チのテスト入力に接続するようにいもずるチェーン構成
で接続される。通常動作入力は、テストベクトルがラッ
チにロードできるようにテストの第1部分の間に関連し
た組合せ論理から分離される。テストベクトルはチェー
ンの第1ラッチに連続的に入力され、全てのラッチがロ
ードされるまでチエーンを介して走査される。次に、通
常動作入力が関連した組合せ論理に再接続され、テスト
が行なわれて、結果がラッチに記憶される。ラッチをア
ンロードするためには、通常動作入力を再び開いてラッ
チを分離する。データはいもずるチェーン構成の最後の
レジスタから連続的にスキャンアウトされる。
【0012】本発明のさらに他の実施例では、各モジュ
ールはそことの間でデータの送受信を行なう回路の外に
共通の並列インタフェースを備えている。テストモード
の間は、これによって、複数個の制御/観察点が単一の
クロックサイクルでロードできるように並列データがモ
ジュールに入力することが可能になる。さらに、モジュ
ールのうちの選択されたものは、上記回路の外部と直接
インタフェースされたテストベクトルがそこの加えられ
ることを可能にする。外部インタフェース線は制御/観
察位置を有する。
【0013】ここに開示され、特許請求された本発明は
論理回路をテストする方法および装置を含む。論理回路
は定義されたテスト境界をもった複数のモジュールに分
割され、各モジュールは関連した内部論理を有する。そ
の論理はシフトレジスタラッチがそこに配置される関連
した制御/観察位置を有する。各ラッチはテスト入力、
通常入力および出力を有する。通常入力および出力は通
常動作の間に論理回路とインタフェースされ、他方、テ
スト入力および出力はテストの間直列テストチェーンと
インタフェースされる。直列チェーンは各モジュールで
直列入力および直列出力とインタフェースされる。各モ
ジュールは上記回路の共通直列入力および共通直列出力
とインタフェースされる。モジュールの選択は、外部モ
ジュールアドレスを受け、インタフェースを制御してテ
ストベクトルをそれの記憶のためにモジュールの選択さ
れた1に入力することを可能にするアドレスバスによっ
て与えられる。これらのテストベクトルが次に与えら
れ、結果がシフトレジスタラッチに記憶される。結果の
記憶後、その結果は選択された1つのモジュールの直列
モジュール出力から共通直列出力へスキャンアウトされ
る。選択されないモジュールは、結果が選択モジュール
からだけ出力されるように阻止された出力を有する。
【0014】
【実施例】
テスト区分論理回路 図1にはテスト区分の超LSI回路10のブロック図が
示されている。VLSI回路は動作モードおよびテスト
モードで構成でき、テストモードの構成が図1に示され
ている。一般に、VLSI回路の動作モードでは、機能
は通常、区分(モジュール化)される。これらの回路
は、制御機能、格納機能などを与える別々のモジュール
をもった任意の数のモードで動作することができる。こ
れらのモジュールは通常、装置ピンを介して回路の外部
とインタフェースされ、データ、アドレスおよび制御信
号に対するインタフェースを与える。種々の多重化回路
を用いることによって、ピン機能は変更でき、装置の内
部構造さえも変更できる。
【0015】テストモードでは、内部制御バス12はク
ロック信号、テスト信号および種々の他の制御信号のよ
うな制御機能のためにピン14とインタフェースされ
る。内部アドレスバス16はピン18とインタフェース
され、アドレスのLSI回路10への入力を可能にす
る。内部データ入出力(I/O)バス20はピン24と
インタフェースされ二方向のデータの流れを可能にす
る。ここで、バス12、16および20は、テストモー
ドの間、それぞれ装置ピン14、18および24とイン
タフェースされるにすぎないことに注意を要する。
【0016】VLSI回路10の動作モードでは、これ
らのピンは特定の利用に依存した他の機能を有すること
ができる。チップ10における論理は機能論理モジュー
ル26a〜26nに分割される。この論理は組合せ論理
と順次論理両方の組合せである。各機能モジュール26
a〜26nはテストモードで制御バス12、アドレスバ
ス16およびI/Oバス20とインタフェースされる。
アドレスバス16はモジュール26a〜26nのそれぞ
れをアドレス指定するために用意され、I/Oバス20
は各モジュールとの並列データのインタフェースのため
に用意される。モジュール26a〜26nのの全部を制
御するための制御信号は制御バス12を介して与えられ
る。動作モードにおいてモジュール間のインタフェース
を用意するため、動作バス27を備えてモジュール間で
信号を移動させる。これらの信号はバス12、16およ
び20に運ばれた制御、アドレスおよびデータの各情報
に加わる。図1の構造では、チップの外部ピンは、その
チップの内部論理は外部的にアクセス可能でテスト手続
の制御がなされるように内部的にインタフェースされ
る。
【0017】各モジュール26a〜26nはまた、スキ
ャンデータインポート(SDI)およびスキャンデータ
アウトポート(SDO)を備えている。SDIポートは
コモンスキャンデータインライン28とインタフェース
され、SDOポートはコモンスキャンデータアウトライ
ン30とインタフェースされる。スキャンデータインラ
イン28は直列データを受信するための外部ピンに接続
され、スキャンデータアウトライン30は直列データを
出力するための外部ピンにインタフェースされる。
【0018】各モジュール26a〜26nは、テストモ
ードにあるとき機能論理に対する定義されたテスト境界
を与える。このテスト境界が定義されると、テスト中の
モジュールは、バス27の入出力を分離することによっ
て他のモジュールから作動的に分離される。定義された
テスト境界内の組合せ論理はそれに関連した数個の内部
テスト点を有し、そのテスト点はテストのために必要な
制御/観察を与える。内部テスト点には2つの型式があ
る。ひとつはSDIおよびSDOポートを介してアクセ
ス可能で、デイジーチェーン(いもずる)構成に配列さ
れた直列テスト点であり、もうひとつはI/Oバス20
を介してアクセス可能な並列テスト点である。テストベ
クトル直列テスト点にロードされるとき、これを「走
査」という。テストベクトルをモジュールにロードする
ために、並列テストベクトルがI/Oバス20を介して
ロードされ、次に直列テストベクトルがSDIポートお
よびSDOポートを介してロードされる。
【0019】モジュール26a〜26nは別々にアドレ
ス指定可能でテストベクトルがSDIライン28上で所
定のモジュールに選択的にスキャンインして、並列デー
タをI/Oバス20および専用インタフェースピン32
a〜32nに入力したままでテスト点のくつかを選択で
きるようにする。選択モジュール内の機能論理と関連し
たテスト点にテストベクトルが供給された後、結果が直
列および並列テスト点で「捕獲」され、次にその結果が
ライン30でスキャンアウトされ、I/Oバス20およ
び出力ピン32a〜32nで出力される。図1のシステ
ムでは、定義されたテストパターン内に選択的に入力で
きる直列テストパターンおよび並列テストパターンの形
式で刺激を印加できる。これらの定義されたテスト境界
モジュール26a〜26nの各々はそれが別々にテスト
できるようにアドレス指定可能である。このことは、各
モジュール26a〜26nが異なった数のテスト点を有
し、異なったテストパターンシーケンス(順序)に加え
て所要の制御/観察を与えることができる点において重
要である。このテストパターンシーケンスを完了するた
めには、複数個の走査動作を要求してこのテストを遂行
することができる。
【0020】モジュール26a〜26n全部の直列テス
ト点が単一の「いもずる」構成で一緒に接続されている
とすれば、各スキャンシーケンス毎に直列テストベクト
ルを全部の直列テスト点にシフトすることが必要になる
だろう。たとえば、モジュール26aが走査路に10個
のテスト点を有し、完全なテストを行うために10組の
走査データを必要とし、またモジュール26bが走査路
に3個の直列テスト点を有し、完全なテストを行うため
に6組の走査データを必要とする場合、いもずる構成で
はデータが追加的に4回モジュール26bの直列テスト
点にシフトされることが必要となるだろう。この追加的
な4回の走査の間は、モジュール26bのテストは最初
の6回の走査で終了しているから、そのモジュールの直
列テスト点を観察または制御する必要はない。これによ
って、3個の直列テスト点が26bに追加的に4回ロー
ド、アンロードされることが必要となり、これが必然的
に全体のテスト時間に加わる。
【0021】動作に際しては、論理回路はまず、テスト
モードに置かれ、図1に示されるように構成される。こ
れによって、モジュール26a〜26nがお互いから効
果的に分離され、テストの間のそれらの完全な制御が可
能になる。また、他のモジュールから発生した信号が走
査バス27を通って送られ、テスト効果を妨害するのが
防止される。次に、アドレスがアドレスバス16および
選択された26a〜26nの1つに入力される。次に、
テストクロック信号が、SDIライン28上のスキャン
データとともに制御バス12上に入力される。さらに、
並列データも選択モジュールの主入力に入力され、テス
トが制御バス12上のクロック信号の制御の下に送られ
る。テストが終了すると、捕獲された結果が選択モジュ
ールからSDOライン30上で、またI/Oバス20お
よび出力ピン32a〜32nのうち関連したものからス
キャンアウトされる。次に、これらの結果はチップ10
の外で分析され、有効なテストベクトル、さらに必要に
応じて、選択モジュールに入力され、関連した機能論理
に与えられた別のシーケンスの並列、直列テストベクト
ルと比較される。選択モジュールのテストが終了する
と、別のモジュールが選択され、テストが続けられる。
【0022】一組の機能論理に対する画定されたテスト
境界に所定の数の直列点、並列点の一方または両方を与
えることに加えて、モジュラー化された機能論理グルー
プを用いると初期設計の互換性および速度が増大する。
各モジュール26a〜26nは組合論理および順次論理
両方の固有の配列を有する。テストパターンが発生さ
れ、定義されたテスト境界内の所定グループの機能論理
グループに対してデバッグされると、テストパターン自
身が「定義」される。モジュール26a〜26nの所定
のものの論理が変化する場合、または付加的なモジュー
ルが追加される場合は、残りのモジュールに対してテス
トパターンを変える必要はない。関連したテストパター
ンとともにモジュラー化されたグループの機能論理を用
いる場合、このプログラミング時間は減少され変化モジ
ュールまたは追加モジュールに対するテストパターンの
一部を変更させるだけでよい。この点について以下詳細
に説明する。
【0023】モジュラー化された定義テスト境界は、デ
ータをスキャンインし、結果をスキャンアウトするのに
要する時間を減少させることに加えて、各テストパター
ンに対するゲートの数を減少することを可能にする。こ
れによって、故障分類 (fauld grading)、テスト発生の
両方が容易になる。たとえば、回路が10000個のゲ
ートからなり、各々1000個のゲートからなる10個
の機能グループに分割された場合、各モジュールに対す
る障害格付けは1/10ではなく約1/100に減少す
るだろう。これは、障害格付け、テスト発生に要する時
間は回路内のゲートの数の二乗に比例するという事実に
よる。したがって、回路をモジュラー化(区分)するこ
とによって、障害格付けはかなり減少できる。 モジュラー化された走査路 図2には、2つの機能モジュール26aおよび26b内
の直列走査路を示すそれらの概略図が示されている。各
テスト点はそこに配列された直列シフトレジスタラッチ
(SRL)を有し、特定の機能論理(図示せず)への利
用およびテスト結果の捕獲のためにそこへのデータの入
力を可能にする。便宜上、モジュール26aは直列路に
配列された4個のSRL34、36、38および40を
有し、モジュール26bは直列に配列された3個のSR
L42、44および46を有する。モジュール26aお
よび26b内のSRLはそれらがテスト点となるように
機能論理(図示せず)と所定の関係にある。ここで、S
RLの数は特定の機能によって定義され、テスト点の数
は完全テストを容易にし必須の制御/観察を与えるのに
必要なものとして任意の数のSRLを論理モジュール2
6a〜26nの特定の1つに含ませることができること
に注意を要する。
【0024】モジュール26a内のSRL34はチェー
ン内の第1のSRLであり、マルチプレックスゲート回
路48を介してSDIライン28に接続される入力を有
している。SRL40はSRLチェーンの最後のSRL
で、マルチプレックスゲート回路50を介してSDOラ
イン30に接続される。ゲート回路48および50は、
アドレスバス16からアドレスを受信し制御バスから制
御信号を受信するアドレスデコード/選択回路52によ
って制御される。アドレスデコード/選択回路52はア
ドレスバス16からの選択アドレス(アドレス選択)信
号および制御バス12からのクロック信号に応答してS
RL34〜40をSDIライン28およびSDOライン
30とインタフェースする。
【0025】モジュール26bはモジュール26aに同
様に構成され、最初のSRL42とSDIライン28を
インタフェースする入力マルチプレックスゲート54お
よびストリングの最後のSRLをSDOラインとインタ
フェースするマルチプレックスゲート56を有してい
る。デコード/選択回路52と同様のアドレスデコード
/選択回路58はゲート54および56の動作を制御す
る。
【0026】動作においては、1つのアドレスがバス1
6上に置かれモジュール26aまたは26bの1つを選
択する。本発明の一実施例では、アドレスバス16は複
数本のモジュール選択線からなり、1本の線が各モジュ
ールに接続されている。本発明の別の実施例では、アド
レスバス16はディジタル語を各モジュール(これはデ
ィジタル語の1つの値に対してだけ応答する)に入力す
る。したがって、各モジュールはSDIライン28およ
びSDOライン30に選択的に多重化できる。
【0027】1つのモジュールが選択された後、所定の
数の直列データビットがSDIライン上に入力され、そ
のモジュール内部のSRLは外部発生のテストクロック
でクロックされストリングを通してデータをシフトす
る。これを「走査(スキャニング)」という。たとえ
ば、4個の直列レジスタ34〜40全部に直列データを
スキャンインするためには複数のクロックサイクルが必
要である。データのスキャンイン後、モジュール26a
を制御しテストベクトルを付加し、後の観察のためにS
RL34〜40内の結果を捕獲する。このデータはSD
O上でスキャンアウトされる。SRL34〜40とイン
タフェースされた機能論理の複雑性に応じて、完全な故
障テストが行なわれる前に、SRL34〜40はテスト
ベクトルを数回スキャンイン、スキャンアウトする必要
がある。
【0028】モジュール26bの1回の走査を行なうた
めには、制御バス12上のテストクロックを、データの
スキャンインのためには3回、データのスキャンアウト
のために3回循環させるだけでよい。このシーケンス
は、モジュール26bに対しては、SRL42〜46と
インタフェースされた特定の型式の機能論理およびモジ
ュールに対して発生したテストパターンに応じて所定の
回数繰返される。
【0029】図2に示された走査路を破ることによっ
て、関連モジュールの定義されたテスト境界内で関連S
RLを備えた所定グループの組合せ論理ブロックを分離
することが可能である。この分離によって各モジュール
が所定のテストパターンを占有することが可能になる。
テストパターンが発生すると、別のモジュールが加えら
れるかまたは既存のモジュールの1つが変更されると
き、そのテストパターンを再発生する必要がない。さら
に、特定モジュールと関連したSRLだけがそのモジュ
ールに対する所定のシーケンスのテスト走査に対してロ
ードされなければならない。これによって、モジュール
の1つの機能論理は、より複雑でない別のモジュールに
データがスキャンインされることを必要としないで所定
の回数だけデータをスキャンイン、スキャンアウトさせ
ることが可能になり、そのモジュールのSRLに要求さ
れる走査サイクルが少なくなる。これによって、テスト
全体を遂行するに要する時間が減少できる。
【0030】図2のモジュール26aおよび26bはS
DIポートおよびSDOポート両方上にゲートを備えた
ものとして図示されているが、SDOポートにゲート5
0および56を備えることが必要であるにすぎない。こ
れによって、テストの全てのモジュールで実行しながら
データを全てのモジュールにスキャンインすることが可
能となるだろう。しかし、テストベクトルは選択モジュ
ールに対してだけ有効で、その選択モジュールの捕獲結
果の観察が要求されるにすぎない。したがって、選択モ
ジュールのみからの結果の出力が要求されるにすぎな
い。選択されないモジュールへスキャンインされたテス
トベクトルは無視できる。
【0031】図3には、モジュラー化された走査路の別
の実施例が示されている。なお、同一の参照番号は各図
で同じ要素をさす。モジュール26aはSDIライン2
8′に接続されたSDI入力を有する。次の隣接モジュ
ールたるモジュール26bのSDI入力は直列データ線
60を介してモジュール26aのSDO出力に接続され
る。同様にして、モジュール26bのSDO出力は直列
データ線62を介して次の隣接モジュールに接続され
る。ストリングの最後のモジュールは直列データ線64
を介してSDOライン30に接続される。各モジュール
は共にシャントゲート66に接続されたSDI入力およ
びSDO出力を有する。ゲート66はその制御入力がイ
ンバータ68を介してそれぞれのアドレスデコード/選
択回路52または58の出力に接続される。したがっ
て、選択されないときはゲート66はSDI入力をSD
O出力に接続する。モジュール26a〜26nの選択モ
ジュールに関連したゲート66だけが関連SRLが走査
データと連続するように開かれる。したがって、直列デ
ータは各モジュール26a〜26nを通過しなければな
らないが、しかし、選択モジュールのSRLにスキャン
インされるにすぎない。 並列/直列走査設計 図4には、機能論理モジュール26a〜26nの1つ
(一般的に26で示す)の概略ブロック図が示される。
図4に示されたモジュール26は並列レジスタラッチ
(PRL)およびSRLの組合せを用いる。I/Oバス
20上のデータは並列データをモジュール26内の種々
の位置に運ぶための内部データバス70とインタフェー
スされる。内部データバス70はPRL72、74、7
8および80とインタフェースされる。各PRL72〜
80はそれぞれ、組合せ論理回路82、84、88およ
び90にインタフェースされる。便宜上、組合せ論理に
ついてだけ説明するが、順次論理のような他の論理形式
も用いることができることが理解されるべきである。
【0032】各組合せ論理回路82〜90は多入力多出
力論理ネットワークである。それは、従来の半導体論理
回路の型式をとることができる多数レベル(段)の組合
せ回路を含む。各ネットワークは信号の任意の単一入力
組合せに応答して信号の単一出力組合せを与える。PR
L72〜80は対応する組合せ論理ネットワーク82〜
90とインタフェースされ、それとの間でデータの入
力、受信の一方または両方を行なう。したがって、PR
L72〜80はテスト点となる。
【0033】各PRL72〜80はそこへデータを選択
的に入力したりまたはそこから取出すためにアドレス指
定可能で、またそこへデータを滞留させて対応する組合
せ論理回路を内部バスから分離するのに制御可能であ
る。したがって、各PRLはそれに対応した組合せ論理
回路の入力または出力への利用のために所定のテストベ
クトルでロード可能である。この並列ローディングによ
って全体として回路のテスト時間が減少する。
【0034】PRL72〜80と結合した組合せ論理回
路82〜90は、当該組合せ論理回路によって与えられ
た特定の機能に依存して、その回路の通常の動作の間に
お互いにインタフェースするかもしれない。その場合
は、故障テストの間にモジュール26内の組合せ論理回
路を分離してその故障テストをさらに制御することが必
要になるかもしれない。これはSRLでなされる。SR
L92は組合せ論理回路82と結合され、SRL94は
組合せ論理回路88と結合され、SRL96は組合せ論
理回路90と結合され、SRL98は組合せ論理回路8
4と結合されている。付加的な組合せ論理回路100
(そこには付加的なSRL102が結合されている)は
SRL96の出力を受信する。SRL94の出力は組合
せ論理回路84に入力されるものとして示され、SRL
92〜98および102の出力は出力ピン32とインタ
フェースされる。SRL92〜98および102は点線
で示されるようにSDIポートおよびSDOポートと直
列路で相互接続される。
【0035】PRL、SRLおよび組合せ論理回路の特
定の編成が図示されたが、各SRLは、その出力を他の
組合せ論理回路、別のSRL、PRLの1つに向けまた
はフィードバック路内で組合せ論理回路の入力に戻した
りしながら、当該回路内で制御/観察またはテスト点を
与えるにすぎないことが理解されるべきである。SRL
およびPRLの数およびその位置はテスト用の回路の設
計による。しかし、PRL72〜80の位置は動作モー
ドにある回路にもよる。PRL72〜80は動作モード
でも、テストモードでも並列レジスタとして機能するこ
とができる。したがって、PRLが結合しているモジュ
ール26内の各組合せ論理回路は、動作モードで並列レ
ジスタを利用でき、それによって既存のレジスタ、関連
したシリコン領域および動作モードでその論理回路とイ
ンタフェースされたI/Oバスを利用できるようにな
る。
【0036】PRLとSRLの組合せ設計の使用によっ
て、定義されたテスト境界内のいくつかの組合せ論理回
路に並列データを選択的に入力し、付加的なテスト点に
SRLを与えることが可能である。PRLはI/Oバス
20からテストベクトルをかなり高速にロードする方法
を与える。SRLはいくつかの組合せ論理回路の埋込み
テスト点へのアクセスを許す第2の経路を与える。
【0037】各モジュール26はそれと結合しアドレス
バス16とインタフェースされるアドレスデコーダ10
4を有する。また、制御バス12はいくつかの制御論理
106とインタフェースされる。I/Oバス20は、内
部バス70へデータを書込むかまたはそこからデータを
読取ることのできるI/Oバッファ105を介してその
内部バス70とインタフェースされる。明示されてはい
ないが、アドレスデコーダ104および制御論理106
は両方とも組合せ論理で形成される。したがって、これ
らもまたSRLを結合し、モジュール26の完全な機能
テストを行なう。便宜上、これらのSRLは図示されて
いない。
【0038】アドレスデコーダ104は、アドレスバス
16から外部アドレスを受け、このアドレスをデコード
して関連モジュールが選択されているかどうかを判別す
るために動作できる。これはモジュール選択信号であ
る。また、各PRL72〜80はアドレス指定可能であ
る。好適実施例では、モジュール選択機能は各モジュー
ル26a〜26nに接続された専用モジュール選択線に
よって達成される。しかし、PRLアドレスは、PRL
72〜80のうちのアドレス指定されたPRLの選択の
ためにデコードされる2進化語である。
【0039】SRLおよびPRLにテストパターンをロ
ードする際には、PRLをまずロードし、次にSRLを
ロードする。アドレスバス16上に適当なアドレスを置
くか適当なモジュール選択線を選択し、次に読取り動作
のためにI/Oバッファ105を制御してI/Oバス2
0を内部バス70とインタフェースさせることによって
モジュール26がまず選択される。これによって外部デ
ータバスが内部データバス70に効果的に接続される。
好適実施例では、これは8ビットデータ語である。デー
タは、PRL72〜80のうちの所望のPRLのアドレ
スと同時I/Oバス20に与えられる。PRLはレジス
タバンクに配列される。たとえば、ひとつのPRLは3
ビットPRLでも別のPRLは8ビットPRLのことも
あるだろう。アドレスバス16上でアドレス指定可能な
PRLの最大サイズは内部バス70内のビットの最大数
に等しい。テストパターンの設定は特定のPRLに入力
されるべきデータまたはテストベクトルを決定する。た
とえば、PRL72〜80の各々が8ビットPRLであ
る場合は、32個のレジスタを完全にロードするのに4
個のバスが必要となるにすぎない。
【0040】PRL72〜80の全部についてテストパ
ターンに従がって書込みがなされた後、SRLが、制御
論理106でスキャンクロックを与えてSDIポートを
介してロードされデータをスキャンインする。データが
スキャンインされると、テストクロックが増加されテス
トが行なわれる。このテストの間に、テストベクトルも
対応ピン32a〜32nに与えることができ、結果を観
察できる。次に、テスト結果が捕獲され、いくつかのP
RLおよびSRLに格納される。次に、PRL72〜8
0を読取りモードに置くとともにI/Oバッファ105
が読取りモードに置かれる。各PRL72〜80がアド
レス指定され、情報がI/Oバス20上で出力のため内
部バス70上に置かれる。PRLが読取られた後、SR
Lの内容はSDOポートに沿ってクロックアウトされ
る。次に、PRLおよびSRLはテストパターンに従が
って別の走査サイクルを与えるために再びロードされ
る。所定の数の走査サイクルが完了し、結果が分析され
有効なテストベクトルと比較された後、次のモジュール
26がテストされる。各モジュール26a〜26nの複
雑性によって、ひとつのモジュールは他のものとは異な
った数のPRLおよびSRLを有することができる。組
合せ論理およびそれに関連したPRLおよびSRLの回
りの定義された境界とともにモジュラー化の考えを用い
ることによって、要求される走査サイクルが少ないこと
による別のモジュールへのSRLの不必要なロードが除
かれるように各モジュールに対するテストを分離するこ
とができる。
【0041】図5には、図2のモジュラー化された走査
路に対する多重化動作を示す、図4のモジュール26の
詳細ブロック図が示されている。なお、各図で同じ参照
番号は同じ部分を指す。テスト動作を制御するためにP
RL72〜80と同様の制御PRLが備えられる。制御
PRL108は、アドレスデコーダ104によってデコ
ードされたアドレスによってそのアドレスデコーダ10
4からPRL108に至る選択線110を介して選択さ
れる。データはI/Oバッファ105を介してPRL1
08への入出力のために内部バス70にインタフェース
される。
【0042】PRL108はSTESTレジスタとして
定義された1つのレジスタを有している。STESTビ
ットはレジスタが選択される毎に設定される。PRLが
選択され、STESTビットが設定されるとき、これは
直列テストモードを示す。直列データをクロックインす
るために、制御バス上の線の1つはSDIポートに直列
データをクロックインする走査クロック(T3)であ
る。T3クロックはNANDゲート112の一方の入力
に入力され、NANDゲート112の他方入力はSTE
STビットに接続され、それの出力はインバータ114
を介してゲート走査クロック線(T3′)116に接続
される。T3′クロックはモジュール26内の各SRL
92〜98に直列バスに沿って情報をゲートインするた
めに用いられる。
【0043】SRL92〜98はそれぞれ、2つの入
力、一方は走査入力、他方は通常のデータ入力を有して
いる。走査データは走査ゲートトランジスタ118を介
してゲートインされ、通常データはゲートトランジスタ
120を介してスキャンインされる。走査トランジスタ
118はT3′信号によってクロックされ、動作データ
はシステムクロックHCLK(これは制御バス12上の
入力でもある)とともにクロックインされる。SRL9
2〜98はまた走査出力および動作データ出力を与え
る。したがって、SRLはデータをスキャンイン、スキ
ャンアウトできるテストモードにあるか、テストを実行
でき、結果をSRL内で捕獲して、その捕獲された結果
を走査出力に出力できる動作モードにある。動作出力は
122によって示される。最後のSRL98の出力およ
びSRLチェーンを分離するために、T3′によっても
ゲートされる出力ゲートトランジスタ124が備えられ
ている。出力ゲートトランジスタ124の使用によっ
て、STESTビットが設定され、T3′信号が発生さ
れなければ、モジュール26からのSDOライン出力は
共通のSDOライン30に接続されない。出力ゲートト
ランジスタ124は図2のゲート回路50および56と
同様のものである。 シフトレジスタラッチ 図6には、SRLの概略図が示されている。SRLの入
力はトランジスタ118、120のゲート出力に接続さ
れる。上述のように、ゲートトランジスタ118は内部
ノード126にゲート走査入力を与え、トランジスタ1
20はノード126にゲート通常動作入力を与える。ゲ
ートトランジスタ120への入力はREGINと表わさ
れている。インバータ128は入力ノード126に接続
された入力およびノード130に接続された出力を有し
ている。Pチャンネルトランジスタ130は、インバー
タ128の出力に接続されたゲート、VDDに接続された
ソースおよびノード126に接続されたドレインを有し
ている。トランジスタ132は、ノード126がゲート
トランジスタ118、120に関して浮動するときラッ
チ機能を与える。インバータ134はノード130に接
続された入力と出力ノード136に接続された出力を有
している。リフレッシュトランジスタ138はノード1
36とノード126の間に接続され、クロック信号Q2
(これは以下に説明するようにリフレッシュクロックで
ある)によってゲートされる。
【0044】動作においては、信号がトランジスタ11
8、120のいずれかによってノード126上にゲート
される。この信号はノード130に反転形式で現われ、
次に、ノード136には非反転形式で現われる。論理状
態がノード126上にゲートされると、ノード126は
浮動することが可能となる。ラッチ132はインバータ
128の入力を出力のそれと反対の状態に維持する。リ
フレッシュトランジスタ138は周期的にノード136
をノード126に接続してインバータ128の入力をリ
フレッシュする。好適実施例では、インバータ128は
CMOS技術で実現されるから、リフレッシュが必要で
ある。 並列レジスタラッチ 図7には、PRLの概略図が示されている。内部バス7
0はPRLに関連したデータ線を有し、それは内部バス
70の1本の線に接続されたノード140に接続され
る。ノード140はゲートトランジスタ144を介して
ラッチ入力ノード142にゲートされる。ゲートトラン
ジスタ144はPRL書込み信号PRLWRTによって
ゲートされる。信号PRLWRTは、外部書込み信号と
クロック信号のAND関数からなるクロック化書込み信
号である。
【0045】インバータ146は入力がノード142に
接続され、出力がノード148に接続される。フィード
バックPチャンネルトランジスタ150は図6のトラン
ジスタ132と同様にインバータ146の出力から入力
に接続される。インバータ152は入力がノード148
に接続され、出力がノード154に接続される。リフレ
ッシュトランジスタ156はノード142と154の間
に接続され、Q2クロックによってゲートされる。情報
をノード142に書込むためには、トランジスタ144
をゲートするだけでよい。
【0046】書込み動作はノード148に格納された情
報を反転し、ノード140にゲートバックすることによ
って行なわれる。ノード148はPチャンネルトランジ
スタ158のソースに接続され、それのドレインはノー
ド160に接続される。nチャンネルトランジスタ16
2はノード160と接地の間に接続される。トランジス
タ158、162両方のゲートはPRL読取り信号PR
LRDに接続される。PRLRD信号はH1クロックと
外部読取りREAD信号のAND関数から導出される。
ノード160は、ノード140と接地の間に接続された
nチャンネルトランジスタ164のゲートに接続され
る。
【0047】動作においては、H3クロックサイクルの
間にトランジスタ144をゲートすることによってデー
タがノード142に書込まれ、情報はH1クロックサイ
クルの間にトランジスタ158および162をゲートす
ることによってノード142から読取られる。ノード1
42が浮動することが許されると、リフレッシュトラン
ジスタ156はそこにラッチされた情報を維持する。
【0048】いくつかの構成では、レジスタラッチは入
力装置または出力装置として働らくように動作できる。
入出力バッファのような回路はこの態様でレジスタを用
いる。レジスタは、データを1端子から受信し、格納
し、さらに1方向に出力できるように再構成されるにす
ぎない。別のモードでは、データは、当該装置からの出
力のためにレジスタへの入力上で上記回路から受信され
る。したがって、データが、内部バス70からレジスタ
へ入力できるかまたは回路それ自身もしくは回路内の他
の位置からレジスタへ入力できるようにラッチへの入力
を多重化するための前部回路が存在する。しかし、テス
トの間は、レジスタの内容を変化させることがあるかも
しれない何れのフィードバック路も分離する必要があ
る。この動作を「サスペンド」動作という。
【0049】図7をさらに参照して、信号EXTINと
ノード142の間に接続されたゲートトランジスタ16
6に多重化動作を説明する。信号EXTINはモジュー
ル内部の回路によってまたは任意の他の位置から発生さ
れた任意の信号を表わす。トランジスタ166のゲート
はANDゲート168の出力に接続され、それの一方の
入力はサスペンド信号の反転信号に他方の入力はH3E
XTWRTに接続される。信号H3EXTWRTはH3
クロックと外部書込み信号とのAND関数を表わす。E
XTWRT信号はモジュールの通常動作の間にその内部
に発生した信号である。サスペンド信号はテストの間に
モジュールの外部に発生した信号であり、ゲートトラン
ジスタ144を介した内部バス70への接続を除いてモ
ジュール26内の他の全ての回路および相互接続から全
てのレジスタの入力を分離するように動作できる。その
後で、回路の通常動作の間にPRLへ入力できる他の信
号からの妨害の可能性なしにデータをPRLへ書込むか
またはそこから読取ることができる。 透過シフトレジスタラッチ 図8には透過SRL170を用いる一連のモジュール2
6a〜26nが示されている。モジュール26a内の透
過SRL170についてだけ詳細に図示されている。便
宜上、透過SRL170は従来の割込み回路に組込まれ
ている。割込み回路は入力線172および出力線174
を有する。各モジュールは、出力線174が次の隣接モ
ジュールの入力割込み線172に接続されるようにいも
ずる構成に接続される。出力線174はSRL170の
REGIN入力に接続され、入力線172はSRL17
0のSDO出力にゲートされる。このSDO出力は多入
力ANDゲート176の1つの入力および2入力NAN
Dゲート178の一方の入力に接続されるものとして図
示されている。NANDゲート178の出力は出力線1
74に接続され、NANDゲート178の他方の入力は
割込み信号に接続される。
【0050】SRL170の入力REGINは、クロッ
ク信号H3によって制御されるゲート182を介して内
部記憶ノード180にゲートされる。SDI入力は走査
クロック信号T3によってゲート184を介して記憶ノ
ード180にゲートされる。ノード180はフィードバ
ックトランジスタ204とインバータ188から成るラ
ッチを介してゲート186の入力に接続される。ゲート
186の出力はノード190に接続され、そのノード1
90はフィードバックトランジスタ206とインバータ
194から成るラッチを介してSDOに接続される。ゲ
ート186はANDゲート197の出力に接続され、そ
のANDゲート197の一方の入力はH1クロック信号
に接続され、他方の入力はSTEST信号に接続され
る。
【0051】動作においては、ゲート186は通常動作
の間はインバータ188の出力をノード190から分離
する。テストの間には、ゲート186はインバータ18
8の出力をノード190に接続し、直列データをSDI
入力からスキャンインするかSDO出力からスキャンア
ウトするかしてデータのロードまたはアンロードを可能
にする。ゲート182はNANDゲート178の出力か
らデータのゲートを許してデータの捕獲を可能にする。
したがって、テストモードでは、透過SRL170はテ
ストパターンをシフトインし、捕獲されたテストデータ
をシフトアウトするよう動作できる。しかし、動作モー
ドでは、入力REGINはSDO出力から分離され、付
加的入力がSDO出力に接続される。SDO出力にゲー
トされたこの付加的入力は、通常動作の間は入力を回路
に「非同期的」に接続し、テスト動作の間はそれを分離
する経路を与える。さらに、SRL170は2つのポー
ト、すなわちSDIと入力線172を受け持つように働
き、インタフェースピンに対して必要とするSRLの数
を減少させる。
【0052】SRL170とインタフェースされるもの
として示された入力ピンおよび出力ピンは割込み論理い
もづる構成回路の一部である。NANDゲート178
は、INT入力が低になるか、SRT170のSDO出
力が低になる毎に論理高信号を出力するよう動作でき
る。モジュール26aのINT入力が低になる場合、関
連したNANDゲート178の出力は高になり、出力線
174を高にする。これは入力線172上でモジュール
26bの入力となる。通常動作の間は、入力線172は
SRL170を介してSDO線に接続され、かつ反転さ
れる。これによって、関連NANDゲート178の入力
に論理低を置き、その出力を論理高にする。これは、モ
ジュール26nからの最終出力のためにいもづる構成を
下って継続する。透過SRL170は割込み回路ととも
に用いられるから、動作は非同期的でクロック化されな
いことが必要である。システムにおいて用いられる他の
SRLは回路の通常動作の間はH3と同期することが必
要である。すなわち、それらは通常動作の間は透過的で
はない。さらに、従来のSRLは観察されるべきテスト
点毎に用いなければならない。本発明の透過SRL17
0では、出力ピンおよび入力ピンは単一のSRLによっ
て制御できる。
【0053】図9には、図8の透過SRL170のより
詳細なブロック図が示されている。各図で同一の参照番
号は同一の部分を示す。ゲート回路182はクロック信
号H3によってゲートされるパストランジスタ196か
らなる。ゲート回路184はゲートトランジスタ198
からなり、そのゲートトランジスタはテストクロック信
号T3によってゲートされる。ゲート回路192はST
ESTの反転信号によってゲートされるパストランジス
タ200からなり、ゲート回路186はANDゲート1
97から出力されたHISTEST信号によってゲート
されるパストランジスタ202からなる。
【0054】インバータ188の入力上の信号を維持す
るために、フィードバックPチャンネルトランジスタ2
04はインバータ186の出力に接続されたゲートおよ
び入力に接続されたソースを備えている。同様にして、
Pチャンネルゲートトランジスタ206はインバータ1
94を横切って接続されフィードバックする。フィード
バックトランジスタ204、206は図6のフィードバ
ックトランジスタ132と動作が同じである。さらに、
リフレッシュトランジスタ208はSDOライン上のイ
ンバータ194の出力とノード180上のインバータ1
88の入力との間に接続される。リフレッシュトランジ
スタ208はQ2クロック信号によってゲートされる。
【0055】図9は通常のモードではノード180をS
DOラインから分離するように、またテストモードでは
ラッチ(インバータ188とトランジスタ204)を介
してノード180からゲートトランジスタ202によっ
てSDOラインへ回路を完成するように動作できる。テ
ストモードでは、図9の回路は、ゲートトランジスタ1
98を介してノード180にクロックオンされたテスト
信号がSDO出力に現われる点において図6のSRLと
同様に動作する。リフレッシュトランジスタ208はこ
の信号レベルをインバータ188の入力に周期的にフィ
ードバックしてそこでの信号レベルを維持する。ゲート
トランジスタ198がクロックT3によってクロックさ
れる毎に、情報がラッチ170にそこからの出力のため
に記憶される。したがって、テストモードでは、所定の
刺激が所望のテスト点への添加のためにラッチに記憶で
きる。直列データがスキャンインされた後、システムが
テストされ、ゲートトランジスタ196がクロックされ
てREGINポートからラッチへデータを入力する。こ
れによってラッチ170がREGINポートに接続され
た論理回路からのデータを「捕獲」することが可能にな
る。このテストの間、ゲートトランジスタ200は開放
されており、EXTINポートを分離する。通常の動作
モードの間には、EXTINポートはノード190に接
続され、さらにインバータ194を介してSDO出力に
接続される。また、REGINポートへの何れの論理入
力もゲートトランジスタ202によってポート190か
ら分離される。
【0056】透過ラッチ170はそのテストのために外
部インタフェースと接続するよう動作できる。通常、モ
ジュール26から情報を出力する論理回路は、データを
テストの間にこの論理出力から接続できるようにREG
INポートに接続されている。EXTINポートは通
常、入力ピンに接続され、この信号はシステムの別のモ
ジュールから受信される。選択モジュールのテストは別
のモジュールからの情報を必要としないので(これはモ
ジュール26a〜26nの各々の定義されたテスト境界
を侵すから)、これらの論理回路とポートの接続は必要
ない。この情報はテストパターンにおいて与えられる。
システムの他のモジュールの1つからのデータがテスト
中に何れのテスト点の状態にも影響を与えないようにす
るためこのEXTINポートを分離することが必要であ
る。さらに、通常動作に接続されているときは、EXT
INポートは「非同期的」である。すなわち、SDO出
力に現われるデータはH3クロックの関数ではない。こ
のことは割込回路のような回路およびシステムの他の非
同期的な動作モードに対して特に重要である。透過SR
L170は、テスト中には入力を分離し、通常動作中に
は入力および出力ポート両方を分離して入力ポートへの
非同期的入力を可能にするようにして入力、出力という
2つのポートを処理するSRLを与える。
【0057】図10には、クロック信号のタイミング図
が示されている。H1クロックはt=0で前縁が生じる
対称性クロックである。H2クロックは1/4サイクル
だけH1クロックから遅れており、対称性クロック信号
である。H3クロックは1/2サイクルだけH1クロッ
クから遅れており、これまた対称性クロックである。Q
2クロックはH1クロックから1/4サイクルだけ遅延
しており、非対称的で、1サイクルの1/4だけ存在す
る。H1、H2およびH3クロックはモジュールの外部
で発生し、Q2クロック信号は好適実施例においてモジ
ュールの内部で発生する。
【0058】図11には、モジュール26a〜26nの
各々の詳細ブロック図が示されている。4ビットアドレ
スAD0〜AD3はアドレス線210上でプリデコード
/選択回路212に入力される。また、モジュール選択
信号が線214上で入力される。好適実施例では、モジ
ュール26a〜26nの各々はそれとインタフェースさ
れた別々の専用モジュール選択線を有する。モジュール
に関して離れた位置にあるアドレスデコーダはアドレス
をデコードし、モジュール選択線を与えるのに用いられ
る。しかし、2進アドレスをモジュールに入力でき、ま
た、2進デコーダをアドレスをデコードするのに用いる
ことができることが理解されるべきである。
【0059】モジュール選択線214はプリデコード/
選択回路212でバッファに入れられ、線216で制御
論理タイミング回路106に出力される。アドレス信号
AD0およびAD1は2〜4デコーダでプリデコードさ
れ、第1のプリデコードバス218に出力される。アド
レス信号AD2およびAD3は2〜4デコーダでプリデ
コードされ第2の4線プリデコードバス220に出力さ
れる。アドレス線AD0〜AD3およびモジュール選択
線はアドレスバス16の一部である。
【0060】制御論理タイミング回路106はREA
D、WRITE信号、クロックバス222上のクロック
信号、SUSPEND信号および走査クロックT3の形
式で制御バス12からの制御信号を受信する。また、制
御論理タイミング回路106は走査入力信号SDIおよ
び走査出力信号SDOを有するものとして示されてい
る。このことは、制御論理タイミング回路106は、テ
ストが必要なテスト点を備えることのできる組合せ論理
を有していることを示している。したがって、制御論理
タイミング回路106はインタフェースされなければな
らない内部SRLを有する。
【0061】制御PRL108(これは図5に関して説
明された)は4ビットPRLであって、組合せ論理およ
び順次論理の両方からなる埋込み論理ブロック224と
インタフェースされる。埋込み論理ブロック224はS
RLブロック225内の1個またはそれ以上のSRLと
結合し、複数のSRLをもった数個の論理ブロックで構
成することができる。簡単のために、上記PRLと結合
された埋込み論理の単一ブロックのみが図11において
示されている。SRLブロック225はSDI入力とS
DO出力を有し、そのSDI入力は制御論理ブロック1
06のSDI出力と接続される。
【0062】制御PRL108は、そこに読取り、書込
み信号を出力する読取り/書込み(R/W)回路226
によって制御される。また、Q2クロック信号をリフレ
ッシュ目的で制御PRL108に入力し、必要に応じて
SUSPEND信号(SPND)も入力してサスペンド
機能を与える。R/W回路226は最終段階のデコード
を与え、プリデコードバス218に接続された1本の入
力線およびプリデコードバス220に接続された1本の
選択入力線を有する。
【0063】制御PRL108の他に、付加的なPRL
230a〜230nが内部バス70とインタフェースさ
れる。PRL230a〜230nの各々は対応した埋込
論理ブロック232a〜232n(これは埋込論理ブロ
ックと同様のものである)とインタフェースされた出力
を有する。232a〜232nにはSRLブロック23
3a〜233nと結合されている。PRL230a〜2
30nはそれぞれR/W制御回路234a〜234nに
よって制御される。さらに、PRL230a〜230n
にはSPND信号およびQ2クロック信号を入力され
る。ここで、全部のPRLがサスペンド機能で動作する
わけでなく、したがって全部PRLがSPND入力をも
つ必要はないことが理解されるべきである。
【0064】直列テスト線がSRLブロック225のS
DO出力からSRLブロック233aのSDI入力にそ
れぞれの内部SRLとのインタフェースのために接続さ
れる。SRLブロック233のSDO出力は次の隣接S
RLブロックに接続され、最後にSRLブロック232
nに接続される。SRLブロック232nの出力はチェ
ーンの最後を画定し、SDOライン236に出力され
る。
【0065】SDO出力は3入力NANDゲート238
に入力される。T3クロック信号は、他方入力がノード
242に接続されているANDゲート242の一方入力
に接続される。ノード242はNANDゲート238の
第3入力に接続される。STEST信号は、出力がノー
ド242に接続されたインバータ246の入力にゲート
244を介して接続される。ゲートトランジスタ242
はH1クロックによってゲートされる。NANDゲート
238の出力はそれのバッファ入れのために制御論理タ
イミング回路106のSDO入力にインバータ248を
介して接続され、そのSDOラインに出力される。
【0066】NANDゲート238の動作は図5に示さ
れたゲート機能を備え、走査出力が、全てのモジュール
26a〜26nとインタフェースする共通SDOライン
30とインタフェースされるのを防ぐ。回路は入力また
は出力のいずれかにインタフェースできる。しかし、本
発明の好適実施例では、テスト中ではないモジュールの
レジスタにどんなデータがスキャンインされるかは重要
でないから各モジュール26a〜26nへ入力されるS
DI線を分離する必要はない。どんなデータがテスト中
でないモジュールからスキャンアウトされるかというこ
とだけが重要である。したがって、SRLブロック23
3nの出力でのゲート回路は、STESTビットが制御
PRL108に設定されなければスキャンデータが当該
モジュールから出力されるのを防ぐ。
【0067】テストを行なうために、モジュール選択線
214は所定の論理状態に置かれ、制御論理タイミング
回路106内の適当な論理を介してモジュールを選択す
る。モジュール選択信号はI/Oバッファ105の読取
り、書込み動作を制御し、また、種々のPRLの読取
り、書込み動作を制御する。I/O読取り信号I/OR
DおよびI/O書込み信号I/O WRTがそれぞれの
読取り、書込み信号およびモジュール選択信号を受信す
ることに応答して発生される。また、PRLRDおよび
PRLWRT信号も読取り、書込み信号およびモジュー
ル選択信号の受信に応答して発生される。しかし、PR
Lの読取り/書込み制御は線210で受けたアドレスに
依存する。
【0068】動作においては、モジュール選択線が高に
され、適当なPRLアドレスが線210に与えられる。
適当なPRLが内部データバス70および書込みモード
に置かれたI/Oバッファ105とインタフェースさ
れ、I/Oバス20から内部データバス70へデータを
通す。適当なデータはPRLに書込まれ、次に別のアド
レスが次のPRLへの書込みのために選択される。これ
は全てのPRLに適当なデータがラッチされるまで続け
られる。この時間の間に、SPND信号も起動されて、
図7に関して説明したように、回路の他の場所または他
のモジュールからの制御PRL108への全ての外部入
力が一時中断(サスペンド)され、入力で多重化される
のが防止される。
【0069】全てのPRLがロードされた後、データは
所定パターンに従がってPRLにスキャンインされる。
データがスキャンインされた後、テストがクロックH1
〜H3を順序に並べることによって実行され、捕獲され
た結果はスキャンアウトされる。PRLにおいて捕獲さ
れたテスト結果が次にアンロードされる。必要に応じ
て、付加的データがPRLおよびSRLに置かれ、テス
トが他の状態をテストするために再び実行される。
【0070】図12には、R/W制御回路226の概略
ブロック図が示されている。これはI/O制御回路23
4a〜234nおよびPRL108と同様のものであ
る。PRLバンクの各レジスタは読取り入力、書込み入
力、Q2入力およびSPND入力を有している。Q2入
力はQ2線250、書込み入力は書込み線252に接続
され、読取り入力は読取り線254に接続され、SPN
D入力はサスペンド線に接続される。
【0071】R/W制御回路226はNORゲート26
0の入力に接続されたプリデコードバス218および2
20から2つの選択入力を有している。NORゲート2
60の出力はNANDゲート262の一方の入力および
NANDゲート264の一方の入力に接続される。NA
NDゲート262の他方の入力はVDDに接続され、NA
NDゲート264の他方の入力は制御論理タイミング回
路106によって出力されたPRLRD信号に接続され
る。
【0072】NANDゲート264の出力は読取り線2
54に接続され、PRL読取り制御信号を含む。NAN
Dゲート262の出力は、他方入力がRST信号に接続
されたANDゲート266の一方入力に入力される。R
ST信号はPRLの内容をアクティブ低にセットするシ
ステムリセット信号である。ANDゲート266の出力
は、他方入力がPRLWRT信号に接続されたNORゲ
ート268の一方入力に接続される。NORゲートの出
力はPRL108に対する書込み制御信号を含み、書込
み線252に接続される。
【0073】動作においては、NORゲート260は、
書込みまたは読取り動作をそれぞれ制御するPRLWR
T信号またはPRLRD信号が発生されるときデコード
の最終レベルを与える。PRLWRT信号およびPRL
RD信号はクロックH1〜H3に従がって発生される。
たとえば、PRLWRT信号の発生には書込み信号、H
3クロックおよびモジュール選択信号が必要である。P
RL信号の発生にはモジュール選択信号、H1クロック
および読取り信号が必要である。好適実施例では、2つ
の別々の状態に対して1個だけの入力しか要求されない
ように、読取り信号だけがその反転をWRITEとして
モジュールに入力される。
【0074】こうして、定義境界内で複数個のSRL、
PRLの一方または両方を含む区分モジュールを利用す
る走査テストシステムが提供される。テストの観点から
みると各モジュールは他のモジュールから独立してい
る。したがって、別々のテストパターンが各モジュール
に対して発生でき、各モジュールは別々にテストできる
ので、システムのテスト全体を行なう時間およびテスト
パターンを発生する時間の両方を減少できる。
【0075】好適実施例を詳細に説明したけれども、種
々の変更、置換および修正を添付特許請求の範囲の精
神、範囲から離れることなしになし得ることが理解され
るべきである。以上の説明に関連して更に以下の項を開
示する。
【0076】(1) 論理回路の入出力ポートのテストを容
易にするための直列走査シフトレジスタラッチであっ
て、論理回路の入出力ポートの第1ものとインタフェー
スされた動作入力部、内部直列データチェーンからの直
列データを受信する走査データ入力部、論理回路の入出
力ポートの第2のものおよび内部直列データ線とインタ
フェースされた出力部、データを格納するラッチノー
ド、外部動作クロック信号に応答して前記動作入力部か
ら前記ラッチノードへデータをクロック入力する回路ク
ロック装置、外部走査クロック信号に応答して前記直列
データチェーンから前記走査データ入力部を通って前記
ラッチノードへ直列データをクロック入力する走査クロ
ック装置、前記ラッチノードを前記出力部から分離する
ために分離モードで動作可能であり、また前記ラッチノ
ードを前記出力部に接続するために非分離モードで動作
可能な第1の分離装置、前記第1、第2の入出力ポート
を介して論理回路にデータが入力されるのを防ぐために
テストモードにある論理回路から前記第1、第2の入出
力ポートを分離するために分離モードで動作可能な第2
の分離装置、および前記第1、第2の分離装置を制御す
るためにテストモードおよび動作モードで動作可能な制
御装置にして、テストモードである場合は前記ラッチノ
ードを前記出力部に接続し、前記論理回路を第2入出力
ポートから分離するために動作可能で、動作モードにあ
る場合は前記ラッチノードを前記出力部から分離し、デ
ータが論理回路にそれの第1、第2入出力ポートで入力
できるように動作可能な前記制御装置を備えたことを特
徴とする前記直列走査シフトレジスタラッチ。
【0077】(2) 第1項に記載のシフトレジスタラッチ
であって、前記入力に結合された第1の入出力ポートは
データを出力するだけであり、前記出力に結合された第
2の入出ポートはデータを論理回路へ入力するだけであ
り、前記第2の分離装置は前記出力ポートと第2の入出
力ポートの間に配置されたゲートを含みテストモードに
ある論理回路の外部からデータが入力されるのを禁止す
ることを特徴とする前記シフトレジスタラッチ。
【0078】(3) 第2項に記載のシフトレジスタラッチ
であって、前記第1の分離装置は前記ラッチノードと前
記出力との間に配置されたゲートを備えたことを特徴と
する前記シフトレジスタラッチ。
【0079】(4) 第1項に記載のシフトレジスタラッチ
であって、前記制御回路は外部テスト制御信号の受信に
応答して前記第2の分離装置を起動し前記出力を第2の
入出力ポートから分離し、また前記テスト制御信号およ
び外部クロック制御信号の受信に応答して前記第1の分
離装置を非分離モードに起動する、ことを特徴とする前
記シフトレジスタラッチ。
【0080】(5) 第1項に記載のシフトレジスタラッチ
であって、前記回路クロック装置は前記入力ポートと前
記ラッチノードの間に配列された直列ゲートを備え、前
記走査クロック装置は前記走査データ入力と前記ラッチ
ノードの間に配置された直列ゲートを備えていることを
特徴とする前記シフトレジスタラッチ。
【0081】(6) 前記ラッチノードと前記出力との間に
配置されたバッファをさらに備えたことを特徴とする第
1項記載のシフトレジスタラッチ。
【0082】(7) 論理回路の周辺ポートのうちの選択さ
れたものをテストするテスト回路であって、外部的に発
生したテストベクトルを直列テスト入力から論理回路を
通ってその論理回路の外にある点に至る直列テスト出力
まで直列的に転送する直列テストリンク、データを記憶
する制御/観察ノード、データを論理装置から前記ノー
ドへデータを転送するために前記ノードを前記直列テス
トリンクとインタフェースする第1のインタフェース装
置、データを前記直列テストリンクから前記ノードへ前
記ノードを前記直列テストリンクとインタフェースする
第2のインタフェース装置、前記ノードに記憶されたデ
ータをテストの間に論理装置へ入力するためにそのノー
ドを第2の周辺ポートへ選択的に接続する接続装置にし
て、前記ノードが前記直列テストリンクと直列となっ
て、そのノードにあるデータが前記直列テストリンクへ
出力されるようにそのノードを前記直列データ線へイン
タフェースする前記接続装置、テスト中の間に第1、第
2の選択周辺ポートから論理回路へのデータの入力を禁
止する分離装置、前記ノードを論理装置へ接続するため
に、また外部テストイネーブル信号の受信に応答してテ
スト中の間に関連した周辺ポートを介したデータの入力
を禁止するために前記分離装置および前記接続を制御す
る制御装置、および論理装置への入力のために前記ノー
ドにデータを記憶するようテスト中に動作できる前記第
2のインタフェース装置および前記直列テストリンクを
介した論理装置への取出のために、テスト結果を論理装
置から前記ノードへ転送するよう動作できる前記第1の
インタフェース装置、を備えたことを特徴とする前記テ
スト回路。
【0083】(8) 第7項に記載のテスト装置であって、
前記制御/観察ノードはラッチを備え、前記第1、第2
のインタフェース装置はそれぞれ、前記ラッチへデータ
をゲートする第1、第2のゲートを備えたことを特徴と
する前記テスト装置。
【0084】(9) 第7項に記載のテスト装置であって、
前記第1のインタフェース装置とインタフェースされた
第1の周辺ポートは論理回路からのデータを出力するだ
けであり、前記接続装置とインタフェースされた第2の
周辺ポートは論理装置へデータを入力するだけであり、
前記分離装置は、前記接続装置および論理装置と結合さ
れた第2の周辺ポートと直列に配列されたゲートを備
え、そのゲートの開放はテスト中に生じて第2の周辺ポ
ートを分離し、前記ノードに記憶されたデータが前記接
続装置を介して論理装置へ入力されるようにすることを
特徴とする前記テスト装置。
【0085】(10)第7項に記載の論理回路であって、前
記接続装置は前記ノードおよび関連した周辺ポートと直
列に接続されたゲートを備え、そのゲートはテスト中に
閉じて前記ノードに記憶されたデータを論理回路に入力
する、ことを特徴とする前記論理回路。
【0086】(11)走査テスト論理装置であって、動作モ
ードで混合論理機能を実施するために周辺データ線と相
互接続された複数個の論理モジュール、テスト入力をテ
ストモードでテストベクトルを受け、受けたテストベク
トルを出力を介して関連した論理回路に与えさらにテス
トの結果を記憶するための前記モジュール内の選択位置
に配置された複数個の埋込みシフトレジスタラッチにし
て、前記モジュールが前記混合論理機能を果たすことが
できるように動作入力および出力を介して前記論理回路
に接続された動作モードにある前記シフトレジスタラッ
チ、テストモードで前記シフトレジスタラッチを直列に
接続し、テストベクトルをその中に連続的にロードし、
そこから結果を連続的にアンロードする直列データリン
ク、テストモードにある周辺データ線の選択されたもの
を分離してデータがテスト中に前記モジュールの関連し
た論理回路へ入力されるのを禁止するテスト装置にし
て、前記周辺データ線の選択されたものと結合された論
理回路への適用および前記周辺データリンクを出力され
る結果のテスト後の記憶のために、テストモードでテス
トベクトルを前記直列データリンクを介して受ける前記
シフトレジスタに直列に配置された前記テスト装置、お
よびテストベクトルをロードし、結果をアンロードし、
前記テスト装置と結合された前記周辺データ線の選択さ
れたものを分離するためにテストモードで動作するよう
前記シフトレジスタラッチおよび前記テスト装置を制御
する制御装置を備えたことを特徴とする前記論理装置。
【0087】(12)第11項に記載の論理装置であって、
前記シフトレジスタラッチはテストモードおよび動作モ
ードで同期的にクロックされ、前記テスト装置はテスト
モードで同期的にクロックされまた動作モードにおいて
前記データ線の関連したものの同期的動作を可能にす
る、ことを特徴とする前記論理回路。
【0088】(13)第11項に記載の論理装置であって、
前記テスト装置は、前記選択周辺データ線の第1のもの
に接続された動作入力、前記直列データリンクに直列に
接続されたテスト入力および出力を有するシフトレジス
タラッチ、前記シフトレジスタラッチの出力と前記周辺
データ線の第2のものと結合された前記論理回路の一部
との間に配置され、前記シフトレジスタラッチを前記論
理回路を接続するテストモードで動作可能であり、また
前記シフトレジスタラッチの出力を前記論理回路から前
記シフトレジスタラッチの出力を分離するよう動作モー
ドで動作可能な第1の分離ゲート、および前記第2の周
辺データ線と前記第1の分離ゲートの出力の間に配置さ
れ、前記第2の周辺データ線を前記論理回路から分離す
るようテストモードで動作可能であり、また前記周辺デ
ータ線を前記論理回路に接続するよう動作モードで動作
可能な第2の分離ゲートを含み、前記第1の周辺データ
線はデータを出力するだけであり、前記第2の周辺デー
タ線はデータを入力するだけである、ことを特徴とする
前記論理回路。
【0089】(14)テスト可能な論理モジュールであっ
て、内部並列データバス 一緒に作用しかつ動作モードで所定のモジュール作用を
与えるように動作可能な複数個の論理回路、前記内部バ
スとインタフェースするための、前記論理回路の各々と
結合した複数個の並列制御/観察装置 前記論理回路の各々と結合した複数個の直列制御/観察
位置、論理テストモードにおいて、前記直列制御/観察
位置をそれを通してデータを直列にシフトする直列チェ
ーンに構成する直列アクセス装置、論理テストモードに
おいて、所定のパターンのテストベクトルを前記内部バ
スから前記並列制御/観察位置に、また前記直列アクセ
ス装置を介して前記直列制御/観察位置にロードする装
置、論理テストモードにおいて、前記ロードされた前記
論理回路に与えてそれについてテストを行なう装置、お
よび論理テストモードにおいて、前記内部バスを介して
前記並列制御/観察位置からの結果および前記アクセス
装置を介して前記直列制御/観察位置からの結果をアン
ロードする装置を備えたことを特徴とする前記テスト可
能な論理モジュール。
【0090】(15)テスト可能な論理モジュールであっ
て、内部並列バス、そのバスとの間でのデータの転送の
ために前記バスをモジュールの外部とインタフェースす
る装置、一緒に作用し、通常動作モードで所定のモジュ
ール作用を与えるよう動作可能で、そこに埋込まれた複
数個の定義論理回路、各々が前記バスと前記論理回路の
うちの所定のものとの間でデータの転送を行なうために
両者をインタフェースする、複数個の並列レジスタ、各
々が並列の制御/観察位置を有する前記並列レジスタ、
前記バスと前記関連論理回路との間でデータの転送を行
なうために前記並列レジスタの選択されたものにアクセ
スする装置、論理テストモードにおいて前記埋込み制御
/観察位置を直列チェーンに構成する装置、前記直列チ
ェーンを介して前記直列テストベクトルをシフトするこ
とによって、所定のテストパターンに従がって発生した
直列テストベクトルを前記埋込み制御/観察位置にロー
ドし、前記バスから前記所定のテストパターンに従がっ
て発生した並列テストベクトルで前記並列レジスタをロ
ードする装置、テストモードにおいて前記直列お並列テ
ストベクトルを前記論理回路に与える装置、および前記
埋込み制御/観察位置からの結果を、その結果を前記直
列チェーンを介してシフトすることによってその直列チ
ェーンを介してアンロードし、前記論理モジュールの外
部とのインタフェースのために前記インタフェース装置
を介して前記並列レジスタからの結果を前記バスへアン
ロードする装置を備えたことを特徴とする前記テスト可
能な論理モジュール。
【0091】(16)第(7) 項に記載の論理モジュールであ
って、さらに、テストベクトルのロードまたは前記並列
レジスタおよび前記直列制御/観察位置に記憶された結
果のアンロードが前記並列レジスタまたは前記制御/観
察位置の他のものの内容について行なわれないように、
前記並列レジスタを前記論理回路の対応するものから前
記ロード装置によるロードおよび前記アンロード装置に
よるアンロードの間に分離する装置を備えたことを特徴
とする前記論理モジュール。
【0092】(17)論理モジュールをテストする方法であ
って、論理モジュールの外部に至る共通バスとのデータ
通信における並列入力および出力を有し、各々が埋込み
制御/観察位置を有する複数個の別々の論理回路に、前
記論理モジュールを分割する段階、前記共通バスを介し
て、所定のテストパターンに従がって発生した並列テス
トベクトルで前記並列入力をロードする段階、前記所定
のテストパターンに従がって発生した直列テストベクト
ルで埋込み制御/観察位置を直列的にロードする段階、
テストベクトルを関連した論理回路に与える段階、テス
ト結果の観察のために前記共通バスを介して並列出力の
内容をアンロードする段階、およびテストベクトルの付
加後、前記直列制御/観察位置に含まれた結果の観察の
ためにその内容を直列的にアンロードする段階、を含む
ことを特徴とする前記方法。
【0093】(18)テスト可能な論理回路であって、動作
モードおよびテストモードを有し、各々が、複数個の制
御/観察位置をもつ定義テスト境界を形成するようテス
トモードで動作可能で、また所定の動作形式に従がった
一体論理機能を与えるよう動作モードで動作可能な複数
個の機能論理モジュール、テストモードにおいて前記機
能モジュールを前記論理回路の外部にインタフェースす
る装置、前記モジュールの選択されたものが残りのもの
から動作的に分離されるようにテストモードにおいて前
記選択モジュールのまわりの前記定義テスト境界を形成
する装置、前記関連した定義テスト境界内でテストのた
めに前記モジュールの1つを選択する装置、前記定義テ
スト境界内の前記選択モジュールの前記制御/観酸位置
に所定パターンのテストベクトルを与え、その選択モジ
ュールの組合せ論理を制御するテストベクトル装置、お
よび前記テストベクトルが与えられた後前記制御/観察
点を観察する装置、を備えたことを特徴とする前記論理
回路。
【0094】(19) 第(18)項記載の論理回路であって、
前記選択装置は、前記各モジュールおよび前記回路外部
とインタフェースされ、その回路外部から選択情報に対
応する前記各モジュールヘアドレス情報を伝達するアド
レスバス、前記各モジュールに結合され、前記アドレス
情報を受け前記モジュールの対応モジュールに対応する
情報にのみ応答するデコード装置にして、対応する選択
アドレス情報を受けたときモジュール選択信号を発生す
るデコード装置、および前記各モジュールに結合され、
前記モジュール選択信号のうちの関連信号が発生されな
ければ前記モジュールのうちの関連モジュールのテスト
を阻止する制御装置、を備えたことを特徴とする前記論
理回路。
【0095】(20) テスト区分論理回路であって、各々
が動作モードおよびテストモードを有する複数個の論理
モジュールにして、テストモードにある各モジュールは
複数個の制御/観察位置をもった定義テスト境界を形成
するよう残りのモジュールから区分可能で、動作モード
にある各モジュールは所定の動作形式に従がった一体論
理機能を与えるよう動作可能な前記複数個の論理モジュ
ール、前記所定の動作形式に従がって相互作用するよう
に動作モードにある前記モジュールをインタフェースす
るインタフェース装置、前記回路の外部と前記モジュー
ルの全部とインタフェースするようテストモード中に動
作可能な入出力装置、テストモードにおいて前記回路の
外部を全部のモジュールにインタフェースし外部アドレ
スをそのモジュールに運ぶアドレス装置、前記各モジュ
ールに結合され、前記アドレス装置から前記外部アドレ
スを受け、前記モジュールの所望の1つを選択するデコ
ード装置、および、前記各モジュールに結合され、外部
テスト選択信号の受信に応答して前記インタフェースか
ら前記モジュールを分離し、前記定義テスト境界を形成
するテスト選択装置、前記制御/観察位置を分離する分
離装置、所定パターンのテストベクトルを前記制御/観
察位置にロードし、得られた結果をそこから前記入力装
置を介してアンロードする装置、および前記分離装置を
制御して、テストベクトルの前記制御/観察位置へのロ
ード後にそのテストベクトルを外部テストの受信に応答
して対応する論理モジュールーへ与える制御装置にし
て、テストの結果は前記制御/観察位置で得られ、その
制御/観察位置は前記結果が前記ロード、アンロード装
置によるアンロードのために得られた後に前記分離装置
によって分離される、前記制御装置、を備えたことを特
徴とする前記テスト区分論理回路。
【0096】(21) 第(9) 項記載の論理回路であって、
前記各論理モジュールはさらに、前記回路の外部とイン
タフェースされるが前記分離装置によって制御されない
制御/観察位置にして、テスト中にそこにテストベクト
ルを与え、テスト終了後結果を取出させるように動作可
能な前記制御/観察位置を有することを特徴とする前記
論理回路。
【0097】(22) 論理回路をテスト区分する方法であ
って、動作モードとテストモードを有し、各々がそこに
配置された複数個の制御/観察位置を有し、動作モード
にある場合は所定の動作形式に従がって相互作用する複
数個のモジュールに前記論理回路を配置する段階、各モ
ジュールに関連した論理回路、そのモジュール内に配置
された制御/観察位置の両方を含む各モジュールの回り
のテスト境界を定義するために前記モジュールを分離す
る段階、テストモードにあるモジュールの選択された1
つをアドレス指定する段階、制御モジュールに対する所
定のテストパターンに応じたテストベクトルを選択モー
ドにある制御/観察位置に与えてテストを行ない、テス
トの結果をその制御/観察位置においてとらえるように
する段階、およびテストベクトルを与えた後、選択モジ
ュールの制御/観察位置において得られた結果を観察す
る段階、を含むことを特徴とする前記方法。
【0098】(23) 第(13)項に記載の方法であって、イ
ンタフェースの段階は、定義されたテスト境界の各々を
直列チェーンに配列すること、定義されたテスト境界の
第1のものの直列モジュール入力を共通直列入力に接続
すること、中間の定義テスト境界の直列モジュール入力
を隣接した定義テスト境界の直列モジュール出力に接続
すると、前記チェーンの定義テスト境界の最後のものの
直列モジュール出力を共通直列出力に接続すること、選
択されないときの定義テスト境界の各々の直列モジュー
ル出力に直列モジュール入力を分路すること、定義され
たテスト境界の各々が選択されないときその内部のシフ
トレジスタラッチからの結果の直列モジュール出力への
出力を阻止して、共通直列入力へ入力されたテストベク
トルが定義テスト境界のうちの選択された1つへの直線
入力のために非選択境界を介して分路され、テスト結果
が選択境界からだけ出力され、選択境界と共通直列出力
の間の定義テスト境界の残りのものを介して分路される
ようにすること、を含むことを特徴とする前記方法。
【0099】(24) テスト可能論理回路であって、各々
が定義テスト境界を有し、また複数の制御/観察位置す
る内部論理を有する複数のモジュール、前記制御/観察
位置の各々に配置され、前記対応した内部論理回路への
付加のためにテストベクトルが入力され、そこに記憶さ
れるようにし、また結果がそこに記憶されるようにする
制御/観察位置、テスト入力を有する直列チェーンの前
記制御/観察装置と前記各モジュール内のテスト出力を
相互接続する直列装置、前記論理回路の外部からテスト
ベクトルを受ける共通直列入力および論理回路へテスト
後の結果を出力する共通直列出力に、前記モジュールの
選択された1つの前記チェーンを選択的にインタフェー
スするインタフェース装置、外部モジュールアドレス信
号に従がって前記モジュールの1つを選択し、前記イン
タフェース装置を制御して前記選択モジュールに関連し
た前記制御/観察装置だけを前記共通の直列入力および
出力にインタフェースするアドレス装置、前記直列装置
を介してテストベクトルを前記制御/観察装置に直列的
に入力して、そのテストベクトルを前記関連内部論理回
路に与え、その後前記直列装置を介して前記選択モジュ
ール内の前記制御/観察装置から結果を出力する装置、
を備えたことを特徴とする前記テスト可能論理回路。
【0100】(25) テスト可能論理回路であって、各々
が定義されたテスト境界を有し、また複数個の制御/観
察位置をもった内部論理回路を有する複数個のモジュー
ル、前記制御/観察位置の各々に配置され、ゲート化テ
スト入力および、通常動作のために前記関連論理回路に
インタフェースされたゲート化通常動作入力、および出
力を有する直列シフトレジスタ、前記各モジュールに結
合され、テストベクトルをそこに入力するテスト入力と
そこからテスト結果を出力するテスト出力を有する直列
チェーンにおいて前記シフトレジスタラッチのゲート化
テスト入力と出力をインタフェースする直列データリン
ク、前記直列チェーンのテスト入力を前記関連モジュー
ルのモジュール直列入力にインタフェースし、前記直列
チェーンのテスト出力を前記関連モジュールのモジュー
ル直列入力にインタフェースするインタフェース装置、
前記各モジュールのモジュール直列入力に装置され、テ
ストベクトルを受ける共通直列入力線、前記各モジュー
ルのモジュール直列出力に接続され、テスト後結果を出
力する共通直列出力線、外部モジュールアドレスに従が
って前記モジュールの1つを選択し、前記インタフェー
ス装置を制御して前記選択モジュールに関連した前記シ
フトレジスタラッチだけを前記関連したモジュール直列
入力および出力にインタフェースするアドレス装置、お
よび、前記シフトレジスタを制御して前記直列データリ
ンクを介して入力テストベクトルを直列的にシフトし、
そのテストベクトルを前記関連論理回路に与え、前記直
列データリンクを介して前記シフトレジスタからの出力
を前記共通直列出力へ出力する装置、を備えたことを特
徴とする前記テスト可能論理回路。
【0101】(26) テスト可能論理回路であって、各々
が定義されたテスト境界を有し、また複数個の制御/観
察位置を有する複数個のモジュール、前記各制御/観察
位置に配置され、ゲート化テスト入力、通常動作のため
に前記関連論理回路にインタフェースされたゲート化通
常動作入力および出力を有する直列シフトレジスタラッ
チ、前記各モジュールに結合され、テストベクトルをそ
こに入力するテスト入力とそこからテスト結果を出力す
るテスト出力を有する直列チェーンにおいて前記シフト
レジスタラッチのゲート化テスト入力と出力をインタフ
ェースする直列データリンク、前記直列チェーンのテス
ト入力を前記関連モジュールのモジュール直列入力にイ
ンタフェースし、前記直列チェーンのテスト出力を前記
関連モジュールのモジュール直列入力にインタフェース
するインタフェース装置、前記論理回路の共通直列入力
と、残りのモジュールが直列チェーンに配列されている
モジュールの1つの直列モジュール入力の間に接続され
た入力直列データ線、前記直列モジュール出力と前記モ
ジュールの隣接モジュールの各々の直列モジュール入力
の間に配列された複数本の中間直列データ線、前記チェ
ーンにおける前記モジュールの最後のものと論理回路の
共通直列出力の間に配列された出力直列データ線、およ
び直列モジュール入力と直列モジュールの間の接続のた
めに各モジュールに結合され、前記関連モジュールが選
択されないで直列入力、出力の前記関連モジュールから
直列データを分路することに応答して動作できるシャン
トゲート回路、を備えたことを特徴とする前記テスト可
能論理回路。
【0102】(27) 論理回路をテストする方法であっ
て、定義されたテスト境界を有し、かつ各々がそれに関
連した複数個の制御/観察位置を有するモジュール化さ
れた複数個の論理回路に前記論理を区分する段階、ゲー
ト化テスト入力および前記関連モジュール化論理回路に
インタフェースされたゲート化動作入力と出力を有する
シフトレジスタラッチを各制御/観察位置に配置する段
階、各定義テスト境界に結合された直列モジュール入力
および直列モジュール出力とインタフェースされた直列
チェーンの各定義境界内にシフトレジスタラッチのテス
ト入力および出力を配置する段階、定義テスト境界の1
つおよびその中のモジュール化論理回路をテストのため
に選択する段階、選択テスト境界の直列モジュール入力
を共通直列入力にインタフェースし、選択テスト境界の
直列モジュール出力を共通直列出力にインタフェースし
て、直列データが共通直列入力を介して選択テスト境界
のシフトレジスタラッチに入力され、直列データが共通
直列出力を介して選択テスト境界のシフトレジスタラッ
チから出力されるようにする段階、およびシフトレジス
タラッチのゲート化入力を関連したモジュール化論理回
路から分離し、関連したシフトレジスタラッチへのロー
ドのために定義境界のうちの選択境界の直列モジュール
入力へ共通直列入力して所定テストパターンに従がって
発生したテストベクトルをロードするために前記論理回
路を制御し、テストベクトルを関連した論理回路に与
え、テスト後に選択境界の直列モジュール出力からテス
トベクトルを出力する段階、を含むことを特徴する前記
方法。
【0103】(28) 第(13)項に記載の方法であって、イ
ンタフェース段階は、定義テスト境界の直列モジュール
入力の各々を前記共通直列入力に接続すること、定義テ
スト境界の直列モジュール出力の各々を前記共通直列出
力に接続すること、および定義境界が選択されないとき
はそれのシフトレジスタラッチの直列チェーンからの結
果の出力を抑止して結果が定義境界のうちの選択境界か
らだけ出力されるようにすることを含むことを特徴とす
る前記方法。
【0104】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、分離ゲートとバイパスゲートをそなえ、クロ
ック信号に応答して動作モードをテストモードに切替え
る回路テストのためのレジスタラッチが提供されるか
ら、回路テスト中の浪費時間が減り、回路の種々の機能
に対して高速テストが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数モジュールを有し、テストモードで構成さ
れたVLSIチップの概略ブロック図、
【図2】前記モジュールとインタフェースされた共通ス
キャンインパスおよび共通スキャンアウトパスを有し
た、図1のモジュールの簡単化された概略ブロック図、
【図3】スキャンパスをモジュラー化する別の方法を示
す、図1のモジュールの簡単化されたブロック図、
【図4】組合せられた並列、直列走査論理設計を示す機
能ブロック図、
【図5】各モジュールのスキャンパスを選択するゲート
回路の概略ブロック図、
【図6】SRLの概略図、
【図7】PRLの概略図、
【図8】透過SRLの概略ブロック図、
【図9】透過SRLの概略図、
【図10】クロック信号のタイミング図、
【図11】論理モジュールの概略ブロック図、
【図12】PRLを制御する読取り/書込み制御回路の
概略図。
【符号の説明】
10 VLSI回路 26a〜26n 機能論理モジュール 12 内部制御バス 16 アドレスバス 20 入出力バス 28 共通スキャンデータイン(SDI)線 30 共通スキャンデータアウト(SDO)線 34〜40 直列レジスタラッチ(SRL) 52,58 アドレスデコード/選択回路 70 内部データバス 72〜80 並列レジスタラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストされる論理回路と、 直列に接続され外部から直列にアクセス可能であって、
    各々が絶縁論理回路内のポイントに接続された直列レジ
    スタラッチと、 前記直列レジスタラッチの異なる組を通って接続された
    外部選択可能な分路回路とを含む半導体装置。
  2. 【請求項2】 走査クロックと動作クロックとで使用す
    る半導体装置であって、 テストされる論理回路と、 外部からアクセス可能に接続され、各々が前記論理回路
    内の異なるポイントに接続された直列レジスタラッチで
    あって、その直列レジスタラッチの少なくとも一つは、 格納回路、並びに他の直列レジスタラッチから及び前記
    論理回路から前記格納回路へ各々供給する二つのゲート
    であって、この二つのゲートは走査クロックと動作クロ
    ックにより各々制御され、前記格納回路は前記論理回路
    に接続された出力を有する前記格納回路及び二つのゲー
    トと、 入力を有し、次のラッチを与える第2回路と、 前記第2回路の入力に接続され、テストモード制御信号
    に応答して、そのテストモード制御信号がアクティブで
    あるとき前記第2回路の入力に前記格納回路を接続し、
    前記論理回路がテスト中でないとき非同期動作入力に前
    記第2回路の入力を接続するゲート回路とを含む直列レ
    ジスタラッチとを含む半導体装置。
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