JPH05239118A - 高純度の重合体またはその溶液の製造法 - Google Patents

高純度の重合体またはその溶液の製造法

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JPH05239118A
JPH05239118A JP4323099A JP32309992A JPH05239118A JP H05239118 A JPH05239118 A JP H05239118A JP 4323099 A JP4323099 A JP 4323099A JP 32309992 A JP32309992 A JP 32309992A JP H05239118 A JPH05239118 A JP H05239118A
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polymer
solution
membrane
water
pyrrolidone
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JP4323099A
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Juergen Detering
デーテリング ユルゲン
Hartwig Voss
フォス ハルトヴィッヒ
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BASF SE
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/001Removal of residual monomers by physical means
    • C08F6/003Removal of residual monomers by physical means from polymer solutions, suspensions, dispersions or emulsions without recovery of the polymer therefrom
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/902Materials removed
    • Y10S210/908Organic

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥後に毒性の極めて危険な抽出剤残分を重
合体生成物中に残留せず 、重合体の物理的化学的性質を変えず、工業的に生じる
VP重合体溶液に使用可 能な高純度のVP重合体の取得法。 【構成】 1回または数回、加圧下に、溶剤もしくは溶
剤混合物並びに該重合体 溶液中に含まれる低分子量の汚染物質を透過させるが、
しかし重合体を留めるよ うな半透過性の膜を介して誘導して限外濾過を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高純度のN−ビニルピ
ロリドン(VP)重合体の製造法に関し、この場合、
(好ましくは水性またはアルコール性)溶液中の常法で
製造された重合体を限外濾過する。
【0002】
【従来の技術】VPの単独重合体および共重合体は、就
中、製薬学的および美容学的領域で広く使用されてい
る。薬学の場合、このVPの単独重合体および共重合体
は、錠剤被膜の付着能力の改善のための助剤として使用
され、錠剤結合剤、懸濁液安定化剤または溶媒として有
用である。美容学の場合、このVPの単独重合体および
共重合体は、濃稠化剤、分散剤、滑剤および結合剤とし
て使用され、ヘアケア調製品の場合、固定剤および被膜
形成剤として使用されている。毒物学および感覚的な理
由から、製薬学的および美容学的領域で使用されている
重合体は、出来るだけ単量体およびその他の汚染物質を
含有していてはならない。
【0003】VP重合体は、溶剤(好ましくは水、アル
コール)中でラジカルにより開始された鎖状重合によっ
て製造される。反応しなかった単量体、開始剤残分およ
び開始剤分解生成物、開始剤に添加された安定剤並びに
副反応からの低分子量生成物は、支障となる汚染物質と
して生じる。
【0004】VP重合体の後精製のための今日までに公
知の方法は、絶えず変化する純度の要求を充足するよう
な高純度の生成物を製造するのに不適当である。公知の
しばしば使用された水蒸気蒸留法は、水蒸気揮発性の汚
染物質だけを除去する。溶剤の留去または窒素を用いた
ストリッピングによって、同様に揮発性成分だけが除去
される(ドイツ連邦共和国特許出願公開第393168
1号明細書)。開始剤の事後の添加および/または温度
上昇による後重合(欧州特許第161号明細書)は、確
かに単量体含量を減少させるが、しかしながら、同時に
開始剤の分解の副産物の濃度の上昇をまねく。高めた温
度(>80℃)で実施される全ての方法の場合には、更
に、極めて支障となる生成物の変色を生じうる。吸着剤
(活性炭、ゼオライト、イオン交換器)を用いたVP重
合体の水溶液またはアルコール溶液の処理は、同様にV
Pの除去のためにだけ記載されている(欧州特許第25
8854号明細書)。極性成分、例えば分解生成物2−
ピロリドンは、除去されないかまたは不十分にのみ除去
される。ドイツ連邦共和国特許出願公開第164564
2号明細書には、ポリビニルピロリドン(PVP)溶液
の精製のための抽出法が記載されている。抽出剤として
は、有利に重合体からのVPおよび2−ピロリドンを溶
解するハロゲン化された炭化水素、例えば四塩化炭素ま
たは1,2−ジクロルエタンが使用される。この方法の
欠点は、重合体生成物中に、乾燥後にも毒性の極めて危
険な抽出剤残分が残留していることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明には、記載され
た欠点を回避し、重合体の物理的化学的性質を変えず、
工業的に生じるVP重合体溶液に使用可能である高純度
のVP重合体の取得のための簡単な方法を見出すという
課題が課された。
【0006】
【課題を解決するための手段】ところで、簡単かつ経済
的な方法で記載された高濃度の重合体溶液を精製できる
ようにする請求項1に記載の限外濾過法が見出された。
この場合、汚染された重合体溶液を、1回または数回、
加圧下に、溶剤もしくは溶剤混合物並びに該重合体溶液
中に含まれる低分子量の汚染物質を透過させるが、しか
しながら、重合体を留めるような半透過性の膜を介して
誘導する。分離された瀘液(透過物)は、精製すべき重
合体溶液(滞留物)の濃縮が回避されなければならない
場合(定容連続濾過)には、新鮮な溶剤または溶剤混合
物によって代替することができる。従って、適合された
膜を使用する場合には、低分子量の汚染物質の全ての望
ましい減損が、相応する瀘液の量の分離によって達成さ
れる。
【0007】本発明の範囲内でのVP重合体は、VP少
なくとも20重量%、好ましくは少なくとも30重量%
を重合導入して得られたVPの単独重合体および共重合
体である。該VP重合体は、任意の方法により、水およ
び/または有機溶剤中で製造されてもよい。フィッケン
チャーによるK値(Cellulose−Chemie
13(1932年)、第58〜64頁、第71〜74
頁)は、22℃で水またはエタノール中で1%で測定さ
れた場合、10〜45、好ましくは15〜35の範囲内
でなければならない。有機溶剤としては、例えばC原子
3〜5個を有する脂肪族ケトン、就中アセトン、更にジ
オキサン、テトラヒドロフランまたはトルオール、好ま
しくはしかしながら、C原子1〜4個を有するアルコー
ル、殊にエタノールおよびイソプロパノールが該当す
る。勿論、混合物は使用してもよい。
【0008】共重合体としては、全ての常用のもの、例
えばC原子1〜4個を有するカルボン酸のビニルエステ
ル、例えば酢酸ビニルまたはビニルプロピオン酸;ビニ
ルエーテル;C原子1〜8個を有するアルコールのアク
リル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、例えばメ
チルメタクリレートまたは2−エチルヘキシルアクリレ
ート、この場合、アルコール成分は、更に遊離ヒドロキ
シル基を有していてもよく、例えばヒドロキシプロピル
アクリレート;更にアクリル酸およびメタクリル酸並び
にビニルラクタム、例えばビニルカプロラクタムが該当
する。勿論、共重合体は、コモノマーに制限されず、む
しろ2個またはそれ以上のコモノマーを重合導入しても
よい。
【0009】処理すべきVP重合体溶液の濃度は、上記
によれば、粘度によって制限されている。他方またこの
濃度は、分子量に依存している。10〜45のK値の場
合、濃度は、20〜60%の範囲内である。重合体溶液
の粘度を低下させるためには、100℃まで、有利に最
大80℃への加熱が好ましい。
【0010】VP重合体は、限外濾過を用いた精製のた
めに、溶液が重合の際に生じるような溶液中で直接使用
することが出来る。
【0011】精製された溶液(前記の溶剤を有する)
は、この種の溶液として入手できる。精製された溶液の
次に続く噴霧乾燥によって、高純度の粉末が取得され
る。別の乾燥法、例えば蒸発乾燥および残分の粉砕また
は凍結乾燥は、同様に可能である。
【0012】膜としては、通常、高度に多孔性の層(保
護層)、例えば織物またはフリースおよびその上に生じ
た対称または非対称の膜からなる自体公知の限外濾過膜
が該当する。付加的に、この膜は、場合によっては、イ
オンの基を有する特に薄い分離層を、表面上に有してい
てよい。常用の膜重合体は、例えばポリスルホン、ポリ
エーテルスルホン、ポリビニリデンジフルオリド、酢酸
セルロース、ニトロセルロース、ポリカルボネートおよ
びポリエポキシドである。精製すべき重合体溶液に依存
して、≦6000ダルトン、好ましくは≦2000ダル
トンの阻止限界を有する膜が使用される。
【0013】本発明による方法は、不連続的並びに連続
的に進行することができるが、本明細書中では、膜モジ
ュールがカスケード状に囲まれている。運転温度は、最
大100℃、好ましくは30〜80℃であり、圧力は1
ないし最大80バール、好ましくは5〜50バールであ
り、滞留物の流速は、4m/s、好ましくは0.5〜3
m/sである。
【0014】膜モジュールとしては、全ての市販の型が
該当する。有利には、平板モジュール、渦巻きモジュー
ルおよび管モジュールである。
【0015】利点 本発明による方法は、まず第一に実際に任意に純粋なV
P重合体を製造できるようにするものである。付加的な
利点は、VP重合体が、本発明による精製方法によっ
て、その化学的物理的性質を変えることがないというこ
とにある。その上更に、この方法は簡単であり、完全に
連続的に、これが最も重要であるが、造作なく大工業的
規模で実施することができる。
【0016】本発明による方法が、20〜60%の使用
された重合体濃度および効率的な精製過程に必要とされ
る細孔状の分離膜の場合に長時間、第一には概ね、第二
にはまたなお著しく良好に機能することは、驚異的であ
る。それというのも、膜が濾過の間に増大していく重合
体によって覆われ(被覆層形成)、この薄層形成または
ゲル層が透過流量の減少、就中、分離すべき低分子量の
汚染物質の明確な支持を招いてしまうことが顧慮された
からである。更に、流量の減少を徹底し(細孔閉塞)、
ひいては精製効率の(付加的な)減少によって、オリゴ
マーが増大して膜の細孔に沈着することが顧慮された。
しかしながら、本発明による方法の場合には、透過流量
は、進行する濾過時間の間ほぼ一定のままである。分離
を妨げる被覆層は形成されない。沈着したオリゴマーに
よる細孔の閉塞は、オリゴマーの少量が膜を通過したけ
れども、同様に生じない。また、分離すべき汚染物質に
は、吸着性の性質の保持は、観察されない。これら全て
は、如何なる方法でも予見されなかった。
【0017】VP重合体溶液の精製は、バッチ法で定容
連続濾過によって行われる。滞留物は、循環して加圧下
に膜モジュールを通してポンプ輸送される。望ましい透
過量は分離され、滞留物に連続的に供給されるのと同量
の相応する溶剤(例えば、水またはエタノール)によっ
て代替される。このことによって、使用された重合体溶
液の濃度が、精製プロセスの間に変動しないことが達成
される。低分子量の汚染物質の減損は、前記条件下に、
その保持および溶剤交換係数(透過物と滞留物との量
比)によって定められる。
【0018】
【実施例】
例 1 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された24.5のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する29%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリスルホン膜、阻止限界 = 200
0ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 10バール 透過流量 : 5kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 2.0 3.0 出発濃度に対しての VP 86 95 %での減損 2−ピロリドン 85 93 ヒドラジン 80 89 アセトアルデヒド 81 90 アンモニウム塩 81 88 例 2 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された31.7のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する33%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積2cm2を有する平らな膜細胞 膜 : ポリスルホン膜、阻止限界 = 200
0ダルトン 温度 : 60℃ 滞留圧力 : 21バール 透過流量 : 11kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.2 4.2 %での減損 VP 95 98 2−ピロリドン 90 94 ヒドラジン 93 97 アセトアルデヒド 90 94 アンモニウム塩 88 91 オリゴマー 0.3 − 例 3 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された26.3のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する28%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリアミドを基礎とする分離層を有する
薄膜、阻止限界 = 1000ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 20バール 透過流量 : 13kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.0 出発濃度に対しての VP 91 %での減損 2−ピロリドン 89 オリゴマー 0.1 例 4 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された30.1のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する27%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリアミドを基礎とする分離層を有する
薄膜、阻止限界 = 1000ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 20バール 透過流量 : 13.7kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.1 出発濃度に対しての VP 95 %での減損 2−ピロリドン 92 ヒドラジン 97 オリゴマー 0.05 例 5 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された30.1のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する27%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリアミドを基礎とする分離層を有する
薄膜、阻止限界 = 2000ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 20バール 透過流量 : 14.3kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.0 出発濃度に対しての VP 94 %での減損 2−ピロリドン 90 オリゴマー 0.08 例 6 アンモニアの添加下に水中のVPと過酸化水素との重合
によって製造された29.2のK値(水中で1%で、2
2℃で測定された)を有する30%のPVP水溶液の精
製 汚染物質:VP、2−ピロリドン、ヒドラジン、アセト
アルデヒド、アンモニウム塩 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリ尿素およびポリウレタンを基礎とす
る分離層およびポリエーテルスルホンからなる保護層を
有する薄膜、阻止限界 = 2000ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 20バール 透過流量 : 13.1kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.0 出発濃度に対しての VP 94 %での減損 2−ピロリドン 88 例 7 エタノール中のVPおよび酢酸ビニルとt−ブチルペル
ピバレートとの共重合によって製造された33.0のK
値(エタノール中で1%で、22℃で測定された)を有
する、VP30部と酢酸ビニル70部とからなる共重合
体の31%のエタノール系溶液の精製 汚染物質:VP、酢酸ビニル、2−ピロリドン、ピバリ
ン酸 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリスルホン膜、阻止限界 = 200
0ダルトン 温度 : 40℃ 滞留圧力 : 20バール 透過流量 : 8kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.0 出発濃度に対しての VP 95 %での減損 2−ピロリドン 82 酢酸ビニル 93 ピバリン酸 90 例 8 エタノール中のVPおよび酢酸ビニルとt−ブチルペル
ピバレートとの共重合によって製造された33.0のK
値(エタノール中で1%で、22℃で測定された)を有
する、VP30部と酢酸ビニル70部とからなる共重合
体の47%のエタノール系溶液の精製 汚染物質:VP、酢酸ビニル、2−ピロリドン、ピバリ
ン酸 試験条件: 細胞 : 膜面積100cm2を有する平らな膜細
胞 膜 : ポリアミドを基礎とする分離層を有する
薄膜、阻止限界 = 1000ダルトン 温度 : 55℃ 滞留圧力 : 40バール 透過流量 : 3.7kg/m2h 運搬法 : 水を用いた定容連続濾過 結果 :溶剤交換係数 3.5 出発濃度に対しての VP 97 %での減損 2−ピロリドン 94 酢酸ビニル 96 ピバリン酸 91 オリゴマー 0.01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−ビニルピロリドン少なくとも20重
    量%を重合導入して含有しかつ10〜45のフィッケン
    チャーによるK値を有する高純度の重合体またはその溶
    液を、常用のラジカルにより溶液重合を開始させ、引続
    き溶液を精製し、場合によっては乾燥することによって
    製造する方法において、精製のために、重合体の溶液か
    ら低分子量の汚染物質を、限外濾過を用いて20〜10
    0℃および1〜80バールで分離することを特徴とす
    る、高純度の重合体またはその溶液の製造法。
JP4323099A 1991-12-05 1992-12-02 高純度の重合体またはその溶液の製造法 Withdrawn JPH05239118A (ja)

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