JPH05212661A - レンズ周縁加工機及びレンズ周縁加工方法 - Google Patents

レンズ周縁加工機及びレンズ周縁加工方法

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JPH05212661A
JPH05212661A JP4054214A JP5421492A JPH05212661A JP H05212661 A JPH05212661 A JP H05212661A JP 4054214 A JP4054214 A JP 4054214A JP 5421492 A JP5421492 A JP 5421492A JP H05212661 A JPH05212661 A JP H05212661A
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frame
bevel
curve
measuring
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良二 柴田
Masahiko Kobayashi
正彦 小林
Yukinobu Ban
幸信 伴
Hirokatsu Oohayashi
裕且 大林
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Nidek Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ枠入れ時にフィット感の良い、すなわ
ちサイズ精度の高いレンズ周縁加工機及びレンズ周縁加
工方法を提供する。 【構成】 立体計測された眼鏡枠のレンズ枠形状を入力
する入力手段と、入力手段により入力された3次元レン
ズ枠形状からレンズ枠の周長を求める算出手段と、レン
ズのヤゲン先端の軌跡がなすカ−ブ値を決定するヤゲン
カ−ブ決定手段と、算出手段により求められたレンズ枠
の周長に略一致するようなレンズのヤゲン先端の軌跡を
演算する演算手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡枠に枠入れするレ
ンズを加工する装置及びその方法に係わり、更に詳しく
は、眼鏡枠のレンズ枠の立体形状(本明細書においてレ
ンズ枠の形状とは眼鏡枠の溝底またはこれに近似する位
置の軌跡形状のことをいい、玉型ともいわれる)を計測
する眼鏡枠形状測定装置からの情報をもとにレンズ周縁
加工を行う加工機及びその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡用レンズの前面及び後面には、装用
者の屈折異常を補正する屈折力を得るためのカーブを持
っており、レンズ周縁に加工するヤゲンも球面カーブも
しくはそれに類するカーブを持たせることが必要であ
る。一般的では枠入れする眼鏡枠にも、レンズを枠入れ
しやすいようレンズ枠が一定のカ−ブRをもつように加
工されている。ヤゲン加工後のレンズを眼鏡枠に入れる
際に理想的な状況は、ヤゲンカーブとと眼鏡枠のレンズ
枠のカーブRが一致することといわれているが、多くの
場合両者は一致しない。レンズのヤゲン加工においてヤ
ゲンカーブの選択できる幅は狭く、レンズ枠の球面Rと
一致しない場合が多く発生する。従来の眼鏡枠のレンズ
枠形状を計測する機能を有する装置は、レンズ枠の形状
を計測する測定装置からレンズ枠の平面情報、すなわち
レンズ枠を正面から見たときの投影形状の情報を得て、
ヤゲン加工を行っているに過ぎない。また、近時レンズ
枠の立体形状を計測する装置も実用化されているが、そ
の立体情報の用途としては、眼鏡枠の傾きによるコサイ
ンエラーの除去や精々ヤゲンカーブを選択する際にレン
ズ枠の球面Rと等しいヤゲンカーブを優先的に選択する
程度にとどまっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、ヤゲンカーブとレンズ枠のカーブ
Rが等しい場合には両者の周長も一致するが、多くの場
合異なるためので周長も一致しない。従って、このよう
にヤゲン加工したレンズを眼鏡枠に枠入れると、周長が
一致せず、枠入れ作業時の適切なフィットが得られな
い。そこで作業者は眼鏡枠の無理な変形を行わざるを得
なくなるという欠点がある。本発明は上記欠点に鑑み案
出されたもので、レンズ枠入れ時にフィット感の良い、
すなわちサイズ精度の高いレンズ周縁加工機及びレンズ
周縁加工方法を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような特徴を有する。すなわち、 (1) 眼鏡枠に枠入れするためにレンズの周縁を加工
するレンズ周縁加工機において、立体計測された眼鏡枠
のレンズ枠形状を入力する入力手段と、該入力手段によ
り入力された3次元レンズ枠形状からレンズ枠の周長を
求める算出手段と、レンズのヤゲン先端の軌跡がなすカ
−ブ値を決定するヤゲンカ−ブ決定手段と、前記算出手
段により求められたレンズ枠の周長に略一致するような
レンズのヤゲン先端の軌跡を演算する演算手段と、を有
することを特徴としている。
【0005】(2) (1)のレンズ周縁加工機は、眼
鏡枠のレンズ枠を立体計測する眼鏡枠形状測定装置と一
体又はインタ−フェイスを介して結合していることを特
徴としている。
【0006】(3) (1)のヤゲンカ−ブ決定手段は
3次元レンズ枠情報から枠の反り成分を取り除いて2次
元レンズ枠情報に加工し、加工された該2次元レンズ枠
情報に基づいて得られるコバ情報を用いてヤゲンカ−ブ
値を決定することを特徴としている。
【0007】(4) (1)の演算手段は、請求項3に
より決定されたヤゲンカ−ブの3次元軌跡の周長と前記
レンズ枠情報の周長差を求め、該周長差を補正するヤゲ
ン先端の位置の補正量を得る手段とからなることを特徴
としている。
【0008】(5) 眼鏡枠に枠入れするためにレンズ
の周縁を加工するレンズ周縁加工方法において、眼鏡枠
のレンズ枠形状を立体計測する第1ステップと、第1ス
テップにより得られたデ−タに基づいて眼鏡枠のレンズ
枠の周長を求める第2ステップと、枠入れされる仮想又
は現実のコバ厚及びレンズカ−ブを測定又は算出する第
3ステップと、第3ステップにより測定又は算出された
デ−タに基づいてヤゲン先端の軌跡がなすカ−ブを決定
する第4ステップと、第4ステップで決定されたヤゲン
先端の軌跡の周長と前記眼鏡枠のレンズ枠の周長が略一
致するようにレンズ周縁加工機の制御デ−タを算出する
第5ステップと、第5ステップで得られた制御デ−タに
基づいてレンズ周縁加工機を制御する第6ステップとか
らなることを特徴としている。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。 (1)装置の全体構成 図1は本発明に係るレンズ研削装置の全体構成を示す斜
視図である。1は装置のベースでレンズ研削装置を構成
する各部がその上に配置されている。2はレンズ枠及び
型板形状測定装置で装置上部に内蔵されている。その前
方には測定結果や演算結果等を文字またはグラフィック
にて表示する表示部3と、データを入力したり装置に指
示を行う入力部4が並んでいる。装置前部には未加工レ
ンズの仮想コバ厚等を測定するレンズ形状測定装置5が
ある。6はレンズ研削部で、ガラスレンズ用の荒砥石6
0aとプラスティック用の荒砥石60bとヤゲン及び平
加工用60cとから成る砥石60が回転軸61に回転可
能に取付けられている。回転軸61はベース1にバンド
62で固定されている。回転軸61の端部にはプーリ6
3が取付けられている。プーリ63はベルト64を介し
てACモータ65の回転軸に取付けられたプーリ66と
連結されている。このためモータ65が回転すると砥石
60が回転する。7はキャリッジ部で、700はキャリ
ッジである。
【0010】(2)各部の構成及び動作 (イ)キャリッジ部 図1乃至図3に基いてその構造を説明する。図2はキャ
リッジの断面図である。図3−aはキャリッジの駆動機
構を示す矢視A図、図3−bはB−B断面図である。ベ
ース1に固定されたシャフト701にはキャリッジシャ
フト702が回転摺動自在に軸支されており、さらにそ
れにキャリッジ700が回動自在に軸支されている。キ
ャリッジシャフト702にはそれぞれ同一歯数のタイミ
ングプーリ703a,703b,703cが左端、右
端、その間に固着している。キャリッジ700にはシャ
フト701と平行かつ距離不変にレンズ回転軸704
a、704bが同軸かつ回転可能に軸支されている。レ
ンズ回転軸704bはラック705に回転自在に軸支さ
れ、さらにラック705は軸方向に移動可能であり、モ
ータ706の回転軸に固定されたピニオン707により
軸方向に移動することができ、これによりレンズLEを
回転軸704a、704bに挟持しうる。なお、レンズ
回転軸704a、704bにはそれぞれ同一歯数のプー
リ708a、708bが取付けられており、それらはタ
イミングベルト709a、709bによりプーリ703
c、703bと繋がっている。キャリッジ700の左側
には中間板710が回転自在に固定されている。中間板
710にはカムフォロア711が2個付いており、それ
がシャフト701と平行な位置関係でベース1に固定さ
れたガイドシャフト712を挟んでいる。中間板710
にはラック713がシャフト701と平行な位置関係で
ベース1に固定されたキャリッジ左右移動用モータ71
4の回転軸に取付けられたピニオン715と噛み合って
いる。これらの構造によりモータ714はキャリッジ7
00をシャフト701の軸方向に移動させることができ
る。キャリッジ700の左端には駆動板716が固定さ
れており、駆動板には回転軸717がシャフト701と
平行かつ回転自在に取付けられている。回転軸717の
左端にはプーリ708a、708bと同一歯数のプーリ
718が付いており、プーリ718はプーリ703aと
タイミングブルト719により繋がっている。回転軸7
17の右端にはギヤ720が取付けてあり、ギヤ720
はモータ721に付いているギヤと噛み合っている。モ
ータ721が回転するとギヤ720によりプーリ718
が回転し、タイミングベルト719を介してキャリッジ
シャフト702が回転し、これによりプーリ703a、
703c、タイミングベルト709a、709b、プー
リ708a、708bを介してレンズチャック軸704
a、704bを回転させる。ブロック722は駆動板7
16に回転717と同軸かつ回転自在に固定されてお
り、モータ721はブロック722に固定されている。
中間板710にはシャフト701と平行な方向にシャフ
ト723が固定されており、シャフト723には補正ブ
ロック724が回転自在に固定されている。丸ラック7
25は回転軸717とシャフト723の軸間を結ぶ最短
の線分に平行に、かつブロツク724にあけられた穴を
貫通し摺動可能なように配置されている。丸ラック72
5にはストッパ726が固定されており、補正ブロック
724の当接位置より下方にしか摺動できない。中間板
710にはセンサ727が設けられ、ストッパ726と
補正ブロック724との当接状態を確認し、レンズの研
削状態を知ることができる。ブロック722に固定され
たモータ728の回転軸729に固定されたピニオン7
30が丸ラック725と噛み合っており、これにより回
転軸717とシャフト723の軸間距離r´をモータ7
28により制御することができる。さらに、このような
構造によりr´とモータ728の回転角にはリニアな関
係が保たれている。
【0011】砥石回転中心Bシャフト701の軸間(B
−C)距離をα、レンズチャック軸704a、704b
とシャフト701の軸間(A−C)距離をβ、レンズチ
ャック軸704a、704bと砥石回転中心の軸間距離
をλ、αとβと成す角をθとし、シャフト723とシャ
フト711の軸間(C−D)距離をα´、回転軸717
とシャフト701との軸間(C−E)距離β´、α´と
β´の成す角をθ´とする。その位置関係を模式化して
図4に示す。α、α´、β、β´は不変であり、さらに
砥石回転中心、シャフト701、723の各中心点は図
の平面上において位置不変であり、レンズチャック軸7
04a,704bの中心点と回転軸717の中心点は相
対的位置関係不変のままシャフト701を中心に回転す
る。ここで、θ=θ´、α´/α=β´/βとすると、
△ABCとΔEDCは相似形になる。このとき、α´/
α=γ´/γとなり、γ´とγは直線的な相関関係を有
している。このような構造により、回転軸717を中心
に回転するプーリ718を回転させるモータ721が固
定されているブロック722はγ´を変化させたときの
CEDの変化に追従してE点を中心に回転する。このと
きプーリ718の回転は以下に説明するように等速でレ
ンズ軸704a、704bを回転させる。プーリ718
を回転させながらモータ728によりγ´及びγを変化
させたとき、線分EDを基準線として見たプーリ718
の回転角と線分ABを基準線として見たレンズ軸の回転
角とは等しくなる。また、モータ721とレンズ軸70
4a、704bの回転においても直線的な相関関係を持
っている。換言すれば、砥石軸とレンズ軸の軸間距離は
モータ728の出力軸回転角と相関関係を持って変化し
かつ線分ABを基準線としたレンズ軸704a、704
bはモータ721の出力軸回転角と直線的相関間関係を
持って回転する。駆動板716にはバネ731のフック
が掛かっており、反対側のフックにはワイヤ732が掛
かっている。中間板710に固定されたモータ733の
回転軸にはドラムが付いており、ワイヤ732を巻き上
げることができる。こりによりレンズLEの砥石60の
研削圧を変えることができる。
【0012】(ロ)レンズ枠及び型板形状測定部(トレ
ーサ) (a)構成 図5乃至図6をもとにレンズ枠及び型板形状測定部2の
構成を説明する。図5は、本実施例に係るレンズ枠及び
型板形状測定部を示す斜視図である。本部は本体内に組
込まれており、大きく2つの部分、即ち、フレーム及び
型板を保持するフレーム及び型板保持部2000と、フ
レームのレンズ枠及び型板の形状をデジタル計測する計
測部2100とから構成されている。フレーム及び型板
保持部2000は、さらに2つの部分、フレーム保持部
2000Aと型板保持部2000Bとから構成されてい
る。
【0013】[フレーム保持部]フレーム保持部200
0Aを示す図6−1図において、眼鏡フレームをフレー
ム保持部2000Aにセットした場合のレンズ枠の幾何
学的略中心点を基準点OR 、OL として定め、この2点
を通る直線を基準線とする。フレーム保持部2000A
は筺体2001を有する。センターアーム2002は筺
体2001表面に取付けられたガイドシャフト2003
a、2003b上に摺動可能に載置されており、センタ
ーアーム2002の先端にはOR 、OL と同じ間隔でフ
レーム押工2004、2005がある。同様に、ライト
アーム2006がガイドシャフト2007a、2007
b上に、レフトアーム2009がガイドシャフト201
0a、2010b上にそれぞれ摺動可能に載置されてお
り、またライトアーム2006の先端にはフレーム押工
2008が、レフトアーム2009の先端にはフレーム
押工2011が回転自在に軸支されている。センターア
ーム2002はフレーム押工2004、2005が
R 、OL を通るように、基準線と垂直な方向に摺動
し、ライトアーム2006はフレーム押工2008がO
R を通り、レフトアーム2009はフレーム押工201
1がOL を通る様に基準線と略30°傾いた方向に摺動
する。図6−2において、フレーム押工2004、20
05、2008、2011はそれぞれ互いに交わる2つ
の斜面(2012a,2012b)、(2014a,2
014b)、(2016a,2016b)、(2018
a,2018b)を持ち、それぞれの2つの斜面が作る
稜線2013、2015、2017、2019は同一平
面(測定面)上にあり、フレーム押工2008、201
1の回転軸もこの測定面上にある。また、センターアー
ム2002には半円状のフレーム押工2020が、セン
ターアーム2002に取付けられたガイドシャフト20
21a、2021b上に摺動可能に載置されており、図
6−3において、フレーム押工2020を常時センター
アーム側へ引っ張る様にバネ2022の一端がセンター
アーム2002に植設されたピン2023aに掛けら
れ、他端がフレーム押工2020に植設されたピン20
23bが掛けられている。
【0014】図6−4は筺体2001の一部を裏側から
見た図である。筺体2001の裏面にはプーリー202
4a、2024b、2024c、2024dが回転自在
に軸支され、プーリー2024a〜2024dにワイヤ
ー2025が掛けられており、筺体2001の穴202
8a、2029aを通して裏面に突出した、センターア
ーム2002に植設されたピン2026及びライトアー
ム2006に植設されたピン2027に固着されてい
る。同様に、筺体2001の裏面にプーリー2030
a、2030b、2030c、2030dが回転自在に
軸支され、プーリー2030a〜2030dには、ワイ
ヤー2031が掛けられており、筺体2001の穴20
28b、2029bを通して、裏面に突出したセンター
アーム2002に植設されたピン2026b及びレフト
アーム2009に植設されたピン2032に固着されて
いる。また、筺体2001の裏面にはセンターアーム2
002を常時OR 、OL 方向へ引張る定トロクバネ20
33が、筺体2001の裏面に回転自在に軸支されたド
ラム2034に取付けられており、定トルクバネ203
3の一端はセンターアーム2002に植設されたピン2
035に固着されている。また、センターアーム200
2には、ツメ2036が植設されており、フレームが保
持されていない状態では、筺体2001の裏面に取付け
られたマイクロスイッチ2037に当接しており、フレ
ーム保持の状態を判断する。レフトアーム2009に
は、フレームのリムの厚さを測定するリム厚測定部20
40が組込まれている。フレーム押工2011の回転軸
2041にはプーリー2042が固着されており、フレ
ーム押工2011と一体に回動し、この回転軸2041
には、フレーム押工2011の回転とは無関係に回動す
るプーリー2043が軸支され、プーリー2043には
リム厚測定ピン2044が植設されている。また、レフ
トアーム2009には、中空の回転軸2045が回動自
在に軸支されており、一端にポテンションメータ204
6が、他端にプーリー2047が取付けられている。プ
ーリー2042とプーリー2047には両端が各プーリ
ーに固着しているワイヤー2049が掛けられており、
ポテンションメータ2046とフレーム押工2011は
常時連動して同方向に回動する。
【0015】図6−5において、ワイヤー2050の一
端がプーリー2043に固着され、途中でプーリー20
48に固着され、他端がバネ2051を介してレフトア
ーム2009に植設されたピン2052に掛けられてお
り、リム厚測定ピン2044の動きに応じて、ポテンシ
ョンメータ2046の軸が回動する。本実施例では1カ
所のリム厚測定しか行わないが、測定子部2120に上
下動自在でその移動量を検出可能な接触子を取付け、レ
ンズ枠形状測定時にリム前面に接触させることによりリ
ム前面の上下方向の位置を検出することができる。この
リム前面のデータとV溝の上下方向のデータからレンズ
枠全周におけるリム厚を測定することができる。図6−
6において、筺体2001上に、一面にブレーキゴム2
062を貼りつけた押工板2061が押工板2061に
取付けたシャフト2063により回転自在に取付けてあ
り、筺体2001に取付けられたソレノイド2064の
摺動軸の一端が、押工板2061に取付けられてある。
また、押工板2061がバネ2065の一端が掛けら
れ、他端は筺体2001に植設されたピン2066に掛
けられており、常時はブレーキゴム2062がセンター
アーム2002に当接しない方向に押工板2061を引
張っている。ソレノイド2064が作用しバル2065
に抗して押工板2061を押すと、ブレーキゴム206
2がセンターアーム2002に当接し、センターアーム
2002及びセンターアーム2002に連動して動くラ
イトアーム2006、レフトアーム2009を固定す
る。
【0016】[型板保持部]型板保持部2000Bは図
5及び図6−1において、筺体2001に植設された支
柱2071a、2071b、2071c、2071dに
よって支持されている。基板2072は支柱2071a
〜2071dに固着されている。フタ2073はフタ2
073に植設された軸2074a、2074bが基板2
072に形成された軸受2075a、2075bに係合
され、基板2072上に回動自在に載置されている。基
板2072には眼鏡フレームをフレーム保持部に出し入
れするのに十分な穴が開いている。フタ2073には透
明な窓2076が形成され、窓2076の中央には型板
ホルダー2077が固着されている。型板ホルダー20
77にはピン2078a、2078bが植設されてお
り、型板に形成されている穴とピン2078a、207
8bを係合させ、止めネジ2079で型板を型板ホルダ
ー2077に固定する。この型板ホルダー2077の中
心は、フタ2073が閉じられた状態で、OR 上に位置
するように構成されいる。
【0017】[計測部]次に計測部2100の構成を図
7をもとに説明する。図7−1は計測部の平面図で、図
7−2はそのC−C断面図である。可動ベース2101
には、軸穴2102a、2012b、2102cが形成
されており、筺体2001に取付けられた軸2103
a、2103bに摺動可能に支持されている。また、可
動ベース2101にはレバー2104が植設されてお
り、このレバー2104によって可動ベース2101を
摺動させることにより、回転ベース2105の回転中心
が、フレーム及び型板保持部2000上のOR 、OL
位置に移動する。可動ベース2101にはプーリー21
06が形成された回転ベース2105が回動可能に軸支
されている。プーリー2106と可動ベース2101に
取付けられたパルスモータ2107の回転軸に取付けら
れたプーリー2108との間にベルト2109が掛け渡
されており、これによりパルスモータ2107の回転が
回転ベース2105に伝達される。回転ベース2105
上には、図7−3に示すように4本のレール2110
a、2110b、2110c、2110dが取付けられ
ており、このレール2110a、2110b上に測定子
部2120が摺動可能に取付けられている。測定子部2
120には、鉛直方向に軸穴2121が形成されてお
り、この軸穴2121に測定子軸2122が挿入されて
いる。測定子軸2122と軸穴2121との間には、ボ
ールベアリング2123が介在し、これにより測定子軸
2122の鉛直方向の移動及び回転を滑らかにしてい
る。測定子軸2122の上端にはアーム2124が取付
けられており、このアーム2124の上部には、レンズ
枠のヤゲン溝に当接するソロバン玉状のヤゲン測定子2
125が回動自在に軸支されている。アーム2124の
下部には、型板の縁に当接する円筒状の型板測定コロ2
126が回動自在に軸支されている。そして、ヤゲン測
定子2125及び型板測定コロ2126の円周点は測定
子軸2122の中心線上に位置するように構成されてい
る。測定子軸2122下方には、ピン2128が、測定
子軸2122に回動自在に取付けられたリング2127
に植設されており、ピン2128の回転方向の動きは、
測定子部2120に形成された長穴2129により制限
されている。ピン2128の先端には、測定子部212
0のポテンションメータ2130の可動部に取付けられ
ており、測定子軸2122の上下方向の移動量がポテン
ションメータ2130によって検出される。測定子軸2
122の下端にはコロ2131が回動自在に軸支されて
いる。また測定子部2120にはツメ2132が植設さ
れている。測定子部2120にはピン2133が植設さ
れており、回転ベース2105に取付けられたポテンシ
ョンメータ2134の軸には、プーリー2135が取付
けられている。回転ベース2105にプーリー2136
a、2136bが回動自在に軸支されており、ピン21
33に固着されたワイヤー2137がプーリー2136
a、2136bに掛けられ、プーリー2139に固着さ
れている。このように測定子部2120の移動量をポテ
ンションメータ2134により検出する構成となってい
る。また回転ベース2105には、測定子部2120を
常時アーム2124の先端側へ引張る定トルクバネ21
40が、回転ベース2105に回動自在に軸支されたド
ラム2141に取付けられており、定トルクバネ214
0の一端は、測定子部2120に植設されたピン214
2に固着されている。回転ベース2105上のレール2
110c、2110d上に測定子駆動部2150が摺動
可能に取付けられている。測定子駆動部2150にはピ
ン2151が植設されており、回転ベース2105に取
付けられたモータ2152の回転軸にはプーリー215
3が取付けられている。回転ベース2105にプーリー
2154a、2154bが回動自在に軸支されており、
ピン2151に固着されたワイヤー2155がプーリー
2154a、2154bに掛けられ、プーリー2153
に固着されている。これにより、モータの回転が測定子
駆動部2150に伝達される。測定子駆動部2150
は、定トルクバネ2140によって測定子駆動部215
0側へ引張られている測定子部2120に当接してお
り、測定子駆動部2150を移動させることにより、測
定子部2120を所定の位置へ移動させることができ
る。また、測定子駆動部2150には、一端に測定子軸
2122の下端に軸支されたコロ2131に当接するア
ーム2157を有し、他端にコロ2159を回動自在に
軸支したアーム2158を取付けた軸2156が回動可
能に軸支されている。コロ2159が回転ベース210
5に固着された固定ガイド板2160に当接する方向
に、ネジリバネ2161の一端がアーム2157に掛け
られ、他端は測定子駆動部2150に固着されており、
測定子駆動部2150が移動すると、ガイド板2160
にてコロ2159が上下する。コロ2159の上下によ
り軸2156が回転し、軸2156に固着されたアーム
2157も軸2156を中心に回転し、測定子軸212
2を上下させる。回転ベース2105にシャフト216
3が回動自在に取付けてあり、このシャフト2163に
可動ガイド板2161が固着されている。回転ベース2
105に取付けられたソレノイド2164の摺動軸の一
端が可動ガイド板2161に取付けてある。バネ216
5の一端が回転ベース2105に掛けられ、他端が可動
ガイド板2161に掛けられており、常時はコロ215
9と可動ガイド板2161のガイド部2162が当接し
ない位置へ引張っている。ソレノイド2164が作用し
可動ガイド板2161を引き上げると、可動ガイド板2
161のガイド部2162が、固定ガイド板2160と
平行な位置に移動し、コロ2159がガイド部2162
に当接し、ガイド部2162に沿って移動することがで
きる。
【0018】(b)動作 次に図6乃至図10をもとに、上述のレンズ枠及び型板
形状測定装置2の動作を説明する。 [レンズ枠形状測定]まず、メガネフレームを測定する
場合の作用について説明する。メガネフレーム500の
レンズ枠の左右のどちらを測定するか選択し、可動ベー
ス2101に固着されたレバー2104で計測部210
0を測定する側へ移動させる。次にフレーム押工202
0を手前に引き、センターアーム2002との間隔を十
分に広げる。メガネフレームのフロント部をフレーム押
工2004、2005の斜面2012a、2012b、
2014a、2014bに当接させた後、フレーム押工
2020を戻し、メガネフレームの中央部に当接させ
る。その後センターアーム2002を押し広げながら、
メガネフレームのリム部でリム厚測定ピン2044を押
し下げながら、フレーム押工2008、2011の斜面
2016a、2016b、2018a、2018bに左
右のリム部を当接させる。本実施例においては、フレー
ム押工2004、2005、2008,2011は連動
しており、定トルクバネ2033によりOR 、OL へ向
かう方向に引張られ、フレーム押工2020はバネ20
22により、センターアーム方向に引張られているの
で、フレーム押工2004、2005、2008、20
11、2020でフレームを保持すれば、レンズ枠はそ
れぞれけレンズ枠の幾何学的略中心に向かう3方向の力
で保持され、かつフレーム押工2020によりフレーム
の中心位置がOR 、OL の中間点に保持される。また、
フレーム押工2008、2011は4つのフレーム押工
の稜線2013、2015、2017、2019の作る
平面内で回転するため、レンズ枠のヤゲン溝の中心はフ
レーム押工2004、2005、2008、2011の
中心位置で常に測定面内に保持される。図8−1におい
て、レンズ枠のリム部はリム厚測定ピン2044を押し
下げており、ヤゲン溝が測定面に平行な場合はフレーム
押工2011の斜面2018a、2018bのつくる稜
線2019を基準として、リム厚測定ピン2044の移
動量をポテンションメーター2046で検出できる。図
8−2において、ヤゲン溝が測定面に対してある角度傾
いている場合はフレーム押工2011がリム部に沿って
傾き、この傾きと同等量だけポテンションメータ204
6も傾くので、常に稜線2019を基準としてリム厚を
測定することができる。こうして求めたリム厚データは
コバ厚と比較されフレームのリムとレンズ前側屈折面と
が適切な位置になるよう最適なヤゲン位置を決定するの
に使用される。
【0019】上述のようにフレームがセットされた状態
で、操作パネルのトレーススイッチを押すと、ソレノイ
ド2064が作用し、センターアーム2002、ライト
アーム2006、レフトアーム2009を固定する。図
9において、測定子駆動部2150のコロ2159は基
準位置Oにあり、パルスモータ2107を所定角度回転
させ、測定子駆動部2150の移動方向とフレーム押工
2008または2101の移動方向が一致するところへ
回転ベース2105を旋回させる。次にソレノイド21
64により可動ガイド板2161のガイド部2162を
所定位置へ移動され、測定子駆動部2150をフレーム
押工2008または2011の方向に移動させると、コ
ロ2159は固定ガイド板2160のガイド部2160
aから可動ガイド板2161のガイド部2162bへ移
動し、測定子軸2122がアーム2157によって押し
上げられ、ヤゲン測定子2125は測定面の高さに保た
れる。さらに測定子駆動部2150が移動すると、ヤゲ
ン測定子2125がレンズ枠のヤゲン溝に挿入され、測
定子部2120はFRで移動を停止し、測定子駆動部2
150はFRLまで移動し停止する。続いてパルスモー
タ2107を予め定めた単位回転パルス数毎に回転させ
る。このとき測定子部2120はレンズ枠の動径に従っ
て、ガイドシャフト2010a、2010b上を移動
し、その移動量はポテンションメータ2134によって
読取られ、測定子軸2122がレンズ枠のカーブに従っ
て上下し、その移動量がポテンションメータ2130に
よって読取られる。パルスモータ2107の回転角Θと
ポテンションメータ2134の読取り量r及びポテンシ
ョンメータ2130の読取り量zからレンズ枠形状が
(r,Θ,z)(n=1,2,………,N)として計測
される。この計測データ(r,Θ,z)を極座標−直交
座標変換した後のデータ(x,y,z)の任意の4点
(x1 ,y1 ,z1 )(x2 ,y2 ,z2 )(x3 ,y
3 ,z3 )(x4 ,y4 ,z4 )によりフレームカーフ
ーCF を求める(計算式はレンズカーブの計算式と同
じ)。さらに、(xn ,yn ,zn )(n=1,2,3
………N)の各データ間の距離を算出し、それをたし合
わせることにより近似的に玉型の周長を求め、これをΠ
f とする。
【0020】また図10において(xn ,yn ,zn
のx,y成分(xn ,yn )から、x方向の最大値を持
つ被計測点(xa ,ya )、x軸方向の最小値を持つ被
計測展B(xb ,yb )、y軸方向の最大値を持つ被計
測点C(xc ,yc )及びy軸方向の最小値を持つ被計
測点D(xd ,yd )を選び、レンズ枠の幾何学中心O
F (xF ,yF )を、 として求め、既知であるフレーム中心から測定子部21
20の回転中心Oo (xo ,yo )までの距離Lと
O 、OF のズレ量(Δx ,Δy )から、レンズ枠幾何
学中心間距離FPDの1/2は、 FPD/2=(L−Δx ) ={L−(xF −xO )} ……(2) として求める。次に、入力部4で設定された瞳孔間距離
PDから内寄せ量Iを、 として求め、また設定された上寄せ量Uをもとに、被加
工レンズの光学中心が位置すべき位置Os (xs
s )を、 として求める。このOs から(xn ,yn )をOs を中
心とした極座標に変換し、加工データである( srn ,
sΘn )(n=1,2,………,N)を得る。本実施例
の装置では左右のレンズ枠の形状をそれぞれ測定するこ
とも可能であるし、左右一方のレンズ枠の形状を測定
し、他は反転させたデータを用いることもできる。
【0021】[型板形状測定]次に、型板を測定する場
合の動作について説明する。型板保持部2000Bのフ
タ2073に取付けられた型板ホルダー2077のピン
2078a、2078bに型板に形成されている穴を係
合させ、止ネジ2079で型板ホルダー2077に固定
する。本実施例ではフタ2073を閉じると、型板ホル
ダー2077の中心がOR 上に位置し、測定子部212
0の回転中心と一致する構成になっているため、型板の
幾何学的中心と測定子部2120の回転中心が一致す
る。上述のように型板がセットされた状態で、後述する
入力部4のトレーススイッチを押す。このとき回転ベー
ス2105は測定子駆動部2150の移動方向とy軸方
向が一致する位置にあり、測定子駆動部2150は基準
位置Oにある。測定子駆動部2150をフレーム測定の
場合と逆の方向に移動すると、測定子部2120に植設
されたピン2132がセンターアーム2002に当接
し、さらに移動するとセンターアーム2002、ライト
アーム2006、レフトアーム2009を押し広げる。
コロ2159は固定ガイド板2160のガイド部216
0bから2160aへ移動し、測定子軸2122がアー
ム2157によって押し上げられ、型板測定コロ212
6のフランジ部2126aが型板上面より一定量上の位
置に保たれる。測定子駆動部2150がFOLまで移動
した後、ソレノイド2064が作用し、センターアーム
2002、ライトアーム2006、レフトアーム200
9が固定され、ソレノイド2164により可動ガイド板
2161を所定位置に移動させ、測定子駆動部2150
を基準位置に戻す。この時固定ガイド板2160のガイ
ド部2160aと可動ガイド板2161のガイド部21
62aの高さが同じになるように構成されているため、
型板測定コロ2126は一定高さを保ったまま型板に当
接するまで移動する。続いてパルスモータ2107を予
め定めた単位回転パルス数毎に回転させる。この時、測
定子部2120は型板の動径に従ってガイドシャフト2
010a、2010b上を移動し、その移動量はボテン
ションメータ2134によって読取られる。パルスモー
タ2107の回転角Θとポテンションメータ2134の
読取り量rから、型板形状が(rn ,Θn)(n=1,
2,………,N)として計測される。この計測データ
(rn ,Θn )から、フレーム測定の場合と同様に幾何
学中心Oを求め、入力部からのFPD、PD、内寄せ量
I、上寄せ量Uをもとに加工データである“( srn
n )(n=1,2,………,N)を得る。
【0022】(ハ)未加工レンズ形状測定部 (a)構成 図11は所定条件における研削加工後のレンズのカーブ
値、コバ厚等を研削加工前に検出するための未加工レン
ズの形状測定部全体の概略図である。その詳細な構成を
図12乃至図13に基いて説明する。図12は未加工レ
ンズの形状測定部5の断面図、図13は平面図である。
フレーム500に軸501が軸受502によって回動自
在に、またDCモータ503、ホトスイッチ504、5
05、ポテンションメータ506がそれぞれ組付けられ
ている。軸501には、プーリー507が回転自在に、
またプーリー508、フランジ509がそれぞれ組付け
られている。プーリー507にはセンサ板510とバネ
511が組付けられている。プーリー508には図14
に示すようにバネ511がピン512を挟むように組付
けられている。このため、バネ511がプーリー507
の回転とともに回転した場合、バネ511は回転自在な
プーリー508に組付けられているピン512を回転さ
せるバネ力を持ち、ピン512がバネ511とは無関係
に例えば矢印方向に回転した場合にはピン512を元の
位置に戻そうとする力を加える。モーター503の回転
軸にはプーリー513が取付けられ、プーリー507と
の間に掛けられているベルト514によりモータ503
の回転がプーリー507に伝達される。モーター503
の回転はプーリー507に取付けられたセンサ板510
によってホトスイッチ504、505が検出し制御す
る。プーリー507の回転によりピン512が組付けら
れたプーリー508が回転し、ポテンションメータ50
6の回転軸にプーリー520との間に掛けられたロープ
521によってプーリー508の回転はポテンションメ
ータ506に検出される。このときプーリー508の回
転と同時に軸501とフランジ509が回転する。バネ
522はロープ521の張力を一定に保つためのもので
ある。フィーラー523、524にはピン525、52
6によってそれぞれ測定用アーム527に回転自在に組
付けられ、測定用アーム527はフランジ509に取付
けられている。ホトスイッチ504により測定用アーム
527の初期位置と測定終了位置とを検出する。またホ
トスイッチ505はレンズ前面屈折面、レンズ後面屈折
面それぞれに対してフィーラーの523、524の逃げ
の位置と測定の位置とをそれぞれ検出する。ホトスイッ
チ504による測定終了位置とホトスイッチ505によ
るレンズ後面屈折面の逃げの位置とは一致する。図15
はホトスイッチ504とホトスイッチ505の各信号の
対応関係を示す図である。測定用アーム527には図1
6に示すようにマイクロスイッチ528を組付けた軸5
29が配置され、軸529上には回転自在なフィーラー
530を有する回転自在なアーム531があり、バネ5
32によって矢印方向に保持され、マイクロスイッチ5
28によってフィーラー530の位置を検出する。カバ
ー533は測定装置に研削水等の付着を防ぎ、シール材
534はカバーと測定装置の間から研削水等の侵入を防
ぐためのものである。本実施例ではレンズコバに当接す
るように第3のフィーラー530が設けられているが、
レンズが加工に適さないときはフィーラー523、52
4も異常なデータを示すことが多いのでフィーラー53
0を省略することは可能である。
【0023】(b)測定方法 まず、ホトスイッチ505により制御されたモーター5
03を回転し、図17−1に示すように測定用アーム5
27を初期位置からレンズ前側屈折面の逃げの位置まで
回転させる。なお、逃げの位置ではレンズを保持してい
るキャリッジ700が矢印方向に移動したときにフィー
ラー523とレンズが干渉せず、しかもフィーラー53
0はレンズコバに当接するような位置関係にする。次に
レンズLEは矢印535方向へ移動する。その移動量は
レンズ加工後枠入れされる眼鏡枠の形状データまたは玉
型形状データによって制御される。これらのデータに基
いてレンズが矢印方向に移動する。上記眼鏡枠の形状デ
ータまたは玉型形状データからレンズサイズが外れてい
なければ、フィーラー530はレンズコバに当接し、矢
印535方向に移動し、マイクロスイッチ528がそれ
を検出する。レンズサイズが外れているときマイクロス
イッチ528の信号により研削不可能な旨表示部3に表
示される。マイクロスイッチ528がフィーラー530
の移動を検出したときは、レンズ前側屈折面の形状を測
定するため、フィーラー523を前側屈折面に当接させ
るようモータ503を回転させる。回転量はレンズの一
般的に厚みとフィーラー530のコバ方向の長さを考慮
にいれて設計された位置まで回転させる。この状態を図
17−2、図17−3に示す。フィーラー523が図中
二点鎖線の位置まで移動すると、プーリー507に組付
けられたバネ511の力はフィーラー523を前側屈折
面に当接するように働く。
【0024】次にレンズチャック軸704a、704b
を中心に1回転させると、レンズは前記眼鏡枠の形状デ
ータまたは玉型形状データによって矢印536方向に移
動し、フィーラー523が矢印537方向に移動し、こ
の移動量はプーリー508の回転量を介してポテンショ
ンメータ506により検出し、レンズ前側屈折面形状を
得る。また、同時にマイクロスイッチ528によりレン
ズが上記データに従った玉型に加工できるか否かも測定
し、これを表示する。その後、キャリッジ700を初期
位置に戻し、モータ503をさらに回転しレンズ後側屈
折面測定の逃げの位置まで回転させた後、レンズを測定
位置まで移動させる。レンズを1回転させながらフィー
ラー524により前側屈折面の測定と同様にしてその移
動量を測定する。なお、本実施例では、レンズ前面及び
後面とも、フィーラーはヤゲン底面(または先端)軌跡
に沿ったレンズ面に当接するようにして測定されるが、
一般にレンズ前面は球面加工されているので、軸ずれ等
の要素を考慮しても任意の4点のデ−タが得られれば足
り、このデ−タと本実施例と同様にして測定された片面
デ−タ(乱視レンズの場合は測定点を増やすだけで足り
るが、累進レンズの場合はコバに相当する位置に当接す
るようにした方が便利である)に簡単な演算を施すこと
により、本実施例で得られる測定値と同等な値を得るこ
とができる。
【0025】(ニ)表示部及び入力部 第18図は本実施例の表示部3及び入力部4の外観図
で、両者は一体に形成されている。本実施例の入力部は
各種のシートスイッチからなり、電源の入・切をコント
ロールするメインスイッチ400、各種の加工情報を入
力する設定スイッチ群401及び装置の操作方法を指示
する操作スイッチ群410とからなる。設定スイッチ群
401には、被加工レンズの材質がプラスチックかガラ
スかを指示するレンズスイッチ402、フレームの材質
がセルかメタルかを指示するフレームスイッチ403、
加工モードを平加工かヤゲン加工かを選択するモードス
イッチ404、被加工レンズが左眼用か右眼用か選択す
るR/Lスイッチ405、レンズ光心の上/下レイアウ
ト及びPD値の遠用・近用変換を行う遠/近スイッチ4
06、設定データの変更項目を選択する入力切換スイッ
チ407、入力切換スイッチ407により選択された項
目のデータを増減する+スイッチ408及び−スイッチ
409が配置されている。操作スイッチ群410には、
スタートスイッチ411、ヤゲンシュミレーション表示
への画面切換スイッチも兼ねる一時停止用のポーズスイ
ッチ412、レンズチャック開閉用のスイッチ413、
カバー開閉用のスイッチ414、仕上げ二度摺い用の二
度摺いスイッチ415、レンズ枠、型板トレースの指示
をするトレーススイッチ416、レンズ枠及び型板形状
測定部2で測定したデータを転送させる次データスイッ
チ417がある。表示部3は液晶ディスプレイにより構
成されており、加工情報の設定値、ヤゲン位置やヤゲン
とレンズ枠との嵌合状態をシュミレーションするヤゲン
シュミレーションや基準設定値等を後述する主演算制御
回路の制御により表示する。第19図は表示画面の例で
あり、第19−1図はレンズの加工情報を設定するため
の画面で、第19−2図はヤゲンシュミレーションの画
面である。
【0026】(3)装置全体の電気制御系 以上のような機械的構成を持つ本実施例の電気制御系を
説明する。第20図は装置全体の電気系ブロック図であ
る。主演算制御回路は例えばマイクロプロセッサで構成
され、その制御は主プログラムに記憶されているシーケ
ンスプログラムで制御される。主演算制御回路はシリア
ル通信ポートを介して、ICカード、検眼システム装置
等とデータの交換を行うことが可能であり、レンズ枠及
び型板形状測定部のトレーサ演算制御回路とデータ交換
・通信を行う。主演算制御回路には表示部3、入力部4
及び音声再生装置が接続されている。また、測定用のホ
トスイッチ504、505、加工終了状態を検知する加
工終了ホトスイッチ等の各ホトスイッチユニットやカバ
ー開閉用・加工圧用・レンズチャック用の各マイクロス
イッチユニットも主演算制御回路に接続されている。被
加工レンズの形状を測定するポテンショメータ506は
A/Dコンバータに接続され、変換された結果が主演算
制御回路に入力される。主演算制御回路で演算処理され
たレンズの計測データはレンズ・枠データメモリに記憶
されている。キャリッジ移動モータ714、キャリッジ
上下モータ728、レンズ回転軸モータ721はパルス
モータドライバ、パルス発生器を介して主演算回路に接
続されている。パルス発生器は主演算回路からの指令を
受けて、それぞれのパルスモータへ何Hzの周期で何パ
ルス出力するか、即ち各モータの動作をコントロールす
るための装置である。加工圧モータ733、レンズ計測
モータ503及びカバー開閉用の各モータは主演算制御
回路の指令を受けたドライブ回路により駆動される。磁
石モータ65及び給水ポンプモータは交流電源により駆
動され、その回転・停止のコントロールは主演算制御回
路からの指令で制御されるスイッチ回路により制御され
る。
【0027】次にレンズ枠及び型板形状測定部について
説明する。レンズ枠・型板の形状を測定するポテンショ
メータ2130、2134及びフレームのリム厚を測定
するポテンショメータ2046の出力はA/Dコンバー
タへ接続され、変換された結果はトレーサ演算制御回路
へ入力される。フレーム確認用のマイクロスイッチ等の
各マイクロスイッチユニットもトレーサ演算制御回路に
接続されている。トレーサ回転モータ2107はパルス
モータドライバを介して、トレーサ演算制御回路により
制御される。またトレーサ移動モータ2152、フレー
ム固定ソレノイド64、測定子固定ソレノイド2164
はトレーサ演算制御回路よりの指令を受けた各ドライブ
回路により駆動される。トレーサ演算制御回路は例えば
マイクロプロセッサで構成され、その制御はプログラム
メモリに記憶されているシーケンスプログラムで制御さ
れる。また、測定されたレンズ枠及び型板の形状データ
は一旦トレースデータメモリに記憶され、主演算制御回
路に転送される。
【0028】(4)装置全体の動作 次に第21図のフローチャートを基にしてレンズ研削装
置の動作を説明する。 [ステップ1−1]第21図のメインスイッチ400を
ONにした後、まずフレームまたは型板をフレームまた
は型板保持部にセットし、トレーススイッチ416にて
トレースを行う。 [ステップ1−2] 被装者のPD値及び乱視軸を入力
する。型板測定の場合にはFPD値も入力する。また、
遠近切換スイッチ406により、入力されるPDが遠方
であるか近方であるかを設定する。設定状態は表示部3
のディスプレイにて表示される。ここで遠方に設定され
た状態で遠方PDを入力した後、遠近切換スイッチ40
6にて近方に変更すると、次式により近方PDに変換す
る。 近方PD=遠方PD×((l−12)/(l+13)) lは必要とする作業距離、12は日本人の角膜頂点間距
離、13は角膜頂点と回旋点との距離を意味する。近方
状態において近方PDを入力した後遠方に変更すると、
下記の式により遠方PDに変換する。 遠方PD=近方PD×((l+13)/(l−12)) 変換の詳細については特開昭63−82621号公報に
記載されている。また上下レイアウトも近方、遠方それ
ぞれにあらかじめ前述の基準値設定において入力された
設定値に設定する。作業者がその値について変更を加え
たい場合には、(+)スイッチ408、(−)スイッチ
409にて変更が可能である。このときPDについても
変更が可能である。 [ステップ1−3]ステップ1−1で求めたフレームま
たは型板の動径情報及びFPD値と前ステップで入力さ
れたPD上下レイアウトの情報により、前述の方法によ
り新たな座標中心に座標変換し、新たな動径情報(rs
δn ,rs θn )を得、これを枠データメモリに記憶す
る。 [ステップ1−4]作業者は被加工レンズの材質を判断
し、それがガラスレンズかプラスティックレンズかをレ
ンズ切換スイッチ402により、フレームがメタルかセ
ルかをフレーム切換スイッチ403により、加工レンズ
が右眼か左眼かをR/L切換スイッチ405により、平
加工かヤゲン加工かをモードスイッチ404により入力
する。レンズがプラスティックかガラスか、フレームが
セルかメタルか、モードがヤゲンか平かによる8種類の
組合せそれぞれにあらかじめ基準値設定において入力さ
れた設定値に基づいて、レンズ加工サイズを設定する。
設定値に変更を加えたい場合には、(+)スイッチ40
8、(−)スイッチ409にて変更が可能である。加工
レンズのR/L指定がフレーム測定のときの測定側と同
じ場合には、そのままデータを用いるが、異なる場合に
はデータを左右反転させて用いる。 [ステップ1−5]レンズをレンズチャック開閉用のス
イッチ413によりモータ706を回転させチャッキン
グする。この時レンズに乱視軸などの方向性がある場
合、軸方向を砥石回転中心方向に向けてチャックする。
【0029】[ステップ1−6、ステップ1−7]以上
のステップに異常が無ければスタートスイッチ411を
押してスタートさせる。スタートスイッチ411が押さ
れているのを確認すると、主演算制御回路は加工補正
(砥石径補正)を行う。ここでa点は砥石回転中心、b
点はレンズ加工中心、Rは砥石半径、LEは枠データ、
Lは砥石回転中心とレンズ加工中心間の距離をそれぞれ
示す。ここで動径情報(rs δn ,rs θn )を枠デー
タメモリより読み取り、以下の計算を行う。
【数1】 乱視軸が180度以外のときはその差だけrs θn をオ
フセットし、rs θnの代りにそのrs θ´n を用い
る。次に動径情報(rs δn ,rs θn )を微小な任意
の角度だけ加工中心を中心に回転させ、前式と同一の計
算を行う。この座標の回転角をξi (i=1、2、3・
・・・N)とし、ξi よりξn まで順次360度回転さ
せる。それぞれのξi でのLの最大値をLi 、その時の
s θn をΘi とする。また(Li 、ξi 、Θi )(i
=1、2、3・・・・N)を加工補正情報とし、枠デー
タメモリに記憶する。
【0030】[ステップ2−1]ここでステップ1−4
での指定がヤゲン加工モードであればステップ2−2
へ、平加工モードであればステップ3−1へ進む。 [ステップ2−2]ヤゲン加工モードの指定があるとき
は主演算制御回路は、パルス発生器、パルスモータドラ
イバを介して、レンズ回転軸モータ721を回転させ、
s θn が砥石回転中心方向に向くようにレンズ軸70
4a、704bを回転させる。次に同方法にてキャリッ
ジをモータ714を回転させ、キャリッジストロークの
左端にある測定基準位置に移動させてから、モータ72
8を回転させ、Lを測定可能位置まで変化させる。その
後前述の未加工レンズ形状測定機構を用い、動径情報の
線上のレンズコバ位置を測定する。それにより求めたレ
ンズ前面コバ位置をrZn 、レンズ後面コバ位置をlZ
n とする。これをコバ情報(lZn 、rZn )(n=
1、2、3・・・・N)とし、これを枠データメモリに
記憶する。レンズ外径が玉型径より小さい部分があると
判断した場合は、所望のレンズ枠の形状を持つレンズが
得られないと判断し、表示部ディスプレイに警告を出す
とともに以後のステップの実行を中止する。 [ステップ2−3]ステップ2−2で求めたコバ情報
(lZn 、rZn )より前面カーブ及び後面カーブを求
める。まず動径情報(rs δn 、rs θn )を直交座標
(Xn 、Yn )に変換する。その任意の4点(X1 、Y
1 )、(X2 、Y2 )、(X3 、Y3 )、(X4
4 )のそれぞれのコバ情報(lZ1 、lZ1 )、(l
2 、lZ2 )、(lZ3、lZ3 )、(lZ4 、lZ
4 )よりまず前面カーブとその中心を求める。ここで、
(a、b、c)はカーブの中心座標を、Rはカーブ半径
を示す。
【数2】 ここで、
【数3】 次に、lZをすべてrZに置換えて後面カーブ及びその
中心を求める。これらの情報を基にヤゲンカーブを求め
る。ヤゲンカーブとはレンズ枠入れのために加工される
外周のV溝の頂点の描くカーブで、一般的には前面カー
ブに沿うカーブが望ましいが、ヤゲンカーブが急すぎた
り緩かすぎたりした場合はフレームに入れるのに不都合
が生ずる。そのためヤゲンカーブは前面カーブ値がある
幅の中にある場合は前面カーブと同一のカーブをたて
る。ヤゲン頂点の位置はレンズ前面のコバ位置より一定
量後ろ側にずれた位置とする。そのカーブの中心は前面
カーブのカーブ中心と後面カーブのカーブ中心を結ぶ線
上に置く。ヤゲンカーブがある幅を超える場合にはコバ
情報(lZn 、rZn )に基づき、 lZn +(rZn −lZn )R/10=yZn からyZn を求める。このときR=4とすればコバ厚を
4:6の比率で立てるに等しい。前面カーブに沿ったカ
ーブが可能な場合にはそのデータを(rs θn 、yl
n )として、不可能な場合にはR=4として求めたデー
タを(rs θn 、y4
【0031】n )としてヤゲンデータとする。 [ステップ2−4]前記ステップで求めたヤゲン形状を
表示部3に表示する。ディスプレイには動径情報(rs
δn 、rs θn )より枠形状を表示し、さらに加工中心
を中心に回転カーソル30を表示する。このカーソルと
枠形状の接する位置のヤゲン断面32をパネル左側に表
示する。カーソルは(+)スイッチを押している間右方
向に(−)スイッチを押している間左方向に回転し、常
時その位置のヤゲン断面を表示する。回転カーソルがリ
ム厚測定位置マーク31に示した位置にあるとき、ヤゲ
ン断面の左上方にリム位置マーク33を表示する。ヤゲ
ンの位置は測定したリム厚を基にレンズ前面がリム前面
と一定の関係を持った位置とする。 [ステップ2−5、2−6]ヤゲンカーブ確認後問題が
なければ、再度スタートスイッチ400によりスタート
させると加工が始まる。ステップ1−4の設定によりレ
ンズがプラスティックであればプラスティック用荒砥石
60c、ガラスであればガラス用荒砥石60aの上に被
加工レンズがくるようキャリッジ714をモータにて移
動させる。砥石を回転させた後モータにより砥石回転中
心とレンズ加工中心間の距離Lを枠データメモリより読
み込んだ加工補正情報(Li 、ξi 、Θi )の内のL1
まで移動させる。その時加工終了ホトスイッチ727が
ONされるのを待って角度をξ2 まで回転させると同時
にLをL2 まで移動させる。以上の動作を連続して(L
i 、ξi )(i=1、2、3・・・・N)に基づいて行
う。これによりレンズは動径情報(rs δn 、r
s θn )の形状に加工される。
【0032】[ステップ2−7、2−8、2−9]モー
タ728によりレンズを砥石から離脱させた後キャリッ
ジ移動モータ714によりレンズをヤゲン砥石の上に移
動させる。次に、動径情報(rs δn 、rs θn )とヤ
ゲンデータ(rs θn 、yZn )からヤゲンカーブ軌跡
(rs δn 、rs θn 、yZn )を求め、その各データ
間の距離を算出し、それをたし合わせることにより近似
的にヤゲンカーブ軌跡の周長を求め、これをΠb とす
る。ここで、サイズ補正量Δを求める。 Δ=(Πb −Πf )/2π (Πf :玉型の周
長) という形に直してからさらに、サイズ補正後のヤゲン加
工情報(L´i 、ξi、Zi )を求め、これを枠データ
メモリに記憶し直す。このとき L´i =Li −Δ である。ヤゲンはこの情報に基づいてモータ728はL
´i をモータ721はξi をモータ714はZi をそれ
ぞれi=1、2、3・・・・Nの順に同時に制御しなが
ら加工する。 [ステップ3−1]研削モードが平加工モードである場
合において、ステップ1−4による設定によりレンズが
プラスティックであればプラスティック用荒砥石60
c、ガラスであればガラス用荒砥石60aの上に被加工
レンズがくるようキャリッジをモータ714に移動させ
る。砥石を回転させてからモータ728により砥石回転
中心とレンズ加工中心間の距離Lを枠データメモリによ
り読み込んだ加工補正情報(Li 、ξi 、Θi )の内の
i まで移動する。その時加工終了ホトスイッチ727
がONされるのを待って角度をξ2 まで回転させると同
時にLをL2 まで移動させる。以上の動作を連続して
(Li 、ξi )(i=1、2、3・・・・N)に基づき
行う。これによりレンズは動径情報(rs δn 、rs θ
n )の形状に加工される。
【0033】[ステップ3−2、3−3]モータ728
によりレンズを砥石から離脱させたのちキャリッジ移動
モータ714によりレンズLEをヤゲン砥石60cの平
坦部の上に移動させる。ここでステップ2−8以下と同
一の方法によりレンズLEの外周を仕上加工する。この
ような説明は動作の原理的な説明で自動化の程度により
種々の変更を加えることができるのは勿論である。以上
本発明の一実施例を説明したが本発明と同一の技術思想
の下で実施例を容易に変形することができることは当業
者には自明であり、これらも本発明は包含するものであ
ることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明は、枠入れ作業時の
フィット感における重要な要素の1つがヤゲンカーブの
軌跡の周長と玉型立体形状の周長が一致していることに
着目し、一般的なレンズ枠入れ作業において多く発生し
ているレンズ枠のカ−ブRとヤゲンカーブの違いによる
周長の誤差を補正し、眼鏡枠の材質に柔軟性がある場合
には枠をヤゲンカーブになじませ、また、柔軟性のない
場合には枠のカ−ブRを修正して枠入れ作業を行うこと
により、眼鏡枠にレンズをフィットとさせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズ研削装置の全体構成を示す
斜視図である。
【図2】キャリッジの断面図である。
【図3】(a)はキャリッジの駆動機構を示す矢視A
図、(b)はB−B断面図である。
【図4】装置の原理を説明する図である。
【図5】本実施例に係るレンズ枠及び型板形状測定部を
示す斜視図である。
【図6−1】フレーム保持部2000Aを示す図であ
る。
【図6−2】保持部の詳細図である。
【図6−3】レンズ押えの機構を説明する図である。
【図6−4】筐体2001の一部を裏側から見た図であ
る。
【図6−5】リム厚測定機構を説明する図である。
【図6−6】フレーム固定機構を説明する図である。
【図7−1】計測部の平面図である。
【図7−2】図7−1のC−C断面図である。
【図7−3】図7−1のD−D断面図である。
【図7−4】図7−1のE−E断面図である。
【図8−1】測定方法を示す図である。
【図8−2】測定方法を示す図である。
【図9−1】垂直方向の測定子の運動を説明する図であ
る。
【図9−2】垂直方向の測定子の運動を説明する図であ
る。
【図10】座標変換を説明する図である。
【図11】未加工レンズの形状測定部全体の概略図であ
る。
【図12】未加工レンズの形状測定部の断面図である。
【図13】未加工レンズの形状測定部の平面図である。
【図14】バネとピンの作動を示す説明図である。
【図15】ホトスイッチ504とホトスイッチ505の
各信号の対応関係を示す図である。
【図16】レンズの動径を測定する図である。
【図17−1】測定部の測定動作を説明する図である。
【図17−2】測定部の測定動作を説明する図である。
【図17−3】測定部の測定動作を説明する図である。
【図18】本実施例の表示部及び入力部の外観図であ
る。
【図19−1】レンズ加工情報を設定するための表示画
面の図である。
【図19−2】ヤゲンシュミレーションの表示画面の図
である。
【図20】装置全体の電気系ブロック図である。
【図21】装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 レンズ枠及び型板形状測定装置 3 表示部 4 入力部 5 レンズ形状測定装置 6 レンズ研削部 7 キャリッジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大林 裕且 愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14 株式会 社ニデック拾石工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡枠に枠入れするためにレンズの周縁
    を加工するレンズ周縁加工機において、立体計測された
    眼鏡枠のレンズ枠形状を入力する入力手段と、該入力手
    段により入力された3次元レンズ枠形状からレンズ枠の
    周長を求める算出手段と、レンズのヤゲン先端軌跡がな
    すカ−ブ値を決定するヤゲンカ−ブ決定手段と、前記算
    出手段により求められたレンズ枠の周長に略一致するよ
    うなレンズのヤゲン先端の軌跡を演算する演算手段と、
    を有することを特徴とするレンズ周縁加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1のレンズ周縁加工機は、眼鏡枠
    のレンズ枠を立体計測する眼鏡枠形状測定装置と一体又
    はインタ−フェイスを介して結合していることを特徴と
    するレンズ周縁加工機。
  3. 【請求項3】 請求項1のヤゲンカ−ブ決定手段は3次
    元レンズ枠情報から枠の反り成分を取り除いて2次元レ
    ンズ枠情報に加工し、加工された該2次元レンズ枠情報
    に基づいて得られるコバ情報を用いてヤゲンカ−ブ値を
    決定することを特徴とするレンズ周縁加工機。
  4. 【請求項4】 請求項1の演算手段は、請求項3により
    決定されたヤゲンカ−ブの軌跡の周長と前記3次元レン
    ズ枠情報の周長差を求め、該周長差を補正するヤゲン先
    端の位置の補正量を得る手段とからなることを特徴とす
    るレンズ周縁加工機。
  5. 【請求項5】 眼鏡枠に枠入れするためにレンズの周縁
    を加工するレンズ周縁加工方法において、眼鏡枠のレン
    ズ枠形状を立体計測する第1ステップと、第1ステップ
    により得られたデ−タに基づいて眼鏡枠のレンズ枠の周
    長を求める第2ステップと、枠入れされる仮想又は現実
    のコバ厚及びレンズカ−ブを測定又は算出する第3ステ
    ップと、第3ステップにより測定又は算出されたデ−タ
    に基づいてヤゲン先端軌跡がなすカ−ブ値を決定する第
    4ステップと、第4ステップで決定されたヤゲン先端の
    軌跡の周長と前記眼鏡枠のレンズ枠の周長が略一致する
    ようにレンズ周縁加工機の制御デ−タを算出する第5ス
    テップと、第5ステップで得られた制御デ−タに基づい
    てレンズ周縁加工機を制御する第6ステップとからなる
    ことを特徴とするレンズ周縁加工方法。
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