JPH10138108A - 眼鏡レンズ研削加工機及び眼鏡レンズ研削加工方法 - Google Patents

眼鏡レンズ研削加工機及び眼鏡レンズ研削加工方法

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JPH10138108A
JPH10138108A JP8307182A JP30718296A JPH10138108A JP H10138108 A JPH10138108 A JP H10138108A JP 8307182 A JP8307182 A JP 8307182A JP 30718296 A JP30718296 A JP 30718296A JP H10138108 A JPH10138108 A JP H10138108A
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JP
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rotation
lens
grinding
grinding wheel
rotating
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Application number
JP8307182A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Mizuno
俊昭 水野
Ryoji Shibata
良二 柴田
Hirokatsu Oohayashi
裕且 大林
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Publication date
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/16Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
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    • B24GRINDING; POLISHING
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    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砥石の研削能力を有効に生かして効率良く研
削加工を行う。 【解決手段】 被加工レンズを保持して回転させるレン
ズ回転手段と、レンズを研削するための砥石を砥石軸回
りに回転する砥石回転手段と、該砥石回転手段による砥
石の回転状態を検出する砥石回転状態検出手段と、該検
出結果に基づいて前記レンズ回転手段の回転を可変する
回転制御手段とを備える。回転制御手段は、砥石回転の
負荷が所定の基準を上回る時はレンズ回転を停止または
遅くするように指令し、負荷が所定の基準を下回る時は
レンズ回転を初期状態に復帰するように指令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズを眼鏡
枠に枠入れ加工する眼鏡レンズ研削加工機及びその加工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠トレ−ス装置により眼鏡枠をトレ
−スして得られる眼鏡枠形状デ−タに基づいて被加工レ
ンズを研削加工する眼鏡レンズ研削加工機が知られてい
る。装置は、モ−タにより高速回転されるレンズ研削用
の砥石と、被加工レンズを回転軸で挟持し回転可能に保
持するキャリッジとを有し、挟持した被加工レンズを回
転させながら眼鏡枠形状デ−タに基づいてキャリッジを
回旋させてレンズ回転軸と砥石回転軸の軸間距離を変化
させることにより、被加工レンズのコバを砥石に当接さ
せて研削加工する。このとき、キャリッジの回旋は砥石
への研削圧をバネ力等により一定にしつつ、レンズと砥
石の間には両者の回転により所要の研削負荷が掛かるよ
うにして研削加工を行う。砥石には砥石回転モ−タから
の回転がベルトを介して伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置に
おいては、研削効率を上げようとして切削力の大きい高
性能の砥石を用いたり砥石をより速く回転させようとし
た場合、回転負荷が増大し過ぎて砥石回転が停止してし
まうことがある。砥石の回転が停止してしまうとモ−タ
に異常電流が流れて熱損傷等を起こしやすい。また、回
転負荷の増大は被加工レンズの加工精度にも影響を及ぼ
すことがあった。そのため、加工中に研削負荷が最もか
かるときを考慮して、レンズの回転速度や砥石の回転速
度を調整設定して加工を行う必要があり、結果的に研削
能力を有効に生かし切れていなかった。
【0004】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、砥
石の研削能力を有効に生かして効率良く研削加工が行え
る眼鏡レンズ研削加工機及びその加工方法を提供するこ
とを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有することを特徴として
いる。
【0006】(1) 被加工レンズを研削加工する眼鏡
レンズ研削加工機において、被加工レンズを保持して回
転させるレンズ回転手段と、レンズを研削するための砥
石を砥石軸回りに回転する砥石回転手段と、該砥石回転
手段による砥石の回転状態を検出する砥石回転状態検出
手段と、該検出結果に基づいて前記レンズ回転手段の回
転を可変する回転制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】(2) (1)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記砥石回転状態検出手段は、回転する砥石ま
たは砥石軸に向けて検出光を投光しその反射光を検出す
る光検出手段を持つことを特徴とする。
【0008】(3) (1)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記砥石回転検出手段は研削負荷を検出する負
荷検出手段であり、前記砥石回転手段のモ−タの回転速
度を高く設定し、前記負荷検出手段により検出された負
荷が所定の基準を上回る時は前記レンズ回転手段の回転
を停止または遅くするように指令する指令手段と、負荷
が所定の基準を下回る時は前記レンズ回転手段の回転を
定常状態に復帰するように指令する復帰指令手段と、を
備えることを特徴とする。
【0009】(4) (1)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記砥石回転状態検出手段は単位時間当たりの
砥石または砥石軸の回転数を検出する回転数検出手段で
あり、前記回転制御手段は、砥石回転数が基準回転数に
対して設定された所定の回転数を下回るようになったと
きに前記レンズ回転手段の回転を停止するように指令す
る停止指令手段と、砥石回転数が所定の回転数を上回る
ようになったときに前記レンズ回転手段の回転を再開す
ように指令する再開指令手段と、を備えることを特徴と
する。
【0010】(5) 被加工レンズを研削加工する眼鏡
レンズ研削加工方法において、被加工レンズを保持して
回転する第1ステップと、レンズを研削するための砥石
を砥石軸回りに回転する第2ステップと、第2ステップ
による砥石の回転状態を検出する第3ステップと、第3
ステップの検出結果に基づいてレンズの回転を可変制御
する第4ステップと、を備えることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0012】<装置の全体構成>図1は本発明に係る眼
鏡レンズ研削加工機の全体構成を示す斜視図である。1
は装置のベースで本装置を構成する各部がその上に配置
されている。2は装置上部に内蔵される眼鏡枠形状測定
部であり、眼鏡枠形状や型板の3次元形状デ−タを得る
ことができる(本出願人による特開平4−93163号
等を参照)。その前方には測定結果や演算結果等を文字
またはグラフィックにて表示する表示部3と、データを
入力したり装置に指示を行う入力部4が並んでいる。装
置前部には未加工レンズの仮想コバ厚等を測定するレン
ズ形状測定部5(特開平5−212661号等参照)が
ある。
【0013】6はレンズ研削部で、ガラスレンズ用の粗
砥石60a、プラスティック用の粗砥石60b、ヤゲン
及び平加工用の仕上げ砥石60cとから成る砥石群60
がスピンドルユニット61の回転軸に取付けられてい
る。スピンドルユニット61はベース1にバンド62で
固定されている。スピンドルユニット61の回転軸の端
部にはプーリ63が取付けられている。プーリ63はベ
ルト64を介してACモータ65の回転軸に取付けられ
たプーリ66と連結されている。このためモータ65が
回転すると砥石60が回転する。また、スピンドルユニ
ット61には砥石回転軸の回転を検出する砥石回転検出
部600が設けられている。7はキャリッジ部で、70
0はキャリッジである。
【0014】<主要な各部の構成>(イ)キャリッジ部 図1〜図3に基いてその構造を説明する。図2はキャリ
ッジの断面図、図3はキャリッジの駆動機構を示す矢視
A図である。キャリッジ700は被加工レンズLEをチ
ャッキングしてレンズLEを回転させることができ、か
つ砥石回転軸61に対するレンズLEの距離とレンズ回
転軸方向の位置を変えることができるようになってい
る。なお、以下の説明では、砥石回転軸とレンズ回転軸
の軸間距離を変化させる方向の軸をY軸とし、レンズを
砥石回転軸と平行に移動させる軸をX軸と呼ぶものとす
る。
【0015】〔a:レンズチャック機構〕ベース1に固
定されたシャフト701にはキャリッジシャフト702
が回転摺動自在に軸支されており、さらにそれにキャリ
ッジ700が回動自在に軸支されている。キャリッジ7
00にはシャフト701と平行かつ距離不変にレンズ回
転軸704a、704bが同軸かつ回転可能に軸支され
ている。レンズ回転軸704bはラック705に回転自
在に軸支され、さらにラック705は軸方向に移動可能
であり、モータ706の回転軸に固定されたピニオン7
07により軸方向に移動することができ、これによりレ
ンズ回転軸704bは軸方向に移動されて開閉動作を行
い、レンズLEを回転軸704a、704bに挟持しう
る。
【0016】〔b:レンズ回転機構〕キャリッジ700
の左端には駆動板716が固定されており、駆動板71
6には回転軸717がシャフト701と平行かつ回転自
在に取付けられている。回転軸717の右端にはギヤ7
20が取付けてあり、ギヤ720はパルスモータ721
に付いているギヤと噛み合っている。パルスモータ72
1は駆動板716に回転軸717と同軸かつ回転自在に
取り付けられたブロック722に固定されている。パル
スモータ721が回転すると回転軸717の左端に取り
付けられたプーリ718が回転し、その回転はタイミン
グベルト719、プーリ703aを介してシャフト70
2に伝達される。さらに、シャフト702の回転は、シ
ャフト702に固着されたプーリ703c、703b
と、レンズ回転軸704a、704bにそれぞれ取り付
けられたプーリ708a、708bと、それらを繋ぐタ
イミングベルト709a、709bによりレンズチャッ
ク軸704a、704bに伝達される。従って、パルス
モータ721の回転によりレンズチャック軸704a、
704bは同期して回転する。
【0017】〔c:X軸方向移動機構〕キャリッジ70
0の左側には中間板710が回転自在に固定されてい
る。中間板710にはラック713がシャフト701と
平行な位置関係でベース1に固定されたキャリッジ移動
用モータ714の回転軸に取付けられたピニオン715
と噛み合っている。また、中間板710の奥側にはカム
フォロア711が2個付いており、それがシャフト70
1と平行な位置関係でベース1に固定されたガイドシャ
フト712を挟んでいる。これらの構造によりモータ7
14はキャリッジ700をシャフト701の軸方向(X
軸方向)に移動させることができる。
【0018】〔d:Y軸方向移動機構及び加工終了検出
機構〕キャリッジ700のY軸はパルスモータ728に
より変化させる。パルスモータ728はブロック722
に固定されており、パルスモータ728の回転軸729
に固定されたピニオン730が丸ラック725と噛み合
っている。丸ラック725は、回転軸717と中間板7
10に固定されたシャフト723との軸間を結ぶ最短の
線分に平行に位置するとともに、シャフト723に回転
自在に固定された補正ブロツク724とブロック722
との間である程度の自由度をもって摺動可能に保持され
ている。丸ラック725にはストッパ726が固定され
ており、補正ブロック724の当接位置より下方にしか
摺動できないようになっている。これにより、パルスモ
ータ728の回転に応じて回転軸717とシャフト72
3の軸間距離r´を制御することができ、このr´と直
線的相関関係をもつレンズチャック軸704a,704
bと砥石回転軸との軸間距離rを制御することができる
(特開平5-212661号等を参照)。
【0019】また、キャリッジ700に固定された駆動
板716にはバネ731のフックが掛かっており、反対
側のフックにはワイヤ732が掛かっている。中間板7
10に固定されたモータ733の回転軸にはドラムが付
いており、ワイヤ732を巻き上げることによりバネ7
31のバネ力が調整できる。キャリッジ700はバネ7
31により砥石軸方向に引っ張られ、ストッパ726が
補正ブロック724に当接するまでY軸方向に移動可能
である。しかし、レンズの加工途中では、キャリッジ7
00が砥石の反力により押し上げられるため、パルスモ
ータ728の回転により制御されるY軸方向の必要な加
工が終了するまで、ストッパ726は補正ブロック72
4に当接しない。この当接状態は中間板710に設けら
れたセンサ727が確認し、これによりレンズの加工終
了を検出する。
【0020】(ロ)砥石回転検出部 図4は砥石回転検出部600を説明する図である。63
aはプーリ63の一部を構成する軸取付部であり、軸取
付部63aには穴63bが設けてある(穴63bは回転
軸61aとプーリ63とを固定ネジにより固定するため
のものを使用することができる)。601はLED、6
02はフォトセンサであり、それぞれの光軸が軸取付部
63aの表面上で交差するようにスピンドルユニット6
1に図示無き固定部材により取付されている。LED6
01から発せられた光は軸取付部63aの表面で反射
し、その反射光はフォトセンサ602に向かう。ACモ
ータ65によりプーリ63が回転して穴63bがフォト
センサ602の受光光軸上にくると反射光量が変化する
ので、これによりフォトセンサ602は回転軸61aの
回転状態(すなわち砥石群60の回転状態)を検出す
る。なお、軸取付部63aには反射部材を巻いて反射光
効率を高めたり、穴63bの代わりマ−ク等を付すよう
にすると、さらに検出がしやすくなる。
【0021】また、砥石回転検出部600は回転軸61
aの端面の回転を検出するように設けても良いし、砥石
自体の回転を検出するようにしても良い。砥石回転量の
検出は、光学的な方法のほか、磁気的な検出等種々のも
のを使用することができる。
【0022】(ハ)表示部及び入力部 図5は表示部3及び入力部4の外観図で、両者は一体に
形成されている。入力部4には、被加工レンズの材質が
プラスチックかガラスかを指示するレンズスイッチ40
2、フレームの材質がセルかメタルかを指示するフレー
ムスイッチ403、加工モード(ヤゲン加工、平加工)
を選択するモードスイッチ404、被加工レンズが左眼
用か右眼用か選択するR/Lスイッチ405、加工の開
始及び停止を行うスタート・ストップスイッチ411、
レンズチャック開閉用のスイッチ413、レンズ枠、型
板トレースの指示をするトレーススイッチ416、レン
ズ枠及び型板形状測定部2で測定したデータを転送させ
る次データスイッチ417等がある。
【0023】(ニ)装置の電気制御系 図6は装置の電気制御系ブロック図の要部を示す図であ
る。主演算制御回路100は例えばマイクロプロセッサ
で構成され、その制御は主プログラムメモリ101に記
憶されているシーケンスプログラムで制御される。主演
算制御回路100はシリアル通信ポート102を介し
て、ICカード、検眼システム装置等とデータの交換を
行うことが可能である。また、眼鏡枠形状測定部2とデ
ータ交換・通信を行う。眼鏡枠形状デ−タはデ−タメモ
リ103に記憶される。
【0024】主演算制御回路100には表示部3、入力
部4、レンズ形状測定部5が接続されている。レンズ形
状測定部5により検出された測定結果の信号は主演算制
御回路100で演算処理され、レンズの計測データがデ
ータメモリ103に記憶される。キャリッジ移動モータ
714、パルスモータ728、721はパルスモータド
ライバ110、パルス発生器111を介して主演算制御
回路100に接続されている。パルス発生器111は主
演算制御回路100からの指令を受けて、それぞれのパ
ルスモータへ何Hzの周期で何パルス出力するかにより
各モータの動作をコントロールする。
【0025】フォトセンサ602からの電圧信号は信号
処理回路604により処理されて主演算制御回路100
に入力される。信号処理回路604は、その具体的な回
路図を図7に示すように、アンプ610、コンパレ−タ
611、抵抗器612を備える。フォトセンサ602か
ら出力された電圧信号はアンプ610により増幅された
後コンパレ−タ611に入力される。コンパレ−タ61
1はフォトセンサ602からの信号が可変抵抗器612
から入力される電圧レベル信号に達するとストロ−ブ信
号を出力する。これが砥石回転の検出信号として主演算
制御回路100に入力される。
【0026】次に、装置の動作を説明する。ここでは粗
加工における研削動作を中心について説明する。装置は
眼鏡枠形状測定部2による眼鏡枠形状の測定デ−タに基
づいて加工補正(砥石径補正)の演算処理(特開平5−
212661号等参照)を行ってレンズ加工デ−タを得
る。このレンズ加工デ−タに基づいて次のように粗加工
を行う。
【0027】まず、砥石群60を回転させるとともに、
パルスモータ728によりキャリッジ700のY軸を動
作させる。Y軸の変化量は加工デ−タに基づいて決定さ
れ、装置はレンズが所定の形状になるようにパルスモー
タ728を駆動する。レンズはバネ731のバネ力によ
り砥石に押し当てられて研削される。主演算制御回路1
00は回転基準位置におけるY軸の動作信号をパルスモ
ータ728に出力した後、パルスモータ721を駆動さ
せてレンズの回転角度を微小角度回転させる。同時に、
これに同期してY軸も加工デ−タに基づいて変化させる
動作信号をパルスモータ728に出力する。主演算制御
回路100は、加工デ−タに基づいて微小角度ごとの回
転によるY軸の移動制御を連続して順次行い、レンズを
予定する形状に研削する。
【0028】このような加工中、主演算制御回路100
はフォトセンサ602と信号処理回路604を介して得
られる砥石の回転数(回転速度)を監視する。砥石の回
転数は、コンパレ−タ611から出力されるストロ−ブ
信号の単位時間当たりの数をカウントするこにより求め
る。研削量が多くなると、砥石には研削負荷が増大して
回転数が減少する。単位時間当たりの回転数(回転速
度)が、通常の回転数(基準回転数)に対して所定の値
(例えば70%)以下に落ちると、パルスモータ721に
よるレンズの回転を一旦停止する(もしくはレンズ回転
速度を遅くする)。レンズの回転停止により、研削量が
少なくなって研削負荷が減少するので、単位時間当たり
の回転数は回復し始める。回転数がレンズ回転開始の所
定のレベルまで回復したら、レンズ回転を再開して加工
を行う。
【0029】なお、レンズ回転の停止とともに、パルス
モータ728によりY軸の動作を制御してバネ731に
よる押し当て力が働かないようにすると、砥石回転の復
帰がより早くなる。
【0030】このように、砥石の回転数を監視して(研
削負荷を直接監視しても良い)レンズ回転を可変にする
ことにより、加工中の砥石への研削負荷の増大を抑え
て、砥石回転が停止する事態を未然に防止する。これに
より、ACモータ65に異常電流が多大に流れことを防
止できるので、装置の熱損傷等や電源設備への負担を防
ぐことができる。また、砥石の回転状態(回転軸61a
の回転状態)を検出しているので、ACモータ65の回
転を伝達するベルト64に異常がある場合や装置の結露
等によりプーリ63とベルト64との間に滑りが生じた
場合等に起きる、砥石の回転異常を検知することもでき
る。なお、レンズ回転を停止した後、所定時間経過して
回転数がレンズ回転開始の所定のレベルまで回復しない
ときは、ACモータ65の回転駆動を止める停止信号を
発するとともに、表示部3には異常が発生した旨を報知
するエラ−表示等を行う。これにより装置の損傷を未然
に防ぎ、操作者に対して異常箇所の点検の必要性を喚起
することができる。
【0031】また、このような砥石の回転状態の監視と
レンズ回転のコントロ−ルにより、研削量と研削負荷の
バランスを適切に取るとことができるので、研削力の大
きい高性能の砥石を使用した場合やACモータ65の回
転速度を速めた場合でも、砥石回転を止めることなく、
これらによる研削能力を限界近くまで有効に生かすこと
ができる。これにより、加工時間の短縮を図ることがで
きる。
【0032】以上、粗加工について説明したが、仕上げ
加工等においても砥石回転検出部600による砥石回転
情報に基づいてレンズ回転の制御を行い、研削量をコン
トロ−ルする。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
砥石の研削能力を有効に生かして効率良く研削加工を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡レンズ研削加工機の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】キャリッジの断面図である。
【図3】キャリッジの駆動機構を示す矢視A図である。
【図4】砥石回転検出部を説明する図である。
【図5】表示部及び入力部の外観図を示す図である。
【図6】装置の電気制御系ブロック図の要部を示す図で
ある。
【図7】砥石回転検出の信号処理回路の具体的な回路図
を示す図である。
【符号の説明】
60 砥石群 61a 回転軸 65 ACモータ 100 主演算制御回路 600 砥石回転検出部 700 キャリッジ 704a、704b レンズ回転軸 721 パルスモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工レンズを研削加工する眼鏡レンズ
    研削加工機において、被加工レンズを保持して回転させ
    るレンズ回転手段と、レンズを研削するための砥石を砥
    石軸回りに回転する砥石回転手段と、該砥石回転手段に
    よる砥石の回転状態を検出する砥石回転状態検出手段
    と、該検出結果に基づいて前記レンズ回転手段の回転を
    可変する回転制御手段と、を備えることを特徴とする眼
    鏡レンズ研削加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記砥石回転状態検出手段は、回転する砥石または
    砥石軸に向けて検出光を投光しその反射光を検出する光
    検出手段を持つことを特徴とする眼鏡レンズ研削加工
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記砥石回転検出手段は研削負荷を検出する負荷検
    出手段であり、前記砥石回転手段のモ−タの回転速度を
    高く設定し、前記負荷検出手段により検出された負荷が
    所定の基準を上回る時は前記レンズ回転手段の回転を停
    止または遅くするように指令する指令手段と、負荷が所
    定の基準を下回る時は前記レンズ回転手段の回転を定常
    状態に復帰するように指令する復帰指令手段と、を備え
    ることを特徴とする眼鏡レンズ研削加工機。
  4. 【請求項4】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記砥石回転状態検出手段は単位時間当たりの砥石
    または砥石軸の回転数を検出する回転数検出手段であ
    り、前記回転制御手段は、砥石回転数が基準回転数に対
    して設定された所定の回転数を下回るようになったとき
    に前記レンズ回転手段の回転を停止するように指令する
    停止指令手段と、砥石回転数が所定の回転数を上回るよ
    うになったときに前記レンズ回転手段の回転を再開すよ
    うに指令する再開指令手段と、を備えることを特徴とす
    る眼鏡レンズ研削加工機。
  5. 【請求項5】 被加工レンズを研削加工する眼鏡レンズ
    研削加工方法において、被加工レンズを保持して回転す
    る第1ステップと、レンズを研削するための砥石を砥石
    軸回りに回転する第2ステップと、第2ステップによる
    砥石の回転状態を検出する第3ステップと、第3ステッ
    プの検出結果に基づいてレンズの回転を可変制御する第
    4ステップと、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研
    削加工方法。
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