JP2875378B2 - 眼鏡レンズ加工機 - Google Patents
眼鏡レンズ加工機Info
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- JP2875378B2 JP2875378B2 JP30794690A JP30794690A JP2875378B2 JP 2875378 B2 JP2875378 B2 JP 2875378B2 JP 30794690 A JP30794690 A JP 30794690A JP 30794690 A JP30794690 A JP 30794690A JP 2875378 B2 JP2875378 B2 JP 2875378B2
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- Japan
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- lens
- frame
- shaft
- groove
- attached
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
ある。
つ仕上砥石が荒摺砥石と一体となって砥石モータやスピ
ンドルユニットの回転軸に取り付けられ、レンズを保持
するキャリッジや砥石をレンズ回転軸に対して平行移動
することによりレンズの周縁部を加工していた。すなわ
ち、玉型もしくは眼鏡フレームのトレーサから得られた
動径情報に基づいて、眼鏡フレームのキャリッジを移動
・制御して荒摺加工を行った後、レンズコバ厚やフレー
ム形状等からヤゲンカーブを自動的にあるいは加工者の
判断で決定し、決定されたヤゲンカーブに従いキャリッ
ジや砥石を平行移動することによりヤゲン加工を行って
いた。
平行移動するヤゲン加工の方法では、レンズ回転軸に対
してヤゲンつけの方向は常に一定となる。
入されるレンズの光軸に対して常に一定方向にあること
を前提としているが、本発明者が多数の眼鏡フレームを
調べたところによると、眼鏡フレームのレンズ溝の方向
は一定ではないことが判明した。
標準的な眼鏡フレームは5乃至6のレンズカーブを有す
るレンズが容易に枠入れできるように、それに相当する
フレームカーブを有している。主としてこのフレームカ
ーブの形成工程で、レンズ溝の方向が付与されるものと
推測される。
らず、レンズ溝の方向が一定であることを前提としてヤ
ゲンを形成すると、眼鏡フレーム、殊にフレームカーブ
が大きいものは、枠入れしたレンズが外れ易いという欠
点があった。
レーム溝の方向に対応して、ヤゲンの方向を変えること
ができ、レンズをフレームにしっかり固定できる眼鏡レ
ンズ研削加工機を提供することを技術課題とする。
を有している。
ズ周縁を削成する眼鏡レンズ加工機において、眼鏡フレ
ームのレンズ溝の溝方向の情報を入力する入力手段と、
ヤゲン削成用V溝を有し該V溝を前記被削成レンズ回転
軸に対して傾斜可能な研削手段と、該研削手段の傾斜を
前記入力されたレンズ溝の溝方向に基づいて制御する制
御手段と、を有することを特徴としている。
レンズと当接する該V溝底をほぼ中心に回動する研削手
段であることを特徴としている。
は、装置基部に一端が軸支されて回動する回動部材と、
該基部に固定され該回動部材を駆動する駆動部と、該回
動部材の他端に保持された中継部材と、該中継部材の一
端に軸支された砥石と、からなることを特徴としてい
る。
ンズ溝の溝方向は眼鏡フレームのフレームカーブに基づ
いて算出されることを特徴としている。
ヤゲン加工済みレンズに面取加工を行う面取部材及び平
加工済みレンズに溝を削成する溝堀部材をも備えている
ことを特徴とする。
る。
す斜視図である。
その上に配置されている。
されている。
フィックにて表示する表示部3と、データを入力したり
装置に指示を行う入力部4が並んでいる。
レンズ形状測定装置5がある。
プラスティック用の荒砥石60bとから成る砥石60が、ベ
ース1にバンド62で固定されている回転軸61に回転可能
に取り付けられている。
プーリ63はベルト64を介してACモータ65の回転軸に取り
付けられたプーリ66と連結されているため、モータ65が
回転すると砥石60が回転する。
る。
2図はキャリッジの断面図である。第3−b図はキャリ
ッジの駆動機構を示す矢視A図、第3−a図はB−B断
面図である。
ャフト702が回転摺動自在に軸支されており、さらにそ
れにキャリッジ700が回転自在に軸支されている。キャ
リッジシャフト702にはそれぞれ同一歯数のタイミング
プーリ703a,703b,703cが左端,右端,その間に固着して
いる。
レンズ回転軸704a,704bが同軸かつ回転可能に軸支され
ている。レンズ回転軸704bはラック705に回転自在に軸
支され、さらにラック705は軸方向に移動可能であり、
モータ706の回転軸に固定されたピニオン707により軸方
向に移動することができ、これによりレンズLEをレンズ
回転軸704a,704bに挟持しうる。なお、レンズ回転軸704
a,704bにはそれぞれ同一歯数のプーリ708a,708bが取り
付けられており、それらはタイミングベルト709a,709b
によりプーリ703c,703bと繋がっている。
されている。中間板710にはカムフォロア711が2個付い
ており、それがシャフト701と平行な位置関係でベース
1に固定されたガイドシャフト712を挟んでいる。中間
板710にはラック713がシャフト701と平行な位置関係で
ベース1に固定されたキャリッジ左右移動用モータ714
の回転軸に取り付けられたピニオン715と噛み合ってい
る。これらの構造によりモータ714はキャリッジ700をシ
ャフト701の軸方向に移動させることができる。
り、駆動板には回転軸717がシャフト701と平行かつ回転
自在に取り付けられている。回転軸717の左端にはプー
リ708a,708bと同一歯数のプーリ718が付いており、プー
リ718はプーリ703aとタイミングベルト719により繋がっ
ている。
720はモータ721についているギヤと噛み合っている。モ
ータ721が回転するとギヤ720によりプーリ718が回転
し、タイミングベルト719を介してキャリッジシャフト7
02が回軸し,これによりプーリ703b,703c、タイミング
ベルト709a,709b、プーリ708a,708bを介してレンズチャ
ック軸704a,704bを回転させる。
自在に固定されており、モータ721はブロック722に固定
されている。
3が固定されており、シャフト723は補正ブロック724が
回転自在に固定されている。丸ラック725は回転軸717と
シャフト723の軸間を結ぶ最短の線分に平行に、かつブ
ロック722及び補正ブロック724にあけられた穴を貫通し
摺動可能なように配置されている。丸ラック725にはス
トッパ726が固定されており、補正ブロック724の当接位
置より下方にしか摺動できない。
補正ブロック724との当接状態を確認し、レンズの研削
状態を知ることができる。
定されたピニオン730が丸ラック725と噛み合っており、
これにより回転軸717とシャフト723の軸間距離γ′をモ
ータ728により制御することができる。
転角にはリニアな関係が保たれている。
をα、レンズチャック軸704a,704bとシャフト701の軸間
(A−C)距離をβ、レンズチャック軸704a,704bと砥
石回転中心の軸間距離をγ、αとβと成す角をθとし、
シャフト723とシャフト711の軸間(C−D)距離を
α′,回転軸717とシャフト701との軸間(C−E)距離
β′、α′とβ′の成す角をθ′とする。
β,β′は不変であり、さらに砥石回転中心,シャフト
701,723の各中心点は図の平面上において位置不変であ
り、レンズチャック軸704a,704bの中心点と回転軸717の
中心点は相対的位置関係不変のままシャフト701を中心
に回転する。
ABCとΔEDCは相似形となる。このときα′/α=γ′/
γとなり、γ′とγは直線的の相関関係を有している。
プーリ718を回転させるモータ721が固定されているブロ
ック722はγ′を変化させたときのCEDの変化に追従して
E点を中心に回転する。
速でレンズ軸704a,704bを回転させる。
γを変化させたとき、線分EDを基準線として見たプーリ
718の回転角と線分ABを基準線として見たレンズ軸の回
転角とは等しくなる。また、モータ721とレンズ軸704a,
704bの回転においても直線的な相関関係を持っている。
換言すれば、砥石軸とレンズ軸の軸間距離はモータ728
の出力軸回転角と相関関係を持って変化しかつ線分ABを
基準線としたレンズ軸704a,704bはモータ721の出力軸回
転角と直線的相関関係を持って回転する。
側のフックにはワイヤ732が掛かっている。中間板710に
固定されたモータ733の回転軸にはドラムが付いてお
り、ワイヤ732を巻き上げることができる。これにより
レンズLEの砥石60の研削圧を変えることができる。
2の構成を説明する。
部を示す斜視図である。本部は本体内に組込まれてお
り、大きく2つの部分、即ちフレーム及び型板を保持す
るフレーム及び型板保持部2000と、フレームのレンズ枠
及び型枠の形状をデジタル計測する計測部2500とから構
成されている。フレーム及び型板保持部2000は、更に2
つの部分、フレーム保持部2000Aと型板保持部2000Bとか
ら構成される。
6図に示す。
鏡フレームをフレーム保持部2000Aにセットした場合の
レンズ枠の平均的幾何学中心位置を基準点OR,OLとして
定め、この2点を通る2直線ぽ基準線とする。また、フ
レーム保持部2000Aの有する筺体2001の表面から特定の
高さにある平面を測定基準平面とする。
上に取り付けられたガイドシャフト2002及び筺体2001上
に回動自在に軸支された六角形の断面形状をしたガイド
レール2005上に摺動可能に載置されており、筺体2001上
に回動自在に取り付けられたプーリ2003a,2003bに掛け
渡されたワイヤー2004の上側が、上スライダー部2100に
植設されたピン2150に固着され、ワイヤー2004の下側
が、下スライダー部2200に植設されたピン2250に固着さ
れており、基準線に対して対称に対向して摺動すること
ができる。
回転軸にはギヤ2011が取り付けられており、アイドルギ
ヤ2015を介してガイドシャフト2005の一端に形成された
ギヤ2006と噛み合っており、クランプ用モータ2010の回
転がガイドシャフト2005に伝達される。
れており、シャフト2020の一端に植設されたピン2021
を、筺体2001に取り付けた板バネ2024で、ギヤ2011の中
間部に形成されたカム2012の凹部2013に当接されてい
る。シャフト2020の他端に取り付けられたブレーキアー
ム2022にブレーキゴム2023が貼り付けられており、筺体
2001の穴2025が表面に出ている。
凹部2013に当接していたピン2021がカム2012の凸部2014
に押されシャフト2020が回動しブレーキアーム2022に貼
り付けられたブレーキゴム2023が上スライダー部2100の
裏面に当接する。
ース2101に取り付けられた軸2102、2103上に摺動可能に
載置されており、同様に、ライトクランプ2120が軸210
4、2105上に、レフトクランプ2130が軸2106、2107上に
それぞれ摺動可能に載置されている。
c、2111dが回動自在に軸支されており、軸2111a、2111b
には、それぞれアーム2113a、2113bの一端が固着された
ギヤ2112a、2112bが回動可能に取り付けられており、ア
ーム2113a、2113bの他端にはクランプピン2114a、2114b
が取り付けられている。
一端が固着されたギヤ2112c、2112dが回動可能に取り付
けられており、アーム2113c、2113dの他端にはクランプ
ピン2114c、2114dが取り付けられている。
回動可能に取り付けられており、ねじりコイルバネ2116
c、2116dを介してギヤ2112c、2112dと一体に繋がってい
る。
bと2112d、ギヤ2115cと2115dは噛み合っており、ギヤ21
15dを回転させることでクランプピン2114aと2114c、211
4bと2114dがそれぞれ測定基準平面に対して対称に対向
して回転する配置となっている。
ーム当て2117a、2117bが、クランプピン2114a、2114c及
び2114b、2114dに近接して測定基準平面と垂直に取り付
けられており、上部にはツマミ2118が形成されている。
成された穴2119a、2119bが配置されている。
ており、軸2121aには、アーム2123aの一端が固着された
ギヤ2122aが回動可能に取り付けられており、アーム212
3aの他端にはクランプピン2124aが取り付けられてい
る。
22bが回動可能に取り付けられており、アーム2123bの他
端にはクランプピン2124bが取り付けられている。
付けられており、ねじりコイルバネ2126を介してギヤ21
22bと一体に繋がっている。
ており、ギヤ2125を回転させることでクランプピン2224
a、2224bが測定基準平面に対して対称に対向して回転す
る配置となっている。
ランプピン2124a、2124bに近接して測定基準平面と垂直
に取り付けられており、上部にはツマミ2128が形成され
ている。
ており、軸2131aには、アーム2133aの一端が固着された
図示しないギヤ2132aが回動可能に取り付けられてお
り、アーム2133aの他端にはクランプピン2134aが取り付
けられている。
ないギヤ2132bが回動可能に取り付けられており、アー
ム2133bの他端にはクランプピン2134bが取り付けられて
いる。
可能に取り付けられており、図示しないねじりコイルバ
ネ2136を介してギヤ2132bと一体に繋がっている。
ており、ギヤ2135を回転させることでクランプピン2134
a、2134bが測定基準平面に対して対称に対向して回転す
る配置となっている。
ランプピン2134a、2134bに近接して測定基準平面と垂直
に取り付けられており、上部にはツマミ2138が形成され
ている。
れた軸2141aにはギヤ2142a、プーリ2143aが一体に取り
付けられており、ギヤ2142aはギヤ2115dと噛み合ってい
る。同様に、軸2141b、図示しない軸2141cにそれぞれギ
ヤ2142b、2142c、プーリ2143b、2143cが一体に取り付け
られており、ギヤ2142bはギヤ2125と、ギヤ2142cはギヤ
2135と噛み合っている。
く、上センタークランプ2110、ライトクランプ2120、レ
フトクランプ2130の摺動範囲内で常にギヤ2115d、212
5、2135と噛み合うことができる。
れたホルダー2144の六角形の軸穴がガイドレール2005と
係合しており、ホルダー2144のガイドレール2005回りの
回転を阻止している。
プーリ2143c、プーリ2143aに巻かれ、他端がバネ2147を
介してベース2101に植設されたピン2148に掛けられてい
る。
き掛けに掛けられている。
ータ2010の回転がガイドシャフト2005に伝達され、ホル
ダー2144に形成されたプーリ2145が回転すると、ワイヤ
ー2146、2149を介してギヤ2142a、2142b、2142cが回転
して、全てのクランプピン2114aと2114c、2114bと2114
d、2124aと2124b、2134aと2134bが測定基準平面に対し
て対称に対向して回転する。
センタークランプ2210には、軸2211a、2211b、2211c、2
211dが軸支されており、軸2211a、2211bには、それぞれ
アーム2213a、2213bの一端が固着されたギヤ2212a、221
2bが回転可能に取り付けられており、アーム2213a、221
3bの他端にはクランプピン2214a、2214bが取り付けられ
ている。軸2211c、2211dには、それぞれアーム2213c、2
213dの一端が固着されたギヤ2212c、2212dが回転可能に
取り付けられており、アーム2213c、2213dの他端にはク
ランプピン2214c、2214dが取り付けられている。
回動可能に取り付けられており、図示しないねじりコイ
ルバネ2216c、2216dを介してギヤ2212c、2212dと一体に
繋がっている。
bと2212d、ギヤ2215cと2215dは噛み合っており、ギヤ22
15cを回転させることでクランプピン2214aと2214c、221
4bと2214dがそれぞれ測定基準平面に対して対称に対向
して回転する配置となっている。
レーム当て2219a及び取付穴2220b、2220bを有するフレ
ーム当て2219bが基準線と平行に形成されている。
ホルダー2221の六角形の軸穴がガイドレール2005と係合
しており、ホルダー2221のガイドレール2005回りの相対
回転を阻止している。
ヤ2215cに形成されたプーリ2218に固着されている。
に植設されたピン2231に回動自在に軸支されたギヤ2232
の下部にプーリ2233が形成されており、一端をギヤ2212
aに形成されたプーリ2217に固着したワイヤー2234は、
途中でプーリ2233に巻かれ、他端がバネ2235を介して腕
2230に植設されたピン2236に掛けられている。
れており、ポテンショメータ2237の回転軸にはギヤ2238
が固着されている。
2214aの移動量をワイヤー2234を介してポテンショメー
タ2237に伝えることができる。
a、2241bが取り付けられており、左スライダー2242a、
右スライダー2242bが摺動可能に載置されている。
円筒形の右フレーム押え2244aが測定基準平面と垂直に
取り付けられており、右スライダー2242bから延びたア
ーム2243bの先端には円筒形のフレーム押え2244bが測定
基準平面と垂直に取り付けられている。
a、2245bに掛け渡されたワイヤー2246の下側が、左スラ
イダー2242aに植設されたピン2247aに固着され、ワイヤ
ー2246の上側が、右スライダー2242bに植設されたピン2
247bに固着されており、OR、OLの中心線に対して対称
に対向して摺動することができ、バネ2248の両端が左ス
ライダー2242a及び右スライダー2242bに固着されてお
り、常に中心に向かう方向に引っ張られている。
42a及び右スライダー2242bが常に中心に向かう方向に引
っ張られているが、必ずしもこの構成に限定されるもの
ではない。
で駆動することによって左スライダー2242a及び右スラ
イダー2242bの位置制御を行えるようにしてもよい。
り、ドラム2261に巻き付けられた定トルクバネ2262の一
端が、下スライダー部2200のベース2201に形成されたア
ーム2240に固着されており、上スライダー2100及び下ス
ライダー2200は、常に中心に向かう方向に引っ張られて
いる。
3bが植設されており、取付板2301の略中央に型板ホルダ
ー2304が固着されている。
おり、型板に形成されている穴とピン2305a、2305bを係
合させ、止めネジ2306で型板を型板ホルダー2304に固定
する。
部2100の穴2119aに挿入し、ピン2303a、2303bを下スラ
イダー部2200のフレーム当て2210aに形成された穴2220a
に挿入し、上スライダー部2100、下スライダー部2200間
に固定すると、型板ホルダー2304の中心は、OL上に位
置するように構成されている。
00の間に固定されると、下スライダー部2200の腕2230に
形成された傾斜部2239が筺体2001に取り付けられたマイ
クロスイッチ2263に当接し、型板が固定されたことを判
断する。
ライダー部2100の穴2119bに挿入し、ピン2303a、2303b
を下スライダー部2200のフレーム当て2219bに形成され
た穴2220bに挿入し、上スライダー部2100、下スライダ
ー部2200間に固定すると、型板ホルダー2304の中心は、
OR上に位置する。
−1図は計測部の平面図で、第7−2図、第7−3図、
第7−4図はそれぞれ第7−1図のC−C断面図、D−
D断面図、E−E断面図である。
されており、筺体2501に取り付けられた軸2503a、2503b
に摺動可能に支持されている。また、可動ベース2501に
はレバー2504が植設されており、このレバー2504によっ
て可動ベース2501を摺動させることにより、回転ベース
2505の回転中心が、フレーム保持部2300上のOR、OLの
位置に移動する。可動ベース2501にはプーリ2506が形成
された回転ベース2505が回動可能に軸支されている。プ
ーリ2506と可動ベース2501に取り付けられたパルスモー
タ2507の回転軸に取り付けられたプーリ2508との間にベ
ルト2509が掛け渡されており、これによりパルスモータ
2507の回転が回転ベース2505に伝達される。
のレール2510a,2510b,2510c,2510dが取り付けられてお
り、このレール2510a,2510b上に測定子部2520が摺動可
能に取り付けられている。測定子部2520には、鉛直方向
に軸穴2521が形成されており、この軸穴2521に測定子軸
2522が挿入されている。
グ2523が介在し、これにより測定子軸2522の鉛直方向の
移動及び回転を滑かにしている。測定子軸2522の上端に
はアーム2524が取り付けられており、このアーム2524の
上部には、レンズ枠のヤゲン溝に当接するソロバン玉状
のヤゲン測定子2525が回動自在に軸支されている。
25が回動自在に軸支されているが、これに限定されるも
のではなく、ヤゲン測定子2525は、回転しなくてもよい
し、形状も先端部のみソロバン玉状であれば円板状でな
くてもよい。
型板測定コロ2526が回動自在に軸支されている。そし
て、ヤゲン測定子2525及び型板測定コロ2526の外周面
は、測定子軸2522の中心線上に位置するように構成され
ている。
動自在に取り付けられたリング2527に植設されており、
ピン2528の回転方向の動きは、測定子部2520に形成され
た長穴2529により制限されている。ピン2528の先端に
は、測定子部2520のポテンショメータ2530の可動部が取
り付けられており、測定子軸2522の上下方向の移動量が
ポテンショメータ2530によって検出される。
れている。
ース2505に取り付けられたポテンショメータ2534の軸に
は、プーリ2535が取り付けられている。回転ベース2505
にプーリ2536a、2536bが回動自在に軸支されており、ピ
ン2533に固着されたワイヤー2537がプーリ2536a、2536b
に掛けられ、プーリ2535に巻かれている。このように測
定子部2520の移動量をポテンショメータ2534により検出
する構成となっている。
ム2524の先端側へ引張る定トルクバネ2540が、回転ベー
ス2505に回動自在に軸支されたドラム2541に取り付けら
れており、定トルクバネ2540の一端は、測定子部2520に
植設されたピン2542に固着されている。
動部2550が摺動可能に取り付けられている。測定子駆動
部2550には、ピン2551が植設されており、回転ベース25
05に取り付けられたモータ2552の回転軸にはプーリ2553
が取り付けられている。回転ベース2505にはプーリ2554
a、2554bが回動自在に軸支されており、ピン2551に固着
されたワイヤー2555がプーリ2554a、2554bに掛けられ、
プーリ2553に巻かれている。これにより、モータ2552の
回転が測定子駆動部2550に伝達される。
子駆動部2550側へ引張られている測定子部2520に当接し
ており、測定子駆動部2550を移動させることにより、測
定子部2520を所定の位置へ移動させることができる。
下端に軸支されたコロ2531に当接するアーム2557を有
し、他端にコロ2559を回動自在に軸支したアーム2558を
取り付けた軸2556が回動可能に軸支されている。コロ25
59が回転ベース2505に固着された固定ガイド板2560に当
接する方向に、ねじりコイルバネ2561の一端がアーム25
57に掛けられ、他端は測定子駆動部2550に固着されてお
り、測定子駆動部2550が移動すると、ガイド板2560に沿
ってコロ2559が上下する。
されたアーム2557も軸2556を中心に回転し、測定子軸25
22を上下させる。回転ベース2505にシャフト2563が回動
自在に取り付けてあり、このシャフト2563に可動ガイド
板2561が固着されている。回転ベース2505に取り付けら
れたソレノイド2564の摺動軸の一端が可動ガイド板2562
に取り付けてある。バネ2565の一端が回転ベース2505に
掛けられ、他端が可動ガイド板2562に掛けられており、
常時はコロ2559と可動ガイド板2562のガイド部が当接し
ない位置へ引張っている。ソレノイド2564が作用し可動
ガイド板2562を引き上げると、可動ガイド板2562のガイ
ド部が、固定ガイド板2560と平行な位置に移動し、コロ
2559がガイド部に当接し、ガイド部2562に沿って移動す
ることができる。
板形状測定装置2の動作を説明する。
説明する。
するか選択し、可動ベース2501に固着されたレバー2504
で計測部2500を測定する側へ移動させる。
片眼保持が可能であるが、以下に水平保持の動作につい
て説明する。
されているツマミ2118を手前に引き、ライトクランプ21
20、レフトクランプ2130のツモミ2128、2138を奥へ押し
込むことで、上センタークランプ2110フレーム当て2117
a、b及びクランプピン2114a、b、c、dのみ使用可能
な状態となり、ライトクランプ2120のフレーム当て212
7、クランプピン2124a、b及びレフトクランプ2130のフ
レーム当て2137、クランプピン2134a、bは収納され
る。この時、各クランプピンは最も開かれた状態になっ
ている。
を左右に開き、同時に下スライダー部2200を手前に引
き、上スライダー部2100との間隔を十分に広げる。メガ
ネフレームのフロント部を上スライダー部2100のクラン
プピン2114a、c及び2114b、dの間に位置させ、フレー
ム当て2117a、bに当接させた後、上スライダー部2100
及び下スライダー部2200の間隔を狭め、フレームの下部
を下スライダー部2200のクランプピン2214a、c及び221
4b、dの間に位置させ、フレーム当て2219a、bに当接
させる。その後、左フレーム押え2244a及び右フレーム
押え2244bを狭め、メガネフレーム側部に当接させる。
ダー部2200、左フレーム押え2244aと右フレーム押え224
4bには、定トルクバネ2262、バネ2248によって常に求心
的な力が働いており、上スライダー部2100と下スライダ
ー部2200、左フレーム押え2244aと右フレーム押え2244b
でフレームを保持すれば、フレームの左右方向の中心位
置がOROLの中間点に保持される。
る入力部4のトレーススイッチを押すと、クランプ用モ
ータ2010の作用でブレーキゴム2023が上スライダー部21
00の裏面に当接し、上スライダー部2100とワイヤー2004
を介して下スライダー部2200が固定され、その後上スラ
イダー部2100のクランプピン2114aとc、2114bとd、下
スライダー部2200のクランプピン2214aとc、2214bとd
が閉じてフレームに当接する。さらに、クランプ用モー
タ2010を回転すると、ねじりコイルバネ2116c、2116d、
2216c、2216dの作用でクランプピン2114aとc、2114bと
d、2214aとc、2214bとdがフレームに強く押しつけら
れフレームを固定する。
イダー部2100のセンタークランプ2110とライトクランプ
2120を引き出し、上センタークランプ2110のクランプピ
ン2114b、dとライトクランプ2120のクランプピン2124
a、b及び下スライダー2200の下センタークランプ2210
のクランプピン2214b、dでフレームの右側を固定す
る。左眼保持の場合には、レフトクランプ2130を使用す
る。
2559は基準位置Oにあり、パルスモータ2507を所定角度
だけ回転させ、測定子駆動部2550の移動方向が基準線と
垂直になる方向へ回転ベース2505を旋回させる。
ド部を所定位置へ移動させ、測定子駆動部2550を下スラ
イダー2200の方向に移動させると、コロ2559は固定ガイ
ド板2560のガイド部2560aから可動ガイド板2562bへ移動
し、測定子軸2522がアーム2557によって押し上げられ、
ヤゲン測定子2525は測定基準平面の高さに保たれる。
子2525がレンズ枠のヤゲン溝に挿入され、測定子部2520
は移動を停止し、測定子駆動部2550はFRLまで移動して
停止する。
ス数毎に回転させる。このとき、測定子部2520はレンズ
枠の動径に従って、ガイドシャフト2510a,2510b上を移
動し、その移動量はポテンショメータ2534によって読取
られ、測定子軸2522がレンズ枠のカーブに従って上下
し、その移動量がポテンショメータ2530によって読み取
られる。パルスモータ2507の回転角θと、ポテンショメ
ータ2534の読み取り量r、及びポテンショメータ2530の
読み取り量zから、レンズ枠形状が(rn,θn,zn)(n
=1,2,……N)として計測される。この計測データ(r
n,θn,zn)(n=1,2,……N)を極座標−直交座標変換
した後のデータ(xn,yn,zn)の任意の4点(x1,y1,z
1),(x2,y2,z2),(x3,y3,z3),(x4,y4,z4)より
フレームカーブCF及びフレームカーブの中心(xF,yF,z
F)を求める(計算式はレンズカーブの求め方と同
一)。また、第10図において(xn,yn,zn)のx,y成分(x
n,yn)から、x軸方向の最大値を持つ被計測点A(xa,y
a),x軸方向の最小値を持つ被計測点B(xb,yb),y軸方
向の最大値を持つ被計測点C(xc,yc)及びy軸方向の
最小値を持つ被計測点D(xd,yd)を選び、レンズ枠の
幾何学中心OF(xF,yF)を、 として求め、既知であるフレーム中心から測定子部2120
の回転中心OO(xO,yO)までの距離LとOO、OFのズレ
量(Δx,Δy)から、レンズ枠幾何学中心間距離FPDの1
/2は、 FPD/2=(L−Δx) ={L−(xF−XO)} ……(2) として求める。
ら内寄せ量I1を、 として求め、また、設定された上寄せ量U1を基に、被加
工レンズの光学中心が位置すべき位置OS(xS,yS)を、 として求める。
換し、加工データである(Srn,Sθn)(n=1,2,……
N)を得て、後述する未加工レンズ形状測定部5により
コバ厚を測定し、ヤゲンカーブ、ヤゲン位置を求める。
れ測定することも可能であるし、左右一方のレンズ枠の
形状を測定し、他は反転させたデータを用いることもで
きる。
ンズ溝の方向が付与されることに着目し、フレームカー
ブCFから、レンズ溝の方向を簡略な方法で得る。即
ち、フレームカーブである球の中心(xF,yF,zF)と光学
中心位置OSを通る直線に対して、フレームカーブの中
心(xF,yF,zF)と(xn,yn,zn)(n=1,2,……N)を各
点を通る直線との成す角をフレーム溝の方向の角度vθ
n(n=1,2,……N)として求め、後述するヤゲン加工
のときのデータとする。
せない方式の装置では、この補正を行う。
植設されているピン2305a、2305bと型板に形成されてい
る穴とを係合させ、止めネジ2306で型板を型板ホルダー
2304に固定する。
01に固着されたレバー2504で計測部2500を測定する側へ
移動させる。
2301のピン2302を上スライダー部2100の穴2119aに挿入
し、ピン2303a、bを下スライダー部2200のフレーム当
て2219aに形成された穴2220aに挿入し、上スライダー21
00、下スライダー2200間に固定すると、型板ホルダー23
04の中心は、OL上に位置し、測定子部2520の回転中心
と一致する構成になっているため、型板の幾何学的中心
と測定子部2520の回転中心が一致する。右側に型板を取
付ける場合は、穴2119b、2220aを使用して、上スライダ
ー2100、下スライダー2200間に固定する。
力部4のトレーススイッチを押すと、測定子駆動部2550
は基準位置Oにあり、回転ベース2505は測定子駆動部25
50の移動方向とOR、OLを通る直線が一致する位置へ回
転する。
移動すると、コロ2559は固定ガイド板2560のガイド部25
60bから2560aへ移動し、測定子軸2522がアーム2557によ
って押し上げられ、型板測定コロ2526のフランジ部2526
aが型板上面より一定量上の位置に保たれる。
564により可動ガイド板2562を所定位置に移動させ、測
定子駆動部2550を基準位置Oに戻す。この時固定ガイド
板2560のガイド部2560aと可動ガイド板2562のガイド部2
562aの高さが同じになるように構成されているため、型
板測定コロ2526は一定の高さを保ったまま型板に当接す
るまで移動する。
ス数毎に回転させる。この時、測定子部2520は型板の動
径に従って、ガイドシャフト2510a、2510b上を移動し、
その移動量はポテンショメータ2534によって読取られ
る。
の読取り量rから、型板形状が(rn,θn)(n=1,2,
……N)として計測される。
座標−直交座標変換した後のデータ(xn,yn)から、x
軸方向の最大値を持つ被計測点A(xa,ya)、x軸方向
の最小値を持つ被計測点B(xb,yb)、y軸方向の最大
値を持つ被計測点C(xc,yc)、y軸方向の最小値を持
つ被計測点D(xd,yd)を選び、レンズ枠の幾何学中心
OF(xF,yF)を、 として求め、既知であるフレーム中心から測定子部2120
の回転中心OO(xO,yO)までの距離LとOO、OFのズレ
量(Δx,Δy)から、レンズ枠幾何学中心間距離FPDの1
/2は、 FPD/2=(L−Δx) ={L−(xF−XO)} ……(2)′ として求める。
ら内寄せ量Iを、 I=FPD/2−PD/2 ={L−(xF−xO)−PD/2} ……(3)′ として求め、また、設定された上寄せ量Uを基に、被加
工レンズの光学中心が位置すべき位置OS(xS,yS)を、 として求める。
換し、加工データである(Srn,Sθn)(n=1,2,……
N)を得て、後述する未加工レンズ形状測定部5により
コバ厚を測定し、ヤゲンカーブ、ヤゲン位置を求める。
ブ値,コバ厚等を研削加工前に検出するための未加工レ
ンズの形状測定部全体の概略図である。その詳細な構成
を第12図乃至第13図に基づいて説明する。
図は平面図である。
またDCモータ503・ホトスイッチ504,505,ポテンショメ
ータ506がそれぞれ組付けられている。
ランジ509がそれぞれ組付けられている。
いる。
を挟むように組付けられている。このため、バネ511が
プーリ507の回転とともに回転した場合、バネ511は回転
自在なプーリ508な組付けられているピン512を回転させ
るバネ力を持ち、ピン512がバネ511とは無関係に例えば
矢印方向に回転した場合にはピン512を元の位置に戻そ
うとする力を加える。
ーリ507との間に掛けられているベルト514によりモータ
503の回転がプーリ507に伝達される。
板510によってホトスイッチ504,505が検出し制御する。
508が回転し、ポテンショメータ506の回転軸にプーリ52
0との間に掛けられたロープ521によってプーリ508の回
転はポテンショメータ506に検出される。このときプー
リ508の回転と同時に軸501とフランジ509が回転する。
バネ522はロープ521の張力を一定に保つためのものであ
る。
定用アーム527に回転自在に組付けられ、測定用アーム5
27はフランジ509に取り付けられている。
測定終了位置とを検出する。またホトスイッチ505はレ
ンズ前側屈折面,レンズ後側屈折面それぞれに対してフ
ィーラーの523,524の逃げの位置と測定の位置とをそれ
ぞれ検出する。ホトスイッチ504による測定終了位置と
ホトスイッチ505によるレンズ後側屈折面の逃げの位置
とは一致する。第15図はホトスイッチ504とホトスイッ
チ505の各信号の対応関係を示す図である。
イッチ528を組付けた軸529が配置され、軸529上には回
転自在なフィーラー530を有する回転自在なアーム531が
あり、バネ532によって矢印方向に保持され、マイクロ
スイッチ528によってフィーラー530の位置を検出する。
ル材534はカバーと測定装置の間から研削水等の侵入を
防ぐためのものである。
ーラー530が設けられているが、レンズが加工に適さな
いときはフィーラー523,524も異常なデータを示すので
フィーラー530を省略することは可能である。
回転し、第17−1図に示すように測定用アーム527を初
期位置からレンズ前側屈折面の逃げの位置まで回転させ
る。なお、逃げの位置ではレンズを保持しているキャリ
ッジ700が矢印方向に移動したときにフィーラー523とレ
ンズが干渉せず、しかもフィーラー530はレンズコバに
当接するような位置関係にする。
はレンズ加工後枠入れされる眼鏡枠の形状データまたは
玉型形状データによって制御される。これらのデータに
基づいてレンズが矢印方向に移動する。
ンズサイズが外れていなければ、フィーラー530はレン
ズコバに当接し、矢印535方向に移動し、マイクロスイ
ッチ528がそれぞれを検出する。レンズサイズが外れて
いるときマイクロスイッチ528の信号により研削不可能
な旨表示部3に表示される。マイクロスイッチ528がフ
ィーラー530の移動を検出したときは、レンズ前側屈折
面の形状を測定するため、フィーラー523を前側屈折面
に当接させるようモータ503を回転させる。回転量はレ
ンズの一般的な厚みとフィーラ530のコバ方向の長さを
考慮にいれて設計された位置まで回転させる。この状態
を第17−2図,第17−3図に示す。
と、プーリ507に組付けられたバネ511の力はフィーラー
523を前側屈折面に当接するように働く。
せると、レンズは前記眼鏡枠の形状データまたは玉型形
状データによって矢印536方向に移動し、フィーラー523
が矢印537方向に移動し、この移動量はプーリ508の回転
量を介してポテンショメータ506により検出し、レンズ
前側屈折面形状を得る。また、同時にマイクロスイッチ
528によりレンズが上記データに従った玉型に加工でき
るか否かも測定し、これを表示する。
をさらに回転しレンズ後側屈折面測定の逃げの位置まで
回転させた後、レンズを測定位置まで移動させる。レン
ズを1回転させながらフィーラー524により前側屈折面
の測定と同様にしてその移動量を測定する。
ある。また第19図は、そのF矢視図である。
基801には回転支基802が軸受けによって回動自在に保持
されている。支基801には回転支基駆動用モータ803が取
付けられており、モータ803の回転軸に取付けられた歯
車804と、回転支基802の取付けられた歯車805により、
モータ803の回転が回転支基802に伝達される。回転支基
802への駆動力の伝達は上記に限らず、歯車804、805を
タイミングプーリに置換えて、タイミングベルトで駆動
してもよい。
ム806の一端にはヤゲン加工砥石駆動用モータ807が取付
けられており、モータ807の回転軸にはプーリ808が取付
けられている。アーム806の他端は直角に屈曲してい
て、ヤゲン加工砥石部810が取付けられた砥石軸814が軸
受けにより回転自在に保持されている。ヤゲン加工砥石
部810には円筒形のヤゲン加工砥石811、平加工砥石812
が一体に取付けられている。
平加工砥石812が取付けられているが、これに限定され
ず、面取砥石、溝堀砥石を取付けることによって、溝堀
加工、面取加工まで自動的に行なうことができる。
リ815とプーリ808との間には、ベルト816が掛け渡され
ている。これによりモータ807の回転がヤゲン加工砥石8
10に伝達される。
し、ベルト816をタイミングベルトとしてもよい。ま
た、砥石軸814への駆動力の伝達はベルトによるものに
限らず、傘歯車と軸の連結によるものでもよく、さら
に、砥石軸814にモータ807を直結したものも採用でき
る。
置における軸心が荒摺り用の砥石軸の軸心と一致する位
置に設定され、キャリッジの制御を容易にしている。
の1点を通る接線上に回転軸があるように配置され、ヤ
ゲン加工砥石811がどの角度にあってもレンズに形成さ
れるヤゲン頂点の位置がヤゲン加工部8に対して一定位
置にあるよう構成されている。これは、V溝底を空間的
に固定することにより、ヤゲン頂点の加工を容易にする
ためである。
を基に説明する。
動用モータ803により回転支基802を回転させ、ヤゲン加
工砥石部810を水平位置まで傾ける。次に、荒摺加工の
終了したレンズをヤゲン加工砥石811上へ移動させる。
び加工レンズのコバ厚情報からヤゲン加工を行うレンズ
周縁部の形状は分かっており、また、ヤゲン砥石811上
のヤゲン溝頂点がヤゲン砥石部810の傾斜角度に関係な
く一定位置であるから、キャリッジ7及びヤゲン加工部
8をデジタル制御し、フレーム溝の角度vθn(n=1,
2,……N)だけヤゲン加工砥石を傾けることで、フレー
ムの傾きに応じた所定のヤゲン加工を行うことができ
る。
ムカーブである球の中心と光学中心位置を通る直線に対
してフレームカーブの中心と各測定点を通る直線のなす
角度であると設定した場合、レンズが光学中心位置で保
持されているので、光学中心位置とヤゲン溝頂点との距
離(キャリッジの軸方向及びレンズの半径方向で表わせ
る。)とヤゲン加工砥石の角度をトレーサからのデータ
によって制御すれば所定のヤゲン加工ができる。また、
レンズの光学中心位置が軸からずれている場合にはその
データにより補正をすればよい。
石とレンズの当接点は移動するので、正確なヤゲン加工
にはこの角度補正が必要であるが、要求される加工精度
に対して角度誤差は相対的に小さいので、補正なしでも
実用上問題とはならない。
砥石で構成されているが、必ずしもこの構成に限定され
るものではない。例えば、ヤゲン加工砥石と一体にヤゲ
ン加工済レンズに面取加工を行う円筒状の面取砥石及び
平加工済レンズに溝を削成する溝堀砥石を有すること
で、荒摺加工終了後、ヤゲン加工と面取加工、または平
加工と溝堀加工と面取加工を連続して自動的に行うこと
ができる。
で、両者は一体に形成されている。
電源の入・切をコントロールするメインスイッチ400、
各種の加工情報を入力する設定スイッチ群401及び装置
の操作方法を指示する操作スイッチ群410とからなる。
スチックかガラスかを指示するレンズスイッチ402、フ
レームの材質がセルかメタルかを指示するフレームスイ
ッチ403、加工モードが平加工かヤゲン加工かを選択す
るモードスイッチ404、被加工レンズが左眼用か右眼用
か選択するR/Lスイッチ405、レンズ光心の上/下レイア
ウト及びPD値の遠用・近用変換を行う遠/近スイッチ40
6、設定データの変更項目を選択する入力切換スイッチ4
07、入力切換スイッチ407により選択された項目のデー
タを増減する+スイッチ408及び−スイッチ409が配置さ
れている。
ンシミュレーション表示への画面切換スイッチも兼ねる
一時停止用のポーズスイッチ412、レンズチャック開閉
用のスイッチ413、カバー開閉用のスイッチ414、仕上げ
二度摺い用の二度摺いスイッチ415、レンズ枠,型板ト
レースの指示をするトレーススイッチ416、レンズ枠及
び型板形状測定部2で測定したデータを転送させる次デ
ータスイッチ417がある。
加工情報の設定値、ヤゲン位置やヤゲンとレンズ枠との
嵌合状態をシミュレーションするヤゲンシミュレーショ
ンや基準設定値等を後述する主演算制御回路の制御によ
り表示する。
加工情報を設定するための画面で、第22−2図はレンズ
とヤゲン加工砥石の位置関係のシミュレーション画面で
ある。
を説明する。
れ、その制御は主プログラムに記憶されているシーケン
スプログラムで制御される。主演算制御回路はシリアル
通信ポートを介して、ICカード,検眼システム装置等と
データの交換を行うことが可能であり、レンズ枠および
型板形状測定部のトレーサ演算制御回路とデータ変換・
通信を行う。
装置が接続されている。
検知する加工終了ホトスイッチ等の各ホトスイッチユニ
ットやカバー開閉用・加工圧用・レンズチャック用の各
マイクロスイッチユニットも主演算制御回路に接続され
ている。
はA/Dコンバータに接続され、変換された結果が主演算
制御回路に入力される。主演算制御回路で演算処理され
たレンズの計測データはレンズ・枠データメモリに記憶
される。
レンズ回転軸モータ721はパルスモータドライバ,パル
ス発生器を介して主演算回路に接続されている。パルス
発生器は主演算回路からの司令を受けて、それぞれのパ
ルスモータへ何Hzの周期で何パルス出力するか、即ち各
モータの動作をコントロールするための装置である。
開閉用の各モータは主演算制御回路の司令を受けたドラ
イブ回路により駆動される。
り駆動され、その回転・停止のコントロールは主演算制
御回路からの司令で制御されるスイッチ回路により制御
される。
る。
30,2134およびフレームのリム厚を測定するポテンショ
メータ2046の出力はA/Dコンバータへ接続され、変換さ
れた結果はトレーサ演算制御回路へ入力される。フレー
ム確認用のマイクロスイッチ等の各マイクロスイッチユ
ニットもトレーサ演算制御回路に接続されている。
して、トレーサ演算制御回路により制御される。またト
レーサ移動モータ2152,クランプ用モータ2010,測定子固
定ソレノイド2164はトレーサ演算制御回路よりの司令を
受けた各ドライブ回路により駆動される。
ヤゲン加工砥石駆動用モータ807はモータドライバを介
して主演算制御回路によって制御される。
構成され、その制御はプログラムメモリに記憶されてい
るシーケンスプログラムで制御される。
一旦トレースデータメモリに記憶され、主演算制御回路
に転送される。
溝の方向の概略を求める実施例である。勿論、装置はや
や複雑になるものの、光学的手段等によりフレームの溝
方向を直接正確に求めることはできる。
求める装置の、光学系の配置略図である。
像を溝斜面に投影し、結像レンズ2603により絞り2601の
像を一次元CCD2604からなる受光素子に結像する。
前述したレンズ枠形状測定部の3次元データに基づい
て、上記の光学系の装置全体を、動径方向および垂直方
向に回転させて、その結像位置により溝の傾きを測定す
る(詳細は省略する)。
るので、無視しても差支えないが、精密な測定を必要と
するときは、事前に測定しておく。
て、ヤゲンの方向を変えることが容易でレンズをフレー
ムにしっかり固定できる。
斜視図、第2図はキャリッジの断面図、第3−b図はキ
ャリッジの駆動機構を示す矢視A図、第3−a図はB−
B断面図、第4図は装置の原理を説明する図、第5図は
本実施例に係るレンズ枠形状測定部を示す斜視図、第6
−1図はフレーム保持部2000を示す図、第6−2図はワ
イヤー2004の作用を示す説明図、第6−3図はワイヤー
2146,2149の作用を示す説明図、第6−4図は上スライ
ダー側の固定機構を示す説明図、第6−5図は下スライ
ダー側の固定機構を示す説明図、第6−6図はワイヤー
2246の作用を示す説明図、第6−7図は型板保持部の構
成を示す斜視図である。第7−1図は計測部の平面図、
第7−2図はそのC−C断面図、第7−3図はD−D断
面図、第7−4図はE−E断面図である。第8図及び第
9図は垂直方向の測定子の運動を説明する図、第10図は
座標変換を説明する図である。第11図は未加工レンズの
形状測定部全体の概略図、第12図は未加工レンズの形状
測定部の断面図、第13図は未加工レンズの形状測定部の
平面部である。第14図はバネとピンの作動を示す説明図
である。第15図はホトスイッチ504とホトスイッチ505の
各信号の対応関係を示す図、第16図はレンズ動径を測定
する図、第17−1図、第17−2図、第17−3図は測定部
の測定動作を説明する図である。第18図はヤゲン加工部
を示す側部断面図、第19図はそのF矢視図である。第20
図はヤゲン加工部の作用を示す図、第20−a図はヤゲン
方向が傾いていない場合、第20−b図はヤゲン方向が傾
いている場合を示す図である。第21図は本実施例の表示
部及び入力部の外観図、第22図は表面画面の例で、第22
−1図はレンズ加工情報を設定するための画面で、第22
−2図はヤゲンシミュレーションの画面である。第23図
は装置全体の電気系ブロック図である。第24図は光学的
手段によりフレームの溝方向を求める装置の、光学系の
配置略図である。 2……レンズ枠及び型板形状測定装置 3……表示部、4……入力部 5……レンズ形状測定装置 6……レンズ研削部 7……キャリッジ部 8……ヤゲン加工部
Claims (5)
- 【請求項1】眼鏡フレームに枠入れするためにレンズ周
縁を削成する眼鏡レンズ加工機において、 眼鏡フレームのレンズ溝の溝方向の情報を入力する入力
手段と、 ヤゲン削成用V溝を有し該V溝を前記被削成レンズ回転
軸に対して傾斜可能な研削手段と、 該研削手段の傾斜を前記入力されたレンズ溝の溝方向に
基づいて制御する制御手段と、 を有することを特徴とする眼鏡レンズ加工機。 - 【請求項2】請求項1記載の研削手段は、前記被削成レ
ンズと当接する該V溝底をほぼ中心に回動する研削手段
であることを特徴とする眼鏡レンズ加工機。 - 【請求項3】請求項2記載の研削手段の回動機構とは、 装置基部に一端が軸支されて回動する回動部材と、 該基部に固定され該回動部材を駆動する駆動部と、 該回動部材の他端に保持された中継部材と、 該中継部材の一端に軸支された砥石と、 からなることを特徴とする眼鏡レンズ加工機。
- 【請求項4】請求項1記載の入力手段に入力されるレン
ズ溝の溝方向は眼鏡フレームのフレームカーブに基づい
て算出されることを特徴とする眼鏡レンズ加工機。 - 【請求項5】前記研削部材は平加工またはヤゲン加工済
みレンズに面取加工を行う面取部材及び平加工済みレン
ズに溝を削成する溝堀部材をも備えていることを特徴と
する請求項1記載の眼鏡レンズ加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30794690A JP2875378B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 眼鏡レンズ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30794690A JP2875378B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 眼鏡レンズ加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183566A JPH04183566A (ja) | 1992-06-30 |
JP2875378B2 true JP2875378B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=17975080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30794690A Expired - Lifetime JP2875378B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 眼鏡レンズ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2875378B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4002324B2 (ja) * | 1997-07-08 | 2007-10-31 | 株式会社ニデック | レンズ研削装置 |
JP4865462B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2012-02-01 | Hoya株式会社 | 眼鏡レンズ加工装置および眼鏡レンズの加工方法 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30794690A patent/JP2875378B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04183566A (ja) | 1992-06-30 |
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