JPH0517509A - 高吸水性ポリマーの製造法 - Google Patents

高吸水性ポリマーの製造法

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JPH0517509A
JPH0517509A JP3171447A JP17144791A JPH0517509A JP H0517509 A JPH0517509 A JP H0517509A JP 3171447 A JP3171447 A JP 3171447A JP 17144791 A JP17144791 A JP 17144791A JP H0517509 A JPH0517509 A JP H0517509A
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    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/32Polymerisation in water-in-oil emulsions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆相懸濁重合で得られた高吸水性ポリマーを
低コストで効率良く、大粒径となる様な造粒法を提供。 【構成】 アクリル酸系モノマーを逆相懸濁重合法によ
り重合させて、含水した高吸水性ポリマーの粒子の懸濁
したスラリー液を形成させ、つづいて該スラリー液中に
さらに重合性単量体を添加して重合させて、前記高吸水
性ポリマー粒子凝集物からなる粒子を造成することを特
徴とする、高吸水性ポリマーの製造法。 【効果】 本発明では、極めて効率良く低コストにて、
粒子径の大きな結着性の良い造粒物を製造することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、逆相懸濁重合により得
られたビーズ状の高吸水性ポリマーの造粒法に関するも
のである。本発明により得られる高吸水性ポリマーは、
ポリマー粒径が極めて大きくかつ結着力の強いものであ
るから、紙おむつ、生理用ナプキン等の衛生材料とし
て、また土壌保水剤等の農園芸分野の他、土木建築用材
料としても有利に使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高吸水性ポリマーは、紙おむつや
生理用品等の衛生材料のみならず、止水剤、結露防止
材、鮮度保持材、溶剤脱水材等の産業用途、緑化、農園
芸用途等にも利用されるようになってきており、これま
でに種々のものが提案されている。
【0003】この種の高吸水性ポリマーとしては、澱粉
‐アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸(塩)、ア
クリル酸(塩)‐ビニルアルコール共重合体、ポリエチ
レンオキシド等が知られている。
【0004】しかしながら、これらの高吸水性ポリマー
は、いずれもポリマー粒径において満足できるものとは
言い難たかった。特に逆相懸濁重合により得られるポリ
マーには種々の問題があった。例えば、アクリル酸アル
カリ金属塩等の油中水滴型逆相懸濁重合において、分散
剤として、特公昭54−30710号公報記載のHLB
3〜6のソルビタン脂肪酸エステル、特開昭57−16
7302号公報記載のHLB6〜9のノニオン系界面活
性剤あるいは特公昭60−25045号公報記載のHL
B8〜12の界面活性剤を使用した場合、いずれも粒径
が約10〜100μmと細かい高吸水性ポリマーしか得
られなかった。
【0005】一方、特公昭63−36321号公報、特
公昭63−36322号公報記載の分散剤に親油性カル
ボキシル基含有重合体を使用した場合には、粒径が数百
μm程度のポリマーが得られるものの、分散剤とアクリ
ル酸系モノマーとの親和性が高いため、重合反応時に塊
状化しやすいという問題点があった。
【0006】高吸水性ポリマーの粒径を大きくさせる方
法として、特公平1−17482号公報、特開昭57−
158210号公報には、分散剤として油溶性セルロー
スエステルまたはセルロースエーテルを使用する方法が
示されているが、そのような方法には、乾燥時に残存し
た分散剤が溶融して、ポリマーが凝集したり、器壁等に
付着しやすいという問題点があった。
【0007】また、特開昭62−172006号公報記
載の分散剤にHLB2〜16のポリグリセリン脂肪酸エ
ステルを使用した場合は、大粒径のポリマーが得られる
としても、それを安定に得るための製造条件の許容範囲
が非常に狭いため、この条件から外れると塊状重合を起
こし易くて、工業的な安定生産を考慮した場合には有利
なものとは言い難かった。
【0008】他方、特開昭56−76419号公報、特
開昭62−95307号公報、特開昭62−95308
号公報記載のように分散剤とヒドロキシエチルセルロー
スの共存下に重合を行った場合、付着や凝集問題の無い
大粒径のポリマーが得られるが、しかしヒドロキシエチ
ルセルロースのモノマーへの溶解操作が困難であり、こ
れを均一に溶解させるためには特別な装置が必要であっ
た。上記の様な一次粒子の大きな高吸水性ポリマーを得
る方法はいずれもが種々の問題点を有していた。
【0009】一方、上記に替る方法としては、高吸水性
ポリマーの一次粒子を水やポリビニルアルコール等のバ
インダーを用いて造粒化する方法が提案されている。し
かしながら、この方法の中でバインダーとして水を使用
したものは、粒子同志の結着性が極めて弱く、一般的な
搬送や取扱時に結着粒子が容易にこわれてしまうという
問題がある。また、ポリビニルアルコールを使用するも
のは、結着性は改良されるものの多量のポリビニルアル
コールを必要とし、かつ特殊な装置を必要とするために
コスト高となって、必ずしも優位性ある手法ではなかっ
た。また、特開平1−126314号公報には、ベース
ポリマーとしての吸水性樹脂に使用されている以上の重
合開始剤及び架橋剤を含んでなるモノマー成分を、前記
吸水性樹脂に含浸させ重合させて、前記吸水性樹脂の表
面近傍の架橋密度を内部より高くして吸水速度を改良す
る方法が提案されている。しかしながら、この方法を応
用した場合、含浸されるべきモノマー中に重合開始剤が
含まれておりしかもベースポリマーとしての吸水性樹脂
に使用されている量以上の重合開始剤を含んでいる為
に、ベースポリマー粒子同志の凝集能力は極めて小さい
ものとなって、その結果、結着性、造粒効率が極めて悪
いものとなってしまうという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した逆
相懸濁重合法により得られるビーズ状ポリマーの粒径を
改良する方法あるいは造粒法であって、安易で低コスト
であり、かつ結着性、造粒効率が良く、大きな造粒物を
得る方法を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
〔発明の概要〕 <要旨>本発明者等は、前記問題点を解決する為に鋭意
検討した結果、アクリル酸系モノマーを主成分とする水
溶性エチレン性不飽和単量体を油中水滴型の逆相懸濁重
合法により重合を行って、含水した高吸水性ポリマーの
粒子の懸濁したスラリー液を形成させ、引きつづき該ス
ラリー液中に重合開始剤を添加せずにさらに重合性単量
体を添加して重合させる事により、極めて効率良く高吸
水性ポリマーが凝集し、結着性が強くかつ任意の大きな
粒子径(200〜5000μm)を有するものが容易に
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明による高吸水性ポリマーの製
造法は、必要により架橋剤を含むアクリル酸およびその
アルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩を主成分とする
水溶性エチレン性不飽和単量体を、水、水溶性ラジカル
重合開始剤、分散剤および疎水性炭化水素溶媒の存在下
に、油中水滴型の逆相懸濁重合法により重合させて含水
した高吸水性ポリマーの粒子の懸濁したスラリー液を形
成させ、引きつづき該スラリー液中に更に重合性単量体
を添加し、この重合性単量体を重合させて、前記高吸水
性ポリマー粒子の凝集物からなる粒子を造成すること、
を特徴とするものである。
【0013】本発明では、重合性単量体を添加する事に
より、第一に逆相懸濁重合後のスラリー液に新たに重合
開始剤を添加しなくても該重合性単量体が容易に重合す
る事、第二にそれと同時に前記ビーズ状高吸水性ポリマ
ーを容易に凝集させて、結着性の優れた大きな造粒物が
容易に得られるところに最大の特徴がある。
【0014】本発明におけるこの特徴の第一の属性は、
重合という公知の概念からは全く想定しえない現象であ
って、従ってこれを利用しての第二の属性は全く想到し
えない思いがけなかったことと解される。
【0015】<効果>本発明によれば、吸水倍率を低下
させることなく、平均粒径の大きな、結着性の良い造粒
物が得られる。このようなものは、例えば土壌保水剤、
生理用ナプキン、紙おむつ等に適したものである。
【0016】〔発明の具体的説明〕 <水溶性エチレン性不飽和単量体>本発明において使用
される水溶性エチレン性不飽和単量体は、アクリル酸お
よびそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩(以
下、アクリル酸系モノマーということがある)を主成分
として含有するものである。ここで「主成分とする」と
は、上記アクリル酸系モノマーが80重量%以上(モノ
マー基準)占めることを意味するものである。そのよう
なアクリル酸系モノマーの好ましい具体例は、アクリル
酸系モノマー標品中の全カルボキシル基の20モル%以
上、好ましくは50モル%以上、がアルカリ金属塩また
はアンモニウム塩に中和されているものである。中和度
が20モル%未満では、吸水能が小さくなり、またゲル
強度も小さいものとなってしまう。中和度の上限は90
モル%程度である。ここで言うアルカリ金属塩とは、ア
クリル酸のカルボキシル基を、アルカリ金属水酸化物、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等で中和させて得られた塩のことである。生成高吸
水性ポリマーの性能、価格等の面から言えば、アクリル
酸を水酸化ナトリウムにて中和した塩が特に好ましく用
いられる。
【0017】このような主成分としてのアクリル酸およ
びそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩には、例
えばメタクリル酸(塩)、イタコン酸(塩)、アクリル
アミド、2‐アクリルアミド‐2‐メチルプロパンスル
ホン酸(塩)、2‐(メタ)アクリロイルエタンスルホ
ン酸(塩)、2‐ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト等を共重合させることもできる。ここで、「(メタ)
アクリロイル」および「(メタ)アクリレート」とは、
「アクリロイル」および「メタクリロイル」、「アクリ
レート」および「メタクリレート」を総称して示すもの
である。本発明において採用されるアクリル酸系モノマ
ーの濃度は、水溶液中で通常20重量%以上〜飽和濃
度、好ましくは30重量%以上〜飽和濃度、である。
【0018】また、上記アクリル酸系モノマーには、架
橋剤成分を併用することもできる。架橋剤成分として
は、分子内に二個以上の重合性不飽和基を有し、かつ前
記アクリル酸系モノマーと共重合性を示す水溶性化合
物、例えばN,N′‐メチレンビスアクリルアミド、
N,N′‐メチレンビスメタクリルアミド等のビスアク
リルアミド類、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
等の長鎖ジアクリレート類等が一般的であり、且つ好ま
しい。
【0019】上記架橋剤成分は、モノマー水溶液に対し
て、約0.001〜0.5重量%、好ましくは約0.0
05〜0.3重量%、の範囲で用いるのが適当である。
【0020】<ラジカル重合開始剤>本発明に従って高
吸水性ポリマーを製造する場合には、ラジカル重合開始
剤を用いるのが普通である。本発明の製造法に於いて用
いられるラジカル重合開始剤としては、水溶性のラジカ
ル重合開始剤、例えば、過硫酸カリウムや過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩や、2,2′‐アゾビス‐(2‐ア
ミジノプロパン)塩酸塩等のアゾ系開始剤が好ましい。
これらの水溶性ラジカル開始剤は混合して使用しても良
いし、また、例えば亜硫酸塩のような還元性物質や、ア
ミン類等を組合せてレドックス型の開始剤にして使用す
ることも可能である。過硫酸塩等は、モノマー水溶液に
対して、通常は約0.001〜5.0重量%、好ましく
は約0.01〜1.0重量%、の範囲で用いるのが適当
である。
【0021】<分散剤>上記のようなアクリル酸系モノ
マーの溶存した水溶液を疎水性溶媒中に分散させて油中
水滴型分散系を形成させるためには、適当な分散剤を使
用することが普通であって、本発明においてもその通り
である。
【0022】本発明で用いられる分散剤としては、非イ
オン性界面活性剤が好ましく、HLB2〜7のものが用
いられる。また、室温で固体であるものが好ましい。こ
れはポリマーの表面状態、即ち、得られるポリマー粒子
が相互に付着せず、凝塊を形成することがない性質をポ
リマーに与えるためである。このような非イオン系界面
活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル等を挙げることができる。これらの内でも
ソルビタンモノステアレートが特に好ましい。
【0023】これらの界面活性剤の使用量は、重合性単
量体に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
5重量%、である。添加量が0.1重量%未満では分散
効果が得られず塊状重合となり、ビーズ状の粒子は得ら
れない。また10重量%超過では重合後のポリマーを乾
燥させたときにポリマーが凝集する傾向があるので好ま
しくない。
【0024】<疎水性炭化水素溶媒>本発明に使用され
る疎水性炭化水素溶媒は、従来から逆相懸濁重合に用い
られてきたものと本質的に異ならない。本発明では、例
えば、(イ)脂肪族炭化水素類、例えばn‐ペンタン、
n‐ヘキサン、n‐ヘプタン、n‐オクタン等、(ロ)
脂環族炭化水素類、例えばシクロヘキサン、シクロオク
タン、メチルシクロヘキサン等が好ましい。これらの内
でも、シクロヘキサンが特に好ましい。
【0025】疎水性炭化水素溶媒の使用量は、アクリル
酸系モノマーに対して0.5〜10重量倍、好ましくは
1〜5重量倍、が採用される。使用量が0.5重量倍未
満では安定に油中水滴型の懸濁溶液を形成できず、また
10重量倍以上では処理装置等の容積効率が悪くなるの
で好ましくない。
【0026】<重合、造粒操作及び重合性単量体>以上
に示した水溶性エチレン性不飽和単量体を、前記の水溶
性ラジカル重合開始剤、水、分散剤および疎水性炭化水
素溶媒存在下、油中水滴型の逆相懸濁重合法に付して重
合を行う。この時の重合温度は、用いる開始剤にもよる
が、一般的には20〜150℃、好ましくは30〜10
0℃、である。また、重合時間は通常5分〜6時間、好
ましくは30分〜3時間、である。
【0027】また、本重合ではチオール類、チオール酸
類、二級アルコール類、アミン類、次亜リン酸塩類等の
水溶性連鎖移動剤を用いることもできる。重合後の高吸
水性ポリマーは、膨潤したビーズ状の粒子として油中に
スラリー状に分散している。
【0028】本発明ではこの中に、さらにアクリル酸、
アクリル酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩、メ
タクリル酸、メタクリル酸メチル、2‐ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2‐ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジメタクリレート(いずれも、ポリエチ
レングリコール部分の分子量は、400〜600程
度)、N,N′‐メチレンビスアクリルアミドおよび
N,N′‐メチレンビスメタクリルアミドから選ばれる
一種または二種以上の重合性単量体を添加し、攪拌下該
重合性単量体を重合させる。この時前記の様に本発明で
は重合開始剤は注入する必要はない。重合は、添加する
重合性単量体の種類にもよるが、比較的スムーズに起こ
り、前記高吸水性ポリマー粒子が効率良く凝集した適度
な大きさの造粒物がえられる。
【0029】本発明では添加する重合性単量体の中でも
特に、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ル、2‐ヒドロキシエチルメタクリレートおよびポリエ
チレングリコールジアクリレートが好ましい。これら重
合性単量体の添加量は、用いる単量体の種類にもよる
が、一般的に本重合ないし主重合に使用したアクリル酸
系モノマーに対して0.5〜50重量部、好ましくは1
〜35重量部、である。この添加量は攪拌速度と共に造
粒物の粒子径を支配する極めて重要な因子であり、添加
量が多くなるに従い粒子径は大きくなる。重合時の重合
温度は20〜100℃、好ましくは30〜80℃、であ
り、重合時間は10分〜5時間、好ましくは30〜3時
間、である。
【0030】得られた造粒物はさらに疎水性炭化水素溶
媒との共沸により脱水処理を行ない、さらに必要に応じ
ポリグリシジルエーテル、シランカップリング剤等によ
り表面処理を施し、乾燥後粉砕、分級操作等を経て製品
とすることができる。
【0031】
【実施例】以下の実施例及び参考例は、本発明をより具
体的に説明するためのものである。 尚、高吸水性ポリ
マーの人工尿吸水倍率、平均粒径、ポリマーの結
着性は、以下の方法に従い測定した。
【0032】人工尿吸水倍率 高吸水性ポリマー約0.5gを精秤し、250メッシュ
のナイロン袋(20cm×10cmの大きさ)に入れ、50
0ccの人工尿に1時間浸せきする。その後ナイロン袋を
引き上げ、15分水切りした後、重量を測定し、ブラン
ク補正して、下記式に従い人工尿吸水倍率を算出した。
【0033】平均粒径 ASTM式標準フルイを上から8メッシユ、12メッシ
ュ、20メッシュ、40メッシュ、60メッシュ、80
メッシュ、100メッシュ、150メッシュ、200メ
ッシュ、受け皿の順に組み合わせ、最上のフルイにポリ
マーを約50g入れ、ロータップ型自動フルイ振とう器
にて1分間振とうさせた。フルイに残ったポリマーの重
量を秤量し、全体量を100%とする割合を質量基準で
算出する。次に対数目盛の横軸に粒子径、確率目盛の縦
軸に積算フルイ下(質量基準)をプロットし、積算フル
イ下%が50%の際の粒子径を平均粒子径とした。
【0034】ポリマーの結着性 造粒ポリマーを手の指でこすり、容易に粉化するかどう
かで下記のようにして評価した。 ◎全く崩れず合格、○少し崩れるが合格、×容易に崩れ
不合格
【0035】<実施例1>攪拌機、還流冷却器、温度計
および窒素ガス導入管を付設した容量500mlの四つ口
丸底フラスコに、シクロヘキサン121.2gを入れ、
ソルビタンモノステアレート0.9gを添加して溶解さ
せた後、窒素ガスを吹き込んで、溶存酸素を追い出し
た。別に、容量300mlのコニカルビーカー中でアクリ
ル酸45gと水6.4gとの混合液に、氷冷下、水酸化
ナトリウムの25%水溶液70.0gを加えてカルボキ
シル基の70%を中和した。この場合の水溶液に対する
モノマー濃度は、中和後のモノマー濃度として45重量
%に相当する。次いで架橋剤としてN,N′‐メチレン
ビスアクリルアミド0.033g、水溶性連鎖移動剤と
して次亜りん酸ナトリウム0.0546g、及び重合開
始剤として過硫酸カリウム0.0312gを加えて溶解
させた後、窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を追い出し
た。前記の四つ口丸底フラスコの内容物に、この容量3
00mlのコニカルビーカーの内容物を添加し、攪拌して
分散させ、窒素ガスをバブリングさせながら油浴により
フラスコ内温を昇温させ、その内温を65〜70℃に保
ち、攪拌しながら2時間重合させた。尚、攪拌は250
rpm で行った。2時間後の内容物は水で膨潤した生成高
吸水性ポリマーがシクロヘキサン中に分散してスラリー
状となっていたが、引き続き内容物を60℃に保ち、重
合性単量体としてアクリル酸5.45g(本重合ないし
主重合に使用したアクリル酸系モノマーに対し10重量
%)を徐々に添加し、1時間反応を行った。尚、回転数
は250rpm である。
【0036】次いで、油浴の温度を上げ、フラスコ内の
シクロヘキサンとの共沸により25%まで脱水を行っ
た。脱水後攪拌を停止すると、造粒された湿潤ポリマー
粒子が丸底フラスコの底に沈降したので、デカンテーシ
ョンでシクロヘキサン相と容易に分離できた。分離した
湿潤ポリマーを減圧乾燥機に移し、80〜90℃に加熱
して付着したシクロヘキサン及び水を除去したところ、
さらさらとした乾燥した高吸水性ポリマーの造粒物が得
られた。
【0037】<実施例2>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加する重合性単量体としてメタクリル酸メチ
ル4.5g(本重合用アクリル酸系モノマーに対し、
8.2重量%)を用いた以外は同処方、同操作にて反応
を行ったところ、さらさらとした高吸水性ポリマーの大
きな造粒物が得られた。
【0038】<実施例3>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加する重合性単量体として2‐ヒドロキシエ
チルメタクリレート2.25g(本/主重合用アクリル
酸系モノマーに対し、4.1重量%)を用いた以外は同
処方、同操作にて反応を行ったところ、さらさらとした
高吸水性ポリマーの大きな造粒物が得られた。
【0039】<実施例4>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加する重合性単量体として、2‐ヒドロキシ
エチルアクリレート2.25g(本/主重合用アクリル
酸系モノマーに対して4.1重量%)を用いた以外は同
処方、同操作にて反応を行ったとろ、さらさらとした高
吸水性ポリマーの造粒物が得られた。
【0040】<実施例5>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加する重合性単量体としてポリエチレングリ
コールジアクリレート(PEG−400)2.25g
(本/主重合用アクリル酸系モノマーに対して4.1重
量%)とアクリル酸6.75g(本/主重合用アクリル
酸系モノマーに対して12.4重量%)の混合物を用い
た以外は、同処方、同操作にて反応を行ったところ、さ
らさらとした高吸水性ポリマーの造粒物が得られた。
【0041】<実施例6>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加する重合性単量体として、メタクリル酸
4.5g(本/主重合用アクリル酸系モノマーに対して
8.2重量%)を用いた以外は同処方、同操作にて反応
を行ったところ、さらさらとした高吸水性ポリマーの大
きな造粒物が得られた。
【0042】<実施例7>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加するアクリル酸の量を9g(本/主重合用
アクリル酸系モノマーに対して16.5重量%)とした
以外は、同処方、同操作にて反応を行ったところ、さら
さらとした高吸水性ポリマーの造粒物が得られた。
【0043】<実施例8>実施例1において、逆相懸濁
重合後に添加するアクリル酸の量を13.5g(本/主
重合用アクリル酸系モノマーに対して24.7重量%)
とした以外は、同処方、同操作にて反応を行ったとこ
ろ、さらさらとした高吸水性ポリマーの大きな造粒物が
得られた。
【0044】<参考例1>実施例1において、逆相懸濁
重合後のスラリーに重合性単量体を添加せず、そのまま
脱水、乾燥を行ったところ、さらさらとした高吸水性ポ
リマー粉体が得られた。
【0045】以上の実施例、比較例で得られたポリマー
の人工尿吸水倍率、平均粒径、ポリマーの結着性
を前記の方法で測定した。表1は、その結果を示すもの
である。
【0046】 表1 実施例/ 人工尿吸水倍率 平均粒径(μm) ポリマー結着性 比較例 (g/gポリマー) 実施例1 42.5 210 ○ 実施例2 39.2 1621 ◎ 実施例3 43.3 3062 ◎ 実施例4 39.5 205 ○ 実施例5 41.8 1717 ◎ 実施例6 38.0 1063 ○ 実施例7 41.0 355 ○ 実施例8 40.5 848 ○ 参考例1 42.5 100 造粒せず
【0047】前記の表1に示されるように、本発明の造
粒法では、重合性単量体の一種あるいは二種以上の混合
物を逆相懸濁重合後のスラリー溶液中にラジカル重合開
始剤を注入せず、添加することにより極めて効率良く、
吸水倍率を低下させることなく、平均粒径の大きな、か
つポリマー結着性の良い造粒物が得られことが判る。
【0048】
【発明の効果】本発明によって得られた高吸水性ポリマ
ーは、本粒径であることを利用して土壌保水剤等の農園
芸分野のみならず、生理用ナプキン、紙おむつ等として
有利に使用出来るものであることは「課題を解決するた
めの手段」の項において前記したところである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 村 俊 子 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要により架橋剤を含むアクリル酸および
    そのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩を主成分と
    する水溶性エチレン性不飽和単量体を、水、水溶性ラジ
    カル重合開始剤、分散剤および疎水性炭化水素溶媒の存
    在下に、油中水滴型の逆相懸濁重合法により重合させて
    含水した高吸水性ポリマーの粒子の懸濁したスラリー液
    を形成させ、引きつづき該スラリー液中に更に重合性単
    量体を添加し、この重合性単量体を重合させて、前記高
    吸水性ポリマー粒子の凝集物からなる粒子を造成するこ
    とを特徴とする、高吸水性ポリマーの製造法。
  2. 【請求項2】スラリー液中に添加する重合性単量体が、
    アクリル酸、アクリル酸のアルカリ金属塩またはアンモ
    ニウム塩、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、2‐ヒ
    ドロキシエチルアクリレート、2‐ヒドロキシエチルメ
    タクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
    ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、N,
    N′‐メチレンビスアクリルアミドおよびN,N′‐メ
    チレンビスメタクリルアミド、から選ばれる一種または
    二種以上の混合物である、請求項1の高吸水性ポリマー
    の製造法。
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