JPH0515278B2 - - Google Patents

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JPH0515278B2
JPH0515278B2 JP61061095A JP6109586A JPH0515278B2 JP H0515278 B2 JPH0515278 B2 JP H0515278B2 JP 61061095 A JP61061095 A JP 61061095A JP 6109586 A JP6109586 A JP 6109586A JP H0515278 B2 JPH0515278 B2 JP H0515278B2
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Publication of JPH0515278B2 publication Critical patent/JPH0515278B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/24Selecting circuits for selecting plural preset register stops

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子楽器のパラメータ設定装置に関
し、特に、パラメータ設定用操作子の操作性を向
上させるようにしたものである。
〔発明の概要〕
この発明は、電子楽器のパラメータ設定装置に
おいて、演奏者がパラメータ設定用操作子に対し
て任意にパラメータ設定機能を割当て得るように
することにより、演奏者の操作自由度を高めて操
作性を向上させるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から知られているように、電子楽器には数
多くのスイツチボタンや操作レバー等のパラメー
タ設定用の操作子が設けられており、演奏者はこ
れら操作子を適宜操作することにより、発生する
楽音、音色、音量を定めるパラメータや、ビブラ
ート効果、ポルタメント効果等の各種音楽的効果
を選択/制御するパラメータや、自動伴奏、自動
演奏等の各種機能を選択/制御するパラメータ等
の各種パラメータの内容を任意に設定できるよう
になつている。
この場合、従来の電子楽器においては、このよ
うなパラメータ設定用の操作子は各パラメータ毎
に各別に設けられているので、各操作子にはそれ
ぞれ固有の1つのパラメータ設定機能が割当てら
れていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようにパラメータ設定機能
毎に操作子を設けると、操作子数が多くなり、必
要となる操作子パネルの面積が広くなつて電子楽
器が大型化すると共に、設定しようとするパラメ
ータに関する操作子を演奏者が見つけ出すことが
難しくなり、演奏に支障をきたすおそれがある。
このような不都合は設定可能なパラメータの数が
多くなればなるほど顕著となり、高級の電子楽器
において特に問題となる。
そこで、従来、小数の操作子によつて多数のパ
ラメータを任意に設定できるようにするために、
多数のパラメータを例えば音楽的効果、音色等の
面から複数のグループに分け、各グループ間に共
通の操作子を設け、この共通の操作子によつて選
択指定されたグループ内の各パラメータを設定可
能にし、グループを任意に選択することにより各
グループのパラメータを設定できるようにして各
操作子に複数のパラメータ設定機能を割当てるこ
とにより、操作子数を軽減して操作子パネルを小
さくすると共に、操作性を向上させるようにした
ものが提案されている(特開昭60−149089号公
報)。
しかし、この電子楽器においては、パラメータ
のグループ化、すなわち、各操作子に選択的に割
当てられるパラメータ設定機能はメーカ側におい
て固定的に定められている、すなわちフアクトリ
セツトされているので、演奏者が操作性等の面か
ら必ずしも満足し得るものではなかつた。
一般に、演奏者は個性を発揮しようとするもの
で、各演奏者によつて用いる音楽的効果、音色等
も異なり、従つて、パラメータ内容を頻繁に設定
変更するパラメータの種類も演奏者によつて異な
る。操作面から考えると、頻繁に設定変更したい
パラメータに関するパラメータ設定機能は操作し
易い位置にある操作子に対して割当てたり、又は
誤動作する可能性の少ない位置にある操作子に対
して割当てたりするようなことが望ましい。とこ
ろが、上述の電子楽器においては操作子とパラメ
ータ設定機能との関係についての自由度はなく、
従つて操作性が未だ不十分といわざるを得ない。
この発明は、以上の点を考慮してなされたもの
で、各パラメータ設定用操作子に対して演奏者が
所望のパラメータ設定機能を任意に割当てること
ができるようにして操作性を向上させた電子楽器
のパラメータ設定装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するためこの発明において
は、複数のパラメータ設定用の操作子手段(実施
例ではPSWi(i=1〜10)と22で1つの操作
手段を構成している)と、各操作子手段に対して
割当てられたパラメータ設定機能に関するデータ
を記憶する記憶手段7と、各操作子手段に割当て
るべきパラメータ設定機能を指定すると共に、こ
の指定されたパラメータ設定機能に関するデータ
を記憶手段に記憶させるパラメータ設定機能指定
制御手段3,5,12,13,PS,Wi,22
と、操作子手段の操作に対応して、該動作子手段
に対応する記憶手段に記憶されているデータが示
すパラメータ設定機能に関するパラメータ内容
を、設定するパラメータ設定手段3,5,12,
PSWi,22とを具えるようにした。
〔作用〕
演奏者は演奏に先立つて、パラメータ設定機能
指定制御手段を用いて操作がし易いように各操作
子手段に割当てるパラメータ設定機能を任意に指
定することにより、この指定されたパラメータ設
定機能に関するデータを記憶手段に記憶させてお
く。
そして、演奏者によつて操作子手段が操作され
ると、パラメータ設定手段はその操作子手段に割
当てられたパラメータ設定機能に対応するパラメ
ータの内容を設定/修正する。
かくして、演奏者が操作がし易いように各操作
子手段に対して所望のパラメータ設定機能を割当
て、その操作手段を用いて所望のパラメータを設
定することができる。
〔実施例〕
以下図面について、この発明の一実施例を詳述
する。
実施例の構成 第1図は全体として電子楽器を示し、鍵盤回路
1から入力されたキー情報と、パネル操作子回路
2から入力されたパネル情報とを、プログラム
ROM3に格納されているプログラムに基づき、
データバス4を介して中央処理ユニツト(CPU)
5に取込む。
CPU5は、これら入力情報及びROM6の格納
情報をROM3のプログラムに基づき、バス4を
介して結合されているRAM7を用いてデータ処
理し、その結果得られるキーデータ及びパラメー
タデータをトーンジエネレータ8に与える。トー
ンジエネレータ8はキーデータ及びパラメータデ
ータに対応する楽音信号MGを形成してサウンド
システム9に送出し、かくして、サウンドシステ
ム9は所定の楽音を発生する。
先ず、パネル操作子回路2について詳述する。
パネル操作子回路2は、パネルスイツチ部20、
モード選択部21、パラメータ設定部(マルチメ
ニユー部)22、その他の操作子部23及び電源
スイツチ24を含んでなる。
パネルスイツチ部20は、それぞれ所定のパラ
メータ設定機能の指定等に用いられる、例えば自
己復帰型スイツチでなる10個のパネルスイツチ
PSW1,PSW2……PSW10を具えてなる。各
パネルスイツチPSW1,PSW2……PSW10は
それぞれモード選択部21のオン操作されたスイ
ツチ10〜13に応じて所定グループのパラメー
タ制定機能の指定用スイツチとして作用するよう
になされている。すなわち、第1に音色指定モー
ドスイツチ(以下、トーンスイツチと呼ぶ)10
がオン操作されたときには音色指定用スイツチと
して作用し、第2にフアクトリセツトフアンクシ
ヨン修正モードスツチ(以下、フアンクシヨンス
イツチと呼ぶ)11がオン操作されたときにはフ
アクトリセツトされたフアンクシヨン(この実施
例では、各種パラメータのうち音色指定のための
パラメータを除いたものを表す)の指定用スイツ
チとして作用し、第3にユーザセツトフアンクシ
ヨンモードスイツチ(以下、リアサインスイツチ
と呼ぶ)12及びエントリースイツチ13が共に
オン操作されたときには演奏者が任意に割当てる
フアンシヨンの指定用スイツチとして作用し、第
4にリアサインスイツチ12だけがオン操作され
たときには既に演奏者が任意に割当てたフアンク
シヨンの指定スイツチとして作用するようになさ
れている。
各選択スイツチ10,11,12には対応して
例えばLED(light emtting diode)構成の表示素
子14,15,16が設けられており、表示素子
14,15,16を点灯又は消灯することにより
モードの選択状態を演奏者に視認させる。
この実施例の場合、フアクトリセツトのフアン
クシヨンとしては、第2図に示すように、多くの
演奏者が頻繁にパラメータを設定すると考えられ
るマスタチユーニング、ピツチベンドレンジ、ピ
ツチベンドステツプ、ポルタメント、オン/オフ
(オン/オフは効果を付与するか否か等の選択状
態を示す)、……サステイン オン/オフ、サス
テインタイム等の10個の主要なフアンクシヨン
(パラメータ)が定められており、この10個の各
フアクトリセツトフアンクシヨンは各パネルスイ
ツチPSWi(i=1〜10)に対して固定的に対応
付けられ(割当てられ)、各パネルPSWi近傍の
パネル面SUR上の所定個所AFi(i=1〜10)
に、当該スイツチPSWiに固定的に割当てられて
いるフアンクシヨン名が印刷されている。ここ
で、フアクトリセツトフアンクシヨンの識別番号
「1」……「10」とパネルスイツチPSWiのスイ
ツチ番号とは対応しており、このことにより電子
楽器内部のデータ処理が容易に行なわれるように
している。
また、この実施例の場合、演奏者が各パネルス
イツチPSWiに任意に割当てることができるリア
サイン用のフアンクシヨンとしては、第3図に示
すように、30種類のフアンクシヨンが用意されて
いる。各フアンクシヨンに対してもテーブルTB
2に示すように各フアンクシヨンを識別するため
の識別番号「1」、「2」……「30」が対応付けら
れており、この識別番号をマルチメニユー部22
において指定することにより各パネルスイツチ
PSWiに対して所望のフアンクシヨンを割当てら
れるようになつている。演奏者が各フアンクシヨ
ンの識別番号を覚えていなくとも割当て操作が実
行できるように、この実施例においてはパネル面
SUR上の所定領域ARにテーブルTB2に示すよ
うなフアンクシヨン一覧表が印刷されている。
ここで、リアサイン用のフアンクシヨンのうち
識別番号「1」〜「10」が付されたフアンクシヨ
ンはフアクトリセツトフアンクシヨンと同一に定
められており(フアクトリセツトフアンクシヨン
としても同一の識別番号が付けられている)、こ
れら主要なフアンクシヨンの設定自由度を一段と
高めている。
第2図及び第3図に示すテーブルTB1及び
TB2の内容はROM6のフアンクシヨン各ROM
部6Aに格納されており、CPU5により、各種
スイツチ11〜13、PSWiの操作に応じて続出
されるようになされている。
また、この実施例の場合、選択し得る音色の種
類として、例えばフルート、ピアノ、……バイオ
リン等の10個の音色が定められており、各音色は
各パネルスイツチPSWiに対して固定的に割当て
られている。この割当てられた音色名はパネル面
SUR上の各パネルスイツチPSWi近傍の所定箇所
ATi(i=1〜10)に印刷されており、演奏者が
目視確認しながら所望の音色のパネルスイツチ
PSWiを選択操作し得るようになされている。各
音色についてのトーンパラメータ(音色名を表す
データ、第3図に示す30個のフアンクシヨンのパ
ラメータを含む)はROM6のトーンパラメータ
ROM部6Bに格納さており、CPU5により各種
スイツチ10、PSWiの操作に応じて続出される
ようになされている。
マルチメニユー部22は、液晶デイスプレイ構
成の表示装置17と、各パラメータの設定(所定
単位量ずつの増加、減少、又は音楽的効果の付
与、解除等)を行うためのアツプスイツチ18、
ダウンスイツチ19とを具えてなる。表示装置1
7にはモード選択用のスイツチ10〜13とパネ
ルスイツチPSW1〜PSW10の操作に応じて、
音色又はフアンクシヨン名とそのパラメータ値、
フアンクシヨン名と効果のオンオフ状態、フアン
クシヨンの識別番号等が表示され、この表示内容
を見つつ演奏者がアツプスイツチ18又はダウン
スイツチ19を操作することによりパラメータ内
容を設定することができる。
RAM7は第4図に示すようにパネル操作子回
路2の各種スイツチの操作に応じたデータ等を記
憶する複数のレジスタ部を有する。レジスタ部
MA1,MA2,MA3,MA4はそれぞれ、ト
ーンスイツチ10がオン操作されたとき、フアン
クシヨンスイツチ11がオン操作されたとき、リ
アサインスイツチ12及びエントリースイツチ1
3がほぼ同時にオン操作されたとき、リアサイン
スイツチ12だけがオン操作されたときに論理
「1」に立上がるトーンフラグTONFLG、フア
ンクシヨンフラグFUNFLG、リアサインフラグ
REAFLG、リアサインフアンクシヨンフラグ
REFFLGを記憶するものであり、これらレジス
タ部MA1〜MA4に記憶されるフラグ
TONFLG、FUNFLG、REAFLG、REFFLGの
うち何れか1つだけが論理「1」に立上がつてパ
ネル操作子回路2、特にパネルスイツチPSW1
〜PSW10に対して現在どのようなモードが指
定されているかを記憶するようにしている。
レジスタ部MA5は最後にオン操作されたパネ
ルスイツチPSWiのスイツチ番号を記憶するもの
であり、レジスタ部MA6はパラメータ内容を設
定/修正すべきであると指示されたフアンクシヨ
ンの識別番号FUNREGを記憶するものであり、
レジスタ部MA7は所望のパネルスイツチPSWi
に割当てるべきであると指示されたフアンクシヨ
ンの識別番号FUNNOを記憶するものであり、
これらレジスタ部MA5〜MA7は上述のレジス
タ部MA1〜MA4と共にワーキング領域となつ
ている。
レジスタ部REFMEMは、演奏者により各パネ
ルスイツチPSW1〜PSW10に対して割当てら
れたフアンクシヨンの識別番号を格納するリアサ
インフアンクシヨンメモリを構成しており、パネ
ルスイツチPSW1〜PSW10に対応して10個の
格納領域を有する。レジスタ部TPMEMは現在
選択中の音色に対応する1組のトーンパラメータ
を記憶するトーンパラメータメモリを構成してお
り、CPU5によりトーンパラメータROM部6B
から転送されてきたトーンパラメータを格納し、
この格納されたトーンパラメータをトーンジエネ
レータ8に転送する。
なお、RAM7はその他の操作子部23からの
データ、鍵盤回路1からのデータ等を記憶するレ
ジスタ部MA8を有する。
実施例の動作 CPU5は、この電子楽器の電源スイツチ24
が投入されると、第5図に示す処理手順をステツ
プSP1において開始した後、次のステツプSP2に
おいて、パネル操作子回路2の各スイツチのスキ
ヤン処理を行い、オンイベントが検出されたスイ
ツチに対応して第6図〜第11図に詳細を示すス
イツチのオンイベント処理を実行し、次いでステ
ツプSP3において鍵盤回路1の各キースイツチの
スキヤン処理を行い、オンイベント又はオフイベ
ントが検出されたキースイツチに対応する鍵のチ
ヤンネル割当て制御処理を実行し、各チヤンネル
に割当てられた鍵に関するキーデータをステツプ
SP4においてトーンジエネレータ8に送出した
後、上述のスキヤンSP2に戻り、以下、ステツプ
SP2〜SP4でなるループLPを繰返し実行して所望
の楽音をサウンドシステム9から発生させる。
ところで、演奏者はパネル操作子回路2の各種
スイツチを、例えば、音色を指定する、フアクト
リセツトフアンクシヨンのパラメータ内容を設
定/修正する、所定のパネルスイツチに所望のフ
アンクシヨンを任意に割当てる、任意に割当てた
フアンクシヨンのパラメータ内容を設定/修正す
る、というような操作目的をもつて操作する。
この実施例の場合、上述した操作目的を達成す
るための操作手順は電子楽器における動作処理手
順に応じて定まつており、第12図〜第15図に
示すようになる。
以下、各操作目的ごとに演奏者の操作手順を説
明すると共に、その操作に応じた電子楽器の動作
を説明する。
(1) 音色指定モード (1‐1) 演奏者の操作 新たな音色の楽音を発生させるために新た
な音色を指定する場合には、演奏者は最初に
第12図に示すようにトーンスイツチ10を
オン操作し(オペレーシヨンOP1)、表示素
子14が点灯したことを確認した後、音色名
の表示印刷AT1〜AT10を視認しながら
所望の音色に対応したパネルスイツチPSWi
をオン操作すれば良い(オペレーシヨンOP
2)。なお、第12図は基本的な操作手順を
示すものであり、オペレーシヨンOP1の操
作終了後は、オペレーシヨンOP2の操作を
繰返すことにより音色指定を変更し得る。
(1‐2) 電子楽器の動作 CUP5がオペレーシヨンOP1によるトー
ンスイツチ10のオン操作(オンイベント)
を判別すると、CPU5はステツプSP5におい
て第6図に示すサブルーチンプログラムを開
始する。その後、次のステツプSP6に進んで
トーンフラグTONFLGを論理「1」に立上
げ、次いでステツプSP7においてトーンスイ
ツチ10に対応する表示素子14を点灯させ
ると共に他の表示素子15及び16を消灯さ
せる。これにより、上述したように演奏者は
電子楽器が音色指定モードになつたことを確
認することができる。その後、CPU5はス
テツプSP8において他のモードに対応するフ
ラグFUNFLG、REAFLG、REFFLGを論
理「0」に立下げて選択されていた他のモー
ドを解除し、ステツプSP9においてメインル
ーチンに戻る。
CPU5はループLP(第5図)を繰返して
いるうちに、オペレーシヨンOP2によるパ
ネルスイツチPSWiのオン操作を判別する
と、第9図に示すサブルーチンプログラムを
ステツプSP10において開始し、ステツプ
SP11においてオン操作されたパネルスイツ
チPSWiのスイツチ番号NO(例えば、押され
たパネルスイツチがPSW3であれば、数字
「3」)をレジスタ部MA5に記憶する。
その後、CPU5は各フラグTONFLG、
FUNFLG、REAFLG、REFFLGに基づき
ステツプSP12において現在選択されている
モードを判別する。このときにはトーンフラ
グTONFLGが立上がつているので(ステツ
プSP6、SP8)、CPU5は音色指定を行うため
のステツプSP13以降の処理ステツプに進む。
ステツプSP13において、CPU5は、レジス
タ部MA5に記憶されているスイツチ番号
NOを参照して操作されたパネルスイツチ
PSWiに対応した音色に関するトーンパラメ
ータをトーンパラメータROM部6Bから読
出してレジスタ部TPMEMに転送記憶した
後、ステツプSP14においてその記憶したト
ーンパラメータをバス4を介してトーンジエ
ネレータ8に送出する。CPU5は、次いで
ステツプSP15においてスイツイ番号NOに基
づいて新たに指定された音色名を表示装置1
7上に表示し、演奏者に視認させた後ステツ
プSP16においてメインルーチンに戻り、音
色の指定動作を終了する。
この一連の動作によりトーンジエネレータ
8からは新たに指定された音色に対応する楽
音信号MGが発生される。
(2) フアクトリセツトフアンクシヨン修正モード (2‐1) 演奏者の操作 演奏者はフアクトリセツトされたフアンク
シヨンのパラメータ内容を設定/修正する場
合には第13図に示す操作手順に従つて操作
すれば良い。すなわち、先ずフアンクシヨン
スイツチ11をオン操作し(オペレーシヨン
OP3)、対応する表示素子15が点灯したこ
とを確認した後、フアクシヨンセツトフアン
クシヨン名の表示印刷AF1〜AF10を視認
しながら所望のフアクトリセツトフアンクシ
ヨンに対応したパネルスイツチPSWiをオン
操作し(オペレーシヨンOP4)、その後、ア
ツプスイツチ18又はダウンスイツチ19を
表示装置17に表示されたパラメータ内容が
所望の内容になるまで繰返しオン操作すれば
良い(オペレーシヨンOP5)。
この場合にも第13図は基本的手順を示し
たものであり、オペレーシヨンOP3の操作
終了後、オペレーシヨンOP4,OP5の操作
を繰返すことにより複数のフアクトリセツト
フアンクシヨンのパラメータ内容を設定/修
正できる。
(2‐2) 電子楽器の動作 CPU5がオペレーシヨンOP3によるフア
ンクシヨンスイツチ11のオン操作を判別す
ると、CPU5はステツプSP20において第7
図に示すサブルーチンプログラムを開始す
る。その後、次のステツプSP21に進んでフ
アンクシヨンフラグFUNFLGを論理「1」
に立上げ、次いでステツプSP22においてフ
アンクシヨンスイツチ11に対応する表示素
子15を点灯させると共に他の表示素子14
及び16を消灯させる。これにより、演奏者
は電子楽器が当該モードになつたことを確認
することができる。その後、CPU5はステ
ツプSP23において他のモードに対応するフ
ラグTONFLG、REAFLG、REFFLGを論
理「0」に立下げて選択されていた他のモー
ドを解除し、ステツプSP24においてメイン
ルーチンに戻る。
CPU5はループLPを繰返しているうち
に、オペレーシヨンOP4によるパネルスイ
ツチPSWiのオン操作を判別すると、この場
合にも第9図に示すサブルーチンプログラム
をステツプSP10において開始し、ステツプ
SP11においてオン操作されたパネルスイツ
チPSWiのスイツチ番号NOをレジスタ部
MA5に記憶する。
この場合にはフアンクシヨンフラグ
FUNFLGだけが立上がつているので(ステ
ツプSP21、SP23)、CPU5はステツプSP25
に進んでレジスタ部MA5に記憶されたスイ
ツチ番号NOをこれからパラメータ内容を変
更すべきフアクトリセツトフアクシヨンの識
別番号FUNREGとしてレジスタ部MA6に
記憶した後、ステツプSP26において、その
識別番号FUNREGに基づき、対応するフア
ンクシヨン名データをフアンクシヨン名
ROM部6Aから読出し、また、そのフアン
クシヨンに対応するパラメータをレジスタ部
TPMEMから読出し、フアンクシヨン名及
びそのパラメータ内容を表示装置17に表示
させてステツプSP16においてメインルーチ
ンに戻る。
かくして、演奏者は変更すべきフアンクシ
ヨンに対応したパネルスイツチPSWiを確実
に操作したこと、及びその現在のパラメータ
内容を確認することができる。
その後、CPU5がオペレーシヨンOP5に
よるアツプスイツチ18又はダウンスイツチ
19のオン操作を判別すると、第10図又は
第11図に示すサブルーチンプログラムを実
行する。アツプスイツチ18がオン操作され
た場合には、CPU5は第10図に示すプロ
グラムをステツプSP30Uにおいて開始した
後、ステツSP31Uにおいて音色指定モード
でないことをトーンフラグTONFLGに基づ
いて確認して次のステツプSP32Uに進む。
上述した音色指定モードにおける操作手段
(第12図)においてアツプスイツチ18又
はダウンスイツチ19が操作されることは誤
動作による場合しかないので、トーンフラグ
TONFLGが立上がつていて、かつアツプス
イツチ18のオン操作を判別すると、直ちに
ステツプSP33Uに進んでメインルーチンに
戻すようにしている。
ステツプSP32Uはリアサインフラグ
REAFLGに基づきアツプスイツチ18の使
用態様を判別するもので、この場合リアサイ
ンフラグREAFLGが立下がつている(ステ
ツSP23)ことにより否定結果を得ると、フ
アンクシヨンのパラメータ内容の変更するた
めにアツプスイツチ18をオン操作した、す
なわちフアンクシヨン修正モードが選択され
ていると判断してステツプSP34Uに進み、
レジスタ部MA6に記憶されているフアンク
シヨンの識別番号FUNREGに基づき、レジ
スタ部TPMEM内の対応するフアンクシヨ
ンのパラメータを変更する。
この場合、当該フアンクシヨンが、例えば
第2図に示す識別番号「2」のピツチベンド
レンジのようにパラメータの内容が数値であ
るフアンクシヨンの場合にはパラメータ値を
単位値、例えば「1」だけ増加し、また当該
フアンクシヨンが、例えば第2図に示す識別
番号「4」のポルタメントのオンオフ状態の
ようにパラメータ内容が音楽的効果又は機能
の付与/解除を示すフアンクシヨンの場合に
はその効果又は機能の付与を指示するように
パラメータ内容を変更してレジスタ部
TPMEMの対応箇所を更新する。
その後、CPU5はステツSP35Uにおいて、
変更されたフアンクシヨンのパラメータ内容
を表示装置17上に表示させた後、ステツプ
SP36Uに進んでレジスタ部TPMEMに記憶
されている全てのトーンパラメータのデータ
(又は変更されたパラメータについてのデー
タだけ)をトーンジエネレータ8に送出して
ステツプSP33Uにおいてメインルーチンに
戻る。
同様に、ダウンスイツチ19がオン操作さ
れると、CPU5は第10図との対応ステツ
プ符号の最終文字だけを「U」から「D」に
変えて同一符号を付して示す第11図のプロ
グラムに従い、ほぼ同様の処理を実行する。
すなわち、ステツプSP30Dにおいて当該
プログラムを開始した後、ステツプSP31D、
SP32Dを経てステツプSP34Dにおいて、レ
ジスタ部MA6に記憶されているフアンクシ
ヨンの識別番号FUNREGに基づき、当該フ
アンクシヨンが、パラメータ内容が数値であ
るフアンクシヨンの場合にはパラメータ値を
単位量、例えば「1」だけ減少し、また当該
フアクトリセツトフアンクシヨンが、パラメ
ータ内容が効果又は機能の付与/解除を示す
フアンクシヨンの場合にはその効果又は機能
の解除を指示するパラメータ内容に変更して
レジスタ部TPMEMの対応箇所を更新し、
ステツプSP35Dにおいて、その変更後のパ
ラメータ内容を表示装置17上に表示し、ス
テツプSP36Dにおいて少なくとも変更され
たパラメータについてのデータをトーンジエ
ネレータ8に送出してステツプSP33Dにお
いてメインルーチンに戻る。
このようにして、第13図に示す操作に応
じて動作することにより、トーンパラメータ
のうち任意のフアクトリセツトフアンクシヨ
ンのパラメータ内容を変更でき、変更された
トーンパラメータに対応する楽音がサウンド
システム9より発生される。
(3) ユーザセツトフアンクシヨンリアサインモー
ド (3‐1) 演奏者の操作 演奏者はパネルスイツチPSWiに対して任
意のフアンクシヨンを割当てようとする場合
には、第14図に示す操作手順に従つて操作
すれば良い。すなわち、演奏者は最初にリア
サインスイツチ12及びエントリースイツチ
13をほぼ同時にオン操作し(オペレーシヨ
ンOP6)、次いで全ての表示素子14〜16
が点灯されないことにより当該モードが選択
されたことを確認した後、所定領域ARに印
刷されているフアンクシヨン一覧表に基づ
き、パネルスイツチPSWiに割当てるフアン
クシヨンの識別番号を認識し、表示装置17
上に表示された数値が当該識別番号になるま
でアツプスイツチ18又はダウンスイツチ1
9を繰返しオン操作し(オペレーシヨンOP
7)、表示装置17の数値が割当てたいフア
ンクシヨンの識別番号になつたとき割当てる
パネルスイツチPSWi及びエントリースイツ
チ13をほぼ同時にオン操作する(オペレー
シヨンOP8)。
ところで、パネルスイツチPSWiに任意の
フアンクシヨンを割当てることは、既に割当
てられていたフアンクシヨンの割当てを取消
すことになるので、演奏者が意図した場合に
だけパネルスイツチPSWiに新たなフアンク
シヨンを割当てるようにし、既に割当てられ
ているフアンクシヨンの割当てが誤操作等に
より取消されないようにすることが望まし
い。そこで、このモードの操作においては、
上述のオペレーシヨンOP6及びOP8のよう
に1つだけでなく2つのスイツチを同時にオ
ン操作することを条件にし、誤操作による割
当ての取消しを防止するようにしている。
なお、このモードにおいても第14図は基
本的な操作手順を示すものであり、オペレー
シヨンOP6の操作を行つた後、オペレーシ
ヨンOP7及びOP8の操作を繰返し行うこと
により連続してパネルスイツチに対するフア
ンクシヨンの割当てを行うことができる。
(3‐2) 電子楽器の動作 CUP5がオペレーシヨンOP6によるリア
サインスイツチ12のオン操作を判別する
と、CPU5はステツプSP40において第8図
に示すサブルーチンプログラムを開始した
後、次のステツプSP41においてエントリー
スイツチ13のオンオフを判別する。当該モ
ードにおいてはエントリースイツチ13はオ
ン操作されているので(オペレーシヨンOP
6)ステツプSP41において肯定結果が得ら
れ、次のステツプSP42に進む。
CPU5はこのステツプSP42において、当
該モードを示すリアサインフラグREAFLG
を立上げると共に、リアサイン用フアンクシ
ヨン識別番号FUNNOを初期値「1」にセ
ツトする。次いで、ステツプSP43において
表示装置17上に例えば「FUNCTION
NO?」というメツセージと初期値「1」を
表示させて演奏者にアツプ又はダウンスイツ
チ18,19の操作を促した後、ステツプ
SP44において全ての表示素子14〜16を
消灯して当該モードであることを視認させ得
るようにし、次のステツプSP45において他
のモードに対応するフラグTONFLG、
FUNFLG、REFFLGを立下げた後、ステツ
プSP46においてメインルーチンに戻る。
かかる動作の終了後、CPU5がループLP
を繰返しているうちに、オペレーシヨンOP
7によるアツプスイツチ18又はダウンスイ
ツチ19のオン操作を判別すると、CPU5
は第10図又は第11図のサブルーチンプロ
グラムを実行する。
先ず、アツプスイツチ18がオン操作され
た場合について説明する。当該モードにおい
てはリアサインフラグREAFLGが既に立上
げられているので(ステツプSP42)、ステツ
プSP30U〜SP32Uを経た後、CPU5はステ
ツプSP37Uに進む。このステツプSP37Uは
リアサイン用フアンクシヨン識別番号
FUNNOが最大値(「30」)であるか否かを
判別するもので、固定結果を得ると何ら処理
することなくステツプSP33Uに進んでメイ
ンルーチンに戻る。これに対してステツプ
SP37Uにおいて否定結果を得ると、ステツ
プSP38Uにおいてフアンクシヨン識別番号
FUNNOの値を「1」だけ増加し、その増
加後のフアンクシヨン識別番号FUNNOを
ステツプSP39Uにおいて表示させた後、ス
テツプSP33Uでメインルーチンに戻る。
ダウンスイツチ19がオン操作された場合
にもほぼ同様に動作する。すなわち、リアサ
イン用フアンクシヨン識別信号FUNNOが
最小値(「1」)になつていないことを確認し
て(ステツプSP37D)フアンクシヨン識別
番号FUNNOの値を「1」だけ減少し(ス
テツプSP38D)、その変更後の値を表示装置
17上に表示させた後(ステツプSP39D)
メインルーチンに戻る。
このようにしてアツプスイツチ18又はダ
ウンスイツチ19のオン操作に応じてフアン
クシヨン識別番号FUNNOを変更でき、30
個のフアクシヨンのうち割当てようとする所
望のフアンクシヨンを指定する。その後、
CPU5がループLPを繰返しているうちにオ
ペーレシヨンOP8によるパネルスイツチ
PSWiのオン操作を制御すると、CPU5は第
9図のプログラムを実行する。
当該モードにおいては、リアサインフラグ
REAFLGだけが立上がつているので(ステ
ツプSP42、SP45)、CPU5は上述したステ
ツプSP10〜SP12の処理を実行した後ステツ
プSP47に進む。このステツプSP47はエント
リースイツチ13が現在オン操作されている
か否かを判別するもので、否定結果を得ると
直ちにステツプSP16に進んでメインルーチ
ンに戻る。従つて、このとき、パネルスイツ
チPSWiに対するフアンクシヨンの割当ては
行われない。これに対して、オペレーシヨン
OP8の操作が確実になされてステツプSP47
において肯定結果が得られると、CPU5は
ステツプSP48に進んでレジスタ部MA5に
記憶されているパネルスイツチ番号NOに基
づき、レジスタ部REFMEMのパネルスイツ
チ番号NOに対応するアドレスのメモリエリ
アにレジスタ部MA7のフアンクシヨン識別
番号FUNNOを書込み、ステツプSP16にお
いてメインルーチンに戻る。
かくして、演奏者が選んだフアンクシヨン
が、演奏者が指示したパネルスイツチPSWi
に割当てられる。
(4)ユーザセツトフアンクシヨン修正モード (4‐1) 演奏者の操作 演奏者がパネルスイツチPSWiに割当てた
フアンクシヨンのパラメータ内容を修正する
場合には、演奏者は第15図に示すように最
初にリアサインスイツチ12をオン操作し
(オペレーシヨンOP9)、対応する表示素子
16が点灯したことを確認した後、パラメー
タ内容の修正したいフアンクシヨンを割当て
たパネルスイツチPSWiをオン操作し(オペ
レーシヨンOP10)、その後、アツプスイツ
チ18又はダウンスイツチ19を表示装置1
7に表示されたパラメータ内容が所望の内容
になるまで押下すれば良い(オペレーシヨン
OP11)。
なお、第15図は基本的な操作手順を示す
ものであり、オペレーシヨンOP9の操作を
行つた後、オペレーシヨンOP10及びOP1
1の操作を繰返し行うことにより連続してパ
ネルスイツチに対して割当てたフアンクシヨ
ンのパラメータ内容を修正することができ
る。
(4‐2) 電子楽器の動作 このモードにおいても、CPU5がオペレ
ーシヨンOP9によるリアサインスイツチ1
2のオン操作を判別すると、CPU5はステ
ツプSP40において第8図に示すサブルーチ
ンプログラムを開始し、次のステツプSP41
に進む。
このモードの場合、エントリースイツチ1
3が演奏者により操作されることはないの
で、CPU5はステツプSP41において否定結
果を得てステツプSP50に進み、リアサイン
フアンクシヨンフラグREFFLGを立上げ、
ステツプSP51においてリアサインスイツチ
12に対応する表示素子16を点灯させると
共に他に表示素子14及び15を消灯させ
る。これにより、演奏者は電子楽器が当該モ
ードになつたことを確認することができる。
その後、CPU5はステツプSP52において他
のモードに対応するフラグTONFLG、
FUNFLG、REAFLGを立下げて選択されて
いた他のモードを解除し、ステツプSP46に
おいてメインルーチンに戻る。
CPU5が第5図におけるループLPを繰返
し実行しているうちにオペレーシヨンOP1
0によるパネルスイツチPSWiのオン操作を
判別すると、CPU5は第9図のプログラム
を実行する。当該モードの場合、リアサイン
フアンクシヨンフラグREFFLGだけが立上
がつているので(ステツプSP50、SP52)、
CPU5は上述したステツプSP10〜SP12の処
理を実行した後ステツプSP53に進み、レジ
スタ部MA5に記憶されているパネルスイツ
チ番号NOに基づいてレジスタ部REMEMか
らオン操作されたパネルスイツチPSWiに対
応するフアンクシヨンの識別番号を読出し、
レジスタ部MA6にパラメータ内容を修正す
べきフアンクシヨンの識別番号FUNREGと
して書込む。
演奏者により任意にパネルスイツチPSWi
に割当てられたフアンクシヨンのパラメータ
内容を修正する場合においても、これ以降の
処理(ステツプSP26、第10図及び第11
図に示す処理)はフアクトリセツトフアンク
シヨンのパラメータ内容を修正する場合と同
様であるので、その説明は省略する。
このようにして、パネルスイツチPSWiに
任意に割当てられたフアンクシヨンのパラメ
ータ内容を修正することができ、修正された
内容に応じた楽音をサウンドシステム9が発
生させることができる。
実施例の効果 以上の実施例によれば、演奏者は各パネルスイ
ツチPSW1〜PSW10に対して任意に所望のフ
アンクシヨンを割当てることができ、演奏者によ
るパラメータ設定操作の自由度を高めることがで
きる。例えば、演奏者は、右側から左側のパネル
スイツチに行くに従つてパラメータ内容の変更頻
度の低いフアンクシヨンを割当てるようにした
り、演奏においてパラメータ内容を変更したフア
ンクシヨンの操作順序に従つて各フアンクシヨン
を各パネルスイツチに順次割当てるようしたり、
フアクシヨンを任意にグループ化して同一グルー
プのフアンクシヨンを固めてパネルスイツチに割
当てるようにしたりするなど、自分の好みに応じ
て自由にパネルスイツチを利用することができ
る。
また、上述の実施例によれば、各パネルスイツ
チPSW1〜PSW10をモードに応じて多様な機
能を指定するスイツチとして用いるようにしてい
るので、パネル操作子回路2に配置される総スイ
ツチ数を少なくすることができ、装置を小型化で
き、かつ、操作性を良くすることができる。
他の実施例 (1) 上述の実施例においては、パネルスイツチに
任意に割当てられるパラメータ設定機能が第3
図に示すフアンクシヨンに限定されていたが、
これに限らず、どのようなパラメータ設定機能
であつても良く、例えば音色であつても良い。
(2) パネルスイツチに任意にパラメータ設定機能
を割当てるための方法(操作手順等)は第14
図に示す上述の実施例のものに限られず、任意
である。
(3) 上述の実施例においては、パネルスイツチ
PSW1〜PSW10に対して演奏者が任意に割
当てたパラメータ設定機能は表示されないが、
各パネルスイツチに対応して表示器を設け、又
は表示装置上に表示領域を設けて各パネルスイ
ツチに割当てたパラメータ設定機能を表示する
ようにしても良い。
(4) 上述の実施例においては、表示装置17、ア
ツプ及びダウンスイツチ18,19でなるマル
チメニユー部22を用いてパラメータ内容を設
定/修正するようにしているが、例えば多段ス
イツチや、ボリユームや、オンオフスイツチ等
を用いてパネルスイツチPSW1〜PSW10を
構成し、パネルスイツチそれ自体においてそれ
ぞれパラメータ内容を設定/修正するようにし
ても良い。
(5) 上述の実施例においては、割当てが固定され
ているパラメータ設定機能及び割当てが任意の
パラメータ設定機能について共通にパネルスイ
ツチPSW1〜PSW10を用いるものを示した
が、固定割当て用のスイツチと任意割当て用の
スイツチとを別個に設けるようにしても良い。
(6) 上述の実施例においては、全体をソフトウエ
アにより制御してパネルスイツチPSW1〜
PSW10に任意のパラメータ設定機能を割当
てるものを示したが、これに限らず、この発明
は専用ハードウエアにより制御して割当てを行
うようにしたものに対しても適用し得る。
(7) 上述の実施例においては、各パネルスイツチ
PSWiに、複数のグループのパラメータ設定機
能(音色とフアンクシヨン)を割当てるように
したが、1つのグループのパラメータ設定機能
だけについて割当てるよおうにしても良い。ま
た、各グループ毎にそれぞれ演奏者が任意にパ
ラメータ設定機能を割当てられるようにしても
良い。
(8) 上述の実施例においては、演奏者が任意に割
当てられるパラメータ設定機能は30種類であつ
たが、これより多くても、また、少なくても良
い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、演奏者がパラメータ設定用
操作子に対して任意のパラメータ設定機能を割当
てることができ、操作自由度を高めて操作性を向
上させた電子楽器のパラメータ設定装置を容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の
全体構成を示すブロツク図、第2図及び第3図は
パネルスイツチPSW1〜PSW10に割当てられ
た、又は割当てられるフアンクシヨンの説明に供
する略線図、第4図はRAM7の割付を示す略線
図、第5図は第1図のメインルーチンを示すフロ
ーチヤート、第6図〜第11図はそれぞれ第5図
のステツプSP2におけるサブルーチンプログラム
を示すフローチヤート、第12図〜第15図はそ
れぞれ演奏者の操作手順の説明に供するフローチ
ヤートである。 1……鍵盤回路、2……パネル操作子回路、
3,6……ROM、5……CPU、7……RAM、
8……トーンジエネレータ、9……サウンドシス
テム、20……パネルスイツチ部、21……モー
ド選択部、22……パラメータ設定部(マルチメ
ニユー部)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のパラメータ設定用の操作子手段と、 上記各操作子手段に対して割当てられたパラメ
    ータ設定機能に関するデータを記憶する記憶手段
    と、 上記操作子手段に対し割当てるべきパラメータ
    設定機能を指定すると共に、この指定されたパラ
    メータ設定機能に関するデータを上記記憶手段に
    記憶させるパラメータ設定機能指定制御手段と、 上記操作子手段の操作に対応して、該操作子手
    段に対応する上記記憶手段に記憶されているデー
    タが示す上記パラメータ設定機能に関するパラメ
    ータ内容を設定するパラメータ設定手段と を具えることを特徴とする電子楽器のパラメータ
    設定装置。
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