JP2512996B2 - 電子楽器における選択装置 - Google Patents

電子楽器における選択装置

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JP2512996B2 JP63155151A JP15515188A JP2512996B2 JP 2512996 B2 JP2512996 B2 JP 2512996B2 JP 63155151 A JP63155151 A JP 63155151A JP 15515188 A JP15515188 A JP 15515188A JP 2512996 B2 JP2512996 B2 JP 2512996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、音色やリズムパターンあるいは伴奏パタ
ーン等の楽音制御情報を選択するための電子楽器におけ
る選択装置に関する。
〔従来の技術〕 電子楽器においては、選択可能な音色やリズム毎に別
々に音色選択スイッチやリズム選択スイッチを設けるの
が普通であるが、スイッチ配置スペースの節約や操作の
し易さ、コスト等を考慮して、1つのスイッチに複数の
音色等の1つを選択的に割当て、該スイッチの操作に応
じて割当てられている音色等を選択できるようにするこ
とが最近考えられている。
例えば、特開昭61−176991号には、固有の音色等を選
択する機能をもっているスイッチに対して複数の音色等
の中から1つを選択的に割当てることができるように
し、第1のモードにおいては固有の音色等を該スイッチ
の操作に応じて選択できるようにし、第2のモードにお
いては割当てられた音色等を該スイッチの操作に応じて
選択できるようにすることが開示されている。
また、特開昭62−187893号には、選択可能なリズムパ
ターンの総数よりも少数のリズム選択スイッチにリズム
パターンを選択的に割当て、割当てられたリズムパター
ンを該リズム選択スイッチの操作に応じて選択できるよ
うにしたことが開示されている。同様に、特開昭62−23
5989号には、選択可能な伴奏パターンの総数よりも少数
の伴奏パターン選択スイッチに伴奏パターンを選択的に
割当て、割当てられた伴奏パターンを該伴奏パターン選
択スイッチの操作に応じて選択できるようにしたことが
開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来の多機能割当て式の選択装置におい
ては、スイッチの数を節約することができるという利点
があるが、1つのスイッチに対してどのような性質の楽
音制御情報でもアトランダムに割当てることができるよ
うになっている(例えば音色選択スイッチの場合はどの
ような音色でも割当てることができるようになってい
る)ため、かえって不便になることがあった。すなわ
ち、演奏者は割当てた音色等を正確に覚えておかねばな
らず、面倒であった。また、そのスイッチに割当てられ
る音色等の性質がころころ変わったとすると、演奏中に
おいて反射的な選択操作を行うのに適していず、かえっ
て演奏中の選択操作を行いにくくしてしまう。例えば、
或る配置のスイッチに対して、或るときはブラス系の音
色が割当てられ、別の或るときにはストリングス系の音
色が割当てられる、というような場合、演奏者が念頭で
よほど意識して選択操作を行う必要があり、演奏中の反
射的な操作によりスムーズに音色選択をおこなうのが困
難であった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、音色等
の楽音制御情報を選択するためのスイッチ数を節約する
と共に、選択操作をし易くするように工夫した電子楽器
における選択装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子楽器における選択装置は、複数の
楽音制御情報をその性質に応じて複数のグループに分類
し、これらグループの各々に対応して設けられた第1の
スイッチ手段と、第2のスイッチ手段と、複数の楽音制
御情報の中から所望の楽音制御情報を選択するためのも
のであって、前記第1のスイッチ手段及び第2のスイッ
チ手段に割り当てるべき楽音制御情報を選択するために
共通に利用される選択手段と、前記第1のスイッチ手段
が操作されたときは、該操作された第1のスイッチ手段
に対応するグループ内の楽音制御情報を前記選択手段に
より選択可能とし、この選択可能な楽音制御情報の中で
前記選択手段によって選択された楽音制御情報を該操作
された第1のスイッチ手段に対して割当て、他方、前記
第2のスイッチ手段が操作されたときは、前記グループ
分けとは無関係に所定の複数の楽音制御情報を前記選択
手段により選択可能とし、この選択可能な楽音制御情報
の中で前記選択手段によって選択された楽音制御情報を
該操作された第2のスイッチ手段に対して割当てるスイ
ッチ機能割当て手段とを具え、前記スイッチ機能割当て
手段により前記各スイッチ手段に対して割当てられた楽
音制御情報が該スイッチ手段の操作に応じて選択される
ようにしたものである。
〔作 用〕
複数の楽音制御情報をその性質に応じて複数のグルー
プに分類し、これらグループの各々に対応して第1のス
イッチ手段が設けられる。また、第2のスイッチ手段が
併設される。更に、複数の楽音制御情報の中から所望の
楽音制御情報を選択するためのものであって、前記第1
のスイッチ手段及び第2のスイッチ手段に割り当てるべ
き楽音制御情報を選択するために共通に利用される選択
手段が設けられる。
スイッチ機能割当て手段は、第1のスイッチ手段が操
作されたときは、該操作された第1のスイッチ手段に対
応するグループ内の楽音制御情報を前記選択手段により
選択可能とし、この選択可能な楽音制御情報の中で前記
選択手段によって選択された楽音制御情報を該操作され
た第1のスイッチ手段に対して割当てるように制御する
一方で、第2のスイッチ手段が操作されたときは、前記
グループ分けとは無関係に所定の複数の楽音制御情報を
前記選択手段により選択可能とし、この選択可能な楽音
制御情報の中で前記選択手段によって選択された楽音制
御情報を該操作された第2のスイッチ手段に対して割当
てるようにする。こうして、どちらのスイッチ手段が操
作されたかに応じて、選択手段による選択可能な楽音制
御情報が自動的に切り換えられる。
第1のスイッチ手段については、例えば、音色選択の
場合、ストリングス系の音色のグループ、ブラス系の音
色のグループ、というように音色の性質に応じて適宜グ
ループ分けを行い、或るスイッチにはストリングス系の
音色(複数)の中から所望の音色が選択的に割当てら
れ、別の或るスイッチにはブラス系の音色(複数)の中
から所望の音色が選択的に割当てられる。こうして、第
1のスイッチ手段にはどのような楽音制御情報でもアト
ランダムに割当てられるというわけではなく、そのスイ
ッチ手段に対応するグループに分類された共通の性質の
楽音制御情報が割当てられることになる。従って、所望
の楽音制御情報の選択を行いたい場合、その楽音制御情
報の性質に対応するグループに対応する第1のスイッチ
手段を操作すればよく、操作が極めてし易くなる。ま
た、スイッチの数も従来同様節約することができる。
ところで、第1のスイッチ手段に対応するグループ分
けを多様にしすぎると、第1のスイッチ手段の数が無闇
に増してしまうという弊害がある。そこで、第2のスイ
ッチ手段を設け、この第2のスイッチ手段に対しては、
どのような性質の楽音制御情報でも割当て可能にすれ
ば、第1のスイッチ手段の数を無闇に増やさずに、全体
として、多くの楽音制御情報の割当てが可能になる。こ
の場合、第1のスイッチ手段に対しては比較的使用頻度
の高い楽音制御情報を割当て可能にし、その操作性の良
さを十分に活用し、他方、第2のスイッチ手段の併設に
より第1のスイッチ手段の数を無闇に増やすことのない
ようにしてスイッチ数の節約にも寄与するようにするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に
説明しよう。
第2図以降を参照して詳細に説明する実施例に示され
た発明の概要を機能的に示すと、第1図(a),(b)
のようである。第1図(a)は、複数の楽音制御情報を
その性質に応じて複数のグループに分類し、これらグル
ープの各々に対応して設けられたスイッチ手段1a〜1n
と、前記スイッチ手段1a〜1nに対してそれに対応する前
記グループ内の楽音制御情報の1つを選択的に割当てる
ためのスイッチ機能割当て手段2とを具え、前記スイッ
チ機能割当て手段2により前記各スイッチ手段1a〜1nに
対して割当てられた楽音制御情報が該スイッチ手段の操
作に応じて選択されるようにしたことを示すものであ
る。第1図(b)は、複数の楽音制御情報をその性質に
応じて複数のグループに分類し、これらグループの各々
に対応して設けられた第1のスイッチ手段1a〜1nと、第
2のスイッチ手段3と、前記第1のスイッチ手段1a〜1n
に対してはそれに対応する前記グループ内の楽音制御情
報の1つを選択的に割当て、前記第2のスイッチ手段3
に対しては前記グループ分けとは無関係に所定の複数の
楽音制御情報の中の1つを選択的に割当てるためのスイ
ッチ機能割当て手段2とを具え、前記スイッチ機能割当
て手段2により前記各スイッチ手段1a〜1n,3に対して割
当てられた楽音制御情報が該スイッチ手段の操作に応じ
て選択されるようにしたことを示すものである。
第2図はこの発明に係る選択装置を適用した電子楽器
の一実施例のハード構成を示すもので、この実施例の電
子楽器においてはCPU(中央処理ユニット)11、プログ
ラムROM(リードオンリーメモリ)12及びデータ及びワ
ーキングRAM(ランダムアクセスメモリ)13を含むマイ
クロコンピュータ部によって各種の動作や処理が制御さ
れる。ボイス及びリズムパターンROM14は、各種音色を
実現するためのパラメータデータ及び各種リズムを実現
するためのリズムパターンデータを記憶しているもので
ある。ボイス及びリズムパターンRAM15も同様に、各種
音色を実現するためのパラメータデータ及び各種リズム
を実現するためのリズムパターンデータを記憶するもの
であり、このRAM15におけるパラメータデータ及びパタ
ーンデータは書き換え可能である。なお、RAM13,15はバ
ッテリバックアップされている。
鍵盤16は、楽音の音高を指定するための複数の鍵を具
えており、例えば上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤からなる
ものとする。
操作パネル部17は、上、下、ペダルの各鍵盤毎の音色
選択スイッチ部UKS,LKS,PKSと、リズム選択スイッチ部R
MSと、マルチメニュー操作部MMSと、その他の操作子群1
8と、メモリパック挿入部19とを含んでいる。
メモリパック挿入部19は、外部メモリであるメモリパ
ックMPCを挿入するためのものであり、ここに挿入され
たメモリパックMPCに記憶されているデータを読み取っ
て、電子楽器内部に取り込むことができるようになって
いる。この実施例においては、メモリパックMPCには、
音色のパラメータデータを記憶したもの(これをボイス
パックということにする)と、リズムパターンデータを
記憶したもの(これをリズムパックということにする)
の2種類がある。このメモリパックMPCから電子楽器内
部に取り込んだ音色のパラメータデータまたはリズムパ
ターンデータは、「ユーザーボイス」または「ユーザー
リズム」として、ボイス及びリズムパターンRAM15に登
録される。このメモリパックMPCが外部メモリであるの
に対して、ボイス及びリズムパターンROM14,RAM15は内
部メモリである。
楽音信号発生部20は、上、下、ペダルの各鍵盤毎のト
ーンジェネレータUKTG,LKTG,PKTGと、リズムトーンジェ
ネレータRMTGとを含んでいる。鍵盤毎のトーンジェネレ
ータUKTG,LKTG,PKTGでは、それに対応する鍵盤で押鍵さ
れた鍵の楽音信号を、その鍵盤に対応する音色選択スイ
ッチ部UKS,LKS,PKSで選択された音色を付与して発生す
る。リズムトーンジェネレータRMTGでは、リズム選択ス
イッチ部RMSで選択されたリズムパターンのリズム音信
号を発生する。一般的には、上鍵盤トーンジェネレータ
UKTG,下鍵盤トーンジェネレータLKTG,リズムトーンジェ
ネレータRMTGは、夫々複数の発音チャンネルを具えた複
音トーンジェネレータであり、ペダル鍵盤トーンジェネ
レータPKTGは単音トーンジェネレータであるが、勿論こ
れに限らない。楽音信号発生部20で発生された楽音信号
はサウンドシステム21を経由して発音される。
操作パネル部17における上鍵盤音色選択スイッチ部UK
Sの一例を示すと、第3図(a)のようである。また、
下鍵盤音色選択スイッチ部LKSの一例は第3図(b)、
ペダル鍵盤音色選択スイッチ部PKSの一例は第3図
(c)、リズム選択スイッチ部RMSの一例は第3図
(d)のようである。
上鍵盤音色選択スイッチ部UKSは、4つのグループ別
のスイッチGB1U〜GB4Uと、グループ分けされていない2
つのスイッチWB1U,WB2Uとを具えている。
上鍵盤で選択可能な音色がその性質に応じて4つのグ
ループに分類され、各グループに対応してスイッチGB1U
〜GB4Uが設けられている。例えば、性質に応じて分類さ
れた4つのグループは、「コンビネーション:COMBI」
(複合系音色),「ストリングス:STRINGS」(弦楽器系
音色),「ブラス:BRASS」(金管楽器系音色),「ウッ
ド:WOOD」(木管楽器系音色)であり、各グループには
夫々複数の音色が分類されている。各グループに分類さ
れた音色名の一例を示すと、次のようである。
コンビネーション:COMBI ポップオルガン1,ポップオルガン2,ポップオルガン3,
…ポップオルガン13,ジャズオルガン1,ジャズオルガン
2,チャーチ1,チャーチ2,チャーチ3,…チャーチ13 ストリングス:STRINGS ストリングス1,ストリングス2,ストリングス3,…スト
リングス7,…オーケストラ1,オーケストラ2,…オーケス
トラ5 ブラス:BRASS ブラス1,ブラス2,…ブラス4,トランペット,トロンボ
ーン,…オーケストラ1,オーケストラ2,…オーケストラ
5 ウッド:WOOD ウッド1,ウッド2,フルート,クラリネット,…オーケ
ストラ1,オーケストラ2,…オーケストラ5 スイッチGB1Uは「コンビネーション:COMBI」のグルー
プに対応しており、このグループに所属する上記のよう
な複数の音色のうちいずれかを該スイッチGB1Uに対して
選択的に割当てることができるようになっている。
スイッチGB2Uは「ストリングス:STRINGS」のグループ
に対応しており、このグループに所属する上記のような
複数の音色のうちいずれかを該スイッチGB2Uに対して選
択的に割当てることができるようになっている。
スイッチGB3Uは「ブラス:BRASS」のグループに対応し
ており、このグループに所属する上記のような複数の音
色のうちいずれかを該スイッチGB3Uに対して選択的に割
当てることができるようになっている。
スイッチGB4Uは「ウッド:WOOD」のグループに対応し
ており、このグループに所属する上記のような複数の音
色のうちいずれかを該スイッチGB4Uに対して選択的に割
当てることができるようになっている。
なお、上記の例では、オーケストラ1,オーケストラ2,
…オーケストラ5の音色が異なるグループに重複して分
類されているが、そのように重複して複数グループに分
類される音色があってもよい。
グループ分けされていない2つのスイッチWB1U,WB2U
には、夫々、この電子楽器で選択可能な全ての音色のな
かから任意の音色を選択的に割当てることが可能であ
る。
下鍵盤音色選択スイッチ部LKSも、4つのグループ別
のスイッチGB1L〜GB4Lと、グループ分けされていない2
つのスイッチWB1L,WB2Lとを具えている。前述と同様
に、下鍵盤で選択可能な音色がその性質に応じて4つの
グループに分類され、各グループに対応してスイッチGB
1L〜GB4Lが設けられており、グループに所属する複数の
音色のうちいずれかを該各スイッチGB1L〜GB4Lに対して
選択的に割当てることができるようになっている。
ペダル鍵盤音色選択スイッチ部PKSは、9つのグルー
プ別のスイッチGB1P〜GB9Pと、グループ分けされていな
い2つのスイッチWB1P,WB2Pとを具えている。前述と同
様に、ペダル鍵盤で選択可能な音色がその性質に応じて
9つのグループに分類され、各グループに対応してスイ
ッチGB1P〜GB9Pが設けられており、グループに所属する
複数の音色のうちいずれかを該各スイッチGB1P〜GB9Pに
対して選択的に割当てることができるようになってい
る。
一方、前述と同様に、グループ分けされていない各ス
イッチWB1L,WB2L,WB1P,WB2Pには、夫々、この電子楽器
で選択可能な全ての音色のなかから任意の音色を選択的
に割当てることが可能である。
なお、グループ別のスイッチGB1U〜GB4U,GB1L〜GB4L,
GB1P〜GB9Pに割当て可能な各音色のパラメータはボイス
及びリズムパターンROM14に予め記憶されているもので
ある。一方、グループ分けされていないスイッチWB1U〜
WB2Pに割当て可能な音色としては、ボイス及びリズムパ
ターンROM14にパラメータが予め記憶されている音色は
勿論のこと、メモリパックMPCからボイス及びリズムパ
ターンRAM15に取り込んだ「ユーザーボイス」をも含
む。
上鍵盤音色選択スイッチ部UKSにおける所望のスイッ
チGB1U〜GB4U,WB1U,WB2Uを操作したとき、そこに現在割
当てられている音色が上鍵盤音のために選択される。同
様に、下鍵盤音色選択スイッチ部LKSにおける所望のス
イッチGB1L〜GB4L,WB1L,WB2Lを操作したとき、そこに現
在割当てられている音色が下鍵盤音のために選択され、
また、ペダル鍵盤音色選択スイッチ部PKSにおける所望
のスイッチGB1P〜GB9P,WB1P,WB2Pを操作したとき、そこ
に現在割当てられている音色がペダル鍵盤音のために選
択される。
以上のように、グループ別のスイッチGB1U〜GB9Pに割
当て可能な音色はそれに対応するグループ内の音色に限
られるのに対して、グループ分けされていないスイッチ
WB1L〜WB2Pに割当て可能な音色はそのようには限定され
ない。そのような割当ての自由度の違いを考慮して、以
下では、グループ分けされたスイッチGB1U〜GB9Pを「グ
レイボタン」ということがあり、グループ分けされてい
ないスイッチWB1L〜WB2Pを「ホワイトボタン」というこ
とがある。
リズム選択スイッチ部RMSおいても、音色の場合と同
様に、12のグループ別のスイッチGB1R〜GB12R(これも
グレイボタンということがある)と、グループ分けされ
ていない4つのスイッチWB1R〜WB4R(これもホワイトボ
タンということがある)とを具えている。前述と同様
に、ボイス及びリズムパターンROM14に記憶された全て
のリズムパターンがその性質に応じて12のグループに分
類され、各グループに対応してスイッチGB1R〜GB12Rが
設けられており、グループに所属する複数のリズムパタ
ーンのうちいずれかを該各スイッチGB1R〜GB12Rに対し
て選択的に割当てることができるようになっている。
また、前述と同様に、グループ分けされていない各ス
イッチWB1R〜WB4Rには、夫々、この電子楽器で選択可能
な全てのリズムパターンのなかから任意のリズムパター
ンを選択的に割当てることが可能であり、割当て可能な
リズムパターンとしては、ボイス及びリズムパターンRO
M14に記憶しているリズムパターンは勿論のこと、メモ
リパックMPCからボイス及びリズムパターンRAM15に取り
込んだ「ユーザーリズム」のリズムパターンをも含む。
各スイッチGB1U〜WB4Rは、例えば押しボタンスイッチ
からなり、夫々に対応してLED(発光ダイオード)等の
発光素子が設けられており、オン操作に応じて対応する
LEDが点灯若しくは点滅する。
マルチメニュー操作部MMSは、各スイッチGB1U〜WB4R
に対して音色若しくはリズムパターンの割当てを行うと
き、所望の音色若しくはリズムパターンを選択するため
のものであり、表示器22とダイヤル23とを含んでいる。
割当てるべき音色若しくはリズムパターンの名称を表示
器22で表示し、ダイヤル23の操作に応じてこの表示を切
り換える。従って、或るスイッチGB1U〜WB4Rに対して音
色若しくはリズムパターンの割当てを行うとき、ダイヤ
ル23の操作によって所望の音色若しくはリズムパターン
の名称を表示器22で表示させることにより、該所望の音
色若しくはリズムパターンを選択し、これを該スイッチ
に割当てるのである。また、マルチメニュー操作部MMS
は、各スイッチGB1U〜WB4Rが操作されたとき、そのスイ
ッチに対して現在割当てられている音色若しくはリズム
パターンの名称を表示する機能をも果す。このマルチメ
ニュー操作部MMSは各スイッチGB1U〜WB4Rによって共用
される。この実施例では、各スイッチGB1U〜WB4Rのうち
最新に選択操作(オン)されたスイッチが、マルチメニ
ュー操作部MMSを有効に使用する権利を持つ。
なお、メモリパック挿入部19に関連して、該メモリパ
ック挿入部19にメモリパックMPCが挿入されたことを検
出するための装着検出手段が設けられており、これによ
りメモリパックMPCが挿入されたことを検出した場合
は、各ホワイトボタンWB1U〜WB2P,WB1R〜WB4Rに対して
は、専らメモリパックMPCに記憶されている音色または
リズムパターンの中から所望のものを選択して割当てる
モードに自動設定される。また、この状態において、ボ
イス及びリズムパターンRAM15において前記「ユーザー
ボイス」または「ユーザーリズム」の登録を行うことが
可能になる。
マイクロコンピュータ部によって実行される処理に関
連して使用されるデータ及びワーキングRAM13内のレジ
スタ等の一例を示すと第4図のようである。なお、以下
で示すレジスタ等の符号表示において、語頭にUKがつい
ているものは上鍵盤用、LKがついているものは下鍵盤
用、PKがついているものはペダル鍵盤用、Rがついてい
るものはリズム用、であることを示す。
UKCODEは、上鍵盤音色選択スイッチ部UKSで最新に選
択操作(オン)されたスイッチ(GB1U〜GB4U,WB1U,WB2U
のいずれか)のスイッチコードを記憶するもの、すなわ
ち、上鍵盤用の「被選択スイッチコードレジスタ」であ
る。
同様に、LKCODEは下鍵盤用の「被選択スイッチコード
レジスタ」、PKCODEはペダル鍵盤用の「被選択スイッチ
コードレジスタ」、RCODEはリズム用の「被選択スイッ
チコードレジスタ」である。
UKGB1〜UKGB4,UKWB1,UKWB2は、上鍵盤音色選択スイッ
チ部UKSにおける各グレイボタンGB1U〜GB4U及びホワイ
トボタンWB1U,WB2Uに夫々現在割当てられている音色の
名称を示す音色コードを記憶するもの、すなわち、上鍵
盤用のスイッチ別の「割当て音色コードレジスタ」であ
る。
同様に、LKGB1〜LKGB4,LKWB1,LKWB2は、下鍵盤音色選
択スイッチ部LKSにおける各グレイボタンGB1L〜GB4L及
びホワイトボタンWB1L,WB2Lに夫々現在割当てられてい
る音色の名称を示す音色コードを記憶する、下鍵盤用の
スイッチ別の「割当て音色コードレジスタ」である。
同様に、PKGB1〜PKGB9,PKWB1,PKWB2は、ペダル鍵盤音
色選択スイッチ部PKSにおける各グレイボタンGB1P〜GB9
P及びホワイトボタンWB1P,WB2Pに夫々現在割当てられて
いる音色の名称を示す音色コードを記憶する、ペダル鍵
盤用のスイッチ別の「割当て音色コードレジスタ」であ
る。
同様に、RGB1〜RGB12,RWB1〜RWB4は、リズム選択スイ
ッチ部RKSにおける各グレイボタンGB1R〜GB12R及びホワ
イトボタンWB1R〜WB4Rに夫々現在割当てられているリズ
ムパターンの名称を示すリズムコードを記憶する、スイ
ッチ別の「割当てリズムコードレジスタ」である。
UKBUFは、上鍵盤で現在選択されている音色、つまり
上鍵盤トーンジェネレータUKTGで発音可能なものとして
現在選択されている音色、を実現するためのパラメータ
データを記憶する上鍵盤用の「音色パラメータバッフ
ァ」である。
同様に、LKBUFは、下鍵盤で現在選択されている音
色、つまり下鍵盤トーンジェネレータLKTGで発音可能な
ものとして現在選択されている音色、を実現するための
パラメータデータを記憶する下鍵盤用の「音色パラメー
タバッファ」である。
PKBUFは、ペダル鍵盤で現在選択されている音色、つ
まりペダル鍵盤トーンジェネレータPKTGで発音可能なも
のとして現在選択されている音色、を実現するためのパ
ラメータデータを記憶するペダル鍵盤用の「音色パラメ
ータバッファ」である。
RBUFは、リズムトーンジェネレータRMTGで発音可能な
ものとして現在選択されているリズムのリズムパターン
データを記憶する「リズムパターンバッファ」である。
MULTIは、マルチメニュー操作部MMSを現在有効に使用
する権利を持っているスイッチ(GB1U〜WB4Rのうち最新
にオンされたスイッチ)のスイッチコードを記憶するも
の、つまり「マルチメニュー使用スイッチコードレジス
タ」である。
MLCODEは、マルチメニュー操作部MMSで現在表示して
いる音色またはリズムパターンの名称を示す音色コード
またはリズムコードを記憶するもの、つまり「マルチメ
ニュー表示コードレジスタ」である。
PACKRは、メモリパック挿入部19にメモリパックMPCが
挿入されているか否か及び挿入されているならばどのよ
うなメモリパックMPCが挿入されているかを示すデータ
を記憶する「パック検出レジスタ」であり、メモリパッ
クMPCが挿入されていなければデータ「0」を記憶し、
「ボイスパック」が挿入されていればデータ「1」を記
憶し、「リズムパック」が挿入されていればデータ
「2」を記憶する。
PACKSTは、メモリパックMPCの挿入時における処理動
作の状態を示すデータを記憶する「パックステイタスレ
ジスタ」であり、3つの状態の何れかに対応してデータ
「0」,「1」,「2」の何れかを記憶する。
このPACKSTでデータ「0」を記憶している場合つまり
パックステイタス「0」の場合は、初期状態すなわちメ
モリパックMPCが挿入されていない状態を示す。
このPACKSTでデータ「1」を記憶している場合つまり
パックステイタス「1」の場合は、メモリパックMPCが
挿入されており、このメモリパックMPCの記憶データを
割当てる対象とするスイッチが自動的にホワイトボタン
WB1U〜WB4Rに限定され、割当てる対象とするスイッチを
全ホワイトボタンWB1U〜WB4Rの中から選択可能な状態で
あることを示す。ただし、挿入されているメモリパック
MPCの種類に応じて、「ボイスパック」であれば、この
メモリパックMPCの記憶データを割当てる対象とするス
イッチが自動的に音色用のホワイトボタンWB1U〜WB2Pに
限定され、割当てる対象とするスイッチを音色用の全ホ
ワイトボタンWB1U〜WB2Pの中から選択可能な状態とし、
他方、「リズムパック」であれば、このメモリパックMP
Cの記憶データを割当てる対象とするスイッチが自動的
にリズム用のホワイトボタンWB1R〜WB4Rに限定され、割
当てる対象とするスイッチをリズム用の全ホワイトボタ
ンWB1R〜WB4Rの中から選択可能な状態とする。この状態
では、挿入されているメモリパックMPCの種類に応じ
て、「ボイスパック」であれば、割当てる対象とするス
イッチが音色用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pの中から
選択可能であることを示すために、これらの音色用の全
ホワイトボタンWB1U〜WB2Pに対応するLEDを点滅させ、
他方、「リズムパック」であれば、割当てる対象とする
スイッチがリズム用のホワイトボタンWB1R〜WB4Rの中か
ら選択可能であることを示すために、これらのリズム用
の全ホワイトボタンWB1R〜WB4Rに対応するLEDを点滅さ
せる。
パックステイタス「1」の状態で、点滅しているホワ
イトボタンのうち所望の1つを押すと、パックステイタ
ス「2」に切り換わる。つまり、PACKSTでデータ「2」
を記憶する状態に切り換わる。
このパックステイタス「2」の場合は、上述のように
押された1つのホワイトボタンに対応するLEDのみが点
滅する。これにより、この点滅中の1つのホワイトボタ
ンに対してメモリパックMPCの記憶データを割当てるこ
とが可能であることを示す。この状態では、マルチメニ
ュー操作部MMSは点滅中の1つのホワイトボタンによっ
て有効に使用される状態となり、ダイヤル23の操作によ
ってメモリパックMPCに記憶している音色又はリズムパ
ターンのデータの中から所望のデータを選択することが
できるようになる。つまり、1つのメモリパックMPCに
は、多数の(例えば100位の)音色またはリズムパター
ンのデータが記憶されており、ダイヤル23の操作によっ
てその中から音色またはリズムパターンが1つづつ順次
選択され、その名称を表示器22で表示する。こうして、
ダイヤル23の操作によってメモリパックMPC内の所望の
音色またはリズムパターン名称を表示器22で表示する状
態を選択し、点滅中の1つのホワイトボタンを再び押す
と、選択された(表示されている)音色またはリズムウ
パターンを、そのホワイトボタンに関する前記「ユーザ
ーボイス」または「ユーザーリズム」として、ボイス及
びリズムパターンRAM15に登録することができる。
PACCDは、前記パックステイタス「1」の状態のと
き、点滅しているホワイトボタンの中から選択的に押圧
された1つのホワイトボタンのスイッチコードを記憶す
る「パック割当て用の被選択スイッチコードレジスタ」
である。
データ及びワーキングRAM13内にはその他種々の機能
のレジスタ等が更に設定されるが、それらについては説
明を省略する。
更に第4図を参照して、ボイス及びリズムパターンRA
M15内に設定されるレジスタ等の一例について説明す
る。
UKUSR1は、上鍵盤音色選択スイッチ部UKSにおける一
方のホワイトボタンWB1Uに割当てることができる「ユー
ザーボイス」の音色名称を示す音色コードと該音色を実
現するためのパラメータデータとを記憶するもの、すな
わち、「ユーザーボイスデータレジスタ」である。
同様に、UKUSR2は、上鍵盤音色選択スイッチ部UKSに
おける他方のホワイトボタンWB2Uに割当てることができ
る「ユーザーボイス」の音色名称を示す音色コードと該
音色を実現するためのパラメータデータとを記憶する
「ユーザーボイスデータレジスタ」である。
同様に、LKUSR1,LKUSR2は、下鍵盤音色選択スイッチ
部LKSにおける各ホワイトボタンWB1L,WB2Lに割当てるこ
とができる「ユーザーボイス」の音色名称を示す音色コ
ードと該音色を実現するためのパラメータデータとを記
憶する「ユーザーボイスデータレジスタ」である。ま
た、PKUSR1,PKUSR2は、ペダル鍵盤音色選択スイッチ部P
KSにおける各ホワイトボタンWB1P,WB2Pに割当てること
ができる「ユーザーボイス」の音色名称を示す音色コー
ドと該音色を実現するためのパラメータデータとを記憶
する「ユーザーボイスデータレジスタ」である。
同様に、RUSR1〜RUSR4は、リズム選択スイッチ部RMS
における各ホワイトボタンWB1R〜WB4Rに割当てることが
できる「ユーザーリズム」の名称を示すリズムコードと
該リズムのパターンデータとを記憶する「ユーザーリズ
ムデータレジスタ」である。
鍵盤16における押鍵・離鍵検出のための鍵走査及び発
音割当て処理や、操作パネル部17におけるスイッチ等の
操作検出のための走査及びメモリパックMPCの横着検出
処理あるいはその他の処理や、ボイス及びリズムパター
ンROM13,RAM15の読出し制御や書込み制御、など各種の
処理がマイクロコンピュータ部によって実行される。
マイクロコンピュータ部によって実行される処理のフ
ローチャートの一例が第5図以降に示されている。
第5図はメインルーチンを示しており、まず、電源投
入時に各種レジスタ等の初期化処理を行う。この初期化
処理においては、例えば、グレイボタンGB1U〜GB12R及
びホワイトボタンWB1U〜WB4Rに対する音色またはリズム
パターンの割当て内容(つまり「割当て音色コードレジ
スタ」UKGB1〜PKWB2と「割当てリズムコードレジスタ」
RGB1〜RWB4の内容)を所定の初期状態に設定する処理を
含んでいてよい。
続いて、「キースキャン」、「発音割当て」「パネル
スキャン」の各種処理から成るルーチンを繰り返す。
「キースキャン」では、鍵盤16における押鍵・離鍵検出
のための鍵走査処理を行う。「発音割当て」では、この
鍵走査処理結果に応じて、押圧鍵に関する発音を各トー
ンジェネレータUKTG,LKTG,PKTG内の何れかの発音チャン
ネルに割当てるための処理を行う。「パネルスキャン」
では、操作パネル部17に関連する各種処理、すなわち各
スイッチ等の操作検出のための走査及び各スイッチへの
音色またはリズムパターンの割当て処理あるいはメモリ
パックMPCの装着検出処理など、を行う。
「パネルスキャン」において実行される各種処理の詳
細例が第6図以降のフローチャートに示されている。
第6図は、上鍵盤音色選択スイッチ部UKSにおけるグ
レイボタンGB1Uがオンされたときに実行される「GB1Uオ
ンイベント」処理の一例を示したものである。他のグレ
イボタンGB2U〜GB12Rに関する「オンイベント」処理も
ほぼこれと同様の手順で実行されるため、それらについ
ては図示を省略する。
第7図は、上鍵盤音色選択スイッチ部UKSにおけるホ
ワイトボタンWB1Uがオンされたときに実行される「WB1U
オンイベント」処理の一例を示したものである。他のホ
ワイトボタンWB2U〜WB4Rに関する「オンイベント」処理
もほぼこれと同様の手順で実行されるため、それらにつ
いては図示を省略する。
第8図は、メモリパック挿入部19にメモリパックMPC
が挿入されたときに実行される「メモリパックONイベン
ト」処理の一例を示したものである。
第9図は、挿入されていたメモリパックMPCがメモリ
パック挿入部19から取り外されたときに実行される「メ
モリパックOFFイベント」処理の一例を示したものであ
る。
第10図は、マルチメニュー操作部MMSにおけるダイヤ
ル23が増加操作されたときに実行される「マルチメニュ
ーダイヤルUPイベント」処理の一例を示したものであ
る。マルチメニュー操作部MMSにおけるダイヤル23が減
少操作されたときに実行される「マルチメニューダイヤ
ルDOWNイベント」処理は、データの変化方向が逆なだけ
で、他は「マルチメニューダイヤルUPイベント」処理と
ほぼ同様であるため、図示を省略する。
次に、グレイボタンGB1U〜GB12R及びホワイトボタンW
B1U〜WB4Rの操作に基づく各種処理の例について、第6
図〜第10図を参照して説明する。
グレイボタンへの音色の設定 グレイボタンへの音色の設定つまり割当てを行う場
合、まず、音色を設定したい所望のグレイボタンを押
す。例えば、グレイボタンGB1Uを押したとする。
すると、第6図のGB1Uオンイベント処理が実行され、
まず、押されたグレイボタンGB1Uのスイッチコードが上
鍵盤用の「被選択スイッチコードレジスタ」UKCODEにス
トアされる(ステップ30)。なお、メモリパックMPCは
挿入されていないと仮定し、「パック検出レジスタ」PA
CKRはデータ「0」であり、第6図の最初のステップ29
はYESであるとする。
次に、押されたグレイボタンGB1Uに対応する「割当て
音色コードレジスタ」UKGB1に記憶している音色コード
に関するパラメータデータをボイスROM14から読み出
し、このパラメータデータを「音色パラメータバッフ
ァ」UKBUFにストアする(ステップ31)。
また、UKGB1に記憶している音色コードに応じてその
音色名をマルチメニュー操作部MMSの表示器22で表示す
る(ステップ32)。これにより、押されたグレイボタン
GB1Uに対して現在割当てられている音色名が表示され
る。
また、「音色パラメータバッファ」UKBUFにストアさ
れた音色パラメータデータが上鍵盤トーンジェネレータ
UKTGに送出される(ステップ33)。これにより、該上鍵
盤トーンジェネレータUKTGで発生する楽音信号の音色
が、今押されたグレイボタンGB1Uに対して現在割当てら
れている音色に設定され、上鍵盤で任意の鍵を押圧する
ことにより、該押圧鍵の楽音信号を該音色で発音させる
ことができ、該設定音色をモニタすることができる。
また、押されたグレイボタンGB1Uに対応するLEDを点
灯し(ステップ34)、該グレイボタンGB1Uが有効である
ことを示す。
また、今押されたグレイボタンGB1Uのスイッチコード
を「マルチメニュー使用スイッチコードレジスタ」MULT
Iにストアすると共に、該グレイボタンGB1Uに対応する
「割当て音色コードレジスタ」UKGB1に記憶している音
色コードを「マルチメニュー表示コードレジスタ」MULC
ODEにストアする(ステップ35)。こうして、今押され
たグレイボタンGB1Uのためにマルチメニュー操作部MMS
が有効に使用できるようにすると共に、マルチメニュー
操作部MMSで現在表示している音色コードをレジスタMLC
ODEに記憶する。
以上のように、音色を設定したい所望のグレイボタン
GB1Uを有効にした後、次は、マルチメニュー操作部MMS
のダイヤル23を操作することにより、該グレイボタンGB
1Uに対応する音色グループに所属する音色の名称を表示
器22で順次表示し、この表示を見ながら割当てたい音色
を選択し、該音色を該グレイボタンGB1Uに対して割当て
る。
この点につき説明すると、例えば、ダイヤル23を増加
操作したとすると、その1目盛分の増加操作に応答して
第10図の「マルチメニューダイヤルUPイベント」処理が
1回づつ実行される。
第10図において、最初のステップ69では、前述のよう
にメモリパックMPCは挿入されていないと仮定している
ので、PACKR=「0」はYESと判定され、ステップ70に行
く。
このステップ70では、「マルチメニュー表示コードレ
ジスタ」MLCODEにストアされている音色コードの値を1
増加した音色コード(これを「MLCODE+1」で示す)
が、「マルチメニュー使用スイッチコードレジスタ」MU
LTIにスイッチコードがストアされているスイッチ(つ
まり割当ての対象となっているグレイボタンGB1U)のグ
ループに属する音色の音色コードであるかを調べる。
(なお、MULTIのスイッチコードがリズム選択スイッチ
部RMSのものの場合は、上記で「音色コード」は「リズ
ムコード」に読み変えるものとする。) なお、この実施例の場合、同一グループに属する各音
色(またはリズム)には連続する値の音色コード(また
はリズムコード)が夫々割り振られており、かつ、これ
らの音色コード及びリズムコードの値は各グループ間で
連続しているものとする。例えば、グレイボタンGB1Uに
対応する音色グループとは、前述のように、コンビネー
ション(COMBI)系の音色、つまり、ポップオルガン1,
ポップオルガン2,ポップオルガン3,…ポップオルガン1
3,ジャズオルガン1,ジャズオルガン2,チャーチ1,チャー
チ2,チャーチ3,…チャーチ13であり、これらの各音色に
対して連続する値の音色コードが夫々割り振られてい
る。例えば、レジスタMLCODEにストアされている音色コ
ードがポップオルガン2である場合、MLCODE+1の音色
コードはポップオルガン3であり、これは現在割当て処
理中のグレイボタンGB1Uのグループに属しているので、
ステップ70はYESと判定される。
ステップ70がYESの場合、ステップ71に行き、MLCODE
+1の音色コードを「マルチメニュー表示コードレジス
タ」MLCODEにストアする。こうして、ダイヤル23の1目
盛の増加操作によって選択された音色コードが「マルチ
メニュー表示コードレジスタ」MLCODEにストアされる。
次に、ステップ72では、「マルチメニュー使用スイッ
チコードレジスタ」MULTIにスイッチコードがストアさ
れているスイッチ(つまり現在割当ての対象となってい
るグレイボタンGB1U)がどの鍵盤またはリズムに対応す
るかを調べる。上鍵盤であれば、UKのルートを通り、ス
テップ73〜76のルーチンに行く。
ステップ73では、レジスタMULTIにストアしているス
イッチコード(つまり現在割当ての対象となっているグ
レイボタンGB1)に対応する上鍵盤用のスイッチ別「割
当て音色コードレジスタ」(UKGB1〜UKGB4,UKWB1,UKWB2
のうち1つであり、現在の例の場合はUKGB1)に、「マ
ルチメニュー表示コードレジスタ」MLCODEに記憶してい
る音色コード、つまりダイヤル23の1目盛の増加操作に
よって今回選択された音色コード、をセットする。
次のステップ74では、「マルチメニュー表示コードレ
ジスタ」MLCODEに記憶している音色コードに関するパラ
メータデータをボイスROM14から読み出し(後述のよう
にホワイトボタンへの割当て処理中にはボイスRAM15か
ら読み出すこともある)、このパラメータデータを「音
色パラメータバッファ」UKBUFにストアする。
また、MLCODEに記憶している音色コードに応じてその
音色名をマルチメニュー操作部MMSの表示器22で表示す
る(ステップ75)。これにより、ダイヤル2の1目盛の
増加操作によって選択された、つまり現在割当て処理中
のグレイボタンGB1Uに対して新たに割当てられた、音色
名が表示される。
また、「音色パラメータバッファ」UKBUFにストアさ
れた音色パラメータデータが上鍵盤トーンジェネレータ
UKTGに送出される(ステップ76)。これにより、該上鍵
盤トーンジェネレータUKTGで発生する楽音信号の音色
が、現在割当て処理中のグレイボタンGB1Uに対して新た
に割当てられた音色に設定され、上鍵盤で任意の鍵を押
圧することにより、該押圧鍵の楽音信号を該音色で発音
させることができ、該新たに割当てた音色をモニタする
ことができる。
割当てる音色を更に別の音色に変更したい場合は、マ
ルチメニュー操作部MMSのダイヤル23を更に操作すれば
よい。ダイヤル23を更に増加操作した場合は、上述と同
様に、第10図の処理が繰り返される。他方、ダイヤル23
を減少操作した場合は、図示しないマルチメニューダイ
ヤルDOWN処理によって、新たに割当てるべき音色が選択
される。明らかなように、ダイヤル23を減少操作した場
合に実行されるマルチメニューダイヤルDOWN処理におい
ては、「マルチメニュー表示コードレジスタ」MLCODEに
ストアされている音色コードの値を1減少した音色コー
ド「MLCODE−1」が、新たに割当てる音色の音色コード
となるのであり、その他の処理は上述のマルチメニュー
ダイヤルUP処理とほぼ同様である。
なお、レジスタMLCODEにストアされている音色コード
の値を1増加した音色コード「MLCODE+1」が、レジス
タMULTIにストアされているスイッチコード(つまり割
当ての対象となっているスイッチ)のグループに属する
音色の音色コードでなくなった場合、第10図のステップ
70は、NOとなり、ステップ77に行く。ステップ77では、
レジスタMULTIのスイッチコード(つまり割当ての対象
となっているスイッチ)のグループに属する音色の音色
コードのうち最初の即ち値が最小の音色コードを、レジ
スタMLCODEにセットする。明らかなように、マルチメニ
ューダイヤルDOWN処理における同様の処理は、当該グル
ープに属する音色の音色コードのうち最後の即ち値が最
大の音色コードを、レジスタMLCODEにセットすることに
よって行われる。こうして、グレイボタンに対しては、
当該グレイボタンに対応するグループに属する音色(ま
たはリズムパターン)のみが割当てられる。
なお、第10図のステップ72において、「マルチメニュ
ー使用スイッチコードレジスタ」MULTIにスイッチコー
ドがストアされているスイッチ(つまり現在割当ての対
象となっているグレイボタン若しくはホワイトボタン)
が、下鍵盤であればLKのルートに行き、ペダル鍵盤であ
ればPKのルートに行き、リズムであれば「リズム」のル
ートに行く。これらのLK,PK,リズムのルートのフロー図
は省略したが、UKのルートのステップ73〜76のルーチン
とほぼ同様の仕様により構成されるので、容易に推測で
きるであろう。
ホワイトボタンへの音色の設定(内部メモリ) ホワイトボタンへの音色の設定つまり割当てを行う場
合、まず、音色を設定したい所望のホワイトボタンを押
す。例えば、ホワイトボタンWB1Uを押したとする。
すると、第7図のWB1Uオンイベント処理が実行され、
まず、「パック検出レジスタ」PACKRがデータ「1」で
あるか、つまりボイスパックが挿入されているか、を調
べる(ステップ36)。現段階では、メモリパックMPCが
挿入されていないと仮定すると、ステップ36はNOであ
り、ステップ37へ行く。
続くステップ37〜42の処理は第6図のステップ30〜35
の処理とほぼ同様の仕様のものである。
すなわち、押されたホワイトボタンWB1Uのスイッチコ
ードを上鍵盤用の「被選択スイッチコードレジスタ」UK
CODEにストアし(ステップ37)、押されたホワイトボタ
ンWB1Uに対応する「割当て音色コードレジスタ」UKWB1
に記憶している音色コードに関するパラメータデータを
ボイスROM14またはRAM15から読み出し、このパラメータ
データを「音色パラメータバッファ」UKBUFにストアす
る(ステップ38)。なお、レジスタUKWB1に記憶してい
る音色コードが「ユーザーボイス」である場合は、ボイ
スRAM15におけるホワイトボタンWB1U用の「ユーザーボ
イスデータレジスタ」UKUSR1からパラメータデータを読
み出してUKBUFにストアする。
また、UKWB1に記憶している音色コードに応じてその
音色名をマルチメニュー操作部MMSの表示器22で表示す
る(ステップ39)。これにより、押されたホワイトボタ
ンWB1Uに対して現在割当てられている音色名が表示され
る。
また、「音色パラメータバッファ」UKBUFにストアさ
れた音色パラメータデータが上鍵盤トーンジェネレータ
UKTGに送出される(ステップ40)。これにより、該上鍵
盤トーンジェネレータUKTGで発生する楽音信号の音色
が、今押されたホワイトボタンWB1Uに対して現在割当て
られている音色に設定され、上鍵盤で任意の鍵を押圧す
ることにより、該押圧鍵の楽音信号を該音色で発音させ
ることができ、該設定音色をモニタすることができる。
また、押されたホワイトボタンWB1Uに対応するLEDを
点灯し(ステップ41)、該ホワイトボタンWB1Uが有効で
あることを示す。
また、今押されたホワイトボタンWB1Uのスイッチコー
ドを「マルチメニュー使用スイッチコードレジスタ」MU
LTIにストアすると共に、該ホワイトボタンWB1Uに対応
する「割当て音色コードレジスタ」UKWB1に記憶してい
る音色コードを「マルチメニュー表示コードレジスタ」
MLCODEにストアする(ステップ42)。こうして、今押さ
れたホワイトボタンWB1Uのためにマルチメニュー操作部
MMSが有効に使用できるようにすると共に、マルチメニ
ュー操作部MMSで現在表示している音色コードをレジス
タMLCODEに記憶する。
以上のように、音色を設定したい所望のホワイトボタ
ンWB1Uを有効にした後、次は、前述と同様に、マルチメ
ニュー操作部MMSのダイヤル23を操作することにより、
所望の音色の名称を表示器22で順次表示し、この表示を
見ながら割当てたい音色を選択し、該音色を該ホワイト
ボタンWB1Uに対して割当てる。前述のグレイボタンへの
割当ての場合と異なる点は、グループ分けされていない
ホワイトボタンに対しては、この電子楽器で選択可能な
全ての音色(またはリズムパターン)のなかから任意の
音色(またはリズムパターン)を選択的に割当てること
が可能である点である。
この場合、マルチメニュー操作部MMSのダイヤル23の
増加操作に応答して実行される処理は前述の第10図のス
テップ69〜77の処理である。ただし、ステップ70の判断
では、「MLCODE+1」が、「マルチメニュー使用スイッ
チコードレジスタ」MULTIにスイッチコードがストアさ
れているスイッチ(つまり割当ての対象となっているホ
ワイトボタン)のグループに属する音色の音色コードで
あるかを調べるのであるが、ホワイトボタンはグループ
化されていないため、実質的には、MULTIのスイッチコ
ードが音色コードの場合は「MLCODE+1」が音色コード
であるか否かを判断し、MULTIのスイッチコードがリズ
ムコードの場合は「MLCODE+1」がリズムコードである
か否かを判断する。また、ステップ74では、「マルチメ
ニュー表示コードレジスタ」MLCODEに記憶している音色
コード(またはリズムコード)が「ユーザーボイス」
(または「ユーザーリズム」)を示している場合は、そ
のパラメータデータをボイスRAM15から読み出し、この
パラメータデータを「音色パラメータバッファ」UKBUF
にストアする。
メモリパックを使用する場合 外部メモリであるメモリパックMPCの記憶データを、
各選択スイッチ部UKS〜RMSにセットしたい場合は、所望
のメモリパックMPCをメモリパック挿入部19に装着す
る。
メモリパックMPCがメモリパック挿入部19に挿入され
たことが検出されると、第8図の処理が実行される。
第8図では、まず、パックステイタスレジスタPACKST
の内容を「1」にセットする(ステップ58)。次に、挿
入されたメモリパックMPCが「ボイスパック」であるか
を調べ(ステップ59)、「ボイスパック」ならば「パッ
ク検出レジスタ」PACKRにデータ「1」をセットし(ス
テップ60)、音色用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pに対
応するLEDを点滅させ(ステップ61)、割当てる対象と
するスイッチが音色用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pの
中から選択可能であることを示す。そして、レディ状態
であることを示す所定の表示、例えば、 「VOICE PACK:SELECT BLINKING SW」 というような表示を表示器22で行う(ステップ62)。
「ボイスパック」でなく「リズムパック」ならば、
「パック検出レジスタ」PACKRにデータ「2」をセット
し(ステップ63)、リズム用の全ホワイトボタンWB1R〜
WB4Rに対応するLEDを点滅させ(ステップ64)、割当て
る対象とするスイッチがリズム用の全ホワイトボタンWB
1R〜WB4Rの中から選択可能であることを示す。そして、
レディ状態であることを示す所定の表示を表示器22で行
う(ステップ65)。
このように、パックステイタス「1」においては、挿
入されたメモリパックMPCが「ボイスパック」であれ
ば、音色用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pが点滅し、こ
のメモリパックMPCの記憶データを割当てる対象とする
スイッチが自動的に音色用のホワイトボタンWB1U〜WB2P
に限定される状態となる。他方、挿入されたメモリパッ
クMPCが「リズムパック」であれば、リズム用の全ホワ
イトボタンWB1R〜WB4Rが点滅し、このメモリパックMPC
の記憶データを割当てる対象とするスイッチが自動的に
リズム用のホワイトボタンWB1R〜WB4Rに限定される状態
となる。
次に、このパックステイタス「1」の状態で所望のホ
ワイトボタンWB1U〜WB2P,WB1R〜WB4Rを押す。なお、こ
のパックステイタス「1」の状態では、グレイボタンの
押圧操作は、受け付けないようになっている。すなわ
ち、パックステイタス「1」の状態でグレイボタンGB1U
を押すと、第6図のステップ29でPACKR=「0」がNOと
判断され、処理を続行せずにリターンする。このよう
に、メモリパックMPCを装着した状態では、このメモリ
パックMPCの記憶データを割当てる対象とするスイッチ
が自動的にホワイトボタンのみに限定される。
ホワイトボタンへの音色の設定(外部メモリ) 上記のように、パックステイタス「1」の状態におい
て、メモリパックMPCの記憶データを割当てようとする
所望の1つのホワイトボタンを、点滅しているホワイト
ボタンWB1U〜WB2P,WB1R〜WB4Rの中から選択して押圧操
作する。例ば、ホワイトボタンWB1Uを押したとする。
すると、第7図のWB1Uオンイベント処理が実行され、
まず、PACKRが「1」であるか、つまりボイスパックが
挿入されているか、が調べられる(ステップ36)。この
例ではボイスパックが挿入されているので、ステップ36
はYESであり、ステップ43へ行く。
ステップ43では、「パックステイタスレジスタ」PACK
STがデータ「1」であるか「2」であるかを調べる。こ
の例では、現段階ではパックステイタス「1」であるか
ら、ステップ44〜50のルーチンに行く。
まず、押されたホワイトボタンWB1Uに対応するLEDの
み点滅させ、他のLEDを消灯する(ステップ44)。そし
て、「パック割当て用の被選択スイッチコードレジス
タ」PACCDに、押されたホワイトボタンWB1Uのスイッチ
コードを記憶する(ステップ45)。次に、パックステイ
タスレジスタPACKSTのデータを「2」に切り換える(ス
テップ46)。
そして、押されたホワイトボタンWB1Uのスイッチコー
ドが上鍵盤用の「被選択スイッチコードレジスタ」UKCO
DEにストアされる(ステップ47)。
次に、メモリパックMPC(ボイスパック)からそこに
記憶されている音色のうち先頭のアドレスに記憶されて
いる音色の音色コードとパラメータデータを読み出し、
そのパラメータデータを「音色パラメータバッファ」UK
BUFにストアすると共に、その音色コードにに応じてそ
の音色名をマルチメニュー操作部MMSの表示器22で表示
する(ステップ48)。こうして、押されたホワイトボタ
ンWB1Uに対して、最初は、メモリパックMPC(ボイスパ
ック)の先頭のアドレスに記憶されている音色が割当て
られる。
そして、「音色パラメータバッファ」UKBUFにストア
された音色パラメータデータを上鍵盤トーンジェネレー
タUKTGに送出する(ステップ49)。これにより、該上鍵
盤トーンジェネレータUKTGで発生する楽音信号の音色
が、今押されたホワイトボタンWB1Uに対して現在割当て
られている音色に設定され、該設定音色をモニタするこ
とができる。
また、今押されたホワイトボタンWB1Uのスイッチコー
ドを「マルチメニュー使用スイッチコードレジスタ」MU
LTIにストアすると共に、マルチメニュー操作部MMSで現
在表示しているボイスパックの最初の音色コードを「マ
ルチメニュー表示コードレジスタ」MLCODEにストアする
(ステップ50)。
以上のように音色を設定したい所望のホワイトボタン
WB1Uを選択してパックステイタスを「2」に設定した
後、次は、マルチメニュー操作部MMSのダイヤル23を操
作することにより、メモリパックMPC(ボイスパック)
に記憶されている音色データを順次読み出し、その音色
名を表示器22で順次表示し、この表示を見ながら割当て
たい音色を選択し、該音色を該ホワイトボタンWB1Uに対
して割当てる。
この点につきダイヤル23を増加操作した場合を例に説
明すると、前述のように、その1目盛分の増加操作に応
答して第10図の「マルチメニューダイヤルUPイベント」
処理が1回づつ実行される。
第10図において、最初のステップ69では、メモリパッ
クMPCは挿入されているので、PACKR=「0」はNOと判定
され、ステップ78に行く。ステップ78ではパックステイ
タスが「2」であるかを調べ、YESであればステップ79
に行くが、NOならばリターンする。メモリパック挿入時
はパックステイタスが「2」の場合のみダイヤル23の操
作を受け付けるためである。
ステップ79では、「マルチメニュー表示コードレジス
タ」MLCODEにストアされている音色コードの値を1増加
した音色コード「MLCODE+1」が、メモリパックMPCに
記憶されているかを調べる。(なお、リズムパックの場
合は、上記で「音色コード」は「リズムコード」に読み
変えるものとする。) ステップ79がYESの場合、ステップ80に行き、MLCODE
+1の音色コードを「マルチメニュー表示コードレジス
タ」MLCODEにストアする。こうして、ダイヤル23の1目
盛の増加操作によって選択された音色コードが「マルチ
メニュー表示コードレジスタ」MLCODEにストアされる。
次に、ステップ81では、「マルチメニュー使用スイッ
チコードレジスタ」MULTIにスイッチコードがストアさ
れているスイッチ(つまり現在割当ての対象となってい
るホワイトボタンWB1U)がどの鍵盤またはリズムに対応
するかを調べる。上鍵盤であれば、UKのルートを通り、
ステップ82〜84のルーチンに行く。
次のステップ82では、「マルチメニュー表示コードレ
ジスタ」MLCODEに記憶している音色コードに関するパラ
メータデータを、メモリパックMPC(ボイスパック)か
ら読み出し、「音色パラメータバッファ」UKBUFにスト
アする。また、MLCODEに記憶している音色コードに、応
じてその音色名をマルチメニュー操作部MMSで表示する
(ステップ83)。
こうして、ダイヤル23の操作によってメモリパックMP
C(ボイスパック)に記憶されている音色データが選択
され、これが押されたホワイトボタンWB1Uに対して割当
てられ、割当てられた音色名が表示される。
また、「音色パラメータバッファ」UKBUFにストアさ
れた音色パラメータデータが上鍵盤トーンジェネレータ
UKTGに送出され(ステップ84)、該上鍵盤トーンジェネ
レータUKTGで発生する楽音信号の音色が、現在割当て処
理中のホワイトボタンWB1Uに対して新たに割当てられた
音色に設定され、該音色をモニタすることができる。
なお、レジスタMLCODEにストアされている音色コード
の値を1増加した音色コード「MLCODE+1」が、メモリ
パックMPCに記憶されていない場合は、第10図のステッ
プ79は、NOとなり、ステップ85に行く。ステップ85で
は、メモリパックMPC(ボイスパック)の先頭のアドレ
スに記憶されている音色の音色コードを、レジスタMLCO
DEにセットする。
なお、第10図のステップ81において、「マルチメニュ
ー使用スイッチコードレジスタ」MULTIにスイッチコー
ドがストアされているスイッチ(つまり現在割当ての対
象となっているホワイトボタン)が、下鍵盤であればLK
のルートに行き、ペダル鍵盤であればPKのルートに行
き、リズムであれば「リズム」のルートに行く。これら
のLK,PK,リズムのルートのフロー図は省略したが、UKの
ルートのステップ82〜84のルーチンとほぼ同様の仕様に
より構成されるので、容易に推測できるであろう。
前述と同様に、メモリパックMPCを読み出す場合も、
別の音色に変更したい場合は、マルチメニュー操作部MM
Sのダイヤル23を更に操作すればよい。ダイヤル23を更
に増加操作した場合は、上述と同様に、第10図の処理が
繰り返される。他方、ダイヤル23を減少操作した場合
は、図示しないマルチメニューダイヤルDOWN処理によっ
て、新たに割当てるべき音色が選択される。この場合
も、ダイヤル23を減少操作した場合に実行されるマルチ
メニューダイヤルDOWN処理においては、「マルチメニュ
ー表示コードレジスタ」MLCODEにストアされている音色
コードの値を1減少した音色コード「MLCODE−1」が、
メモリパックMPCを読み出すべき音色の音色コードとな
るのであり、その他の処理は上述のマルチメニューダイ
ヤルUP処理とほぼ同様である。
ユーザーボイス,ユーザーリズムのセット 以上のようにパックステイタスを「2」に設定して、
マルチメニュー操作部MMSのダイヤル23を操作すること
により、メモリパックMPC(ボイスパック)から希望の
音色データを読み出した状態において、これを現在割当
て処理中のホワイトボタンWB1Uの「ユーザーボイス」と
して登録したい場合は、該ホワイトボタンWB1Uをもう1
度押圧する。
すると、第7図のWB1Uオンイベント処理が実行され、
ステップ36のYESを経て、ステップ43へ行き、もはや
「パックステイタスレジスタ」PACKSTがデータ「2」で
あるから、ステップ51〜57のルーチンに行く。
ステップ51では、「パック割当て用の被選択スイッチ
コードレジスタ」PACCDに記憶されている前回押された
スイッチのコードが、今回押されたホワイトボタンWB1U
のスイッチコードと同じであるかを調べる。違う場合は
ステップ44に移り、同じ場合はステップ52に行く。これ
は、同じホワイトボタンWB1Uが2度押されたとき「ユー
ザーボイス」の登録を行うようにするためである。
ステップ52では、「ユーザーボイス」を示す音色コー
ドを、今回押されたホワイトボタンWB1Uに対応する「割
当て音色コードレジスタ」UKWB1にセットする。
次に、「マルチメニュー表示コードレジスタ」MLCODE
にストアされている音色コードに対応する音色のパラメ
ータデータをメモリパックMPCから読み出し、このパラ
メータデータと音色コードを、今回押されたホワイトボ
タンWB1Uに対応するユーザーボイスデータレジスタUKUS
R1に登録する(ステップ53)。
こうして、「ユーザーボイス」の登録が行われる。そ
の後、現在挿入されているメモリパックMPCのデータ
を、引き続き、別のホワイトボタンに割当てることがで
きるようにするために、パックステイタスレジスタPACK
STをデータ「1」にセットし(ステップ54)、再び音色
用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pに対応するLEDを点滅
させ(ステップ55)、割当てる対象とするステップが音
色用の全ホワイトボタンWB1U〜WB2Pの中から選択可能で
あることを示す。そして、レディ状態であることを示す
所定の表示を表示器22で行い(ステップ56)、「マルチ
メニュー使用スイッチコードレジスタ」MULTIと「マル
チメニュー表示コードレジスタ」MLCODEの内容をリセッ
トする(ステップ57)。
挿入されたメモリパックMPCが「リズムパック」の場
合は、第8図のステップ63でPACKRが「リズムパック」
を示すデータ「2」にセットされる。リズム用のホワイ
トスイッチONイベント処理も第7図とほぼ同様の仕様で
あるが、第7図のステップ36に相当する処理ではPACKR
=「2」であるかを調べる。そして、上述とほぼ同様の
手順により、「ユーザーリズム」の登録が行われる。
こうして、挿入されたメモリパックMPCを読み出すた
めの処理は、メモリパックMPCが「ボイスパック」の場
合は音色用のホワイトスイッチが押されたときだけ行わ
れ、メモリパックMPCが「リズムパック」の場合はリズ
ム用のホワイトスイッチが押されたときだけ行われる。
挿入されていたメモリパックMPCがメモリパック挿入
部19から取り外されると、第9図の「メモリパックOFF
イベント」処理が実行される。ここでは、まず、「パッ
ク検出レジスタ」PACKRをデータ「0」にリセットし
(ステップ66)、全てのホワイトボタンに対応するLED
の点滅を停止させ(ステップ67)、表示器22の表示を所
定の初期状態表示に戻す(ステップ68)。
音色あるいはリズムの選択 所望の音色あるいはリズムパターンを選択する場合
は、その音色あるいはリズムパターンの性質に応じたグ
ループのグレイボタンを押圧する。
例えば、上鍵盤でコンビネーション系の音色を選択し
たい場合は、グレイボタンGB1Uをオンする。すると、前
述の第6図のステップ29〜35の処理により、押されたグ
レイボタンGB1Uに対応する「割当て音色コードレジス
タ」UKGB1に記憶している音色コードに関するパラメー
タデータがボイスROM14から読み出され、「音色パラメ
ータバッファ」UKBUFにストアされると共に上鍵盤トー
ンジェネレータUKTGに送出され、また、その音色名がマ
ルチメニュー操作部MMSで表示される。これにより、該
上鍵盤トーンジェネレータUKTGで発生する楽音信号の音
色が、今押されたグレイボタンGB1Uに対して現在割当て
られている音色に設定され、上鍵盤で任意の鍵を押圧す
ることにより、該押圧鍵の楽音信号を該音色で発音させ
ることができる。
また、ホワイトボタンに割当てられている音色又はリ
ズムパターンを選択したい場合は、所望のホワイトボタ
ンを押圧する。例えば、上鍵盤用のホワイトボタンWB1U
をオンすると、前述の第7図のステップ37〜42の処理に
より、押されたホワイトボタンWB1Uに対応する「割当て
音色コードレジスタ」UKWB1に記憶している音色コード
に関するパラメータデータがボイスROM14またはRAM15か
ら読み出され、「音色パラメータバッファ」UKBUFにス
トアされると共に上鍵盤トーンジェネレータUKTGに送出
され、また、その音色名がマルチメニュー操作部MMSで
表示される。これにより、該上鍵盤トーンジェネレータ
UKTGで発生する楽音信号の音色が、今押されたホワイト
ボタンWB1Uに対して現在割当てられている音色に設定さ
れ、上鍵盤で任意の鍵を押圧することにより、該押圧鍵
の楽音信号を該音色で発音させることができる。
なお、上記実施例では、グレイボタンあるいはホワイ
トボタンに割当てる楽音制御情報が、音色またはリズム
パターンであるが、これに限らず、伴奏パターンや効
果、音量その他の情報であってもよい。
また、鍵盤は3段鍵盤に限らず、2段あるいは1段等
であってもよい。
また、グレイボタンあるいはホワイトボタンに割当て
る楽音制御情報を選択する手段は、上記実施例のような
マルチメニュー操作部に限らず、何でもよい。また、マ
ルチメニュー操作部における操作子はダイヤルに限ら
ず、アップ/ダウンスイッチ等その他のものであっても
よい。
なお、上記実施例では、楽音制御情報を選択するため
のスイッチ手段(すなわちグレイボタン及びホワイトボ
タン)は、オン・オフ型の押しボタンスイッチである
が、これに限らず、複数段階の切替位置を持つ切替スイ
ッチやボリューム等の操作子であってもよく、この発明
でいうスイッチ手段とはこれら全てのタイプのスイッチ
及び操作子を含むものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、複数の楽音
制御情報をその性質に応じて複数のグループに分類し、
これらグループの各々に対応して第1のスイッチ手段を
設け、この第1のスイッチ手段には、それに対応するグ
ループ内の楽音制御情報の1つを選択的に割当て、割当
てた楽音制御情報を該スイッチ手段の操作に応じて選択
できるようにしたので、所望の楽音制御情報の選択を行
いたい場合、その楽音制御情報の性質に対応するグルー
プに対応するスイッチ手段を操作すればよく、操作が極
めてし易くなる、という優れた効果を奏する。また、選
択可能な楽音制御情報の数に比べてスイッチの数を少数
に節約することができる。
また、第2のスイッチ手段を併設し、この第2のスイ
ッチ手段に対しては前記グループ分けとは無関係に所定
の複数の楽音制御情報の中の1つを選択的に割当てるよ
うにすることにより、第1のスイッチ手段との間で有効
な使い分けができるようになる。すなわち、第2のスイ
ッチ手段に対してはどのような性質の楽音制御情報でも
割当て可能にすれば、第1のスイッチ手段の数を無闇に
増やさずに、多くの楽音制御情報の割当てが可能にな
り、この場合、第1のスイッチ手段に対しては比較的使
用頻度の高い楽音制御情報を割当て可能にし、その操作
性の良さを十分に活用し、他方、第2のスイッチ手段の
併設により第1のスイッチ手段の数を無闇に増やすこと
のないようにしてスイッチ数の節約にも寄与するように
することができる、という優れた効果を奏する。更に、
第1のスイッチ手段(実施例でのグレイボタンGB…)及
び第2のスイッチ手段(実施例でのホワイトボタンWB
…)に割り当てるべき楽音制御情報を選択するための選
択手段(実施例でのマルチメニュー操作部MMS)を両者
で共通に利用するようにしているので、構成を簡略化す
ることができる。また、どちらかのスイッチ手段(グレ
イボタンかホワイトボタンか)が操作されたかに応じ
て、選択手段による選択対象となる楽音制御情報が自動
的に切り換えられるので、操作者は割当てたい所望のス
イッチ手段(グレイボタンまたはホワイトボタン)を操
作するだけでよく、選択手段(マルチメニュー操作部MM
S)のモードを切り換えるための特別の操作をほかに行
う必要がないので、割当ての際の操作手間の簡略化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの発明の概要に示す機能ブロ
ック図、 第2図はこの発明に係る選択装置を適用した電子楽器の
一実施例のハード構成ブロック図、 第3図は第2図の操作パネル部における選択スイッチの
配置例を示す図、 第4図は第2図のデータ及びワーキングRAM並びにボイ
ス及びリズムパターンRAMにおけるレジスタ等の一例を
示す図、 第5図は第2図におけるマイクロコンピュータ部によっ
て実行されるプログラムのメインルーチンを例示するフ
ローチャート、 第6図はグレイボタンのオンイベント処理の一例を示す
フローチャート、 第7図はホワイトボタンのオンイベント処理の一例を示
すフローチャート、 第8図はメモリパックが挿入されたときのオンイベント
処理の一例を示すフローチャート、 第9図はメモリパックが取り外されたときのオフイベン
ト処理の一例を示すフローチャート、 第10図はマルチメニューダイヤルが増加操作されたとき
のアップイベント処理の一例を示すフローチャート、で
ある。 1a〜1n……スイッチ手段、2……スイッチ機能割当て手
段、3……第2のスイッチ手段、17……操作パネル部、
UKS……上鍵盤音色選択スイッチ部、LKS……下鍵盤音色
選択スイッチ部、PKS……ペダル鍵盤音色選択スイッチ
部、RMS……リズム選択スイッチ部、MMS……マルチメニ
ュー操作部、MPC……メモリパック、22……表示器、23
……ダイヤル、GB1U〜GB12R……グレイボタン、WB1U〜W
B4R……ホワイトボタン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の楽音制御情報をその性質に応じて複
    数のグループに分類し、これらグループの各々に対応し
    て設けられた第1のスイッチ手段と、 第2のスイッチ手段と、 複数の楽音制御情報の中から所望の楽音制御情報を選択
    するためのものであって、前記第1のスイッチ手段及び
    第2のスイッチ手段に割り当てるべき楽音制御情報を選
    択するために共通に利用される選択手段と、 前記第1のスイッチ手段が操作されたときは、該操作さ
    れた第1のスイッチ手段に対応するグループ内の楽音制
    御情報を前記選択手段により選択可能とし、この選択可
    能な楽音制御情報の中で前記選択手段によって選択され
    た楽音制御情報を該操作された第1のスイッチ手段に対
    して割当て、他方、前記第2のスイッチ手段が操作され
    たときは、前記グループ分けとは無関係に所定の複数の
    楽音制御情報を前記選択手段により選択可能とし、この
    選択可能な楽音制御情報の中で前記選択手段によって選
    択された楽音制御情報を該操作された第2のスイッチ手
    段に対して割当てるスイッチ機能割当て手段と を具え、前記スイッチ機能割当て手段により前記各スイ
    ッチ手段に対して割当てられた楽音制御情報が該スイッ
    チ手段の操作に応じて選択されるようにした電子楽器に
    おける選択装置。
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