JPH05148803A - レールの一線配列及び固定装置 - Google Patents

レールの一線配列及び固定装置

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JPH05148803A
JPH05148803A JP4116399A JP11639992A JPH05148803A JP H05148803 A JPH05148803 A JP H05148803A JP 4116399 A JP4116399 A JP 4116399A JP 11639992 A JP11639992 A JP 11639992A JP H05148803 A JPH05148803 A JP H05148803A
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/66Rail fastenings allowing the adjustment of the position of the rails, so far as not included in the preceding groups
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/38Indirect fastening of rails by using tie-plates or chairs; Fastening of rails on the tie-plates or in the chairs

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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レールの支持面上への配列固定及び直線修正
が容易な装置を提供する。 【構成】 スロットを持つクリップ3を接続具に取り付
け、板状のカムワッシャ4をクリップ3の上に置き、ボ
ルト5にナット6を螺合させ、これらをフランジ1に固
定する。クリップのベース部分7が、緩んだ状態におい
て支持面2と摺動可能に係接し、固定された状態におい
て支持面2に密着担持される。当接部分8がベース部分
7から支持面2に対して直角に延び、フランジの外側端
面に当接する。カンチレバー部分9がフランジ1を支持
面に固定する。カムワッシャ4が緩められた状態でベー
ス部分7の表面に摺動可能に係接する。カムワッシャ4
が当接部分8の後面と当接する外側端面を持ち、渦巻き
状外形を持ち、カムワッシャ4をボルト上で角回転させ
ると、これに比例してレールのフランジ1が横に移動す
る。緩い状態でレールの両側でカムワッシャ4を回転し
てレールフランジを一線上に配置し、ナットを回して固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレールのフランジを支持
面の上に一列に配置し、固定するデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】クレーン及びガントリーの
如き各種の移動機械を適切に作動させるためには、レー
ルを正確に敷設する必要がある。レールが許容誤差範囲
内で平行又は真っ直ぐでないと、レールが移動機械のフ
レームの基準線から外れ、レール及び車輪の過度の損耗
を招くに至る。機械の移動により発生する振動、レール
に掛かる衝撃荷重、及び支持構造体の沈下又はずれによ
り、レールは正確な敷設位置から移動することがある。
定期的に保守点検を行い、レールの直線状態をチェック
し、修正工事をして、故障又は早期損耗を防ぐ必要があ
る。
【0003】レールの定期的直線修正及び最初の直線敷
設を可能とするために、各種の接続デバイスが開発され
ている。一般的に、レールはその長手方向に沿って一定
間隔で向き合って配設されたコネクター間に敷設され
る。このコネクターは向き合って対をなして設けられ、
それぞれレールのフランジの1側を把持固定する。1対
のコネクターの間隔は主たる荷重、レールの規格能力、
及びコネクターの規格能力によって決定される。
【0004】通例、このコネクターはボルトを通す大き
めの穴又はスロット即ち細長い穴を持つレールクリップ
を含んでいる。このクリップの前の部分が、フランジの
上面の端の部分の上に伸び、フランジに係接し、これを
所定位置に保持する。ボルトの一番下の部分が支持面に
固定され、又上端部に螺子が切られており、ナットとロ
ックワッシャーとが取り付けられる。クランプ状態にお
いて、このクリップがこのナットとワッシャーとで支持
面に固定される。ベヤリング型の接続方式が摩擦型の接
続方式より一般的に用いられ、この場合は、設計荷重能
力がボルトとワッシャーとクリップとの間の当接力によ
って決定される。緩んだ状態で、ナットが上に抜け出す
と、大きめの穴又は細長いスロット状の穴の中でボルト
が動ける範囲で、クリップが前後に自由に摺動する。フ
ランジの裏面と支持面との間に弾性パットを置いて、衝
撃及び振動の影響を緩和することが出来る。支持面の状
態に応じて各種のボルトを使うことが出来る、即ち、支
持面が鋼製の横梁のフランジの場合は、頭付き貫通ボル
ト又は溶接−植込みボルトが使用され、コンクリートの
支持面の場合はアンカーボルトが埋め込まれる。
【0005】一般的コネクターの2つの型が米国特許第
2,134,082号、Goodrich、に記載され
ている。いずれの場合も、クリップが、ボルトの直径に
対し隙間の出来る寸法の丸い穴を介してボルトに装着さ
れる。クリップと支持面との間に、フランジの端面に当
接する板がある。1つの型では、この板が方形をしてお
り、ボルトが通る斜めのスロットを持っている。この板
の横端面をコツコツ叩き、斜めのスロットと係合してい
るボルトが板を前後に強制的に押すようにすることによ
って、レールのフランジを側方に動かすことが出来る。
側方荷重が保持ボルトに伝わり、フランジの外側の面が
方形の板の前面全体に当接する。米国特許第2,13
4,082号に記載されている第2の型では、当接板と
クリップとが互いに揃った円形の穴を持っている。この
板が板の穴を中心として曲率半径の変化する対称形の前
面を持ち、このボルトの回りで板を回すと、レールのフ
ランジが側方にずれるようになっている。第2の形の場
合、フランジの外側の面が湾曲した板の前面の小いさな
湾曲部分に当接する。クリップがナットで固定される
と、レールからの側方荷重が、主としてクリップの前の
部分とフランジの上の面との間の摩擦によって、ボルト
に伝えられる。移動機械の振動及び衝撃によって、しば
しばナットが緩み、第2の型の場合、集中荷重が湾曲し
た板の前面に掛かる。この集中荷重が湾曲した板又はフ
ランジの支持能力を超え、疲労欠陥の初めにストレス集
中部として作用しやすい傷が発生することがある。更
に、レールと湾曲した板とがこの当接部で過度に損耗
し、交換が必要になる。第1の型の場合、方形の板は当
接ストレスを比較的均等に分散するが、一番前の位置と
後の位置との間に方形の板を収容するのに必要とするス
ペースが多くの場合過剰と考えられる。
【0006】これらより小型のコネクターが米国特許第
1,470,090号、Manning、米国特許第
3,934,800号、Molyneux、に記載され
ている。これらのコネクターのクリップは上部が円形の
皿孔になったオーバーサイズの1つの中央穴を持ち、こ
こに円形のワッシャが入っている。このワッシャが、そ
の中に押し込まれるボルトに合ったノミナル寸法のオフ
セットした1つの偏心孔を持っている。このクリップ
が、フランジの上の面に当接し且つフランジの外側端面
と係接する前の部分の後側に当接肩部を持つ前の部分を
持っている。この当接肩部はレールからの側方の当接荷
重を均等に分散させる。緩んだ状態でワッシャがボルト
の回りを回転することによって、ワッシャの円周面が、
クリップの中央孔の皿孔になった上の部分の円形の内面
上を摺動する。従って、ワッシャの回転によって、クリ
ップが前後にずれ、ワッシャの孔の偏心によってレール
が真っ直ぐに配列される。この円形の偏心ワッシャは製
造が比較的容易だが、これを使用することによって機械
的に不利なことが種々発生する。このクリップが一番前
又は一番後の位置にあり、偏心孔とクリップの前の部分
との間の距離が最大又は最小のとき、一定の角度増分で
のワッシャの回転によってクリップが比較的大きく側方
に移動する。従って、この位置においては、小いさな回
転によってクリップが大きく移動するので、コネクター
の感度が良くない。メカニカルアドバンテージは余り無
く、抵抗力に打ち勝ってクリップとレールとを移動させ
るために大きなトルクを掛けねばならない。クリップが
中間位置にある時は、同じ一定の角度増分でのワッシャ
の回転によってクリップが比較的小いさな側方移動を行
う。この位置においては、クリップを所定量移動させる
のに、ワッシャを比較的大きく回転させる必要があり、
抵抗力に打ち勝ってクリップ及びレールを移動させるの
に必要とするトルクが小さいので、コネクターの感度が
良い。
【0007】このような従来のコネクターを使用しての
一列配置作業は、側方移動及び角度位置に関してワッシ
ャの感度と応答性が変わるため複雑である。やり方及び
感度が変化するため、実際作業はその都度試行錯誤を重
ねて行うことになる。これは、掛けるトルクとその結果
の側方の移動との間の対応を予め予測することが困難な
ことによる。
【0008】これらのコネクターの更に別の問題点は、
これらを間違った方向に装着し易いことで、この場合
は、ナットをボルトに締め付けるとワッシャが回転し、
クリップが緩みやすくなる従って、集中荷重に基づく問
題点を無くすため十分な当接面積を持ち、しかも、装着
及び修正が容易なコネクターを提供することが望まれ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のコネク
ターの上述の欠点を新規な形で解決するコネクターを提
供する。
【0010】本発明により、支持面上にフランジを整列
配置し、これをクランプするデバイスが提供され、これ
が:ベース部分と、当接部分と、カンチレバー部分とを
持つクリップで、上記ベース部分が細長い1つのスロッ
トを持ち、又、緩められた状態において上記支持面と摺
動可能に係接し、固定された状態において上記支持面に
密接担持される裏面を持ち、上記当接部分が上記ベース
部分の前端部から上記支持面に対して直角に延び、上記
当接部分が上記フランジの外側端面に係接する前面を持
ち、上記カンチレバー部分が上記当接部分から前に向か
って延び、上記カンチレバー部分が上記フランジの上の
面と係接する裏面を持つ、ものと;偏心して配置された
1つの穴を持つカムワッシャで、緩んだ状態にあると
き、上記カムワッシャが、上記ベース部分の上の表面と
摺動可能に係接し、固定された状態にあるとき上記ベー
ス部分に密接担持される裏面を持ち、上記カムワッシャ
が上記当接部分の後側面と係接する外側端面を持つ、も
のと;上記カムワッシャの上表面に係接し、上記穴及び
上記スロットを通って延びる接続手段で、これにより、
上記カムワッシャ及びクリップを上記支持面上に一線配
置しこれに密接担持させ、上記フランジを上記カンチレ
バー部分と上記支持面との間に固定する、ものと;を含
み、この場合、上記カムワッシャを、緩んだ状態におい
て、上記接続手段の周りで回転させることにより、上記
フランジを一線配置することが出来る。
【0011】
【実施例】図3及び図4に本発明によるコネクターの作
用状態が示されている。レールフランジ1が支持面2の
上に支持されている。図3に、フランジ1の図で言って
最も手前に後退した位置が実線で、又、図で言って最も
奥に前進した位置が1′として一点鎖線で示されてい
る。寸法Xはレールの長手方向に対して横方向の最大調
節範囲を示している。図4にはフランジ1が最も前進し
た位置で示されている。コネクターが、1つの細長いス
ロットを持つクリップ3と、カムワッシャ4ボルト5と
及びナット6とを持っている。緩められた状態において
は、ナット6が緩められ、ワッシャ4がボルト5の回り
を回転することが出来る。ワッシャ4が時計回りの方向
に回されると、クリップ3に当接するワッシャ4の外側
端面がクリップ3とこれに接するレール1とを前方に押
し、レールを1線上に整列させる。図1に示すごとく、
同じコネクターが反対側のレールフランジ1にも置かれ
ている。向き合った1対のコネクターを互いに反対方向
に回すことによって、フランジ1の側面を整列させるこ
とが出来る。フランジ1が所望の位置になったなら、ナ
ット6が締められ、フランジ1を所定位置に固定する。
ナット6は右回りの螺子を持っている。従って、ワッシ
ャ4が図に示す方向を向いている場合、ナット6をボル
ト5に締め付けると、ナット6とワッシャ4との間の摩
擦によってワッシャ4が時計回りの方向に回転し、ワッ
シャ4を更にクリップ3に押し付ける。 好ましくは、
ワッシャ4に印を設け、一方の面を他の一方の面と容易
に区別出来るようにし、図3及び4に示すごとく、ワッ
シャを正しい向きに装着する案内にすると良い。好まし
くは、この印を、正しく装着したとき上になる面に設け
るようにし、時計回りの方向に回したとき、固定点に対
してワッシャの幅が連続的に増加するようにする。この
印を上記一方の面に打刻した矢印4aの形にし、ワッシ
ャ4の穴4bの回りを時計回りに回転する方向を指すよ
うにする。
【0012】図1及び2に示すごとく、クリップ3がベ
ース部分7と、当接部分8と及びカンチレバー部分9と
を持つ。このベース部分7が細長いスロット10を持
ち、この穴からボルト5が突出する。当接部分8がベー
ス部分7の前端部から支持面に対して直角に上に向かっ
て伸びている。この当接部分8の上端部からカンチレバ
ー部分9が前に向かって伸びている。
【0013】レールとコネクターとを配置している間
に、一連のボルト5が一般的方法によって支持面に固定
される。これらのボルト5は:金属の支持面に溶接され
たスタッドボルト即ち植込みボルトか;板の支持面に開
けられた穴に通される頭付きボルトか;又はコンクリー
トの支持面に埋め込まれたアンカーボルトか;にするこ
とが出来る。所定のレール敷設位置の中心線が先ず決め
られ、ボルト5が、レールの中心線から所定の側方距離
の位置に、レールの長手方向に沿ってそれぞれ向き合っ
て対をなすようにして配設される。図1に寸法YL 又は
R で示す側方距離が、フランジ1の幅及び選択したス
ロット10の長さとによって一義的に決定される。スロ
ット10の長さは、所望の側方配列の程度に応じ、且つ
ボルト5の設置誤差を相殺できるようにして決定され
る。
【0014】レールが向き合ったボルトの間の所望の位
置付近に置かれ、クリップ3が図2に示すごとくスロッ
ト10から突出しているボルト5の上に置かれる。クリ
ップ3を動かして、図1に示すごとく、フランジ1と緩
く係接させる。必要ならば、衝撃を吸収する弾性マット
(図示無し)を支持面2とフランジ1の下の面との間に
置くことが出来る。この場合、当接部分8の高さはこの
マットの厚さを考慮した高さとする。衝撃を吸収する弾
性パット22がカンチレバー部分9の下の面に接着され
ている。当接部分8の前面がフランジ1の外側端面に係
接し、弾性パット22の下の面がフランジ1の上面に係
接する。ナット6が未だ締められておらず、コネクター
が緩められた状態の時は、ベース部分7の下の面が支持
面2の上に摺動可能の状態で係接している。
【0015】カムワッシャ4が偏心して設けられた円形
の穴4bを持ち、カムワッシャ4をクリップのベース部
分7の表面上に置くと、この穴からボルト5が突出す
る。次に、ナット6がボルト5に螺着され、図3に示す
ごとく緩やかな状態でワッシャ4とクリップ3とを固定
する。カムワッシャ4の裏面は、緩めた状態では、ベー
ス部分7の表面に摺動可能に当接している。カムワッシ
ャヤ4の外側端面11が当接部分8の後面12に当接す
る。端面11が特徴的なカム形状をしており、カムワッ
シャ4を回転させて端面11と係接させると、当接部分
の後面12がカムの形状に追随する。
【0016】図3及び4に示すごとく、レールフランジ
1は寸法Xで示す範囲を横方向に摺動することが出来
る。寸法Xは幾何学的にカムワッシャ4の寸法で決ま
り、スロット10の長さによって決まるものではない。
即ち、クリップ3が最も前の位置にある時でも、ボルト
5はスロット10の後端から離れており、最も後退した
位置にある時でも、ボルト5はスロット10の前端から
離れている。明らかなごとく、このスロット10はフラ
ンジの横方向への動作方向に対して平行に伸びている必
要はない。従来技術の例においては斜めのスロット10
を用いたものがある。
【0017】好ましいカム形状の一例を図5のカムワッ
シャについて示す。ボルト5が突出する円形の穴4bは
直径がボルト5よりも約1.5mm(1/16インチ)
大きい。カムワッシャ4の外側端面は実質的に穴4bを
中心とした渦巻き状カム形状をしている。一例として
は、この渦巻き形状部が外側端面11の約200°の角
度の範囲に亘っている。ワッシャの外側端面11の残り
の部分は互いに直交する第1及び第2の直線部分16及
び17から成っている。第1の直線部分16は渦巻き形
状部の内側曲線の端部からこれに対して接線方向に伸
び、ワッシャ4を回転させたときの滑らかな転移点を形
成している。第2の直線部分17は上記穴4bを挟んで
この渦巻き形状部と向き合って、実質的にカム4の最大
直径に沿って伸び、ワッシャ4を時計回りの方向に回す
ための衝撃を受ける面を提供している。
【0018】この好ましい形状の場合、穴4bから測っ
たカムの幅は、上記穴の中心の回りの同じ旋回角度に対
して実質的に単調(monotonically )に増加している。
この形状は厳格には単調曲線ではないが、この単調曲線
を幾何学的に次の式で表すことが出来る、即ち、 D
=D0 +Cφ ここで、D0 は起点即ち形状部の曲線の内側の端部にお
けるカムの幅、Cは定数、φは穴4bの中心と上記起点
とを結ぶ基準線と、上記中心と幅がDの時のカムの外側
端面上の点とを結ぶ線と、の間の角度である。
【0019】好ましくは、カムの制作を容易にするため
に、このカムの形状部が、カムの穴4bと同心の仮想円
上にその曲線中心を持つ一連の部分円弧から成り立って
いる。本発明の場合、この連続した弧のそれぞれの曲線
中心が、上記仮想円の円周上に連続して等間隔に配置さ
れている。
【0020】図5によって説明すると、一例として、カ
ムの形状が仮想円31を用いて描かれる。作図座標線3
2及び33が穴4bの中心を通って端面17に対して1
つは平行に、また一方は直角に引かれ、軸線x及びyを
それぞれ形成する。点O1 からO5 を、軸線x,yによ
って規定される極座標システム上で−45°、−90
°、−135°、−180°、及び225°におけるベ
クトルと仮想円31との交点とする。半径R1 〜R5
円弧がそれぞれO1 〜O5 を中心として描かれ、これら
の半径が実質的に単調に減少している。単なる一例とし
て、カムの最大直径を単位1として例示すると、それぞ
れの半径及びその他の寸法が表1に示すようになる。
【0021】 表1 寸法 単位1に対する値 O1 を通るカムの最大直径 1 R1 0.6875 R2 0.6283 R3 0.5658 R4 0.5033 R5 0.4408 穴4bの直径 0.3701 円31の直径 0.1850 半径R1 〜R5 によって作られるこれらの軸がそれらの
端部で滑らかに互いに転移し、滑らかな渦巻き形状を作
り出す。各円弧が約45°の範囲に亘って延び、各45
°の回転に対して、穴4bの中心から測ったカムの幅が
略々同じように即ち単調に増加する。
【0022】図3及び4によって、このようにして作ら
れたカムワッシャ4の利点を容易に理解することが出来
る。フランジ1を前進させようとする時点では、クリッ
プ3、ワッシャ4、及びフランジ1の相対位置が図3に
示すようになっている。クリップ3が一番後に下がった
位置にある時は、第1の直線部分16が当接部分8の後
面12に当接し、ボルト5がスロット10の前端に当接
している。緩められた状態でナット6がカムワッシャ4
に当接し、整列作業の間の、ワッシャ4、クリップ3及
びレールフランジ1を所定位置に保持する。緩められた
状態においては、クリップ3とフランジ1とが支持面2
の上を摺動し、ワッシャ4がクリップ3の上を、ナット
6によって互いに保持されながら、摺動する。フランジ
1を前に動かすために、普通スクエヤー・ドリフト(sq
uare drift)の如き工具を介してワッシャがハンマーの
衝撃で強打される。このトリフトの頭がワッシャ4の第
2の直線部分17に当てがわれ、これによって、ワッシ
ャ4がボルト5の回りを時計回りの方向に回転する。カ
ムワッシャ4が時計回りの方向に回転すると、渦巻き形
状の外側端面11がクリップの当接部分8の後面に当接
しこれを摺動させ、クリップ3とフランジ1とを支持面
上で前方に移動させる。静止ボルト5と係合するワッシ
ャ4の穴4bと、渦巻き状の側端面11との間の距離が
増加することによって、フランジ1が更に前に摺動す
る。
【0023】レールの所望の位置が、例えばレールの中
心線に沿ってレーザビームを照射する等の公知の測量技
術によって決定される。渦巻き形状部の角度の変化と半
径長さの変化との間の実質的に単調な関係を利用して、
クリップ3とフランジ1とを所望の量だけ動かすに必要
とするワッシャ4の回転角度を推定することが出来る。
【0024】この単調な関係の一例を挙げれば、45°
回転角度が増える毎に、半径距離が約5mm(0.19
インチ)増加する。従って例えば、レールを10mm動
かすためには、ワッシャ4を90°回転させなければな
らない。この単調関係の1つの利点は、ワッシャ4の全
動作範囲を通じて、レールを所望量側方調節するために
必要とする回転角度を予知することが出来ることであ
る。
【0025】近似的に単調な関係のその他の利点は、そ
の動作範囲全体を通じて、レールを動かすためにワッシ
ャを回転させるのに必要とする力がほぼ同じだと言うこ
とである。第2の直線部分17に略々同じ強さのハンマ
ー衝撃を与えることによって、レールの均一な側方移動
が行われることが判るであろう。このことは、渦巻き形
状部の全長に亘って、渦巻き形状の側端面11と当接部
分8の後面12との接点の位置に関係なく成立する。従
って、フランジ1を所定量側方に移動させるために必要
とする力及びワッシャ4の回転量が容易に且つ信頼性を
もって予測できるため、レールの付設及び直線配列が単
純化される。
【0026】コネクターはフランジ1を挟んで向き合っ
て対を成して配置されるので、向き合ったコネクターの
ワッシャ4を反対方向に回転させることによって、フラ
ンジ1を側方に移動させ、固定ボルトの列に近付けたり
離したりすることが出来る。図1によって説明すると、
フランジを左に移動させるためには、フランジ1の左側
のコネクターのワッシャ4を反時計回りの方向に回転さ
せ、フランジ1の右側のコネクターのワッシャ4を時計
回りの方向に回転させねばならない。
【0027】フランジ1が正確に所望の位置になったな
らば、これら向き合ったコネクターのナット6をそれぞ
れ締め付ける。好ましくはナットは左右同時に締め付
け、ナット6の下の面とワッシャの上の面との間の摩擦
力で、ワッシャ4が過度に時計回りの方向に回転しない
ようにする。ナット6を締め付けるとき、ワッシャ4が
時計回りの方向に僅かに回転することは好ましいことで
ある。その理由は、その結果として、ワッシャ4、クリ
ップ3及びフランジ1が付加的に更に密着し、フランジ
1を更にしっかりと保持するからである。クリップのベ
ース部分7は、その長手方向に沿って上向きに凸面状に
湾曲した形で型成形し、ナットを締め付けたとき、これ
がバネワッシャのごとき働きをして、ナットの螺子を上
向きに押し、ボルト5の螺子と密接に螺合させるように
する。その結果、螺合する2つの螺子の間の摩擦抵抗に
よってナット6の緩みがなくなり、レール上を走る移動
機械の振動及び衝撃の下でも、コネクターは常にしっか
りと固定されている。
【0028】クランプした状態においては、ナット6は
カムワッシャ4に当接して締め付けられている。カムワ
ッシャ4はクリップのベース部分7の表面に当接し、ク
リップのベース部分7の裏面が支持面に当接して支持さ
れている。図1に示すごとく、フランジ1は向き合った
クリップの当接部分8の前面の間に、側部からしっかり
と保持されている。フランジ1は支持面2とコネクター
のカンチレバー部分9の裏面との間にクランプされる。
【0029】好ましい形のカムワッシャ4の更に別の利
点は、ナット6に掛かる開放トルクに関するものであ
る。この開放トルクはフランジ1に掛かる横方向の荷重
に基づくトルクで、当接部分8を介してカムワッシャ4
の側端面11に伝わる。ナット6が完全に締め付けられ
ると、カムワッシャ4はクリップ3の上の表面にこれと
一体になったのに等しく、当接部分8からカム4の側端
面11に僅かな力しか伝わらない。然し、この力が、ナ
ット6を開く即ち緩めようとするトルクの形でナット6
に伝わり、側端面と当接部分8の後面との間の接点に側
端面11に対して直角の半径方向に沿って掛かる。勿
論、このトルクは、力の大きさと、中心からの作用線の
距離、即ち、当該半径とナットの軸との間の垂直距離
(穴4bの中心が軸32と33との交点にあるとして)
との積である。このカム4の実施例の1つの利点は、こ
の垂直距離の変化が僅かで、クリップ3に対するカム4
のすべての回転位置で実質的に一定だと言うことであ
る。従って、フランジ1によって掛かる所望の横方向の
最大荷重又は力に相当する所定のトルクにまでこのナッ
トを締め付けても、確信をもって、カム4の全ての回転
位置において、このクリップが最大の横方向の荷重に耐
えるようにすることが出来る。
【0030】又、調節の間、カム4を回転させるために
直線部分17を強打する場合においても一定のメカニカ
ルアドバンテージがある。回転に対して抵抗する力、即
ち、レールフランジ1に向かって発生し、当接部分18
との接点で側端面11に対して接線方向から半径に沿っ
て伝わる力、のレバーアームは、勿論、この半径と穴4
bの中心との間の上述した垂直距離であり、この距離は
カム4の全ての回転位置において実質的に一定である。
上述した強打が直線部分17に対して垂直だとすると、
回転を引き起こすこの力のレバーアームは、衝撃点と軸
33との間の距離で、その最大値は、軸33から、直線
部分16から遠位の直線部分17の端に至る距離であ
る。好ましくは、上記最大値と上述した垂直距離との間
の距離の比は約6:1から12:1で、好ましくは約
7:1から11:1の範囲である。
【0031】特に好ましい実施例においては、好ましい
機械的利点を得るために、上述した仮想円31がカム4
の穴4bより小さくなるようにする。説明のために例を
挙げると、穴4bが0.5625インチの直径を持ち、
仮想円31の直径が0.2812インチで、穴4bの中
心からの半径の垂直距離が実質的に0.0994インチ
で、軸33と直線部分17の端との間の距離が約0.8
952インチで、約9:1までのメカニカルアドバンテ
ージが得られる。
【0032】レールのごとき圧延構造のフランジ1は図
1に示すごとく圧延時に丸くなったエッジを持ってい
る。例えば振動によりナット6が緩くなると、特に比較
的薄いフランジ1を持つレールの場合は、フランジ1が
側方にずれ、クリップのベース部分7と支持面2との間
に向かって作用することがある。このフランジ1の丸く
なったエッジが、鋭いエッジの場合よりも抵抗が小さい
ため、クリップ3と支持面2との間にフランジ1が楔状
に割り込み易くなる。フランジ1がクリップ3の下に割
り込む傾向を小さくするために、クリップが、ベース部
分7の裏面と当接部分の前面とが鋭いエッジ18で交わ
るようにする。この鋭いエッジ18の曲率半径は、当接
部分8の前面の高さよりも遥かに小さい。
【0033】フランジ1の外側端面がクリップの当接部
分8の前面全体に当接し、側方荷重が当接部分8の後面
とカム4との間からボルト5に伝わり、これが直接剪断
に対して抵抗する。カム4の渦巻き状に湾曲した形状部
分15と、クリップの当接部分8の後面とは本質的には
線接触で当接しているが(これは、これらの間に伝わる
荷重の大きさが比較的低いためである)、当接ストレス
は許容限度内に止まり、クランプ状態で過度の損耗が発
生することは無い。例えば振動により、ナット6が過度
に緩むと、カムワッシャ4と当接部分8との間のこの線
接触のために、カム4の損耗、偏平化、又は凹みが発生
するが、これは安い部品即ちカム4を交換することによ
って修正することが出来る。当接部分8はその幅全体で
レールフランジ1と係接しているので、これが変形する
ことはない。
【0034】本発明によってこのコネクターを作るに
は、カムワッシャ4とクリップ3とを金属板から打ち抜
くか、鋳造によって作る。上述したごとく、クリップ3
を作るとき、当接部分8の前面に続くベース部分7の裏
面のエッジが比較的小いさな曲率半径になるように、即
ち鋭い角18を形成するようにすることが重要である。
クリップ3を金属板から打ち抜く時は、ブランクの曲げ
によってエッジがどうしても丸くなるので、この様な鋭
い角18を作るのが難しい。従って多くの場合、鋳造ク
リップ3の方が好ましい。図6,7及び8に各種のクリ
ップが示されており、このクリップ3は金属板から打ち
抜かれているが、中央突起19と、当接後面12の面に
前端部を持つスロット10とを持っている。スロット1
0はブランクから打ち抜かれ、丸い後端部と横方向の前
端部とを持っている。次に、このブランクが曲げられ
て、ベース部分7と、当接部分8と、カンチレバー部分
9とを形成する。ベース部分7の裏面と当接部分8の前
面との間に形成されたエッジが中央突起19の両側に丸
くなった部分20を持っている。中央突起19が鋭い下
エッジ21を持ち、これが、クリップ3と支持面2との
間にレールフランジが割り込むことを防ぐことの出来る
十分な幅を持っている。従って、鋳造法の代わりに、比
較的安価な打抜き法で、鋭い下エッジ21を持つクリッ
プ3を作ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、レールの両側のフランジに締め付けら
れた2つのクランプを示す断面図、
【図2】図2は、レールのフランジに隣接するボルトに
装着される細長い穴を持つクリップの斜視図、
【図3】図3は、カムワッシャを持つコネクターで、最
も後ろに下がった位置を示す斜視図、
【図4】図4は、図3のコネクターが最も前に進んだ位
置を示す斜視図、
【図5】図5は、約200°回転調節することの出来る
カムワッシャの詳細を示す平面図、
【図6】図6は、クリップの別の実施例を示す平面図、
【図7】図7は、図6のクリップの側面図、
【図8】図8は、図6のクリップを下から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…レールフランジ、2…支持面、3…クリップ、4…
カムワッシャ、5…ボルト、6…ナット、7…ベース部
分、8…当接部分、9…カンチレバー部分、10…スロ
ット、11…外側端面、16,17…直線部分、19…
中央突起。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを支持面上に一線上に配置しこ
    れを固定する装置で、これが:ベース部分と、当接部分
    と、カンチレバー部分とを持つクリップで、上記ベース
    部分が細長い1つのスロットを持ち、又、緩められた状
    態において上記支持面と摺動可能に係接し、固定された
    状態において上記支持面に密接担持される裏面を持ち、
    上記当接部分が上記ベース部分の前端部から上記支持面
    に対して直角に延び、上記当接部分が上記フランジの外
    側端面に係接する前面を持ち、上記カンチレバー部分が
    上記当接部分から前に向かって延び、上記カンチレバー
    部分が上記フランジの上の面と係接する裏面を持つ、も
    のと;偏心して配置された1つの穴を持つカムワッシャ
    で、緩んだ状態にあるとき、上記カムワッシャが上記ベ
    ース部分の上の表面と摺動可能に係接し、固定された状
    態にあるとき上記ベース部分に密接担持される裏面を持
    ち、上記カムワッシャが上記当接部分の後側面と係接す
    る外側端面を持つ、ものと;上記カムワッシャの上表面
    に係接し、上記穴及び上記スロットを通って延びる接続
    手段で、これにより、上記カムワッシャ及びクリップを
    上記支持面上に一線配置しこれに密接担持させ、上記フ
    ランジを上記カンチレバー部分と上記支持面との間に固
    定する、ものと;を含み、この場合、 上記カムワッシャを、緩んだ状態において、上記接続手
    段の周りで回転させることにより、上記フランジを一線
    配置することが出来る、フランジを支持面上に一線上に
    配置しこれを固定する装置。
  2. 【請求項2】 上記カムワッシャの上記外側端面が、実
    質的に上記穴を中心とする渦巻き状のカム形状部を持
    つ、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記カムの幅が、上記穴の中心の周りで
    の連続した実質的に同等の角移動に対して、実質的に単
    調に増加する、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記カム形状部が一連の部分的円弧を含
    み、それぞれの円弧の中心が上記カムの穴と同心の仮想
    円の上にある、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記一連の円弧の上記中心が、上記仮想
    円の円周上に順次均等な間隔で設定される、請求項4記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 上記仮想円が上記カムの穴よりも小さい
    円である、請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記カムが少なくとも1つの直線状の外
    側端面を持つ、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記カムが、上記穴に対して上記渦巻き
    状カム形状部の反対側で、実質的にカムの最大直径に沿
    って延びる1つの直線状の外側端面を持つ、請求項7記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 上記カムが、上記穴に対して上記渦巻き
    状カム形状部の反対側で、上記カムの穴の中心からある
    垂直距離をもって延びる1つの直線状の外側端面を持
    ち、上記垂直距離と、上記円弧の曲率半径の垂直距離と
    の比が約6:1から12:1の範囲にある、請求項4記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 上記垂直距離の比が約7:1から1
    1:1の範囲にある、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 1つの面を上に向けて、カムを上記穴
    の周りで時計周りの方向に回転させるに従って、1つの
    固定点に対する上記カムの幅が連続的に増加し、上記1
    つの面がカムの適切な回転方向を示す識別マークを携え
    ている、請求項2記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記識別マークが、上記1つの面に打
    刻され、穴の周りでの時計周りの方向を指し示す、矢印
    を含む、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記ベース部分の裏面と上記当接部分
    の前面とが、上記当接部分の上記前面の高さより小さい
    曲率半径を持つ、請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記接続手段が螺子付きのボルトと、
    これと螺合し上記カムワッシャの上の表面に当接するナ
    ットとを含む、請求項1記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記ボルトが金属支持面上に溶接され
    た植込みボルトを含む、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記ボルトが板の支持面の穴に通され
    る頭付きボルトを含む、請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 上記ボルトがコンクリートの支持面に
    埋め込まれたアンカーボルトを含む、請求項14記載の
    装置。
  18. 【請求項18】 上記カムワッシャの1つと上記クリッ
    プのベース部分とが互いに反り合って接しており、これ
    により、ナットを締め付けて、ナットとボルトとの螺子
    の間に高い摩擦力が発生したとき、カムワッシャとベー
    ス部分との間に弾性動作をおこなわせるごとくにする、
    請求項14記載の装置。
  19. 【請求項19】 上記クリップのベース部分が上向きに
    凸面状に湾曲している、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 上記カンチレバー部分の上記裏面が弾
    性パットを含む、請求項1記載の装置。
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