JPH0429367Y2 - - Google Patents

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JPH0429367Y2
JPH0429367Y2 JP11109285U JP11109285U JPH0429367Y2 JP H0429367 Y2 JPH0429367 Y2 JP H0429367Y2 JP 11109285 U JP11109285 U JP 11109285U JP 11109285 U JP11109285 U JP 11109285U JP H0429367 Y2 JPH0429367 Y2 JP H0429367Y2
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foot
mounting
scale
sphere
foot base
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案はユニツトスケール装置の取付位置決め
機構の高さ調整装置の改良、特に工作機械や測定
装置等に用いられる光学式、磁気式等の各種のユ
ニツトスケール装置の着脱交換、その組立製造及
びその高さ調整の簡易化を達成するための改良に
関する。
B 考案の概要 例えばユニツトスケール右端部の取付基準部と
して球体が用いられ、これに対応するフツトベー
スには傾斜溝部が設けられており、この傾斜溝部
で上記球体を受け、フツトカバーをネジ止めする
ことによりユニツトスケールは保持固定される
が、上記溝部に対する球体の設定位置に応じて連
続的にスケールの高さを調整することができる。
C 従来の技術 第6図は従来のユニツトスケール装置の一例を
示す。同図において、11はユニツトスケール本
体、12は検出ヘツド、13R,13Lはフツト
プレート、14はスケールチヤンネル、15,1
6は取付調整用アライメントマーク(基準点)、
17は工作機械等の取付面である。ユニツトスケ
ール本体1を工作機械より取り外し、メンテナン
スを行なつて再度取付面8にフツトプレート3
R,3Lを介して取付ける場合、2点のアライメ
ントマーク15,16の背面と上面が、工作機械
の摺動面に対して規格の平行度を有するように調
整する必要がある。
D 考案が解決しようとする問題点 しかし従来の装置によるとこの調整はピツクテ
スター等の測定装置や調整用のシムを用いた時間
のかかる作業であり、稼動率を高くしなければな
らない数値制御工作機械などに対しては作業性が
悪いためその改善が強く要望されていた。また製
造上スケールチヤンネル4の折り曲げ精度を規定
しても完全にねじれ、たわみを解消できないた
め、フツトプレート3R,3L間に生じる座わり
の悪さを、スペーサによる調整や矯正によつて補
正して組立を行なわざるを得ないので、この点で
も作業性が悪く、ユニツトスケール装置の信頼性
と精度を向上させる必要があつた。
しかるにかかる従来装置の問題点を解決するた
め、例えば特願昭59−183856号はユニツトスケー
ル本体の両端部に取付基準部を設けると共に該取
付基準部に対してスケールを固設し、かつこの取
付基準部に対応してユニツトスケール本体を取付
固設する受け金具を設けた取付位置決め機構を提
案している。
上記取付基準部は例えば球体を成していて、上
記受け金具としてのフツトベースには上記球体に
対応した穴及び溝が設けられ、該球体を受けると
共にフツトカバーがフツトベースに取付けられ
て、ユニツトスケール本体の取付けが行なわれ
る。フツトベースの、例えば背面は円弧状を成
し、取付時のつきあて基準となる。
次に上記機械の詳細を説明すると、第1図乃至
第4図において、1はユニツトスケール本体、2
はスケールチヤンネル、3L及び3Rはブラケツ
ト、4L及び4Rは取付基準部としての球体、5
及び6は該取付基準部に対応してユニツトスケー
ル本体1を取付固設するための受け金具で、例え
ばフツトベース5L,5Rとフツトカバー6L,
6Rから成る。上記ブラケツトと球体は一体に形
成されていて、これら球体4L,4Rの中心がス
ケールチヤンネル2の中心軸上にあるようにブラ
ケツト3L,3Rはスケールチヤンネル2の両端
部に固定される。
フツトベース5L,5Rには夫々受け穴5L1
受け溝5R1が形成されていて、球体4L,4R
をこれらの受け穴、受け溝に嵌合してからフツト
カバー6L,6Rをネジ7,8によつてフツトベ
ース5L,5Rに固定することによるユニツトス
ケール本体1の取付けが行なわれる。
フツトベース5L,5Rは予め工作機械や測定
装置等の所定取付面9に取付穴10L,10Rを
介して取付けられる。この際のつきあて基準とす
るため、フツトベースの背面は前記球体と同一中
心の円弧状取付基準面Rとなつていて、この面が
つきあて面Aにつきあてられるように取付けられ
ている。従つてフツトベースが球体を軸として取
付面9に対し水平方向に微小回転してもその基準
面としての作用を果たす構造になつている。
フツトベースの背面は従来のような平面形状で
もあるいは凹凸がある形状でも取付けることは可
能ではあるが、調整機能を有していないため、調
整機能を必要とする場合、調整できない。しかし
上述のように円弧状取付面とすることにより水平
方向に自在性を有し、かつ基準面としての球体中
心からの寸法を維持してつきあて取付固定できる
ため非常に簡単かつ能率的で取付に大変効果的で
ある。
ユニツトスケール本体1を交換するには、フツ
トカバーをフツトベースより取外してからユニツ
トスケール本体1を取出して他のものをフツトベ
ースに装着し再度フツトカバーをネジ止めするだ
けでよく、従来の如きアライメント調整は不要で
ある。
なお、前記取付基準部は球体だけでなく、円
柱、円筒、角柱、角筒、円錐、角錐、台形、ある
いは一方が球体、他方が円柱等如何なる形状の組
合せのものでもよく、特に球体の場合はその芯出
しが容易であるから製造上有利である。
またスケールとしては光学式、磁気式等如何な
るタイプのものでもよく、例えば磁気スケールM
を用いる場合、第5図に示す如く取付基準部4に
対して一体的に装着する。
上述した構造とすることにより上記ユニツトス
ケール装置の取付け位置決め機構はスケールの取
付、交換等の作業を容易に行なえるようになり、
特にスケールの座わりについて考慮しなくて良い
ので、両端取付面が同一平面でなくても、スケー
ル本体に無理な曲げ応力が加わらずに固設でき
る。
しかしスケール高さ方向に関しては前記従来装
置と同様にフツトベース5R又は5Lと取付面9
との間にシム板を挿入するか、或いはジヤツキー
ボルト機構をフツトベースに設けて調整しなけれ
ばならず、高さ調整が面倒で時間がかかる問題が
ある。
本考案の目的はこのような問題点を解決するた
め、特別の高さ調整部材を追加することなく、ス
ケールの高さ調整を連続的かつ容易ならしめるに
ある。
E 問題点を解決するための手段 本考案は上述した目的を達成するため、少なく
ともユニツトスケール本体の一端部の取付基準部
が球体であり、これに対応する前記受け金具が上
記球体を保持固定するフツトベースとこれに取付
けられるフツトカバーから成り、該フツトベース
は所定取付面に取付けられると共に上記球体を受
ける高さ調整用傾斜溝部を有することを特徴とす
る。
F 作用 前記球体を、スケールが所定高さとなるような
位置のフツトベースの傾斜溝部で受けて、フツト
カバーをフツトベースに取付け、ユニツトスケー
ル本体の取付けを行なう。スケールの高さ調整は
球体の傾斜溝部に対する受け位置を変えて容易に
行なうことができる。
G 実施例 以下図面に示す実施例を参照して本考案を更に
説明すると、第1図及び第2図に示す実施例にお
いて、少くとも前記取付基準部の1つ、例えばス
ケールチヤンネル2の右端部の取付基準部を球体
4Rとし、これに対応する受け金具6′のフツト
ベース5′Rの溝部5R1には傾斜5′R2をつけて
ある。
而して球体4Rは溝部5′R1の傾斜部5′R2に2
点で接触し、フツトカバー6Rとネジ8によりフ
ツトベース5′R1に保持固定される。
フツトベース5′Rをスケール長さ方向に移動
することにより球体4Rと傾斜溝部5′R1との接
触する位置が変り、ユニツトスケールの高さを調
整することができる。またフツトベース5′Rに
は長穴10′Rが設けられていて、図示していな
いネジにより取付面9に確実に固定される。
なお、他端部の取付基準部としては球体の外、
円柱、円錐、台形等でもよく、またスケールは光
学式、磁気式、電磁式等如何なるタイプのもので
もよい。更に溝部5′R1の傾斜方向は図示の場合
とは逆でもよい。
H 考案の効果 以上説明した所から明らかなように本考案によ
れば従来のようなシム板等の追加部材を用いるこ
となく、高さ調整ができるので、取扱い容易で、
コストアツプを生じることもない。しかも従来の
シム板を用いる方法に対し、高さ調整を連続的に
行なうことができるし、更には従来のジヤツキボ
ルト方式による固定では調整後の信頼性に欠ける
が、本考案では調整後、フツトベースを取付面に
確実に固定できるので、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の主要部
を示す概略図、第3図はユニツトスケール装置の
取付位置決め機構の一例を示す概略図、第4図は
その断面正面図、第5図はその側面図、第6図は
その上面図、第7図は第3図の例におけるスケー
ルの取付方法の一例を示す概略図、第8図は従来
のユニツトスケールの取付方法を示す概略図であ
る。 1……ユニツトスケール本体、2……スケール
チヤンネル、3L,3R……ブラケツト、4L,
4R……取付基準部、5,6……受け金具、5′
R1……溝部、5′R2……傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツトスケール本体の両端部に取付基準部を
    設けると共に該取付基準部に対してスケールを固
    設し、かつこの取付基準部に対応してユニツトス
    ケール本体を取付固設するための受け金具を設け
    た取付位置決め機構において、前記取付基準部の
    少くとも1つは球体であり、かつこれに対応する
    前記受け金具はフツトベースとこれに取付けられ
    るフツトカバーとから成り、該フツトベースは所
    定取付面に取付けられると共に前記球体を受ける
    ための高さ調整用傾斜溝部を有することを特徴と
    する高さ調整装置。
JP11109285U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0429367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109285U JPH0429367Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109285U JPH0429367Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6220311U JPS6220311U (ja) 1987-02-06
JPH0429367Y2 true JPH0429367Y2 (ja) 1992-07-16

Family

ID=30990693

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11109285U Expired JPH0429367Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JPS6220311U (ja) 1987-02-06

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