JPS6162809A - ユニツトスケ−ル装置の取付位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はユニットスケール装置の取付位置決め機構の改
良、特に工作機械や測定装置等に用いられる光学式、磁
気式等の各穐のユニットスケール装置の着脱交換の簡易
化及びその組立製造の容易化％：達成１−るための改良
に関する。

〔従来の技術〕

第６図は従来のユニットスケール装置の一列ヲ示す。同
図において、１１はユニットスケール本体。

１２は検出ヘッド、１３Ｂ、１３Ｌはフットプレート。

１４はスケールチャンネル、　１５．１６は取付調整用
アライメン）！−り（基準点）、１７は工作機械等の取
付面である。ユニットスケール本体１に工作機械より取
り外し、メンテナスン行なって再度取付面８にフットプ
レー）３′Ｒ，３Ｌ’Ｙ介して取付ける場合５２点のア
ライメントマーク１５．１６の背面と上面ＩＣ対して、
工作機械の摺動面が規格の平行度を有するように調整す
る必要がある。　□〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし従来の装ｆＩＬＫよるとこの調整はビックテスタ
ー等の測定装置や調整用のシムを用いた時間のかかる作
業であり、稼動率を高くしなければならない数値制御工
作機械などに対しては作業性が悪いためその改善が強（
要望されていた。また製造上スケールチャンネル４の折
り曲げ精度を規定しても完全にねじれ、たわみを解消で
きないため。

フットプレー）３Ｒ，３Ｌ間に生じる座わりの悪さケ、
スペーサによる調整や矯正によって補正して組立を行な
わざるす得ないので、この点でも作業性が悪く、ユニッ
トスケール装置の信頼性と精度を向上させる必要があっ
た。

〔問題点Ｔｔ解決するための手段〕 本発明はかかる従来鉄部の問題点を解決するため、ユニ
ットスケール本体の両端部に取付基準部を設けると共に
該取付基準部に対してスケールを固設し、かつこの取付
基準部に対応してユニットスケール本体を取付固設する
受け金具を設け１こことな特徴とする。

〔作　用〕

上記取付基準部は例えば球体を成していて、上記受け金
具としての７ツトベースには上記球体に対応した穴及び
溝が設けられ、該球体な受けると共にフットカバーがフ
ットベースに取付けらｎて。

ユニットスケール本体の取付けが行なわれる。フットベ
ースの１例えば背面は円弧状を成し、取付時のつきあて
基準となる。

〔効　果〕

本発明によれば上述した構成の取付位置決め機構を利用
することにより下記の効果が伯られる。

（１）　　ユニットスケールの取付基準が梼蓚かつ明確
に設定できるので、スケール間に取付の互換性があり、
しかもユニットスケールの取付は極めて容易となり、取
付余裕もあるから工作機械等に対する取付作業が楽にな
る。

（２）ユニットスケール取付の一元化を計ることができ
、またユニットスケール構造の標準化及び共通化ｌ計り
得るので機種の統合が可能となる。

（３）　　ユニットスケールの工作機株や測定装置等に
対する交換が簡単かつ正確に短時間で行なうことができ
、ユーザーに対するサービスを格段に向上しうる。

（４）　　ユニットスケールの座わりについて考慮しな
くてよいので、製造時において座わりの補正をする必要
がなくなり、この点でも交換の作業性が著しく向上する
。

（５）製造時にスケールチャンネルの折り曲げ精度を考
慮する必要がなくなり、ユニットスケール部品のコスト
ダウンｌ計ることができる。

（６）安定した１度のユニットスケールＹ’Ｆ４ａへ供
給することができ、その信頼性が向上し、また将来にお
けるスケールめ高精度化にも容易′に対応できる。　　
　　　　　　　゛ 〔実施例〕 以下回向に示す実施例を参照して更に本発明を説明する
と、第１図乃至第４図において、ｌはユニットスケール
本体、２はスケールチャンネル。

３Ｌ及び３Ｒはブラケツ）、４Ｌ及び４１１は取付基準
部としての球体、５及び６は該取付基準部に対応してユ
ニットスケール本体ｌ″ＩＪｒ：取付固設するための受
け金具で１例えばフットベース５Ｌ、５Ｂと７ツトカパ
ー６Ｌ、６Ｒから成る。上記ブラケットと球体は一体に
形成されていて、これら球体４Ｌ、４Ｂの中心がスケー
ルチャンネル２の中心軸上にあるようにブラケット３Ｌ
、３Ｂはスケールチャンネル２の両端部に固定される。

フットベース５Ｌ、５Ｂには夫々受け穴５Ｌ１゜受け溝
５ＲＩが形成されていて１球体４Ｌ、４）ＩＹこれらの
受け穴、受け溝に嵌合してからフットカバー６Ｌ、６１
１に：ネジ７，８によってフットベース５Ｌ、５ＲＫ固
定することによりユニットスケール本体ｌの取付けが行
なわれる。

フットベース５’Ｌ、５Ｂは予め工作機械や測定装置等
の所定取付面９に取付穴１０Ｌ、ＩＯＲ′？：介して取
付けられるが、この除のつきあて基準とするため、フッ
トベースの背面は前記球体と同一中心の円弧状取付基準
面Ｂとなっていて、この面がつきあて面Ａにつきあ工ら
れるように取付けられる。

従ってフントベースが球体を軸として取付面９に対し水
平方向に微小回転してもその基準面としての作用を来た
丁構造になつ℃いる。

ユニットスケール本体１’７交換するには、フットカバ
ーｌフットベースより取外してからユニットスケール本
体１ン取出して他のものをフントベースに装着し再度フ
ットカバーをネジ止めするだけでよ（、従来の如きアラ
イメント調整は不太である。

なお、前記取付基準部は球体だけでな（、円柱。

円錐５台形、あるいは一方が球体、他方が円柱等如何な
る形状の組合せのものでもよく、特に球体の場合はその
１６出しが容易であるから展進上有利である。

またスケールとしては光学式、磁気式等如何なるタイプ
のものでもよ（１例えば磁気スケールＭヶ用いる場合、
第５図に示す如く取付基準部４に対して一体的に装着す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施１ｆｌＪ　’に示す概略図、第
２図はその断面正面図、第３図はその側面図、第４図は
その上面区、第５図は該実施例におけるスケールの取付
方法の一例を示す概略図、第６図は従来のユニットスケ
ールの取付方法を示す概略図である。 ｌ・・・ユニットスケール本体、２°・″スケールチャ
ンネルー３Ｌ、３Ｂ・・・ブラケット、４Ｌ、４Ｒ・・
・取付基準部、５，６・−・受け金具。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ユニットスケール本体の両端部に取付基準部を設
   けると共に該取付基準部に対してスケールを固設し、か
   つこの取付基準部に対応してユニットスケール本体を取
   付固設するための受け金具を設けたことを特徴とするユ
   ニットスケール装置の取付位置決め機構。
2. （２）前記取付基準部が球体である特許請求の範囲第１
   項記載のユニットスケール装置の取付位置決め機構。
3. （３）前記受け金具がフットベースとこれに取付られる
   フットカバーとから成り、該フットベースは所定取付面
   に取付けられると共に夫々前記球体に対応した受け穴及
   び受け溝を有することを特徴とする特許請求の範囲第２
   項記載のユニットスケール装置の取付位置決め機構。
4. （４）前記フットベースの背面が前記球体と同一中心の
   円弧状に形成され、取付時のつきあて面に対する取付基
   準面となるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
   第３項記載のユニットスケール装置の取付位置決め機構
   。