JP3051260B2 - レールの一線配列及び固定装置 - Google Patents

レールの一線配列及び固定装置

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JP3051260B2
JP3051260B2 JP4116399A JP11639992A JP3051260B2 JP 3051260 B2 JP3051260 B2 JP 3051260B2 JP 4116399 A JP4116399 A JP 4116399A JP 11639992 A JP11639992 A JP 11639992A JP 3051260 B2 JP3051260 B2 JP 3051260B2
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デイビッド・グリーンハウ
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/66Rail fastenings allowing the adjustment of the position of the rails, so far as not included in the preceding groups
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はレールのフランジを支持
面の上に一列に配置し、その上方への移動を阻止するデ
バイスに関する。
【従来の技術及ぴその課題】クレーン及びガントリーの
如き各種の移動機械を適切に作動させるためには、レー
ルを正確に敷設する必要がある。レールが許容誤差範囲
内で平行又は真っ直ぐでないと、レールが移動機械のフ
レームの基準線から外れ、レール及び車輪の過度の損耗
を招くに至る。機械の移動により発生する振動、レール
に掛かる衝撃荷重、及び支持構造体の沈下又はずれによ
り、レールは正確な敷設位置から移動することがある。
定期的に保守点検を行い、レールの直線状態をチェック
し、修正工事をして、故障又は早期損耗を防ぐ必要があ
る。レールの定期的直線修正及び最初の直線敷設を可能
とするために、各種の接続デバイスが開発されている。
一般的に、レールはその長手方向に沿って一定間隔で向
き合って配設されたコネクター間に敷設される。このコ
ネクターは向き合って対をなして設けられ、それぞれレ
ールのフランジの1側を把持固定する。1対のコネクタ
ーの間隔は主たる荷重、レールの規格能力、及びコネク
ターの規格能力によって決定される。通例、このコネク
ターはボルトを通す大きめの穴又はスロット即ち細長い
穴を持つレールクリップを含んでいる。このクリップの
前の部分が、フランジの上面の端の部分の上に伸び、フ
ランジに係接し、これを所定位置に保持する。ボルトの
一番下の部分が支持面に固定され、又上端部に螺子が切
られており、ナットとロックワッシャーとが取り付けら
れる。クランプ状態において、このクリップがこのナッ
トとワッシャーとで支持面に固定される。ベヤリング型
の接続方式が摩擦型の接続方式より一般的に用いられ、
この場合は、設計荷重能力がボルトとワッシャーとクリ
ップとの間の当接力によって決定される。緩んだ状態
で、ナットが上に抜け出すと、大きめの穴又は細長いス
ロット状の穴の中でボルトが動ける範囲で、クリップが
前後に自由に摺動する。フランジの裏面と支持面との間
に弾性パットを置いて、衝撃及び振動の影響を緩和する
ことが出来る。支持面の状態に応じて各種のボルトを使
うことが出来る、即ち、支持面が鋼製の横梁のフランジ
の場合は、頭付き貫通ボルト又は溶接一植込みボルトが
使用され、コンクリートの支持面の場合はアンカーボル
トが埋め込まれる。一般的コネクターの2つの型が米国
特許第2,134,082号、Goodrich、に記
載されている。いずれの場合も、クリップが、ボルトの
直径に対し隙間の出来る寸法の丸い穴を介してボルトに
装着される。クリップと支持面との間に、フランジの端
面に当接する板がある。1つの型では、この板が方形を
しており、ボルトが通る斜めのスロットを持っている。
この板の横端面をコッコツ叩き、斜めのスロットと係合
しているボルトが板を前後に強制的に押すようにするこ
とによって、レールのフランジを側方に動かすことが出
来る。側方荷重が保持ボルトに伝わり、フランジの外側
の面が方形の板の前面全体に当接する。米国特許第2,
134,082号に記載されている第2の型では、当接
板とクリップとが互いに揃った円形の穴を持っている。
この板が板の穴を中心として曲率半径の変化する対称形
の前面を持ち、このボルトの回りで板を回すと、レール
のフランジが側方にずれるようになっている。第2の形
の場合、フランジの外側の面が湾曲した板の前面の小い
さな湾曲部分に当接する。クリップがナットで固定され
ると、レールからの側方荷重が、主としてクリップの前
の部分とフランジの上の面との間の摩擦によって、ボル
トに伝えられる。移動機械の振動及び衝撃によって、し
ばしばナットが緩み、第2の型の場合、集中荷重が湾曲
した板の前面に掛かる。この集中荷重が湾曲した板又は
フランジの支持能力を超え、疲労欠陥の初めにストレス
集中部として作用しやすい傷が発生することがある。更
に、レールと湾曲した板とがこの当接部で過度に損耗
し、交換が必要になる。第1の型の場合、方形の板は当
接ストレスを比較的均等に分散するが、一番前の位置と
後の位置との間に方形の板を収容するのに必要とするス
ペースが多くの場合過剰と考えられる。これらより小型
のコネクターが米国特許第1,470,090号、Ma
nning、米国特許第3,934,800号、Mol
yneux、に記載されている。これらのコネクターの
クリップは上部が円形の皿孔になったオーバーサイズの
1つの中央穴を持ち、ここに円形のワッシャが入ってい
る。このワッシャが、その中に押し込まれるボルトに合
ったノミナル寸法のオフセットした1つの偏心孔を持っ
ている。このクリップが、フランジの上の面に当接し且
つフランジの外側端面と係接する前の部分の後側に当接
肩部を持つ前の部分を持っている。この当接肩部はレー
ルからの側方の当接荷重を均等に分散させる。緩んだ状
態でワッシャがボルトの回りを回転することによって、
ワッシャの円周面が、クリップの中央孔の皿孔になった
上の部分の円形の内面上を摺動する。従って、ワッシャ
の回転によって、クリップが前後にずれ、ワッシャの孔
の偏心によってレールが真っ直ぐに配列される。この円
形の偏心ワッシャは製造が比較的容易だが、これを使用
することによって機械的に不利なことが種々発生する。
このクリップが一番前又は一番後の位置にあり、偏心孔
とクリップの前の部分との間の距離が最大又は最小のと
き、一定の角度増分でのワッシャの回転によってクリッ
プが比較的大きく側方に移動する。従って、この位置に
おいては、小いさな回転によってクリップが大きく移動
するので、コネクターの感度が良くない。メカニカルア
ドバンテージは余り無く、抵抗力に打ち勝ってクリップ
とレールとを移動させるために大きなトルクを掛けねば
ならない。クリップが中間位置にある時は、同じ一定の
角度増分でのワッシャの回転によってクリップが比較的
小いさな側方移動を行う。この位置においては、クリッ
プを所定量移動させるのに、ワッシャを比較的大きく回
転させる必要があり、抵抗力に打ち勝ってクリップ及び
レールを移動させるのに必要とするトルクが小さいの
で、コネクターの感度が良い。このような従来のコネク
ターを使用しての一列配置作業は、側方移動及び角度位
置に関してワッシャの感度と応答性が変わるため複雑で
ある。やり方及び感度が変化するため、実際作業はその
都度試行錯誤を重ねて行うことになる。これは、掛ける
トルクとその結果の側方の移動との間の対応を予め予測
することが困難なことによる。これらのコネクターの更
に別の問題点は、これらを問違った方向に装着し易いこ
とで、この場合は、ナットをボルトに締め付けるとワッ
シャが回転し、クリップが緩みやすくなる従って、集中
荷重に基づく問題点を無くすため十分な当接面積を持
ち、しかも、装着及び修正が容易なコネクターを提供す
ることが望まれる。
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のコネク
ターの上述の欠点を新規な形で解決するコネクターを提
供する。本発明は、下記の(a)(b)(c)からなる、フラン
ジを支持面上に一線上に配置するとともに、フランジの
上方への移動を阻止する装置である。すなわち、 (a)クリップが、ベース部分と、当接部分と、カンチレ
バー部分と、緩んだ状態でフランジの支持面と摺動可能
に係接し、クランプされた状態では上記支持面上に密接
担持される裏面とを備え、上記当接面は、上記ベース部
の前端部から上記支持面に対して直角に上に向かって延
び、上記フランジの外側面と係接する前面を備え、上記
カンチレバー部分が、上記当接部分から前に向かって伸
び、上記フランジの上面を前に向かって支える裏面を備
え、上記ベース部分が、上記当接部分から延びる細長い
スロットを備え、 (b)上記スロットを通って延びる接続手段と、 (c)上記接続手段が通る穴を備えるカムワッシャーを有
し、上記ワッシャーは、上記接続手段の軸を中心として
自由に回転することができるとともに、上記クリップの
後面と係接する滑らかに湾曲した外側側面を有し、上記
外側側面と上記軸の間の距離は、上記カムワッシャーの
幅が、上記穴の中心の周りでの連続した実質的に同等の
角移動に対して、実質的に単調に増加し、この場合、ク
リップとフランジとが、上記接続手段の軸を中心とする
カムワッシャーの回転によって、接続手段と支持面を連
続的に横断して移動し、上記接続手段は、上記ワッシャ
ーを保持するとともに上記ワッシャーを上記ベース部分
に係接し、そして、上記ベース部分を上記フランジと重
なる上記のカンチレバー部分で上記支持面に係接する。
【実施例】図3及び図4に本発明によるコネクターの作
用状態が示されている。レールフランジ1が支持面2の
上に支持されている。図3に、フランジ1の図で言って
最も手前に後退した位置が実線で、又、図で言って最も
奥に前進した位置が1′として一点鎖線で示されてい
る。寸法Xはレールの長手方向に対して横方向の最大調
節範囲を示している。図4にはフランジ1が最も前進し
た位置で示されている。コネクターが、1つの細長いス
ロットを持つクリップ3と、カムワッシャ4ボルト5と
及ぴナット6とを持っている。緩められた状態において
は、ナット6が緩められ、ワッシャ4がボルト5の回り
を回転することが出来る。ワッシャ4が時計回りの方向
に回されると、クリップ3に当接するワッシャ4の外側
端面がクリップ3とこれに接するレール1とを前方に押
し、レールを1線上に整列させる。図1に示すごとく、
同じコネクターが反対側のレールフランジ1にも置かれ
ている。向き合った1対のコネクターを互いに反対方向
に回すことによって、フランジ1の側面を整列させるこ
とが出来る。フランジ1が所望の位置になったなら、ナ
ット6が締められ、フランジ1を所定位置に固定する。
ナット6は右回りの螺子を持っている。従って、ワンシ
ャ4が図に示す方向を向いている場合、ナット6をボル
ト5に締め付けると、ナット6とワッシャ4との間の摩
擦によってワッシャ4が時計回りの方向に回転し、ワッ
シャ4を更にクリップ3に押し付ける。好ましくは、ワ
ッシャ4に印を設け、一方の面を他の一方の面と容易に
区別出来るようにし、図3及び4に示すごとく、ワッシ
ャを正しい向きに装着する案内にすると良い。好ましく
は、この印を、正しく装着したとき上になる面に設ける
ようにし、時計回りの方向に回したとき、固定点に対し
てワッシャの幅が連続的に増加するようにする。この印
を上記一方の面に打刻した矢印4aの形にし、ワッシャ
4の穴4bの回りを時計回りに回転する方向を指すよう
にする。図1及び2に示すごとく、クリップ3がベース
部分7と、当接部分8と及びカンチレバー部分9とを持
つ。このベース部分7が細長いスロット10を持ち、こ
の穴からボルト5が突出する。当接部分8がベース部分
7の前端部から支持面に対して直角に上に向かって伸び
ている。この当接部分8の上端部からカンチレバー部分
9が前に向かって伸びている。レールとコネクターとを
配置している間に、一連のボルト5が一般的方法によっ
て支持面に固定される。これらのボルト5は:金属の支
持面に溶接されたスタッドボルト即ち植込みボルトか;
板の支持面に開けられた穴に通される頭付きボルトか;
又はコンクリートの支持面に埋め込まれたアンカーボル
トか;にすることが出来る。所定のレール敷設位置の中
心線が先ず決められ、ボルト5が、レールの中心線から
所定の側方距離の位置に、レールの長手方向に沿ってそ
れぞれ向き合って対をなすようにして配設される。図1
に寸法YL 又はYR で示す側方距離が、フランジ1の幅
及び選択したスロット10の長さとによって一義的に決
定される。スロット10の長さは、所望の側方配列の程
度に応じ、且つボルト5の設置誤差を相殺できるように
して決定される。レールが向き合ったボルトの間の所望
の位置付近に置かれ、クリップ3が図2に示すごとくス
ロット10から突出しているボルト5の上に置かれる。
クリップ3を動かして、図1に示すごとく、フランジ1
と緩く係接させる。必要ならば、衝撃を吸収する弾性マ
ット(図示無し)を支持面2とフランジ1の下の面との
間に置くことが出来る。この場合、当接部分8の高さは
このマットの厚さを考慮した高さとする。衝撃を吸収す
る弾性パット22がカンチレバー部分9の下の面に接着
されている。当接部分8の前面がフランジ1の外側端面
に係接し、弾性パット22の下の面がフランジ1の上面
に係接する。ナット6が未だ締められておらず、コネク
ターが緩められた状態の時は、ベース部分7の下の面が
支持面2の上に摺動可能の状態で係接している。カムワ
ッシャ4が偏心して設けられた円形の穴4bを持ち、カ
ムワッシャ4をクリップのベース部分7の表面上に置く
と、この穴からボルト5が突出する。次に、ナット6が
ボルト5に螺着され、図3に示すごとく緩やかな状態で
ワッシャ4とクリップ3とを固定する。カムワッシャ4
の裏面は、緩めた状態では、べース部分7の表面に摺動
可能に当接している。カムワッシャヤ4の外側端面11
が当接部分8の後面12に当接する。端面11が特徴的
なカム形状をしており、カムワッシャ4を回転させて端
面11と係接させると、当接部分の後面12がカムの形
状に追随する。図3及び4に示すごとく、レールフラン
ジ1は寸法Xで示す範囲を横方向に摺動することが出来
る。寸法Xは幾何学的にカムワッシャ4の寸法で決ま
り、スロット10の長さによって決まるものではない。
即ち、クリップ3が最も前の位置にある時でも、ボルト
5はスロット10の後端から離れており、最も後退した
位置にある時でも、ボルト5はスロット10の前端から
離れている。明らかなごとく、このスロット10はフラ
ンジの横方向への動作方向に対して平行に伸びている必
要はない。従来技術の例においては斜めのスロット10
を用いたものがある。好ましいカム形状の一例を図5の
カムワッシャについて示す。ボルト5が突出する円形の
穴4bは直径がボルト5よりも約1.5mm(1/16
ィンチ)大きい。カムワッシャ4の外側端面は実質的に
穴4bを中心とした渦巻き状カム形状をしている。一例
としては、この渦巻き形状部が外側端面11の約200
゜の角度の範囲に亘っている。ワッシャの外側端面11
の残りの部分は互いに直交する第1及び第2の直線部分
16及び17から成っている。第1の直線部分16は渦
巻き形状部の内側曲線の端部からこれに対して接線方向
に伸び、ワッシャ4を回転させたときの滑らかな転移点
を形成している。弟2の直線部分17は上記穴4bを挟
んでこの渦巻き形状部と向き合って、実質的にカム4の
最大直径に沿って伸び、ワッシャ4を時計回りの方向に
回すための衝撃を受ける面を提供している。この好まし
い形状の場合、穴4bから測ったカムの幅Dは、上記穴
の中心の回りの同じ旋回角度に対して実質的に単調(mon
otonically) に増加している。この形状は厳格には単調
曲線ではないが、この単調曲線を幾何学的に次の式で表
すことが出来る、即ち、D=D0 十Cφここで、D0
起点即ち形状部の曲線の内側の端部におけるカムの幅、
Cは定数、φは穴4bの中心と上記起点とを結ぶ基準線
と、上記中心と幅がDの時のカムの外側端面上の点とを
結ぶ線と、の間の角度である。好ましくは、カムの制作
を容易にするために、このカムの形状部が、カムの穴4
bと同心の仮想円上にその曲線中心を持つ一連の部分円
弧から成り立っている。本発明の場合、この連続した弧
のそれぞれの曲線中心が、上記仮想円の円周上に連続し
て等間隔に配置されている。図5によって説明すると、
一例として、カムの形状が仮想円31を用いて描かれ
る。作図座標線32及び33が穴4bの中心を通って端
面17に対して1つは平行に、また一方は直線に引か
れ、軸線x及びyをそれぞれ形成する。点O1 からO5
を、軸線x,yによって規定される極座標システム上で
−45゜、−90゜、−135゜、−180゜、及ぴ2
25゜におけるベクトルと仮想円31との交点とする。
半径R1 −R5 の円弧がそれぞれO1 〜O5 を中心とし
て描かれ、これらの半径が実質的に単調に減少してい
る。単なる一例として、カムの最大直径を単位1として
例示すると、それぞれの半径及びその他の寸法が表1に
示すようになる。 表1 寸法 単位1に対する値 01 を通るカムの最大直径 1 Rl 0.6875 R2 0.6283 R3 0.5658 R4 0.5033 R5 0.4408 穴4bの直径 0.3701 円31の直径 0.185O 半径R1 〜R5 によって作られるこれらの軸がそれらの
端部で滑らかに互いに転移し、滑らかな渦巻き形状を作
り出す。各円弧が約45゜の範囲に亘って延び、各45
゜の回転に対して、穴4bの中心から測ったカムの幅が
略々同じように即ち単調に増加する。図3及び4によっ
て、このようにして作られたカムワッシャ4の利点を容
易に理解することが出来る。フランジ1を前進させよう
とする時点では、クリップ3、ワッシャ4、及びフラン
ジ1の相対位置が図3に示すようになっている。クリッ
プ3が一番後に下がった位置にある時は、第1の直線部
分16が当接部分8の後面12に当接し、ボルト5がス
ロット10の前端に当接している。緩められた状態でナ
ット6がカムワッシャ4に当接し、整列作業の間の、ワ
ッシャ4、クリップ3及びレールフランジ1を所定位置
に保持する。緩められた状態においては、クリップ3と
フランジ1とが支持面2の上を摺動し、ワッシャ4がク
リップ3の上を、ナット6によって互いに保持されなが
ら、摺動する。フランジ1を前に動かすために、普通ス
クエヤー・ドリフト(square drift) の如き工具を介し
てワッシャがハンマーの衝撃で強打される。このトリフ
トの頭がワッシャ4の第2の直線部分17に当てがわ
れ、これによって、ワッシャ4がボルト5の回りを時計
回りの方向に回転する。カムワッシャ4が時計回りの方
向に回転すると、渦巻き形状の外側端面11がクリップ
の当接部分8の後面に当接しこれを摺動させ、クリップ
3とフランジ1とを支持面上で前方に移動させる。静止
ボルト5と係合するワッシャ4の穴4bと、渦巻き状の
側端面11との間の距離が増加することによって、フラ
ンジ1が更に前に摺動する。レールの所望の位置が、例
えばレールの中心線に沿ってレーザビームを照射する等
の公知の測量技術によって決定される。渦巻き形状部の
角度の変化と半径長さの変化との間の実質的に単調な関
係を利用して、クリップ3とフランジ1とを所望の量だ
け動かすに必要とするワッシャ4の回転角度を推定する
ことが出来る。この単調な関係の一例を挙げれば、45
゜回転角度が増える毎に、半径距離が約5mm(0.1
9インチ)増加する。従って例えば、レールを10mm
動かすためには、ワッシャ4を90゜回転させなければ
ならない。この単調関係の1つの利点は、ワッシャ4の
全動作範囲を通じて、レールを所望量側方調節するため
に必要とする回転角度を予知することが出来ることであ
る。近似的に単調な関係のその他の利点は、その動作範
囲全体を通じて、レールを動かすためにワッシャを回転
させるのに必要とする力がほぼ同じだと言うことであ
る。第2の直線部分17に略々同じ強さのハンマー衝撃
を与えることによって、レールの均一な側方移動が行わ
れることが判るであろう。このことは、渦巻き形状部の
全長に亘って、渦巻き形状の側端面11と当接部分8の
後面12との接点の位置に関係なく成立する。従って、
フランジ1を所定量側方に移動させるために必要とする
力及びワッシャ4の回転量が容易に且つ信頼性をもって
予測できるため、レールの付設及び直線配列が単純化さ
れる。コネクターはフランジ1を挟んで向き合って対を
成して配置されるので、向き合ったコネクターのワッシ
ャ4を反対方向に回転させることによって、フランジ1
を側方に移動させ、固定ボルトの列に近付けたり離した
りすることが出来る。図1によって説明すると、フラン
ジを左に移動させるためには、フランジ1の左側のコネ
クターのワッシャ4を反時計回りの方向に回転させ、フ
ランジ1の右側のコネクターのワッシャ4を時計回りの
方向に回転させねばならない。フランジ1が正確に所望
の位置になったならば、これら向き合ったコネクターの
ナット6をそれぞれ締め付ける。好ましくはナットは左
右同時に締め付け、ナット6の下の面とワッシャの上の
面との間の摩擦力で、ワッシャ4が過度に時計回りの方
向に回転しないようにする。ナット6を締め付けると
き、ワッシャ4が時計回りの方向に僅かに回転すること
は好ましいことである。その理由は、その結果として、
ワッシャ4、クリップ3及びフランジ1が付加的に更に
密着し、フランジ1を更にしっかりと保持するからであ
る。クリップのベース部分7は、その長手方向に沿って
上向きに凸面状に湾曲した形で型成形し、ナットを締め
付けたとき、これがバネワッシャのごとき働きをして、
ナットの螺子を上向きに押し、ボルト5の螺子と密接に
螺合させるようにする。その結果、螺合する2つの螺子
の間の摩擦抵抗によってナット6の緩みがなくなり、レ
ール上を走る移動機械の振動及び衝撃の下でも、コネク
ターは常にしっかりと固定されている。クランプした状
態においては、ナット6はカムワッシャ4に当接して締
め付けられている。カムワッシャ4はクリップのベース
部分7の表面に当接し、クリップのベース部分7の裏面
が支持面に当接して支持されている。図1に示すごと
く、フランジ1は向き合ったクリップの当接部分8の前
面の間に、側部からしっかりと保持されている。フラン
ジ1は支持面2とコネクターのカンチレバー部分9の裏
面との間にクランプされる。好ましい形のカムワッシャ
4の更に別の利点は、ナット6に掛かる開放トルクに関
するものである。この開放トルクはフランジ1に掛かる
横方向の荷重に基づくトルクで、当接部分8を介してカ
ムワッシャ4の側端面11に伝わる。ナット6が完全に
締め付けられると、カムワッシャ4はクリップ3の上の
表面にこれと一体になったのに等しく、当接部分8から
カム4の側端面11に僅かな力しか伝わらない。然し、
この力が、ナット6を開く即ち緩めようとするトルクの
形でナット6に伝わり、側端面と当接部分8の後面との
間の接点に側端面11に対して直角の半径方向に沿って
掛かる。勿論、このトルクは、力の大きさと、中心から
の作用線の距離、即ち、当該半径とナットの軸との間の
垂直距離(穴4bの中心が軸32と33との交点にある
として)との積である。このカム4の実施例の1つの利
点は、この垂直距離の変化が僅かで、クリップ3に対す
るカム4のすべての回転位置で実質的に一定だと言うこ
とである。従って、フランジ1によって掛かる所望の横
方向の最大荷重又は力に相当する所定のトルクにまでこ
のナットを締め付けても、確信をもって、カム4の全て
の回転位置において、このクリップが最大の横方向の荷
重に耐えるようにすることが出来る。又、調節の間、カ
ム4を回転させるために直線部分17を強打する場合に
おいても一定のメカニカルアドバンテージがある。回転
に対して抵抗する力、即ち、レールフランジ1に向かっ
て発生し、当接部分18との接点で側端面11に対して
接線方向から半径に沿って伝わる力、のレバーアーム
は、勿論、この半径と穴4bの中心との間の上述した垂
直距離であり、この距離はカム4の全ての回転位置にお
いて実質的に一定である。上述した強打が直線部分17
に対して垂直だとすると、回転を引き起こすこの力のレ
バーアームは、衝撃点と軸33との間の距離で、その最
大値は、軸33から、直線部分16から遠位の直線部分
17の端に至る距離である。好ましくは、上記最大値と
上述した垂直距離との間の距離の比は約6:1から1
2:1で、好ましくは約7:1から11:1の範囲であ
る。特に好ましい実施例においては、好ましい機械的利
点を得るために、上述した仮想円31がカム4の穴4b
より小さくなるようにする。説明のために例を挙げる
と、穴4bが0.5625インチの直径を持ち、仮想円
31の直径が0.2812インチで、穴4bの中心から
の半径の垂直距離が実質的に0.0994インチで、軸
33と直線部分17の端との間の距離が約0.8952
インチで、約9:1までのメカニカルアドバンテージが
得られる。レールのごとき圧延構造のフランジ1は図1
に示すごとく圧延時に丸くなったエッジを持っている。
例えば振動によりナット6が緩くなると、特に比較的薄
いフランジ1を持つレールの場合は、フランジ1が側方
にずれ、クリップのベース部分7と支持面2との間に向
かって作用することがある。このフランジ1の丸くなっ
たエッジが、鋭いエッジの場合よりも抵抗が小さいた
め、クリップ3と支持面2との間にフランジ1が楔状に
割り込み易くなる。フランジ1がクリップ3の下に割り
込む傾向を小さくするために、クリップが、ベース部分
7の裏面と当接部分の前面とが鋭いエッジ18で交わる
ようにする。この鋭いエッジ18の曲率半径は、当接部
分8の前面の高さよりも遥かに小さい。フランジ1の外
側端面がクリップの当接部分8の前面全体に当接し、側
方荷重が当接部分8の後面とカム4との間からボルト5
に伝わり、これが直接剪断に対して抵抗する。カム4の
渦巻き状に湾曲した形状部分15と、クリップの当接部
分8の後面とは本質的には線接触で当接しているが(こ
れは、これらの間に伝わる荷重の大きさが比較的低いた
めである)、当接ストレスは許容限度内に止まり、クラ
ンプ状態で過度の損耗が発生することは無い。例えば振
動により、ナット6が過度に緩むと、カムワッシャ4と
当接部分8との間のこの線接触のために、カム4の損
耗、偏平化、又は凹みが発生するが、これは安い部品即
ちカム4を交換することによって修正することが出来
る。当接部分8はその幅全体でレールフランジ1と係接
しているので、これが変形することはない。本発明によ
ってこのコネクターを作るには、カムワッシャ4とクリ
ップ3とを金属板から打ち抜くか、鋳造によって作る。
上述したごとく、クリップ3を作るとき、当接部分8の
前面に続くベース部分7の裏面のエッジが比較的小いさ
な曲率半径になるように、即ち鋭い角18を形成するよ
うにすることが重要である。クリップ3を金属板から打
ち抜く時は、ブランクの曲げによってエッジがどうして
も丸くなるので、この様な鋭い角18を作るのが難し
い。従って多くの場合、鋳造クリップ3の方が好まL
い。図6,7及ぴ8に各種のクリップが示されており、
このクリップ3は金属板から打ち抜かれているが、中央
突起19と、当接後面12の面に前端部を持つスロット
10とを持っている。スロット10はブランクから打ち
抜かれ、丸い後端部と横方向の前端部とを持っている。
次に、このブランクが曲げられて、ベース部分7と、当
接部分8と、カンチレバー部分9とを形成する。ベース
部分7の裏面と当接部分8の前面との間に形成されたエ
ッジが中央突起19の両側に丸くなった部分20を持っ
ている。中央突起19が鋭い下エツジ21を持ち、これ
が、クリップ3と支持面2との間にレールフランジが割
り込むことを防ぐことの出来る十分な幅を持っている。
従って、鋳造法の代わりに、比較的安価な打抜き法で、
鋭い下エッジ21を持つクリツプ3を作ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、レールの両側のフランジに締め付けら
れた2つのクランプを示す断面図、
【図2】図2は、レールのフランジに隣接するボルトに
装着される細長い穴を持つクリップの斜視図、
【図3】図3は、カムワッシャを持つコネクターで、最
も後ろに下がった位置を示す斜視図、
【図4】図4は、図3のコネクターが最も前に進んだ位
置を示す斜視図、
【図5】図5は、約200゜回転調節することの出来る
カムワッシャの詳細を示す平面図、
【図6】図6は、クリップの別の実施例を示す平面図、
【図7】図7は、図6のクリップの側面図、
【図8】図8は、図6のクリップを下から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ルールフランジ、2…支持面、3…クリップ、4…
カムワッシャ、5…ボルト、6…ナット、7…ベース部
分、8…当接部分、9…カンチレバー部分、10…スロ
ット、11…外側端面、16,17…直線部分、19…
中央突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01B 9/66 E01B 9/04 E01B 9/20 - 9/24

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)(b)(c)からなる、フランジを
    支持面上に一線上に配置するとともに、フランジの上方
    への移動を阻止する装置。 (a)クリップが、ベース部分と、当接部分と、カンチレ
    バー部分と、緩んだ状態でフランジの支持面と摺動可能
    に係接し、クランプされた状態では上記支持面上に密接
    担持される裏面とを備え、 上記当接面は、上記ベース部の前端部から上記支持面に
    対して直角に上に向かって延び、上記フランジの外側面
    と係接する前面を備え、 上記カンチレバー部分が、上記当接部分から前に向かっ
    て伸び、上記フランジの上面を前に向かって支える裏面
    を備え、 上記ベース部分が、上記当接部分から延びる細長いスロ
    ットを備え、 (b)上記スロットを通って延びる接続手段と、 (c)上記接続手段が通る穴を備えるカムワッシャーを有
    し、 上記ワッシャーは、上記接続手段の軸を中心として自由
    に回転することができるとともに、上記クリップの後面
    と係接する滑らかに湾曲した外側側面を有し、 上記外側側面と上記軸の間の距離は、上記カムワッシャ
    ーの幅が、上記穴の中心の周りでの連続した実質的に同
    等の角移動に対して、実質的に単調に増加し、この場
    合、クリップとフランジとが、上記接続手段の軸を中心
    とするカムワッシャーの回転によって、接続手段と支持
    面を連続的に横断して移動し、 上記接続手段は、 上記ワッシャーを保持するとともに上記ワッシャーを上
    記ベース部分に係接し、そして、上記ベース部分を上記
    フランジと重なる上記のカンチレバー部分で上記支持面
    に係接する、
  2. 【請求項2】 上記カムワッシャの上記外側端面が、実
    質的に上記穴を中心とする渦巻き状のカム形状部を持つ
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記カム形状部が一連の部分的円弧を含
    み、それぞれの円弧の中心が上記カムの穴と同心の仮想
    円の上にある請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記一運の円弧の上記中心が、上記仮想
    円の円周上に順次均等な間隔で股定される請求項3記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 上記仮想円が上記カムの穴よりも小さい
    円である請求項3記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記カムが少なくとも1つの直線状の外
    側端面を持つ請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記カムが、上記穴に対して上記渦巻き
    状カム形状部の反対側で、実質的にカムの最大直径に沿
    って延びる1つの直線状の外側端面を持つ請求項6記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 上記カムが、上記穴に対して上記渦巻き
    状カム形状部の反対側で、上記カムの穴の中心からある
    垂直距離をもって延びる1つの直線状の外側端面を持
    ち、上記垂直距離と、上記円弧の曲率半径の垂直距離と
    の比が約6:1から12:1の範囲にある請求項3記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 上記垂直距離の比が約7:1から11:
    1の範囲にある請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 1つの面を上に向けて、カムを上記穴
    の周りで時計周りの方向に回転させるに従って、1つの
    固定点に対する上記カムの幅が連続的に増加し、上記1
    つの面がカムの適切な回転方向を示す識別マークを携え
    ている請求項2記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記識別マークが、上記1つの面に打
    刻され、穴の周りでの時計周りの方向を指し示す、矢印
    を含む請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記カムワッシャの1つと上記クリッ
    プのベース部分とが互いに反り合って接しており、これ
    により、ナットを締め付けて、ナットとボルトとの螺子
    の間に高い摩擦力が発生したとき、カムワッシャとベー
    ス部分との間に弾性動作をおこなわせるごとくにする請
    求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記クリップのベース部分が上向きに
    凸面状に湾曲している請求項12記載の装置。
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