JPH05116740A - 自動車用ホイールのデイスクの反転装置 - Google Patents

自動車用ホイールのデイスクの反転装置

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JPH05116740A
JPH05116740A JP3275588A JP27558891A JPH05116740A JP H05116740 A JPH05116740 A JP H05116740A JP 3275588 A JP3275588 A JP 3275588A JP 27558891 A JP27558891 A JP 27558891A JP H05116740 A JPH05116740 A JP H05116740A
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JP
Japan
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disc
rotating frame
rotating
fixing plate
frame
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JP3275588A
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English (en)
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Noboru Tome
登 当銘
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクを搬送途中において、連続して反転
させることにより、反転作業を軽減し、生産性を向上さ
せると共に、生産コストを低減する。 【構成】 回転軸3を中心に回転する回転フレーム4
と、上記回転フレーム4内に配列された搬送ローラ5を
挾んで上下に配置されたクランプ機構6と、回転フレー
ム4を回転させる駆動手段とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ホイールのデ
ィスクを製造する製造工程において、ディスクの搬送や
積載時にディスクの姿勢を反転させる自動車用ホイール
のディスクの反転装置(以下、単に「反転装置」と称
す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ホイールのディスクは、平板か
ら絞り成形あるいはスピニング成形によって成形された
後、ハブ穴、ボルト穴等の穴が加工される。上記穴加工
には打ち抜き、コイニング、切削等の種類があるが、金
型の構造の制約や加工する穴の種類によってディスクへ
の加工方向が一定にならないことがあり、さらにパレッ
トにディスクを積載する姿勢にも制約があるため、ディ
スクの天地を逆にしなければならないことがしばしばあ
る。そこで従来は、必要に応じて作業者がディスクを反
転させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記作業者による反転
作業は、ディスクの製造工程を省人化、自動化して、生
産性向上や生産コストを低減する妨げとなっていた。ま
た、反転作業自体が非常に重労働で、特に大型のトラッ
ク・バス用車輪のディスクなどでは作業者の負担が大き
いという問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、工程間の搬送においてディスクを自動的に反転
する装置を提供することにより、生産性を向上し、生産
コストを低減することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の反転装置は、基
台に回転軸を中心として回転可能に配置された回転フレ
ームと、回転フレーム内に配置され、回転軸と平行に配
列された複数本の搬送ローラと、上記搬送ローラをはさ
んで上下に、搬送ローラに向かって進退可能に設けられ
たディスク固定板とから成るクランプ機構と、上記回転
フレームを回転させる駆動手段とから構成されている。
さらには、上記構成において、回転フレームの側板に、
回転軸を挾んで上下にプッシュピンを進退可能に配置
し、基台に上記プッシュピンと対向する位置に位置検知
用のスイッチを夫々設け、上記スイッチの信号を検知し
てディスク固定板および駆動手段を作動させるよう構成
したものである。
【0006】
【作用】反転装置を二つの工程を結ぶ搬送路の途中に設
置すると、前工程から送られてきたディスクは反転装置
の回転フレーム内に投入され、ディスク固定板と搬送ロ
ーラとでディスクをクランプした後に回転フレームが回
転することで、ディスクの天地が逆になる。ディスク固
定板が後退してディスクが解放されることにより、ディ
スクは搬送ローラ上を滑り出て次工程へ送られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3に示すように、反転装置1は、基台
2に支持された回転軸3によって回転可能に配置された
回転フレーム4と、回転フレーム4に回転軸3と平行に
配列された複数本の搬送ローラ5と、上記搬送ローラ5
を挾んで上下に、回転軸3の軸線と直角方向で、かつ複
数本の搬送ローラ5と略平行に各1個ずつ配置されたク
ランプ機構6を有している。
【0008】上記回転フレーム4はチャンネル状の側板
7と板状の天板8で囲まれた箱型形状を有しているが、
これに限定されるものではなく、適宜枠体で形成するこ
とができる。
【0009】回転フレーム4の天板8と搬送ローラ5群
との間に形成されたディスク収納部9は、一方に解放さ
れたディスク出し入れ口10を有し、他方に挿入されたデ
ィスクを止めるストッパー11を有している。なお、上記
ディスク収納部9は搬送ローラ5群を挾んで上下に設け
られており、各々に形成されたディスク出し入れ口10お
よびストッパー11は上下逆の位置に設けられている。上
記ストッパー11は側板7、7間に設けられたバー12に一
体的に固着して配置しているが、バー12をストッパー11
として用いることも可能である。
【0010】また、上下に配置された天板8には夫々ク
ランプ機構6を挾んで2本のガイドレール13が設けら
れ、ディスクは上記ガイドレール13上を滑動してディス
ク収納部9に収納される。なお、ガイドレール13を設け
ず、天板8をガイドとして用いることも可能である。
【0011】クランプ機構6は天板8に固定されたエア
ーシリンダー14と、エアーシリンダー14の先端に取り付
けられたディスク固定板15とから構成されている。上記
ディスク固定板15は、天板8に回転軸3の軸線と直角方
向に形成された溝16内に収納可能に配置されている。ま
た、エアーシリンダー14は配管17を経て回転軸3の一端
に取り付けられたロータリーバルブ18と、ロータリーバ
ルブ18に配管17を介して接続されたエアーコンプレッサ
ー(図示せず)につながっている。上記ディスク固定板
15は、図面では板状部材を用いて形成されているが、円
盤状の部材を用いることも可能であり、この場合、天板
8には溝16に替えて円形の凹部を形成するものである。
【0012】さらに、上記ディスク収納部9に面する側
板7の略中央部には孔19が明けられ、上記孔19には、球
面状頭部20を有するプッシュピン21が挿入され、プッシ
ュピン21の他端にはストッパー22が着脱可能に取り付け
られている。上記プッシュピン21の球面状頭部20と側板
7との間にスプリング23を配置し、プッシュピン21がデ
ィスク収納部9側に突出するよう付勢する。
【0013】また、側板7にはプッシュピン21の球面状
頭部20を押圧する押え板24が蝶番25により揺動自在に軸
支されている。上記側板7のプッシュピン21のストッパ
ー22に対向する位置には、夫々近接スイッチ26が設けら
れ、回転フレーム4が所定の位置に止まったことを検知
する。
【0014】回転フレーム4は基台2に設けられたモー
タ27によりベルト、チェーン等の伝導手段を経て回転駆
動される。なお、図中30はカバーである。
【0015】次に、上記のように構成された反転装置の
作用について説明する。図4に示すように、前工程から
コンベア28により送られてきたディスク29は、所要の傾
きで傾斜した状態で停止している回転フレーム4に送ら
れ、ガイドレール13上を滑ってディスク収納部9に送り
込まれ、ストッパー11に当接して止まる。このときディ
スク29の側部が押さえ板を押し、プッシュピンが押し出
される。近接スイッチが上記プッシュピンに設けられた
ストッパーを検知することにより、検知された信号がエ
アーコンプレッサーに送られ、エアーコンプレッサーが
作動してエアーシリンダー14にエアーが供給される。こ
れにより、エアーシリンダー14が作動して、ディスク固
定板15が上昇し、ディスク29はディスク固定板15と搬送
ローラ5によって挾持される。また、同時に近接スイッ
チからの信号により、モータが動き、ディスク固定板15
の上昇と略同時に回転フレーム4が矢印A方向に回転を
開始する。
【0016】図4の(ハ)に示すように、回転フレーム
4が180°回転したとき、ディスク29により押されて
いるプッシュピンを前記近接スイッチより上方に位置す
る近接スイッチが検知し、その検知信号がモータに送ら
れ、回転フレーム4が停止する。また、同時に近接スイ
ッチからの信号によりエアーシリンダー14が作動し、デ
ィスク固定板15が後退してディスク29を解放する。こ
の時、回転フレーム4が傾斜しているため、解放された
ディスク29は自重で搬送ローラ5の上を転がってディス
ク出し入れ口10より送り出され、搬出側のコンベア28上
に載せられ、次工程へ送られる。さらに、前工程のコン
ベア28から送られてきた次のディスク29がもう一方のデ
ィスク収納部9のガイドレール13上に送り込まれ、前記
と同様の動作が繰り返される。上記の動作を繰り返し、
ディスク29は次々と連続的に反転して次工程へと搬送さ
れていくものである。
【0017】なお、回転フレームの駆動方法その他は、
上記実施例に限定されるものではなく、他の手段を採用
することもあり、さらに近接スイッチに代えて接触式の
リミットスイッチを使用することもある。
【0018】
【発明の効果】本発明の反転装置は上記構成であるた
め、人手をまったく必要とせず、連続的にディスクを反
転することができる。その結果、従来の重作業が廃止で
きるだけでなく、省人化が図れ、ホイールの生産の自動
化が行なえるため、生産性が大幅に向上し、生産コスト
が低減できるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ホイールのディスクの反転装
置の一部破断側面図である。
【図2】本発明の自動車用ホイールのディスクの反転装
置における回転フレームの断面図である。
【図3】(イ)は図2のX−X線断面図であり、(ロ)
はプッシュピンの要部を示す拡大断面図である。
【図4】(イ)〜(ニ)は本発明の反転装置の作動順序
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 反転装置 2 基台 3 回転軸 4 回転フレーム 5 搬送ローラ 6 クランプ機構 7 側板 8 天板 9 ディスク収納部 10 ディスク出し入れ口 11 ストッパー 12 バー 13 ガイドレール 14 エアーシリンダー 15 ディスク固定板 16 溝 17 配管 18 ロータリーバルブ 19 孔 20 球面状頭部 21 プッシュピン 22 ストッパー 23 スプリング 24 押え板 25 蝶番 26 近接スイッチ 27 モータ 28 コンベア 29 ディスク 30 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に回転軸を中心として回転可能に配
    置された回転フレームと、回転フレーム内に配置され、
    回転軸と平行に配列された複数本の搬送ローラと、上記
    搬送ローラをはさんで上下に、搬送ローラに向かって進
    退可能に設けられたディスク固定板とから成るクランプ
    機構と、上記回転フレームを回転させる駆動手段とから
    成る自動車用ホイールのディスクの反転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、回転フレームの側板
    に、回転軸を挾んで上下にプッシュピンを進退可能に配
    置し、基台に上記プッシュピンと対向する位置に位置検
    知用のスイッチを夫々設け、上記スイッチの信号を検知
    してディスク固定板および駆動手段を作動させるよう構
    成した自動車用ホイールのディスクの反転装置。
JP3275588A 1991-10-23 1991-10-23 自動車用ホイールのデイスクの反転装置 Pending JPH05116740A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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