JP2003146422A - センタリング装置 - Google Patents
センタリング装置Info
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- JP2003146422A JP2003146422A JP2001339175A JP2001339175A JP2003146422A JP 2003146422 A JP2003146422 A JP 2003146422A JP 2001339175 A JP2001339175 A JP 2001339175A JP 2001339175 A JP2001339175 A JP 2001339175A JP 2003146422 A JP2003146422 A JP 2003146422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で無駄な空間が生じないようにするこ
と。 【解決手段】 搬送経路１０の両側に互いに接近離間可
能な一対の押さえ板１３が配置されており、その両押さ
え板１３を互いに接近させて前記搬送経路１０上の荷物
Ｗに押し付けることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０
上の中央部にセンタリングするようにしたセンタリング
装置において、前記搬送経路１０の下方に設けた昇降台
１６ａ上に、両押さえ板１３を一体的に連結して互いに
接近離間させる連動駆動機構１７と複数のフリーローラ
１８ａとが配置されており、昇降台１６ａを上昇させて
各フリーローラ１８ａにより搬送経路１０上の荷物Ｗを
押し上げ、連動駆動機構１７により両押さえ板１３を荷
物Ｗに押し付けて、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部
にセンタリングする。
と。 【解決手段】 搬送経路１０の両側に互いに接近離間可
能な一対の押さえ板１３が配置されており、その両押さ
え板１３を互いに接近させて前記搬送経路１０上の荷物
Ｗに押し付けることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０
上の中央部にセンタリングするようにしたセンタリング
装置において、前記搬送経路１０の下方に設けた昇降台
１６ａ上に、両押さえ板１３を一体的に連結して互いに
接近離間させる連動駆動機構１７と複数のフリーローラ
１８ａとが配置されており、昇降台１６ａを上昇させて
各フリーローラ１８ａにより搬送経路１０上の荷物Ｗを
押し上げ、連動駆動機構１７により両押さえ板１３を荷
物Ｗに押し付けて、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部
にセンタリングする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動倉庫の
入出庫装置に設けられるセンタリング装置に関する。
入出庫装置に設けられるセンタリング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動倉庫の一例として図６に示す
ものがある。これは、倉庫内に所定間隔をおいて形成し
た複数の通路１上にガイドレール２を介してスタッカー
クレーン３が往復移動可能に配置され、各通路１の両側
に荷物棚４が配置されると共に、該各荷物棚４の端部に
接近して入出庫装置５が設けられ、該各入出庫装置５が
直線的に接続した複数の搬送機５ａからなり、その始端
側の搬送機５ａと終端近傍の搬送機５ａとにそれぞれセ
ンタリング装置６Ａ，６Ｂが設けられている。
ものがある。これは、倉庫内に所定間隔をおいて形成し
た複数の通路１上にガイドレール２を介してスタッカー
クレーン３が往復移動可能に配置され、各通路１の両側
に荷物棚４が配置されると共に、該各荷物棚４の端部に
接近して入出庫装置５が設けられ、該各入出庫装置５が
直線的に接続した複数の搬送機５ａからなり、その始端
側の搬送機５ａと終端近傍の搬送機５ａとにそれぞれセ
ンタリング装置６Ａ，６Ｂが設けられている。
【０００３】前記各搬送機５ａは、図７及び図８に示す
ように、機枠８上にスプロケットホイール９を介して互
いに平行に配列した複数の無端状搬送チェン１０ａから
なる搬送経路１０を有し、各搬送チェン１０ａを入出庫
方向ａ，ｂに走行させることにより、パレットＰを介し
て荷物Ｗを入出庫させるようになっている。なお、１１
は搬送経路１０の両側に配置した荷物案内ガードであ
る。
ように、機枠８上にスプロケットホイール９を介して互
いに平行に配列した複数の無端状搬送チェン１０ａから
なる搬送経路１０を有し、各搬送チェン１０ａを入出庫
方向ａ，ｂに走行させることにより、パレットＰを介し
て荷物Ｗを入出庫させるようになっている。なお、１１
は搬送経路１０の両側に配置した荷物案内ガードであ
る。
【０００４】前記各センタリング装置６Ａ，６Ｂは、図
７及び図８に示すように、各ガード１１に形成した開口
部１１ａに搬送経路１０を間に挟んで一対の押さえ板１
３が対向配置され、該各押さえ板１３を流体圧シリンダ
１４により互いに接近離間させるようになっている。
７及び図８に示すように、各ガード１１に形成した開口
部１１ａに搬送経路１０を間に挟んで一対の押さえ板１
３が対向配置され、該各押さえ板１３を流体圧シリンダ
１４により互いに接近離間させるようになっている。
【０００５】上記構成において、荷物Ｗを出庫する場合
には、所定の荷物棚４の格納空間からスタッカークレー
ン３により荷物Ｗを搬出して所定の入出庫装置５の搬送
経路１０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ａ方向に駆
動して荷物Ｗをその搬送経路１０の始端まで搬送し、セ
ンタリング装置６Ａの各流体圧シリンダ１４を伸長駆動
し両押さえ板１３を互いに接近させて荷物Ｗに押し付け
ることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセ
ンタリングする。その後、そのセンタリングした荷物Ｗ
をフォークリフトなどにより持ち上げて搬出するように
なっている。
には、所定の荷物棚４の格納空間からスタッカークレー
ン３により荷物Ｗを搬出して所定の入出庫装置５の搬送
経路１０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ａ方向に駆
動して荷物Ｗをその搬送経路１０の始端まで搬送し、セ
ンタリング装置６Ａの各流体圧シリンダ１４を伸長駆動
し両押さえ板１３を互いに接近させて荷物Ｗに押し付け
ることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセ
ンタリングする。その後、そのセンタリングした荷物Ｗ
をフォークリフトなどにより持ち上げて搬出するように
なっている。
【０００６】荷物Ｗを入庫する場合には、フォークリフ
トなどにより荷物Ｗを所定の入出庫装置５の搬送経路１
０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して
荷物Ｗをその搬送経路１０の終端近傍まで搬送し、以後
は出庫の際と同様の手順でセンタリング装置６Ｂにより
荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセンタリングする。そ
の後、搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して荷物Ｗをそ
の搬送経路１０の終端まで搬送しスタッカークレーン３
により所定の荷物棚４の格納空間に格納する。
トなどにより荷物Ｗを所定の入出庫装置５の搬送経路１
０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して
荷物Ｗをその搬送経路１０の終端近傍まで搬送し、以後
は出庫の際と同様の手順でセンタリング装置６Ｂにより
荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセンタリングする。そ
の後、搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して荷物Ｗをそ
の搬送経路１０の終端まで搬送しスタッカークレーン３
により所定の荷物棚４の格納空間に格納する。
【０００７】また、図８に仮想線で示すように、最大幅
の荷物Ｗを入出庫する場合には、センタリングが不要で
あるから、各押さえ板１３を後退させて各ガード１１と
ほぼ面一状にする（図７実線参照）。
の荷物Ｗを入出庫する場合には、センタリングが不要で
あるから、各押さえ板１３を後退させて各ガード１１と
ほぼ面一状にする（図７実線参照）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
一対の押さえ板１３を互いに接近離間させるのに高価な
流体圧シリンダ１４が２つ必要であるから、製作費が高
くつく。また、図６に示すように、各流体圧シリンダ１
４がその長さα分だけ入出庫装置５から側方に突出して
いるため、その入出庫装置５間及び荷物棚４間に大きな
無駄な空間βが生じ、自動倉庫が大型化して建設費が高
くつく。
一対の押さえ板１３を互いに接近離間させるのに高価な
流体圧シリンダ１４が２つ必要であるから、製作費が高
くつく。また、図６に示すように、各流体圧シリンダ１
４がその長さα分だけ入出庫装置５から側方に突出して
いるため、その入出庫装置５間及び荷物棚４間に大きな
無駄な空間βが生じ、自動倉庫が大型化して建設費が高
くつく。
【０００９】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、安価で
無駄な空間が生じないようにしたセンタリング装置を提
供することを目的としている。
無駄な空間が生じないようにしたセンタリング装置を提
供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、搬送経路の両側に互いに接
近離間可能な一対の押さえ板が配置されており、その両
押さえ板を互いに接近させて前記搬送経路上の荷物に押
し付けることにより、その荷物を搬送経路上の中央部に
センタリングするようにしたセンタリング装置におい
て、前記両押さえ板を一体的に連結して互いに接近離間
させる連動駆動機構が搬送経路の下方に設けられている
ことを特徴としている。
め、請求項１記載の発明は、搬送経路の両側に互いに接
近離間可能な一対の押さえ板が配置されており、その両
押さえ板を互いに接近させて前記搬送経路上の荷物に押
し付けることにより、その荷物を搬送経路上の中央部に
センタリングするようにしたセンタリング装置におい
て、前記両押さえ板を一体的に連結して互いに接近離間
させる連動駆動機構が搬送経路の下方に設けられている
ことを特徴としている。
【００１１】上記構成によれば、両押さえ板を互いに接
近させて荷物に押し付けることにより、その荷物を搬送
経路の中央部にセンタリングするための連動駆動機構が
搬送経路の下方に設けられて該搬送経路の側方に突出し
ないようにしているから、専有面積を従来に比べて小さ
くすることができ経済的である。
近させて荷物に押し付けることにより、その荷物を搬送
経路の中央部にセンタリングするための連動駆動機構が
搬送経路の下方に設けられて該搬送経路の側方に突出し
ないようにしているから、専有面積を従来に比べて小さ
くすることができ経済的である。
【００１２】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記連動駆動機構が昇降台に設けられてい
ることを特徴としている。
明において、前記連動駆動機構が昇降台に設けられてい
ることを特徴としている。
【００１３】上記構成によれば、センタリング時に昇降
台を上昇させて両押さえ板を搬送経路の上方まで突出さ
せ、センタリング時以外は昇降台を下降させて両押さえ
板を搬送経路の下方に没入させることにより、その両押
さえ板が荷物を搬送する際の障害物にならないようにで
きる。
台を上昇させて両押さえ板を搬送経路の上方まで突出さ
せ、センタリング時以外は昇降台を下降させて両押さえ
板を搬送経路の下方に没入させることにより、その両押
さえ板が荷物を搬送する際の障害物にならないようにで
きる。
【００１４】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、前記連動駆動機構が、昇降台の両端部に揺
動可能に枢着され先端部に前記各押さえ板を設けた一対
の揺動レバーと、該両揺動レバーどうしを連結する連結
ロッドと、該連結ロッドを介して両揺動レバーを揺動さ
せる駆動装置とを有することを特徴としている。
明において、前記連動駆動機構が、昇降台の両端部に揺
動可能に枢着され先端部に前記各押さえ板を設けた一対
の揺動レバーと、該両揺動レバーどうしを連結する連結
ロッドと、該連結ロッドを介して両揺動レバーを揺動さ
せる駆動装置とを有することを特徴としている。
【００１５】上記構成によれば、駆動装置により連結ロ
ッド及び両揺動レバーを介して両押さえ板を互いに接近
離間させるようになっており、前記駆動装置が１つあれ
ばよいから、製作費が安くつく。
ッド及び両揺動レバーを介して両押さえ板を互いに接近
離間させるようになっており、前記駆動装置が１つあれ
ばよいから、製作費が安くつく。
【００１６】請求項４記載の発明は、請求項２または３
記載の発明において、前記昇降台上に複数のフリーロー
ラが配置されており、該昇降台を上昇させて前記各フリ
ーローラにより搬送経路上の荷物を押し上げるようにし
たことを特徴としている。
記載の発明において、前記昇降台上に複数のフリーロー
ラが配置されており、該昇降台を上昇させて前記各フリ
ーローラにより搬送経路上の荷物を押し上げるようにし
たことを特徴としている。
【００１７】上記構成によれば、センタリング時に昇降
台を上昇させて複数のフリーローラにより搬送経路上の
荷物を押し上げて該荷物を搬送経路から浮き上がらせて
いるので、その荷物を両押さえ板により小さな押圧力で
容易にセンタリングすることができる。
台を上昇させて複数のフリーローラにより搬送経路上の
荷物を押し上げて該荷物を搬送経路から浮き上がらせて
いるので、その荷物を両押さえ板により小さな押圧力で
容易にセンタリングすることができる。
【００１８】請求項５記載の発明は、請求項１から４の
いずれかに記載の発明において、前記連動駆動機構が自
動倉庫の入出庫装置に設けた搬送経路の下方に設けられ
ていることを特徴としている。
いずれかに記載の発明において、前記連動駆動機構が自
動倉庫の入出庫装置に設けた搬送経路の下方に設けられ
ていることを特徴としている。
【００１９】上記構成によれば、連動駆動機構が搬送経
路の下方に設けられて入出庫装置から側方に突出されな
いから、その入出庫装置間及び荷物棚間の空間を極力小
さくして、自動倉庫の小型化を図って建設費を安くする
ことができる。
路の下方に設けられて入出庫装置から側方に突出されな
いから、その入出庫装置間及び荷物棚間の空間を極力小
さくして、自動倉庫の小型化を図って建設費を安くする
ことができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の一形態であ
るセンタリング装置６Ａ，６Ｂを入出庫装置５に設けた
自動倉庫を示すものであって、各センタリング装置６
Ａ，６Ｂは、図２から図４に示すように、搬送経路１０
の下方に配置した昇降装置１６を有し、該昇降装置１６
の昇降台１６ａ上に、左右一対の押さえ板１３を互いに
接近離間させるための連動駆動機構１７と、フリーロー
ラ機構１８とが設けられている。上記以外の構成は図６
から図８に示す構成とほぼ同じであるから同一部分に同
一符号を付してその説明を省略する。
るセンタリング装置６Ａ，６Ｂを入出庫装置５に設けた
自動倉庫を示すものであって、各センタリング装置６
Ａ，６Ｂは、図２から図４に示すように、搬送経路１０
の下方に配置した昇降装置１６を有し、該昇降装置１６
の昇降台１６ａ上に、左右一対の押さえ板１３を互いに
接近離間させるための連動駆動機構１７と、フリーロー
ラ機構１８とが設けられている。上記以外の構成は図６
から図８に示す構成とほぼ同じであるから同一部分に同
一符号を付してその説明を省略する。
【００２１】図２及び図３に示すように、前記搬送経路
１０の各搬送チェン１０ａが前後一対のスプロケットホ
イール９及び中間スプロケットホイール２０と駆動スプ
ロケットホイール２１とに巻回され、その各駆動スプロ
ケットホイール２１を一体的に連結する連結軸２２にチ
ェン機構２３を介して駆動モータ２４が連動連結されて
おり、その駆動モータ２４を正逆回転させることによ
り、各搬送チェン１０ａを入出庫方向ａ．ｂに走行させ
ることができる。
１０の各搬送チェン１０ａが前後一対のスプロケットホ
イール９及び中間スプロケットホイール２０と駆動スプ
ロケットホイール２１とに巻回され、その各駆動スプロ
ケットホイール２１を一体的に連結する連結軸２２にチ
ェン機構２３を介して駆動モータ２４が連動連結されて
おり、その駆動モータ２４を正逆回転させることによ
り、各搬送チェン１０ａを入出庫方向ａ．ｂに走行させ
ることができる。
【００２２】前記昇降装置１６は、図２及び図４に示す
ように、昇降台１６ａと基台２５とをパンタグラフ２６
により連結し、該基台２６とパンタグラフ２５との間に
油圧シリンダなどの流体圧シリンダ２７を設けたもので
あって、その流体圧シリンダ２７を伸縮駆動することに
より、昇降台１６ａを昇降させるようになっており、セ
ンタリング時に昇降台１６ａを上昇させて両押さえ板１
３を搬送経路１０の上方まで突出させ（図５参照）、セ
ンタリング時以外は昇降台１６ａを下降させて両押さえ
板１３を搬送経路１０の下方に没入させ（図４参照）、
これによって、両押さえ板１３を荷物Ｗを搬送する際の
障害物にならないようにできる。
ように、昇降台１６ａと基台２５とをパンタグラフ２６
により連結し、該基台２６とパンタグラフ２５との間に
油圧シリンダなどの流体圧シリンダ２７を設けたもので
あって、その流体圧シリンダ２７を伸縮駆動することに
より、昇降台１６ａを昇降させるようになっており、セ
ンタリング時に昇降台１６ａを上昇させて両押さえ板１
３を搬送経路１０の上方まで突出させ（図５参照）、セ
ンタリング時以外は昇降台１６ａを下降させて両押さえ
板１３を搬送経路１０の下方に没入させ（図４参照）、
これによって、両押さえ板１３を荷物Ｗを搬送する際の
障害物にならないようにできる。
【００２３】前記連動駆動機構１７は、図２及び図４に
示すように、昇降台１６ａの両端部に入出庫方向ａ，ｂ
に所定間隔をおいて２つ、合計４つ設けた軸受２９に枢
着軸３０を介して揺動レバー３１がそれぞれ揺動可能に
枢着され、該各揺動レバー３１の上端に前記押さえ板１
３が枢支軸３２を介して取り付けられ、図４右側の各揺
動レバー３１の下端とそれに対向する図４左側の各揺動
レバー３１の枢着軸３０より上方部とが連結ロッド３３
を介して連結され、図４左側の両揺動レバー３１の下端
部どうしを連結する連結杆３４にエアシリンダなどの流
体圧シリンダ（駆動装置）３５が連結されたものであっ
て、その流体圧シリンダ３５を伸縮駆動することによ
り、連結ロッド３３及び両揺動レバー３１を介して左右
一対の両押さえ板１３を互いに接近離間させるようにな
っており、流体圧シリンダ３５が１つあればよいから、
製作費が安くつく。
示すように、昇降台１６ａの両端部に入出庫方向ａ，ｂ
に所定間隔をおいて２つ、合計４つ設けた軸受２９に枢
着軸３０を介して揺動レバー３１がそれぞれ揺動可能に
枢着され、該各揺動レバー３１の上端に前記押さえ板１
３が枢支軸３２を介して取り付けられ、図４右側の各揺
動レバー３１の下端とそれに対向する図４左側の各揺動
レバー３１の枢着軸３０より上方部とが連結ロッド３３
を介して連結され、図４左側の両揺動レバー３１の下端
部どうしを連結する連結杆３４にエアシリンダなどの流
体圧シリンダ（駆動装置）３５が連結されたものであっ
て、その流体圧シリンダ３５を伸縮駆動することによ
り、連結ロッド３３及び両揺動レバー３１を介して左右
一対の両押さえ板１３を互いに接近離間させるようにな
っており、流体圧シリンダ３５が１つあればよいから、
製作費が安くつく。
【００２４】前記フリーローラ機構１８は、図２及び図
４に示すように、入出庫方向ａ，ｂとは直交する方向に
所定間隔をおいて平行に配列された複数のフリーローラ
１８ａを有し、該各フリーローラ１８ａの両端部が昇降
台１６ａ上の枠体３７に回転可能に支持されており、図
５に示すように、センタリング時に昇降台１６ａを上昇
させて各フリーローラ１８ａにより搬送経路１０上の荷
物Ｗを押し上げて該荷物Ｗを搬送経路１０から浮き上が
らせ、これによって、荷物Ｗを支持するパレットＰの下
面を傷付けないようにして荷物Ｗを両押さえ板１３によ
り小さな押圧力で容易にセンタリングすることができ
る。
４に示すように、入出庫方向ａ，ｂとは直交する方向に
所定間隔をおいて平行に配列された複数のフリーローラ
１８ａを有し、該各フリーローラ１８ａの両端部が昇降
台１６ａ上の枠体３７に回転可能に支持されており、図
５に示すように、センタリング時に昇降台１６ａを上昇
させて各フリーローラ１８ａにより搬送経路１０上の荷
物Ｗを押し上げて該荷物Ｗを搬送経路１０から浮き上が
らせ、これによって、荷物Ｗを支持するパレットＰの下
面を傷付けないようにして荷物Ｗを両押さえ板１３によ
り小さな押圧力で容易にセンタリングすることができ
る。
【００２５】上記構成において、荷物Ｗを出庫する場合
には、図１に示すように、所定の荷物棚４の格納空間か
らスタッカークレーン３により荷物Ｗを搬出して所定の
入出庫装置５の搬送経路１０上に載置し、該搬送経路１
０を矢印ａ方向に駆動して荷物Ｗをその搬送経路１０の
始端まで搬送し、センタリング装置６Ａの昇降台１６ａ
を上昇させてフリーローラ１８ａにより荷物Ｗを押し上
げて該荷物Ｗを搬送経路１０から浮き上がらせ、連動駆
動機構１７の流体圧シリンダ３５を伸長駆動して左右一
対の押さえ板１３を互いに接近させて荷物Ｗに押し付け
ることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセ
ンタリングする。その後、昇降台１６ａを下降させて荷
物Ｗを搬送経路１０上に載置し、その荷物Ｗをフォーク
リフトなどにより持ち上げて搬出すればよい。
には、図１に示すように、所定の荷物棚４の格納空間か
らスタッカークレーン３により荷物Ｗを搬出して所定の
入出庫装置５の搬送経路１０上に載置し、該搬送経路１
０を矢印ａ方向に駆動して荷物Ｗをその搬送経路１０の
始端まで搬送し、センタリング装置６Ａの昇降台１６ａ
を上昇させてフリーローラ１８ａにより荷物Ｗを押し上
げて該荷物Ｗを搬送経路１０から浮き上がらせ、連動駆
動機構１７の流体圧シリンダ３５を伸長駆動して左右一
対の押さえ板１３を互いに接近させて荷物Ｗに押し付け
ることにより、その荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセ
ンタリングする。その後、昇降台１６ａを下降させて荷
物Ｗを搬送経路１０上に載置し、その荷物Ｗをフォーク
リフトなどにより持ち上げて搬出すればよい。
【００２６】荷物Ｗを入庫する場合には、フォークリフ
トなどにより荷物Ｗを所定の入出庫装置５の搬送経路１
０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して
荷物Ｗをその搬送経路１０の終端近傍まで搬送し、以後
は出庫の際と同様の手順でセンタリング装置６Ｂにより
荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセンタリングする。そ
の後、昇降台１６ａを下降させて荷物Ｗを搬送経路１０
上に載置し、搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して荷物
Ｗをその搬送経路１０の終端まで搬送しスタッカークレ
ーン３により所定の荷物棚４の格納空間に格納する。
トなどにより荷物Ｗを所定の入出庫装置５の搬送経路１
０上に載置し、該搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して
荷物Ｗをその搬送経路１０の終端近傍まで搬送し、以後
は出庫の際と同様の手順でセンタリング装置６Ｂにより
荷物Ｗを搬送経路１０の中央部にセンタリングする。そ
の後、昇降台１６ａを下降させて荷物Ｗを搬送経路１０
上に載置し、搬送経路１０を矢印ｂ方向に駆動して荷物
Ｗをその搬送経路１０の終端まで搬送しスタッカークレ
ーン３により所定の荷物棚４の格納空間に格納する。
【００２７】また、図４に仮想線で示すように、最大幅
の荷物Ｗを入出庫する場合には、センタリングが不要で
あるから、昇降台１６ａを下降させて各押さえ板１３を
搬送経路１０より下方に没入させればよい。
の荷物Ｗを入出庫する場合には、センタリングが不要で
あるから、昇降台１６ａを下降させて各押さえ板１３を
搬送経路１０より下方に没入させればよい。
【００２８】上記構成によれば、連動駆動機構１７が搬
送経路１０の下方に設けられて入出庫装置５から側方に
突出されないから、その入出庫装置５間及び荷物棚４間
の空間βを極力小さくして、自動倉庫の小型化を図って
建設費を安くすることができる。
送経路１０の下方に設けられて入出庫装置５から側方に
突出されないから、その入出庫装置５間及び荷物棚４間
の空間βを極力小さくして、自動倉庫の小型化を図って
建設費を安くすることができる。
【００２９】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、両押さえ
板を互いに接近させて荷物に押し付けることにより、そ
の荷物を搬送経路の中央部にセンタリングするための連
動駆動機構が搬送経路の下方に設けられて該搬送経路の
側方に突出しないようにしているから、専有面積を従来
に比べて小さくすることができ経済的である。
板を互いに接近させて荷物に押し付けることにより、そ
の荷物を搬送経路の中央部にセンタリングするための連
動駆動機構が搬送経路の下方に設けられて該搬送経路の
側方に突出しないようにしているから、専有面積を従来
に比べて小さくすることができ経済的である。
【００３０】請求項２記載の発明によれば、センタリン
グ時に昇降台を上昇させて両押さえ板を搬送経路の上方
まで突出させ、センタリング時以外は昇降台を下降させ
て両押さえ板を搬送経路の下方に没入させることによ
り、その両押さえ板が荷物を搬送する際の障害物になら
ないようにできる。
グ時に昇降台を上昇させて両押さえ板を搬送経路の上方
まで突出させ、センタリング時以外は昇降台を下降させ
て両押さえ板を搬送経路の下方に没入させることによ
り、その両押さえ板が荷物を搬送する際の障害物になら
ないようにできる。
【００３１】請求項３記載の発明によれば、駆動装置に
より揺動レバー及び連結ロッドを介して両押さえ板を互
いに接近離間させるようになっており、前記駆動装置が
１つあればよいから、製作費が安くつく。
より揺動レバー及び連結ロッドを介して両押さえ板を互
いに接近離間させるようになっており、前記駆動装置が
１つあればよいから、製作費が安くつく。
【００３２】請求項４記載の発明によれば、センタリン
グ時に昇降台を上昇させて複数のフリーローラにより搬
送経路上の荷物を押し上げて該荷物を搬送経路から浮き
上がらせているので、その荷物を両押さえ板により小さ
な押圧力で容易にセンタリングすることができる。
グ時に昇降台を上昇させて複数のフリーローラにより搬
送経路上の荷物を押し上げて該荷物を搬送経路から浮き
上がらせているので、その荷物を両押さえ板により小さ
な押圧力で容易にセンタリングすることができる。
【００３３】請求項５記載の発明によれば、連動駆動機
構が搬送経路の下方に設けられて入出庫装置から側方に
突出されないから、その入出庫装置間及び荷物棚間の空
間を極力小さくして、自動倉庫の小型化を図って建設費
を安くすることができる。
構が搬送経路の下方に設けられて入出庫装置から側方に
突出されないから、その入出庫装置間及び荷物棚間の空
間を極力小さくして、自動倉庫の小型化を図って建設費
を安くすることができる。
【図１】 本発明の実施の一形態であるセンタリング装
置を入出庫装置に設けた自動倉庫を示す概略平面図であ
る。
置を入出庫装置に設けた自動倉庫を示す概略平面図であ
る。
【図２】 同センタリング装置の平面図である。
【図３】 図２のＡ−Ａ矢視図である。
【図４】 同センタリング装置の正面図である。
【図５】 同昇降台を上昇させた状態のセンタリング装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図６】 従来例を示す概略平面図である。
【図７】 同センタリング装置の概略平面図である。
【図８】 同センタリング装置の概略正面図である。
５ 入出庫装置
１０ 搬送経路
１３ 押さえ板
１６ａ 昇降台
１７ 連動駆動機構
１８ａ フリーローラ
３１ 揺動レバー
３３ 連結ロッド
３５ 流体圧シリンダ（駆動装置）
Ｗ 荷物
Claims (5)
- 【請求項１】 搬送経路の両側に互いに接近離間可能な
一対の押さえ板が配置されており、その両押さえ板を互
いに接近させて前記搬送経路上の荷物に押し付けること
により、その荷物を搬送経路上の中央部にセンタリング
するようにしたセンタリング装置において、前記両押さ
え板を一体的に連結して互いに接近離間させる連動駆動
機構が搬送経路の下方に設けられていることを特徴とす
るセンタリング装置。 - 【請求項２】 前記連動駆動機構が昇降台に設けられて
いることを特徴とする請求項１記載のセンタリング装
置。 - 【請求項３】 前記連動駆動機構が、昇降台の両端部に
揺動可能に枢着され先端部に前記各押さえ板を設けた一
対の揺動レバーと、該両揺動レバーどうしを連結する連
結ロッドと、該連結ロッドを介して両揺動レバーを揺動
させる駆動装置とを有することを特徴とする請求項２記
載のセンタリング装置。 - 【請求項４】 前記昇降台上に複数のフリーローラが配
置されており、該昇降台を上昇させて前記各フリーロー
ラにより搬送経路上の荷物を押し上げるようにしたこと
を特徴とする請求項２または３記載のセンタリング装
置。 - 【請求項５】 前記連動駆動機構が自動倉庫の入出庫装
置に設けた搬送経路の下方に設けられていることを特徴
とする請求項１から４のいずれかに記載のセンタリング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001339175A JP2003146422A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | センタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001339175A JP2003146422A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | センタリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003146422A true JP2003146422A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19153565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001339175A Withdrawn JP2003146422A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | センタリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003146422A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023963A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Murata Machinery Ltd | センタリング装置 |
| JP2014108838A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | 搬送コンベアにおけるセンタリング装置 |
| CN107282797A (zh) * | 2016-03-31 | 2017-10-24 | 昆山汉鼎精密金属有限公司 | 产品的定位结构 |
| KR101947450B1 (ko) * | 2018-04-30 | 2019-02-13 | (주)에스티아이 | 케미컬 용기 자동이송장치 및 자동이송방법 |
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| CN112399955A (zh) * | 2018-07-10 | 2021-02-23 | 系统科技公司 | 化学制剂容器自动运送装置及自动运送方法 |
-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001339175A patent/JP2003146422A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2019212117A1 (ko) * | 2018-04-30 | 2019-11-07 | (주)에스티아이 | 케미컬 용기 자동이송장치 및 자동이송방법 |
| CN112055691A (zh) * | 2018-04-30 | 2020-12-08 | 系统科技公司 | 化学制剂容器自动运送装置及自动运送方法 |
| CN112055691B (zh) * | 2018-04-30 | 2022-06-21 | 系统科技公司 | 化学制剂容器自动运送装置及自动运送方法 |
| CN112399955A (zh) * | 2018-07-10 | 2021-02-23 | 系统科技公司 | 化学制剂容器自动运送装置及自动运送方法 |
| KR101984508B1 (ko) * | 2018-10-31 | 2019-05-31 | (주)에스티아이 | 케미컬 용기 자동이송장치 및 자동이송방법 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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