JP2010023963A - センタリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センタリング装置11は、コンベア上の荷物Wを持ち上げながらセンタリングするためのセンタリング装置である。リフター機構13は、荷物WおよびパレットPを下方から支えることが可能な支持台21と、支持台21を昇降する駆動部23とを有する。センタリング機構15は、支持台21が上昇しているときにパレットPをコンベア幅方向に挟み込むことによって荷物Wのコンベア幅方向中心をコンベア1の幅方向中心に合わせる。連結機構17は、リフター機構13とセンタリング機構15を機能的に連結し、支持台21から上方に作用する力をセンタリング機構15の挟み込み動作を行わせる力に変換する。コイルスプリング19は、パレットPに作用する力の経路で弾性的に機能するように配置されている。
【選択図】図2
Description
荷物がコンベアに移載されたときに、パレットのコンベア幅方向中心がコンベアの幅方向中心からずれていると、以下の問題が生じる。例えば、スタッカークレーンがフォーク等によって荷物を棚に載せる際に、パレット上の荷物が棚に衝突することがある。つまり、荷物の受け渡し作業がスムーズに行われなくなる。このため、パレットのコンベア幅方向中心がコンベアの幅方向中心に正確に合わされることが好ましい。
そこで、コンベアにおける物品の左右位置決め装置が設けられた例が知られている。左右位置決め装置は、コンベアの経路途中で荷物をセンタリングする(例えば、特許文献1を参照。)。
本発明の課題は、コンベアにおいて荷物のセンタリングを確実に行うことができる装置を提供することにある。
この装置では、突出部材は、支持台とともに上昇し、回動部材のレール部を当接しながら回動部材を回動させ、アーム部及び挟持部材を荷物側に回動させる。これにより、荷物は挟持部材に挟み込まれて、センタリングされる。また、弾性部材が圧縮ばねであるので、所望のばね特性を安価に選択できる。
この装置では、規制機構がセンタリングされた荷物の位置を規制するため、センタリングされた荷物がセンタリング位置から移動しにくい。特に、センタリング後に支持台が下降する際にも、荷物がセンタリング位置からずれにくい。
自動倉庫に用いられる入出庫ステーションのコンベア1について説明する。なお、以下、図1の上下方向をコンベア搬送方向として、図1の左右方向をコンベア幅方向とする。
図1において、コンベア1は、チェーンコンベアであり、一対の溝形鋼からなるフレーム3と、フレーム3に巻回された一対のローラチェーン5とを有している。一対のフレーム3は互いに平行である。各ローラチェーン5は、無端状であり、図示しない駆動源によって同期駆動される。
コンベア1の端部において両フレーム3の間には、荷物Wを載せたパレットPを昇降させるとともにセンタリングを行うためのセンタリング装置11が配置されている。センタリング装置11は、リフター機構13と、センタリング機構15と、連結機構17と、コイルスプリング19とを備えている。
連結機構17は、フレーム3及びローラチェーン5のコンベア幅方向外側に配置されている。連結機構17は、支持台21からコンベア幅方向片側に突出する突出部材35を有している。突出部材35は、基部43と、基部43から延びる棒状部45と、スライド自在に支持された当接部47とから主に構成されている。基部43と当接部47の間にコイルスプリング19が配置されている。なお、コイルスプリング19の周囲は、基部43から延びる筒状部49によって覆われている。当接部47は、本体51と、本体51の先端に取り付けられた当接ローラ53とを有している。当接ローラ53は、コンベア搬送方向に延びる回転軸回りに回転可能になっている。
次に、動作について説明する。
図2は、荷物WがパレットPとともにコンベア1のセンタリング装置11上方に載置された状態を示している。この状態では、リフター機構13が最下降位置にあり、パレットPの下面はフリーローラ27から所定の隙間を空けて配置されている。また、回動部材37は、コンベア搬送方向から見て上下方向に延びる姿勢を取っている。そのため、ガイド面59の下端には突出部材35の当接ローラ53が当接しており、ガイド面59の上端は当接ローラ53の上方に位置している。この状態で、挟持ローラ33はパレットPからコンベア幅方向両側に離れた位置にある。
なお、通常は、両側の挟持ローラ33がパレットPのコンベア幅方向側面に当接した後は、挟持ローラ33はさらにパレットPを挟みつける動作を続ける。この際には、突出部材35内のコイルスプリング19が圧縮される。この構造により、パレットPのコンベア幅方向寸法の大小があったとしても、所定範囲内であれば対応可能となっている。より詳細には、コイルスプリング19が非圧縮の状態における一対の挟持ローラ33のコンベア幅方向間の最小間隔より大きな幅方向寸法を有しており、かつ、コイルスプリング19が最も圧縮された状態における一対の挟持ローラ33のコンベア幅方向間の最大間隔より小さな幅方向寸法を有している物品であれば、設定されたコンベア幅方向寸法の荷物ではなくても、一対の挟持ローラ33は荷物を挟持してセンタリングすることができる。
この装置では、リフター機構13の駆動部23が支持台21を上昇させると、支持台21が荷物をコンベアから持ち上げる。このとき、連結機構17が支持台21から上方に作用する力をセンタリング機構15の挟み込み動作を行わせる力に変換する。したがって、一つの駆動部によって両機構を駆動することができ、構造が簡単になる。さらにに、コイルスプリング19が荷物に作用する力の経路で弾性的に機能するので、所定の範囲内であれば荷物の大きさがばらついていても、荷物を確実にセンタリングできる。
この装置では、規制機構61がセンタリングされた荷物の位置を規制するため、荷物がセンタリング位置から移動しにくい。特に、センタリング後に支持台21が下降する際にも、荷物がセンタリング位置からずれにくい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、弾性部材は、突出部材内に配置された圧縮コイルスプリングであったが、本発明はそれに限定されない。例えば、弾性部材は回動機構のアーム部やレール部に設けられていても良いし、挟持ローラに設けられていても良い。または、各部材のいずれかにゴム等の弾性部材を設けても良い。
前記実施形態では、荷物WがパレットPに載置された状態でセンタリングされていたが、本発明はその実施例に限定されない。例えば、パレットを用いずに荷物が直接コンベアで搬送される実施例にも本発明を適用できる。
3 フレーム
5 ローラチェーン
11 センタリング装置
13 リフター機構
15 センタリング機構
17 連結機構
19 コイルスプリング
21 支持台
23 駆動部
25 箱形フレーム
27 フリーローラ
31 挟持部材
33 挟持ローラ
35 突出部材
37 回動部材
39 アーム部
41 レール部
43 基部
45 棒状部
47 当接部
49 筒状部
51 本体
53 当接ローラ
55 第1連結バー
57 回動バー
58 第2連結バー
59 ガイド面
61 規制機構
63 ストッパー部材
65 支持台
67 支持部
Claims (3)
- コンベア上の荷物を持ち上げながらセンタリングするためのセンタリング装置であって、
前記荷物を下方から支えることが可能な支持台と、前記支持台を昇降する駆動部とを有するリフター機構と、
前記支持台が上昇しているときに前記荷物をコンベア幅方向に挟み込むことによって前記荷物のコンベア幅方向中心を前記コンベアの幅方向の中心に合わせるセンタリング機構とを備え、
前記リフター機構と前記センタリング機構を機能的に連結し、前記支持台から上方に作用する力を前記センタリング機構の挟み込み動作を行わせる力に変換するための連結機構と、
前記連結機構の一部に配置され、前記荷物に作用する力を弾性的に機能させる弾性部材と、
を備えたセンタリング装置。 - 前記センタリング機構は、前記荷物を挟み込む挟持部材を有しており、
前記連結機構は、前記支持台から突出する突出部材と、前記挟持部材から下方に延び軸支されるアーム部およびその下部に設けられ前記突出部材が当接しながら移動するレール部を有する回動部材とを有しており、
前記弾性部材は前記突出部材に設けられた圧縮ばねである、請求項1に記載のセンタリング装置。 - 前記荷物がセンタリング機構によってセンタリング位置に配置されると前記荷物の移動を規制し、その後に前記支持台が下降する動作中も前記荷物の移動を規制する規制機構をさらに備えている、請求項1または2に記載のセンタリング装置。
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Cited By (2)
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JP2014108838A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | 搬送コンベアにおけるセンタリング装置 |
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JPS5156778U (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | ||
JPH0569923A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-23 | Murata Mach Ltd | パレツトのセンタリング装置 |
JP2003146422A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-21 | Nippon Yusoki Co Ltd | センタリング装置 |
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2008
- 2008-07-16 JP JP2008185261A patent/JP5003621B2/ja active Active
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