JP2506691Y2 - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP2506691Y2
JP2506691Y2 JP1990067752U JP6775290U JP2506691Y2 JP 2506691 Y2 JP2506691 Y2 JP 2506691Y2 JP 1990067752 U JP1990067752 U JP 1990067752U JP 6775290 U JP6775290 U JP 6775290U JP 2506691 Y2 JP2506691 Y2 JP 2506691Y2
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JP
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pallet
stacker crane
fork
pedestal
pallets
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JP1990067752U
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JPH0426932U (ja
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耕治 大畠
靖彦 渡会
康男 板宮
恵一郎 寺本
信朗 清水
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石川島播磨重工業株式会社
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  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は物品をパレットに載置した状態で搬送して保
管する自動倉庫に関する。
[従来の技術] 車両等の物品を保管する自動倉庫において、物品をパ
レットに載置した状態で搬送する方式の場合、使用済み
あるいは未使用のパレットの取り扱いが問題である。未
使用パレットの取り扱い方法としては、これまで2種類
あり1つはパレットをそれぞれ固有の棚に格納する方法
とパレットを段積して保管する方法がある。
第5図はパレットを段積して保管する方式の自動倉庫
の従来例を示しており、物品を整列状態に保管する2列
のラック1の間に、物品の搬送を行うスタッカクレーン
2が設けられ、該スタッカクレーン2における搬送路3
の終端部の両側方位置を該搬送路3を迂回して連結状態
とするようにパレット収納装置4が設けられている。該
パレット収納装置4は、前記搬送路3の両側方に配置さ
れたコンベア5と、これらコンベヤ5の先端部間に配置
されたパレット段積み機構6とから構成されている。
そして、該第5図の矢印で示すように、スタッカクレ
ーン2のフォーク7からコンベア5上に載置したパレッ
ト8を該コンベア5によって移送して、パレット段積み
機構6に積み重ね状態に収納し、またスタッカクレーン
2に供給する場合は、パレット段積み機構6からコンベ
ア5の終端部までパレット8を移送して、フォーク7に
より受け取るようにしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、パレットを固有の棚に保管すると未使
用パレットのハンドリングの時間を必要とし、又第5図
のような自動倉庫であると、パレット8を移送するコン
ベア5のための設置スペースが必要であり、その分自動
倉庫全体の設置面積が大きくなる傾向にある。また、未
使用パレットを1枚保管したり、コンベア5上では1枚
のパレット8が移送されることになるため、屋外等では
強風により吹き飛ばされるおそれがあるなどの問題も生
じる。
本考案は前記課題を有効に解決するもので、設置面積
を小さくし、かつ未使用パレットのハンドリング時間を
少なくするとともに、パレット受け渡しの際のトラブル
発生をも解消し得る自動倉庫の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の自動倉庫は、パレットに載置した物品を水平
移動可能なフォークにより支持して該フォークの水平移
動方向と直交する水平方向に搬送するスタッカクレーン
と、該スタッカクレーンの搬送路の側方位置にパレット
を積み重ね状態に保持するパレット収納装置とを有する
とともに、該パレット収納装置は、前記搬送路に沿って
相互に間隔をおいて垂直に配設されてその間にパレット
収納空間を形成する複数の支柱と、これら支柱に前記搬
送路に沿って支持されパレット収納空間を介して対峙す
る複数組のパレット固定爪と、これらパレット固定爪を
その対峙方向に向けて水平往復移動させてパレット収納
空間内に出没させるアクチュエータと、前記パレット固
定爪の下方位置でパレットをその下方に前記フォークの
侵入を許容する空間を確保しながら桟を介して載置状態
に支持する架台と、該架台を上下移動する昇降機とを有
することを特徴とする。
[作用] 本考案の自動倉庫において、スタッカクレーンからパ
レット収納装置にパレットを収納する場合は、スタッカ
クレーンのフォークを側方に突き出して、パレット収納
装置の架台の上にパレットを載置した後、該架台を昇降
機により上昇して、その上のパレットをパレット固定爪
により保持する。次のパレットを収納する場合は、その
パレットを架台に載置した後、架台を上昇させて、該架
台の上のパレットをパレット固定爪により保持されてい
るパレットの下面に当接させ、しかる後、パレット固定
爪による保持を解除してパレットの厚さ1枚分架台を上
昇し、下の段のパレットをパレット固定爪により保持す
る。以下、その繰り返しにより下から順に積み重ねて収
納する。
パレットをスタッカクレーンに供給する場合は、その
逆順にて行われ、パレット固定爪により保持したパレッ
トを架台上に載置した後、該架台からスタッカクレーン
に受け渡す。
すなわち、パレットの収納、供給のいずれにおいても
スタッカクレーンのパレット収納装置との間でスタッカ
クレーンのフォークにより直接的にパレットの受け渡し
を行うことができるものである。
[実施例] 以下、本考案の自動倉庫の一実施例を第1図ないし第
4図に基づいて説明する。
この自動倉庫は、第1図に示すように、スタッカクレ
ーン2の搬送路3の終端部付近に、その一側方位置には
入出庫口10が配置され、他方の側方位置には、ラック1
の中にパレット収納装置11が設けられている。
該パレット収納装置11は、パレット収納空間12を囲む
門形の枠体13と、該枠体13に支持されてパレット8をパ
レット固定爪14により固定するパレット固定機構15と、
そのパレット固定爪14の下方位置でパレット8を載置状
態に支持する架台16と、該架台16を上下移動する昇降機
17とを有する構成とされている。
枠体13は、前記搬送路3に沿ってパレット収納空間12
の間隔をおいて垂直に配置された複数本の支柱18と、こ
れら支柱18を連結状態とする梁19とにより門形をなして
おり、スタッカクレーン2により搬送されてきたパレッ
ト8をその向きを変えることなく収納し得るようになっ
ている。
パレット固定機構15は、枠体13の支柱18に支持された
前記パレット固定爪14と、該パレット固定爪14を水平方
向に移動する駆動部21とにより構成されている。パレッ
ト固定爪14は、パレット収納空間12の両側方に2本ずつ
配設されており、支柱18に水平に固定されたガイド筒22
内に収納されている。これらガイド筒22は同一水平レベ
ルに配置されて、搬送路3と平行な水平方向、言い換え
ればスタッカクレーン2のフォーク7の水平移動方向と
直交する水平方向に沿って2本ずつ対向している。その
駆動部21は、各パレット固定爪14にピン結合されたリン
ク23が支柱18の途中に水平な軸24により垂直揺動自在に
支持されるとともに、該リンク23の先端に油圧シリンダ
等のアクチュエータ25が接続された構成とされている。
該アクチュエータ25は、枠体13の上部梁19に該上部梁19
に沿って固定されており、その水平駆動力をリンク23を
介してパレット固定爪14に伝達することにより、パレッ
ト固定爪14が前記ガイド筒22に沿ってパレット収納空間
12内に出没させられるものである。そして、このパレッ
ト固定爪14がパレット8の側部に開口する穴に挿入され
ることにより、該パレット8を固定することができるよ
うになっている。
前記架台16は、その上面に複数の桟31が相互に平行に
固着されて、これら桟31の上にパレット8を載置するよ
うになっており、これら桟31の間にスタッカクレーン2
のフォーク7を挿入する溝32が形成されている。
昇降機17は、架台16の下面と床33との間に設けられ、
交差状態に結合した複数のリンク34を油圧シリンダ等の
アクチュエータ(図示略)で駆動することにより、架台
16を上下移動するものである。
なお、第2図及び第3図において符号35は、アクチュ
エータへの油圧を制御する油圧ユニットを示す。
このように構成した自動倉庫において、スタッカクレ
ーン2のフォーク7上に載置したパレット8をパレット
収納装置12内に収納する場合は、スタッカクレーン2を
パレット収納装置12の側方に配置して、そのフォーク7
を架台16の上の溝32の中に突き出し、その桟31の上に第
4図(A)に示すようにパレット8を載置する。そし
て、フォーク7をスタッカクレーン2内に引き込んだ
後、昇降機17により架台16を上昇させて第4図(B)に
示すようにパレット8をガイド筒22の水平レベルまで持
ち上げ、アクチュエータ25によりパレット固定爪14を突
き出して第4図(C)に示すようにパレット8の穴の中
に挿入する。このパレット8の固定後は架台16は次のパ
レット8収納に備えて下降させておく。
次のパレット8を収納する場合は、第4図(D)に示
すように架台16の上にパレット8を載置した後、該架台
16を上昇させて、そのパレット8をパレット固定爪14に
より固定状態とされているパレット8の下面に当接し、
その状態でパレット固定爪14をパレット8の穴から引き
抜き、そのパレット8を架台16上のパレット8の上に支
持する。次いで、架台16をパレット8の厚さ1枚分上昇
させて、第4図(E)に示すように下の段のパレット8
をパレット固定爪14の水平レベルに配置し、そのパレッ
ト8の穴の中にパレット固定爪14を挿入する。パレット
固定後は架台16は次のパレット8を受け取るため下降さ
せておく。以降、この操作を繰り返して下から順にパレ
ット8を積み重ねて収納する。
一方、収納したパレット8をスタッカクレーン2に供
給するときは上記の逆順によって行われ、パレット固定
爪14により保持したパレット8を1枚ずつ架台16に移し
て、該架台16上からスタッカクレーン2のフォーク7が
受け取るものである。
すなわち、この自動倉庫においては、スタッカクレー
ン2とパレット収納装置11との間でスタッカクレーン2
のフォーク7によって直接的にパレット8の受け渡しが
なされ、従来例のようなコンベア5による仲介的な搬送
が不要で、設置の設置面積を縮小することができる。こ
の場合、第5図の従来例では搬送路3の両側方ともがパ
レット収納装置4のためのスペースとされたが、第1図
に示すようにスタッカクレーン2の搬送路3の一側方に
のみパレット収納装置11が配置されて、他方にはラック
1が延長して配置されており、自動倉庫としての保管ス
ペースも大きくすることができる。また、コンベアによ
る仲介搬送がないため、該仲介搬送によるトラブル発生
も解消することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案の自動倉庫に
よれば、スタッカクレーンの搬送路の入出庫口の反対位
置にパレット収納装置を配置して、該パレット収納装置
内の上下移動によってパレットを積み重ね状態に収納す
るようにしたから、従来例のようなコンベアによる水平
搬送をなくして、設置面積を小さくし、かつ未使用パレ
ットのハンドリング時間を少なくすることができる。ま
た、スタッカクレーンとパレット収納装置との間でスタ
ッカクレーンのフォークにより直接的にパレットを受け
渡すから、コンベアの仲介搬送によるトラブル発生も解
消することができる。等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の自動倉庫の一実施例を示
すもので、第1図は全体平面図、第2図はパレット収納
装置の正面図、第3図はその平面図、第4図(A)ない
し同図(E)はパレット収納操作を順に示す工程図、第
5図は自動倉庫の従来例を示す第1図同様の平面図であ
る。 1……ラック、2……スタッカクレーン、3……搬送
路、7……フォーク、8……パレット、11……パレット
収納装置、12……パレット収納空間、13……枠体、14…
…パレット固定爪、15……パレット固定機構、16……架
台、17……昇降機、18……支柱、19……梁、21……駆動
部、22……ガイド筒、23……リンク、24……軸、25……
アクチュエータ、31……桟、32……溝(空間)、33……
床、34……リンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 寺本 恵一郎 東京都江東区毛利1―19―10 石川島播 磨重工業株式会社江東事務所内 (72)考案者 清水 信朗 東京都江東区毛利1―19―10 石川島播 磨重工業株式会社江東事務所内 (56)参考文献 特開 昭57−180529(JP,A) 特開 昭60−119028(JP,A) 特公 昭54−30598(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットに載置した物品を水平移動可能な
    フォークにより支持して該フォークにより支持して該フ
    ォークの水平移動方向と直交する水平方向に搬送するス
    タッカクレーンと、該スタッカクレーンの搬送路の側方
    位置にパレットを積み重ね状態に保持するパレット収納
    装置とを有するとともに、 該パレット収納装置は、前記搬送路に沿って相互に間隔
    をおいて垂直に配設されてその間にパレット収納空間を
    形成する複数の支柱と、これら支柱に前記搬送路に沿っ
    て支持されパレット収納空間を介して対峙する複数組の
    パレット固定爪と、これらパレット固定爪をその対峙方
    向に向けて水平往復移動させてパレット収納空間内に出
    没させるアクチュエータと、前記パレット固定爪の下方
    位置でパレットをその下方に前記フォークの侵入を許容
    する空間を確保しながら桟を介して載置状態に支持する
    架台と、該架台を上下移動する昇降機とを有することを
    特徴とする自動倉庫。
JP1990067752U 1990-06-26 1990-06-26 自動倉庫 Expired - Lifetime JP2506691Y2 (ja)

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JP1990067752U JP2506691Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 自動倉庫

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JP1990067752U JP2506691Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 自動倉庫

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JPH0426932U JPH0426932U (ja) 1992-03-03
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ID=31601607

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918178B2 (ja) * 1977-08-11 1984-04-25 三菱電機株式会社 放電加工方法
JPS57180529A (en) * 1981-05-01 1982-11-06 Nobuo Yoshioka Stacking apparatus
JPS60119028U (ja) * 1984-01-19 1985-08-12 石川島播磨重工業株式会社 自動倉庫におけるパレツト段積装置

Also Published As

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JPH0426932U (ja) 1992-03-03

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