JPH054293B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH054293B2 JPH054293B2 JP22606686A JP22606686A JPH054293B2 JP H054293 B2 JPH054293 B2 JP H054293B2 JP 22606686 A JP22606686 A JP 22606686A JP 22606686 A JP22606686 A JP 22606686A JP H054293 B2 JPH054293 B2 JP H054293B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- cam
- rotating shaft
- positioning
- transportable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、可搬パレツトの搬送位置決め装
置、特に、フリーフローコンベアラインにおける
可搬パレツトの搬送位置決め装置に係り、可搬パ
レツトの作業ステーシヨンの停止時における衝撃
緩衝、位置決め及び再移送の機構の改良された可
搬パレツトの搬送位置決め装置に関するものであ
る。
置、特に、フリーフローコンベアラインにおける
可搬パレツトの搬送位置決め装置に係り、可搬パ
レツトの作業ステーシヨンの停止時における衝撃
緩衝、位置決め及び再移送の機構の改良された可
搬パレツトの搬送位置決め装置に関するものであ
る。
一般にフリーフローコンベアシステムにおいて
可搬パレツトを所定の作業ステーシヨンに停止、
位置決めするには、ストツパを起立させて移送手
段だけが移動するようにして可搬パレツトを停止
させ、更に可搬パレツトと作業ステーシヨン間で
所定の位置決め機構を配して位置決め動作を行な
うのが通常の方法である。
可搬パレツトを所定の作業ステーシヨンに停止、
位置決めするには、ストツパを起立させて移送手
段だけが移動するようにして可搬パレツトを停止
させ、更に可搬パレツトと作業ステーシヨン間で
所定の位置決め機構を配して位置決め動作を行な
うのが通常の方法である。
かかる場合、移送されてくる可搬パレツトを単
にストツパに当接させると、停止時の衝撃が大き
く、可搬パレツトの部品等に悪影響を及ぼす。ま
た、バネの付勢力のみで押込動作を行なうことに
よる位置決め機構では確実な位置決めを達成する
のが困難であることが多い。
にストツパに当接させると、停止時の衝撃が大き
く、可搬パレツトの部品等に悪影響を及ぼす。ま
た、バネの付勢力のみで押込動作を行なうことに
よる位置決め機構では確実な位置決めを達成する
のが困難であることが多い。
このような事情に対処した従来の例として、第
5図および第6図にす特開昭57−77116号公報に
示されたフリーサイクルコンベアラインのパレツ
ト固定装置のようなものがある。
5図および第6図にす特開昭57−77116号公報に
示されたフリーサイクルコンベアラインのパレツ
ト固定装置のようなものがある。
図において、符号51はパレツト52に設けら
れているパレツト位置決め部材、53ブロツク5
4の上面に回転自在に設けられているストツパ
爪、55はブロツク54を回転自在に支持する支
軸56に軸支され、かつ、揺動可能なレバーであ
つて、レバー55はその中間部に回転自在にピン
結合されている作用桿57を介してシリンダ58
に連結されている。また、59はストツパ爪53
を時計方向に回転するように常時付勢しているス
プリングである。
れているパレツト位置決め部材、53ブロツク5
4の上面に回転自在に設けられているストツパ
爪、55はブロツク54を回転自在に支持する支
軸56に軸支され、かつ、揺動可能なレバーであ
つて、レバー55はその中間部に回転自在にピン
結合されている作用桿57を介してシリンダ58
に連結されている。また、59はストツパ爪53
を時計方向に回転するように常時付勢しているス
プリングである。
これは、パレツト移送力により、パレツト位置
決めピニオン部材51が常時スプリング59で付
勢されたストツパ爪53を反時計方向に回転さ
せ、この動作途中にシリンダ58によりレバー5
5を起立動作させ、ストツパ爪53がレバー55
に押されて最終固定位置まで強固回転されるた
め、パレツト52は最小誤差をもつて常に正確に
位置決め固定されると共に、シリンダ58により
ストツパ爪53を回転させるためパレツト52の
移送に合致した速度を得ることが容易であるとい
う特徴を有していた。
決めピニオン部材51が常時スプリング59で付
勢されたストツパ爪53を反時計方向に回転さ
せ、この動作途中にシリンダ58によりレバー5
5を起立動作させ、ストツパ爪53がレバー55
に押されて最終固定位置まで強固回転されるた
め、パレツト52は最小誤差をもつて常に正確に
位置決め固定されると共に、シリンダ58により
ストツパ爪53を回転させるためパレツト52の
移送に合致した速度を得ることが容易であるとい
う特徴を有していた。
しかしながら、上記従来のフリーサイクルコン
ベアラインのパレツト固定装置は、パレツトの移
送速度に対するストツパ爪の回転速度をシリンダ
のスピード調整で合致させているだけで、供給圧
力変動等の影響を受け安定したパレツトの減速、
すなわち、衝撃緩衝動作を行なうのは困難であ
り、位置決め機構も位置決め部材(ピン)とスト
ツパ爪に形成されたガイド溝との嵌合作用による
ため、ストツパ爪の停止誤差もそのままパレツト
の位置決め精度に影響することになる。また、パ
レツトの停止状態から再びパレツト移送を行なう
のに何ら強制的始動力は作用せず、パレツト移送
手段の駆動力だけで行なうため、搬送時間が必要
以上にかかるといつた問題点があつた。
ベアラインのパレツト固定装置は、パレツトの移
送速度に対するストツパ爪の回転速度をシリンダ
のスピード調整で合致させているだけで、供給圧
力変動等の影響を受け安定したパレツトの減速、
すなわち、衝撃緩衝動作を行なうのは困難であ
り、位置決め機構も位置決め部材(ピン)とスト
ツパ爪に形成されたガイド溝との嵌合作用による
ため、ストツパ爪の停止誤差もそのままパレツト
の位置決め精度に影響することになる。また、パ
レツトの停止状態から再びパレツト移送を行なう
のに何ら強制的始動力は作用せず、パレツト移送
手段の駆動力だけで行なうため、搬送時間が必要
以上にかかるといつた問題点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、可搬パレツトを所定の減速
曲線の下で安定して作業ステーシヨンに停止させ
ると共に、な位置決め動作を行ない、更に再移送
に際しても、強制力を働かせて行なうことのでき
る可搬パレツトの搬送位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
めになされたもので、可搬パレツトを所定の減速
曲線の下で安定して作業ステーシヨンに停止させ
ると共に、な位置決め動作を行ない、更に再移送
に際しても、強制力を働かせて行なうことのでき
る可搬パレツトの搬送位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
この発明に係る可搬パレツトの搬送位置決め装
置は、可搬パレツト側に所定の加減速曲線に対応
した外周形状のカム面を有する位置決めカムを固
着し、作業ステーシヨン側には上記カム面に軸心
が平行な回転軸を設け、この回転軸の一端におい
て支承され上記位置決めカムのカム面である外周
部を挟んで接触できるよう構成した一対のカムフ
オロアが設けられており、可搬パレツトが作業ス
テーシヨンに進入して位置決めカムがカムフオロ
アと接触押圧する際にカムフオロアを支承する前
記回転が軸自由回転できる方向に回転軸を回転さ
せる一方向クラツチを上記回転軸の他端に連結結
し、更に一方向クラツチには前記回転軸の回転制
止方向に回動できるよう駆動機構を係合するもの
である。
置は、可搬パレツト側に所定の加減速曲線に対応
した外周形状のカム面を有する位置決めカムを固
着し、作業ステーシヨン側には上記カム面に軸心
が平行な回転軸を設け、この回転軸の一端におい
て支承され上記位置決めカムのカム面である外周
部を挟んで接触できるよう構成した一対のカムフ
オロアが設けられており、可搬パレツトが作業ス
テーシヨンに進入して位置決めカムがカムフオロ
アと接触押圧する際にカムフオロアを支承する前
記回転が軸自由回転できる方向に回転軸を回転さ
せる一方向クラツチを上記回転軸の他端に連結結
し、更に一方向クラツチには前記回転軸の回転制
止方向に回動できるよう駆動機構を係合するもの
である。
この発明装置は上記のように構成されているの
で、可搬パレツトが作業ステーシヨンに進入する
と、位置決めカムがカムフオロアと接触して押圧
する結果、回転軸が少し自由回転し、これを別に
設けられたパレツト進入検出手段により検知して
駆動機構を動作せしめ、その際に一方向クラツチ
の作用により、回転軸の自由回転を制止させつつ
上記一対のカムフオロアの位置を所定角度まで回
転させることにより、可搬パレツトを所定の減速
曲線の下で所定位置に位置決めすると共に、可搬
パレツトの排出時には、更に上記駆動機構を動作
させて、カムフオロアが位置決めカムを押し進め
ることにより、可搬パレツトを強制排出する。
で、可搬パレツトが作業ステーシヨンに進入する
と、位置決めカムがカムフオロアと接触して押圧
する結果、回転軸が少し自由回転し、これを別に
設けられたパレツト進入検出手段により検知して
駆動機構を動作せしめ、その際に一方向クラツチ
の作用により、回転軸の自由回転を制止させつつ
上記一対のカムフオロアの位置を所定角度まで回
転させることにより、可搬パレツトを所定の減速
曲線の下で所定位置に位置決めすると共に、可搬
パレツトの排出時には、更に上記駆動機構を動作
させて、カムフオロアが位置決めカムを押し進め
ることにより、可搬パレツトを強制排出する。
〔実施例〕
以下、この発明をその一実施例を示す図面に従
つて、その構成及び作用を説明する。
つて、その構成及び作用を説明する。
第1図において、符号1は可搬パレツトで、ガ
イド2とガイドローラ3とによつて支持され、作
業ステーシヨン(図示せず)に設けられた駆動装
置により駆動される駆動ベルト4によつて、スプ
リング5を介して接触している摩擦板6が駆動力
を受け、この駆動力により可搬パレツト1は矢印
A方向に移動する。7は可搬パレツト1の定位置
に固着された位置決めカム、8は作業ステーシヨ
ンに固定されたベースプレート9に固着された軸
受箱で、回転軸10を支持している。11は回転
軸10の前部に取り付けられた支承板で、回転軸
10の軸心に対し対称位置に一対のカムフオロア
12a,12bが設けられている。13は回転軸
10の後部に固着されたブレーキ板、14はロー
ラであり、ローラ軸15、ローラ受け16、スプ
リング17を介してホルダ18にに支持されてお
り、ブレーキ板13の外周面にローラ14が押圧
されるようにブレーキ板13は形成されており、
これらは全体としてブレーキ機構を構成する。な
お、ブレーキ板13には可搬パレツト1の位置決
め停止位置に対応した角度にローラ14が嵌合す
る凹部が設けられており、充分なブレーキ作用を
奏するようになつている。更に、ブレーキ板13
にはスイツチ19を装着し、作業ステーシヨンに
配設されたパレツト進入検出手段としての近接ス
イツチ20を作動させる。回転軸10の最終端に
は、一方向クラツチ22を連結し、更に、一方向
クラツチ22の外周部には、駆動レバー21を取
り付け、作業ステーシヨンに配設されたシリンダ
23とジヨイント24及びレバー軸25を介して
接続されるものであり、駆動レバー21、シリン
ダ23、ジヨイント24、レバー軸25は全体と
して駆動機構を構成する。
イド2とガイドローラ3とによつて支持され、作
業ステーシヨン(図示せず)に設けられた駆動装
置により駆動される駆動ベルト4によつて、スプ
リング5を介して接触している摩擦板6が駆動力
を受け、この駆動力により可搬パレツト1は矢印
A方向に移動する。7は可搬パレツト1の定位置
に固着された位置決めカム、8は作業ステーシヨ
ンに固定されたベースプレート9に固着された軸
受箱で、回転軸10を支持している。11は回転
軸10の前部に取り付けられた支承板で、回転軸
10の軸心に対し対称位置に一対のカムフオロア
12a,12bが設けられている。13は回転軸
10の後部に固着されたブレーキ板、14はロー
ラであり、ローラ軸15、ローラ受け16、スプ
リング17を介してホルダ18にに支持されてお
り、ブレーキ板13の外周面にローラ14が押圧
されるようにブレーキ板13は形成されており、
これらは全体としてブレーキ機構を構成する。な
お、ブレーキ板13には可搬パレツト1の位置決
め停止位置に対応した角度にローラ14が嵌合す
る凹部が設けられており、充分なブレーキ作用を
奏するようになつている。更に、ブレーキ板13
にはスイツチ19を装着し、作業ステーシヨンに
配設されたパレツト進入検出手段としての近接ス
イツチ20を作動させる。回転軸10の最終端に
は、一方向クラツチ22を連結し、更に、一方向
クラツチ22の外周部には、駆動レバー21を取
り付け、作業ステーシヨンに配設されたシリンダ
23とジヨイント24及びレバー軸25を介して
接続されるものであり、駆動レバー21、シリン
ダ23、ジヨイント24、レバー軸25は全体と
して駆動機構を構成する。
上記のように構成されている可搬パレツトの搬
送位置決め装置においては、回転軸10は矢印B
の方向には回転可能であるが、矢印Bの反対方向
には一方向クラツチ22の作用により回転しない
ようになつている。また、シリンダ23により駆
動レバー21を矢印C方向に動作させると、回転
軸10は矢印B方向には強制的に回転させられる
が、反対方向には一方向クラツチ22の作用によ
り回転しない。従つて、可搬パレツト1に取り付
けられている位置決めカム7が支承板11に取り
付けられているカムフオロア12に接触押圧し
て、矢印B方向に回転軸10を少し回転させる
と、近接スイツチ20がパレツト進入を検出動作
してシリンダ23を作動させ、回転軸10、すな
わち、カムフオロア12a,12bを所定の位置
決め角度まで強制回転させる。位置決め点では、
一対のカムフオロア12a,12bが位置決めカ
ム7を挟むことにより可搬パレツト1の正確な位
置決めを行なうことができる。なお、位置決め点
では、上記ブレーキ板13の凹部とローラ14と
の嵌合作用により、外力に抗して静止しうる。ま
た、位置決め点以外でもブレーキ板13とローラ
14との間に接触圧を加えることにより、回転軸
10には矢印B方向にも抵抗負荷を働かせること
ができるので所定動作以外の自由回転を制しう
る。
送位置決め装置においては、回転軸10は矢印B
の方向には回転可能であるが、矢印Bの反対方向
には一方向クラツチ22の作用により回転しない
ようになつている。また、シリンダ23により駆
動レバー21を矢印C方向に動作させると、回転
軸10は矢印B方向には強制的に回転させられる
が、反対方向には一方向クラツチ22の作用によ
り回転しない。従つて、可搬パレツト1に取り付
けられている位置決めカム7が支承板11に取り
付けられているカムフオロア12に接触押圧し
て、矢印B方向に回転軸10を少し回転させる
と、近接スイツチ20がパレツト進入を検出動作
してシリンダ23を作動させ、回転軸10、すな
わち、カムフオロア12a,12bを所定の位置
決め角度まで強制回転させる。位置決め点では、
一対のカムフオロア12a,12bが位置決めカ
ム7を挟むことにより可搬パレツト1の正確な位
置決めを行なうことができる。なお、位置決め点
では、上記ブレーキ板13の凹部とローラ14と
の嵌合作用により、外力に抗して静止しうる。ま
た、位置決め点以外でもブレーキ板13とローラ
14との間に接触圧を加えることにより、回転軸
10には矢印B方向にも抵抗負荷を働かせること
ができるので所定動作以外の自由回転を制しう
る。
次に位置決め動作工程について説明する。
第2図において、第2図Aの位置決めカム7が
カムフオロア12aに当接した状態から、第2図
Bの可搬パレツト1の移動により、支承板11が
傾けられ、第2図Cの位置決め完了状態までが停
止動作工程で、第2図Cの状態から第2図Dの再
移送開始状態を経て第2図Eの復帰状態までが再
移送動作工程となる。
カムフオロア12aに当接した状態から、第2図
Bの可搬パレツト1の移動により、支承板11が
傾けられ、第2図Cの位置決め完了状態までが停
止動作工程で、第2図Cの状態から第2図Dの再
移送開始状態を経て第2図Eの復帰状態までが再
移送動作工程となる。
第2図B〜C及びC〜Eはシリンダ23による
強制動作で行ない、回転軸10の180゜反転で1サ
イクル動作となる。なお、工程第2図B〜C及び
C〜E間でシリンダ23はそれぞれ1シヨツト動
作(押出し引込み動作)を行なう。
強制動作で行ない、回転軸10の180゜反転で1サ
イクル動作となる。なお、工程第2図B〜C及び
C〜E間でシリンダ23はそれぞれ1シヨツト動
作(押出し引込み動作)を行なう。
次位置決め動作原理をさらに詳細に説明する
と、第3図において、Q1は可搬パレツト1が外
部駆動力に基づいて回転軸10を回転させる角
度、Q2はシリンダ23により回転軸10を強制
回転させる角度である。
と、第3図において、Q1は可搬パレツト1が外
部駆動力に基づいて回転軸10を回転させる角
度、Q2はシリンダ23により回転軸10を強制
回転させる角度である。
位置決め停止時において、位置決めカム7の外
周部に一対のカムフオロア12a,12bのなす
内接円ピツチと等しい円弧形状を角度θの範囲で
形成することにより、回転軸10の停止角度誤差
をこの範囲で許容することができる。通常は、θ
=5゜〜10゜あれば充分である。
周部に一対のカムフオロア12a,12bのなす
内接円ピツチと等しい円弧形状を角度θの範囲で
形成することにより、回転軸10の停止角度誤差
をこの範囲で許容することができる。通常は、θ
=5゜〜10゜あれば充分である。
第4図は、この実施例に係る可搬パレツト1の
速度と回転軸10の元位置からの角度との関係を
示すグラフであり、正弦波曲線での減速及び加速
ができることを示している。
速度と回転軸10の元位置からの角度との関係を
示すグラフであり、正弦波曲線での減速及び加速
ができることを示している。
なお、上記実施例では、位置決めカム7の形状
を第2図、第3図のように示したが、この形状を
変えることにより任意の加減速曲線を得ることが
できる。
を第2図、第3図のように示したが、この形状を
変えることにより任意の加減速曲線を得ることが
できる。
また、駆動機構として、シリンダを用いた場合
について示したが、モータ等であつてもよい。ブ
レーキ機構も上記実施例のように機械的ブレーキ
手段に限られるものではなく、電磁ブレーキ等で
あつてもよいことはもとよりである。
について示したが、モータ等であつてもよい。ブ
レーキ機構も上記実施例のように機械的ブレーキ
手段に限られるものではなく、電磁ブレーキ等で
あつてもよいことはもとよりである。
更に、上記実施例では可搬パレツトの搬送姿勢
を垂直に立てた場合について説明したが、可搬パ
レツトを水平にした場合であつても、上記実施例
と同様の効果を奏する。
を垂直に立てた場合について説明したが、可搬パ
レツトを水平にした場合であつても、上記実施例
と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、可搬パレツ
トに取り付けた位置決めカムを、カムフオロアを
備えた回転機構により強制的に位置決め再移送す
るように構成しているので、次に示すような顕著
な利点を有する可搬パレツトの搬送位置決め装置
が得られる効果を奏する。すなわち、 (a) 可搬パレツトを任意の減速特性の下で安定し
て停止位置決めさせることができる。
トに取り付けた位置決めカムを、カムフオロアを
備えた回転機構により強制的に位置決め再移送す
るように構成しているので、次に示すような顕著
な利点を有する可搬パレツトの搬送位置決め装置
が得られる効果を奏する。すなわち、 (a) 可搬パレツトを任意の減速特性の下で安定し
て停止位置決めさせることができる。
(b) 正確な位置決めを容易に達成することができ
る。特に可搬パレツトの位置決め精度は、位置
決め機構としての回転軸の停止角度が一定範囲
で狂つてもその影響を受ない。
る。特に可搬パレツトの位置決め精度は、位置
決め機構としての回転軸の停止角度が一定範囲
で狂つてもその影響を受ない。
(c) 可搬パレツトを強制力を働かせて再移送する
ので、搬送時間を短縮でき、更に再移送の際の
加速特性も位置決めカムの形状を変えることで
任意にすることができる。
ので、搬送時間を短縮でき、更に再移送の際の
加速特性も位置決めカムの形状を変えることで
任意にすることができる。
第1図はこの発明の一実施例による可搬パレツ
トの搬送位置決め装置の構成要素を示す立体概略
図、第2図は動作工程説明図、第3図は位置決め
動作原理説明図、第4図は回転軸角度と可搬パレ
ツト速度との関係を示す線図、第5図は従来のフ
リーサイクルコンベアラインの可搬パレツトの搬
送位置決め装置の一例の平面図、第6図は第5図
の−線による断面図である。 図において、1……可搬パレツト、7……位置
決めカム、10……回転軸、11……支承板、1
2a,12b……カムフオロア、13……ブレー
キ板、14……ローラ、17……スプリング、2
1……駆動レバー、22……一方向クラツチ、2
3……シリンダ、24……ジヨイント。なお、各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
トの搬送位置決め装置の構成要素を示す立体概略
図、第2図は動作工程説明図、第3図は位置決め
動作原理説明図、第4図は回転軸角度と可搬パレ
ツト速度との関係を示す線図、第5図は従来のフ
リーサイクルコンベアラインの可搬パレツトの搬
送位置決め装置の一例の平面図、第6図は第5図
の−線による断面図である。 図において、1……可搬パレツト、7……位置
決めカム、10……回転軸、11……支承板、1
2a,12b……カムフオロア、13……ブレー
キ板、14……ローラ、17……スプリング、2
1……駆動レバー、22……一方向クラツチ、2
3……シリンダ、24……ジヨイント。なお、各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フリーフローコンベア上を移送される可搬パ
レツトを作業ステーシヨンに位置決めする可搬パ
レツトの搬送位置決め装置において、可搬パレツ
トに所定の加減速曲線に対応した外周形状のカム
面を有する位置決めカムを固着しており、作業ス
テーシヨンに上記カム面に軸心が平行な回転軸を
配設し、上記回転軸の一端で支承されかつ上記位
置決めカムの外周のカム面を挟んで接触できるよ
うに構成されている一対のカムフオロアを備えて
おり、上記可搬パレツトの進入時に上記位置決め
カムが上記カムフオロアと接触して上記回転軸を
自由回転させる方向に回転させる一方向クラツチ
を上記回転軸のカムフオロアと反対側に連結して
おり、可搬パレツトの作業ステーシヨンへの進入
を検出するパレツト進入検出手段の信号を受けて
上記一方向クラツチに係合し上記回転軸の自由回
転を制止させて上記一対のカムフオロアを回動さ
せる駆動機構を設けていることを特徴とする可搬
パレツトの搬送位置決め装置。 2 可搬パレツトの停止位置で一対のカムフオロ
アと接触する位置決めカムのカム面が、少なくと
も回転軸の停止角度誤差以上の範囲で一対のカム
フオロアの内接ピツチ円弧に等しく形成されてい
る特許請求の範囲第1項記載の可搬パレツトの搬
送位置決め装置。 3 駆動機構が、一方向クラツチに駆動レバーを
取付け、該駆動レバーにジヨイントを介してシリ
ンダを連結して成る特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の可搬パレツトの搬送位置決め装置。 4 回転軸に、スプリングにより押圧されるロー
ラと、ブレーキ動作位置において上記ローラが凹
部に当接するように形成されて回転軸に固定され
ているブレーキ板とを備えているブレーキ機構が
設けられている特許請求の範囲第1項ないし第3
項のいずれかに記載の可搬パレツトの搬送位置決
め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22606686A JPS6382219A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 可搬パレツトの搬送位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22606686A JPS6382219A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 可搬パレツトの搬送位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382219A JPS6382219A (ja) | 1988-04-13 |
JPH054293B2 true JPH054293B2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16839271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22606686A Granted JPS6382219A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 可搬パレツトの搬送位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6382219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484410Y1 (ko) * | 2016-07-11 | 2017-09-04 | 판 우 | 빨대 감춤식 뚜껑 열기 쉬운 아동 물컵 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103878628B (zh) * | 2014-03-12 | 2016-03-30 | 浙江大学 | 轴套类工件柔性自动分料装置 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP22606686A patent/JPS6382219A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484410Y1 (ko) * | 2016-07-11 | 2017-09-04 | 판 우 | 빨대 감춤식 뚜껑 열기 쉬운 아동 물컵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382219A (ja) | 1988-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3098899B2 (ja) | 長尺ウェブ巻取物の転倒装置 | |
JPH054293B2 (ja) | ||
JPH05116740A (ja) | 自動車用ホイールのデイスクの反転装置 | |
JPH05213434A (ja) | タイルの反転装置 | |
JPH05229649A (ja) | ワークの位置決め装置 | |
JPH0418974Y2 (ja) | ||
JPH0325883Y2 (ja) | ||
JPH045228Y2 (ja) | ||
USRE29797E (en) | Material handling apparatus having gripping means for moving articles in several directions | |
JPH0430179Y2 (ja) | ||
JPH062976Y2 (ja) | 搬送装置 | |
JPS5928491B2 (ja) | 棒状物品の方向選別装置 | |
JPH0218072Y2 (ja) | ||
JPH0736912Y2 (ja) | 搬送体の搬送位置決め装置 | |
JPH0239710Y2 (ja) | ||
JPH0444503Y2 (ja) | ||
JPH0617784Y2 (ja) | 板材の送り機構 | |
JPH0646907Y2 (ja) | パレツト搬送コンベアにおけるパレツト緩衝装置 | |
JPH0144495Y2 (ja) | ||
JPH0129001Y2 (ja) | ||
JPS6234898Y2 (ja) | ||
JPS6411507B2 (ja) | ||
JPH10250820A (ja) | クランプ装置におけるワーク整列装置 | |
JPH01177941A (ja) | 薄円板状被加工物の加圧盤に対する位置決め装置 | |
JPH0873031A (ja) | 搬送物の位置決め装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |