JPH0325883Y2 - - Google Patents

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JPH0325883Y2
JPH0325883Y2 JP4488586U JP4488586U JPH0325883Y2 JP H0325883 Y2 JPH0325883 Y2 JP H0325883Y2 JP 4488586 U JP4488586 U JP 4488586U JP 4488586 U JP4488586 U JP 4488586U JP H0325883 Y2 JPH0325883 Y2 JP H0325883Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工作機械側に移送されてきたパレツ
ト等の部材を、工作機械の所定位置に移動して位
置決めする搬入装置に関する。
〔従来の技術〕
チエーンコンベア等により移送されてきたパレ
ツトは搬入装置の爪等により把持され、工作機械
の所定位置に搬入された位置決めされる。第5図
は従来の搬入装置の一例を示すものである。パレ
ツト2は工作機械の所定位置に搬入される前にそ
の手前の定位置で停止する。搬入装置1Aには巾
寸法bのワンピースの二股状の爪26が設けら
れ、パレツト2の係止部3は前記定位置で爪26
により挟持される。すなわち、係止部3は巾寸法
bの爪26内に嵌入される。爪26には押圧手段
21が連結し、押圧手段21は配管24を介し油
圧制御手段23に連結する。
タンク25内の油は制御手段23を介し油圧手
段21内に送られる。爪26が前記したように係
止部3を把持すると、制御手段23が作動し、パ
レツト2は工作機械の前記所定位置に移送され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記所定位置でパレツト2の係止部3と爪26
とが嵌合するためには、パレツト2が前記定位置
で位置ずれなく停止する必要がある。一般に使用
されているリミツトスイツチでは比較的ラフの位
置決めしか出来ず、パレツト2の前記の位置決め
として採用出来ない。そのため、第5図に示すよ
うにストツパ22を油圧手段21と併用する必要
がある。ストツパ22はパレツト2に対し着離可
能に係合する必要があり、その出入機構が必要と
なる。更に、ストツパを定位置に高精度に位置決
め固定することも必要となる。更に、係止部3と
爪26との位置合わせのために、組立時に高精度
調整が必要となる。従つて、装置が複雑、かつ高
価なものとなる問題点が生ずる。
本考案は、以上の問題点を解決するもので、パ
レツトの工作機械の所定位置に搬入する手前の定
位置における位置決めが比較的ラフに行われ、各
部の高精度調整を不要にすると共に、パレツトを
所定位置に確実、かつ安定に搬入し得る2ピース
の搬入爪による搬入装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、チエ
ーンコンベア等により移送され工作機械の所定位
置手前で停止されるパレツトに着離可能に係合
し、該パレツトを前記所定位置に移動する搬入装
置であつて、前記パレツトに設けた係止部に着離
可能に係合すべく該係止部を挾んで前記パレツト
の進行方向の後方および前方に適宜間隙を介して
配置される第1および第2の搬入爪と、該第1お
よび第2の搬入爪を摺動自在に支持し、装置の不
動側に回動可能に支持されるスプライン軸と、該
スプライン軸を回動する回動機構部と、前記スプ
ライン軸と並設し、装置の不動側に回転可能に支
持されるねじ軸と、該ねじ軸を回転駆動する駆動
機構部と、前記回動機構部および駆動機構部にそ
れぞれ係合し、それ等を同期制御する制御部とか
ら構成され、前記第1の搬入爪は、前記ねじ軸と
螺合するねじナツト部を設けると共に、該第1の
搬入爪が前記パレツトの係止部に当接した状態で
前記第2の搬入爪に当接するボス部を形成するも
のからなり、前記第2の搬入爪と装置の不動側間
には、該第2の搬入爪を前記第1の搬入爪側に押
圧するスプリングが介設されてなる2ピースの搬
入爪による搬入装置を構成するものである。
〔作用〕
チエーンコンベア等により移送されたパレツト
工作機械の所定位置手前の定位置で停止する。そ
の状態でパレツトの係止部が第1の搬入爪と第2
の搬入爪との間に適宜間隙を介して配置される。
その位置で制御手段の指令により回転機構部が動
作し、ねじ軸を回転し、ねじ軸に螺合するねじナ
ツト部を介し第1の搬入爪を移動させる。第1の
搬入爪がパレツトの係止部に当接し、同時にその
ボス部が第2の搬入爪に当接する。回転機構部が
引き続きねじ軸を回転駆動することにより、第1
の搬入爪はパレツトの係止部と第2の搬入爪とを
押圧しながら移動する。第2の搬入爪にはスプリ
ングが作用し、パレツトの移動方向と逆の押圧力
を付加する。そのため、パレツトはオーバランす
ることなく所定位置まで移動される。所定位置に
設けられた位置決めピン等によりパレツトは所定
位置に位置決め固定される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
より説明する。第1図および第2図に示すよう
に、パレツト2はチエーンコンベア4により移送
され、工作機械27の所定位置の手前の定位置で
リミツトスイツチ5により停止し、ローラコンベ
ア28上に搭載される。パレツト2は前記定位置
から搬入装置1によりローラコンベア28上を移
動し、パレツト2に設けられた位置決め孔30に
工作機械27側に設けられた図略の位置決めピン
を挿入して所定位置に位置決め固定される。な
お、前記所定位置においてパレツト2に当接係合
するリミツトスイツチ29(第2図)によりパレ
ツト2は停止する。
次に、搬入装置1の構造を第1図および第2図
により説明する。搬入装置1、は第1の搬入爪1
2と、第2の搬入爪13と、第1および第2の搬
入爪12,13を摺動自在に支持するスプライン
軸8と、スプライン軸8を回動する回動機構部3
1と、スプライン軸8に並設するねじ軸15と、
ねじ軸15を回転する回転機構部32と、回転機
構部31および回転機構部32等を同期制御する
制御手段33等とから構成される。
スプライン軸8およびねじ軸15は搬入装置1
の不動側の架台9に回動および回転自在に支持さ
れ、両者は平行に配置される。
第1の搬入爪12および第2の搬入爪13はレ
バー状部材からなり、その基端側はスプライン軸
8に摺動自在に、かつ自由回転を拘束されて支持
されると共に、その先端部12Aおよび13Aは
パレツト2の定位置に固定され係止部3と係合し
得る位置に伸延して形成される。第1の搬入爪1
2と第2の搬入爪13の先端部12Aおよび13
Aは相対向して配置されると共に、パレツト2が
前記定位置に停止した状態で先端部12A,13
A間の間隔内に係止部3が丁度収納される位置に
配置される。第1の搬入爪12の先端部12Aと
反対側にはねじナツト部14が固定され、ねじナ
ツト部14はねじ軸14に螺合する。また、第1
の搬入爪12の中間部にはボス部12Bが設けら
れる。なお、ボス部12Bは、後に説明するよう
に第1の搬入爪12の先端部12Aがパレツト2
の係止部3に丁度当接した状態で第2の搬入爪1
3に当接し得る寸法に形成される。第2の搬入爪
13と架台9との間にはスプリング20が介設さ
れる。なお、スプリング20が自由状態に伸張し
た状態で第1の搬入爪12と第2の搬入爪13の
先端部12Aおよび13Aは適宜間隔を介して相
対向して配置される。
回転機構部31は、エアシリンダ10とそれに
連結するレバ機構部11とから構成される。レバ
機構部11はスプライン軸8に連結しエアシリン
ダ10の作動によりスプライン軸8を回動動作す
る。エアシリンダ10は制御手段33により動作
される空圧制御機構部34に連結する。
回転機構部32は、ねじ軸13に連結するプー
リ16と、ブレーキ付モータ19と、ブレーキ付
モータ19に固定するプーリ18と、プーリ16
およびプーリ18間に架設されるベルト17等と
から構成される。ブレーキ付モータ19は制御手
段33に連結し、回転制御される。
制御手段33は、前記したように回動機構部3
1の空圧制御機構部34と、ブレーキ付モータ1
9と、リミツトスイツチ5,29等とに連結さ
れ、それ等の同期制御を行う。
次に、本実施例の作用を制御手段33の制御動
作と共に説明する。まず、制御手段33は回動機
構部31を動作し、エアシリンダ10およびレバ
ー機構部11を介してスプライン軸8を所定角度
だけ回動し、第1および第2の搬入爪12,13
をパレツト2の係止部3と干渉しない位置に逃が
す。その状態で前記したように、パレツト2が移
送され、リミツトスイツチ5により定位置で停止
する。停止を確認すると制御手段33は回動機構
部31を動作し、第1および第2の搬入爪12,
13を回動し、その先端部12A,13Aの間隔
内に係止部3を収納する。係止部3と第1および
第2の搬入爪12,13の先端部12A,13A
との間には、前記したように適宜間隔があるた
め、リミツトスイツチ5によるパレツト2の停止
精度は比較的ラフなものでよい。
次に、制御手段33は回転機構部32を動作
し、ブレーキ付モータ19を回転駆動する。ブレ
ーキ付モータ19の回転はプーリ18、ベルト1
7、プーリ16を介しねじ軸15を回転する。そ
れにより、第1の搬入爪12がスプライン軸8に
沿つて移動する。第3図に示すように、第1の搬
入爪12の先端部12Aがパレツト2の係止部3
に当接するとそのボス部12Bが同時に第2の搬
入爪13に当接する。
第4図にも示すようにその状態で第2の搬入爪
13の先端部13Aと係止部3との間には微少間
隙8が形成される。更に、ねじ軸15を回転する
ことにより第1の搬入爪12が係止部3を押圧し
てパレツト2を前記定位置から移動させると共
に、ボス部12Aを介して第2の搬入爪13をス
プリング20の押圧力に抗して移動させる。な
お、パレツト2はローラコンベア28(第2図)
上に搭載されているためスムースに移動する。前
記移送中に、仮りに第2の搬入爪13がない場合
には、第1の搬入爪12の移動付のイナーシヤに
より、パレツト2が工作機械27側にオーバラン
する危険性が生ずる。第2の搬入爪13とスプリ
ング20とにより、パレツト2がオーバランしよ
うとしても、係止部3が第2の抗力を受けながら
弾性支持されるためオーバランが防止される。
以上により、パレツト2は第2図に示すローラ
コンベア28上を移動し、工作機械27側に送ら
れ、リミツトスイツチ29により定位置を確認さ
れ、制御手段33の指令によりブレーキ付モータ
19が停止する。パレツト2はそのガイド孔30
に位置決めピン(図示せず)を嵌入し、所定位置
に位置決め固定される。そこで回動機構部31を
動作し第1および第2の搬入爪12,13を第1
図に示した2点鎖線の位置に回動し、元の位置に
復帰させる。以上のように、オーバラン防止構造
を有する2ピースの第1および第2の搬入爪1
2,13により定位置にラフに位置決めされたパ
レツト2を確実に所定位置搬入することが出来
る。また、ねじ軸15等によるメカ的送り機構を
採用されるため装置が比較的安価に出来、かつコ
ンパクトに形成される。なお、第1および第2の
搬入爪12,13の回動構造、第1の搬入爪12
の送り機構は本実施例のものに限定されないこと
は勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、簡便、かつ安価な手段により
パレツト等の搬送部材を工作機械側に確実に、か
つ安定して搬入し、所定位置に位置決めすること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の搬入装置の全体構
造を示す側面図、第2図は搬入装置およびパレツ
トの全体構成を示す平面図、第3図は搬入装置の
作用を説明する説明用平面図、第4図は搬入装置
の作用を説明する説明用一部平面図、第5図は従
来の搬入装置の構成図である。 1,1A……搬入装置、2……パレツト、3…
…係止部、4……チエーンコンベア、5,29…
…リミツトスイツチ、6……モータ、7……スプ
ロケツトホイール、8……スプライン軸、9……
架台、10……エアシリンダ、11……レバ機構
部、12……第1の搬入爪、12A,13A……
先端部、12B……ボス部、13……第2の搬入
爪、14……ねじナツト部、15……ねじ軸、1
6,18……プーリ、17……ベルト、19……
ブレーキ付モータ、20……スプリング、27…
…工作機械、28……ローラコンベア、30……
ガイド孔、31……回動機構部、32……回転機
構部、33……制御手段、34……空圧制御機構
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チエーンコンベア等により移送され工作機械の
    所定位置手前で停止するパレツトに着離可能に係
    合し、該パレツトを前記所定位置に移動する搬入
    装置であつて、前記パレツトに設けた係止部に着
    離可能に係合すべく該係止部を挾んで前記パレツ
    トの進行方向の後方および前方に適宜間隙を介し
    て配置される第1および第2の搬入爪と、該第1
    および第2の搬入爪を摺動自在に支持し、装置の
    不動側に回動可能に支持されるスプライン軸と、
    該スプライン軸を回動する回動機構部と、前記ス
    プライン軸と並設し、装置の不動側に回転可能に
    支持されるねじ軸と、該ねじ軸を回転駆動する駆
    動機構部と、前記回動機構部および駆動機構部に
    それぞれ係合し、それ等を同期制御する制御部と
    から構成され、前記第1の搬入爪は、前記ねじ軸
    と螺合するねじナツト部を設けると共に、該第1
    の搬入爪が前記パレツトの係止部に当接した状態
    で前記第2の搬入爪に当接するボス部を形成する
    ものからなり、前記第2の搬入爪と装置の不動側
    間には、該第2の搬入爪を前記第1の搬入爪側に
    押圧するスプリングが介設されることを特徴とす
    る2ピースの搬入爪による搬入装置。
JP4488586U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0325883Y2 (ja)

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JP4488586U JPH0325883Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP4488586U JPH0325883Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62156433U JPS62156433U (ja) 1987-10-05
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