JPH0243647Y2 - - Google Patents

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JPH0243647Y2
JPH0243647Y2 JP1987143146U JP14314687U JPH0243647Y2 JP H0243647 Y2 JPH0243647 Y2 JP H0243647Y2 JP 1987143146 U JP1987143146 U JP 1987143146U JP 14314687 U JP14314687 U JP 14314687U JP H0243647 Y2 JPH0243647 Y2 JP H0243647Y2
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pallet
shaft
arm
tightening
shafts
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のパレツトにそれぞれ工作物を
載せて、これら工作物に対する各種機械加工の開
始から終了までレジストリ機構により各パレツト
の正確な位置決め及び締め付けを行い、加工が終
了すると次の加工地点へと各パレツトの移送を行
う多地点型トランスフアマシン用の持上げ装置に
関する。
〔従来の技術〕
ある種の工作物の自動加工工程では、工作物を
パレツト上に位置決めして固定し、これらパレツ
トを各加工地点へ摺動レール等により順次搬送し
ている。パレツトを摩耗させずに移動するにはこ
れを垂直に持ち上げてから水平方向へ移送するの
がよいが、このような方式はパレツトを持ち上げ
る機構を必要とする。例えば特開昭第55−83553
号に示すものは、ラツク部分を刻設した横軸10
にパレツト持ち上げ用の腕部材9(レバー)を取
り付けた構造とし、これをパレツトの下方に配設
するとともにこの横軸10には隣接加工地点の同
様の横軸が連結され、ラツク部分に係合させるピ
ニオンを駆動してパレツトを持ち上げるものであ
り、構造が複雑で大きな駆動力を必要とする。ま
た特開昭第55−54162号には締め付け装置を駆動
するシヤフトをレバーによつて駆動する機構が開
示されているが、パレツトの持ち上げに関する機
構が開示されていない。
〔課題を解決する手段〕
上記目的を達成するために本考案持ち上げ装置
は、シヤフトがエネルギ蓄積装置に付勢されて第
1の方向に回転すると締め付け部材を介してパレ
ツトが所定位置で締め付けられるとともに移送バ
ーが該パレツトから離脱し、該シヤフトが該エネ
ルギ蓄積装置による付勢力に逆らう力に付勢され
て第2の方向に回転すると該締め付け部材を介し
て該パレツトの締め付けを解除するとともに該移
送バーが該パレツトに係合して該パレツトを移送
するようにしたトランスフアマシンにおいて、 該シヤフトに一体化されて突出するオフセツト
アームと、該シヤフトを支点として回動可能なレ
バー状のアクチユエータアセンブリとを含み、 該アクチユエータアセンブリは該シヤフトを中
心にして一方向に延びる短いアームと他方向に延
びる長いアームと該オフセツトアームの運動に抗
する位置に設けられた係合ブロツクとを有し、該
短いアームは該移送バーの下側に係合する持ち上
げ部材を有し、該長いアームは該アクチユエータ
アセンブリを該シヤフトを軸として回動させる駆
動装置に連結されていることを特徴とする。
〔作用と効果〕
シヤフト20とシヤフト54は第1図に示すよ
うに同一の軸線上で互いに向き合つて配置されて
いて、第2図に示すようにシヤフト20は時計方
向に、シヤフト54は反時計方向にそれぞれ回転
するようにエネルギ蓄積装置30により付勢され
ている。第6図に示す長いアーム116を駆動す
ると、向き合つたシヤフト20,54は第4図の
軸線A3,A4を中心にして同時に回転するので
一方のシヤフト54について説明する。駆動装置
を構成するクランク140により、第6図及び第
8図に示すように長いアーム116の自由端をシ
ヤフト54を中心にして時計方向に駆動すると、
第7図に示すようにオフセツトアーム112のス
リーブ110の外周と短いアーム114との間の
ジヤーナル結合を介してアクチユエータアセンブ
リ118が時計方向に回転する。この時、エネル
ギ蓄積装置30による付勢力に逆らう力を係合ブ
ロツク122がオフセツトアーム112に加えて
オフセツトアーム112を押し上げる。この運動
によりオフセツトアーム112はスリーブ110
を介してシヤフト54を第2図と第6図において
時計方向に回転させる。シヤフト54の時計方向
の回転はピン102と長孔104を介して主レバ
ー18に伝達されて、主レバー18を反時計方向
へ回転させる。従つて、第2図において位置決め
ピン14が下がり、締め付け部材16によるパレ
ツトの締め付けが解除されて、エネルギ蓄積装置
30の圧縮スプリング38が圧縮される。一方、
短いアーム114に取り付けられたローラすなわ
ち持ち上げ部材120が移送バー6に下側から当
接してこれを持ち上げる。
次に長いアーム116を第6図及び第8図にお
いて反時計方向に駆動すると、持ち上げ部材12
0が下降するから移送バー6が下降する。この運
動により係合ブロツク122に係合したオフセツ
トアーム112も反時計方向に回転可能となり、
エネルギ蓄積装置30により反時計方向に付勢さ
れているシヤフト54を反時計方向に回転させ
る。このとき第2図において、シヤフト54が反
時計方向に回転すると、エネルギ蓄積装置30の
付勢力により主レバー18が時計方向に回転して
位置決めピン14を持ち上げ、締め付け部材16
がパレツト8の締め付けを行う。
締め付けの平衡状態が得られるまで、シヤフト
54といつしよに長いアーム116が回転する。
締め付け部材16がパレツト脚体10に接触する
と、ハウジング2内でエネルギ蓄積装置30に駆
動される機構はそれ以上の運動を阻止され、シヤ
フト20,54の回転が停止する。これにより、
各レジストリ機構部分はそれ自身の平行位置を占
め、締め付け力はエネルギ蓄積装置30が平衡状
態となつた位置で決まる。
このように、アクチユエータアセンブリ118
はシヤフト54を中心にして一方向に延びる短い
アーム114と他方向に延びる長いアーム116
とを有している構造なので、てこの原理によりシ
ヤフト54を支点として作用点(長いアーム11
6の自由端)に小さな駆動力を加えると反作用点
(短いアーム114の先端に設けた持ち上げ部材
120)には大きな力が現れる。従つて比較的簡
単な構造であるが、小さな駆動力で大きな持ち上
げ力を発生することができるので、多数のパレツ
トを同時に持ち上げねばならない多地点型トラン
スフアマシンにおいてはパレツトを持ち上げるた
めの駆動装置を小形化できて好都合である。
〔実施例〕
第1図は、本考案の持ち上げ装置が適用される
レジストリ機構の平面図であり、このレジストリ
機構は、機械の基台4に取り付けられた2個の同
一のハウジング2を備えている。一地点から他地
点にパレツト8を移送する2本の持ち上げ搬送用
の移送バー6がこれらハウジング2の間で、後述
する機構を介して作動する。場合によつては、上
記両ハウジング2を、レジストリ機構の作用に影
響を与えることなく、相互に結合して単一のユニ
ツトとしてもよい。一方のハウジング2内に収容
されている機構は、他方のハウジング2内の機構
と同一である。パレツト8の下面には4個のパレ
ツト脚体10が取り付けられ、第4図のように支
持パツド11に係合するとともにそれらに支持さ
れる。これらパレツト脚体10のうちの2個には
穴12が形成されており、垂直移動する位置決め
ピン14が穴12に係合してパレツトを位置決め
する。そして、4個の締め付け部材16が上記脚
体10の上面に対して下方への力を与え、脚体1
0を支持パツド11に締め付ける。第2図におい
て、ハウジング2内にはシヤフト20が軸支さ
れ、このシヤフト20に主レバー18がキー止め
されている。この主レバー18は、位置決めピン
14の円筒形の穴24に係合した球面扇形部22
を介して位置決めピン14を直接動作させる。主
レバー18のオフセツト部26には、弾性エネル
ギを蓄積したエネルギ蓄積装置30の先端片28
が摩耗ピン32を介して係合している。
上記エネルギ蓄積装置30は、一端に形成され
たフランジ36においてハウジング2に当接した
スリーブ34を具備している。38はスリーブ3
4内に収容された圧縮スプリングで、一端でスリ
ーブ34の一部閉鎖端部に着座し、他端で引張ロ
ツド42の端部に形成されたヘツド40に着座し
ている。上記引張ロツド42の他端は、前記先端
片28に螺合されて係止されている。圧縮スプリ
ング38は、先端片28の装着前、または引張ロ
ツド42へのヘツド40の装着前の組立時点で大
きな予荷重が与えられている。ここで、圧縮スプ
リング38自体は圧縮性であるが、エネルギ蓄積
装置30は、フランジ36と先端片28の間で引
つ張り方向に作用する。従つて主レバー18は、
シヤフト20を中心に時計方向の回転モーメント
の作用を受ける。また、引張ロツド42の右方へ
の移動距離の限界は、スリーブ34の閉鎖端に先
端片28が当接する位置で決めるが、その当接状
態にあつてもスプリング38の予荷重はかなり大
きくしてある。この予荷重は、アーバプレスのよ
うに簡単な、組立時にスプリング38を圧縮する
通常の設計の別の組立具により得られる。このよ
うな予荷重を付与したエネルギ蓄積装置30を使
用することの利点は、レジストリ機構を組立てる
際に簡単なパツケージとして取り扱えることであ
り、これによりエネルギ蓄積装置30の作用工程
とその引つ張り力が更に直線的な関係となる。
前述した通り、エネルギ蓄積装置30の引張力
により、主レバー18には時計方向のモーメント
が作用すると、位置決めピン14が上昇させられ
てパレツト脚体10に係合するとともに前記締め
付け部材16を後述のように係合させる。これら
位置決めと締め付けはすべて上記エネルギ蓄積装
置30の力と移動のみにより生ぜしめられ、第2
図に示す状態となる。
シヤフト20とシヤフト54は第1図に示すよ
うに互いに向き合つて配置されていて、第2図に
示すようにシヤフト20は時計方向に、シヤフト
54は反時計方向にそれぞれ回転するようにエネ
ルギ蓄積装置30により付勢されている。各シヤ
フトには直角に突出するオフセツトアーム112
が設けられていて、例えば第7図に示すように、
スリーブ110を介してシヤフト54にキー止め
されて一体化されている。第6図に示すようにア
クチユエータアセンブリ118はシヤフト54を
中心にして一方に延びる長いアーム116と他方
に延びる短いアーム114とを有する。長いアー
ム116の自由端は第8図に示すように駆動装置
のクランク140に接続されている。この短いア
ーム114は先端に持ち上げ部材120としての
ローラを有するとともに第4図に示すように向き
合つて配置されている。各短いアーム114は、
オフセツトアーム112のスリーブ110の外周
とジヤーナル結合をしていて、アクチユエータア
センブリ118をこのジヤーナル結合を介して回
転可能にしている。長いアーム116には、オフ
セツトアーム112の運動に抗する位置に係合ブ
ロツク122が設けられている。第6図におい
て、長いアーム116が時計方向に駆動される
と、係合ブロツク122がオフセツトアーム11
2に当接してこれを押し上げ、持ち上げ部材12
0が移送バー6の下側に当接してこれを持ち上げ
る。
主レバー18には長孔46が形成されている。
50はシヤフト54に軸支された中間レバーで、
その外端に固設されたピン48が長孔46に係合
している。第3図及び第5図に示すように、上記
中間レバー50にはピン58を介して締め付けリ
ンク60が結合されている。この締め付けリンク
60の他端は、ピン62により、釣合リンク64
の中間点もしくは中間点付近に連設されている。
更にこの釣合リンク64の両端は、ピン70,7
2により締め付けレバー66,68に結合されて
いる。これら締め付けレバー66,68は、2つ
の移送バー6を挟んで対称的に配設される各ハウ
ジング2内に収容されて2つの同一の締め付け機
構を動作させるものである。従つてこれら2つの
同一の締め付け機構のうち一方のみを説明する。
上記締め付けレバー66には一部円筒形の凸状部
材74が固着され、ハウジング2内に取り付けら
れた反作用パツド76に当接し、締め付けレバー
66には、同じく一部円筒形の凸状部材78が固
着されている。80は該凸状部材78が面接触す
るスリツパ部材でその上面は同凸状部材78と嵌
合しあうように凹状とされている。スリツパ部材
80の下面側は上面側の凹面に対して直角方向に
設けられた凸面とされ、この凸面が前記締め付け
部材16の凹面82と係合している(第4図)。
同様に第4図からわかるように、締め付け部材1
6はC字状部材からなり、上方の締め付け面84
でパレツト脚体10を支持パツド11に締め付け
る。この締め付け部材16は、弾性ブツシユ86
を介してハウジング2に取り付けられていて、適
宜に変位可能である。
第3図に示すが、凸状部材74と反作用パツド
76との間の接触線は軸線A1上にあり、凸状部
材78とスリツパ部材80との間の有効な軸受け
線は軸線A2上にあり、この軸線A2が締め付け軸
線となる。実際には、締め付けレバー66は単純
なレバーとして作用する。すなわち、ハウジング
2に対して支点を軸線A1上に有し、出力移動は
軸線A2上にあり、入力移動は、ピン70の軸線
上にある。ピン70における下向きの力から締め
付け部材16に作用する下向きの力へと非常に大
きな力の拡大、すなわちてこ比があり、これが締
め付け面84により締め付け力としてパレツト脚
体10に伝達されることがわかる。
締め付けレバー68は締め付け部材66に対称
的に向き合つている点を除き、その動作は前記締
め付けレバー66の動作と同じである。従つて、
実質的に大きさの等しい下向きの締め付け力が、
ピン70,72により釣合リンク64を介して締
め付けレバー66,68に加えられている。この
締め付けレバー66及び68は、エネルギ蓄積装
置30から主レバー18に時計方向(第3図)の
回転力が作用するので、リンク60、中間レバー
50と、主レバー18の長孔46により押し下げ
られるピン48とによつて下向きに引つ張られる
のである。
再び第3図を参照する。締め付けレバー66お
よびこれと対称的に向き合つた締め付けレバー6
8の外端には円筒形の延長部88が形成され、こ
の延長部88が、ハウジング2に支持された弾性
ブツシユ90に嵌合している。これら弾性ブツシ
ユ90はネオプレン等からなり、締め付けレバー
66,68の左右方向の位置(第3図)を設定す
る。また凸状部材74と反作用パツド76との接
触面が支点となつて締め付け力に反作用する時
は、弾性ブツシユ90はレバー66,68の先端
を充分に浮かせて、両部材74,76の純粋なこ
ろがり接触を可能にする。この接触面での純粋な
ころがり接触を更に可能にするためにピン70,
72のための締め付けレバー66,68の穴及
び/もしくは釣合リンク64の対応する穴を若干
長くするか、大径とする。
締め付け部材16の下面は、これもネオプレン
等の弾性材料からなるブツシユ92に支持されて
いる。このブツシユ92は後述するが、締め付け
時には締め付け部材16の多少の下降を可能にし
て、締め付が行われたとときの締め付け部材16
の撓みを吸収し、締め付けの解除に際しては締め
付け部材16に復帰力を与える。
第3図に示されるように、支点軸線A1は締め
付け軸線A2から僅かしかずれていない。これに
より、前述の通り、締め付け力の発生時に大きな
機械的利点が得られる他、ハウジング2の反作用
時の曲げ荷重が極小になるという重要な利点を生
じる。このように曲げ荷重が最小限に抑えられる
と同ハウジング2の反作用時の撓みが最小とな
り、特に高い精度が要求される場合に効果的であ
る。
第4図からわかるように、締め付けレバー66
から凸状部材78及びスリツパ部材80を介して
締め付け部材16に加えられる締め付け力は、締
め付け軸線A2上にあり、締め付け面84と整合
している。このことがすなわち締め付け部材16
がC字形状となつている理由である。
この締め付け部材16はそれが伝達している締
め付け力により撓むが、弾性ブツシユ86,92
を介してハウジング2に取り付けられているか
ら、ハウジング2に対しては無視できる程度の荷
重しか生じない。
位置決めピン14を解放及び後退させる力と運
動は、シヤフト20を駆動すると生じるが、これ
を次に説明する。
第2図、第5図において、100は副レバー
で、ハウジング2に軸支された前記シヤフト54
にキー止めされている。この副レバー100の先
端はU字状とされ、結合ピン102が挿通されて
いる。主レバー18には長孔104が形成され、
結合ピン102が長孔104に係合し、且つ両シ
ヤフト20,54の実質的に中間に位置してい
る。主レバー18と副レバー100とを介して両
シヤフト20,54がこのように相互結合してい
るから、一方のシヤフトが回転すると他方のシヤ
フトが位置決め作用に必要な比較的小さい角度だ
け反対方向に実質的に等量の回転をするように設
定されている。
次に第4図に示すが、移送バー6にはパレツト
脚体10の孔126に係合するように間隔をおい
て一連の移送ピン124が設けられている。第8
図に、一例としてトランスフアマシンの3つの加
工地点を概略側面図で示す。図示のように、3台
の機械の基台4が連結バー130により相互に連
結されている。これら各基台4の上面に、2個の
ハウジング2が前述のレジストリ機構として支持
されている。移送バー6は、ローラで構成される
持ち上げ部材120を介してアクチユエータアセ
ンブリ118に支持されている。移送バー用の駆
動装置は駆動ブラケツト132と駆動シリンダ1
34から構成されていて、上記移送バー6の一端
を駆動する。駆動シリンダ134は、移送バー6
の小さい上下動を可能にするU字リンクすなわち
トラニオンにより取り付けられている。但し、こ
のシリンダ134に代えて、例えば本出願人の米
国特許第3789676号に示された機構等、各種の往
復動式の駆動機構を使用でき、その場合にも上述
した小さな上下動を可能にする適宜な結合リンク
を設ける。
前記アクチユエータアセンブリ118の下端
は、多数のピン結合されたリンク136により相
互に連結されており、この平行四辺形リンク装置
がクランク140とクランクピン142に駆動さ
れる駆動リンク138にり駆動される。上記クラ
ンク140は減速装置146の出力軸144に取
り付けられ、この減速装置146がベルトプーリ
装置150を介して電動モータ148により駆動
される。但し、これらクランク140、減速装置
146等の関連した要素140−150も一例に
過ぎず、シリンダ等の適宜な原動機を使用でき
る。
第8図は、クランク140が6時の位置にある
状態、つまりクランクピン142が出力軸144
の直下にある状態を示し、このとき機構全体は、
概ねその工程の中間にある。この状態からクラン
ク140が9時の位置に変位し、クランク140
が水平に、そしてクランクピン142が出力軸1
44の左方に位置すると、アクチユエータアセン
ブリ118は、それらの回転軸線である両シヤフ
ト54,20の軸線を中心として最も時計方向の
位置に到達する。この状態では、持ち上げ部材1
20が移送バー6と共に最も高い位置にあり、パ
レツト8をレジストリ機構の支持パツド11から
僅かに持ち上げている。移送バー6のこの最上方
位置では、移送ピン124がパレツト脚体10の
穴126に係合している。前述したが両シヤフト
54,20がこの位置にあるとき、締め付け部材
16が完全にパレツト脚体10の上面から離脱
し、位置決めピン14は主レバー18により最下
方位置まで引き下げられてパレツト脚体10の穴
12から完全に離脱している。各レジストリ機構
及び移送バー6のこの状態で、シリンダ134が
伸張してすべてのパレツトを1地点だけ前方に送
る。この前進工程の終了時、クランク140は9
時の位置から3時の位置に回転させられて水平と
なり、クランク140が出力軸144の右方に位
置することになる。これによりアクチユエータア
センブリ118がそれらの回転軸線を中心に最も
反時計方向の位置まで移動させられ、持ち上げ部
材120と移送バー6を断面図(第4図)に示す
最下方位置まで降ろす。
このようにクランク140が9時から3時の位
置へ回転し、アクチユエータアセンブリ118が
最も時計方向から最も反時計方向の位置へ移動す
る間に、次のことが順次進行する。
(1) パレツト脚体10が支持パツド11に係合す
るまで、持ち上げ部材120が移送バー6を下
降させつつ下方に移動する。パレツト脚体10
が支持パツド11に支持されるようになつた後
も、持ち上げ部材120と移送バー6は下降し
続ける。
(2) この間、移送ピン124が下降してパレツト
脚体10の穴126を離脱する前に、位置決め
ピン14が上昇してパレツト脚体10の穴12
に一部進入する。
(3) また、締め付け部材16はその上下方向の行
程が短いから、上記期間に移送バー6より遅い
速度で下降する。
これら締め付け部材16は、エネルギ蓄積装置
30の移動行程の最後の約1/3まで移動して平衡
状態が成立するまではパレツト脚体10の上面に
接触しない。アクチユエータアセンブリ118が
更に移動し続けてその行程終端に達すると、係合
ブロツク122とオフセツトアーム112の間に
空〓を生じる。この空〓はパレツト脚体10の厚
さやその他細部の若干の寸法公差によつて決ま
る。これはまた、パレツト8とレジストリ機構と
の平衡状態を決めている各構成要素が経時変化で
摩耗すると変化する。
従つてこれら3種類の移動、つまりパレツト8
の下降、位置決めピン14の上昇、及び締め付け
部材16の下降は実際には、同時に開始されるが
その終了順序は、支持パツド11によるパレツト
8の支持、位置決めピン14によるパレツトの位
置決め、締め付け部材16によるパレツト8の締
め付け、移送バー6の最下方位置への下降という
順序になる。移送バー6の最下方位置では、移送
ピン124がパレツト脚体10の穴126から離
脱し、移送バー6はシリンダ134により出発位
置まで戻される。各加工地点においてパレツト上
の工作物に加工が施されるのはこの期間である。
以上の1サイクルが完了し、移送バー6が元の
位置へ戻されると、クランク140は3時から9
時の位置まで回転させられる。これにより、レジ
ストリは解放状態とされ、位置決めピン14が後
退させられ、持ち上げ部材120、移送バー6、
及びパレツト8が持ち上げられて移送バー6の次
の前進行程に備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による持上げ装置を用いたトラ
ンスフアマシンのレジストリ機構の平面図、第2
図は第1図の2−2線の長手方向垂直断面図、第
3図は第1図の3−3線の長手方向垂直断面図、
第4図は第1図の4−4線の横方向の一部垂直断
面図、第5図は第2図の5−5線の一部水平断面
図、第6図は第4図の6−6線の垂直断面図、第
7図は第6図の7−7線の垂直断面図、第8図は
一群のレジストリ地点に対する連結及び持上げ装
置の概略側面図である。 2……ハウジング、6……移送バー、8……パ
レツト、10……パレツト脚体、11……支持パ
ツド、14……位置決めピン、16……締め付け
部材、20……シヤフト、30……スプリングカ
ートリツジ、54……シヤフト、114……短い
アーム、118……アクチユエータアセンブリ、
116……長いアーム、120……持上げ部材を
形成するローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヤフト20,54がエネルギ蓄積装置30
    に付勢されて第1の方向に回転すると締め付け
    部材16を介してパレツト8が所定位置で締め
    付けられるとともに移送バー6が該パレツト8
    から離脱し、該シヤフト20,54が該エネル
    ギ蓄積装置30による付勢力に逆らう力に付勢
    されて第2の方向に回転すると該締め付け部材
    16を介して該パレツト8の締め付けを解除す
    るとともに該移送バー6が該パレツト8に係合
    して該パレツト8を移送するようにした多地点
    型トランスフアマシンにおいて、 該シヤフト20,54に一体化されて突出す
    るオフセツトアーム112と、該シヤフト2
    0,54を支点として回動可能なレバー状のア
    クチユエータアセンブリ118とを含み、 該アクチユエータアセンブリ118は該シヤ
    フト20,54を中心にして一方向に延びる短
    いアーム114と他方向に延びる長いアーム1
    16と該オフセツトアーム112の運動に抗す
    る位置に設けられた係合ブロツク122とを有
    し、該短いアーム114は該移送バー6の下側
    に係合する持ち上げ部材120を有し、該長い
    アーム116は該アクチユエータアセンブリ1
    18を該シヤフト20,54を軸として回動さ
    せる駆動装置に連結されていることを特徴とす
    る多地点型トランスフアマシン用の持ち上げ装
    置。 (2) 該持ち上げ部材120がローラ120である
    ことを特徴とする前記実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のトランスフアマシン用の持上げ
    装置。
JP1987143146U 1980-11-14 1987-09-21 Expired JPH0243647Y2 (ja)

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JPS63120756U JPS63120756U (ja) 1988-08-04
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JP (2) JPS57114350A (ja)
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DE (1) DE3138954A1 (ja)
FR (1) FR2494156A1 (ja)
GB (1) GB2087765A (ja)

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