JPS6225325Y2 - - Google Patents

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JPS6225325Y2
JPS6225325Y2 JP1983129369U JP12936983U JPS6225325Y2 JP S6225325 Y2 JPS6225325 Y2 JP S6225325Y2 JP 1983129369 U JP1983129369 U JP 1983129369U JP 12936983 U JP12936983 U JP 12936983U JP S6225325 Y2 JPS6225325 Y2 JP S6225325Y2
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pallet
tightening
lever
positioning
drive
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パレツト締付け機構と、パレツト位
置決め機構と、レール持上げ機構とを有するトラ
ンスフアラインのレジストリ機構の持上げ搬送装
置に関する。
〔従来の技術〕
かかる装置は、特開昭55−77448号及び特開昭
55−83553号公報において知られている。しか
し、パレツトとフレームの間の位置関係、寸法は
あらゆるステーシヨンにおいてすべて同一である
ことは望めず、許容誤差を考慮しなければならな
いとすると、パレツト締付け機構の作動を直接駆
動軸によつて行うと、あるステーシヨンの締付け
機構は十分に行われるが、残りの締付け機構は駆
動軸の動作不完全によつて完全な作動が行われな
い恐れがあることが判明した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、本考案の目的は、パレツトとフレーム
の間の誤差を許容しながら1つの駆動装置の動作
で、各ステーシヨンの搬送レール持上げ機構、パ
レツト位置決め機構およびパレツト締付け機構の
作動とその解除を比較的簡単な機構で確実に行え
る、トランスフアラインのレジストリ機構を提供
するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的は、持上げ搬送レールによつて接続
された複数のパレツト位置決め地点のそれぞれに
設けられたフレームと、該フレームに回動可能に
支持されパレツト搬送方向に対して横切る方向に
延びる駆動軸と、該駆動軸の旋回により複数の連
結リンクを介してC字形のクランプ部材に締付け
力を与えるパレツト締付け機構と、パレツトと該
フレームの位置決め面に対して往復動する円錐位
置決め素子をベルクランクレバーを介して該駆動
軸に固定されたカムアームに作動連結したパレツ
ト位置決め機構と、駆動軸に設けたアームの端部
に移動バーに接するローラを設けたレール持上げ
機構とを含むトランスフアマシンのレジストリ機
構の持上げ搬送装置にして、上記駆動軸の回転を
該パレツト締付け機構に伝達する装置が該駆動軸
にキー止めされた駆動レバーと該駆動軸に枢動自
在に支持され共働する締付けレバーを含み、該駆
動レバーは一方向に上記所定の円弧状範囲にわた
つて回転するときに共働する締付けレバーとの係
合が外れている位置から当接係合する位置に移動
して、該締付けレバーを一方向にさらにわずかな
円弧状範囲にわたつて回転せしめ、その共働する
締付け機構をスプリングの押圧力に抗してパレツ
ト解除位置へ変位せしめるようにされており、各
駆動レバーは上記所定の円弧状範囲にわたつて反
対の方向に回転するとき上記共働する締付けレバ
ーと当接係合する位置から係合が外れる位置へ移
動して、上記駆動レバーが上記所定円弧状範囲に
わたつて上記反対方向に完全に回転する前に、各
スプリングが各締付け機構をパレツト締付け位置
に押圧することができるようにしたことを特徴と
する該持上げ搬送装置を提供することによつて達
成せられる。
〔効 果〕
このような構成にしてあるため、各ステーシヨ
ンにおいてパレツトとフレームの間の位置関係や
寸法に多少の相違があつても、動作とその解除を
伝達する駆動軸の各機構へのロストモーシヨン駆
動と押圧力が各ステーシヨンの上記差異をスプリ
ングの弾性力によつて吸収するように作用する。
このようにスプリングの弾性力がベルクランクレ
バーを介して締付けレバー、連結リンクを経て締
付け機構の動作全体に働くことになり、しかも締
付け機構の最終段階には駆動軸の駆動と押圧力が
直接及ばないようになつているため、各ステーシ
ヨンごとの締付けは、他のステーシヨンの締付け
機構の状態に影響されずに各々の適合する締付け
位置で完全な状態で達成できるものである。
本考案の他の目的は、本考案の作用原理と、そ
の実施のために現段階で考え得る最良の態様を示
す図面を参照しつつ以下に行なう説明、並びに実
用新案登録請求の範囲から明らかとなろう。
位置決めと締付けの技術、及びこれを実施する
ための機構自体は、本出願人の米国特許第
4201284号に開示されたものと同様である。本考
案の新規性は、そのような位置決め締付け機構を
駆動し、同機構を持上げ搬送型パレツト搬送装置
の持上げ系と調和させる技術と構造に在る。この
位置決め方法の論理は、上記米国特許第4201284
号に詳述されており、本考案にもこの位置決め方
法を適用できる。
第1図はパレツトレジストリ(以下レジストリ
と略称する)の平面図で、パレツト基台4に取付
けられた4個のパレツト脚体2が重なつた状態で
示されている。このパレツト基台4は、加工地点
間を持上げ搬送用の移送バー6により移動させら
れる。これら移送バー6は、機構及び動作につい
ては後述するが、レジストリの一部をなす持上げ
ローラ8,10に支持されている。同移送バー6
は、例えば本出願人の米国特許第3789676号に示
されているような別個の駆動装置により、水平方
向の行程を駆動される。12は上記移送バー6に
取付けられた移送ピンで、移送バー6の前進行程
時にパレツト脚体2の穴14に係合する。移送バ
ー6は下降位置で示されているが(第2図)、移
送バー6がパレツト4を搬送しないで復帰行程を
行なうのがこの位置である。16はパレツト4に
取付けられた4辺の対称形状の位置決め素子で、
レジストリ側の位置決め装置と協働する。
レジストリ全体は、主ハウジング18と副ハウ
ジング20からなり、これらハウジング18,2
0は、第1図及び第2図に点線で示す一体的な連
結バー22により相互に結合してもよい。連結バ
ー22を採用すれば、ハウジング18,20が単
一のユニツトとなり剛性を高める点で有利である
が、採用しない場合には、副ハウジング20とそ
の内部の機構を、移送バー6を取除くことなく、
機械から除去するか置換えてもよい。主ハウジン
グ18内には、相関連した位置決め・締付け装置
が収納されているが、副ハウジング20内には締
付け装置が収納されているにすぎない。
第4図の前後方向の断面図及び第7図の水平方
向の断面図に示されるが、主たるベルクランクレ
バー24が入力軸(駆動軸)26に軸支されてい
る。このベルクランクレバー24は、上記入力軸
26にキー止めされた駆動レバー28により、駆
動ピン30を介して反時計方向にのみ動作させら
れる。上記入力軸26は、後述するシステムによ
り、他の全てのレジストリの入力軸と同期して回
転させられる。
ベルクランクレバー24の他方の腕部は、摩耗
ロツド32を介してスプリングカートリツジ36
の先端部材34に結合されている。このスプリン
グカートリツジ36は、取付ブラケツト38に、
引張ロツド40の一端を緩く案内している。引張
ロツド40の一端は前記先端部材34に結合さ
れ、他端にはバネ座42が固着されている。ブラ
ケツト38とバネ座42の間に、圧縮性のコイル
スプリング44が予荷重をかけられて介挿されて
いる。尚、スプリングカートリツジ36をレジス
トリに組込まない状態では、このスプリング44
の移動が先端部材34とブラケツト38の接触に
より制限されているから、先端部材34またはバ
ネ座42を引張ロツド40に固着するに先立ち、
外部の予荷重装置を使用してスプリング44を圧
縮することができる。
スプリングカートリツジ36はベルクランクレ
バー24に時計方向の回転力を作用させる一方、
駆動レバー28の上方移動は同レバー24を反時
計方向に移動させることにより、引張ロツド40
を左方に移動させてスプリング44を更に圧縮す
る。第4図は、ベルクランクレバー24を最も時
計方計に移動した位置で示し、この時点では、パ
レツト4が後述するようにレジストリにより下降
させられ、位置決めされ、締付けられる。駆動レ
バー28が入力軸26により反時計方向に回転さ
せられると、ベルクランクレバー24は約30゜の
角度だけ反時計方向に回転させられ、パレツト4
を解放するとともに位置決め装置の係合を解除す
る。逆に、駆動レバー28が入力軸26により時
計方向に回転させられると、ベルクランクレバー
24はスプリングカートリツジ36により時計方
向に回転させられ、スプリング44の弾性力によ
りパレツト4を位置決めし且締付ける。従つて各
レジストリは、締付け装置の寸法上の各種変化に
対応でき、十分な締付け圧を発生し得る。
締付け装置は、前後方向の断面(第3図、第4
図)と横断面(第2図)で示されている。前記ベ
ルクランクレバー24の水平の腕部には長孔46
が形成されている。48は前記主ハウジング18
に軸支された軸50に取付けられた中間リンク
で、その外端に固設された結合ピン52が、上記
ベルクランクレバー24の長孔46に係合してい
る。54はピン56により上記中間リンク48に
枢着された連接リンクで、他端(第3図)をピン
60により均合いリンク58に枢着されている。
連接リンク54のこの枢着は、均合いリンク58
の中央附近でなされている。均合いリンク58の
両端は夫々、ピン66,68により締付けレバー
62,64に結合されている。これら締付けレバ
ー62,64は対称的に相対向し、各々2個のク
ランプの一方を動作させる。
前記締付けレバー62の他端には円筒形のイン
サート70が取付けられており、該インサート7
0は主ハウジング18内の反作用パツド72上を
転動する。このインサート70と反作用パツド7
2の僅かに移動する結合により、図中A3で示す
締付けレバー62の支点軸線が画定される。同レ
バー62の他側には、締付け軸線A4を中心とす
る円筒形のインサート74が取付けられている。
このインサート74は、シユー76の対応する凹
面に当接しており、該シユー76の反対側の面は
凸状の円筒面とされ、この円筒面がクランプ部材
78の凹面に係合している。クランプ部材78は
第2図に示すように、実質的に直線的な円筒形の
本体部分と、該本体部分から一体的に延出して上
記シユー76に係合する下方部分と、同本体部分
から同様に一体的に延出し、締付け時にパレツト
脚体2の上面に当接する締付け面80を具えた上
方部分とでC字状に構成されている。パレツト脚
体2は締付け時、主ハウジング18に取付けられ
た位置決めパツド82に支持される。84はクラ
ンプ部材78の上記本体部分を案内するために主
ハウジング18内に装着された、ネオプレン或は
ウレタン等のエラストマーからなるブシユ、86
はクランプ部材78の下端が着座し、クランプ戻
し素子として機能するエラストマーからなるパツ
ドを示す。尚、対称的に対向する締付けレバー6
4に関連した各種要素は、上述した締付けレバー
62に関連したものと同一である。
前述した通り、クランプはベルクランクレバー
24の時計方向の回転により動作させられる。つ
まり、ベルクランクレバー24が時計方向に回転
すると、中間リンク48のピン52,56が下降
させられ、この移動が連接リンク54を介して均
合いリンク58に伝達される。ここで、均合いリ
ンク58は、ピン66,68を介して上記移動を
締付けレバー62,64に伝達するが、その際、
両締付けレバー62,64に作用する力は相等し
い。この状態で、締付けレバー62は支点軸線
A3を中心に時計方向に回転させられ、シユー7
6を介してクランプ部材78を押下げ、パツド8
6を圧縮すると同時に、パレツト脚体2の上面と
締付け面80の間の空隙を閉じる。他方の締付け
レバー64は反時計方向に回転させられ、それに
関連したクランプ部材78を同一の態様で押下げ
る。両クランプ部材78が2個のパレツト脚体2
に締付け力を作用させている間は、スプリングカ
ートリツジ36により時計方向の回転力がベルク
ランクレバー24に作用しているにも拘らず、同
レバー24の回転は停止している。この場合、締
付け装置は、スプリングカートリツジ36の力
と、クランプ部材78の締付け面80に対するパ
レツト脚体2の反力との間で平衡状態にある。こ
れにより、極めて再現性の高い締付け力が得られ
る。尚、この平衡状態が成立したとき、駆動レバ
ー28(第4図)とピン30の接触面の間に若干
の空隙を生じるが、この空隙の大きさは、パレツ
ト脚体2を含む締付装置の全ての構成要素の各種
誤差及び摩耗(累積)に左右される。
この締付け技術のいくつかの特徴を述べれば次
の通りである。シユー76を介して締付けレバー
62からクランプ部材78に加わる締付け力は、
同レバー62からパレツト脚体2に加わる力と同
一の軸線A4上で生じる、つまり両方の力が相一
致した軸線上で作用する。クランプ部材78は僅
かに撓むが、エラストマー製のブシユ84を介し
て主ハウジング18に取付けられているため、上
記撓みにより大きな荷重が主ハウジング18に作
用することはない。締付け力に起因して主ハウジ
ング18に加わる唯一の大きな反作用荷重は、位
置決めパツド82と反作用パツド72の間の締付
け力に等しい圧縮力、並びに締付け力と軸線
A3,A4間の距離の積に等しいモーメントのみで
ある。他にも軸26,50とブラケツト38に作
用する反作用荷重により遥かに小さい力を生じる
が、これらは、締付けレバー62,64の機械的
な顕著な利点のために非常に小さい。
締付けの解放時には、入力軸26と駆動レバー
28(第4図)が反時計方向に回転させられ、ベ
ルクランクレバー24を反時計方向に回転させて
スプリング44を圧縮する。この反時計方向の回
転に伴い、ベルクランクレバー24は連接リンク
54を持上げ、これにより締付けレバー62を反
時計方向に回転させるとともに締付けレバー64
を時計方向に回転させる。すると、パツド86が
上方に膨張し、クランプ部材78をシユー76を
通して押上げる。これにより、クランプ部材78
はパレツト脚体2に対する締付け力を解除し、更
に上昇して、パレツト脚体2の上面とそれら自身
の締付け面80の間に空隙を生じさせる。
入力軸26の回転は、上述した締付け機能に加
え、位置決め動作をも行なわせる。後述するが、
パレツト4が移送バー6の移動により、あるレジ
ストリに移動させられて下降させられると、2個
のパレツト脚体2の内側の垂直の位置決め面90
が、主ハウジング18の上方への突起94に設け
られたY軸位置決め素子92(第1図)に接触し
ないか、或は軽く接触する。
第1図、第2図において、96は主ハウジング
18に固設された位置決め素子で、任意の水平面
内で前記位置決め素子92の面に対して垂直な線
に対して傾斜し、垂直のZ軸線に対しても傾斜し
た、精確に位置決めされた2表面98を具えてい
る。これに対応する前述の位置決め素子16は、
パレツト基台4の下面に固定されている。この位
置決め素子16は、パレツトの垂直の中心軸線に
関して対称的な配置の4辺を有する。これら4辺
のうちの1辺、つまりハウジング18の位置決め
素子96と平行で近接した1辺のみが、パレツト
の任意の1種類の姿勢でその位置決めに関係す
る。この1辺のみについて説明すれば、これは、
任意の水平面内でパレツト脚体2の位置決め面9
0の面に直角の線に対して傾斜し、必要であれば
垂直の軸線に対しても傾斜させ得る。精確に位置
決めされた垂直の2面100を有する。これら位
置決め素子16の面100、位置決め素子96の
面98は、位置決め素子16がX面で位置決め素
子96と適正に一致したとき、2等分軸線を有す
る円錐に対して相互に接線方向にあるように傾斜
させられている。
102は円錐台形状の円錐位置決め素子で、位
置決め素子96の面98と位置決め素子16の面
100が画定する、4辺からなる角柱状の空間に
対し、前記入力軸26の回転により動作させられ
る機構により出入りさせられる。第5図におい
て、104は入力軸26に取付けられ、カム溝1
06を形成されたカムアーム、108は該カム溝
106内に案内されたローラ状のカムフオロワを
示す。110は該カムフオロワ108が取付けら
れたベルクランクレバーで、主ハウジング18に
軸支された軸112に取付けられている。114
は球面軸受116を介して上記ベルクランクレバ
ー110に上端を結合され、実質的に垂直面内で
作用するリンクである。第2図をも参照して、該
リンク114の下端は、球面軸受118を介して
摺動駆動スリーブ120に結合されている。この
摺動駆動スリーブ120は長いブシユ122内に
設けられており、軸線A5沿いに摺動する。尚、
スリーブ120に対する球面軸受118の結合
は、ブシユ122の長孔126を貫通した上記ス
リーブ120のボス部124を介して得ている
(第5図)。
更に、128は同様にブシユ122内に摺動可
能に設けられた副摺動部材で、圧縮スプリング1
30と予荷重ロツド132を介して前記駆動スリ
ーブに結合されている。この予荷重ロツド132
はスプリング130に所定の予荷重を加えるもの
で、副摺動部材128に同心的に取付けられ、駆
動スリーブ120の穴に緩く嵌合され、下端にヘ
ツド134を形成されている。
前記円錐位置決め素子102は、上記副摺動部
材128の頂部に、それに対して横方向に浮動し
得るように装着されている。この種の取付け方法
によれば、上記位置決め素子102に要求される
浮動が可能になるとともに、同素子102が回転
して均一に摩耗し得る。
第2図、第5図に示す機構の状態では、入力軸
26が最も時計方向に回転した位置にある。締付
けの解放動作において、入力軸26はカムアーム
104を伴いつつ反時計方向に回動する。概ねこ
の行程の中間で、第5図でカムフオロワ108が
カム溝106により左方に移動させられる結果、
ベルクランクレバー110が軸112の軸線を中
心に時計方向に回転する。すると、リンク114
が下降して駆動スリーブ120を下降させる。こ
の駆動スリーブ120は、スプリング130を拡
大させつつ僅かに下降した時点で予荷重ロツド1
32のヘツド134に接触する。従つてこの時点
以降は、駆動スリーブ120、副摺動部材12
8、及び円錐位置決め素子102が一体的に下降
し、最終的には同位置決め素子102が完全に位
置決め素子16,96から離れる。これが、入力
軸26の最も反時計方向の回転位置に対応してい
る。
位置決め時の作用は、これとは全く逆の順序で
入力軸26の時計方向の回転時に進行する。即
ち、入力軸26の時計方向の最初の約半回転で、
カムフオロワ108が第5図で右方に駆動され、
ベルクランクレバー110を軸112の軸線を中
心に反時計方向に回転させてリンク114を持上
げる。すると、駆動スリーブ120、スプリング
130、副摺動部材128、及び円錐位置決め素
子102が、リンク114に押されて一体的に上
昇する。円錐位置決め素子102はパレツト4を
最終的に位置決めし、この時点では同時に、4面
98,100の全てに接しており、それ以上の上
昇が阻止される。スプリング130は、スリーブ
120がリンク114、ベルクランクレバー11
0、カムフオロワ108、及びカム溝106によ
り行程上端に駆動されると若干圧縮される。スプ
リング130のこの圧縮は、位置決め素子16,
96に対して円錐位置決め素子102から加わる
上方への力を制限する、全ての位置決め素子1
6,102,96の摩耗を自動的に補償する、と
いう二つの目的に対して有効である。
円錐位置決め素子102は更に、副摺動部材1
28に対して浮動し得ることから、パレツト側の
位置決め素子16をレジストリ側の位置決め素子
96に対し、円錐位置決め素子102が面100
と面98に同時に接触するような位置とする。パ
レツトの位置は位置決め素子96側からのみ決定
され、円錐位置決め素子102の持上げ・案内機
構に多少の誤差や摩耗があつたとしても、問題に
はならない。
前記カム溝106の形状からわかるように、円
錐位置決め素子102とこれに関連した機構の上
昇は、入力軸26とカムアーム104の時計方向
の概ね最初の半回転で生じる。この残りの約半回
転では、カムフオロワ108は停止しており、ベ
ルクランクレバー110、円錐位置決め素子10
2、及びそれらの中間の各部材がそれ以上運動す
ることはない。カムアーム104のこの回転区間
において、カムフオロワ108は、軸110の中
心線を中心とした真の半径であるカム溝106部
分に係合している。このことは、クランプ部材7
8がパレツト脚体2を締付ける前に円錐位置決め
部材102がパレツト4を位置決めし終える、締
付け時には位置決め装置の運動を生じない、とい
う2点で望ましい。
上述した通り、主ハウジング18には、相関性
を有する位置決め・締付け機構が収納されてい
る。しかし、副ハウジング20内の機構で主ハウ
ジング18内のものと同一なのは実質的に締付け
機構のみである。つまり、副ハウジング20内に
は位置決め機構が存在せず、第3図及び第4図に
示すスプリングカートリツジ36と締付け機構は
具えているが、第5図に示す位置決め機構を具え
ていない。この副ハウジング20においては、入
力軸136(第2図)が短く、カムアーム104
並びにカムフオロワ108等が存在しない。尚、
入力軸26,136は共通軸線上で回転する。
第1図の平面図からわかるように、パレツト基
台4は90゜回転させても回転前と全く同じ状態に
なり、4方向の対称性を具えている。この条件
は、4個の対称的に配置されたパレツト脚体2を
中心線から等距離に取付け、パレツト側の位置決
め素子16を、夫々傾斜した位置決め面を具えた
同一の4辺を有するように構成することによりも
たらされる。従つて、必要に応じて、多加工地点
型トランスフアマシンを移動するパレツトの移送
ライン沿いに適宜の回転地点を設ければ、パレツ
トを90゜づつ回転させることができ、それにも拘
らず前述したレジストリ機構により同様に位置決
め、締付けを行ない得る。この技術は、そのまま
では取付け直さなければならないような作業に対
しても工作物の表面を向けることができる。
主ハウジング18と副ハウジング20内に収納
された、前述の位置決め・締付け機構からなるレ
ジストリ機構の部分は、実質的に本出願人の特開
昭55−54162号、特開昭55−77448号及び米国特許
第4201284号に開示された位置決め・締付け機構
と同一である。本考案の機構が上記米国特許と著
しく異る唯一の点は、駆動方法にある。即ち、上
記米国特許における各機構はブツシユロツドによ
り駆動されているが、本考案によれば、締付け機
構を、駆動レバー28を主たるベルクランクレバ
ー24に“ロストモーシヨン”結合して入力軸2
6,136の回転により駆動する一方、位置決め
機構をカムアーム104を介して入力軸26によ
り直接駆動している。入力軸26,136を介し
たこの位置決め・締付け機構の駆動は、本考案に
含まれるが、以下に説明する持上げ・搬送式パレ
ツト移送システムの持上げ系を直接結合し得るか
ら、適切なものである。
第1図、第2図、及び第6図において、140
は前記副入力軸136にキー止めされた駆動ブロ
ツク、142は同様に入力軸26にキー止めされ
た駆動ブロツクを示す。144は後述する共通の
リンク装置より駆動されるアクチユエータアーム
で、上記両駆動ブロツク140,142がボルト
止めされている。一方の移送バー6を支持した前
記持上げローラ8が、駆動ブロツク140に取付
けられている。第1図、第2図、第7図、及び第
8図に示されるが、他方の持上げローラ10は、
入力軸26にキー止めされた持上げアーム146
に取付けられている。両持上げローラ8,10は
夫々の駆動ブロツク146,146に、入力軸2
6,136の軸線から等距離に、それら入力軸2
6,136に関して同一の角度的関係で取付けら
れている。従つて両ローラ8,10の軸線は相一
致している。
これらアクチユエータアーム144、駆動ブロ
ツク140,142、入力軸26,136、アー
ム146、及びローラ8,10は、入力軸26,
136の軸線を中心に一体的なアセンブリとして
回転できる。以下、このアセンブリをアクチユエ
ータアセンブリ148と呼ぶ。
第9図は、一例としてのトランスフアマシンの
3加工位置を示す概略縦断面図である。第9図に
おいて、150は連接バー152により相結合さ
れた3台の中央基台で、これら各基台150に主
ハウジング18と副ハウジング20が支持されて
いる。移送バー6は、持上げローラ8,10によ
りアクチユエータアセンブリ148に支持されて
いる。移送バー6は一端で、一例として示す、駆
動ブラケツト154と、移送バー6の僅かの垂直
運動を許すようにUリンク或は筒耳により取付け
られた駆動シリンダ156とで構成された機構に
より駆動される。但し、このシリンダ156に替
え、例えば本出願人の米国特許第3789676号の機
構を、小さい垂直運動を許す適宜の連結リンクと
共に使用する等、各種の往復駆動機構を使用し得
る。
各アクチユエータアセンブリ148の下端は、
多数のピンにより結合されたリンク158により
相連接されており、この平行四辺形式リンク装置
が駆動リンク160により駆動される。該駆動リ
ンク160はクランク162とクランクピン16
4により駆動され、クランク162は減速装置1
68の出力軸166に取付けられ、この減速装置
168は、ベルト・プーリ装置172を介して電
動モータ170により駆動される。但し、これら
クランク162、減速装置168、モータ17
0、及びそれらの関連部材162〜172からな
る図示の駆動機構も一例として示すもので、シリ
ンダ等、適宜の原動装置を使用してよい。
第9図は、クランク162が6時の位置、つま
りクランクピン146が出力軸166の直下に位
置する、図示機構の凡そ行程中間の状態を示して
いる。クランク162が3時の位置、つまり水平
位置にあり、クランクピン164が出力軸166
の右側に位置したとき、アクチユエータアセンブ
リ148はそれらの回転軸、つまり入力軸26,
136を中心として最も反時計方向の位置に回転
している。この状態で、持上げローラ8,10は
移送バー6と共に最上方位置にあり、パレツト4
はレジスタのパツド82より僅かに持上げられて
いる。移送バー6のこの最上方位置では、移送ピ
ン12がパレツト脚体2の穴14に係合してい
る。前述した通り、入力軸26,136が最も反
時計方向の位置にあると、クランプ部材78がパ
レツト脚体2から完全に離れ、円錐位置決め素子
102は、カムアーム104により最下方位置に
引下ろされてパレツト側位置決め素子16から離
脱している。レジストリ、及びそれらの移送バー
6が前記位置にあれば、シリンダ156の伸長に
より全てのパレツト4が前進させられる。
この前進行程の終了時、クランク162は3時
の位置から9時の位置、つまりクランク162が
水平でクランクピン164が出力軸166の左側
にくる位置に回転させられる。すると、アクチユ
エータアセンブリ148が、それらの回転中心で
ある入力軸26,136を中心に最も時計方向の
位置まで移動させられると同時に、持上げローラ
8,10と移送バー6が断面図(第6図)に示す
ように最下方位置に下降させられる。
クランク162の3時の位置から9時の位置へ
の回転、並びにアクチユエータアセンブリ148
の最も反時計方向の位置から最も時計方向の位置
への移動の間には、以下の動作がこの順序で生じ
る。
1 持上げローラ8,10が下降し、パレツト脚
体2が位置決めパツド82に接触するまで、移
送バー6とパレツト4を下降させる。これによ
りパレツト4は、上記パツド82に支持される
ようになるが、持上げローラ8,10と移送バ
ー6は更に下降し続ける。
2 同じ期間に円錐位置決め素子102は上昇し
ていたが、パレツト4が上述のように位置決め
パツド82に支持されるようになつた直後ま
で、位置決め素子96,16のいずれにも接触
しない。同時に、クランプ部材78は下降して
いたが、円錐位置決め素子102が最上方位置
に達してパレツト4を位置決めし、停止するま
で、パレツト脚体2の上面に接触しない。
3 従つて、パレツト4の下降、円錐位置決め素
子102の上昇、クランプ部材78の下降とい
う3種類の移動は同時に開始されるが、それら
は、位置決めパツド82によるパレツト4の支
持、円錐位置決め素子102によるパレツト4
の位置決め、クランプ部材78によるパレツト
の締付けという順序で終了する。
移送バー6の最下方位置では、移送ピン12が
パレツト脚体2の穴14から離脱しており、移送
バー6はシリンダ156により初期位置まで戻さ
れる。各加工地点においてパレツト4内の工作物
に加工が施されるのもこの期間である。
この作業サイクルの終了時で移送バー6の復帰
後、クランク162が9時の位置から3時の位置
まで回転させられる。これによりレジスタの締付
けが解除され、円錐位置決め素子102が引込ま
れ、持上げローラ8,10、移送バー6、及びパ
レツト4が位置決めパツド82から持上げられ、
移送バー6の次の前進行程の準備が完了する。
移送バー6の前述した運動は、パレツトに対す
る真の持上げ・搬送系であり、このような移送バ
ー6の上昇・下降運動は、レジスタ機構自体の独
得の駆動機構により自動的に制御される。これ
は、レジストリに対し、トランスフアーマシンに
おけるパレツトの移送方向に対して横方向の軸型
入力素子を使用し、また、該軸の回転により必要
な持上げ量を生じさせるように、それらの軸の中
心線からずれた2個のローラを付加することによ
り達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるパレツト・レ
ジストリ機構の平面図、第2図は第1図2−2線
の縦断面図、第3図は第1図3−3線の縦断面
図、第4図は第1図4−4線の縦断面図、第5図
は第2図5−5線の要部縦断面図、第6図は第1
図6−6線の要部縦断面図、第7図は第4図7−
7線の要部横断面図、第8図は第1図8−8線の
要部縦断面図、第9図は前記レジスタを使用した
移送ラインの概略縦断面図である。 2……パレツト脚体、4……パレツト、6……
移送バー、8,10……持上げローラ、16……
位置決め素子、18……主ハウジング、20……
副ハウジング、24……ベルクランクレバー、2
6,136……入力軸(駆動軸)、28……駆動
レバー、36……スプリングカートリツジ、6
2,64……締付けレバー、76……シユー、7
8……クランプ部材、82……位置決めパツド、
84……ブシユ、96……位置決め素子、102
……円錐位置決め素子、104……カムアーム、
108……カムフオロワ、110……ベルクラン
クレバー、114……リンク、120……駆動ス
リーブ、122……ブシユ、128……副摺動部
材、130……スプリング、132……予荷重ロ
ツド、140,142……駆動ブロツク、144
……アクチユエータアーム、146……持上げア
ーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 持上げ搬送レールによつて接続された複数のパ
    レツト位置決め地点のそれぞれに設けられたフレ
    ームと、該フレームに回動可能に支持されパレツ
    ト搬送方向に対して横切る方向に延びる駆動軸2
    6と、該駆動軸26の旋回により複数の連結リン
    ク48,54を介してC字形のクランプ部材78
    に締付け力を与えるパレツト締付け機構と、パレ
    ツトと該フレームの位置決め面に対して往復動す
    る円錐位置決め素子102をベルクランクレバー
    110を介して該駆動軸26に固定されたカムア
    ーム104に作動連結したパレツト位置決め機構
    と、駆動軸26に設けたアームの端部に移動バー
    6に接するローラ8,10を設けたレール持上げ
    機構とを含むトランスフアマシンのレジストリ機
    構の持上げ搬送装置にして、上記駆動軸26の回
    転を該パレツト締付け機構に伝達する装置が該駆
    動軸26にキー止めされた駆動レバー28と該駆
    動軸26に枢動自在に支持され共働する締付けレ
    バー24を含み、該駆動レバー28は一方向に上
    記所定の円弧状範囲にわたつて回転するときに共
    働する締付けレバー24との係合が外れている位
    置から当接係合する位置に移動して、該締付けレ
    バー24を一方向にさらにわずかな円弧状範囲に
    わたつて回転せしめ、その共働する締付け機構を
    スプリング44の押圧力に抗してパレツト解除位
    置へ変位せしめるようにされており、各駆動レバ
    ー28は上記所定の円弧状範囲にわたつて反対の
    方向に回転するとき上記共働する締付けレバー2
    4と当接係合する位置から係合が外れる位置へ移
    動して、上記駆動レバー28が上記所定円弧状範
    囲にわたつて上記反対方向に完全に回転する前
    に、各スプリング44が各締付け機構をパレツト
    締付け位置に押圧することができるようにしたこ
    とを特徴とする該持上げ搬送装置。
JP1983129369U 1980-10-14 1983-08-23 レジストリ機構の持上げ搬送装置 Granted JPS5946654U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US196216 1980-10-14
US06/196,216 US4360097A (en) 1980-10-14 1980-10-14 Precision registry with lift and carry transfer system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5946654U JPS5946654U (ja) 1984-03-28
JPS6225325Y2 true JPS6225325Y2 (ja) 1987-06-29

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56162146A Pending JPS5789550A (en) 1980-10-14 1981-10-13 Lifting carrying device for registry mechanism
JP1983129369U Granted JPS5946654U (ja) 1980-10-14 1983-08-23 レジストリ機構の持上げ搬送装置

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JP56162146A Pending JPS5789550A (en) 1980-10-14 1981-10-13 Lifting carrying device for registry mechanism

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CA (1) CA1170607A (ja)
DE (1) DE3140503C2 (ja)
FR (1) FR2491896B1 (ja)
GB (1) GB2085332B (ja)

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