JPH0494777A - 穀粒調整加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒調整加工装置に関する。

従来の技術 従来は、穀粒を脱ぷして玄米と籾殻とに選別する籾摺機
と、この籾摺機で脱ぷして選別した玄米を昇穀機から石
屑取出機へ供給されて、この玄米と玄米中に混入する石
屑とに選別するこの石屑取出機とは別々に独立して設け
、又これら籾摺機と昇穀機及び石屑取出機は別々に設け
た原動機によって回転駆動する穀粒調整加工装置であっ
た。

発明が解決しようとする課題 穀粒調整加工装置で作業を行なうときは、籾摺機と石屑
取出機とを始動させて、籾粒を籾粒供給口へ投入すると
、この籾粒は該籾摺機内で脱ぶされて籾殻と玄米とに選
別され、籾殻は機外へ排出され、玄米は昇穀機で上部へ
搬送されて該石屑取出機へ供給され、この石屑取出機で
この玄米とこの玄米中に混入する石屑とに選別され、石
屑は機外へ排出され、玄米は石抜用昇穀機で上部へ搬送
されて精米機へ供給され、この精米機内で精白されて機
外へ排出される。

これら一連の作業を行なう該穀粒調整加工装置の該籾摺
機と該石屑取出機とを一体化して、この穀粒調整加工装
置をコンパクト化すると同時に、石屑の自動除去及び自
動排出をしようとするものである。

課題を解決するための手段 この発明は、機体２上部には穀粒を脱ぷして玄米と籾殻
とに選別する籾摺機１を設け、中間部には脱ぷした玄米
の供給を受けてこの玄米とこの玄米中に混入する石屑と
に選別して該石屑は該機体２一方制から機外へ排出し、
又選別した該玄米は他方側から機外へ排出する石屑取出
機３を設けると共に、下部には該籾摺機１、及び該石屑
取出機３等を回転駆動する原動機４を設けてなる穀粒調
整加圧装置の構成とする。

発明の作用 穀粒調整加圧装置の籾摺機１及び石屑取出機３を、この
石屑取出機３下側に設けた原動機４で始動させて、籾粒
を籾粒供給口へ投入すると、この籾粒は該籾摺機１内で
脱ぷされて籾殻と玄米とに選別され、籾殻は機体２外へ
排出され、又玄米はこの籾摺機１から下側の該石屑取出
機３内へ流下供給され、この石屑取出機３で玄米を浮上
さぜながら揺動選別によって、玄米とこの玄米中に混入
する石屑とに揺動選別され、選別した石屑は該機体２外
へ排出され、又この選別した玄米は上部へ搬送されて精
米機へ供給され、この精米機内で精白されて機外へ排出
される。

発明の効果 この発明により、機体２の上部に籾摺機１を設け、中間
部に石屑取出機３を設け、又下部にこれら籾摺機１及び
石屑取出機３を回転駆動する原動機４を設けたことによ
り、これら籾摺機１と石屑取出機３とは一体化すること
ができてコンパクト化が可能となり、又この石屑取出機
３は玄米を浮上させなから揺動選別により、石屑を自動
除去して、この選別した石屑をこの石屑取出機３から自
動排出ができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

区側は、機体２内外上部には籾粒を脱ぷして籾殻と玄米
とに選別する籾摺機１を設り、該機体２内中間部で該籾
摺機１下側には玄米と石屑とに選別する石屑取出機３を
設け、該機体２内下部で該石屑取出機３下側にば、これ
ら籾摺機１及び石屑取出機３を回転駆動する原動機４，
４を設け、該機体２後側には玄米を上部へ搬送して精米
機（図示せず）へ供給する昇穀機５等よりなる穀粒調整
加工装置６を示すものである。

０１ｊ記籾摺機１は、箱形状の該機体２内外の上部に設
け、この籾摺機１の上部には籾粒を投入する籾粒投入ホ
ッパー７を設け、この籾粒投入ホッパ７下側には籾粒を
脱ぶする一対の脱ぶロール８８を回転自在に軸支して設
けている。

前記脱ぶロール８，８下側には、脱ぶされた玄米と籾殻
とを受ける各選別棚９と、これら各選別棚９間に形成す
る各選別風路１０とを左・右壁板１１、．１．１間に設
け、この選別風路１０の入口側で後側壁板１１には、こ
の選別風路１０に連通して外気を吸入する吸入口１２を
設け、又この選別風路１０の出口側には、この選別風路
１０に連通して外気を左右両側から吸入して排風する籾
摺用排風機１３を該ル・右壁板１１．．’１１間の中央
部に位置させて設けた構成としている。

脱ぷされた玄米と籾殻とは、該各選別棚９を流下中に、
該籾摺用排風機１３で該吸入口１２から吸入されて該各
選別風路ＩＯを経て、この籾摺用排風機１３で排風され
る選別風で、籾殻、枇粒及び玄米に風選別される構成で
あり、籾殻は、この籾摺用排風機１３で吸引されて前記
機体２外へ排出される構成である。枇粒は、二番移送螺
旋１４を回転自在に内装した二番戸樋１５内へ供給され
この二番移送螺旋１４で移送されて排出される構成であ
る。又玄米は、上・下流下棚１６．１６を流下して下側
の曲記石屑取出機３へ供給される構成としている。

前記石屑取出機３は、前記機体２内の中間部で面記籾摺
機１下側に設け、この石屑取出機３は、上側に船形状し
た揺動選別装置１７を前端部が上り傾斜した状態に設け
、この揺動選別装置１７下側には送風機１８を着脱自在
に設けた構成としている。

前記揺動選別装置１７は、前記上・下流下棚１６．１６
から流下供給される玄米とこの玄米中に混入する石屑と
を揺動選別する選別網１９、左・右側壁板２０．２０及
び所定間隙に設けた各選別線材２１等よりなる構成であ
り、この選別網１９−１−へ供給された玄米中に混入す
る小さい石屑は、この選別網１９上を前端部へ揺動移送
されて石屑排出［」２２から前記機体２外へ排出される
構成である。大きい石は、該選別網１９上の後端部から
該各選別線材２１−ヒヘ供給されて後方へ揺動移動され
て排出漏斗２３の石排出［」２４から該機体２外へ排出
される構成である。又選別された玄米は、該選別網１９
上の後端部から該選別線材］５上を後方へ揺動移送中に
、該各選別線材２１間を漏下し、該排出漏斗２３の玄米
排出口２５を経て前記昇穀機５内へ供給される構成とし
ている。

前記送風機］８は、前記揺動選別装置１７と同時に揺動
する送風機ケース２６と１ｉｉｉ記左・右壁板１ｉ、１
１間に回転自在に軸支した送風羽根２７とよりなる構成
であり、この送風羽根２７の回転駆動で発生ずる起風は
、該選別網１９を通過して排風室２８へ排風される構成
である。この排風室２８と前記後壁板１］の前記吸入口
１２とを連通ずる排風路２９を該後壁板１１外側に設け
、この排風路２９終端側を前記籾摺機１の前記選別風路
１０の始端部へ該吸入口１２を介してのぞませた構成で
あり、この排風は該排風室２８から該排風路２９、該吸
入口１２及び該選別風路１０を経て前記籾摺用排風機】
３で吸引排風される構成であり、この排風路２９を形成
する壁板の上端部にはこの排風の排風量を調節する開閉
自在な開閉弁３０を設けた構成であり、この開閉弁３０
は自動、又は手動で開閉する構成としている。

前記石屑取出機３の該送風機ケース２６は各支持金具３
１で吊り下げ状態に支持した構成であり、前記左・右壁
板１１．１１間には偏心カム３２を軸支して設け、この
偏心カム３２と該送風機ケス２６とは連結させ、この偏
心カム３２の回転駆動で、この石屑取出機３は揺動回転
駆動する構成としている。

前記送風機１８から発生した起風は、前記揺動選別装置
１７の前記選別網１９を通過することにより、この選別
網１９上へ供給された玄米を浮上させながら、揺動選別
によって玄米とこの玄米中に混入する石屑とを揺動選別
する構成である。

前記機体２内の下部で前記石屑取出機３下側には０１■
記原動機４，４を設け、この−刃側の原動機４軸端部に
固着したプーリ３３と、ｏｉＸ記右壁板１１外側へ突出
した前記籾摺機１の軸端部に同着したプーリ３４との間
にはベルト３５を掛は渡した構成であり、この原動機４
の回転で該籾摺機１の各部が回転駆動する構成である。

又他方側の原動機４軸端部に固着したプーリ３６と、前
記左壁板１１外側へ突出した前記石屑取出機３の軸端部
に固着したプーリ３７との間にはベルト３８を掛は渡し
た構成であり、この原動機４の回転で該石屑取出機３の
各部が回転駆動する構成としている。

前記昇穀機５内へ供給される選別された玄米はこの昇穀
機５内のパケットコンベア３９付ベルトで上部へ搬送さ
れ、前記精米機（図示せず）へ供給さオ］、この精米機
で精白され、精白米は機外へ排出される構成としている
。

以下、北記実施例の作用について説明する。

籾粒な籾投入ホッパー７内・＼投入すると、この籾粒は
この籾投入ホッパー７内を流下して脱ぶロル８，８上へ
供給され、この脱ぶロール８．８間で脱ぶされて選別棚
９−ヒヘ供給され、籾摺用排風機１３で吸入口１２から
吸入する選別風が選別風路１０を通過して排風されるこ
とにより、この脱ぷした玄米と籾殻とは該選別棚９上を
流下中にこの選別風で玄米と籾殻とに風選別され、籾殻
は該籾摺用排風機１３で吸引されて機体２外へ排出され
る。

又玄米は、上・下流下棚１６．１６を流下して石屑取出
機３の揺動選別装置１７の選別網１９上へ供給され、こ
の選別網１９を送風機１８からの起風が通過することに
より、玄米を浮上させながらこの選別網１９上を揺動移
送されて、玄米とこの玄米中に混入する石屑とに揺動選
別される。

小さい石屑は、該選別網１９上を揺動移送されて、この
選別網１９の前端部の石屑排出口２２から該機体２外へ
排出される。

大きい石は、前記選別網１９上の後端部から選別線材２
】上を後端部へ揺動移送されて排出漏斗２３内へ供給さ
れて、石排出［コ２４から前記機体２外へ排出される。

又玄米は、前記選別網１９上の後端部から該選別線材２
１−ヒを後方部へ揺動移送中に、この選別線材２１間を
漏下して該排出漏斗２３内へ供給され、この排出漏斗２
３内を流下して昇穀機５内へ供給され、バウ′ットコン
ベア３９で上部へ搬送されて、精米機内へ供給され、こ
の精米機で精白されて機外へ排出される。

前記石屑取出機３で発生した塵埃は、前記選別網１９を
通過した排風が、排風室２８から排風路２９、前記吸入
口１２、前記選別風路１０を経て前記籾摺用排風機１３
で吸引排風されることにより、この排風と同時に吸引さ
れて前記機体２外へ排出される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は第２
図のＡ−Ａ断面図、第２図は穀粒調整加工装置の背面図
である。 符号の説明 １　籾摺機 ３　石屑取出機 ２　機体 ４　原動機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体２上部には穀粒を脱ぷして玄米と籾殻とに選別する
   籾摺機１を設け、中間部には脱ぷした玄米の供給を受け
   てこの玄米とこの玄米中に混入する石屑とに選別して該
   石屑は該機体２一方側から機外へ排出し、又選別した該
   玄米は他方側から機外へ排出する石屑取出機３を設ける
   と共に、下部には該籾摺機１、及び該石屑取出機３等を
   回転駆動する原動機４を設けてなる穀粒調整加工装置。