JPH0523220Y2 - - Google Patents

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JPH0523220Y2
JPH0523220Y2 JP1986098431U JP9843186U JPH0523220Y2 JP H0523220 Y2 JPH0523220 Y2 JP H0523220Y2 JP 1986098431 U JP1986098431 U JP 1986098431U JP 9843186 U JP9843186 U JP 9843186U JP H0523220 Y2 JPH0523220 Y2 JP H0523220Y2
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suction
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rice
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、脱ぷ部と、脱ぷ部からの摺落物を風
選する吸引選別風路を備えた風選部と、この風選
部により得られた混合米を玄米と籾に選別する混
合米選別部と、この混合米選別部で選別された玄
米を粒形の大小により選別する粒選部とを一体的
に構成する籾摺選別機における除塵装置に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 従来、脱ぷ部と風選部と混合米選別部とを一体
的にして構成する籾摺選別機であつて除塵装置を
備えるものとしては、例えば特開昭55−34197号
公報に開示されるようなものがあり、その構成
は、混合米選別部を風選部における吸引フアン近
くの吸引選別風路部分に風管により連通して混合
米選別部の塵埃を吸引フアンによつて吸出し除塵
するようにしている。
また、冒頭に記載するように、混合米選別部で
選別された玄米を粒形の大小により選別する粒選
部も一体的に構成する籾摺選別機のものでは、特
開昭61−28464号公報によつて開示されている。
そして、この同公報に開示された後者のものに
よれば、風選部の吸引選別風路を吹流する風を起
風する吸引フアンは混合米選別部と粒選部が配設
されたがわと反対側に位置して混合米選別部と粒
選部からの除塵風が吸引選別風路を通つて吸引フ
アンに吸引されるようになつている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 そこで、上記従来の技術のうち特に後者のもの
ついて言及すると、吸引フアンは混合米選別部と
粒選部が配設されたがわと反対側に位置して混合
米選別部と粒選部からの除塵風が吸引選別風路を
通つて吸引フアンに吸引されるようになつている
から、除塵風により脱ぷ部からの摺落物が風選さ
れるようになり風選作用に悪影響を与えるばかり
でなく、混合米選別部と粒選部から吸引フアンま
での除塵風の流れは長行程になつて除塵作用を低
下させるなどの欠点を有している。
本考案はこのような欠点を解消するために、吸
引フアンの位置と吸引選別風路の吸気口の開口箇
所を留意選定することによつて、除塵風起風用の
吸引フアンを別途に設けずして吸引選別風路にお
ける風選作用に悪影響を与えることなく、かつ除
塵作用を高めることができ、しかも構成が簡潔に
して機体長が長くならずコンパクトなものを提供
するを目的として考案されたものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで本考案は、冒頭に記載の籾摺選別機にお
いて、密閉状の機体内を隔壁により仕切り、その
仕切られた一方側に前記風選部を他方側に粒選部
を配置し、隔壁には連通口を開設して風選部と粒
選部を連通するとともに、隔壁と反対側の風選部
がわの機体壁に前記吸引選別風路の吸気口を開口
し、この吸引選別風路終端がわの風路脇で前記連
通口との間に吸引フアンを設けて構成し前記の目
的を達成しようとするものである。
(ホ) 作用 この構成によれば、吸引フアンが回転すると、
一方の吸引選別風は吸気口から吸入され吸引選別
風路を吹流して吸引フアンに吸い込まれ、また、
他方の吸引風は粒選部の塵埃を連通口から吸出し
て除塵風となり吸引フアンにより機外に排風され
る。
すなわち、脱ぷ部からの摺落物は吸引選別風路
を吹流する一方の吸引選別風で風選されて籾殻等
の塵埃は吸引フアンに吸い込まれて機外に排出さ
れ、粃が取出されて玄米と籾の混合米は混合米選
別部に供給され玄米と籾に選別される。そして、
選別された玄米は粒選部で粒形の大小により選別
されるようになる。このとき、玄米とともに粒選
部に至つた塵埃またはこの粒選の過程で発生する
塵埃は他方の吸引風により粒選部から吸出され吸
引フアンから機外に排出されるのである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案について実施例図に従い具体的に
説明する。
この例図に示す籾摺選別機は、風選部Bの側方
に粒選部Dを、この風選部Bと粒選部Dの上方に
脱ぷ部Aと揺動選別による混合米選別部Cを配設
し、かつ混合米選別部Cと粒選別部Dの間には玄
米風選部Eが設けられ、これらの各部が一体的に
組成されて籾摺選別機を構成している。
そして、前記の風選部Bと粒選部Dは、密閉状
の機体1内にその機体1内を隔壁2によつて仕切
られた一方側と他方側に配置され、隔壁2には前
後方向に幅広い連通口5を数段に開設して風選部
Bと粒選部Dを連通している。
3は風選部B内に斜設された吸引選別風路で、
その始端がわ即ち前記隔壁2と反対側の風選部B
がわの機体1壁に外気吸入用の吸気口4を開口し
ている。
6,6は吸引フアンで、風選部Bの略々中央部
で機体1の前側壁と後側壁とに対応設置されて前
記吸引選別風路3終端がわの風路脇で前記連通口
5との間に設けられている。7と8はこの吸引選
別風路3の終端がわに斜設されて吸引フアン6,
6へ吸引される吸引選別風と除塵風の案内路9を
形成している。また、10は粃取出樋、11は機
体1の前側壁と後側壁とに開口した吸入口で、こ
の吸入口11は粃取出樋10の両側方を通つて吸
引選別風路3と案内路9の底部にそれぞれ連通し
ている。12は吸入口11から案内路9に吸引さ
れる外気の吸入量調節弁、13は混合米移送樋で
あり、また、14,14は前記粒選部Dの回転篩
を示してある。
したがつて、ホツパー15に投入される籾は籾
昇降機16によつて揚上され籾タンク17に貯留
されたのち脱ぷ部Aで摺落されその摺落物は吸引
フアン6,6により起風されて矢印イのように吸
引選別風路3を吹流する吸引選別風によつて風選
されて、籾殻のような塵埃は案内路9を通つて吸
引フアン6,6から排出パイプ18により風選部
Bの後側に排出され、粃は吸入口11から矢印ロ
のように吸入される風によつて再選別され粃取出
樋10で前側に送られ粃取出口19から取出され
る。籾殻と粃の除去された玄米と籾の混合米は矢
印ハのように流下し混合米移送樋13で後側の混
合米昇降機20に送られ揚上されて混合米タンク
21に貯留され、この貯留された混合米は混合米
選別部Cの供給ホツパー22に落入して多段に重
合せる選別板23……に等分に供給されこの選別
板23の斜め上下の揺動運動により玄米と籾に選
別される。そしてこの揺動運動により選別板23
の揺下側に偏集して落下する籾は籾出口24から
籾移送樋25に落入して籾昇降機16に返されて
再度摺落され、揺下側と揺上側の中間部から落下
する未選別状態の混合米は混合米出口26から流
下樋27を通つて落下し混合米移送樋13から再
び混合米昇降機20で混合米タンク21に揚上さ
れる。
選別板23……の揺上側に偏集して玄米出口2
8から落下する玄米は玄米風選部Eで風選されて
除塵され、この除塵された玄米が粒選部Dに供給
されてその回転篩14,14により粉粒などの小
形のものと良玄米のような大形のものとに選別さ
れるのである。
前記の玄米風選部Eはその前側壁に吸気口29
が開口され、この吸気口29は吸引風路30から
風道31を通り前記連通口5と案内路9の間に連
通している。
そこで、吸引フアン6,6によつて起風される
他方の吸引風は粒選部D内から矢印ニのように連
通口5を通り粒選部Dの塵埃を吸出して除塵風と
なつて案内路9から吸引フアン6,6に吸い込ま
れると同時に吸気口29から吸入され吸引風路3
0・風道31を矢印ホ,ヘで示すように通過して
ニの吸引風と合流するようになり粒選部Dに玄米
とともに至つた塵埃またはこの粒選の過程で発生
する塵埃とともに吸引フアン6,6により機外に
排出される。
尚、この実施例の説明では吸引フアン6,6は
機体1の前側壁と後側壁に機体1から側方に出た
状態で取付けたが、この吸引フアン6,6を内蔵
形にして案内路9をそれぞれ吸引フアン6,6の
前側と後側に設ける構成にしてもよいのである。
(ト) 考案の効果 本考案は、以上詳述したように、脱ぷ部と、脱
ぷ部からの摺落物を風選する吸引選別風路を備え
た風選部と、この風選部により得られた混合米を
玄米と籾に選別する混合米選別部と、この混合米
選別部で選別された玄米を粒形の大小により選別
する粒選部とを一体的に構成する籾摺選別機にお
いて、密閉状の機体内を隔壁により仕切り、その
仕切られた一方側に前記風選部を他方側に粒選部
を配置し、隔壁には連通口を開設して風選部と粒
選部を連通するとともに、隔壁と反対側の風選部
がわの機体壁に前記吸引選別風路の吸気口を開口
し、この吸引選別風路終端がわの風路脇で前記連
通口との間に吸引フアンを設けて構成したことを
特徴とするものであるから、吸引フアンによつて
起風される吸引風のうち、吸気口から吸入される
一方の吸引風は風選部の吸引選別風路を吹流して
吸引フアンに吸い込まれ、他方の吸引風は粒選部
から連通口を通つて吸引フアンに吸引されるよう
になつて、一方の吸引風は吸引選別風となり脱ぷ
部からの摺落物の風選作用のみを行い、他方の吸
引風は粒選部から塵埃を吸出して除塵風となり吸
引フアンから機外に排出させるので、粒選部の除
塵風起風用の吸引フアンを別途に設けるに及ばず
構成を簡潔なものにし、かつ、粒選部からの除塵
風が風選部の吸引選別風路を通過せず吸気口から
外気の吸入により行なわせるから風選作用を低下
させることがない。しかも、吸引フアンは吸引選
別風路終端がわの風路脇で連通口との間に設けら
れているので粒選部からの除塵風の流れは短行程
のものになつて除塵効果が挙がるものになるばか
りでなく機体長が長くならずコンパクトになる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を示す実施例図にして、第1図は
その要部を断面して内部を示した前面図、第2図
は玄米風選部の縦断側面図、第3図は全体の斜視
図である。 A……脱ぷ部、B……風選部、C……混合米選
別部、D……粒選部、1……機体、2……隔壁、
3……吸引選別風路、4……吸気口、5……連通
口、6……吸引フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱ぷ部Aと、脱ぷ部Aからの摺落物を風選する
    吸引選別風路3を備えた風選部Bと、この風選部
    Bにより得られた混合米を玄米と籾に選別する混
    合米選別部Cと、この混合米選別部Cで選別され
    た玄米を粒形の大小により選別する粒選部Dとを
    一体的に構成する籾摺選別機において、密閉状の
    機体1内を隔壁2により仕切り、その仕切られた
    一方側に前記風選部Bを他方側に粒選部Dを配置
    し、隔壁2には連通口5を開設して風選部Bと粒
    選部Dを連通するとともに、隔壁2と反対側の風
    選部Bがわの機体1壁に前記吸引選別風路3の吸
    気口4を開口し、この吸引選別風路3終端がわの
    風路脇で前記連通口5との間に吸引フアン6を設
    けてあることを特徴とする籾摺選別機における除
    塵装置。
JP1986098431U 1986-06-26 1986-06-26 Expired - Lifetime JPH0523220Y2 (ja)

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JPS636049U JPS636049U (ja) 1988-01-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128464A (ja) * 1984-07-18 1986-02-08 セイレイ工業株式会社 籾摺選別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5476161U (ja) * 1977-11-05 1979-05-30

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JPS6128464A (ja) * 1984-07-18 1986-02-08 セイレイ工業株式会社 籾摺選別装置

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