JPH0476992B2 - - Google Patents

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JPH0476992B2
JPH0476992B2 JP61145971A JP14597186A JPH0476992B2 JP H0476992 B2 JPH0476992 B2 JP H0476992B2 JP 61145971 A JP61145971 A JP 61145971A JP 14597186 A JP14597186 A JP 14597186A JP H0476992 B2 JPH0476992 B2 JP H0476992B2
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JP
Japan
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group
formula
cyanopyrrole
carbon atoms
difluorobenzodioxol
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JP61145971A
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Nifueraa Robaato
Eerenfurointo Yoozefu
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPH0476992B2 publication Critical patent/JPH0476992B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/44Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D317/46Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with one six-membered ring
    • C07D317/48Methylenedioxybenzenes or hydrogenated methylenedioxybenzenes, unsubstituted on the hetero ring
    • C07D317/50Methylenedioxybenzenes or hydrogenated methylenedioxybenzenes, unsubstituted on the hetero ring with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to atoms of the carbocyclic ring
    • C07D317/60Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/04Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/14Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing three or more hetero rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は新規な置換3−フエニル−4−シアノ
ピロール誘導体、その製造方法、及びこれら化合
物の少なくとも1種を有効成分として含む殺微生
物用組成物に関する。 (発明の構成) 本発明の化合物は一般式: 〔式中Xは水素原子又はCO−R1(R1は非置換
の又はハロゲン原子又は炭素原子数1ないし3の
アルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし6
のアルキル基;炭素原子数3ないし6のアルケニ
ル基、炭素原子数3ないし6のアルキニル基、炭
素原子数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子数
3ないし6のアルケニルオキシ基、炭素原子数3
ないし6のシクロアルキル基又はテトラヒドロフ
リ−2−イル基を表わす)を表わす〕 で表わされる。 指示されている炭素原子数によつて、アルキル
基自身又は他の置換基の部分としてのアルキル基
は、例えば以下の基を意味すると理解されてよ
い:メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基等及びそれらの異性
体、例えばイソプロピル基、イソブチル基、第三
ブチル基、イソペンチル基等。ハロゲノアルキル
基はモノーないしペルハロゲン化アルキル置換
基、例えばCH2Cl、CHCl2、CCl2、CH2Br、
CHBr2、CBr3、CH2F、CHF2、CF3、CCl2F、
CCl2−CHCl2、CH2CH2F、CI3等が挙げられる。
本明細書を通じて、ハロゲン原子はフツ素原子、
塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を意味すると
理解してよく、フツ素原子、塩素原子又は臭素原
子が好ましい。炭素原子数3ないし6のアルケニ
ル基は1個以上の二重結合を含む不飽和脂肪族基
であり、例えば1−プロペニル基、アリル基、1
−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル
基、CH3CH=CHCH=CH−等が挙げられる。
アルキル基は最大6個の炭素原子を含む不飽和の
脂肪族基、例えばプロパルギル基、2−ブテニル
基、3−ブテニル基等を意味すると解してよい。 通常の状態で式の化合物は安定な油状物、樹
脂状物又は多くは結晶性固体であり、非常に価値
ある殺微生物活性によつて特徴ずけられる。それ
らは例えば農業又は関連する分野で予防的に又は
治癒的に植物病原性微生物を防除する為に使用す
ることができる。式の化合物は広い温度範囲で
の非常に優れた殺菌活性を示し、それらの使用は
何らの問題も生じさせないことを特徴とする。 その著しい殺微生物性のために好適な上記式
の化合物は、Xとして次の置換基又はこれら置換
基の組み合せを含むものである:水素原子又は
CO−R1(R1は非置換の又は塩素原子、臭素原子
又は炭素原子数1ないし3のアルコキシ基で置換
された炭素原子数1ないし4のアルキル基;炭素
原子数3もしくは4のアルケニル基、炭素原子数
3もしくは4のアルキニル基、炭素原子数1ない
し4のアルコキシ基、炭素原子数3もしくは4の
アルケニルオキシ基、炭素原子数3ないし6のシ
クロアルキル基又はテトラヒドロフリ−2−イル
基を表わす)。 前記式の化合物のうち、次の個々の物質が優
れた殺菌性のゆえに特に好ましい。 3−(2,2−ジフルオロベンゾジオキソール
−4−イル)−4−シアノピロール(化合物
1.1); 1−アセチル−3−(2,2−ジフルオロベン
ゾジオキソール−4−イル)−4−シアノピロー
ル(化合物1.2); 1−メトキシアセチル−3−(2,2−ジフル
オロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シア
ノピロール(化合物1.15); 1−メトキシカルボニル−3−(2,2−ジフ
ルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シ
アノピロール(化合物1.24); 1−アリルオキシカルボニル−3−(2,2−
ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
−シアノピロール(化合物1.30);及び 1−n−プロポキシアセチル−3−(2,2−
ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
−シアノピロール(化合物1.32)。 本発明によれば、上記式の化合物は、 (a) 有機溶媒中でアルカリ性媒質中、下記式で
表される2,3−(ジフルオロメチレンジオキ
シ)シンナモニトリルとパラトルエンスルホニ
ルメチルイソシアニドとを、パラトルエンスル
フイン酸又はその塩の脱離を伴うミカエル付加
環化反応(Michael cycloaddition reaction)
に付すことにより、 〔Me はアルカリ金属イオン又はアルカリ土
類金属イオンを表わす〕 及び、 (b) 続けて式aの化合物を有機溶媒中、酸受容
体及び所望により触媒の存在下、式の化合物
でアシル化することにより、 〔式中、R1は上記式において定義した意
味を表わす〕 製造される。 反応工程(a): ここで、パラトリルスルホニル基としては、ミ
カエル付加反応のためにメチルイソシアニド基中
のメチレン基を活性化することのできる多くの基
が挙げられる。そのような活性化基の更に好まし
い例としてはベンゼンスルホニル基、メシル基の
ような低級アルキルスルホニル基が挙げられる。 付加環化は非求核性塩基の存在下で有利に行な
われる。好適な塩基は水素化ナトリウムのような
アルカリ金属水素化物、或はNa2CO3、K2CO3
ようなアルカリ金属炭酸塩類又はアルカリ土類金
属炭酸塩類、或は(CH33CO K のようなア
ルカリ金属アルコラート類及びその他のものであ
る。該塩基は有利には出発物質に基づいて少なく
とも等モル量用いられる。 付加環化反応は不活性溶媒中で行なうのが好都
合である。その付加環化反応に適する好ましい無
水溶媒は例えば次のものである:芳香族及び脂肪
族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、石油エーテル、リグロイン又はシクロヘキサ
ン;エーテル及びエーテル様化合物例えばジエチ
ルエーテル、ジイソプロポルエーテル、第三ブチ
ルメチルエーテルのようなジアルキルエーテル、
ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン又はアニ
ソール;ジメチルスルホキシドのようなスルホン
及びそのような溶媒相互の混合物。 付加環化反応は通常−30゜ないし+120℃、好ま
しくは−30゜ないし+50℃の範囲内で、又は混合
溶媒の溶媒沸点で行なわれる。 適する塩基を選択した時、付加環化反応は水性
媒質中でも都合良く行なうことができる。そのよ
うな場合の好適な塩基は水溶性の無機及び有機塩
基、特にLiOH,NaOH又はKOHのようなアル
カリ金属水酸化物、及びアンモニウム塩基、例え
ば(CH34NOHのようなテトラアルキルアンモ
ニウム水酸化物が挙げられる。塩基は出発物質に
基づいて少なくとも等モル量用いられる。水性ベ
ースを用いる時は、その反応を不均質二層系で行
なうのが有利である。 有機水非混和性層のための適当な溶媒の例とし
ては次のものが挙げられる:脂肪族及び芳香族炭
化水素例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、石油エーテル、リグロイン、ベンゼン、トル
エン、キシレン等;ハロゲン化炭化水素例えばジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、エチ
レンジクロライド、1,2−ジクロロエタン、テ
トラクロロエチレン等;又は脂肪族エーテル例え
ばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
第三ブチルメチルエーテル等。 この形態の反応操作において、その反応速度を
早めるためには相間移動触媒を存在させるのが有
利である。そのような触媒の例として次のものが
挙げられる:テトラアルキルアンモニウムハライ
ド、硫酸水素塩又は水酸化物例えばテトラブチル
アンモニウムクロライド、ブロマイド又はヨーダ
イド;トリエチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、ブロマイド又はヨーダイド等。ホスホニウム
塩もまた相間移動触媒として適当なものである。 相間移動触媒による付加環化反応は0゜ないし80
℃、好ましくは10゜ないし50℃の温度範囲内で、
又は混合溶媒の沸点で行なうことができる。付加
環化反応は、上記の具体的プロセスにいては常圧
下で行なうことができる。反応時間は一般的に1
ないし16時間であり、相間移動触媒を用いる場合
は30分ないし10時間である。 反応工程(b): 式aの化合物のアシル化は当業者により知ら
れている通常の条件のもとで行なうことができ
る。 適当な不活性溶媒ないし希釈剤の例としては次
のものである:脂肪族及び芳香族炭化水素例えば
ベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル;
ハロゲン化炭化水素例えばクロロベンゼン、メチ
レンクロライド、エチレンクロライド、クロロホ
ルム、四塩化炭素、エトラクロルエチレン;エー
テル及びエーテル様化合物例えばジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、第三ブチルメチル
エーテルのようなジアルキルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン;ニトリル例えばアセト
ニトリル、プロピオニトリル;ケトン例えばアセ
トン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン;及
びそのような溶媒相互の混合物。ジメチルホルム
アミド、テトラヒドロフラン及びジオキサンが好
ましい。 適当な酸受容体の例としては無機塩基、例えば
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物、水
酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩、並びにアルカリ金
属又はアルカリ土類金属の酢酸塩、及びまたは有
機塩基、例えばトリアルキルアミン(トリメチル
アミン、トリエチルアミン等)のような第三級ア
ミン、ピリジン又はピリジン塩基(4−ジメチル
アミノピリジン、4−ピロリジルアミノピリジ
ン)が挙げられる。好ましい酸受容体はトリメチ
ルアミン又はトリエチルアミンのようなトリアル
キルアミンである。 反応温度は反応状態によつて変化する。一般的
には−25℃ないし100℃、好ましくは−10゜ないし
+75℃の範囲である。 式aの化合物を製造するための出発物質であ
る式で表わされるシンナモニトリルは、下記式
で表わされる2,3−(ジフルオロメチレンジ
オキシ)−アニリンから製造され、該化合物は当
業者にとつて公知の慣用手段により下記式Xで表
わされるジアゾニウム塩に転化される。 次いで式Xのジアゾニウム塩は、可溶化剤とし
てのジアルキルケトンを含む水性反応媒質中で塩
化銅()の存在下、下記式XIで表わされるアク
リロニトリルと反応させられ、下記式XIIで表わさ
れる付加物を生じる。 続けて不活性溶媒中、式XIIで表わされる化合物
と酸受容体との反応によつてHClが脱離し、式
で表わされる2,3−(ジフルオロメチレンジオ
キシ)シンナモニトリルが生じるが、該生成物は
シス及びトランス異性体の混合物であつてクロマ
トグラフイーによつて慣用手段で分けることがで
きる。 式Xで表わされるジアゾニウム塩と式XIで表わ
されるアクリロニトリルの反応は、通常のサンド
マイヤー法(Sandmeyer method)を、芳香族
ジアゾニウム化合物とα−β不飽和カルボニル化
合物のメーヤワイン反応(Meerwein reaction)
条件に一部変更(modification)したものであ
り、それによつてジアゾニウム基のハロゲン原子
による置換が抑制され付加反応に好都合となる
〔エー・ミユラー(E.Mueller),アンゲヴアンテ
ヒエミー(Angewandte Chemie)61巻、第
178−183頁、1949年参照〕。 反応の実施において、両反応体(ジアゾニウム
塩及びアクリロニトリル)は、1:1ないし1:
8の範囲内の比で、好ましくは1:2の比で用い
られる。反応温度は20゜ないし50℃、好ましくは
25°ないし35℃の範囲内がよい。反応時間は1/2時
間から10時間、好ましくは1ないし3時間であ
る。水性反応媒質中の可溶化剤としてはエチルメ
チルケトンを用いるのが好ましい。 式XIIで表わされる化合物から塩酸を脱離させる
反応に用いる不活性溶媒の例としては、脂肪族及
び芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン、石油エーテル;ハロゲン化炭化水素例え
ばクロロベンゼン、メチレンクロライド、エチレ
ンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素、エト
ラクロロエチレン;エーテル及びエーテル様化合
物例えばジアルキルエーテル(ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、第三ブチルメチル
エーテル等)、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン;ニトリル例えばアセトニトリル、プロピオニ
トリル;N,N−ジアルキル化アミド例えばジメ
チルホルムアミド;ジメチルスルホキシド;ケト
ン例えばアセトン、ジエチルケトン、及びそのよ
うな溶媒相互の混合物が挙げられる。適当な酸受
容体は弱求核性有機塩基であり、トリアルキルア
ミンが好ましい。脱離反応は室温から溶媒の還流
温度までの温度範囲、好ましくは30゜ないし60℃
の範囲で行なわれる。反応時間は1ないし24時
間、好ましくは3ないし12時間である。 幾つかの3−フエニル−4−シアノピロール誘
導体は殺菌剤として公知である。そのような化合
物は例えばテトラヘドロン レターズ
(Tetrahedron Letters)52巻、第5337〜5340頁
(1972年)及び西独公開特許第2927480号に記載さ
れている。しかしながら公知誘導体のその効果は
所望の程度を完全に満足するものであると常に証
明されなかつた。 驚くべきことに、本発明の式の化合物は実用
的な野外の使用目的のため、有害な微生物に対す
る、特に植物病原性菌類及びバクテリアに対する
非常に有利な殺微生物活性スペクトルを有するこ
とが判明した。式の化合物は非常に有利な治
療、浸透及び、特に保護するために使用できる。
種々の有用作物の植物又はその一部(果実、花、
葉、塊茎、根)にはびこる微生物を抑制又は撲滅
することができ、同時に後から成長する植物部分
をそのような微生物の攻撃から保護することもで
きる。 式の有効成分は下記の類に属する植物病原性
菌類に対して有効である。嚢子菌類〔例えばエリ
シフエ(Erusiphe)、スクレロチニア
(Sclerotinia)、フーザリウム(Fusarium)、モ
ニリニア(Monilinia)、ヘルミントスポリウム
(Helminthosporium)〕;担子菌類〔例えばプシ
ニア(Puccinia)、フスベ菌(Tilletia)、リゾク
トニア(Rhizoctonia)〕;並びに藻菌類に属する
卵菌類〔例えばフイトフトラ(Phytophthora)〕。
植物保護剤として、式で表わされる化合物は不
完全菌類の渋滞で有害な菌〔例えばセルコスポラ
(Cercospora)、ピリクラリア(Piricularia)、及
び特にボトリチス(Botrytis)に対して特に好都
合に使用できる。ぶどう、イチゴ、リンゴ、玉ね
ぎ及びその他の種々の果実及び野菜のボトリチス
種〔ボトリチスシネレア(Botorytis Cinerea)、
ボトリチスアリイ(Botortis allii)〕及び灰色カ
ビ(gray mould)は相当の経済的損害を引き起
こす有害な菌である。特に表1の化合物1.1は広
い活性スペクトルを有している。それらはピリク
ラリア、ボトリチス及びリゾクトニアに対して優
れた殺菌活性を示すのみならず、エリシフエ及び
ベンチユリア(Venturia)を継続的に防除する
のにも適している。更に式の化合物は浸透作用
を有している。加えて、式の化合物は植物又は
動物に由来する貯蔵品を保護するために好都合に
使用できる。それらは線状菌、例えばペニシリウ
ム(Penicillium)、アスペルギルス
(Aspergillus)、クモノスカビ(Rhizopus)、フ
ーザリウム(Fusarium)、ヘルミントスポリウム
(Helminthosporium)、ニグロスポラ
(Nigrospora)及びアルターナリア
(Alternaria)、並びにバクテリア例えば酪酸菌及
び酵母例えばカンジダ(Candida)を防止する。
更にこれら化合物は種子中に又は土壌中に発生す
る細菌に対し優れた活性を有している。 植物保護剤として、式で表わされる化合物は
有害な副作用により前記の植物に損傷を与えるこ
となしに、栽培植物を保護する農業の実用的な使
用のための非常に有利な活性スペクトルを有す
る。 式の化合物はまた種子(果実、塊茎、種子)
及び植物のさし木を菌類感染並びに土壌に生じる
植物病原性菌類から保護するための紛衣剤として
も使用し得る。特に式の化合物はフーザリウ
ム、ヘルミントスポリウム及びフスベ菌種のよう
な細菌生物を防除するための穀物用粉衣剤として
非常に効果的である。 従つて、本発明はまた植物病原性微生物、特に
植物病原性真菌を防除しそしてそのような微生物
による攻撃から植物を、及び植物及び動物に由来
する貯蔵品を保護するための式の化合物を含む
殺菌剤組成物に関するものである。 本発明の範囲内で保護される対象作物は下記の
植物種を含む:穀類(小麦、大麦、ライ麦、オー
ト麦、米、さとうもろこし及び関連作物);ビー
ト(砂糖大根及び飼料用ビート);核果、梨状果
及び軟果実(りんご、梨、プラム、桃、アーモン
ド、さくらんぼ、いちご、ラズベリー及びブラツ
クベリー);まめ科植物(そら豆、レンズ豆、え
んどう豆、大豆);油用植物(あぶらな、マスタ
ード、ポピー、オリーブ、サンフラワー、ココナ
ツツ、ヒマシ油植物、ココア豆、落花生);うり
科植物(きゆうり、かぼちや、メロン);繊維植
物(綿、亜麻、大麻、黄麻);橙属植物(オレン
ジ、レモン、グレープフルーツ、マンダリン);
野菜(ホウレンソウ、レタス、アルパラガス、キ
ヤベツ、にんじん、玉ねぎ、トマト、馬れいし
よ、パプリカ);クスノキ科(アボガド、シナモ
ン、樟脳);とうもろこし、タバコ、ナツツ、コ
ーヒー、甘薯糖、茶、ぶどうのつる、ホツプ、バ
ナナ及び天然ゴム植物、並びに観賞植物(キク科
植物)。 貯蔵保護のため式の化合物はそのままの形態
で、或は好ましくは製剤業界で慣用の補助剤と共
に使用され、従つて公知の方法により乳剤原液、
はけ塗り用ペースト(brushable paste)、直接噴
霧可能な又は希釈可能な溶液、希釈乳剤、水和
剤、水溶剤、粉剤、粒剤及び例えばポリマー物質
によるカプセル化剤に製剤化される。噴霧、霧
化、散粉、散水又は注水のような適用法及び組成
物の配合は、目的とする対象及び使用環境によつ
て選ばれる。適用量は通常保護すべき基本100Kg
当り有効成分0.01ないし多くても2Kgである。し
かし、それらは基体の性質(表面積、密度、水分
量)及び環境の影響に非常に大きく依存してい
る。 本発明の範囲内で、貯蔵品とは植物及び/又は
動物に由来する天然物質及びそれらから更に加工
して得られる製品、例えば新たに収穫されたか又
は更に加工された(予備乾燥された、湿らされ
た、押し潰された、粉にされた、焼かれた)形態
の、自然のライフサイクルが中断した下記植物及
びその部分(茎、葉、塊茎、種子、果実、穀粒)
を意味するものと理解されたい。下記の農産物が
例として挙げられるが、これらは本発明の範囲内
で使用分野を限定するものではない:穀類(小
麦、大麦、ライ麦、オート麦、米、さとうもろこ
し及び関連作物);ビート(砂糖大根及び飼料用
ビート);核果、梨状果及び軟果実(りんご、梨、
プラム、桃、アーモンド、さくらんぼ、いちご、
ラズベリー及びブラツクベリー);まめ科植物
(そら豆、レンズ豆、えんどう豆、大豆);油用植
物(あぶらな、マスタード、ポピー、オリーブ、
サンフラワー、ココナツツ、ヒマシ油植物、ココ
ア豆、落花生);うり科植物(きゆうり、かぼち
や、メロン);繊維植物(綿、亜麻、大麻、黄麻、
ラミー);橙属植物;野菜(ホウレンソウ、レタ
ス、アルパラガス、キヤベツ、にんじん、玉ね
ぎ、トマト、馬れいしよ、パプリカ);クスノキ
科(アボガド、シナモン、樟脳);とうもろこし、
タバコ、ナツツ、コーヒー、甘薯糖、茶、ぶどう
のつる、くりの実、ホツプ、バナナ、牧草、及び
干し草。 動物に由来する天然の製品は例えば、特に乾燥
肉及び加工された魚類製品例えば乾燥した貯蔵
肉、乾燥した貯蔵用の魚、肉のエキス、骨粉、魚
粉及び動物の乾燥飼料である。 式で表わされる化合物で処理された貯蔵品は
糸状菌及び他の有害な微生物による攻撃から永続
的に保護される。有害な及びある場合には発癌性
の糸状菌〔アフラトキシンス(aflatoxins)及び
オクラトキシンス(ochratoxins)〕の形態が抑制
され、製品は変質から保護され、それらの品質は
長期間維持される。本発明の方法は微生物例えば
酵母菌、バクテリア及び特に糸状菌により攻撃さ
れる乾燥した及び湿つた貯蔵品の全ての形態に使
用できる。 有効成分を施用する好ましい方法は有効成分の
液体の配合剤で噴霧するか湿らすか、又は有効成
分の固体製剤を基体と混合することよりなる。本
発明はまた貯蔵品を保護する本明細書記載の方法
にも関するものである。 式の有効成分は通常製剤の形態で適用され、
そして作物の地面又は処理すべき植物又は基体に
同時に又は連続して別の化合物と共に適用し得
る。これらの他の化合物は肥料又は微量養分供給
体、或は植物成長に影響を及ぼす他の製剤でもあ
り得る。所望により更に製剤業界にて慣用の担体
界面活性剤又は塗布促進用補助剤と共に使用し
て、選択的除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺バクテリ
ア剤、線虫撲滅剤、軟体動物撲滅剤又はこれらの
製剤の幾つかの混合物となり得る。適当は担体及
び補助剤は固体又は液体であり得、そして製剤技
術において通常使用される物質、例えば天然又は
再生鉱物、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、増粘
剤、結合剤又は肥料に相当する。リン脂質は特に
好都合な補助剤である。 式の化合物又は該化合物の少なくとも1種を
含む農薬組成物の好ましい適用法は葉への適用で
ある。適用回数及び適用量は対応する病原(菌
種)による感染のきざしによる。しかしながら、
式の化合物はまた、液体製剤として植物の栽培
地に含浸させるか或は固形物の形態、例えば粒剤
の形態で土壌を通して根を通過して植物に侵入さ
せ得る(浸透作用)。式の化合物はまた、種子
に式の化合物を含む液体製剤を含浸させるか或
は種子を固体製剤で被覆することにより、種子に
適用する(被覆)こともできる。更に別のタイプ
の適用例えば植物の茎又は芽の選択的処理も可能
である。 式の化合物はそのままの形態で、或は好まし
くは製剤業界で慣用の補助剤と共に使用され、公
知の方法により例えば乳剤原液、被覆ペースト、
直接噴霧可能な又は希釈可能な溶液、希釈乳剤、
水和剤、水溶剤、粉剤、粒剤及び例えばポリマー
物質によるカプセル化剤に処理される。組成物の
タイプと同様、噴霧、霧化、散粉、散水又は注水
のような適用法は、目的とする対象及び使用環境
に依存して選ばれる。有利な適用量は通常1ヘク
タール当り有効成分(a.i.)50gないし5Kg、好
ましくは100gないし2Kg、最も好ましくは200g
ないし600ga.i./haである。 製剤、即ち式の化合物(有効成分)と適当な
場合には固体又は液体の補助剤を含む組成物又は
製剤は、公知の方法により、例えば有効成分を溶
媒、固体担体及び適当な場合には表面活性化合物
(界面活性剤)のような増量剤と十分に混合及
び/又は摩砕することにより製造される。 適当な溶媒は次のものである:芳香族炭化水
素、好ましくは炭素原子数8ないし12の部分、例
えばキシレン混合物又は置換ナフタレン;ジブチ
ルフタレート又はジオクチルフタレートのような
フタル酸エステル;シクロヘキサン又はパラフイ
ンのような脂肪族炭化水素;エタノール、エチレ
ングリコール、エチレングリコールモノメチル又
はモノエチルエーテルのようなアルコール及びグ
リコール並びにそれらのエーテル及びエステル;
シクロヘキサノンのようなケトン;N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド又はジメ
チルホルムアミドのような強極性溶媒;並びにエ
ポキシ化ココナツツ油又は大豆油のようなエポキ
シ化植物油;又は水。 例えば粉剤及び分散性粉末に使用できる固体担
体は通常、方解石、タルク、カオリン、モンモリ
ロナイト又はアタパルジヤイトのような摩砕した
天然鉱物である。物性を改良するために高分散ケ
イ酸又は高分散吸収性ポリマーを加えることも可
能である。適当な粒状吸収性担体は多孔性型のも
ので、例えば軽石、破壊レンガ、セピオライト又
はベントナイトであり、そして適当な非吸収性担
体は、方解石又は砂のような物質である。更に非
常に多くの粒状化した無機質の物質及び有機質、
特にドロマイト又は粉状化植物残骸が使用し得
る。 製剤化された式の化合物の性質により、適す
る界面活性化合物は、良好な乳化、分散及び水和
性を有する非イオン性、陽イオン性及び/又は陰
イオン性界面活性剤である。“界面活性剤”はま
たは界面活性剤の混合物も含むものと理解された
い。 適当な陰イオン性界面活性剤はいわゆる水溶性
石ケン又は水溶性合成界面活性化合物であり得
る。 適当な石ケンは高級脂肪酸(C10〜C22)のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、又は未置換又
は置換のアンモニウム塩、例えばオレイン酸又は
ステアリン酸、或いは例えばココナツツ油又は獣
脂から得られる天然脂肪酸混合物のナトリウム又
はカリウム塩である。脂肪酸メチルラウリン塩も
また適する。 しかしながら、いわゆる合成界面活性剤は特
に、脂肪族スルホネート、脂肪族サルフエート、
スルホン化ベンズイミダゾール誘導体又はアルキ
ルスルホネートが更に頻繁に使用される。 脂肪族スルホネート又はサルフエートは通常ア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩或は未置換又
は置換のアンモニウム塩の形態にあり、そしてア
シル基のアルキル部分をも含む炭素原子数8ない
し22のアルキル基を含み、例えばリグノスルホン
酸、ドデシル硫酸エステル又は天然脂肪酸から得
られる脂肪アルコールサルフエートの混合物のナ
トリウム又はカルシウム塩である。これらの化合
物には硫酸エステルの塩及び脂肪酸アルコール/
エチレンオキシド付加物のスルホン酸の塩も含ま
れる。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、
好ましくは二つのスルホン酸基と8なしい22の炭
素原子を含む一つの脂肪酸基とを含む。アルキル
アリールスルホネートの例は、ドデシルベンゼン
スルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸又は
ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物
のナトリウム、カルシウム又はトリエタノールア
ミン塩である。対応するホスフエート、例えば4
ないし14モルのエチレンオキシドを含むp−ノニ
ルフエノール付加物のリン酸エステル塩もまた適
当である。 非イオン性界面活性剤は、好ましくは脂肪族又
は脂環式アルコール、飽和又は不飽和脂肪酸及び
アルキルフエノールのポリグリコール・エーテル
誘導体であり、該誘導体は3ないし30個のグリコ
ール・エーテル基、及び(脂肪族)炭化水素部分
に8ないし20個の炭素原子、そしてアルキルフエ
ノールのアルキル部分に6ないし18個の炭素原子
を含む。 他の適当な非イオン性界面活性剤は、ポリエチ
レン・オキシドとポリプロピレン・グリコール、
エチレンジアミン、ポリプロピレン・グリコール
及びアルキル鎖中に1ないし10個の炭素原子を含
むアルキルポリプロピレン・グリコールとの水溶
性付加物であり、その付加物は20ないし250個の
エチレン・グリコール・エーテル基、及び10ない
し100個のプロピレングリコール・エーテル基を
含む。これらの化合物は通常、プロピレン・グリ
コール単位当り1ないし5のエチレングリコール
単位を含む。 非イオン性界面活性剤の代表的例は、ノニルフ
エノール−ポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポ
リグリコール・エーテル、ポリプロピレン/ポリ
エチレン・オキシド付加物、トリブチルフエノキ
シポリエチレンエタノール、ポリエチレン・グリ
コール及びオクチルフエノキシポリエトキシエタ
ノールである。ポリオキシエチレンソルビタント
リオレートのようなポリオキシエチレンソルビタ
ンの脂肪酸エステルもまた適当な非イオン性界面
活性剤である。 カチオン性界面活性剤は、好ましくはN−置換
基として少なくとも一つの炭素原子数8ないし22
のアルキル基と、更に置換基として未置換又はハ
ロゲン化された低級アルキル基、ベンジル基又は
低級ヒドロキシアルキル基とを含む第四級アンモ
ニウム塩である。該塩は好ましくはハロゲン化
物、メチル硫酸塩又はエチル硫酸塩の形態にあ
り、例えばステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド又はベンジル−ジ−(2−クロロエチル)
アンモニウムブロマイドである。貯蔵保護の分野
で、人間及び動物の食物に容認できる補助剤が好
ましい。 農薬製剤は通常、式の化合物0.1ないし99%、
好ましくは0.1ないし95%、固体又は液体補助剤
99.9ないし1%、特に99.9ないし5%、及び界面
活性剤0ないし25%、特に0.1ないし25%を含む。 しかし、最終的使用者は一般に希釈した組成物
を使用するので、市販の製品としてはむしろ濃厚
物として製剤するのが好ましい。 該製剤は特別な効果を成すために安定剤、消泡
剤、粘度調節剤、結合剤、粘着付与剤並びに肥料
のような他の助剤、又は他の有効成分を含むこと
もできる。 そのような農薬製剤も本発明の目的を構成す
る。 以下の実施例は本発明を更に詳しく説明するも
のであるが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。%と部はそれぞれ重量%及び重量部であ
る。 製造実施例 1.1 2,3−(ジフルオロメチレンジオキシ)シ
ンナモニトリルの製造 (a) 酢酸71ml中に4−アミノ−2,2−ジフル
オロベンゾジオキソール34.6gを溶解させた
溶液に、32%塩酸50ml及び水6mlを加える。
得られた混合物に、水30mlに亜硝酸ナトリウ
ム15gを溶解させた溶液を0℃にて滴下して
加える。それから0℃にて1時間その混合物
を撹拌する。得られた懸濁液を少量ずつ徐々
にアクリロニトリル27ml及びエチルメチルケ
トン24ml中に27〜30℃の温度にて加える。同
時に塩化銅()0.75gを32%塩酸7.5mlに
溶解した溶液を分離した滴下漏斗から滴下し
て加える。滴下により加え終えた後、その混
合物を35℃にて更に30分撹拌しそれから氷に
注ぐ。その混合物をメチレンクロライドで2
度抽出し、その有機相を氷冷した希苛性ソー
ダ溶液で2度抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥
して濾過し、そしてその溶液を700mlの容量
まで濃縮する。 (b) 上記のメチレンクロライド溶液にトリエチ
ルアミン34.6mlを加え、その反応系を還流温
度に加熱し、12時間保つ。冷却後、その暗色
溶液を氷水に注ぐ。生じた分離相の水相を再
びメチレンクロライドで抽出する。その有機
相を氷冷した希塩酸で2度抽出し、そして続
けて塩化ナトリウムの半飽和溶液で洗浄し、
そしてその濾液を濃縮する。シス及びトラン
ス異性体が混合しているその粗生成物のクロ
マトグラフイー〔展開溶媒;混合石油留分/
酢酸エチル(20:1)〕によつて上記シンナ
モニトリルのトランス異性体(異性体混合物
の主異性体)が純粋な形で得られる。融点53
〜56℃の黄色状結晶。 NMR(60MHz,CFCl3)6.2ppm(d,J=
17Hz,1H);7.2ppm(s,3H);7.4ppm(d,
J=27Hz,1H)。 1.2 3−(2,2−ジフルオロベンゾジオキソー
ル−4−イル)−4−シアノピロールの製造 上記シンナモニトリル38.8g及びパラトルエ
ンスルホニルメチルイソシアニド43.4gをテト
ラヒドロフラン250mlに溶かした溶液、及びカ
リウム第三ブチラート29.2gをテトラヒドロフ
ラン250mlに溶かした溶液を、2つの滴下ロー
トから−5゜ないし+5℃にておのおのテトラヒ
ドロフラン100ml中へ滴下する。それからその
混合物を0℃で1時間さらに室温で2時間撹拌
する。その後、その反応混合物を氷水に注ぎ、
酢酸エチルで2度抽出する。その有機抽出物を
塩化ナトリウムの半飽和溶液で4回洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥し、シリカゲル、少量の活
性炭及びケイソウ土(セライトCelite )と共
に撹拌して濾過し、そしてその濾液を濃縮す
る。残留物を少量のメチレンクロライドから−
30℃にて結晶化させると融点197〜199℃のベー
ジユ色結晶16.5gが得られる。 1.3 1−アセチル−3−(2,2−ジフルオロベ
ンゾジオキソール−4−イル)−4−シアノピ
ロールの製造 4−ジメチルアミノピリジン0.2g及びトリ
エチルアミン1.6mlを、上記ピロール2.5gをテ
トラヒドロフラン10mlに溶かした溶液に加え
る。それからテトラヒドロフラン5mlにアセチ
ルクロライド0.85ml合せた溶液を、−10℃にて
徐々に滴下しながら加える。その反応混合物を
解凍氷浴中で16時間撹拌してから濾過し、そし
て濾液を濃縮する。その固体残留物をトルエン
と石油留分の混合物から再結晶すると、融点
133〜135℃の結晶状N−(アセチル)−3−〔2,
2−ジフルオロベンゾジオキソール−4−イ
ル〕−4−シアノピロールが得られる。 表中に掲げた化合物1.3ないし1.32も同様の
方法により製造される。
【表】
【表】 2 式で表わされる液状有効成分の配合例(%
は全て重量%) 2.1 乳剤原液
【表】 乳剤原液を水で希釈することにより、所望
の濃度のエマルジヨンを製造することができ
る。 2.2 溶液剤
【表】
【表】 これらの溶液は微小滴状で施用するのに適す
る。 2.3 粒 剤 (a) (b) 表1の化合物 5% 10% カオリン 94% − 高分散ケイ酸 1% − アタパルジヤイト − 90% 有効成分を塩化メチレンに溶解し、この溶
液を担体に噴霧し、続いて溶媒を減圧留去す
る。 2.4 粉 剤 (a) (b) 表1の化合物 2% 5% 高分散ケイ酸 1% 5% タルク 97% − カオリン − 90% 有効成分と担体とを十分に混合することに
より、そのまま使用することのできる粉剤が
得られる。 式で表わされる固形有効成分の配合例
(%は全て重量%) 2.5 水和剤
【表】 有効成分を補助剤とともに充分に混合した
後、該混合物を適当なミルで良く磨砕する
と、水で希釈して所望の濃度の懸濁液を得る
ことのできる水和剤が得られる。 2.6 乳剤原液 表1の化合物 10% オクチルフエノールポリエチレングリコール
エーテル(エチレンオキシド4〜5モル)
3% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル(エチレン
オキシド36モル) 4% シクロヘキサノン 30% キシレン混合物 50% この乳剤原液を水で希釈することにより、
所望の濃度のエマルジヨンを得ることができ
る。 2.7 粉 剤 (a) (b) 表1の化合物 5% 8% タルク 95% − カオリン − 92% 有効成分を担体とともに混合し、適当なミ
ル中でこの混合物を磨砕することにより、そ
のまま使用することのできる粉末が得られ
る。 2.8 押出し粒剤 表1の化合物 10% リグノスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 87% 有効成分を補助剤とともに混合し、続いて
この混合物を磨砕し水で湿めらす。混合物を
押出し、空気流中で乾燥させる。 2.9 被覆粉剤 表1の化合物 3% ポリエチレングリコール200 3% カオリン 94% 細かく粉粋した有効成分を、ミキサー中
で、ポリエチレングリコールで湿められたカ
オリンに均一に施用する。この方法により非
粉塵性被覆粒剤が得られる。 2.10 懸濁原液 表1の化合物 40% エチレングリコール 10% ノニルフエノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド15モル) 6% リグノスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2% 75%水性エマルジヨン形シリコーンオイル
0.8% 水 32% 細かく粉砕した有効成分を補助剤とともに
十分に混合し、水で希釈することにより所望
の濃度の懸濁液を得ることのできる懸濁性濃
厚物が得られる。 3 生物学的試験例 実施例 3.1. 小麦についてのプシニア グラミニス(黒さび
病菌:Puccinia graminis)に対する作用 (a) 残留保護作用 小麦の植物体を、播種6日後に試験化合物の
水和剤から調製した噴霧用液(該化合物0.02
%)を噴霧する。24時間後に、処理した植物体
に菌の夏胞子の懸濁液により菌を感染させる。
この植物体を相対湿度95〜100%、約20℃で48
時間培養し、次に温室内に約22℃で放置する。
感染後12日目に銹病いぼのひろがりを評価す
る。 (b) 浸透作用 小麦の植物体を播種5日後に試験化合物の水
和剤から調製した噴霧用混合物(土壌の容積に
対し該化合物0.006%)で処理する。48時間後
に、処理した植物体に菌の夏胞子の懸濁液によ
り菌を感染させる。その植物体を相対湿度95〜
100%、約20℃で48時間培養し、次に温室内に
約22℃で放置する。感染後12日目に銹病いぼの
ひろがりを評価する。 表1の化合物はプシニア菌に対し優れた活性
を示した。未処理で菌を感染させた対照植物は
プシニアにより100%攻撃された。化合物1.2,
1.15,1.22,1.26及び1.27その他はプシニアの
攻撃を0ないし5%に抑制した。 実施例 3.2 落花生におけるセルコスポラ アラキジコラ
(褐斑病菌:Cercospora arachidicolaに対する
作用 残留保護作用 高さ10ないし15cmの落花生の植物体に試験化合
物の水和剤から調製した噴霧用混合物(該化合物
0.006%)を噴霧し、48時間後に菌の分生胞子懸
濁液により菌を感染させる。菌を感染させた植物
体を約21℃で高湿度のもとに72時間培養し、次い
で典型的なはん点が葉に生ずる迄温室内に放置す
る。感染12日後にはん点の数と大きさにより殺菌
作用を評価する。 未処理で感染させた対照植物体(はん点の数及
び大きさ=100%)と比較して、表1の化合物で
処理された落花生の植物体に対するセルコスポラ
の攻撃は十分に減少した。このように化合物1.1,
1.2及び1.15は上記テストにおいて、はん点の発
生をほぼ完全に抑制した。 実施例 3.3. 大麦についてのエリシフエ グラミニス(うど
んこ病菌:Erysiphe graminis)に対する作用 高さ8cmの大麦の植物体に水和剤として製剤化
された供試化合物から調製された噴霧用混合物
(0.02%)を噴霧する。3ないし4時間後に処理
した植物体を菌の分生胞子でまぶす。次に感染し
た大麦植物体を約22℃の温室内に放置する。10日
後に感染の度合を評価する。表1の化合物はエリ
シフエの大麦への攻撃に対して非常に効果的であ
つた。 実施例 3.4. りんごの苗条におけるベンチユリア インアク
アリス(黒星病菌:Venturia inaequalis)に
対する残留保護作用 長さ10ないし20cmの新しい苗条によるりんごの
さし木に試験化合物の水和剤から調製した噴霧用
混合物(該化合物0.06%)を噴霧する。24時間後
に菌の分生胞子懸濁液により菌を感染させる。次
に植物体を相対湿度90〜100%で5日間培養し、
更に10日間20ないし24℃で温室内に放置する。感
染1ないし5日後に痂皮の蔓延を評価する。 表1の化合物は、りんごの苗条におけるベンチ
ユリアに対し優れた活性を示した。化合物1.1,
1.2,1.15,1.22,1.26及び1.27は攻撃を10%以下
に抑制した。未処理で菌を感染させたものはベン
チユリアにより100%攻撃された。 実施例 3.5. 大豆におけるボトリチス シネレア(灰色かび
病菌:Botrytis cinerea)に対する作用 残留保護作用 高さ約10cmの大豆の植物体に試験化合物の水和
剤から調製した噴霧用混合物(該化合物0.02%)
を噴霧し、48時間後に菌の分生胞子懸濁液により
菌を感染させる。菌を感染させた植物体を21℃で
相対湿度95ないし100%で3日間培養し、次いで
菌の攻撃を評価する。表1ないし3の化合物は多
くの場合非常に強力に菌の感染を防いだ。0.02%
の濃度で、化合物1.1,1.2,1.15,1.24,1.30及び
1.32が十分に効果的であつた(0ないし5%の攻
撃)。未処理で感染させた大豆は菌によつて100%
攻撃された。 実施例 3.6. りんごにおけるボトリチス シネレア(灰色か
び病菌:Botrytis cinereaに対する作用 人の手でりんごに傷をつけ、その傷をつけた場
所に各試験化合物の水和剤から調製した噴霧用混
合物を噴霧した。続いて、処理した果実にボトリ
チス シネレアの胞子懸濁液により菌を感染させ
そして高湿度で約20℃として1週間培養した。評
価は攻撃によつて腐敗した部分の数を数えること
によつて行い、試験化合物の殺菌作用をそれによ
り推定した。表1の化合物は、りんごへのボトリ
チスの攻撃に対して非常に効果的であつた。未処
理の対照(100%攻撃)と比較して、化合物1.1,
1.2,1.15,1.22,1.26,1.27及びその他のものも
殆んど完全に菌の攻撃を防止した。 実施例 3.7. トマトにおけるアルターナリアソラニ
(Alternaria solani)に対する作用 3週間成長させた後、トマト植物を試験化合物
の水和剤から調整された噴霧用液(有効成分0.06
%)で噴霧する。24時間後に、そのトマト植物を
菌の分生胞子懸濁液で処理する。該植物を高湿度
のもと温度18〜22℃で8日間培養した後の菌の攻
撃を基に殺菌作用を評価する。表1の化合物はア
ルターナリアの攻撃を十分に減少させる。このよ
うに化合物1.1,1.2,1.15,1.22,1.26及び1.27は
菌の攻撃を完全に抑制する(0ないし5%)。 実施例 3.8. 稲作物のイモチ菌(Piriculari(a)に対する作用 残留保護作用 2週間成長させた後、稲作物を試験化合物の水
和剤から調製された噴霧用液(0.02%)で噴霧し
た。48時間後、その処理した植物を菌の分生胞子
の懸濁液で感染させた。相対湿度95〜100%、24
℃で5日間培養し、菌の攻撃を評価した。 表1の化合物はイモチ菌の攻撃を効果的に抑制
した。このように、例えば化合物1.1,1.2,1.15,
1.22,1.26及び1.27は攻撃を10%以下に減少させ
た。 実施例 3.9. ライ麦におけるフーザリウム ニバレ
(Fusarium nivale)に対する作用 フーザリウム ニバレで自然的に感染されたテ
トラヘル(Tetrahell)種のライ麦種子を、ミキ
サーロール機により、有効成分濃度60ppm(種子
重量を基にして)の試験殺菌剤で処理する。その
感染された処理されライ麦を、10月に種まき機に
より小地面に3mの長さで6列に開放状態にして
種をまく。各試験化合物について3回繰り返す。
評価に至るまでは、その試験植物を通常の畑作状
態で栽培する(好ましくは冬期間、領域内の覆わ
れた積雪を取り除くことなく)。試験化合物の効
果を調べるために、雪が溶けた後、春にフーザリ
ウムにより攻撃された植物のパーセンテージを直
接に評価する。 本試験で表1の化合物は、ライ麦におけるフー
ザリウムに対して優れた活性を示した。他方、未
処理で感染させた対照植物はフーザリウムによつ
て100%攻撃された。 実施例 3.10. 大麦におけるヘルミントスポリウム クラミネ
ウム(Helminthosporium gramineum)に対
する作用 ヘルミントスポリウム グラミネウムにより自
然的に感染された「Cl」種の冬期大麦の種子を、
ミキサーロール機により有効成分濃度60ppmの試
験殺菌剤で処理する。その感染され処理された大
麦を、10月に種まき機により小地面に2mの長さ
で3列に、開放状態にして種をまく。各試験化合
物について3回繰り返す。評価に至る迄はその試
験植物を通常の畑作状態で栽培する。試験化合物
の効果を調べるため、穂が出現した時に、ヘルミ
ントスポリウムにより攻撃されていない茎のパー
センテージを評価する。 本試験において表1の化合物はヘルミントスポ
リウムに対する優れた作用を示した。他方、未処
理で感染させた対照植物はヘルミントスポリウム
により100%攻撃された。 実施例 3.11. 小麦におけるチレチア カリエス(Tilletia
caries)に対する作用 チレチア カリエスの黒胞子で人為的に感染さ
せた(種子1Kg当り胞子物質3g)プロブス
(Probus)種の冬期小麦の種子を、ミキサーロー
ル機により有効成分濃度60ppm(種子重量を基に
して)の試験殺菌剤で処理する。その感染され処
理された小麦を、10月に種まき機により小地面に
2mの長さで3列に開放状態にして種をまく。各
試験化合物について3回繰り返す。試験化合物の
効果を調べるために、茎が成熟した時点でチレチ
アにより攻撃された茎のパーセンテージを評価す
る。 本試験において表1の化合物はチレチアに対す
る優れた活性を示した。他方、未処理で感染させ
た対照植物にチレチアにより100%攻撃された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: 〔式中Xは水素原子又はCO−R1(R1は非置換
    の又はハロゲン原子又は炭素原子数1ないし3の
    アルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし6
    のアルキル基;炭素原子数3ないし6のアルケニ
    ル基、炭素原子数3ないし6のアルキニル基、炭
    素原子数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子数
    3ないし6のアルケニルオキシ基、炭素原子数3
    ないし6のシクロアルキル基又はテトラヒドロフ
    リ−2−イル基を表わす)を表わす〕 で表わされる化合物。 2 式中のXが水素原子又はCO−R1(R1は非
    置換の又は塩素原子、臭素原子又は炭素原子数1
    ないし3のアルコキシ基で置換された炭素原子数
    1ないし4のアルキル基;炭素原子数3もしくは
    4のアルケニル基、炭素原子数3もしくは4のア
    ルキニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
    基、炭素原子数3もしくは4のアルケニルオキシ
    基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基又
    はテトラヒドロフリ−2−イル基を表わす)であ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 式で表わされる化合物が、 3−(2,2−ジフルオロベンゾジオキソール
    −4−イル)−4−シアノピロール; 1−アセチル−3−(2,2−ジフルオロベン
    ゾジオキソール−4−イル)−4−シアノピロー
    ル; 1−メトキシアセチル−3−(2,2−ジフル
    オロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シア
    ノピロール; 1−メトキシカルボニル−3−(2,2−ジフ
    ルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シ
    アノピロール; 1−アリルオキシカルボニル−3−(2,2−
    ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
    −シアノピロール;及び 1−n−プロポキシアセチル−3−(2,2−
    ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
    −シアノピロール からなる化合物群より選択されたものである特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 4 次式: で表わされる化合物とパラトルエンスルホニルメ
    チルイソシアニドを有機溶媒中、塩基の存在下、
    −30゜ないし120℃の温度範囲内で反応させて次式
    a: で表わされる化合物を得ることからなる次式: 〔式中、Xは水素原子を表わす〕 で表わされる化合物の製造方法。 5 (a) 次式: で表わされる化合物とパラトルエンスルホニル
    メチルイソシアニドを有機溶媒中、塩基の存在
    下、−30゜ないし120℃の温度範囲内で反応させ
    て次式a: で表わされる化合物を得、 (b) 続けて上記式aの化合物を酸受容体及び
    所望により触媒の存在下、有機溶媒中、−25゜な
    いし120℃の温度範囲内で次式: R1−COCl () 〔式中、R1は下記の意味を表わす〕 で表わされる化合物によりアシル化して次式
    b: 〔式中、R1は下記の意味を表わす〕 で表わされる化合物を得ることからなる次式
    〔式中XはCO−R1(R1は非置換の又はハロ
    ゲン原子又は炭素原子数1ないし3のアルコキ
    シ基で置換された炭素原子数1ないし6のアル
    キル基;炭素原子数3ないし6のアルケニル
    基、炭素原子数3ないし6のアルキニル基、炭
    素原子数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子
    数3ないし6のアルケニルオキシ基、炭素原子
    数3ないし6のシクロアルキル基又はテトラヒ
    ドロフリ−2−イル基を表わす)を表わす〕 で表わされる化合物の製造方法。 6 次式: 〔式中Xは水素原子又はCO−R1(R1は非置換
    の又はハロゲン原子又は炭素原子数1ないし3の
    アルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし6
    のアルキル基;炭素原子数3ないし6のアルケニ
    ル基、炭素原子数3ないし6のアルキニル基、炭
    素原子数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子数
    3ないし6のアルケニルオキシ基、炭素原子数3
    ないし6のシクロアルキル基又はテトラヒドロフ
    リ−2−イル基を表わす)を表わす〕 で表わされる化合物の少なくとも1種を有効成分
    として含有する、微生物を防除するための殺微生
    物用組成物。 7 式中のXが水素原子又はCO−R1(R1は非
    置換の又は塩素原子、臭素原子又は炭素原子数1
    ないし3のアルコキシ基で置換された炭素原子数
    1ないし4のアルキル基;炭素原子数3もしくは
    4のアルケニル基、炭素原子数3もしくは4のア
    ルキニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
    基、炭素原子数3もしくは4のアルケニルオキシ
    基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基又
    はテトラヒドロフリ−2−イル基を表わす)であ
    る特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8 有効成分が、 3−(2,2−ジフルオロベンゾジオキソール
    −4−イル)−4−シアノピロール; 1−アセチル−3−(2,2−ジフルオロベン
    ゾジオキソール−4−イル)−4−シアノピロー
    ル; 1−メトキシアセチル−3−(2,2−ジフル
    オロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シア
    ノピロール; 1−メトキシカルボニル−3−(2,2−ジフ
    ルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4−シ
    アノピロール; 1−アリルオキシカルボニル−3−(2,2−
    ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
    −シアノピロール;及び 1−n−プロポキシアセチル−3−(2,2−
    ジフルオロベンゾジオキソール−4−イル)−4
    −シアノピロール からなる化合物群より選択された化合物である特
    許請求の範囲第6項記載の組成物。 9 前記式で表わされる化合物0.1ないし99%、
    固体又は液体の補助剤99.9ないし1%、及び界面
    活性剤0ないし25%よりなる特許請求の範囲第6
    ないし8項のいずれかの項に記載の組成物。 10 前記式で表わされる化合物0.1ないし95
    %、固体又は液体の補助剤99.8ないし5%、及び
    界面活性剤0.1ないし25%よりなる特許請求の範
    囲第9項に記載の組成物。 11 植物病原性真菌を防除するための特許請求
    の範囲第6ないし10項のいずれかの項に記載の
    組成物。 12 嚢子菌類、担子菌類又は不完全菌類の真菌
    を防除するための特許請求の範囲第11項記載の
    組成物。 13 ハイイロカビ属の菌を防除するための特許
    請求の範囲第12項記載の組成物。 14 種子又は植物のさし木に散布するための特
    許請求の範囲第6ないし13項のいずれかの項に
    記載の組成物。 15 植物に由来する貯蔵品を保護するための特
    許請求の範囲第6ないし13項のいずれかの項に
    記載の組成物。
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