JPH0451538B2 - - Google Patents

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JPH0451538B2
JPH0451538B2 JP58010577A JP1057783A JPH0451538B2 JP H0451538 B2 JPH0451538 B2 JP H0451538B2 JP 58010577 A JP58010577 A JP 58010577A JP 1057783 A JP1057783 A JP 1057783A JP H0451538 B2 JPH0451538 B2 JP H0451538B2
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Shiro Ikegami
Seiji Kurozumi
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Teijin Ltd
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Publication of JPH0451538B2 publication Critical patent/JPH0451538B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/005Analogues or derivatives having the five membered ring replaced by other rings
    • C07C405/0075Analogues or derivatives having the five membered ring replaced by other rings having the side-chains or their analogues or derivatives attached to a condensed ring system
    • C07C405/0083Analogues or derivatives having the five membered ring replaced by other rings having the side-chains or their analogues or derivatives attached to a condensed ring system which is only ortho or peri condensed, e.g. carbacyclins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプロスタサイクリン類及びその製法に
関する。更に詳細には本発明はプロスタグランシ
ンI1の6.9−位の酸素原子がメチン基すなわち−
HC=で置換された新規なプロスタサイクリン類
及びその製法に関する。
従来技術 プロスタサイクリンは生体において主として動
脈の血管内壁で産生される局所ホルモンであり、
その強力な生理活性例えば血小板凝集抑制活性、
血管拡張活性等により生体の細胞機能を調節する
重要な因子であり、このものを直接医薬品として
供する試みが行なわれている(P.J.Lewis &
J.O.Grady“Clinical Pharmacology of
Prostacyclin”Raven Press,N.Y.,1981)。
しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常
に加水分解されやすいエノールエーテル結合を有
するため、中性又は酸性条件では容易に失活し、
医薬品としてはその化学的不安定性のため好まし
い化合物とはいえない。このため天然プロスタサ
イクリンと同様の生理活性を有する化学的に安定
な合成プロスタサイクリン誘導体が内外で鋭意検
討されている。
中でもプロスタサイクリンの6,9−位の酸素
原子をメチレン基で置換した誘導体、すなわち9
(0)−メタノプロスタサイクリン(カルバサイク
リン)は化学的安定性を十分に満足するプロスタ
サイクリン類として知られており(D.R,
Mortons“Prostacyclin”J.R.Vane and S.
Bergstrom,Eds,Raven Press,N.Y,1979,
pp31−41参照)医薬品として期待されている。
しかしこの6.9(0)−メタノプロスタサイクリン
はその生物活性が天然のプロスタサイクリンより
も弱くしかもその作用選択性は特異的とは言え
ず、必ずしも好ましい化合物とは言えない。一方
安定なプロスタサイクリン類として6,9−位の
酸素原子を−N=基で置換した誘導体、すなわち
ニトリロプロスタサイクリンが知られ、その生物
活性は天然プロスタサイクリン類に匹敵すること
が知られている(G.L.Bundy ら Tetrahedron
better,、1371(1978)及びW.Bartmann ら.
Tetrahedron better.,23,3647(1982).参照)。
発明の目的 本発明の目的は、化学的に安定でかつ優れた薬
理作用を有する新規なプロスタサイクリン類及び
その製法を提供することにある。
発明の構成及び効果 本発明者らは上述した安定化されたプロスタサ
イクリンの化学構造に着目し、新規に6,9−位
の酸素原子をメチン基すなわち−CH=基で置換
した誘導体を見出し、本発明に到達したものであ
る。すなわち本発明は下記式〔I〕 [式中、Gは−CO2R5であり、ここでR5は水
素原子、非置換のC1〜C10のアルキル基、または
一当量のカチオンであり、R1は水素原子、又は
メチル基であり;R2は非置換のC5〜C8のアルキ
ル基、又は非置換のC5もしくはC6の脂環式基で
あり;R3,R4は同一もしくは異なり水素原子、
又は2−テトラヒドロピラニル基である。] で表わされる新規なプロスタサイクリン類及びそ
の製法である。
上記式〔I〕において、 Gは−CO2R5を表わし、ここでR5としては水
素原子、非置換のC1〜C10のアルキル基又は一当
量のカチオンがあけられるが、その他参考とし
て、置換もしくは非置換のフエニル基、置換もし
くは非置換の脂環式基、置換もしくは非置換のフ
エニル(C1〜C2)アルキル基、トリ(C1〜C7
炭化水素−シリル基があげられる。非置換のC1
〜C10のアルキル基としては、例えば、メチル、
エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチ
ル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、n−ノニル、n−デシル等の直鎖状又は分岐
状のものを挙げることができる。
置換もしくは非置換のフエニル基の置換基とし
ては、例えばハロゲン原子、ヒドロキシ基、C2
〜C7アシロキシ基、ハロゲン原子で置換されて
いてもよいC1〜C4アルキル基、ハロゲン原子で
置換されていてもよいC1〜C4アルコキシ基、ニ
トリル基、カルボキシル基又は(C1〜C6)アル
コキシカルボニル基等が好ましい。ここでハロゲ
ン原子としては、弗素、塩素又は臭素等、特に弗
素又は塩素が好ましい。C2〜C7アシロキシ基と
しては、例えばアセトキシ、プロピオニルオキ
シ、n−ブチリルオキシ、iso−ブチリルオキシ、
n−バレリルオキシ、iso−バレリルオキシ、カ
プロイルオキシ、エナンチルオキシ又はベンゾイ
ルオキシ等を挙げることができる。
ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C4アル
キル基としては、メチル、エチル、n−プロピ
ル、iso−プロピル、n−ブチル、クロロメチル、
ジクロロメチル、トリフルオロメチル等を好まし
いものとして挙げることができる。ハロゲンで置
換されていてもよいC1〜C4アルコキシ基として
は、例えばメトキシ、エチキシ、n−プロポキ
シ、iso−プロポキシ、n−ブトキシ、クロロメ
トキシ、ジクロロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ等を好ましいものとして挙げることができる。
(C1〜C6)アルコキシカルボニル基としては、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
ブトキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
等を挙げることができる。
置換フエニル基は、上記の如き置換基を1〜3
個、好ましくは1個持つことができる。
置換もしくは非置換の脂環式基としては、上記
したと同じ置換基で置換されているか又は非置換
の、飽和又は不飽和のC5〜C8、好ましくはC5
C8、特に好ましくはC6の基、例えばシクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シク
ロヘプチル、シクロオクチル等を挙げることがで
きる。
置換もしくは非置換のフエニル(C1〜C2)ア
ルキル基としては、該フエニル基が上記したと同
じ置換基で置換されているか又は非置換のベンジ
ル、α−フエネチル、β−フエネチルを挙げられ
る。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、
例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、t
−ブチルジメチルシリル基の如きトリ(C1〜C4
アルキルシリル、t−ブチルジフエニルシリル基
の如きジフエニル(C1〜C4)アルキルシリル、
トリベンジルシリル基又はジメチル−(2,4,
6−トリ−t−ブチルジフエノキシ)シリル基等
を好ましいものとして挙げることができる。一当
量のカチオンとしては例えば、Na+,K+などの
アルカリ金属カチオン;1/2Ca2+,1/
2Mg2+,1/3AI3+などの2価もしくは3価の金
属カチオン;アンモニウムイオン、テトラメチル
アンモニウムイオンなどのアンモニウムカチオン
などが挙げられる。
尚参考として、Gが−CONR6R7の場合につい
て述べると、−CONR6R7のR6,R7は同一もしく
は異なり水素原子、C1〜C16のアルキル基又はR6
とR7はそれらが結合している窒素原子と一緒に
なつて更にヘテロ原子を含有していてもよい5〜
6員の置換もしくは非置換の環を表わす。ここで
C1〜C10のアルキル基は前述したと同様のアルキ
ル基が挙げられる。また上記置換もしくは非置換
の環における置換基としては前述したと同様の置
換基が挙げられ、ヘテロ原子としては窒素、硫黄
又は酸素原子を挙げることができる。上記環とし
ては例えば、1−ピロリジル、チアゾリル、1−
ピペリジル、モルホリル、ピベラジル又は5,6
−ジヒドロフエナントリジル基などを挙げること
ができる。
Gとしては、R5が水素原子又はC1〜C10のアル
キル基、特に水素原子又はメチル基である−CO2
R5が好ましい。
R1は水素原子又はメチル基である。水素原子
が好ましい。
R2としては非置換のC5〜C8のアルキル基又は
非置換のC5もしくはC6の脂環式基があげられる
が、その他参考として非置換のC7もしくはC8
脂環式基;置換されていてもよいフエニル基、フ
エノキシ基、C1〜C6アルコキシ基もしくはC5
C6シクロアルキル基で置換されている置換C1
C5アルキル基;又は置換された脂環式基があげ
られる。C5〜C8の非置換のアルキル基としては、
直鎖状又は分岐状のいずれであつてもよく、例え
ばn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル−1
−ヘキシル、2−メチル−2ヘキシル、n−ヘプ
チル、n−オクチル等、好ましくはn−ペンチ
ル、n−ヘキシル、2−メチル−1−ヘキシル、
2−メチル−2ヘキシル等を挙げることができ
る。置換C1〜C5アルキル基のアルキル基として
は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであつてもよ
く、例えばメチル、エチル、n−プロピル、iso
−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブ
チル、n−ペンチル等を挙げることができる。こ
れらのアルキル基は、フエニル基;フエノキシ
基;メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso
−プロポキシ、n−ブトキシ、iso−ブトキシ、
t−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシ
などのC1〜C6アルコキシ基;シクロペンチル、
シクロヘキシルなどのC5〜C6シクロアルキル基
で置換されている。これらの置換基はさらにR5
の置換フエニル基の置換基として挙げた置換基に
よつて置換されていてもよい。
置換C1〜C5アルキル基としては、これらのう
ち例えば弗素原子、塩素原子、メチル、エチルも
しくはトリフルオロメチル基で置換されていても
よいフエノキシ基もしくはフエニル基によつて置
換されたC1〜C2アルキル基、又はプロポキシメ
チル、エトキシエチル、プロポキシエチル、ブト
キシメチル、メトキシプロピル、2−エトキシ、
1,1−ジメチルエチル、プロポキシジメチルメ
チル、又はシクロヘキシルメチル、ジクロヘキシ
ルエチル、ジクロヘキシルジメチルメチル、2−
シクロヘキシル−1,1−ジメチルエチル等が好
ましい。
置換もしくは非置換の脂環式基としてはR5
挙げたものと同じものを挙げることができる。
R2としては、n−ペンチル、2−メチル−1−
ヘキシル、シクロペンチル又はシクロヘキシル基
が好ましい。
R3およびR4は同一もしくは異なり、水素原子、
又は2−テトラヒドロピラニル基であるが、その
他の参考例として水酸基の酸素原子と共にアセタ
ール結合を形成するその他の基やC2〜C7アシル
基、トリ(C1〜C7)炭化水素−シリル基があげ
られる。
C2〜C7アシル基としては、例えば、アセチル、
プロピオニル、n−ブチリル、iso−ブチリル、
n−バレリル、iso−バレリル、カプロイル、エ
ナンチル、ベンゾイル等を挙げることができる。
これらのうち、C2〜C6脂肪族アシル基例えば
アセチル、n−又はiso−ブチリル、カプロイル、
又はベンゾイルが好ましい。
トリ(C1〜C7)炭化水素−シリル基としては、
R5で挙げたものと同様のものが挙げられる。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基としては、例えばメトキシメチル、1−エ
トキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエト
キシ)メチル、ベンジルオキシメチル、2−テト
ラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル、
4−(4−メトキシ−テトラヒドロピラニル)基
又は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ
−ビシクロ〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基を
挙げることができる。これらのうち、2−テトラ
ヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル、1
−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピ
ル、(2−メトキシエトキシ)メチル、4−(4−
メトキシテトラヒドロピラニル)基、6,6−ジ
メチル−3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ
〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基又はジメチル
(2,4,6−トリ−t−ブチルフエニルオキシ)
シリル基が特に好ましい。
R3又はR4としては、これらのうちt−ブチル
ジメチルシリル基、2−テトラヒドロピラニル
基、アセチル基、1−メトキシ−1−メチルエチ
ル基、4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)
基、6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ
ビシクロ〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基、ジ
メチル(2,4,6−トリ−t−ブチルフエニル
オキシ)シリル基が好ましい。
本発明により提供されるプロスタサイクリン類
の具体例を挙げれば以下のものがある。尚(8)〜12
は参考例である。
(1) 9(0)メタノ−△6(9) プロスタグランジン
I1 (2) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロペンチル−9(0)メタノ−△6(9)−プロスタ
グランジンI1 (3) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロヘキシル−9(0)メタノ−△6(9)−プロスタ
グランジンI1 (4) 17,20−ジメチル−9(0)メタノ−△6(9)
プロスタグランジンI1 (5) 15−メチル−9(0)メタノ−△6(9)−プロス
タグランジンI1 (6) (1)〜(5)のメチルエステル (7) (1)〜(5)のエチルエステル (8) (6)の11,15−ビス−t−ブチルジメチルシリ
ルエーテル (9) (6)の11位がメトキシイソプロピル基、15位が
t−ブチルジメチルシリル基で保護された化合
物 (10) (6)の11位がt−ブチルジフエニルシリル基、
15位がt−ブチルジメチルシリル基で保護され
た化合物 (11) (6)の11位が4−(4−メトキシテトラヒド
ロピラニル)基、15位がt−ブチルジメチルシ
リル基で保護された化合物 (12) (6)の11位がジメチル(2,4,6−トリ−
t−ブチルフエニルオキシ)シリル基、15位が
t−ブチルジメチルシリル基で保護された化合
物 (13) (1)〜(5)のカルボン酸のナトリウム塩、アン
モニウム塩、カリウム塩 本発明のプロスタサイクリン類は下記式[] [式中、G,R1,R2,R3,R4は前記定義に同
じである。] で表わされるエポキシプロスタサイクリン類を、
アルカリ金属のハロゲン化物と酸無水物で処理
し、次いで亜鉛で還元せしめ、必要に応じて脱保
護反応、加水分解反応、塩生成反応に付すことに
よつて製造される。
原料化合物である上記式[]のエポキシプロ
スタサイクリン類は新規化合物であり後述する製
法により製造される。
エポキシプロスタサイクリン類は先づアルカリ
金属のハロゲン化物と酸無水物で処理する。アル
カリ金属のハロゲン化物としては下記式〔〕 MX ……〔〕 〔式中、Mはアルカリ金属、Xはハロゲン原子
を表わす。〕 で表わされる化合物が挙げられる。Mはリチウ
ム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属を表
わし、Xは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原
子を表わす。かかるアルカリ金属のハロゲン化物
としては、例えばヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリ
ウム、臭化ナトリウムなどが好ましく特にヨウ化
ナトリウムが好ましい。
酸無水物としては、無水酢酸、無水トリフルオ
ロ酢酸、無水プロピオン酸、無水α,α−ジフル
オロプロピオン酸、無水酪酸;あるいは酢酸とト
リフルオロ酢酸の混合酸無水物などが挙げられ
る。なかでも特に無水トリフルオロ酢酸が好まし
い。
反応溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン(THF)、ジオキサンなどのエーテ
ル類が好ましい。
アルカリ金属のハロゲン化物の使用量は、原料
化合物のエポキシプロスタサイクリン類に対し好
ましくは0.5〜30当量、特に好ましくは4〜10当
量であり、酸無水物は、エポキシプロスタサイク
リン類に対し、好ましくは0.1〜1.5当量、特に好
ましくは0.2〜0.5当量である。反応温度は−30℃
〜100℃、好ましくは10℃〜30℃である。アルカ
リ金属のハロゲン化物と酸無水物で処理すること
により、先づ酸ハロゲン化物が生成し、この酸ハ
ロゲン化物がエポキシプロスタサイクリン類のエ
ポキシ構造と反応するものと考えられる。
引き続いて、亜鉛で還元せしめる。尚亜鉛以外
に使用できるものの参考例として銅等があげられ
る。亜鉛の使用量は、好ましくは1〜50当量、特
に好ましくは10〜30当量である。反応温度は0℃
〜100℃が好ましく、特に40℃〜70℃が好ましい。
亜鉛の還元反応は、上記アルカリ金属のハロゲン
化物と酸無水物との処理に引き続き同じ反応系中
で好ましく行われる。
かくして得られた反応液の処理は、通常行なわ
れる方法に準じて後処理すればよい。例えばヘキ
サン、ペンタン、石油エーテル、エチルエーテル
などの水に難溶の有機溶媒を加えるかあるいは、
反応混合物を直接減圧凝縮後同様の操作をして得
た有機混合物を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウム、無水硫酸ナトリウム、無水炭酸カリウム
などの乾燥剤にて乾燥後有機媒体を減圧除去して
粗生成物が得られる。粗生成物は、所望により、
カラムクロマトグラフイー、薄層クロマトグラフ
イー、液体クロマトグラフイーなど好ましくはト
リエチルアミン等のアミン類で塩基性雰囲気にし
たカラムクロマトグラフイーなどの精製手段によ
り、精製することが出来る。かくして得られた生
成物は更に必要に応じて脱保護反応、加水分解反
応、塩生成反応に付すことができる。
水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、P−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を反応溶媒とすることにより好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+30℃の温度範囲で10分〜3
日間程度行なわれる。また、保護基がトリ(C1
〜C7)炭化水素−シリル基の場合には、例えば
酢酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、
セシウムフルオライド等、好ましくは後2者のい
ずれか(更に好ましくは、トリエテルアミンなど
の塩基性化合物の存在下)の存在下に、上記した
如き反応溶媒(好ましくは水以外の反応溶媒)中
で同様の温度で同様の時間実施される。また保護
基がアシル基の場合には、例えば苛性ソーダ、苛
性カリ、水酸化カルシウムの水溶液もしくは水−
アルコール混合溶液、あるいはナトリウムメトキ
シド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ドを含むメタノール、エタノール溶液中で、加水
分解せしめることにより実施することができる。
カルボキシル基のエステル基の加水分解反応
は、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は水を
含む溶媒中で−10°〜+60℃の温度範囲で1父分
〜24時間程度行なわれる。
脱保護反応又は加水分解反応の後の生成物は上
記したと同様の精製手段により精製することがで
きる。
上記の如き保護基の除去反応により生成せしめ
たカルボキシル基を有する化合物は、次いで必要
により、更に塩生成反応に付され相当するカルボ
ン酸塩を与える。塩生成反応はそれ自体公知であ
り、カルボン酸とほぼ等量の水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなどの塩基化合
物、あるいはアンモニア、トリメチルアミン、モ
ノエタノールアミン、モルホリンとを通常の方法
で中和反応せしめることにより行なわれる。
本発明の製法で用いられる原料化合物エポキシ
プロスタサイクリン類は以下に示す反応によつて
得ることができる。尚参考として、2位と3位の
間の結合を一重結合の他に二重結合の場合も含め
て記号−で表わす場合もある。
上記式〔〕の化合物は公知化合物であり、文
献Prost aglandins 17657(1979);U.S.P4137403
等に記載された方法により製造することができ
る。
化合物〔V〕は、化合物〔〕を選択的ハイド
ロボレーシヨンに付し次いでアルカリ性条件下に
酸化することにより得られる。選択的ハイドロボ
レーシヨン剤として9−ボラビシクロ〔3,3,
1〕ノナン(9−BBN)、テキシルボラン、ジイ
ソカンフエニルボラン等の立体的にカサ高い試薬
が好ましく用いられ、反応はテトラヒドロフラ
ン、エーテル等のエーテル類中で、通常は氷冷下
で行われる。ついでこの反応液をアルカリ性条件
下で酸化して生成物〔V〕を導く訳である。アル
カリ性条件下の酸化には特に好ましくは5M−苛
性ソーダ水溶液と過酸化水素水が用いられる。反
応は通常は氷冷下で行われる。
化合物〔〕は化合物〔V〕をハロゲン化合物
と反応せしめ、次いで塩基性化合物で処理し、更
に酸性化合物で処理することにより得られる。ハ
ロゲン化合物としては、ヨウ素、臭素、ミヨウ化
カリウム、N−ブロモスクシンイミドなどが好ま
しく、反応溶媒は塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、ジエチルエーテルなどが用いられ
る。反応温度は通前氷冷下で行われる。ハロゲン
化合物との反応によつて化合物〔V〕は下記式 で表わされるハロゲン化エーテル類に変換され
る。かかる化合物は次いで塩基性化合物で処理す
る。塩基性化合物としては、1,5−ジアザビシ
クロ〔5,4,0〕ウンデセン−5(DBU)、1,
5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕ノネン−5,
1,4−ジアザビシクロ〔2,2,0〕オクタン
などのアミン類が好ましい。反応溶媒はベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどが好ましい。反応温
度は10℃〜60℃の範囲が好ましい。次いで酸性化
合物で処理する。酸性化合物としては、塩酸、硫
酸、臭化水素酸、パラトルエンスルホン酸などが
好ましく、反応温度は30℃〜80℃が好ましい。上
記した塩基性化合物、酸性化合物で処理すること
によつてハロゲン化エーテル類は下記式 で表わされるようにして、化合物〔〕に変換さ
れる。
化合物〔〕は化合物〔〕の9位のヒドロキ
シメチル基を酸化してアルデヒドとし、次いでこ
のホルミル基と6位のカルボニル基を縮合するこ
とによつて得られる。
ヒドロキシメチル基の酸化に際しては一級アル
コールをアルデヒドに酸化するアミン−三酸化イ
オウ・ピリジン複合体−ジメチルスルホキシドの
系を用いる酸化剤が特に好ましく用いられる。反
応は通常は10°〜40℃の範囲で進行し、用いられ
る酸化剤の量は2〜100倍モルと過剰に用いるの
が行ましい。中間体として下記式 で表わされる化合物が生成する。この化合物を次
いでルイス酸−亜鉛の系で処理することにより化
合物〔〕とすることが出来る。用いられるルイ
ス酸としては第二塩化チタン、第二塩化スズ等が
用いられる。反応溶媒としてはテトラヒドロフラ
ン、エーテル等のエーテル類が用いられ、反応は
通常は氷冷下で行なわれる。
化合物〔〕のエポキシプロスタサイクリン類
は、化合物〔〕を有機スルホン酸ハロゲン化合
物と反応せしめ次いで塩基性化合物で処理するこ
とによつて得られる。
有機スルホン酸ハロゲン化合物としては、例え
ばメタンスルホニルクロリド、エタンスルホニル
クロリド、n−ブタンスルホニルクロリド、トリ
フルオロメタンスルホニルクロリド、Pトルエン
スルホニルクロリドなどが挙げられる。有機スル
ホン酸ハロゲン化合物とともにトリエチルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピ
ルシクロヘキシルアミンなどの塩基性化合物を用
いるのが好ましい。反応溶媒はジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化炭化
素類が好ましい。有機スルホン酸ハロゲン化合物
は化合物〔〕のエポキシプロスタサイクリン類
と等モル量用い、塩基性化合物は2倍モル以上用
いるのが好ましく、反応温度は−50℃〜10℃が好
ましい。この反応によつて中間体として下記式 で表わされる化合物が生成する。この化合物を次
いで、塩基性化合物で処理することによりエポキ
シプロスタサイクリン類が得られる。塩基性化合
物としては1,5−ジアザビシクロ〔5,4,
0〕ウンデセン−5(DBU)、1,5−ジアザビ
シクロ〔4,3,0〕ノネン−5,1,4−ジア
ザビシクロ〔2,2,0〕オクタンなどのアミン
類が好ましい。反応溶媒としてはベンゼン、トル
エン、キシレンなどが好ましい。反応温度は10℃
〜60℃の範囲が好ましい。かくして目的とする式
〔〕のエポキシプロスタサイクリン類が得られ
る。
本発明によつて提供される式〔I〕で表わされ
る新規プロスタサイクリン類は驚くべきことに非
常に強い生物活性を有している。例えば9(0)
メタノ−△6(9)−プロスタグランジンI1はADP誘
起のウサギ血小板凝集をIC500.034/mlで抑制出
来るのみならず、ウサギ骨上皮細胞のPH3での細
胞致死作用を10-6Mで細胞保護作用を有している
ことが判明した。
この事から、本発明化合物は抗血栓剤、抗動脈
硬化剤、抗潰瘍剤、抗喘息剤、またガン転移防止
剤等に応用出来ることが期待される意義深い化合
物であり、またこの製造にあたつて中間に生成す
る中間体にもそれ自体強い生理活性が期待される
ばかりでなく、新しいプロスタグランジン類に誘
導し得るものがあり工業的意義は大きい。
以下実施例を挙げて本発明を説明するが、これ
らに限定されるものではない。
実施例 1 室温で、乾燥THF(5ml)に攪拌下NaI(300
mg,2mmol)と無水トリフルロオロ酢酸(0.075
ml,0.5mmol)を加え約10分攪拌するとCF3COI
の濃黄色溶液が生成する。これにTHF(3ml)に
溶かしたエポキシド1〜(140mg,0.255mmol)を
シリンジで徐々に滴下し、滴下後室温で約15分攪
拌するとTLC(エーテル;石油エーテル=1:)
にて原料はほぼ消失し、UVのある生成物が認め
られる。この反応液に室温で過剰の亜鉛末(350
mg,5.38mmol)を一気に加え、室温で1時間反
応させた後徐々に昇温し60〜65℃にて1時間攪拌
し反応を完結する。室温に戻した後反応液をエー
テル(約80ml)で希釈し、Florigil少量を加え短
かいFlorigil層を通しまず無機物を除いた。残査
はエーテル(30ml×2)で十分に洗い、エーテル
層は一つに合し分液ロート中に移し、sat
NaHCO3aq,sat NaCaqにて洗浄後MgSO4
乾燥した。エーテルを留去し得られる残査を
SiO2カラムクロマトグラフイー(エーテル:石
油エーテル=1:)にて分離精製すると、極性の
近い部分から目的とするオレフイン2〜(60mg,
44.2%)が淡黄色油状物として得られ、より極性
の高い部分から原料のエポキシド1〜(60mg,43
%)が回収された。
生成物:1R(neat)y:2925,2850,1735,1440
cm-1;PMR(δ〜,CDC3):5.45(m,2H),5.25
(br.S,1H),4.68(m,2H),4.20−3.70(m,
4H),3.68(S,3H)3.65−3.25(m,2H),2.95
(m,1H),0.90(m,3H)Mass(m/e):501
(M=OCH3),345m/e501.3538(calcd for C31
H49O5,501.3567,M−OCH3) 実施例 2 テトラヒドロピラニル体2〜(24mg,
0.045mmol)に室温にてAcOH−H2O−THF
(3:1:1)溶液(1ml)を加え徐々に昇温し、
50°〜55℃にて1時間攪拌するとTLC(エーテル)
上で原料は完全に消失し、極性の高い2つの生成
物が観察された。反応液を室温に戻した後、エー
テル(約30ml)で希釈し、攪拌下に過剰のsat.
NaHCO3aq(約10ml)を約え中和した。水層をエ
ーテル(約80ml)で十分に抽出しエーテル層を
sat NaC(5ml×2)で洗浄しMgSO4で乾燥
した。エーテル留去後得られた残査(25mg)を
SiO2薄層クロマトグラフイー(0.25mm×20cm×20
cm×1,エーテル)にて分離精製すると極性の高
い部分(Rf=0.13,エーテル)から目的の15α−
ジオールエステル体(9.0mg,55.8%)が無色油
状物として得られた。又極性の低い部分(Rf=
0.31,エーテル)からは異性体の15β−ジオール
が3.1mg(22.3%)無色油状物として得られた。
15α体;1R(neat)ν:3350,2925,2850,1740,
1435,1200,1020cm-1;PMR(δ,CDC3):
5.55(m,2H),5.30(brs,1H),4.25−3.95(m,
2H),3.68(S,3H),3.90−3.55(m,2H),3.20
−2.80(m,2H),0.90(m,3H) MaSS(m/e):346(M−H2O),328,315,
302(m/e)346.2516(calcd for C22H34O3
346.2499,M−H2O) 15β体 ;1R(neat)ν:3350,1740cm-1 PMR(δ,CDC3):5.50(m,2H),5.31(brs,
1H),4.3〜3.9(m,2H),3.65(S,3H) Mass(20eV,m/e):346(M+−18) 実施例 3 エステル体3〜(9mg,0.025mmol)を室温で
THF−H2O(3:1,1ml)に溶かし、これに
5M−NaOH(0.2ml)を加え室温で一夜攪拌を続
けた。次いで徐々に昇温し40℃にて20時間反応さ
せるとTLC(エーテル)にて原料は完全に消失し
た。反応液を室温に戻した後エーテル(約20ml)
にて希釈し次いで10%HCとPH=4.0緩衝液に
攪拌下注意深く中和し最終的にPH=3〜4とし
た。これにAcOEt(40ml)を加え抽出し、水層を
再度AcOEt(20ml)より抽出した。有機層は一つ
に合しsat Nacaq(3ml×2)で洗浄しMgSO4
で乾燥した。溶媒留去後得られる粗生成物をさら
にSiO2キヤピラリーカラム(AcOEt:MeOH=
15:1)にて簡潔に分離精製し純粋なカルボン酸
体4〜(8mg,92%)を得た。
1R(neat):3350,2910,2850,1450,1250cm-
;PMR(δ,CDC3):5.55(m,2H),5.30
(brs,1H),4.55(m,2H),4.10(m,1H),3.75
(m,1H),3.00(m,1H),2.75−2.20(m,4H),
2.20−1.90(m,2H) MaSS(CI,NH3):(m/e),368(M++NH4) mp :73−790 〔α〕D :16.0°(C,0.25,MeOH) 実施例 4 実施例1,2と同様の方法によりエポキシド(8)
を出発原料としてオレフイン(9)を得、このものを
含水酢酸で処理することにより、16,17,18,
19,20−ペンタノル−15−シクロペンチル−9
(O)−メタノ−△6(9)−プロスタグランジンI1メチ
ルエステル(10)を得た。
尚、エポキシド(8)についての分析結果は次の通
りであつた。
IR(neat):2925,2850,1735,1440cm-1; NMR(δ,CDCl3):5.40(m,2H),4.67(m,
2H),4.20−3.70(m,4H),3.70(s,3H),3.65
−3.30(m,2H),3.27(s,1H),0.8−2.8(m,
36H); MaSS(m/e);546(M+); オレフイン(9)についての分析結果は次の通りで
あつた。
IR(neat):2925,2850,1735,1440cm-1; NMR(δ,CDCl3):5.43(m,2H),5.23(bs,
s,1H),4.67(m,2H),4.20−3.70(m,4H),
3.67(s,3H),3.65−3.25(m,2H),2.97(s,
1H),0.8−2.8(m,35H); MaSS(m/e);499(M−OCH3) 化合物(10)についての分析結果は次の通りであつ
た。
IR(CHC3):3600,3400,2950,2855,1730,
1435,970 NMR(δ,CDCl3):5.70−5.55(m,2H,
olefinic),5.30(brs,1H,olefinic),3.70(s,
3H,OMe), MSm/e:362(M+),344(M+−H2O) 実施例 5 実施例4で得られた16,17,18,19,20−ペン
タノル−15−シクロペンチル−9(0)−メタノ−
6(9)−ブロスタグランジンI1メチルエステル7mg
をメタノール(1.5ml)−H2O(0.5ml)にとかし室
温で5M−NaOH溶液(0.2ml)を滴下し、約2時
間攪拌を続けた。実施例3とほぼ同様の後処理、
精製を行ない16,17,18,19,20−ペンタノル−
15−シクロペンチル−9(0)−メタノ−△6(9)
ブロスタグランジンI15mg(75.6%)を得た。
IR(CHC3):3400,2950,2865,1705,1470,
970 NMR(δ,CDCl3):5.60−5.40(m,2H,
olefinic),5.20(brs,1H,olefinic),4.30−3.30
(m,9H) m.p.:115〜116℃ 実施例 6 実施例1,2と同様にしてエポキシド(11)を
出発原料としてオレフイン(12)を得、このもの
を含水酢酸で処理することにより、16−メチル−
9(0)−メタノ−△6(9)−ブロスタグランジンI1
チルエステル(13)を得た。
尚、エポキシド(11)についての分析結果は次
の通りであつた。
IR(neat):2925,2850,1735,1440cm-1; NMR(δ,CDCl3):5.40(m,2H),4.68(m,
2H),4.20−3.70(m,4H),3.69(s,3H),3.65
−3.30(m,2H),3.27(s,1H),0.75−1.1(m,
6H); MaSS(m/e);562(M+) オレフイン(12)についての分析結果は次の通
りであつた。
IR(neat):2925,2850,1735,1440cm-1; NMR(δ,CDCl3):5.43(m,2H),5.23(bs,
s,1H),4.70(m,2H),4.20−3.70(m,4H),
3.67(s,3H),3.65−3.25(m,2H),3.00(m,
1H),0.75−1.10(m,6H); MaSS(m/e);515(M−OCH3) 化合物(13)についての分析結果は次の通りで
あつた。
IR(CHC3):3600,3400,2920,2850,1720,
1450,1430,1230,965 NMR(δ,CDC3):5.75−5.55(m,2H,
olefinic),5.30(bs,1H,olefinic),3.75(s,
3H,OMe),1.10−0.80(m,6H) MS m/e:378(M+),360(M+−H2O) 実施例 7 実施例6で得られた16−メチル−9(0)−メタ
ノ−△6(9)−プロスタグランジンI1メチルエステル
(7mg)をメタノール(1.5ml)−H2O(0.5ml)に
とかし室温攪拌下、5M−NaOH溶液(0.2ml)を
滴下し、室温で約2時間攪拌を続けた。反応液を
少量のエーテルで希釈後1N−HC(1ml)にて
PH≒1〜2とした。さらにエーテルを加え、エ
ーテル層を少量の飽和NaC水にて洗浄した。
MgSO4乾燥後、エーテルを留去し得られる粗生
成物をさらにシリカゲルシヨートカラム
(AcOEt:MeOH=15:1)にて精製し純粋な16
−メチル−9(O)−メタノ−△6(9)−プロスタグ
ランジンI1(5mg,76.3%)を淡黄色油状物とし
て得た。
IR(CHC3):3350,2925,2850,1705,1450,
965 NMR(δ,CDC3):5.75−5.45(m,2H,
olefinic),5.35(brs,1H,olefinic),5.00−4.50
(m,3H,OH),1.10−0.80(m,6H,CH3) 参考例 1 9−メチレン体4〜(300mg,0.56mmol)を乾燥
THF(3ml)に溶かし氷浴にて0℃に冷却した溶
液に、9−BBNのTHF溶液(Aldrich.0.38M,−
6ml,2.28mmol)をシリンジで徐々に滴下した。
反応混合物は0℃にて3時間攪拌後、同温にて
5M−NaOH(1ml)と31%H2O2(2ml)を加え
徐々に室温まで昇温した。次いで室温にて1時
間、40〜50℃にて1時間加熱し反応を完結した。
反応液を室温に戻した後エーテル(約50ml)で希
釈し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(sat.NO2
S2O3aq約5ml)を加え攪拌しKIでんぷん紙が青
変しないのを確かめた。有機層を一旦分離後水層
を再度エーテル(30ml)で抽出した。エーテル層
は一つに合し10%HC,sat.NaHCOsaq,sat.
NaCaqにて洗浄し、MgSO4で乾燥した。溶液
留去後得られる残査をSIO2カラムクロマトグラ
フイー(AcOEt:石油エーテル=1:2)にて
分離精製すると純粋なアルコール体5〜(200mg,
64.5%)が無色油状物として得られる。
1R(neat)ν:3450,2950,2850,1740,1440,
1020cm-1;PMR(δ,CDC3):5.40(m.4H),
4.65(m.2H),3.65(m.2H),0.90(m.3H);Mass
(m/e)532(M−H2O),448,430,417,400,
345 参考例 2 アルコール体5〜(233mg,0.42mmol)をCH2
2(5ml)とsat.NaHCO3aq(5ml)に溶かし氷
冷(0℃)した溶液にヨウ素(220mg,
0.87mmol)を固体のまま一気に加えた。暗赤色
反応混合物を同条件下30分攪拌するとTLC(酢酸
エチル:石油エーテル=1:2)にて原料は完全
に消失した。そこで反応液を少量のエーテル(約
20ml)で希釈し、sat.Na2S2O3aq(約5ml)を加
えヨウ素の暗赤色が消えるまで攪拌を続けた。次
いで反応液にエーテル(約20ml)を加え分液ロー
ト中に移し、sat.NaCaq(5ml×2)で十分洗
浄しMgSO4で乾燥した。溶媒を留去すると粗の
ヨードエーテル(230mg)が淡黄色油状物として
得られた。これをベンゼンより数回共沸乾燥した
後、精製せずに乾燥トルエン(2.5ml)中に溶か
し室温にてこれにDBU(0.5ml)をシリンジで一
気に加えた。反応液は徐々に60°に昇温し同温に
て約6時間攪拌を続けるとTLC(酢酸エチル:石
油エーテル=1:2)にて原料は完全に消失し
た。そこで反応液を室温に戻し、少量のエーテル
(20ml)で希釈し10%HC(5ml)を加えしば
らく攪拌した。有機層が透明になつてからエーテ
ル(50ml)を加え分液ロート中に移し水層が酸性
になるまでさらに10%HCで洗浄をくり返し
た。次いでエーテル層をsat.NaHCO3aq,sat.
NaCaqにて十分洗浄し、MgSO4にて乾燥し
た。エーテルを留去すると褐色油状物(240mg)
が得られこれは精製せず氷冷下にAcOH−H2
−THF(1:1:1溶液,2ml)中に溶かし0°〜
室温にて2時間攪拌下に反応させた。反応終了
後、反応液に少量のエーテル(約10ml)を加え
sat.NaHCO3aqにて中和し、エーテル(100ml)
より抽出を行なつた。エーテル層はsat.NaCaq
(5ml×2)で洗浄しMgSO4より乾燥した。エー
テル留去後得られる残査をSiO2カラムクロマト
グラフイー(AcOEt:石油エーテル=1:2)
にて精製すると純粋なケトアルコール体6〜(140
mg,58.4%)が無色油状物として得られた。
1R(neat)ν:3400,2925,2850,1740,1710,
1440,1020cm-1 PMR(δ,CDC3):5.40(m.2H),4.70(m.2H),
3.65(S.3H),0.90(m.3H) Mass(m/e):548(M=H2O),517(M−H2
−OCH3),463,448m/e517.3518(calcd for
C31H49O6,517.3516,M−H2O−OCH3) 参考例 3 ケトアルコール体6〜(140mg,0.247mmol)と
蒸留トリエチルアミン(Et3N,0.35ml,
2.5mmol)の乾燥ジメチルスルホキシド
(DMSO,2ml)溶液に室温攪拌下にSO3
pyridinecomplex(Aldrich,200mg,1.25mmol)
のDMSO(1ml)溶液をシリンジで滴下した。反
応液を室温にて約30分攪拌した後さらにSO3
pyridinecomplex(200mg)のDMSO(1ml)溶液
を滴下するとTLC(AcOEt:石油エーテル=1:
2)にて原料はほぼ消失した。そこで反応液を一
旦エーテル(約20ml)で希釈しsat.NaCaq(2
ml),10%HC(2ml)を加え有機層がほぼ透
明となるまで攪拌した。次いでエーテル(40ml)
を加え分液ロート中に移し、水層が酸性になるま
で10%HCで洗浄し、引き続きsat.NaHCO3aq
にて中和、sat.NoCaqにて洗浄をくり返した
後、有機層を分取し、MgSO4で乾燥した。溶媒
を留去すると粗ケトアルデヒド(140mg)が淡褐
色油状物として得られ、これは精製せず直ちに次
の反応に付した。即ち氷冷下乾燥THF(5ml)中
に蒸留したT:C4(0.07ml,0.639mmol)を
シリンジで徐々に加え生成した黄色溶液中に亜鉛
末(130mg,2mmol)を一気に加え、同温(0
℃)にて約10分攪拌した。この暗青色溶液に0℃
にて上記の粗ケトアルデヒド(140mg)のTHF
(2ml)溶液を徐々に滴下し、滴下終了後同条件
下に約1時間攪拌すると原料は完全に消失した。
そこで反応液をエーテル(約30ml)で希釈し冷却
下に飽和炭酸カリウム水溶液(sat.K2CO3aq約5
ml)を加え反応を停止した。水層及び有機層が一
様になるまで攪拌を続け、エーテル(約150ml)
で十分に抽出を行つた。次にエーテル層をsat.
NoHCO3aq(5ml×1),sat.NaCaq(5ml×
2)にて洗浄し、MgSO4にて乾燥した。溶媒を
減圧下に留去すると粗のジール体7〜(130mg)が
淡黄色油状物として得られ、これも精製せず次の
反応に付した。
1R(neat)ν:3420,2910,2850,1735,1440cm
−1;PMR(δ,CDC3):5.50(m.2H),4.70
(m.2H),3.70(S.3H),0.90(m.3H) 参考例 4 粗のジール体7〜(112mg,約0.2mmol)をCH2
2(1.5ml)に溶かし−25℃に冷却した溶液に
蒸留したEt3N(0.05ml,0.356mmol)とメタンス
ルホニルクロリド(0.025ml),0.32mmol)をこ
の順に加え同温にて約10分間攪拌するとTLC
(AcOEt:石油エーテル=1:2)にて原料7〜よ
りやや極性の近い生成物が観察された。そこで反
応液を少量のエーテル(約20ml)で希釈しsat.
NaCaq(5ml)を加えた後、冷却器をはずし室
温にて有機層がほぼ透明となるまで攪拌した。次
に水層をエーテル(約100ml)で抽出し、エーテ
ル層をsat.NaHCO3aq,sat.NaCaqにて洗浄し
MgSO4で乾燥した。エーテル留去後得られる残
査(120mg,淡黄色油状物)は精製せず直ちに乾
燥トルエン(1ml)に溶かし、これに室温で
DBU(0.2ml)を加えた。反応液は室温で約2時
間攪拌し、反応開始後30分、1時間、1.5時間、
2時間目にDBU(0.1ml)を追加したがTLC上目
立つた変化は認められなかつた。反応液をエーテ
ル(約20ml)で希釈した後sat.NaCaq(3ml),
10%HC(2ml)を加えしばらく攪拌し、エー
テル(約80ml)にて抽出を行なつた。エーテル層
は10%HCで水層が酸性となるまで洗浄し、次
にsat.NaHCO3aq,sat.NaCで洗浄し、MgSO4
で乾燥した。エーテル留去後得られる残査を
SiO2カラムクロマトグラフイー(エーテル:石
油エーテル=1:1)にて分離精製すると純粋な
エポキシド体1〜(31mg,7〜より26.5%)が無色油
状物として得られた。
1R(neat)ν:2925,2850,1735,1440cm-1
PMR(δ,CDC3):5.40(m.2H),4.70(m.2H),
4.20−3.70(m.4H),3.68(S,3H),3.65−3.30
(m.2H),3.25(S,1H),0.90(m.3H);Mass
(m/e):548(M+),534,503,474,464,456.
m/e:548.3685(calcd for C32H52O7
548.3699,M+

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[I] [式中、Gは−CO2R5であり、ここでR5は水
    素原子、非置換のC1〜C10のアルキル基、または
    一当量のカチオンであり、R1は水素原子、又は
    メチル基であり;R2は非置換のC5〜C8のアルキ
    ル基、又は非置換のC5もしくはC6の脂環式基で
    あり;R3,R4は同一もしくは異なり水素原子、
    又は2−テトラヒドロピラニル基である。] で表わされるプロスタサイクリン類。 2 上記式[1]においてGがカルボキシル基又
    はメトキシカルボニル基である特許請求の範囲第
    1項記載のプロスタサイクリン類。 3 上記式[1]においてR2がn−ペンチル基、
    2−メチル−1−ヘキシル基、シクロヘキシル基
    又はシクロペンチル基である特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のプロスタサイクリン類。 4 下記式[] [式中、Gは−CO2R5であり、ここでR5は水
    素原子、非置換のC1〜C10のアルキル基、または
    一当量のカチオンであり、R1は水素原子、又は
    メチル基であり;R2は非置換のC5〜C8のアルキ
    ル基、又は非置換のC5もしくはC6の脂環式基で
    あり;R3,R4は同一もしくは異なり水素原子、
    又は2−テトラヒドロピラニル基である。] で表わされるエポキシプロスタサイクリン類を、
    アルカリ金属のハロゲン化物と酸無水物で処理
    し、次いで亜鉛で還元せしめ、必要に応じて脱保
    護反応、加水分解反応、塩生成反応に付すことを
    特徴とする下記式[I] [式中、G,R1,R2,R3,R4は前記定義に同
    じである。] で表わされるプロスタサイクリン類の製法。 5 アルカリ金属のハロゲン化物が下記式[] MX ……[] [式中、Mはアルカリ金属、Xはハロゲン原子
    を表わす。] で表わされるアルカリ金属のハロゲン化物である
    特許請求の範囲第4項記載のプロスタサイクリン
    類の製法。
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