JPS6212756A - 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類 - Google Patents

9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類

Info

Publication number
JPS6212756A
JPS6212756A JP16986886A JP16986886A JPS6212756A JP S6212756 A JPS6212756 A JP S6212756A JP 16986886 A JP16986886 A JP 16986886A JP 16986886 A JP16986886 A JP 16986886A JP S6212756 A JPS6212756 A JP S6212756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
deoxy
formyl
unsubstituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16986886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH025744B2 (ja
Inventor
Shiro Ikegami
池上 四郎
Seiji Kurozumi
精二 黒住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP16986886A priority Critical patent/JPS6212756A/ja
Publication of JPS6212756A publication Critical patent/JPS6212756A/ja
Publication of JPH025744B2 publication Critical patent/JPH025744B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はり一テオキシー9−ホルミルー6−オキンプロ
スタグランジンE、類に関する。更に詳細には本発明は
プロスタグランジンエ、の6,9−位の酸素原子がメチ
ン基1丁なわち−HC=で置換された新規なプロスタサ
イクリン類の合成中間体として有用であり、またそれ自
体医薬として有用でもある新規な9−デオキシ−9−ホ
ルミル−6−オキソプロスタグランジンE1類に関する
〈従来技術〉 プロスタサイクリンは生体において王として動脈の血管
内壁で産生される局所ホルモンであり、その強力な生理
活性例えば血小板駆集抑制活性、血管拡張活性等により
生体の細胞機能を調節する]を要な因子であり、このも
のを直接医薬品として供する試みが行なわnている〔ビ
ー・リュー・ルイス、アンドリュー・オー・グラン  
  :デイー1クリニカル・)7−マコロジイー・オ 
   ニブ・プロスタサイクリン“ラペン・プレス、ニ
ュー ・ヨー り(P、J、Lewis & J、0.
Grady”C1inicalC11nicalPha
r of Prostacyelin”Raven P
resatN、Y、+1981))。
しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常に加水分
解されやすい二ノールエーテル結合を有するため、中性
又は酸性条件では容易に失活し、医薬品としてはその化
学的不安定性のため好ましい化合物とはいえない。この
ため天然プロスタサイクリンと同様の生理活性を有する
化学的に安定な合成プロスタサイクリン銹導体が内外で
鋭意検討されている。
中でもプロスタサイクリンの6,9−位の酸素原子をメ
チレン基でr!を換した訪導体、すなわち9−0−メタ
ノプロスタサイクリン(カルバサイクリン)は化学的安
定性を十分に満足するプロスタサイクリン類として知ら
れており〔プロスタサイクリン、ラペン・プレス、二ニ
ー・ヨーク(Prostacyclin+ Raven
 Preaa+ N、Y、)+ 197Lpp 31〜
41参照〕、医薬品として期待されていい。しかしこの
6.9(0)−メタノプロスタサイク    [リンは
その生物活性が天然のプロスタサイクリ    1ンよ
りも弱(しかもその作用選択性は特異的と    ”は
言えず、必すしも好ましい化合物とを工言えな    
lい。−万安定なプロスタサイクリン類として    
 16.9−位の酸素原子を−N=基で置換した騎導 
   ′体、すなわちニトロプロスタサイクリンが知ら
    :れ、その生物活性は天然プロスタサイクリン
類    □に匹敵することが知られている〔リュー・
エル・プンディーら、テトラヘドロンレター(G、L。
七 Bundyら+ TetrahedronLett、L
 1391 (1978)     ’[ 及びダブリュー・バートマンら、テトラヘドロ    
1ン・レター(W、Bartmannら+ Tetra
hedron Lett、)*     ’23.36
47(19823参照〕。
〈発明の目的〉 本発明者らは上述した安定化されたプロスタ    1
サイタリンの化学構造に着目して鋭意研究した    
1結果、新規な9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキ
ソプロスタグランジンE、類を合成中間体として得られ
る。6,9−位の酸素原子tメチン晶子なわち−CH=
基で置換した新規プロスタサイクリン類が、化学的に安
定な化合物であり医薬品として有用であり、従って9−
デオキシ−9−ホルミル−6−オキンプロスタグランジ
ンE、類が新しい医薬品の合成中間体として極めて有用
であることを見出し本発明に到達したものである。
〈発明のll!成〉 本発明は下記式(11 で表わされる新規9−デオキシ−9−ホルミル−6−オ
キンブロスタグランジンE1類に関する。
上記式CI)において、2位と3位との間の配合=は2
位と3位との間が単結合又は二1結合であることを表わ
している。
G G;! −Co、に’ 又4! −CONR’R’
  t 表b L、ココテWは水素原子I C,〜C7
゜のフルキル基、置換もしくは非置換のフェニル晶、置
換もしくは非置換の脂環式基、at換もしくは非置換の
フェニル(C,〜C,)アルキル基、トリ(C,〜C,
)炭化水素−シリル基、又は−当量のカチオ/である。
C1〜C+Oのフルキル基として昏工、例えば、メチル
エチル、n−プロピル、五80−プロピルwn−グチル
、 友−7’チル+ tert−7’チル+n−ペンチ
ルψn−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−
ノニル、n−デシル等の直鎖状又は分岐状のものを挙げ
ることかできる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては1例
えばハロゲン原子1t−ドロキシ基1C!〜C,アシロ
キシ晶、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C
,アルキル基、ハロゲン原子でtIL換されていてもよ
いC1〜C4アルコキシ晶。
ニトリル基、カルボキシル基又は(C,〜C11)アル
フキジカルボニル基等が好ましい。ここでハロゲン原子
としては、弗素、塩素又は臭素等。
特に弗素又は塩素か好ましい。C6″−C,アシロ干基
とじてを工例えばアセトキシ、プロピオニルオキシIn
−ブチリルオキシ+j80−ブチリルオキシ+ n  
/’レリルオ千シ+ 180−ハレリルオ千シ、カブ−
イルオキシ、エナンチルオ千シ又はベンゾイルオキシ等
11挙げることができる。
ハロゲンで置換さnていてもよいC8〜C4アルキル基
としては、メチル、エチル、n−プロピル1180−プ
ロピル、n−ブチル、り0ロメチル1ジクロロメチル、
トリフルオロメチル等を好ま、いdo (’) t L
、、 1挙げ6.8カ、78゜、2.2     ;グ
ンで置換されていてもよいC8〜C4フルコキシ1°L
″′”′“7°1″1パ−“′”−1プロポキシ+ 1
80−プロホキシ、n−ブトキシ、1クロロメトキシ、
ジクロロメトキシ、トリフル     1第22.ヤッ
や’euよ、い、。8.1や、う。    iとができ
る。(C,〜6)アルコキシカルボニル基として(工1
例えはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ブト
キシカルボニル、ペキンルオキシカルポニル等な挙げる
ことができる。
置換フェニル基は、上記の如き置換基を1〜3個、好ま
しくは1個持つことができる。
置換もしくは非置換の脂環式基としては、上記したと同
じ置換1で置換されているか又は非置換の、飽和又は不
飽和のC1〜C6、好ましくはC1〜Cい特に好ましく
はC6の基1例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘキセニル。
シlqヘプチル、シクロオクチル等を挙ケることができ
る。
置換もしくは非置換のフェニル(C,−C1)アルキル
基としては、該フェニル基が上記したと同じ置換基で置
換されているか又は非置換のベンジル、α−7エネチル
、l−7エネチルを挙げられる。
トリ(C1〜鵠)炭化水素シリル基としては、例えハト
リメチルンリル、トリエチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル基の如きトリ(C,〜C,)
アルキルシリル+t−7’チルジフェニルシリル基の如
きジフェニル(C,〜C,)アルキルシリル、トリベン
ジルシリル基又はジメチル−(2,4,6−)リーt−
ブチルフエ゛ノキシ)シリル基等を好ましいものとして
卒けることができる。−当量のカチオンとしては例えば
、Na y K なとのアルカリ金属カチオンsl/2
Ca”11/2Mg” + L/3Al”  ナト0)
 2 価モL−< kl 3 itb の金−カチオン
;アンモニウムイオン、テトラメチルアンモニウムイオ
ンなどのアンモニウムカチオンなどが挙げられる。
−CONR”R’のR6、R?は同一もしくは異なりC
,〜CIoのアルキル基又は「とBtはそれらが結合し
ている5llI累原子と一緒になって更にヘテロ原子を
含鳴していてもよい5〜6員の置換もしくは非置換の塊
を表わ丁。ここで01〜CIOのフルキル基は前述した
と同様のアルキル基が挙げられる。
また上記置換もしくは非置換の環における置換基として
は前述したと同様の置換基が挙げられ、ヘテロ原子とし
てはR1素、m黄又は酸素原子を挙げることができる。
上記塊としては例えば。
1−ピロリジル、チアゾリル、1−ピペリジル。
モルホリル、ピペラジル又は5.6−シヒドロフエナン
トリジル蒸などを挙げることができる。
Gとしては、R6がC3〜C,o フルキル基、特にカ
ルボキシ晟又はメチル基である一〇〇、R’が好ましく
1゜ R1は水素原子又Eエメチル基である。水素伸子が好ま
しい。
Wは非置換のq〜C8のアルキル晟:置換されていても
よいフェニル晶、フェノキシ基、cl〜C・アルコキシ
属もしくはへ〜qシクロアルキル基で置換されている置
換C1〜C,フルキル基;又は置換もしくは非置換の脂
環式基である。C,〜C8の非all換のアルキル基と
しては、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよく、例
えばn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル−1−ヘ
キシルI2−メチル−2−ヘキシル、n−ヘプチル+n
−オクチル等、好ましくはn−ペンチル。
n−ヘキシル、2−メチル−1−ヘキシル、2−メチル
−2−ヘキシル等を挙げることができる。置換C2〜C
,アルキル基のフルキル基とじては、直鎖状又は分岐鎖
状のいずれであってもよ<、例えばメチル、エチル、n
−プロピル9iso−プロピル、n−ブチル、5ac−
ブチル、t    ′−ブチル、n−ペンチル等を挙け
ることができる。これらのアルキル基は、フェニル基:
フェ    :ノキシ基;メトキシ、エトキシ、n−プ
ロポキシ+ 1!1G−プロポキシ、n−ブトキシ+ 
1110−ブトキシ、t−ブトキシ、n−ペントキシ、
n−ヘキンキ7などのC8〜Csフルコキシih:シフ
    甘口ベンチルヤシクロヘキシルなどのCs〜C
,シフc2フルキル基で置換されている。これらの置換
基はさらにRsの置換フェニル基の置換基として挙げた
置換基によって置換されていてもよい。    1;) 置換C,′−C,フルキル基としては、これらのう  
  i、、、え+’z * x *ヤ9.8.□、7ケ
/L−、−% /L、     i□ト もしくはトリフルオロメチル基で置換されていj・ てもj−’−’7j”/”I’′基もいは7−=ル基K
J     1って置換されたC9〜C,アルキル基、
又はプロポキシメチル、エトキシエチル、プロポキシェ
チルνプトキシメチル、メトキシプロピル、2−エトキ
シ−1,1−ジメチルエチル、プロポキシジメチルメチ
ル、又はシクロヘキシルメチル。
シクロヘキシルエチル、シクロヘキシルジメチルメチル
92−シクロヘキシル−1,】−ジメチルエチル等が好
ましい。
置換もしくを工非置換の脂環式基としてはR3に績げた
ものと同じものを挙げることができる。
R2としては、n−ペンチル+2−メチル−1−ヘキシ
ル、シクロペンチル又はシクロヘキシル基が好ましい。
R1およびrは同一もしくは異なり、水素原子。
Cm−Cvアシル晶、トリ(C,〜C,)炭化水素−シ
リル基又は水酸ルの敵素原子と共にアセタール結合を形
成する基である。
へ〜C?アシル基としては1例えば、アセチル。
プロピオニル、n−ブチリル+1so−ブチリル。
n−バレリル+ 180  /Sレリル、カプロイル。
エナンチル、ベンゾイル勢を挙げることができる。
これらのうち、C1〜c6脂肪族アシル基例えばアセチ
ル、n−ヌ(工1so−ブチリル、カプロイル、又はベ
ンゾイルが好ましい。
トリ(C,〜C? ) tR化水素−シリル基としては
、R1で挙げたものと同様のものか挙げられる。
水酸基の#!素原子と共にアセタール結合を形成する基
としては、例えばメトキシメチル+1−エトキシエチル
、2−メトキシ−2−プロピル、2−エトキシ−2−プ
ロピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、ベンジルオ
キシメチル92−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒ
ドロ7ラニル、4−(4−メトキシ−テトラヒドロピラ
ニル)基又は6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキ
ソ−ビシクロ(3,110)へキス−4−イル基を挙げ
ることができる。これらのうち、2−テトラヒドロピラ
ニル、2−テトラヒドロフラニル、l−エトキシエチル
、2−メトキシ−2−プロピル置2−メトキシエトキシ
)メチル、4−(4−メトキシテトラヒドロビラニ  
  □ル)基、6.6−シメチルー3−オキサ−2−オ
キソ−ビシクロ(3,1,0)へキス−4−イル基又は
ジメチル<2+4+h  )ジ−t−ブチルフェニルオ
キシ)シリル基が特に好ましい。
R1又は厭としては、これらのうち水素原子。
t−ブチルジメチルシリル基I2−テトラヒドロピラニ
ル属、アセチル基、1−メトキシ−1−メチルエチル基
14  (4−メトキシデトラヒドロピラニル)基+6
,6−シメチルー3−オキサ−2−オキソビシクロ[3
,1,0)へキス−4−イル基、ジメチル(2,4,6
−)ジ−t−ブチルフェニルオキシ)シリル基か好まし
い。
本発明により提供される9−デオキシ−9−ホルミル−
6−オキソプロスタグランジン& @’の具体Nを挙げ
れば以下のものかある。
(l)9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキソプロス
タグランジンE。
+2+  16 、17 、18119 t 20−ペ
ンタノルー15−シクロペンチル−9−デオキシ−9−
ホルミル−6−オキソプロスタグランジンE。
+3+  16 、17 、18 、19 、20−ペ
ンタノルー 15−シクロへキシル−9−デオキシ−9
−ホルミル−6−オキンプロスタグランジンE、   
                     1(4)
 ir、2o−ジメチル−9−デオキシ−9′−ホルミ
ルー6−オキンプpスタグランジンE。
T5115−メチル−9−デオキシ−9−ホルミル−6
−オキソプロスタグランジンE。
+61  (11〜(5+のメチルエステル(71+I
I〜(5)のメチルエステル+81  (61の111
15−ビス−1−ブチルジメチルシリルエーテル +91 161の11位がメトキシインプロピルJi。
15位がt−ブチルジメチルシリル基で保護された化合
物 Ql  +61の11位がt−ブチルジフェニルシリル
基、15位がt−ブチルジメチルシリル基で保護された
化合物 aυ (6)の11位が4−(4−メトキシテトラしド
ロピラニル)A 、 15位がt−ブチルジメチルシリ
ル基で保護された化合物 Hi6117)11位カシ/ チル(LL6− ) !
j −t−ブチルフェニルオキシ)シリル基、15位が
t−ブチルジメチルシリル基で保験された化合物。
a3  (11〜(5)のカルボン酸のナトリウム塩、
アンモニウム塩、カリウム塩 本発明の9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキソプロ
スタグランジンE、類は下記式([1で表わされる9−
デオキシ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソプロスタ
グランジンE1類を酸化し、必要に応じて脱保護反応、
加水分解反応及び/′51は塩生成反応に付1ことによ
って段進さi″Lシ。
式〔■〕の9−デオキシ−9−ヒドロキシメチル−6−
オキソプロスタグランジン&類の酸化に際しては一級ア
ルコールをアルデヒドに酸化するアミン−三酸化イオウ
・ピリジン複合体−ジメチルスルホキシドの系を用いる
酸化剤が特に好ましく用いられる。反応は通常は109
〜40℃(1)範囲で進行し、用いられる酸化剤の量は
2〜100倍モルと過剰に用いるのが好まし一λ。
敏化反応後の反応液の処理は1通常性なわnる方法に準
じ”(後処理丁ればよい。例えばヘキサン、ペンタン、
石油エーテル、エチルニーチルなどの水に難溶の有S温
媒を加えるかあろい    ・は、反応混合物を直接減
圧凝細後同様の操作をして得た有機混合物を食塩水で況
浄し、無水硫酸マグネシウム、無水恢酸すトリウム、無
水炭    □酸カリウムなどの乾燥剤にて乾燥後有機
媒体を減圧除去して粗生I!i、物が得られろ。粗生成
物は。
所望により、カラムクロマトグラフィー!薄層りρマド
グラフィー、液体クロマトグラフィーなど好ましくはト
リエチルアミン等のアミン類で塩基性雰囲気にしだカラ
ムクロマトグラフィーなどの絹製手段ICより、精*j
ることが出来る。かくして得られた生成物は更に必要に
応じて脱保護反厄、加水分解反応及び/又は塩生成反応
に付すことができる。
水酸基の保護基のVl、去は、保護基が水酸基の敵本原
子と共に7セタ一ル結合を形成する基0)場合には1例
えばi!!酸、p−トルエンスルホン酸のピリジニウム
塩又は陽イオン又換aI脂等を触媒とし1例えば水、テ
トラヒドロフラン、エチルエーテル9ジオキサン、7セ
トン、アセトニトリル等を反応溶媒とすることにより好
適に実施される。反応は通常−78℃〜+30℃の温度
範囲で10分〜3日間程度行なわれる。保護1がトリ(
C,−C,)炭化水素−クリル基の場合には、例えば酢
酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、セシウム
フルオライド等、好ましくは後2者のいずれか(更に好
ましくは。
トリエチルアミンなどの塩!9化合物の存在下)の存在
下に、上記した如き反応溶媒(好ましくは水以外の反応
浴fi)中で同様の温度で同様の時間実施される。保護
基が7シル基の場合には。
例えば苛性ソーダ、苛性カリ、水数化カルシウムの水溶
液もしくは水−アルコール混合溶液、あるいはナトリウ
ムメトキシド、カリウムメトキッド、ナトリウムエトキ
シドを含むメタノ−□ル、エタノール浴液中で、加水分
触せしめるこ    ゞとにより実施することができる
カルボキシル基のエステル基の加水分解反応は1例えは
リパーゼ等の#素を用い、水又は水を含む溶媒中で−1
0’〜+60℃の温度範囲で10分〜2411#関程度
行なわする。
脱保護反応又は加水分解反応の後の生成物は上記したと
同様の精製手段によりfit製することができる。
上記の如き保護基の除去反応により生成ゼしめたカルボ
キシル基な有する化合物は、次いで必要により、更に塩
生成反応に付さハ相当するカルボン酸塩を与える。塩生
成反応はそれ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等量の
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムな
どの塩基化合物、あるいはアンモニア、トリメチルアミ
ン、モノエタノールアミン9モルホリンとを通常の方法
で中和災厄せしめることにより行なわれる。
式(L)の9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキソプ
ロスタグランジンE、類の製法で用いられる原料化合物
9−デオキシ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソプロ
スタグランジンE、類は以下に示す反応によって得るこ
とができる。
W OR’ [11) 上記式(Lll〕の化合物は公知化合物であり、文献プ
ロスタグランジンズ(Proataglandins 
) 17s657(1979);米国特許第4,137
,403号明#l4IIr等に記載さnた方法により製
造することができる。
化合物LIV)は、化合物(ill)を選択的ハイドロ
ポレーションに付し次いでアルカIJ a条件下に酸化
することにより得られる。選択的I\イドロボレーショ
ン剤としては、9−ボラビシクロ(3,3,1)ノナン
(9−BBN)、デキシルポラン、ジノソカンホニルポ
ラン等の立体的にカサ高い試薬が好ましく用いられ、反
応はテトラヒト−フラン、エーテル吟のエーテル鎖中で
、通常は水冷下で行なわれる。ついでこの反応液をアル
カリ性条件下で酸化して生成物(IV)を導(訳である
。アルカリ性条件下の酸化には特に好ましくは5M−苛
性ソーダ水浴液と過酸化水素水が用いられる。反応は通
常は水冷下で行なわれる。
化合物(II)は化合物(IV) ’に−・ログン化合
物と反応せしめ1次いで塩基性化合物で処理し、更に酸
性化合物で処理1−ることにより得られる。
ハロゲン化合物としては、ヨウ素、臭素、ミョウ比カリ
ウム、N−ブロモスクシンイミドなどが好ましく1反応
溶媒は塩化メチレン、りpロホルム、四塩化炭素、ジエ
チルエーテルなどが用いられる。反応温度は通常氷冷下
で行なわ九る。ハロゲン化合物との反応によって化合物
(IV)は下記式 で表わさj−づ・・Uゲン化−二−チル類に変換される
、−かかる化合物は次いで塩基性化合物で処理する。塩
2!!件化合物として(工、1.5−ジアザビシクロ(
5,4,0)ウンデセン−5(DBLT)。
1.5−27ザビシクロC41310)ノネン−5゜1
.4−ジアザビシクロL 2,2.0 )オクタンなど
のアミン類が好ましい。反応溶媒はベンゼン。
トルエン、キシレンなどが好ましく・。
反応温度は10℃〜60℃の範囲が好ましい。
次いで酸性化合物で処理する。酸性化合物としては、塩
酸、硫酸+fA化水素酸、パラトルエンスルホン酸など
が好ましく、反応温度は30℃〜80℃が好ましい。上
記した塩基性化合物。
酸性化合物で処理′″fることによってノ\ロゲン化で
表わされるよ5にして、化合物(n)に変換される。
〈発明の効果〉 本発明で提供される9−デオキシ−9−ホルミル−6−
オキツプロスタグランジy&@は、下記する反応ルート
によって、新規な式〔■〕のプロスタサイクリン類へ変
換することができる。
(1)           (V〕 OR” (Vll 式CI〕の9−デオΦシー9−ホルミル−6−オキンプ
ロスタグランジンE、類をルイス酸−7・′1 ルカリ土金楓の系で処理することにより化合物(V)と
することが出来る。用いられるルイス酸    :とじ
ては第二塩化チタン、第二塩化スズ等が用    □い
られる。アルカリ土金輌とし工は亜鉛が特に好ましく用
いらハる。反応溶媒としてはテトラ    □ヒドロフ
ラン、エーテル等のエーテル類が用いられ6反応は通常
は水冷下で行なわれる。
化合物(VIEのエポキシプロスタサイクリン類は、化
合物〔v〕を有機スル系ン酸ハロゲン化合物と反応せし
め次いで塩基性化合物で処理することによって得られる
有機スルホン酸ハロゲン化合物としては、例えばメタン
スルホニルクロリドチェタンスルホニルクロリド+n 
 、/タンスルホニルクロリド9トリフルオロメタンス
ルホニルクロリドs p−トルエンスルホニルクロリド
などが挙げられろ。
有機スルホン酸ハロゲン化合物とともにトリエチルアミ
ン、4−ジメチル7ミノピリジンtジインプロピルシク
ロヘキシルアミンなどの塩基性化合物l用いるのが好ま
しい。反応溶媒はジクρロメタン、クロロホルム、四塩
化縦木など、   のハロゲン化炭化集類が好ましい。
有機スルホン酸ハロゲン化合物は式(V〕の化合物と等
モル食用い、塩基性化合物は2倍モル以上用いるのか好
ましく、反応温度は一50℃〜10℃が好ましい。この
反応によって中間体として下記式    ′で表わされ
る化合物が生成する。この化合物を次いで、塩基性化合
物で処理することにまり式(Vi)のエポキシプロスタ
サイクリン類が得らすLる。塩基性化合物としてハ1,
5−ジアザビシクロ(514,0)クンデセン−5(D
BU)、1.5−ジアザビシクロ(a、3+U )ノネ
ン−5、1,4−ジアザビシフI:I(2+LO)オク
タンなどのアミン類が好ましい。反応溶媒としてはベン
ゼン。
トルエン、キシレンなどが好ましい。反応温度は】0℃
〜60℃の範囲が好fしい。
祷られる式(II3のエポキシプロスタサイクリン類は
、アルカリ金織りハロゲン化物と酸無水物で処理し1次
いでアルカリ土類金楓で還元せしめることによって式〔
■〕のプロスタサイクリン類に変換される。
ここで用〜・られるアルカリ金属のノ・ロゲン化物とし
ては、例えばヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、臭化
ナトリウムなどが好ましり、特にヨウ化ナトリウムが好
ましい。
酸無水物としては、無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、
無水プロピオン酸、無水α、α−ジフルオロプロピオン
酸、無水酪酸:あるいは酢酸とトリフルオロ酢酸の混合
酸無水物などが挙げられる。なかでも特に無水トリフル
オロ酢酸が好ましい。
反応溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒト−フ
ラン(THF)、ジオキサンなどのエーテルレが好まし
い。
アルカリ金属の・・ログン化物の使用量は、原料化合物
のエポキシプロスタサイクリン類に対し好ましくは0.
5〜30当量、特に好ましくは4〜10当量であり、酸
無水物は、エポキシプロスタサイクリン類に対し、好ま
しくは0.1〜1.5当量1%に好ましくは0.2〜0
.5当量である。反応温度は一30℃〜100℃、好ま
しくは10℃〜30℃である。アルカリ金属の710グ
ン化物と酸無水物で処理することにより、先ず酸ハロゲ
ン化物が生成し、この酸・−ログン化物がエポキシプロ
スタサイクリン類のエポキシ構造と反応するものと考え
られる。
引き続いて、アルカリ土類金属で還元せしめる。アルカ
リ土類金属としては亜鉛、銅等が挙げられ、特に亜鉛が
好ましい。アルカリ土類金属の使用量は、好ましくは1
〜50当量、特に好ましくは10〜30当量である。反
応温度は0℃〜100℃が好ましく、l#に40℃〜7
0℃が好ましい。アルカリ土類金属の還元反応は、上記
アルカリ金属の・・ログン化−物と酸無水物との処理に
引き続き四じ反厄糸中で好ましく行なわれる。
かくして得られる式〔■〕のプロスタサイクリン類は、
必常に強い生物活性を有している。例    1えば9
0−メタノ−Δ6(9)−プロスタグランジン■、はA
DP誘起のウサギ血小板凝集をIC,60,034/M
tで抑制出来るのみならず、ウサギ骨上皮細胞のpH3
での細胞致死作用を10  Mで細胞保護作用を有して
おり、抗血栓剤、抗動脈硬化剤。
抗潰瘍剤、抗喘息剤、またガン転移防止剤等に応用出来
ることが期待される意義深い化合物である。
従って1本発明の式(1)の9−デオキシ−9−ホルミ
ル−6−オキソプロスタグランジンE。
類は、医薬品として有用な化合物の合成中間体として極
めて有用である。また本発明の9−デオキシ−9−ホル
ミル−6−オキソプロスタグランジンE、類はそれ自体
、医薬品として期待される化合物でもある。
く実 施 例〉 以下実り例を挙げて本発明を説明するが、これらに限定
されるものではない。
実  施  例 9−1チL/ン体1 (300jIIF、 0.56 
mmol )を乾燥THF (311j)に溶かし水浴
にて0℃に   ; 冷却した浴液に、9−BBN O:) T ):1. 
F浴液0.38M、    。
−6at 、 2.28 mrml )をシリンジで徐
々に滴下   i■ した。反応混合物は0℃にて3時間攪拌後、同   L
温にて5M−NaOH(liu )と31九H,ot(
21Lt)ヲ加え徐々に室温まで昇温した。次いで室温
にて1時間、40〜50℃にて1時間加熱し反応を  
 [[ 完結した。反応液を室温に戻した後エーテル(約501
Lt)で希釈し、飽和千オ硫酸す)IJり   □ム水
浴fi(飽和Na、S、O,水浴液約5紅)を加え撹 
  (i′ 拌しKIでんぷん紙が青変しないのを確めた。    
[。
有機層を一旦分離後水層な再度エーテル(30・d)で
抽出した。エーテル層は一つに合し10XHα、飽和N
aHCO誓溶液、飽和Mail水溶液にて洗浄し、 M
g5O1で乾燥した。温媒留去後得られる残査をSin
、カラムクロマトグラフィー(Ac0Et ;石油エー
テル=l : 2 )にて分離精製すると純粋なフルフ
ール体j(200Ih?。
64.596)が無色油状物として得られる。
I R(neat ) ymax : 3450.2950.2850,174011440+
1020α−1 NMR(J、CDC1j): 5.40(m、41)t 4.65(m、2H)t 3
.65(m、2H)+0.90(m、3H) Mass (rn/e ) : 532(M−H,O)、448,430,417゜40
0.345 フルフール体2 (233Q r O,42mmol)
をCHtCA (514)と飽和NaHCOs水浴液(
5317)K溶かし水冷(0℃)した浴液にヨウ素(2
20雫。
0.87且ml)を固体のまま一気に加えた。暗赤色反
応混合物を同条件下30分攪拌するとTLC(酢職エチ
ル二石油エーテル=1:2)にて原料は完全に消失した
。そこで反応液を少量のエーテル(約20g)で希釈し
、飽和NatSt偽水浴wL(約5su)y加えヨウ素
の耐赤色が消えるまで攪拌を続けた。次いで反応液にエ
ーテル(約201Lt)を加え分液ロート中に移し、飽
和Naα水溶液(5JIjX2 )で十分洗浄しMg5
QlでIILIIkシた。溶媒を留去すると粗のヨード
エーテル(230〜)が淡黄色油状物として得られた。
これをベンゼンより数回共沸乾燥した後1H製せずに乾
燥トルエン(2,5M)中に溶かし室温にてこれ[DB
U(0,511g)をシリンジで一気に加えた。反応液
は徐々に60°に昇温し同温にて約6時度攪拌を続ける
とTLC(酢酸エチル:石油エーテル=1:2)にて原
料は完全に消失した。そこで反応液を室温に戻し、少量
のエーテル(20m )で希釈し1096Hα(5v)
を加えしばら(攪拌した。有機層が透明になってからエ
ーテル(5Qjlj)を加え分散−一ト中に移し水層が
酸性になるまでさらK]OXHαで洗浄をくり返した。
次いでエーテル層な飽和NaHCO,水浴液、飽和Na
1l水溶液にて十分洗浄し。
Mg5Q、にて乾燥した。エーテルを留去すると褐色油
状物(2404)が得られこれは精製せず氷冷下にAc
0H−HIO−THF (1: 1 : 1溶液、2μ
)中に溶かしθ°〜室温にて2時間攪拌下に反応させた
。反応終了後1反応液に少量のエーテル(約10Mt)
t’加え、飽和NaHCO3水溶液にて中和し、エーテ
ル(1001j)より抽出を行なつた。エーテル層は飽
和NaC1水#1液(5縦X2)で洗浄しMg 80.
より乾燥した。エーテル留去後得られる残基をSin、
カラムクロマトグラフィー(Ac0Et :石油エーテ
ik= 1 : 2 ) Kテ精製すると純粋なケトア
ルコール体3 (140N +58.4%)が無色油状
物として得られた。
IR(neat)ymax: 3400.2925,2850,1740,17]0 
1440、]020CI+ NMR(δt CDCts ) : 5.40(rn、2H)+ 4−70(mm−70(+
 3.65(s、3)1)。
0.90(m*3H) Mass(m/ e ) : s 48 (M−H,0)、 517 (M−HtO−
OCHs ) 。
m/ e 517.35]8(calcd for C
llH4,0,+517.3516 、 M−H,0−
OCHs )ケトアルコール体3(140〜、 0.2
47mmol )と蒸留トリエチルアミン(Et、N、
 0.35117 + 2.5 mmol )の乾燥ジ
メチルスルホキシド(DMSO,2m )溶液に室温攪
拌下に5O8−ピリジン複合体(20019、1,25
mmol)のDMSO(1jlj) m液をシリンジで
滴下した。反応液を室温にて約30分攪拌した後さらに
SO。
−ピリジン複合体(200〜)のDMSO(111Ig
)溶液?:滴下するとTLC(AcOEt:石油エーテ
ル=1:2)にて原料はほぼ消失した。そこで反応液を
一旦エーテル(約2011j)で希釈し。
飽和Naα水溶液(21Lt)、l0X)1α(2ml
)を加え有機層がほば透明となるまで攪拌した。次いで
エーテル(40314)を加え分液ロート中に移し、水
層が酸性になるまで1〇九HcILで洗浄し、引き続き
飽和N aHcO,水浴液にて中和、飽和Naα水溶液
にて洗浄をくり返した後、有機層を分取し、 Mg5O
,で乾燥した。溶媒を留去するとケトアルデヒド4(1
40〜)が淡褐色油状物として得られた。これは直ちに
次の反応に付した。即ち氷冷下転g&THF(5ad)
中に蒸留したTiCL (0,07ml 、 0.63
9 mmol)をシリηで徐々に加え生成した黄色溶液
中に亜鉛末(130W + 2 mmol )を−気に
加え、同温(0℃)にて約10分攪拌した、この暗青色
溶液に0℃にて上記の租ケトアルデヒド(1404)の
THF(214)溶液を徐々に滴下し1滴下終了後間条
件下に約1時間攪拌すると原料は完全に消失した。そこ
で反応液をニーデル(約30μ)で希釈し冷却下に飽和
炭酸カリウム水溶液(飽和にオCO8水溶液約5−)を
加え反応を停止した。水層及び有機層が一様になるまで
攪拌を続け、エーテル(約150173で十分に抽出を
行なった。
次にエーテル層を飽和NaHCO3水浴液(5IILg
X 1) +’飽和NaC1水溶液(5JljX2)に
て洗浄し、Mg5O,にて乾燥した。溶媒を減圧下に留
去すると粗のジオール体5 (130〜)が淡黄色油状
として得られた。
IR(neat )a+max: 3420 * 291 G + 2850 s ] 7
35 + 1400−”NMR(δ、 CDcts )
 : 5.50(m、2H)、 4.70(m、2H)、 3
.70(s、3HL0 、90 (m + 3H) このスペクトルデータは、ジオール体5の構造を支持し
ており、このことがらケトアルコール体3から目的とす
るケトアルデヒド体4が得られたことが飴められる。
参考例1 粗ジオール体5 (112,# 、約0.2 mmol
 )をCH,α、(1,5114)に溶かし一25℃に
冷却した浴液に蒸留したEt、N(0,05JIj、 
0.356 mmol )とメタンスルホニルクルリド
(0,02511j)。
0.32 mmol )をこの顔に加え同温にて約10
分間攪拌するとTLC(AeOBt:石油エーテル= 
  □l:2)にて原料化合物5よりやや極性の近い生
成物が観察された。そこで反応液を少量のエーテル(約
20紅)で希釈し飽和Naα水浴液(5−)を加えた後
、冷却器をはずし室温にて有機層がほぼ透明となるまで
攪拌した。次に水層をエーテル(約1001111j)
で抽出し、エーテル層を飽和NaHCO1水浴液、飽和
Naα水溶液にて洗浄しMg5O,で乾燥した。エーテ
ル貿去後得られる残量(12019,淡黄色油状物)は
精製せfUちに乾燥トルエン(111t)K#1かし、
これに室温でDBU(0,2m)を加えた。反応液は室
温で約2時間撹拌し、反応開始後30分、1時間、1.
5時間、2時間目FCDBU(0,IIIj)を追加し
たがTLC上目立った変化は認められなかった。反応液
をエーテル(約20−)で希釈シタ後、飽和Naα水溶
液(am)+ l OXHci(2g)を加えしばら(
攪拌し、エーテル(約8011j)にて抽出な行なった
。エーテル層は10%HCiで水層が酸性となるまで洗
浄し、次に飽和NaHCOs水溶液、飽和Naα水溶液
で洗浄し、Mg5O,で乾燥した。エーテル留去後得ら
れる残量%: 5in2カラムクロマトグラフイー(エ
ーテル二石油エーテル=I:1)Kて分離精製すると純
粋なエポキシド体6(31〜、5より26.5%)が無
色油状物として得られた。
IR(neat)JImax: 2925.2850.1735.1440α−1HMR
δtcDaa): 5−40(mm−40(4,70(m+2H)+4.2
0−3.70(m、4H)、 3.68(s、3H)。
3、b5−3.30Cm、2H)e 3.25(a、I
H)+0.90(m、3H) Mass(m/ e ) : 54BCM )、534.503%474,464゜m
/e : 548.3685(calcd for C
5tHatOv*548.3699. M  ) 参考例2 室温で、乾*THF(5au)に攪拌下Na1(300
Ill s 2 mmol )と無水トリフルロオロ酢
絨(0,075m I O,5mnol ) t’加え
約10分攪拌すると(:F、C01の撫黄色溶液が生成
する。これKT)IF(3114)に溶かしたエポキシ
ド6(140j11’IO,255mmol)をシリン
ジで徐々KM下し、wIi下後ri1温で約15分攪拌
するとTLC(エーテル;石油エーテル=1: )にて
原料はほぼ消失し、UVのある生成物が餡められる。こ
の反応液に室温で過剰の亜鉛末(3504、5,38m
mol)を−気に加え、室温で1時間反応させた後徐々
に昇温し、60〜65℃にて1時間攪拌し反応を完結す
る。型温に戻した後反応液をエーテル(約80g)で希
釈し、Florigil少量を加え短かいFlorig
i1層を通しまず無機物を除いた。残量はエーテル(3
011JX2)で十分に洗い、エーテル層は一つ九合し
分液ロート中に移し、飽和Nameへ水浴液、飽和Na
α水溶液にて洗#!Pilk Mg5O,で乾燥した。
エーテルを留去し得られる残量1kSin、カラムクロ
マトグラフィー(エーテル:石油エーテル=1: )に
て分離精製すると、極性の近い部分から目的とするオレ
フィン?(601I9.44.2九)が淡黄色油状物と
して得られ、より物性の高い部分から原料のエポキシド
6(60■、4j316)が回収された。
生成物 IR(neat )ymax : 2925.2850+1735.1440cm+−”N
 M R(J + CDCJLs )  :5.45(
rnw2H)1 5.25(br+11.IH)+4.
68(m、2H)14.20−3.70(m+4H)、
3.t+8(s、3H)+3、cts−3,251m 
、2H)+  2.95(m 、IH)+0.90(m
+3H) Mass(m/e ): 501 (M−OCH3)、345 m/e  501.3538(calcdforc、、
H4,Os+501.3567M−QCル) Hd   品 テトラヒドロピラニル体7 (245! 、 0.04
5mmol )に室温にてAc0H−H,0−THF 
(3: 1 : 1 )溶液(11)を加え保々に昇温
し、50°〜55℃にて1時間撹拌するとTLC(エー
テル)上で原料は完全に消失し、極性の高い2つの生成
物が観察された。反応液を室温に戻した後、エーテル(
約301Lt)で希釈し、攪拌下に過剰の飽和NaHC
へ水溶液(約]Ov)を加え中和した、水層なエーテル
(約80成)で十分に抽出しエーテル層を飽和Na1l
水浴液(51jljX 2 )で洗浄しMg5O,で乾
燥した。エーテル留云後得られた残量(25ダ)をSi
鴨薄層クロマトグラフィー(0,25mmX 2 Gc
IIX 20atm X 1 + エーテル)にて分離
精製すると極性の高い部分(Rf=O,13゜エーテル
)から目的の15α−ジオールエステル体8 (9,0
〜、 55.8%)が無色油状物として得られた。又極
性の低い部分(Rf = 0.31 。
エーテル)からは異性体の15β−ジオールが3.1〜
(22,3%)無色油状物として得られた。
15α体: IR(neat)νmax: 3350.2925.2850.174G、1435゜
1200.1020傷−1 NMR(δ 、COO,): 5.55(m+2H)+  5.30(brs*IH)
+4.25−3.95(m+2H)、3.68(m+3
H)+3.90−3.55(m、2H)、3.20−2
.80(m、2H)。
0.90(m、3H) MasII(m/e):346(M−H2O)v328
.315 。
(m/ a ) : 346 、2516 (calc
d for C@tHsaOs +346.2499.
M−)1,0 ’J15β体; IR(n5at )  νmax  :3350.17
40CII−1 NMR(δ 、COO,):

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、2位と3位との間の記号■は2位と3位との間
    が単結合又は二重結合であることを表わしており;Gは
    −CO_2R^5又は−CONR^6R^7であり、こ
    こでR^5は水素原子、C_1〜C_1_0のアルキル
    基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは非
    置換の脂環式基、置換もしくは非置換のフェニル(C_
    1〜C_2)アルキル基、トリ(C_1〜C_7)炭化
    水素−シリル基又は一当量のカチオンであり、 R^6、R^7は同一もしくは異なりC_1〜C_1_
    0のアルキル基又はR^6とR^7はそれらが結合して
    いる窒素原子と一緒になつて更にヘテロ原子を含有して
    いてもよい5〜6員の置換もしくは非置換の環であり;
    R^1は水素原子、又はメチル基であり;R^2は非置
    換のC_5〜C_6のアルキル基、置換もしくは非置換
    の脂環式基又は置換されていてもよいフェニル基、フェ
    ノキシ基、C_1〜C_6のアルコキシ基もしくはC_
    5〜C_8のシクロアルキル基で置換されている置換C
    _1〜C_5のアルキル基であり;R^3、R^4は同
    一もしくは異なり水素原子、C_2〜C_7のアシル基
    、トリ(C_1〜C_7)炭化水素−シリル基又は水酸
    基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基である
    。〕 で表わされる9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキソ
    プロスタグランジンE_1類。 2、上記式〔 I 〕においてGがカルボキシ基又はメト
    キシカルボニル基である特許請求の範囲第1項記載の9
    −デオキシ−9−ホルミル−6−オキソプロスタグラン
    ジンE_1類。 3、上記式〔 I 〕においてR^2がn−ペンチル基、
    2−メチル−1−ヘキシル基、シクロヘキシル基又はシ
    クロペンチル基である特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の9−デオキシ−9−ホルミル−6−オキソプロス
    タグランジンE_1類。 4、上記式〔 I 〕においてR^3、R^4が同一もし
    くは異なり水素原子、t−ブチルジメチルシリル基、2
    −テトラヒドロピラニル基、アセチル基、1−メトキシ
    −1−メチルエチル基、4−(4−メトキシテトラヒド
    ロピラニル)基、6,6−ジメチル−3−オキサ−2−
    オキソビシクロ〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基又は
    ジメチル(2,4,6−トリ−t−ブチルフェニルオキ
    シ)シリル基である特許請求の範囲第1項〜第3項のい
    ずれか1項記載の9−デオキシ−9−ホルミル−6−オ
    キソプロスタグランジンE_1類。
JP16986886A 1986-07-21 1986-07-21 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類 Granted JPS6212756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16986886A JPS6212756A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16986886A JPS6212756A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58010577A Division JPS59137445A (ja) 1983-01-27 1983-01-27 プロスタサイクリン類及びその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6212756A true JPS6212756A (ja) 1987-01-21
JPH025744B2 JPH025744B2 (ja) 1990-02-05

Family

ID=15894436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16986886A Granted JPS6212756A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6212756A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997001534A1 (fr) * 1995-06-26 1997-01-16 Teijin Limited Prostaglandines et procede pour la production de celles-ci

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997001534A1 (fr) * 1995-06-26 1997-01-16 Teijin Limited Prostaglandines et procede pour la production de celles-ci

Also Published As

Publication number Publication date
JPH025744B2 (ja) 1990-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06145085A (ja) カルバサイクリン類似体類
EP0134246B1 (en) Prostacyclines and process for their preparation
JPS6212756A (ja) 9―デオキシ―9―ホルミル―6―オキソプロスタグランジンe1類
US4983753A (en) Precursors and synthesis of di-(methyl)-16,16-(dimethyl)-11-alpha,15-alpha beta-dihydroxy-9-oxo-2,13-trans,trans-prostadienoates
JP4598429B2 (ja) ジハロゲン化プロスタサイクリン類
US3836581A (en) 1-alkoximino-2-(omega-substituted-alkyl)-2-cyclopentenes
FR2515642A1 (fr) Nouvelles (11r)-11-deoxy-11-alkyl-6-oxo-prostaglandines et compositions pharmaceutiques les contenant
US4044005A (en) Peroxides of 2-oxo-cyclopenta[b]furans
JPS58164585A (ja) 新規ベンゾピラン化合物類
JP2677779B2 (ja) プロスタグランジン類
CH659472A5 (de) Epoxycarbacyclinderivate, ihre herstellung und verwendung.
US4032520A (en) Synthesis of cyclopentanol
JPS5921864B2 (ja) フルオロプロスタグランジン及びその製造法
JPS6253936A (ja) プロスタグランジン類
US5166369A (en) Precursors and synthesis of D1-(methyl)-16,16-(dimethyl)-11-alpha, 15-alpha, beta-dihydroxy-9-oxo-2,13,-trans, trans-prostadienoates
US4578482A (en) Process for preparing prostacyclins
JPS5946946B2 (ja) シクロペンタノン誘導体化合物の製法
JPS59122482A (ja) △↑6−プロスタグランジンi↓1類の製造法
JPS5823374B2 (ja) 3−ヒドロキシ−5−オキソ−2−置換−シクロペンタンアルケン酸の製造法
JPS61152651A (ja) プロスタサイクリン類及びその製法
JPS6212743A (ja) カルバサイクリン類の製造法
JPS631309B2 (ja)
JPH038352B2 (ja)
JPH02311473A (ja) 縮環性ラクトン及びその製造法
JPH0141139B2 (ja)