JPH04500966A - 脈管狭窄の治療におけるγ―インターフェロンの使用 - Google Patents

脈管狭窄の治療におけるγ―インターフェロンの使用

Info

Publication number
JPH04500966A
JPH04500966A JP1510051A JP51005189A JPH04500966A JP H04500966 A JPH04500966 A JP H04500966A JP 1510051 A JP1510051 A JP 1510051A JP 51005189 A JP51005189 A JP 51005189A JP H04500966 A JPH04500966 A JP H04500966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interferon
cells
smooth muscle
treatment
expression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1510051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2895896B2 (ja
Inventor
ハンソン ゲーラン
ホルム イャン
ヨナソン レナ
Original Assignee
ジェネンティック インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェネンティック インコーポレイテッド filed Critical ジェネンティック インコーポレイテッド
Publication of JPH04500966A publication Critical patent/JPH04500966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2895896B2 publication Critical patent/JP2895896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/19Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • A61K38/21Interferons [IFN]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/19Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • A61K38/21Interferons [IFN]
    • A61K38/217IFN-gamma
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、/lvのrム に+し − ン − ロン支止■ 本発明は、例えば血管形成および/または脈管手術における再狭窄治療を含む内 膜過形成によって生した脈管狭窄の治療についての製剤の製造にT−インターフ ェロンを使用することに指向することにある。特に、本発明は血管形成および/ または脈管手術における動脈狭窄の治療に指向することである。
見所Ωi景 心臓血管についての研究の進歩によって、特に高コレステロール血症、スモーキ ング(smokeing)および高血圧症のようなアテーロム性動脈硬化症につ いての危険要素を減少することによって、患者における心臓発作の発生率を低下 させている。心臓発作の発生は冠状動脈における血栓を溶解する組織−タイププ ラスミノーゲン活性化因子(t−PA)の投与によって止めることができること は知られている。最近、組換えDNA技術によるt−PAのクローニングおよび 生成によって、t−PAを制限されない量で生成させている。
冠状アテローム性動脈硬化症を引き起こす患者における心臓発作を防止するため には、外科的方法だけが用いられている。
二三の重要な新しい技術は外科治療において発展している。特に、バルーン カ テーテルを用いる血管形成手段および最近のレーザーは、冠バイパス外科治療が 確実でなく、かつひどくない症状の患者、また一般条件が主な外科治療に望まし くない患者の治療に適している。
しかしながら、通常の外科または血管形成手段である主な血管のすべての手技は 、動脈の再狭窄を導びく内膜過形成をよく起すことから障害となる、例えば、サ ルグレンの病院(sahl−gren’ s Ho5pital) 、スウェー デン、イエーテボリーにおける、経皮トランスルミナル冠血管形成症にかかって いる患者のすべての内の約30%が虚血性症状を起す内膜病変(intimal  1esions)を引き起している。
また、この問題は通常の脈管外科治療後にも観察されている。
下肢に血液を供給する動脈の再形成手術では、すべての場合の50%が内膜病変 により虚血性症状を再発している(ラザフオードR(I集) rVascula r SurgeryJCh、 58を第2版、サランダース(1984)参照) 。同様に、頚動脈血管内膜切除を受けた患者のすべての内ち約20%が内膜過形 成を引き起している。同様の結果は二三の他の治療センターから報告されている 。また、内膜過形成は冠バイパス手術に関連して、しばしば観察されている。そ れ故、今日において、手術後および[血管形成後(postangioplas tic) j内膜過形成は、臨床心臓病学、心臓手術および脈管手術において主 問題とされている。
例えば、狭心症の多く患者は血管形成手術を繰返し受けており、結局、冠バイパ ス手術が行われている。内膜過形成の発生を回避できる場合には、患者を苦痛お よび悩みから開放してやることができ、また実質的に治療費を軽減することがで きる。
内膜細胞増殖による機構は脈管生物学者によって非常に注意深く研究されている 。動脈に対する機械的障害は内側平滑筋細胞を内膜に移行することは知られてい る。一旦、内膜において、細胞が増殖を始め、何ケ月か持続する内膜病変を形成 する(シュワルツSM 、カンプベルGRおよびカンプベルJH氏’C1rcR es J 58 : 427 (1986)参照)。表面の再内皮化は病変の退 行について重要であると思われ、内皮上構造に対する損傷の割合は病変の進行に ついて大切である。
脈管平滑筋細胞の増殖は、おそらく、インスリンのような血液に循環するか、ま たは小板−誘導成長ファクターのような細胞から開放するかによる成長ファクタ ーで制御することができる。後述するファクターは巨核球によるばかりでなく、 単球および内皮細胞によって合成される(ロス8氏rNew Engl J M ed」314 : 488 (1986)およびロス8氏、レインスE−ボーウ エンーホップ叶氏rcell」46 : 155〜169 (1986)参照) 、この事は炎症性細胞が管壁の成長調整に関係することを示している。
平滑筋細胞についての成長抑制ファクターについてはあまり知られていない。ヘ パリンの薬理学的に投与は平滑筋増殖を抑制しくクローニスAWおよびカルノブ スキーMJ氏r Na ture J265 : 625 (1977)参照) 、この事は内因性ヘパリン一様物質が生理学的生成制御に影響を与えることを示 している。しかしながら、血管形成および外科的処置を受けたすべての患者がヘ パリン治療を受けているが、有意な内膜狭窄を引き起している。
細胞タイプ−特異的モノクロナール抗体を用いる最近の免疫細胞化学研究では、 単球−誘導マクロファージがアテローム性動脈硬化斑に多量に存在することを報 告している(ベデラーCA、ナイランドHおよびマドラ−8氏:早期ヒトアテロ ーム性動脈硬化病変における泡沫細胞の1nSitu特性rActa Path olMicrobiol Immunol 5cand (C) J 92 :  133〜137 (1984)、およびアクエルNM、パルRY 、ワルドマ ンHおよびミツチンソンMJ氏:ヒト アテローム性動脈硬化斑における泡沫細 胞の単球源、rAtherosclerosis J 53 : 265〜27 1 (1984)、およびジョナソンし、ホルムJ、スカリーO,ボンジエルス GおよびハンソンGK氏: ヒト アテローム性動脈硬化斑におけるT−細胞、 マクロファージおよび平滑筋細胞の局部蓄積、「Athe−rosclero− sis 」6 : 131〜140 (1986)、およびガウンAM、ツカダ TおよびロスR氏:ヒト アテローム性動脈硬化■、ヒトアテローム性動脈硬化 病変の細胞組成の免疫細胞化学分析rAm J Pathol J 125 ;  191〜207 (1986)参照)。しかしながら、これらの研究は、病的 環境における動脈壁に見出すことのできる唯一の血球−骨細胞についてではない 。T−リンパ球はヒト アテローム性動脈硬化斑の線維性キャップにおける細胞 集団の5分1を構成しており(ジョナソン氏ほか’Atheroscleros is J 6 : 131〜140 (1986)参照)、およびまた脈管損傷 の実験的モデルにおいて観察することができる(ジョナソンし、ホルムJおよび ハンソンGK氏:平滑筋細胞の損傷に対する動脈応答中のIa抗原発現、rLa b InvesJ 58:310〜315 (1988)。
免疫細胞化学データは、T−リンパ球が平滑筋細胞の成長特性および他の機能を 調整できることを示している。T−リンパ球に冨んだアテローム性動脈硬化斑に おいて、多くの平滑筋細胞はクラス■主組織適合性複合抗原(Ia抗原)を発現 する。
他方において、平滑筋細胞は非アテローム性動脈硬化、正常動脈におけるIa抗 原に欠乏している(ジョナンソンし、ホルムJ、スカリーO,ガビアニ一〇およ びハンソンGK氏:ヒト アテローム性動脈硬化における脈管平滑筋細胞のクラ スII移植抗原の形質発現、r J C11n InvesJ 76 : 12 5〜131 (1985)、およびハンソンGK 、ジョナソンし、ホルムJお よびクラエソンーウェルシし氏:アテローム性動脈硬化斑におけるクラス■MH C抗原形質発現;平滑筋細胞のHLA−DR、HLA−DQ および不変γ鎖の 発現、rclin exp Immunol」64 : 261〜268 (1 986)参照)。Ia抗原はラットの損傷に対する動脈応答中、平滑筋細胞に発 生するが、しかもIa抗原と脈管狭窄との関係を示すまたは暗示する研究はこれ までは存在していない。
これらの抗原はTリンパ球に対する外来抗原の表示において基本的役割を演する 。マクロファージ、内皮細胞およびユニの他の細胞タイプによるこれら抗原の形 質発現は活性化Tリンパ球により分泌されるγ−インターフェロンによって誘導 される(ポベルJS、ギムブロンMA、コトランR3,レイスC3゜ブラコオフ SJ、フイエルスWおよびアウルトKA氏;活性化T細胞によりおよびヒトT− インターフェロンにより誘導できる脈管内皮によるIa形質発現、rJ Exp  Med J 157 : 1139〜1353 (1983) 、およびウナ ヌエERおよびアレンPM氏:非リンパ球におけるIa形質発現の研究結果につ いてのコメント、rLab InvesJ 55 : 123〜125 (19 86)参照)。
白血球、繊維芽細胞および他の細胞タイプにより生ずるα−およびβ−タイプ  インターフェロンはある種の細胞タイプの増殖を抑制することが知られている。
T−インターフェロンは活性化Tリンパ球により釈放され、またコンディション ド メディウムまたは製剤を乳腺細胞および繊維芽細胞のような種々のタイプの 培養細胞に加える場合には、増殖を抑制することが知られている(ルピンBYお よびグフタSL氏:抗ウィルス剤および抗増殖剤としてのヒト タイプIおよび タイプ■インターフェロンの識別効力、rProc Natl Acad Sc i USA J 77:5928〜5932 (1980) 、およびブラロッ クJE、ゲオルジアデスJA。
ラングフォールドNFおよびヨハンソンHM氏:繊維芽細胞または白血球インタ ーフェロンより強い抗細胞活性を有する精製ヒト免疫インターフェロン、rce ll Immunol J 49 : 390〜401(1980)、およびワ ラヒルSMおよびガルテリイCL氏:ヒトT細胞および連続T細胞系源のリンホ カインによる繊維芽細胞成長の調整、rJ Immunol 」130 : 1 226〜1230 (1983)参照)。しかしながら、この効果はγ−インタ ーフェロンそれ自体の抑制効果より、むしろリンフォトキシン(腫瘍壊死因子) による製剤の汚染によるかどうかが問題とされている。
要約すると、脈管狭窄および関連する障害を平滑筋細胞の成長を抑制する製剤の 使用によって治療できるので有益である。
主肌二皿車度翌所 本発明において、T−インターフェロンが内膜病変およびアテローム性動脈硬化 における平滑筋細胞についての重要な成長抑制剤であることを見出したことは驚 くべきことであり、この事が本発明の基礎をなすものである。
本発明の1つの観点においては、例えば内膜過形成により生ずる脈管狭窄の治療 における製剤の調製にT−インターフェロンを使用することである。
本発明のこの観点の1例においては、脈管狭窄の治療を動脈狭窄または閉塞の治 療による再狭窄に適用する。
本発明のこの観点の好適例においては、脈管狭窄の治療を血管形成および/また は脈管手術による動脈狭窄治療に適用する。
本発明の他の観点においては、例えば内膜過形成により生ずる脈管狭窄の治療に T−インターフェロンを使用する方法にあり、この場合γ−インターフェロンを 患者に、かかるインターフェロンを治療効果を生ずるのに十分な分量で含有する 製剤で投与する。
本発明のこの観点の1例においては、脈管狭窄の治療を動脈狭窄または閉塞の治 療による再狭窄の治療に適用する。
本発明のこの観点の好適例においては、脈管狭窄の治療を血管形成および/また は脈管手術による動脈狭窄治療に適用する。
使用するT−インターフェロン源は臨界的でなく、合成、天然または組換えDN A技術により作られた組換えT−インターフェロンを用いることができる。
本発明の製剤は患者に非経口投与、すなわち、皮下、静脈または筋肉注射によっ て投与するのが好ましい。
希釈薬および賦形剤を、一般に製薬、例えば生理食塩水に用いることができる。
図 (7) 、Z”肌 第1図は培養平滑筋細胞増殖におけるγ−インターフェロンの種々の濃度の効果 を示すグラフである。
第2図は平滑筋細胞培養における成長の誘導についてのγ−インターフェロンの 種々の濃度の効果を示すグラフである。
第3図は平滑筋細胞周期の01相の持続を示すグラフである。
第4図は平滑筋細胞周期の初期相での平滑筋細胞複製におけるγ−インターフェ ロンの効果を示すグラフである。
第5図は異なるT−インターフェロン濃度において平滑筋細胞におけるI−A形 質発現でのT−インターフェロンの効果を示すグラフである。
第6図は平滑筋細胞におけるI−A形質発現でのT−インターフェロンの時間に 対する効果を示すグラフである。
第7図は平滑筋細胞増殖の抑制に用いられたT−インターフェロン製剤における エンドトキシン汚染の欠乏を示すグラフである。
第8図はI−A発現平滑筋細胞およびI−Aネガティブ平滑筋細胞のそれぞれの 複製の程度を示すダイヤグラムである。
主肌■詳に立且旦 培養動脈平滑筋細胞における組換えT−インターフェロン効果を研究し、このリ ンホカインが細胞増殖を抑制することを確めた。この効果はIa抗原の誘導に対 応する。それ故、Ia形質発現および細胞複製をバルーンド(ba l 1oo ned)ラット頚動脈における損傷に対する動脈応答について研究した。Ia形 質発現と増殖の欠乏との相関関係を得た。
研究を行い、アテローム性動脈硬化斑を形成する細胞集団を同定した。それ故、 細胞タイプ−特異抗原に対するモノクロナール抗体を血管内膜切除被検物のセク ションに適用した。脂質に富んだコア部位における多くの細胞は抗体によりマク ロファージ抗原を染色するのを確め、繊維状キャップの細胞の多くが、しばしば 抗平滑筋抗体によって染色された(ジョナソンL、ホルムJ、スカリー0.ボン ドジエルスGおよびハンソンGK氏rArteriosclerosis」6  : 131 (1986)参照)。更に、驚くべきことは、特に繊維状キャップ に実質的量のTリンパ球を観察したことである。これらの多くを活性化の符号、 すなわち、HLA−DR、VLA−1およびインターロイキン−2受容体の形質 発現を示した(ジョナソンし、ホルムJ、スカリーO,ガビアニGおよびハンソ ンGK氏rJ C11n Invest J 76 : 125 (1985) 、およびハンソンGK、ジョナソンし、ホルムJおよびタラエソンーウエルシL 氏rc1in exp Immunol J 64 : 261 (1986) 参照)。
これらのT細胞に富んだ区域における多くの平滑筋細胞はHLA−DR(Ia抗 原)を発現し、これに対してこの抗原は正常動脈壁の平滑筋細胞においていまだ かって見出されていない。HLA−DR形質発現はT−インターフェロンの釈放 を介して活性化T細胞によって誘導される(ポベルJS氏ほかrNature」 305 ニア26 (1983)、およびウナヌエERおよびアレンPM氏rL abInvesJ 55 : 123 (1983)参照)。それ故、アテロー ム性動脈硬化における研究結果は、γ−インターフェロンがアテローム性動脈硬 化斑における遺伝子発現のバラクリニア調整に含まれることを示している。アテ ローム性動脈硬化斑におけるγ−インターフェロンの存在についての直接免疫組 織化学的証明は最近、得られている。
実m段 実験動物モデルを動脈平滑筋増殖および遺伝子発現を調整するT白血球の役割に ついての分析に用いた。この目的のために、バウムガートナー氏により開発され 、かつクローウスおよびレイディ氏により改良されたバルーン カテーテル モ デルを適用した。内膜病変をラット頚動脈にフォガーティ バルーンカテーテル により誘導し、白血球およびIa抗原の発現の異なるタイプの浸潤を損傷後、異 なる時点で免疫組織化学により分析した。
少量であるが、しかし有意量のT細胞増殖を2週間にわたって確め、内膜におけ る平滑筋細胞がIa抗原の発現し始めるのを確めた。試験管内で、Ia形質発現 は組換えγ−インターフェロンによって誘導することができた。これらの研究結 果は、T−インターフェロンが釈放し、内膜病変において平滑筋遺伝子発現に影 響を及ぼすことを示している。
試験管内で、T−インターフェロン平滑筋細胞増殖の効果的な抑制剤であり、こ れが損傷後、内膜病変において平滑筋増殖の内因性抑制剤として作用するものと 思われる。
この仮説についての間接的支持と病変における平滑筋細胞複製の分析によって得 られた。Iaポジティブ平滑筋細胞が損傷後14日日月おいて24時間パルス中 に3Hチミジンを吸収しないことを確めた。
他の組の実験において、すべての複製平滑筋細胞をバルーニング(balloo ning)時に導入された浸透圧ポンプを介して3Hチミジンで標識付けした。
3HオートラジオグラフイーおよびIaについての免疫組織化学染色の組合せに よって、犠牲時において、すなわちバルーニング後14日月においてIaを発現 した細胞カ月a−ネガティブ平滑筋細胞より有意に少ないサイクルの複製を受け ることを確めた。この事は、T−インターフェロンが内膜過形成における平滑筋 細胞複製の内因性抑制剤であることを確認している。これらの結果は、損傷に対 する動脈応答における非経口的投与によるT−インターフェロンの効果を試験す る研究継続によって確めた。
材料豊よび方法 豊皿培1 ラット大動脈平滑筋細胞(SMCS)を200μ雄のスプラギューダウレイ(s praque−Dawley)ラットからコラゲナーゼ消化により分離し、ウシ 胎児血清(FCS)、100単位/dペニシリンG、100μg/mlストレプ トマイシンおよび50 μg/1rdlアスコルビン酸で補充したRPMI−1 640培地で成長させた。173〜175部の細胞を実験に用い、これらの細胞 を成長分析のために96−ウェル 微量滴定プレート(Nunc、 Roski lde、デンマーク)に、または DNA合成の分析のためにl Ocm 2ペ トリ一皿に入れた。
裟l公折 SMCSを指数関数的に成長させるか、または0.5%FC5における血清飢f i(serum 5taruation)の48時間後10%FC3の添加によ る細胞サイクルのギヤツブt(C+)相を導入するように誘導した。
培養物を、培地を10%FC5と共に加えた組換えマウスγ−インターフェロン (Genentech、 、カリフォルニア州、南すンフランシスコ)にさらし た。
種々の時間において、培養物を0.1M酢酸緩衝液、pH3,1中に4%ホルム アルデヒドで固定し、アミドブラックBと温置して細胞蛋白質を染色させた。非 結合染料を蒸留水でゆすぎ落とし、染料吸収量をEIA微量滴定光度計において 620nn+で調べた。
細胞当りに結合した染料を培養物当りの染料吸収量(Ab□。単位)を培養物当 りの細胞数で割って計算し、更に平衡培養物におけるトリプシン処理した細胞の 血球係数器で測定した。これらの培養物における細胞当りの染料吸収量が極めて 小さい変動性(く2%)であったことから、細胞数は与えられた培養物のA6□ 。吸収量をA6□。/細胞係数で割って評価することができた。この場合、T− インターフェロン処理培養物と未処理培養物との間のA6□。/細胞における有 意な差はなかった。細胞数を測定するための微視的力ランチングと染料結合分析 との間に相関関係は優れていた( r =0.98)。
二Σへ金戒 DNA合成をレインスおよびロス氏により記載されるように調べた。簡単に、S MCを上述するようにしてキャップO相(Go)に同期し、次いでT−インター フェロンの存在で、または不存在で血清の添加後、同時にまたは異なる時間にお いて10%FCSを添加して細胞周期を導入するように誘導した。3H−チミジ ン(10it Ci/10 cm”ウェル(wel l)をpcsと共に加え、 細胞を24時間でトリプシン処理により採取した。これらを0.22−μm微細 孔フィルター(Bedford、マサチューセッツ州)上に集め、トリクロロ酢 酸−不溶性放射能をインスターゲルIR(Indta−gel 1)に可溶化後 、シンチレーション カウンターで分析した。
a ノ の 入イム ・・セイ 96−ウェル微量滴定プレート(ヌンシ(Nunc) )におけるSMCを以下 に記載するようにT−インターフェロンにさらした。細胞をPBS (リン酸緩 衝食塩水、150mM NaC1,15mMリン酸緩衝液、p)l 7.2 ) で3回ゆすぎ、100mMリン酸ナトリウム緩衝液、pH7,2中1%ホルムア ルデヒドで4°C15分間にわたって固定した。これをPBSで3回ゆすぎ、0 .1ウシ血清アルブミンを含むPBS (BSA 、 RIA等級、シグマ ケ ミカル(Sigma Chemical、ミズーリ、セントルイス)中100m Mグリシンと37°C30分間にわたって反応させた。細胞をPBS中でゆすい だ後、細胞を0.1%BSA含有PBS中0.5%標準ウマ血清と37°Cで6 0分間にわたって予備温間し、0.05%トウイーン20を含有するPBSで3 回ゆすぎ、次いでモルクロナール抗体0×6およびOx17 (Seralab 、 Cra−wle Down+英国、サセックス)で温置し、チェケルボード 滴定(checkerboardtitration)によって定めた最適な希 釈で、37℃60分間にわたってI−AおよびI−E抗原のそれぞれを検出した 。過剰の抗体をPBS/ )ウィーンで3回ゆすいで洗い落し、細胞をPBS/ BS八に1:1000の割合に希釈したアルカリ性ホスファターゼ−標識、アフ ィニティー精製ヤギ アンチ−マウス免疫グロブリンG抗体(Jackson  Lab、ペンシルヴエニア州アボンダレ)と30分間にわたって温置した。PB S/)ウィーン洗浄後、被検物を10%ジェタノールアミン、0.5a+M M gC1zに1 mg/Id p−ニトロフェニル ホスフェート基質を含有する 基質溶液、p)19.8中37℃で60分間にわたって温置した。反応を2HN aOHの添加により停止し、405における吸光度を微量滴定光度計で調べた。
勤上夫筋↓ 15年5ケ月生育したスプラギューーダウレイ ラットを上述するように頚動脈 損傷させた。簡単に、麻酔したラットを左外側頚動脈を介してフォガーティ2P バルーン カテーテルでカテーテル処理した。バルーンを共通頚動脈の最も近い 部分において膨張し、カテーテル頚動脈分岐点の方向に後退させた。この処理を 3回繰返し、次いでカテーテルを除去し、外側頚動脈および表在損傷を閉じた。
この処理によって、損傷区域のすべての内皮細胞を除去し、かつ内側平滑筋細胞 が幾分、失うのを確めた。3H−チミジン(6,7Ci/nモル; New E nglad Nuclear+マサチューセッツ州ボストン)を、5匹のラット に手術日から腹腔内浸透ミニポンプを介して連続的に注射した(クローニス静お よびシュワルツSM: 損傷ラット頚動脈における静止平滑筋移動の重要性rC ire Res」56 : 139〜145 (1985)参照)。
他の10匹のラットに、4日間において24時間中3回にわたって″H−チミジ ンを注射したくジョナンソンし、ホルムJ、ハンソンGK:損傷に対する動脈応 答中Ia抗体を発現する平滑筋細胞’Lab InvesJ 58 : 310 〜315 (1988)参照)。
手術後14日にして、ラットを麻酔し、頚動脈にリン酸緩衝液、pH7,2中1 %ホルムアルデヒドを潅流して固定した。損傷させた左側および損傷させない右 側の頚動脈を含むセグメントを液体窒素中でスナップ凍結しく5nsp−fro zen) 、8μmセクションを低温槽ミクロトームにおいてカットした。Ia 抗原I−Aを、マウス アンチ−ラット モノクロナール抗体OX6で、次いで ビオチニル処理した(biotinylated)ウマ アンチ−マウス免疫グ ロブリンGおよびビオチン−アルカリ性ホスファターゼ複合物(Victor、 カリフォルニア州 バーリンガム)で温間して明視化した。次いで、セクション をホルムアルデヒドに固定し、NTB 2ニユークリア トラック エマルジョ ン(Kodak、ニューヨーク州ロチェスター)に浸した。これらのセクション を2週間後展開し、ヘマトキシリンで染色し、光学顕微鏡で検査した。各動物に ついて、200個の細胞を内膜肥厚(intimal thickening) の相当する区域において数え、およびIa−ポジティブおよび3H−チミジン− ポジティブ細胞を定めた。
手段をスチュデンツLテスト(5tudents’ t test)と比較した ;多比較の場合、シュフッ コレクション(Scheffe s’ corrc tion)をアルミテージ(Armitage)氏により記載されているように 用いた(アルミテージP氏;医学研究における統系的方法、英国オックスフォー ド、ブラックウェル出版(1971)参照)。差異はP<0.05において有意 のように考えられた。回帰線を最小−スクエア法(least−squares  method)により適合させた。
見−且 指数関数的に成長するラット平滑筋細胞の増殖は培養基に組換えγ−インターフ ェロンを存在することによって抑制できた。
第1図は、平滑筋細胞増殖はT−インターフェロンによって抑制することを示し ている。96−ウェル微量滴定プレートにおける指数関数的に成長する動脈平滑 筋細胞を培養基において異なる投与量の組換えマウスT−インターフェロン(r −IFN)ニサらした。A、B、C,DおよびEは0. 1.10.15および 100のそれぞれの単位(u)/ rllRのT−インターフェロンの濃度に相 当させた。有意な抑制を処理後4日目において10単位/dで、およびインター フェロン添加後2日月で50または100単位/戚で得た。平坦域に達した場合 には、50単位/dまで、T−インターフェロン投与と増殖抑制との間に投与一 応答関係が存在した。
成長抑制は、先ず細胞が血清飢餓により成長抑制され、次いでFCS添加により 細胞周期が導入される場合に、極めて著しかった。この事を第2図に示しており 、同期した平滑筋培地における成長誘導がγ−インターフェロンによって抑制さ れていることを示している。A、B、C,DおよびEを第1図のA−Eと同じT −インターフェロン濃度に相当させた。この場合、培地における10単位/1d r−インターフェロンが50%成長抑制を得、有意な抑制が9日間さらした後1 単位/Idのように少量で得た。有意な抑制は10単位/dで4日後に得られ、 最大抑制は50単位/dで達成した。
また、平滑筋細胞複製におけるT−インターフェロンの効果は、細胞周期中およ び細胞周期に導入後、同期細胞によって吸収される3H−チミジンの分析によっ て評価した。先ず、細胞周期のG、相の持続を調べた。10cm”ペトリ皿中の 細胞を血清飢餓によって阻止し、次いで10%ウシ胎児血清の添加により0時間 で細胞周期を導入されるように誘導した。3H−チミジンをウシ胎児血清と一緒 に加え、細胞を異なる時点で採取し、トリクロロ酢酸不溶性放射能を三重培養物 (triplicatecultures)のシンチレーション カウンターに より調べた。血清添加から3H−チミジン吸収の開始にわたる時間を調べた(す なわち、第3図の曲線の彎曲点)。G1相は約20時間であった。
第4図は、T−インターフェロンを血清と一緒に添加した場合、3H−チミジン の吸収が70%まで減少することを示している。γ−インターフェロンは細胞周 期の初期G1において作用することによって平滑筋細胞複製を抑制する。10c n+”ペトリ皿中の細胞を成長阻止し、次いでFCSの添加により細胞周期に入 るように誘導した。次いで細胞を3H−チミジンに連続的にさらした。γ−イン ターフェロンをFCSと共に、または3,6゜9.12または15時間後に加え た。すべての細胞を24時間で採取し、トリクロロ酢酸不溶性放射能を四重培養 物のシンチレーション カウンターにより調べた。X軸はFCSの添加からT− インターフェロンの添加にわたる時間を示しており、「0時間」はFCSおよび T−インターフェロンを同時に受け入れた培養物を示し、「15時間」はウシ胎 児血清の添加後15時間においてT−インターフェロンを受け入れた培養物を示 している。y−軸において、100%はT−インターフェロンにさらさない培養 物における3H−放射能を示しており、T−インターフェロン処理培養物におけ る放射能をこの値の百分率で与える(平均植土SD )。しかしながら、γ−イ ンターフェロンの添加を血清添加後9時間以上遅らせた場合には、抑制は得られ なかった(第4図参照)。それ故、データは、T−インターフェロンがGoから G、の変異、または脈管平滑筋細胞における細胞周期のG。
相中の初期を阻止することによって作用することを示している。
T−インターフェロンは内皮細胞および繊維芽細胞を含む標的細胞の変種による Ia抗原の形質発現を誘導する。アテロ−。
ム性動脈硬化動脈における平滑筋細胞はこれらの抗原を発現するのに観察されて おり (ジョナソンL、ホルムJ、スカリ0゜ガビアニGおよびハンソンGK氏 :ヒト アテローム性動脈硬化における脈管平滑筋細胞でのクラスII移植抗原 の形質発現rJ C11n InvesJ 76 : 125〜131 (19 85)) 、アテローム性動脈硬化斑における活性化Tリンパ球の存在は、Tリ ンパ球から釈放されたT−インターフェロンがこの抗原の形質発現を誘導するこ とを示している(ジョナソンL、ホルムJ、スカリO。
ガビアニGおよびハンソンGK氏:ヒト アテローム性動脈硬化における脈管平 滑筋細胞でのクラスII移植抗原の形質発現rJ C11n InvesJ 7 6 : 125〜131 (1985)、およびハンソンGK、ジョナソンし、 ホルムJおよびクラソンーウエルシし氏;アテローム性動脈硬化斑におけるクラ スII M)IC抗原形質発現;平滑筋細胞がHLA−DR,HLA−DQおよ び不変のT−鎖を発現する、rclin EXI) I++ununol J  64 ; 261〜268 (1986)参照)。この可能性については培養平 滑筋細胞をT−インターフェロンにさらすことによって試験した。
第5図は、T−インターフェロン(r−tpN)が投与量−依存手段での平滑筋 細胞における細胞表面1−A形質発現を誘導することを示している。96−ウェ ル微量滴定プレートにおける細胞を組換えマウスT−インターフェロンにより種 々の濃度で3日間にわたって処理し、次いで酵素結合イムノアッセイ技術により I−A形質発現について検定した。細胞当りのT−A形質発現を、各培養物にお ける全I−A値(405nmにおける吸光度)を染料結合により測定された培養 物当りの細胞数で割って計算した。培養物の平均(n=16)を示し、変動係数 (variationcoefficients) は常に2%以下とした。
第6図は、平滑筋I−A形質発現を誘導するT−インターフェロンの時間経過状 態を示している。96−ウェル微量滴定プレートにおける細胞(n=16)をT −インターフェロン(r−IFN微量: 100単位/d)で処理し、T−イン ターフェロン(A)添加後、種々の時点での酵素結合イムノアッセイによって分 析した。細胞当りのI−A形質発現を、ウェル当りのI−A形質発現(A、。、 単位)をウェル当りの細胞数で割って定めた。
対照値(B)は非模擬細胞(unsimnlated cells)から誘導し た。
標準偏差は平均の2%以下であった。誘導はT−インターフェロンにさらした4 0時間後に検出でき、平坦域は60時間の刺激後に達成した。I−A形質発現の 誘導のタイム フレームはT −インターフェロンにより誘導された成長抑制に 明らかに近似した。
第7図、成長およびI−A形質発現におけるγ−インターフェロンの効果がエン ドトキシン汚染によらないことを示している。この事はポリミキシンBをγ−イ ンターフェロンと共に添加することによりエンドトキシン抑制が結果に影響を及 ぼさないためである。成長−同期細胞は種々の濃度における組換えT−インター フェロンによって、およびポリミキシンBの添加(50μg/ml) (B)ま たは添加しない(八)で影響される。96−ウェル微量滴定理における16個の 平行培養物の平均を示しており、変動係数を常に2%以下にした。P、はポリミ キシンBと称する。マウスγ−インターフェロンにより得られた成長および■a 形質発現における効果(Genetechにより得られた)は組換えラットγ− インターフェロンにより得られた効果(Holland Bi。
technology により得られた)と同一であった。これに対して、ヒト γ−インターフェロンはラット細胞におけるIa形質発現を誘導しなかった。
同時にT−インターフェロンの試験管内での観察は細胞増殖の抑制を誘導し、I −A抗原の形質発現は成長抑制およびI−A形質発現が生体内での現象と関係す るという仮定の試験を助長する。それ故、ラット頚動脈における平滑筋増殖はバ ルーンカテーテル損傷によって誘導し、損傷時からのすべての複製細胞を浸透ポ ンプを介して連続的に受ける3H−チミジンで標識付けした。細胞複製およびI −A形質発現を、内膜肥厚を達成し、しかも増殖がまた続いた場合に、損傷後1 4日で分析した。
結果を表■に示す。
表−土 14日3H−チミジン標識期間中に増殖内膜病変における細胞複製およびIa形 質発現 3H−チミジン+ 3H−チミジン− 1−A” 1.3 (1,4) 9.6 (6,2)1−A−80,6(4,1 ) 8.5 (8,9)内膜平滑筋細胞のうち、81.9%は細胞複製の少なく とも1サイクルを通じて生じたことを示す3H−チミジンであった。免疫組織化 学により検出できるI−Aは細胞の10.9%で発現した。
また、大部分の全内膜平滑筋細胞は3H−チミジンにより標識付けされ、I−A ポジティブ細胞の8分の1だけが3H−チミジン ポジティブであった。3H− チミジン−ネガティブ平滑筋細胞のうち、半分以上がI−Aポジティブであった 。
また、DNA複製とI−A形質発現との相関関係は動物を殺す直前、24時間3 H−チミジンを注射することによって、手術から14日中に分析した。この場合 、25.5%の細胞が3H−チミジン ポジティブであったが、しかしこれらの 細胞はなにもI−Aを発現しなかった。これらの結果を表■に示す。
−表一」− 24時間3H−チミジン標識期間中、増殖内膜病変における細胞複製およびIa 形質発現3H−チミジン9 3H−チミジン− 1−A” O(0) 5.8(2,2)1−A−25,5(4,2) 68.7  (6,4)表中、カッコ内は全細胞数の値(%)、平均±SDを示している。
DNA複製とI−A形質発現との間の逆相関関係は、I−A形質発現を誘導する 機構が増殖を抑制することを示している。
この考察は、14日浸透ポンプで標識付けしたラットから得たオートラジオグラ フィー分析によって支持した。第8図は、I−A形質発現平滑筋細胞が、損傷に ついての応答中、ネオインチマ(neointima)におけるI−Aネガティ ブ形質発現平滑筋細胞より僅かに複製されることを示している。動脈損傷はラッ トの頚動脈バルーニングによって加えられ、複製細胞は14日にわたる浸透ポン プを介して連続的に注入する″H−チミジンによって標識付けした。I−A形質 発現は同じセクションの免疫組織化学およびオートラジオグラフィーによる3H −チミジン吸収によって調べた。I−AポジティブおよびI−Aネガティブ細胞 における銀粒子の数は4種の病変において数えた(病変当りの50個のI−Aポ ジティブおよび50個のI−Aネガティブ細胞)。
動物間には有意な差がなかったので、すべての5種の病変からのデータは統計的 分析にプールした。I−Aポジティブ細胞とI−Aネガティブ細胞間における銀 粒子の差はp<o、oiで異なり、平均±SDを図面に示している。細胞の3H −チミジン標識増殖集団において、核当りの銀粒子の平均数は、I−Aポジティ ブ細胞と比較した場合に、I−Aネガティブ細胞におけるより約2倍高かった。
多くの3H−チミジンは各付加増殖により細胞に蓄積すると予想されており、細 胞当りの粒子数は明らかに細胞当りの放射能に関係する。それ故、I−Aポジテ ィブ平滑筋細胞とI−Aネガティブ平滑筋細胞との間の差は、■−Aポジティブ 細胞がI−Aを発現しない平滑筋細胞よりDNA合成の少数サイクルで生ずるこ とである(このタイプの合成について討議するため;クローニスAWおよびシュ ワルツ3M氏:損傷頚動脈における平滑筋移行の重要性rcirc Res J  56 :139〜145 (1985)。
監笠皇荻■ 8匹の雄スプラギューーダウレイ ラットを含む生体内実験パイロットを行った 。内膜病変を上述するようにフオガーテイ2Pバルーン カテーテルによって普 通頚動脈に加えた。4匹のラットには、組換えラットT−インターフェロンを7 日間にわたり1日に200,000 U、s、cで与え、他の4匹のう・ントに は同量の賦形薬(塩化ナトリウム溶液)を注射した。
すべてのラットをバルーニング後14日日に犠牲にし、1%ノでラホルムアルデ ヒドを含むリン酸緩衝液を注いで固定した。処理(左)および未処理(右)頚動 脈をOCT培地に埋置し、n−ヘキサン/液体窒素中でスナップ凍結した。10 μmクリオスタット セクションを100μmごとにカット・シ、ネオインチマ で占める区域をポイント−サンプリング法を用いる形態計測により調べた。結果 を表■に示す。
表■ γ−インクフェロン処理ラットおよび対照ラットにおけるネオ−内膜(Neo− intima)処理 n a s、d、p r −I FN 4 2.30 1.00 <0.01対照 4 4.80 0 .50 表中、nはラットの数を示し、およびaは平方マイクロメートルを示している。
スタデンツ t テストによる統計的分析T−インターフェロンによる処理は内 膜肥厚の進展を有意に抑制することを示しており、この抑制がTインターフェロ ン処理中止後、1週間持続することは注目すべきことである。この事は、内側細 胞が損傷後、臨界的な時点において複製および移行するという仮説を支持する。
この時点における増殖の抑制は病変の大きさを持続的に減少するように思われる 。
上述する実験は、明らかに、平滑筋細胞複製におけるT−インターフェロンの抑 制作用を示している。
このように、T−インターフェロンは、例えば内膜過形成により生ずる脈管狭窄 の治療に、および好適例において脈管手術および/または血管形成による動脈狭 窄の治療に用いることができる。γ−インターフェロンは治療効果を生ずるのに 十分な量でかかるγ−インターフェロンを含有する薬剤を患者に投与する必要が ある。特定の場合において要求される実際の投与量および治療時間は医師によっ て定めることができる。投与量は標的細胞、例えば表皮ケラチン細胞にクラスI I−MHC抗原の形質発現を誘導するのに十分な量にする必要がある。
T−インターフェロンとは、欧州公開特許出願明細書第77670号に記載され ているように生(native) T−インターフェロンのセクションを有する ポリペプチド、およびここに記載する方法により狭窄を抑制することのできるす べてのアミノ酸配列またはその他の変異体、または他の動物からの細胞を用いる 類似体を意味する。かかる変異体としては、アミノ酸残基を除去、挿入または置 換する特定部位の突然変異誘発の体位遺伝子または生成物を例示できる(例えば 、欧州公開特許明細書第146354号参照)。獣医学治療の場合、γ−インタ ーフェロンは治療すべき動物の種類に一致させて、または作用するように用いる 。ヒト治療においては、欧州特許出願明細書(EP) 77670号に示されて いる配列のdesCysTyrCys変異体の必要があり、必要に応じて最後の 4つの残基を翻訳プロセシングにおいて除去するC−末端変異体を用いることが できる。手配列を利用するT−インターフェロンは既知方法を用いる自然源から 精製により得ることができる。同じ分子またはその変異体は既知方法により組換 え源(recombinant 5ources)から得ることができる。
代表的な調剤はpns、oで注射/ m 1においてT−インターフェロン(2 0xlOfb) 1.0または0.2mg/ml、コハク酸0.27mg/a+ 1゜コハク酸二ナトリウム六水和物Q、73ag10+1、マンニトール40o +g/ml、ポリソルベート200.1mg/+nlまたは(qs ts)水1 gを含有する。この水性調剤は臨床により定められるように、ヒトにおいて最大 致死量以下の治療投与量で投与する。また、T−インターフェロンは再構成凍結 乾燥調剤から投与することができる。
γ−インターフェロンは、内膜損傷部位に治療投与量で任意の普通の投与経路で 、例えば静脈内または肺内経路で投与することができる。投与は治療レベルを維 持するのに十分に連続注入または丸薬投与することができる。T−インターフェ ロンは、必要に応じて狭窄を生ずる過程において少なくとも使用し、しかる後に 脈管構造を適当に治療するのに十分な時間にわたって継続使用することができる 。
TIME(DAYS) TIME(DAYS) Fig、3 TIME(hrs) F+9.4 TIME(nrs) Fig、5 7−IFN(U/mL) TIME(hrs) Fig、7 ’に一+FN(u7mL) 補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)中ド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.脈管狭窄の治療用薬剤の調製におけるγ−インターフェロンの使用。
  2. 2.脈管狭窄が動脈狭窄または閉塞の治療により再狭窄である請求の範囲1記載 のγ−インターフェロンの使用。
  3. 3.再狭窄が血管形成および/または脈管手術による動脈狭窄である請求の範囲 2記載のγ−インターフェロンの使用。
  4. 4.γ−インターフェロンを、治療効果を生ずるのに十分な量の前記インターフ ェロンを含有する調剤で、患者に投与することを特徴とする脈管狭窄治療におけ るγ−インターフェロンの使用方法。
  5. 5.脈管狭窄治療が動脈狭窄または閉塞の治療による再狭窄の治療である請求の 範囲4記載のγ−インターフェロンの使用方法。
  6. 6.再狭窄治療が脈管手術および/または血管形成による動脈狭窄治療である請 求の範囲5記載のγ−インターフェロンの使用方法。
JP1510051A 1988-09-30 1989-09-27 脈管狭窄の治療におけるγ―インターフェロンの使用 Expired - Lifetime JP2895896B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8803472A SE462364B (sv) 1988-09-30 1988-09-30 Anvaendning av gamma-interferon foer beredning av ett preparat foer behandling av vaskulaer stenos
SE8803472-3 1988-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04500966A true JPH04500966A (ja) 1992-02-20
JP2895896B2 JP2895896B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=20373494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1510051A Expired - Lifetime JP2895896B2 (ja) 1988-09-30 1989-09-27 脈管狭窄の治療におけるγ―インターフェロンの使用

Country Status (18)

Country Link
US (1) US5208019A (ja)
EP (1) EP0367735B1 (ja)
JP (1) JP2895896B2 (ja)
KR (1) KR0137017B1 (ja)
AT (1) ATE86869T1 (ja)
AU (1) AU623181B2 (ja)
CA (1) CA1338722C (ja)
DD (1) DD288094A5 (ja)
DE (1) DE68905438T2 (ja)
DK (1) DK174523B1 (ja)
HU (1) HU206988B (ja)
IE (1) IE63874B1 (ja)
IL (1) IL91796A (ja)
NZ (1) NZ230816A (ja)
PH (1) PH26293A (ja)
PT (1) PT91863B (ja)
SE (1) SE462364B (ja)
WO (1) WO1990003189A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031179A (ja) * 1995-11-30 2008-02-14 Berlex Lab Inc β−インターフェロンを使用して再狭窄を治療する方法

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5811447A (en) * 1993-01-28 1998-09-22 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
US6515009B1 (en) 1991-09-27 2003-02-04 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
CA2131550A1 (en) * 1992-02-05 1993-08-19 Andrew Zalewski Interferon gene therapy for the treatment of vascular disorders
US6251920B1 (en) 1993-05-13 2001-06-26 Neorx Corporation Prevention and treatment of cardiovascular pathologies
US5770609A (en) * 1993-01-28 1998-06-23 Neorx Corporation Prevention and treatment of cardiovascular pathologies
US6395494B1 (en) 1993-05-13 2002-05-28 Neorx Corporation Method to determine TGF-β
US6306421B1 (en) 1992-09-25 2001-10-23 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
US5957972A (en) * 1992-09-29 1999-09-28 Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona Implants possessing a surface of endothelial cells genetically-modified to inhibit intimal thickening
HU220969B1 (hu) * 1993-01-07 2002-07-29 Thomas Jefferson University A C-MYC-re specifikus antiszensz oligonukleotid alkalmazása simaizomsejtek proliferációjának szabályozásában
US6663881B2 (en) 1993-01-28 2003-12-16 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
US6491938B2 (en) 1993-05-13 2002-12-10 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
US5595722A (en) * 1993-01-28 1997-01-21 Neorx Corporation Method for identifying an agent which increases TGF-beta levels
US5981568A (en) 1993-01-28 1999-11-09 Neorx Corporation Therapeutic inhibitor of vascular smooth muscle cells
ATE406909T1 (de) * 1993-05-13 2008-09-15 Poniard Pharmaceuticals Inc Prävention und behandlung von pathologien, die mit einer abnormalen proliferationglatter muskelzellen verbunden sind
US6197789B1 (en) 1995-06-07 2001-03-06 Neorx Corporation Prevention and treatment of cardiovascular pathologies with tamoxifen analogues
US6323184B1 (en) 1993-10-15 2001-11-27 Thomas Jefferson University Arteriovenous and venous graft treatments: methods and compositions
US6133242A (en) * 1993-10-15 2000-10-17 Thomas Jefferson Univerisity Inhibition of extracellular matrix synthesis by antisense compounds directed to nuclear proto-oncogenes
US5449679A (en) * 1994-07-29 1995-09-12 Leonard; Robert J. Process and products for reducing biological fluid levels of a lipid soluble waste
US5665591A (en) * 1994-12-06 1997-09-09 Trustees Of Boston University Regulation of smooth muscle cell proliferation
US7611533B2 (en) * 1995-06-07 2009-11-03 Cook Incorporated Coated implantable medical device
EP0797998A4 (en) * 1995-11-17 2003-01-15 Toray Industries PROTECTION FOR ENDOTHEL CELLS
ES2314786T3 (es) 1998-04-02 2009-03-16 Genentech, Inc. Uso de interferon gamma para el tratamiento de la hipertrofia cardiaca.
US7524826B2 (en) * 2000-04-14 2009-04-28 Mcmaster University And Hamilton Health Sciences Corporation Method of inhibiting the generation of active thrombin on the surface of a cell within an atherosclerotic plaque
AU2002310922A1 (en) * 2001-05-04 2002-11-18 Institute Of Molecular And Cell Biology Interferons in the treatment of ischemia
AU2005211385B2 (en) 2004-02-02 2008-12-11 Ambrx, Inc. Modified human growth hormone polypeptides and their uses

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3261761D1 (en) * 1981-07-14 1985-02-14 Efamol Ltd Pharmaceutical and dietary composition when used for enhancement of 1-series pg production
US5096705A (en) * 1981-10-19 1992-03-17 Genentech, Inc. Human immune interferon
US4454115A (en) * 1981-10-23 1984-06-12 Wisconsin Alumni Research Foundation Method of reducing the level of low density lipoproteins in the serum of a patient
US4483849A (en) * 1983-01-07 1984-11-20 Carter William A Stabilization and purification of interferon with propylene glycol, resulting in a non-toxic product
JPS6069037A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Sunstar Inc エリテマト−デス治療用外用剤
US4680175A (en) * 1984-02-07 1987-07-14 Interferon Sciences, Inc. Interferon administration vehicles
US4605555A (en) * 1984-09-20 1986-08-12 Sun Star Kabushiki Kaisha Composition and method for treating keratosic disorder of skin and mucosa
US4946674A (en) * 1984-10-05 1990-08-07 Bioferon Biochemische Substanzen Gmbh & Co. Process for treatment of rheumatic diseases
IL78444A (en) * 1986-04-08 1992-05-25 Yeda Res & Dev Human gamma interferon-specific receptor protein,antibody against said protein,and compositions containing said protein and antibody
US5026544A (en) * 1988-02-16 1991-06-25 Board Of Reagents, The University Of Texas System Methods and compositions for inhibiting the growth of neoplastic cells

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031179A (ja) * 1995-11-30 2008-02-14 Berlex Lab Inc β−インターフェロンを使用して再狭窄を治療する方法

Also Published As

Publication number Publication date
HUT57063A (en) 1991-11-28
ATE86869T1 (de) 1993-04-15
IL91796A (en) 1994-10-07
IL91796A0 (en) 1990-06-10
PH26293A (en) 1992-04-10
EP0367735B1 (en) 1993-03-17
JP2895896B2 (ja) 1999-05-24
DE68905438D1 (de) 1993-04-22
SE8803472A (ja) 1988-09-30
SE462364B (sv) 1990-06-18
DD288094A5 (de) 1991-03-21
PT91863B (pt) 1995-05-31
DE68905438T2 (de) 1993-09-30
SE8803472D0 (sv) 1988-09-30
DK56291D0 (da) 1991-03-27
NZ230816A (en) 1997-06-24
AU623181B2 (en) 1992-05-07
DK56291A (da) 1991-05-24
US5208019A (en) 1993-05-04
HU895542D0 (en) 1991-10-28
WO1990003189A1 (en) 1990-04-05
CA1338722C (en) 1996-11-19
AU4305189A (en) 1990-04-18
DK174523B1 (da) 2003-05-12
KR0137017B1 (ko) 1998-04-25
EP0367735A1 (en) 1990-05-09
PT91863A (pt) 1990-03-30
IE893123L (en) 1990-03-30
KR900701308A (ko) 1990-12-01
IE63874B1 (en) 1995-06-14
HU206988B (en) 1993-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04500966A (ja) 脈管狭窄の治療におけるγ―インターフェロンの使用
Hansson et al. Gamma-interferon regulates vascular smooth muscle proliferation and Ia antigen expression in vivo and in vitro.
JP2828250B2 (ja) 真性糖尿病の治療
US5318957A (en) Method of stimulating angiogenesis
JP4307561B2 (ja) 創傷の治癒
JP2001519815A (ja) アレルゲン誘発性障害の治療におけるラクトフェリンの使用
JPH05506030A (ja) 哺乳動物に組織修復促進の傾向を与える方法
WO1995029694A1 (fr) Accelerateur d'hydrolyse du collegene
JP2934023B2 (ja) コルチコステロイド治療組成物
EP3154551B1 (en) The use of dextran sulfate having an average molecular weight below 10000 da for inducing angiogenisis in a subject
US20210395327A1 (en) Growth Hormone-Releasing Hormone Antagonists and Uses Thereof
JP2002524420A (ja) 脈管形成に有効な単位用量のfgf−2および使用方法
JPH02209812A (ja) 乾癬治療用医薬組成物
JPH05163222A (ja) コラーゲン過剰合成疾患治療剤
JP2005531628A (ja) 肺線維症の処置のための4−(4−メチルピペラジン−1−イルメチル)−n−[4−メチル−3−(4−ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イルアミノ)フェニル]−ベンズアミド
JPH03500660A (ja) 血管閉塞抑制剤
WO2023218048A1 (en) Resomelagon and its derivatives for the treatment of cardiovascular disease, hypertension and atherosclerosis
JPH02502011A (ja) 治療化合物、組成物及びそれらの用途
JPH08508710A (ja) 新規処置方法
EP4322941A1 (en) Combination comprising ribociclib and amcenestrant
JPH0429936A (ja) 悪性脳腫瘍治療用医薬組成物
JP2688733B2 (ja) 消化管粘膜障害の予防及び治療剤
CN116139247A (zh) 一类订书肽化合物在制备治疗肺纤维化的药物中的应用
JPH10504567A (ja) 急性腎不全の治療用医薬の製造のためのザプリナストの使用
JPH07138183A (ja) 胃・十二指腸疾患治療剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 11